JP2000205891A - 盲人用誘導案内装置 - Google Patents

盲人用誘導案内装置

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JP2000205891A
JP2000205891A JP946599A JP946599A JP2000205891A JP 2000205891 A JP2000205891 A JP 2000205891A JP 946599 A JP946599 A JP 946599A JP 946599 A JP946599 A JP 946599A JP 2000205891 A JP2000205891 A JP 2000205891A
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JP
Japan
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voice
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guidance
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Application number
JP946599A
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English (en)
Inventor
Masahiro Muramatsu
正浩 村松
Mitsuhiko Oshikiri
光彦 押切
Isato Miyawaki
勇人 宮脇
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Panasonic Holdings Corp
Original Assignee
Matsushita Electric Industrial Co Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 盲人者を確実に目的地まで誘導することがで
きる盲人用誘導案内装置を提供する。 【解決手段】 盲人用誘導案内装置1は、現在位置を検
出するGPS部11と、目的地を設定するリモコン操作
部40と、GPS部11で検出された現在位置及び設定
された目的地を記憶中の地図データから検索し、さら
に、この検索された現在位置及び目的地間の経路を地図
データから検索するナビゲーション部31と、この検索
された経路をヘッドホン部20を介して音声案内する音
声合成部33とを有している。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、目の不自由な人(
以下、単に盲人者と言う) を目的地まで誘導する盲人用
誘導案内装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、盲人者が目的地に行こうとする場
合には、盲導犬や杖を頼りにして、盲人者自身が路面状
態を認識することで、自分の現在位置を認識し、目的地
まで行くことができる。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、例えば
盲人者が普段立ち寄らない目的地に行こうとする場合、
目的地までの最短経路を選択したり、目的地までの経路
にある危険個所を認識することは難しく、最悪の場合、
盲人者は目的地に辿り着くことができないといった問題
点があった。
【0004】本発明は上記の問題点に着目してなされた
ものであり、その目的とするところは、盲人者を確実に
目的地まで誘導することができる盲人用誘導案内装置を
提供することにある。
【0005】
【課題を解決するための手段】上記の目的を達成するた
めに、本発明に係る盲人用誘導案内装置は、地図データ
を記憶した地図記憶手段と、現在位置を検出する位置検
出手段と、目的地を設定する目的地設定手段と、前記位
置検出手段で検出された現在位置及び目的地設定手段で
設定された目的地を地図記憶手段が記憶中の地図データ
から検索する地図検索手段と、この地図検索手段で検索
された現在位置及び目的地間の経路を地図データから検
索する経路検索手段と、この経路検索手段で検索された
経路を音声案内する音声案内手段とを備えたものであ
る。
【0006】また、上記の目的を達成するために、本発
明に係る盲人用誘導案内装置は、地図データを記憶した
地図記憶手段と、現在位置を検出する位置検出手段と、
目的地を設定する目的地設定手段と、前記位置検出手段
で検出された現在位置及び目的地設定手段で設定された
目的地を地図記憶手段が記憶中の地図データから検索す
る地図検索手段と、この地図検索手段で検索された現在
位置及び目的地間の経路を地図データから検索する経路
検索手段と、この経路検索手段で検索された経路を音声
案内する音声案内手段と、進行方向に超音波信号を発信
する超音波発信手段と、この超音波信号の反射信号を受
信する超音波受信手段と、この超音波受信手段で受信さ
れた反射信号に基づいて、進行方向の障害物を検知する
障害物検知手段とを有するものである。
【0007】従って、本発明の盲人用誘導案内装置によ
れば、目的地設定手段で目的地を設定して、現在位置か
ら目的地までの経路を音声案内するようにしたので、盲
人者を確実に目的地まで誘導することができるばかり
か、リアルタイムに障害物を検知することができ、盲人
者を安全に誘導することができる。
【0008】
【発明の実施の形態】請求項1の発明に係る盲人用誘導
案内装置は、地図データを記憶した地図記憶手段と、現
在位置を検出する位置検出手段と、目的地を設定する目
的地設定手段と、前記位置検出手段で検出された現在位
置及び目的地設定手段で設定された目的地を地図記憶手
段が記憶中の地図データから検索する地図検索手段と、
この地図検索手段で検索された現在位置及び目的地間の
経路を地図データから検索する経路検索手段と、この経
路検索手段で検索された経路を音声案内する音声案内手
段とを有することを特徴とする。
【0009】かかる構成により、目的地設定手段で目的
地を設定して、現在位置から目的地までの経路を音声案
内するようにしたので、盲人者を確実に目的地まで誘導
することができる。
【0010】また、請求項2の発明に係る盲人用誘導案
内装置は、地図データを記憶した地図記憶手段と、現在
位置を検出する位置検出手段と、目的地を設定する目的
地設定手段と、前記位置検出手段で検出された現在位置
及び目的地設定手段で設定された目的地を地図記憶手段
が記憶中の地図データから検索する地図検索手段と、こ
の地図検索手段で検索された現在位置及び目的地間の経
路を地図データから検索する経路検索手段と、この経路
検索手段で検索された経路を音声案内する音声案内手段
と、進行方向に超音波信号を発信する超音波発信手段
と、この超音波信号の反射信号を受信する超音波受信手
段と、この超音波受信手段で受信された反射信号に基づ
いて、進行方向の障害物を検知する障害物検知手段とを
有することを特徴とする。
【0011】かかる構成により、上記した請求項1の発
明の作用効果と同じ作用効果を奏し得るばかりか、リア
ルタイムに障害物を検知することができ、盲人者を安全
に誘導することができる。
【0012】また、請求項3の発明に係る盲人用誘導案
内装置は、請求項2に記載の盲人用誘導案内装置におい
て、地図記憶手段を、予め地図データを記憶したナビゲ
ーション部で構成し、位置検出手段を通信動作で現在位
置を検出するGPS部で構成し、目的地設定手段を目的
地を設定する本体操作部およびリモコン操作部で構成
し、地図検索手段を、位置検出手段で検出された現在位
置及び目的地設定手段で設定された目的地を地図記憶手
段が記憶中の地図データから検索するナビゲーション部
で構成し、経路検索手段を地図検索手段で検索された現
在位置及び目的地間の経路を地図データから検索するナ
ビゲーション部で構成し、音声案内手段を経路検索手段
で検索された経路を音声案内する音声合成部で構成し、
超音波発信手段を、進行方向に超音波信号を発信する盲
人者の進行方向による指向性や、盲人者の周辺環境によ
る無指向性で超音波信号を発信する超音波送受信部の発
信部で構成し、超音波受信手段を、超音波信号の反射信
号を受信する超音波送受信部の受信部で構成し、障害物
検知手段を超音波受信手段で受信された反射信号に基づ
いて、進行方向の障害物を検知する超音波処理部で構成
したことを特徴とする。
【0013】かかる構成により、上記した請求項1の発
明の作用効果と同じ作用効果を奏し得るばかりか、リア
ルタイムに障害物を検知することができ、盲人者を安全
に誘導することができる。
【0014】また、請求項4の発明に係る盲人用誘導案
内装置は、請求項2に記載の盲人用誘導案内装置構成に
おいて、現在位置検出手段、超音波発信手段、超音波受
信手段及び障害物検知手段を一体にし、これらを盲人用
の帽子に設けたことを特徴とする。
【0015】かかる構成により、上記した請求項1の発
明の作用効果と同じ作用効果を奏し得るばかりか、帽子
を被るだけで盲人者に負担をかけるようなことはない。
【0016】また、請求項5の発明に係る盲人用誘導案
内装置は、請求項1乃至請求項3に記載の盲人用誘導案
内装置において、音声案内手段からの音声案内をヘッド
ホンで音声出力するようにしたことを特徴とする。
【0017】かかる構成により、上記した請求項1の発
明の作用効果と同じ作用効果を奏し得るばかりか、盲人
者側に確実に音声案内を認識させることができる。
【0018】また、請求項6の発明に係る盲人用誘導案
内装置は、請求項1乃至請求項3に記載の盲人用誘導案
内装置において、地図記憶手段が、地図データ等を記憶
した記録媒体から当該地図データ等を読み出し記憶する
ようにしたものである。
【0019】かかる構成により、上記した請求項1の発
明の作用効果と同じ作用効果を奏し得るばかりか、地図
データの変化、例えば市街地等の変化に対応することが
できる。
【0020】また、請求項7の発明に係る盲人用誘導案
内装置は、請求項1乃至請求項3に記載の盲人用誘導案
内装置において、地図記憶手段には、地図データ内の各
地点に対応した電話番号が記憶されており、目的地設定
手段は電話番号を入力することで、この電話番号に対応
した目的地を設定することを特徴とする。
【0021】かかる構成により、上記した請求項1の発
明の作用効果と同じ作用効果を奏し得るばかりか、単に
電話番号を入力するだけで目的地を簡単に設定すること
ができるので、盲人者の操作負担を著しく軽減すること
ができる。
【0022】また、請求項8の発明に係る盲人用誘導案
内装置は、請求項1乃至請求項3に記載の盲人用誘導案
内装置において、地図記憶手段には、地図データ内の各
地点に対応した住所が記憶されており、目的地設定手段
は住所を入力することで、この住所に対応した目的地を
設定することを特徴とする。
【0023】かかる構成により、上記した請求項1の発
明の作用効果と同じ作用効果を奏し得るばかりか、住所
を入力するだけで目的地を簡単に設定することができる
ので、盲人者の操作負担を著しく軽減することができ
る。
【0024】また、請求項9の発明に係る盲人用誘導案
内装置は、請求項1乃至請求項3に記載の盲人用誘導案
内装置において、地図記憶手段には、地図データ内の各
地点に対応した郵便番号が記憶されており、目的地設定
手段は郵便番号を入力することで、この郵便番号に対応
した目的地を設定することを特徴とする。
【0025】かかる構成により、上記した請求項1の発
明の作用効果と同じ作用効果を奏し得るばかりか、単に
郵便番号を入力するだけで目的地を簡単に設定すること
ができるので、盲人者の操作負担を大幅に軽減すること
ができる。
【0026】また、請求項10の発明に係る盲人用誘導
案内装置は、請求項1乃至請求項3に記載の盲人用誘導
案内装置において、目的地設定手段は、目的地の設定を
テンキーで行うことを特徴とする。
【0027】かかる構成により、上記した請求項1の発
明の作用効果と同じ作用効果を奏し得るばかりか、テン
キーの簡単な操作で目的地を設定することができる。
【0028】また、請求項11の発明に係る盲人用誘導
案内装置は、請求項1乃至請求項3に記載の盲人用誘導
案内装置において、目的地設定手段は、音声を識別する
音声識別手段を有し、この音声識別手段で識別された音
声で目的地を設定することを特徴とする。
【0029】かかる構成により、上記した請求項1の発
明の作用効果と同じ作用効果を奏し得るばかりか、目的
地に対応する音声を入力するだけで、盲人者の目的地設
定に要する操作負担を大幅に軽減することができる。
【0030】また、請求項12の発明に係る盲人用誘導
案内装置は、請求項1乃至請求項11に記載の盲人用誘
導案内装置において、遠隔操作で目的地を設定する遠隔
操作部を設けたことを特徴とする。
【0031】かかる構成により、上記した請求項1の発
明の作用効果と同じ作用効果を奏し得るばかりか、遠隔
操作でも目的地を設定することができる。
【0032】また、請求項13の発明に係る盲人用誘導
案内装置は、請求項1乃至請求項3に記載の盲人用誘導
案内装置において、経路検索手段で経路検索時の現在位
置を記憶する位置記憶手段を有し、音声案内手段で経路
案内中に所定信号を検出すると、位置記憶手段が記憶中
の現在位置から所定信号検出時の現在位置までの距離及
び所要時間に基づいて移動時速を算出し、この移動時速
に基づいて所定信号検出時の現在位置から目的地までの
所要時間を算出する制御手段とを有し、この制御手段
は、前記音声案内手段で経路案内中に所定信号を検出す
ると、所定信号検出時の現在位置から目的地までの所要
時間を音声出力させることを特徴とする。
【0033】かかる構成により、上記した請求項1の発
明の作用効果と同じ作用効果を奏し得るばかりか、音声
案内手段による音声案内中に所定信号を検出すると、こ
の地点から目的地までの残り所要時間を音声案内するよ
うにしたので、盲人者は目的地までの残り所要時間を認
識することができる。
【0034】また、請求項14の発明に係る盲人用誘導
案内装置は、請求項11に記載の盲人用誘導案内装置に
おいて、目的地設定手段の音声識別手段で目的地として
の施設を音声識別すると、地図検索手段は、この音声識
別された施設のうち、現在位置から最も隣接する施設を
地図記憶手段で記憶中の地図データから検索し、この検
索された地図データから現在位置及び目的地間の経路を
経路検索手段で検索し、この検索された経路を音声案内
手段で音声案内することを特徴とする。
【0035】かかる構成により、上記した請求項1の発
明の作用効果と同じ作用効果を奏し得るばかりか、施設
に対応する音声を入力するだけで、現在位置から最も隣
接した施設までの経路案内を受けることができるので、
盲人者にとっては非常に使い勝手が良い。
【0036】(実施の形態)以下、本発明に係る盲人用
誘導案内装置の実施の形態を図面に基づいて説明する。
図1は本発明に係る盲人用誘導案内装置の内部の概略構
成を示すブロック図である。
【0037】図1に示す盲人用誘導案内装置1は、例え
ばナビゲーションシステム等で使用されている地球位置
情報システム( 以下、単にGPSと称する) を採用して
おり、例えばGPS衛星との間で通信動作を行う通信部
10と、盲人者に音声メッセージ等を伝えるヘッドホン
部20と、この装置全体を制御する本体装置30と、こ
の本体装置30を遠隔操作するリモコン操作部40とを
有している。
【0038】通信部10は、GPS衛星との間で通信動
作を行うことで盲人者の現在位置情報を得るGPS部1
1と、超音波を発信し、この超音波の反射波に基づいて
障害物等を検知する超音波送受信部12とを有してい
る。
【0039】この超音波送受信部12は、例えば盲人者
の進行方向による指向性や、盲人者の周辺環境による無
指向性で超音波信号を発信する発信部と、この超音波信
号の反射信号を受信する受信部とで構成し、この受信部
で反射信号を受信することで障害物を検知するものであ
る。尚、この通信部10は、図3に示す盲人者がかぶる
帽子50上に備えられている。
【0040】ヘッドホン部20は、経路案内等の音声メ
ッセージを音声出力するものであり、マイクロホン部2
1は、例えば目的地設定操作等を音声指示する音声入力
するものである。尚、このヘッドホン部20は、盲人者
の両耳を塞ぐような形態ではなく、周辺環境の音が受聴
できるように片耳のみを塞ぐような形態をとることで、
盲人者への安全性の便宜を図るものである。
【0041】さらに、本体装置30には、地図データ等
を記憶したCD、DVD等の記録媒体から当該地図デー
タ等を読み出して記憶するナビゲーション部31と、超
音波送受信部21の受信部で得られる反射信号に基づい
て障害物等の周辺環境データを認識する超音波処理部3
2と、例えば目的地設定操作を盲人者に促す案内や目的
地までの経路を案内に関わる音声データを生成し、この
音声データをヘッドホン部20に音声出力させる音声合
成部33と、マイクロホン部21で抽出された音声を音
声認識する音声識別部34と、様々な指令を入力する本
体操作部35と、この本体装置30全体に電力を供給す
るバッテリー部36とを有している。
【0042】また、リモコン操作部40は本体装置30
を遠隔操作するものであり、図2に示すように点字41
aを添えたテンキー41と、ヘッドホン部20のボリュ
ームを調整する音量調整部42と、本体装置30の電源
をオンオフする電源スイッチ43と、音声ミュートをか
ける消音キー44と、音声メッセージを一時停止する一
時停止キー45と、目的地等をマニュアル操作で検索す
る検索スタートキー46とを有している。尚、このリモ
コン操作部40は、本体装置30を遠隔操作する以外に
は、前述した本体操作部35と同様の働きを担うもので
ある。
【0043】ナビゲーション部31は、記録媒体から地
図データ等を読み出し、また、例えば目的地の住所や、
電話番号又は郵便番号を入力するだけで目的地の地図デ
ータを認識し、GPS部11から得られた現在位置情報
と、この目的地の地図データとに基づいて、現在位置か
ら目的地までの経路を認識し、リアルタイムに目的地ま
での経路を盲人者に通知することができるものである。
尚、このナビゲーション部31においては、電話番号や
郵便番号に対応した住所をデータとして記憶されている
ものとする。
【0044】さらに、この地図データには、交差点や、
銀行、コンビニエンスストアや病院等の周辺店舗や、盲
人者にとっては危険と思われる危険個所、駅内のホーム
案内、バスの停留所案内、タクシー乗場案内等、きめ細
かい案内情報をも含まれるようにしている。
【0045】そして、予め地図データを記憶したDVD
等の記録媒体で当該地図データを入力した、例えばナビ
ゲーション部31は地図記憶手段を構成しており、ま
た、GPS衛星との通信動作現在位置を検出する、例え
ばGPS部11は位置検出手段を構成しており、また、
目的地を設定する、テンキー等を備えた、例えば本体操
作部35やリモコン操作部40は目的地設定手段を構成
しており、位置検出手段で検出された現在位置及び目的
地設定手段で設定された目的地を地図記憶手段に記憶中
の地図データから検索する、例えばナビゲーション部3
1は地図検索手段を構成しており、また、この地図検索
手段で検索された現在位置及び目的地間の経路を地図デ
ータから検索する、例えばナビゲーション部31は経路
検索手段を構成しており、この経路検索手段で検索され
た経路を音声案内する、例えば音声合成部33は音声案
内手段を構成している。
【0046】進行方向に超音波信号を発信する、例えば
盲人者の進行方向による指向性や、盲人者の周辺環境に
よる無指向性で超音波信号を発信する超音波送受信部1
2の発信部は超音波発信手段を構成しており、この超音
波信号の反射信号を受信する、例えば発信部12で発信
された超音波信号の反射信号を受信する超音波送受信部
の受信部12は超音波受信手段を構成しており、この超
音波受信手段で受信された反射信号に基づいて、進行方
向の障害物を検知する、例えば超音波処理部32は障害
物検知手段を構成している。また、経路検索手段による
経路検索時の現在位置を記憶する部位が位置記憶手段を
構成している。
【0047】また、制御手段は、音声案内中に所定信号
を検出すると、位置記憶手段が記憶中の現在位置から所
定信号検出時の現在位置までの距離及び所要時間に基づ
いて移動時速を算出し、この移動時速に基づいて所定信
号検出時の現在位置から目的地までの所要時間を算出す
る、例えばナビゲーション部31に相当するものであ
る。
【0048】次に本実施の形態に示す盲人用誘導案内装
置1の動作及び盲人用誘導案内装置1の使用方法につい
て説明する。
【0049】盲人者が経路案内対象の目的地を設定する
場合には、電源スイッチ42を介して本体装置30の電
源をオンした後、次のような動作及び操作を行う。
【0050】本体装置30は、テンキー41の“#”が
入力されると、目的地の設定動作を盲人者に促すため
に、「電話番号により目的地の設定を行う場合は“1”
を、住所により目的地の設定を行う場合は“2”を、郵
便番号により目的地の設定を行う場合は“3”を押下し
て下さい。」といった音声案内を音声合成部33からヘ
ッドホン部20へ音声出力する。
【0051】さらに、本体装置30は、電話番号による
目的地の経路案内設定を示す“1”が入力されると、
「電話番号により設定します。発信音の後に電話番号を
入力し、その後、“#”を押下して下さい。」といった
音声メッセージを音声出力する。
【0052】さらに、本体装置30は、所望目的地に対
応する電話番号、例えば“0123456789”及び
“#”が入力されると、盲人者に入力した電話番号の確
認を行うために、「0123456789番ですね。O
Kであれば#を押して下さい。」といった音声メッセー
ジを音声出力する。
【0053】また、本体装置30では、この入力確認を
示す“#”が入力されると、「0123456789番
を受け付けました。OKであれば“1”を、再度設定を
やり直す場合には“2”を押下して下さい。」といった
音声メッセージを音声出力する。
【0054】さらに本体装置30は、OKであることを
示す“1”が入力されると、この電話番号による目的地
案内を受け付けた旨を盲人者に伝えるべく、「受け付け
ました。案内を開始するときは“*”を押下して下さ
い」といった音声メッセージを音声出力する。
【0055】そして、本体装置30は、経路案内開始を
促す“*”が入力されると、経路案内動作を開始する。
【0056】この本体装置30のナビゲーション部31
においては、盲人者の帽子50に備え付けたGPS部1
1を介して現在位置情報を認識し、この現在位置情報に
基づいて盲人者の現在位置を認識すると共に、超音波送
受信部12からの反射信号に基づいて盲人者の進行方向
を認識する。
【0057】本体装置30は、盲人者の目的地までの経
路で目印となる交差点や店舗に近づいたところで順次に
音声合成部33を介して音声出力することで、盲人者に
経路があっていることを認識させる。
【0058】さらに、本体装置30は、この目的地まで
の経路で危険個所に盲人者が近づいたことを超音波処理
部32及びナビゲーション部31を介して検出すると、
盲人者に危険個所であることを警告する音声メッセージ
を音声出力する。
【0059】また、この本体装置30側においては、こ
の経路案内中に“#”が入力されると、経路案内開始時
の位置情報及び現在位置情報、及び経路案内開始の地点
から現在地までの移動時間に基づいて、盲人者の移動時
速を算出し、さらに、この移動時速に基づいて現在地か
ら目的地までの所要時間を算出し、この所要時間を音声
出力する。つまり、盲人者は目的地までの残りの所要時
間を認識することで安心感を得ることができる。
【0060】このようにして盲人者は目的地の電話番号
を入力するだけで、目的地までの経路案内を得ることが
でき、さらには目的地までのきめこまかい音声メッセー
ジに誘導されながら、目的地までの経路を間違えること
なく、安全、かつ確実に目的地に辿り着くことができ
る。
【0061】また、上述したように盲人者は目的地の電
話番号だけでなく、目的地の住所でも目的地までの経路
案内を設定することもできる。
【0062】ここで盲人者が所望する目的地の住所が
“神奈川県横浜市X区一丁目1番地”である場合を例に
あげて説明する。
【0063】この場合、本体装置30は、住所による目
的地の経路案内設定を示す“2”が入力されると、住所
による設定の方法を盲人者に伝えるべく、「住所により
目的地案内を設定します。住所の都道府県名が北海道の
場合は“1”を、…神奈川県の場合は“15”を、沖縄
県の場合には“47”を押下して下さい。その後、
“#”を押下して下さい。」といった音声メッセージを
音声出力する。
【0064】この場合、盲人者は神奈川県を示す“1
5”を入力することになる。本体装置30は、神奈川県
を示す“15”が入力されると、この入力を確認するた
めに「神奈川県ですね。OKなら“1”を、再度やり直
すのであれば“2”を押下して下さい。」といった音声
メッセージを音声出力する。
【0065】さらに、本体装置30は、盲人者からの確
認を示す“1”が入力されると、都道府県名の指定がO
Kであると認識して、次に市町村名の指定を盲人者に促
すべく、「市町村名が横浜市の場合には“1”を、川崎
市の場合には“2”を、…を押下して下さい。その後、
“#”を押下して下さい。」といった音声メッセージを
音声出力する。このような動作を繰り返して、区名等ま
で指定させる。
【0066】さらに、番地の指定操作について、本体装
置30は、「X区ですね。番地を押下して下さい。丁
番、番地がある場合には、丁番及び番地の区切り毎に
“*”を押下して下さい。最後に“#”を押下して下さ
い。」といった音声メッセージを音声出力する。そし
て、本体装置30が、一丁目一番地を示す“1*1#”
が入力されると、「1丁目1番地ですね。OKなら
“1”を、再度やり直すのであれば“2”を押下して下
さい。」といった音声メッセージを音声出力する。
【0067】さらに、本体装置30は、確認OKを示す
“1”が入力されると、「受付けました。住所は神奈川
県横浜市X区一丁目一番地でよろしいですか。OKなら
“1”を、再度やり直すのであれば“2”を押下して下
さい。」といった音声メッセージを音声出力する。
【0068】さらに、本体装置30は、“1”が入力さ
れると、経路案内の開始を盲人者に促すために「受付け
ました。経路案内を開始するときは“*”を押下して下
さい。」といった音声メッセージを音声出力する。そし
て、盲人者が“*”を押下した場合には、本体装置30
は前述した電話番号による目的地設定時における経路案
内と同様に目的地までの経路案内動作を実行する。
【0069】このようにして盲人者は目的地の住所を入
力するだけで、目的地までの経路案内を得ることがで
き、さらには目的地までのきめこまかい音声メッセージ
に誘導されながら、目的地までの経路を間違えることな
く、安全、かつ確実に目的地に辿り着くことができる。
【0070】また、上述したように盲人者は目的地の電
話番号や住所の入力だけでなく、目的地の郵便番号入力
でも目的地の経路案内を設定することができる。例えば
盲人者の目的地の郵便番号が“123−4567”であ
る場合を例にあげて説明する。
【0071】この場合、盲人者は目的地の郵便番号によ
る設定を示す“3”をテンキー入力する。本体装置30
は、郵便番号入力による目的地の経路案内設定を示す
“3”が入力されると、住所による設定の方法を盲人者
に伝えるべく、「郵便番号により目的地案内を設定しま
す。ハイフンを“*”で区切って郵便番号を押下して下
さい。その後、#を押下して下さい。」といった音声メ
ッセージを音声出力する。
【0072】前記本体装置30は、郵便番号を示す“1
23−4567”及び“#”が入力されると、“123
−4567”に対応する住所をナビゲーション部31の
地図データから読み出し、「郵便番号“123−456
7”に対応する住所を呼び出します。神奈川県横浜市X
区ですね。OKなら“1”を、再度やり直すのであれば
“2”を押下して下さい。」といった音声メッセージを
音声出力する。
【0073】そして、盲人者は、丁番や番地を特定する
ために前述した入力操作を行うことで、本体装置30
は、目的地までの経路案内を設定する。
【0074】このように目的地に対応する郵便番号を入
力してある程度までの住所を特定することができるの
で、盲人者は、郵便番号と丁番や番地を入力するだけ
で、目的地までの経路案内を簡単に設定することができ
る。
【0075】また、この盲人用経路誘導装置1において
は、目的地への経路案内を設定する際に本体操作部35
やリモコン操作部40で電話番号等を入力するようにし
たが、この入力操作の代わりにマイクロホン部21で電
話番号を音声入力することもできる。この場合には、前
述した音声識別部34がマイクロホン部21からの音声
を認識し、この音声に対応した電話番号、住所や郵便番
号の入力を、上述した操作部によるキー入力操作と同様
に受け付けることができる。
【0076】このようなマイクロホン部21の音声入力
による目的地の設定動作について説明する。
【0077】盲人者は、前述したとおり、通常の設定操
作に応じて、「電話番号により設定します。発信音の後
に電話番号を入力し、その後、“#”を押下してくださ
い。」の音声メッセージを受聴する。
【0078】盲人者は、この音声メッセージを受聴する
と、所望目的地に対応する電話番号、例えば“0123
456789”及び、“#”をマイクロホン部を介して
口頭で音声入力する。すると、本体装置30は、この音
声入力による電話番号を音声識別部34で認識し、「0
123456789番ですね。OKであれば“#”を押
下して下さい。」の音声メッセージを音声出力する。
【0079】そして、盲人者はOKであれば、本体装置
30は、盲人者から“#”の音声入力を認識し、目的地
設定を完了し、この後、“*”を音声入力することで通
常通り、目的地までの経路案内を開始する。
【0080】また、本体装置30は、経路案内中に
“#”が入力されると、現在地点から目的地までの残り
所要時間を音声アナウンスするようにしている。つま
り、この本体装置30においては、経路案内中に“#”
が入力されると、経路案内開始時の地点の位置情報、現
在位置の位置情報及び、経路開始地点から現在位置まで
の所要時間に基づいて盲人者の時速を算出し、この時速
及び、現在位置から目的地までの距離に基づいて目的地
までの残り所要時間を算出し、この残り所要時間を音声
合成部33を介して音声出力する。また、本体装置30
は、目的地設定中に“00”が押下されると、現在設定
中の目的地設定動作を中止する。
【0081】また、本体装置30は、目的地の設定入力
しなくても、前記マイクロホン部21を介して「検索開
始」が音声入力されると、「検索を開始します。行きた
い施設名を言って下さい。」といった音声メッセージを
音声出力する。
【0082】そして、例えば病院といった施設名が音声
入力されると、「病院ですね。検索します。」の音声メ
ッセージを音声出力しながら、現在位置に最も近い病院
を検索し、この病院までの経路案内を開始する。
【0083】つまり、本体装置30は、「病院」といっ
た施設名を音声識別部34で認識すると、この盲人者の
現在位置周辺の地図データをナビゲーション部31から
読み出し、この盲人者のもっと近い病院を検索し、この
検索された病院を目的地として設定し、この病院までの
経路案内を開始するものである。
【0084】このように、例えば外出中に、ある施設に
立ち寄りたくなったとしても、この施設を音声入力する
だけで、現在位置から最も近い施設を地図データから検
索し、この施設への経路案内を開始するようにしたの
で、盲人者は簡単に所望施設に安全かつ確実に辿り着く
ことができる。
【0085】また、この盲人用経路誘導装置1は、電話
番号を入力することで目的地を設定するようにしている
が、仮に盲人者が入力した電話番号が地図データに登録
されていない場合も考えられる。
【0086】そこで、このような場合、本体装置30
は、「電話番号が登録されておりません。施設名称で目
的地の設定をお願いします。」の音声メッセージを音声
出力することで、施設名称の音声入力で目的地の設定を
促すようにしている。
【0087】従って、本実施の形態によれば、目的地に
対応した住所や電話番号を入力するだけで簡単に目的地
を設定することができ、目的地までの経路を間違えるこ
となく盲人者を安全かつ確実に誘導案内することができ
る。
【0088】さらに、目的地に対応した郵便番号の入力
によって、ある程度までの住所入力を簡略化すること
で、盲人者は、郵便番号及び丁番や番地を入力するだけ
で、簡単に経路案内に関わる目的地を設定することがで
きる。
【0089】さらに、本実施の形態によれば、経路案内
中に“#”を入力するだけで、現在位置から目的地まで
の到着予定時間を音声出力するようにしたので、盲人者
は、この到着予定時間によって、まだ到着しないのかと
いう不安に駆られることはない。
【0090】また、本実施の形態によれば、例えば外出
中に、ある施設に立ち寄りたくなっても、この施設名を
音声入力するだけで、現在位置から最も近い施設を地図
データから検索し、この施設への経路案内を開始するよ
うにしたので、盲人者は簡単に所望施設に誘導される。
尚、上記実施の形態においては、電話番号を入力するこ
とで目的地を設定するようにしているが、仮に盲人者が
入力した電話番号が地図データに登録されていない場合
も考えられる。
【0091】このような場合、本体装置30は、「電話
番号が登録されておりません。施設名称で目的地の設定
をお願いします。」の音声メッセージを音声出力し、施
設名称の音声入力で目的地の設定を促すようにしてい
る。
【0092】尚、上記実施の形態においては、図3に示
すように盲人者がかぶる帽子50上に通信部10を設
け、この通信部10と、ヘッドホン部20とを別体にす
るようにしたが、図4に示すようにヘッドホン部20及
び通信部10を一体とするようにしても良いことは言う
までもない。さらに、図5に示すように通信部10、ヘ
ッドホン部20及びマイクロホン部21を一体とするよ
うにしても良い。
【0093】また、上記実施の形態において、盲人者は
ヘッドホン部20で音声メッセージを音声出力するよう
にしたが、イヤホンで音声出力するようにしても良いこ
とは言うまでもない。
【0094】また、上記実施の形態に示す盲人用誘導案
内装置1においては、映像入出力端子を備えることでテ
レビモニタ等に接続可能とし、テレビモニタ画面上で新
たな店舗等の施設や危険個所等を地図データに付加する
ことを可能にした。
【0095】
【発明の効果】以上説明したように、本発明に係る盲人
用誘導案内装置によれば、目的地設定手段で目的地を設
定して、現在位置から目的地までの経路を音声案内する
ことで、盲人者を確実に目的地まで誘導することができ
る。また、リアルタイムに障害物を検知することがで
き、盲人者を安全に誘導することができる。また、遠隔
操作でも目的地を設定することができるし、音声案内手
段による音声案内中に所定信号を検出すると、この地点
から目的地までの残り所要時間を音声案内するようにし
たので、盲人者は目的地までの残り所要時間を認識する
ことができる。
【0096】また、目的地に対応する音声を入力するだ
けで、盲人者の目的地設定に要する操作負担を大幅に軽
減することができるし、施設に対応する音声を入力する
だけで、現在位置から最も隣接した施設までの経路案内
を受けることができて、盲人者にとっては非常に使い勝
手がよいものになる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係る盲人用誘導案内装置内部の概略構
成を示すブロック図
【図2】同盲人用誘導案内装置のリモコン操作部を示す
平面図
【図3】同盲人用誘導案内装置の盲人側送受信部の概略
構成を示す斜視図
【図4】同盲人用誘導案内装置の盲人側送受信部の概略
構成を示す斜視図
【図5】同盲人用誘導案内装置の盲人側送受信部の概略
構成を示す斜視図
【符号の説明】
1 盲人用誘導案内装置 10 通信部 11 GPS部( 位置検出手段) 12 超音波送受信部( 超音波発信手段、超音波受信手
段) 20 ヘッドホン部 21 マイクロホン(目的地設定手段) 30 本体装置 31 ナビゲーション部(地図記憶手段、地図検索手
段、経路検索手段、制御手段、位置記憶手段) 32 超音波処理部(障害物検知手段) 33 音声合成部(音声案内手段) 34 音声識別部(音声識別手段) 35 本体操作部(目的地設定手段) 40 リモコン操作部(遠隔操作部) 50 帽子
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 宮脇 勇人 神奈川県横浜市港北区綱島東四丁目3番1 号 松下通信工業株式会社内 Fターム(参考) 2C032 HB08 HB22 HC02 HC16 HC31 HD16 2F029 AA07 AB07 AB13 AC02 AC08 AC13 AC14 AC18 5H180 AA23 BB13 CC11 FF05 FF25 FF27

Claims (14)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 地図データを記憶した地図記憶手段と、
    現在位置を検出する位置検出手段と、目的地を設定する
    目的地設定手段と、前記位置検出手段で検出された現在
    位置及び前記目的地設定手段で設定された目的地を前記
    地図記憶手段が記憶中の地図データから検索する地図検
    索手段と、この地図検索手段で検索された現在位置及び
    目的地間の経路を地図データから検索する経路検索手段
    と、この経路検索手段で検索された経路を音声案内する
    音声案内手段とを備えたことを特徴とする盲人用誘導案
    内装置。
  2. 【請求項2】 地図データを記憶した地図記憶手段と、
    現在位置を検出する位置検出手段と、目的地を設定する
    目的地設定手段と、前記位置検出手段で検出された現在
    位置及び前記目的地設定手段で設定された目的地を前記
    地図記憶手段が記憶中の地図データから検索する地図検
    索手段と、この地図検索手段で検索された現在位置及び
    目的地間の経路を地図データから検索する経路検索手段
    と、この経路検索手段で検索された経路を音声案内する
    音声案内手段と、進行方向に超音波信号を発信する超音
    波発信手段と、この超音波信号の反射信号を受信する超
    音波受信手段と、この超音波受信手段で受信された反射
    信号に基づいて、進行方向の障害物を検知する障害物検
    知手段とを備えたことを特徴とする盲人用誘導案内装
    置。
  3. 【請求項3】 地図記憶手段を、予め地図データを記憶
    したナビゲーション部で構成し、位置検出手段を通信動
    作で現在位置を検出するGPS部で構成し、目的地設定
    手段を目的地を設定する本体操作部およびリモコン操作
    部で構成し、地図検索手段を、前記位置検出手段で検出
    された現在位置及び前記目的地設定手段で設定された目
    的地を前記地図記憶手段が記憶中の地図データから検索
    するナビゲーション部で構成し、経路検索手段を前記地
    図検索手段で検索された現在位置及び目的地間の経路を
    地図データから検索するナビゲーション部で構成し、音
    声案内手段を前記経路検索手段で検索された経路を音声
    案内する音声合成部で構成し、超音波発信手段を、進行
    方向に超音波信号を発信する盲人者の進行方向による指
    向性や、盲人者の周辺環境による無指向性で超音波信号
    を発信する超音波送受信部の発信部で構成し、超音波受
    信手段を、超音波信号の反射信号を受信する超音波送受
    信部の受信部で構成し、障害物検知手段を前記超音波受
    信手段で受信された反射信号に基づいて、進行方向の障
    害物を検知する超音波処理部で構成したことを特徴とす
    る請求項2に記載の盲人用誘導案内装置。
  4. 【請求項4】 現在位置検出手段、超音波発信手段、超
    音波受信手段及び障害物検知手段を一体にし、これらを
    盲人用の帽子に設けたことを特徴とする請求項2に記載
    の盲人用誘導案内装置。
  5. 【請求項5】 音声案内手段からの音声案内をヘッドホ
    ンで音声出力するようにしたことを特徴とする請求項1
    乃至請求項3に記載の盲人用誘導案内装置。
  6. 【請求項6】 地図記憶手段が、地図データ等を記憶し
    た記録媒体から当該地図データ等を読み出し記憶するよ
    うにしたことを特徴とする請求項1乃至請求項3に記載
    の盲人用誘導案内装置。
  7. 【請求項7】 地図記憶手段には、地図データ内の各地
    点に対応した電話番号が記憶されており、目的地設定手
    段は電話番号を入力することで、この電話番号に対応し
    た目的地を設定することを特徴とする請求項1乃至請求
    項3に記載の盲人用誘導案内装置。
  8. 【請求項8】 地図記憶手段には、地図データ内の各地
    点に対応した住所が記憶されており、目的地設定手段は
    住所を入力することで、この住所に対応した目的地を設
    定することを特徴とする請求項1乃至請求項3に記載の
    盲人用誘導案内装置。
  9. 【請求項9】 地図記憶手段には、地図データ内の各地
    点に対応した郵便番号が記憶されており、目的地設定手
    段は郵便番号を入力することで、この郵便番号に対応し
    た目的地を設定することを特徴とする請求項1乃至請求
    項3に記載の盲人用誘導案内装置。
  10. 【請求項10】 目的地設定手段は、目的地の設定をテ
    ンキーで行うことを特徴とする請求項1乃至請求項3に
    記載の盲人用誘導案内装置。
  11. 【請求項11】 目的地設定手段は、音声を識別する音
    声識別手段を有し、この音声識別手段で識別された音声
    で目的地を設定することを特徴とする請求項1乃至請求
    項3に記載の盲人用誘導案内装置。
  12. 【請求項12】 遠隔操作で目的地を設定する遠隔操作
    部を設けたことを特徴とする請求項1乃至請求項11に
    記載の盲人用誘導案内装置。
  13. 【請求項13】 経路検索手段で現在位置及び目的地間
    の経路が検索されるとこの経路検索時の現在位置を記憶
    する位置記憶手段と、音声案内手段で経路案内中に所定
    信号を検出すると位置記憶手段が記憶中の現在位置から
    所定信号検出時の現在位置までの距離及び所要時間に基
    づいて所定信号検出時の現在位置から目的地までの所要
    時間を算出する制御手段とを有し、 この制御手段は、音声案内手段で経路案内中に所定信号
    を検出すると、所定信号検出時の現在位置から目的地ま
    での所要時間を音声出力させることを特徴とする請求項
    1乃至請求項3に記載の盲人用誘導案内装置。
  14. 【請求項14】 目的地設定手段の音声識別手段で目的
    地としての施設を音声識別すると、地図検索手段は、こ
    の音声識別された施設のうち、現在位置から最も隣接す
    る施設を地図記憶手段が記憶中の地図データから検索
    し、この検索された地図データから現在位置及び目的地
    間の経路を経路検索手段で検索し、この検索された経路
    を音声案内手段で音声案内することを特徴とする請求項
    11記載の盲人用誘導案内装置。
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