JP2000205457A - 縦 管 - Google Patents

縦 管

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JP2000205457A
JP2000205457A JP11012109A JP1210999A JP2000205457A JP 2000205457 A JP2000205457 A JP 2000205457A JP 11012109 A JP11012109 A JP 11012109A JP 1210999 A JP1210999 A JP 1210999A JP 2000205457 A JP2000205457 A JP 2000205457A
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JP
Japan
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pipe
spiral guide
guide passage
short
manhole
Prior art date
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Pending
Application number
JP11012109A
Other languages
English (en)
Inventor
Toshihide Nonaka
俊秀 野中
Hirohide Nakagawa
裕英 中川
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Sekisui Chemical Co Ltd
Original Assignee
Sekisui Chemical Co Ltd
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Publication date
Application filed by Sekisui Chemical Co Ltd filed Critical Sekisui Chemical Co Ltd
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Publication of JP2000205457A publication Critical patent/JP2000205457A/ja
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  • Underground Structures, Protecting, Testing And Restoring Foundations (AREA)
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Abstract

(57)【要約】 【課題】マンホール内の下端部との間に作業スペースが
とれないマンホール内に垂直状態に配置する施工がし易
く、内部を流下する下水を螺旋案内路に案内させること
によって減衰させることができる機能を有する高低差管
路を容易に形成することができる縦管を提供する。 【解決手段】管本体部111内に螺旋案内路121が設
けられた螺旋案内路付き管11と、該螺旋案内路付き管
11の下端部が接続される接続部121aを上端部に有
する吐出口付き短管12とからなる縦管1である。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、マンホールの内部
に設置する施工作業がし易く、内部を流下する下水を螺
旋案内路に沿って案内させることによって減衰させる機
能を有する高低差下水管路を容易に形成することができ
る縦管に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来、マンホール内を自然流下する下水
によってマンホールの内部が損傷することを防止するた
め、例えば、特開平8─41915号公報に開示されて
いるように、マンホール内に下水用縦管(ドロップシャ
フト)を配置する方法が実施されている。
【0003】下水用縦管は、図4に示すように、一定の
内径になった直管状の管本体部aと、管本体部aの内部
に、下水が直線状態に流下しないように螺旋状に案内す
る螺旋案内路bを有しており、この螺旋案内路bに沿っ
て下水が螺旋状に流下することにより下水が減衰され
る。減衰状態になった下水は、管本体部aの下端部に設
けられた吐出口cからマンホール内に流出する。従っ
て、マンホール内に流入した下水は、マンホールの底部
等に強く衝突するおそれがなく、マンホールの底部を損
傷することが防止される。
【0004】このような下水用縦管では、管本体部aの
下端部に吐出口cが一体に設けられた構造となってお
り、図5に示すように、そのままマンホールd内に設置
する施工が行われていた。その際、管本体部aの下端部
に設けられた吐出口cから吐出される下水をマンホール
dの流出管fからスムーズに外部に流下させるように垂
直状態に施工するためには、吐出口cと流出管fとの位
置関係を微妙に調整しつつ、管本体部aの下端部とマン
ホールdの下端部との間の空間にモルタルmを注入して
下水用縦管を垂直状態になるように固定する仕上げ施工
を行う必要がある。しかしながら、狭いマンホールd内
に下水用縦管を設置する場合に、従来の構造では、下水
用縦管の外側からも又螺旋案内路bを外した状態の管本
体部aの内側からも、吐出口cと流出管fとの位置関係
の調整が難しく、又、モルタルmの仕上げ施工もやり難
いという問題点がある。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】本発明は、上記のよう
な従来の問題点を解消し、マンホール内の下端部との間
に作業スペースがとれないマンホール内に設置する施工
作業がし易く、内部を流下する下水を螺旋案内路に案内
させることによって減衰させることができる機能を有す
る高低差下水管路を容易に形成することができる縦管を
提供することを目的としてなされたものである。
【0006】
【課題を解決するための手段】本発明の請求項1に記載
の発明(本発明1)は、管本体部内に螺旋案内路が設け
られた螺旋案内路付き管と、該螺旋案内路付き管の下端
部が接続される接続部を上端部に有する吐出口付き短管
とからなる縦管である。
【0007】本発明の請求項2に記載の発明(本発明
2)は、前記接続部が受口である本発明1に記載の縦管
である。
【0008】本発明において、管本体部、螺旋案内路及
び吐出口付き短管を形成する材質としては、金属類をは
じめ、プラスチックが使用される。プラスチックとして
は、熱可塑性樹脂では、ポリ塩化ビニルをはじめ、ポリ
エチレン、ポリプロピレン、メタクリル樹脂等が挙げら
れ、熱硬化性樹脂では、不飽和ポリエステル樹脂、ビニ
ルエステル樹脂、エポキシ樹脂等が挙げられ、これらの
樹脂はガラス繊維等の無機繊維、炭素繊維、アラミド繊
維やビニロン繊維等の有機繊維にて強化したものとして
使用することができる。
【0009】螺旋案内路は、必ずしも管本体部内の全長
にわたって設けられる必要はなく、特に管本体部の中位
部分には設けられていなくてもよい。螺旋案内路の各路
の高さは、管本体部の径の1/20〜5/12程度が好
ましい。螺旋案内路の肉厚は、口径によっても異なる
が、通常、管本体部の内径の1/20〜15/100程
度が好ましい。螺旋案内路の螺旋ピッチは、1〜10程
度が好ましい。
【0010】
【作用】本発明1の縦管は、管本体部内に螺旋案内路が
設けられた螺旋案内路付き管と、該螺旋案内路付き管の
下端部が接続される接続部を上端部に有する吐出口付き
短管とからなることにより、マンホール内に設置すると
きに、まず、マンホール内の下端部に、吐出口付き短管
を挿入し、吐出口と流出管との位置関係を合致させると
ともにその短管部が垂直状態をなすように調整しつつ、
吐出口付き短管とマンホールの下端部との間に容易にモ
ルタルを流し込んで固定させておき、次に、その吐出口
付き短管の上端部の接続部に螺旋案内路付き管の下端部
を挿入するようにして接続した後、管本体部と短管部と
の接続部の周囲とマンホールの下端部との間にモルタル
を流し込み仕上げ施工を行うことができるので、狭いマ
ンホール内であっても、内部を流下する下水を螺旋案内
路に案内させることによって減衰させることができる高
低差下水管路を容易に施工することができる。
【0011】本発明2の縦管は、前記接続部が受口であ
ることにより、マンホール内の下端部に固定させた吐出
口付き短管の上端部の受口に縦管の下端部を挿入するだ
けで接続することができるので、より施工が容易にな
る。
【0012】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態を図面
を参照して説明する。図1は、本発明の縦管の一例を示
す断面図である。図1に示すように、縦管1は螺旋案内
路付き管11と吐出口付き短管12とからなる。
【0013】螺旋案内路付き管11は、樹脂によって製
造された直管状の管本体部111と、この管本体部11
1の内周面に螺旋状に設けられた樹脂製の螺旋案内路1
12とからなる。螺旋案内路112は、管本体部111
の内径の1/20〜5/12程度にわたって内側に突出
した状態になっており、軸心部が全長にわたって空洞に
なっている。
【0014】吐出口付き短管12は、樹脂によって製造
された直管状の短管部121と、この短管部121の下
部の外側方に突出するように一体に設けられた吐出口1
22とからなる。短管部121の上端部には、螺旋案内
路付き管11の下端部が接続される受口121aが設け
られている。短管部121の下端部には、吐出口122
の下内面と同一レベルの底面を有する底部121bが設
けられている。
【0015】次に、図1に示す縦管1をマンホール内に
施工する状態を図2及び図3を用いて説明する。図2に
おいて、2は縦管1を設置するマンホールであって、下
端部に内部の下水を外部に流下させる流出管3がその挿
入端部がマンホール内に突き出るように挿通されてい
る。
【0016】まず、図2に示すように、マンホール2内
の下端部に、吐出口付き短管12だけを挿入し、吐出口
122と流出管3との位置関係を合わせるとともに短管
部121が垂直状態となるように調整して、吐出口付き
短管12とマンホール2の下端部との間にモルタル4を
流し込み固定させる。この際、吐出口付き短管12の短
管部121の長さが短いので、上記の位置関係の調整を
容易に行うことができ、又、吐出口付き短管12の短管
部121の上方の広い空間部分より、モルタル4を流し
込むことができるので、モルタルの流し込み作業を容易
に行うことができる。尚、モルタルの流し込みは、吐出
口付き短管12の調整位置を固定しておいて、その吐出
口付き短管12の短管部121の内側からその上端越し
に行うようにしてもよい。
【0017】次に、図3に示すようにして、マンホール
2内の下端部に固定した吐出口付き短管12の短管部1
21の受口121aに、上方から螺旋案内路付き管11
の管本体部111の下端部を挿入するようにして接続
し、管本体部111と管端部121の接続部の周囲とマ
ンホールの下端部との間にモルタル5を流し込んで仕上
げ施工を行って、マンホール2内への縦管1を垂直状態
に設置する施工作業を終了する。
【0018】
【発明の効果】本発明の縦管は、上記のとおりにされて
いるので、マンホール内の下端部との間に作業スペース
がとれないマンホール内に垂直状態に設置する施工作業
がし易く、内部を流下する下水を螺旋案内路に案内させ
ることによって減衰させることができる機能を下水路を
容易に形成することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の縦管の一例を示す断面図である。
【図2】図1に示す縦管をマンホール内に設置する前半
の工程を説明する断面図である。
【図3】図1に示す縦管をマンホール内に設置する後半
の工程を説明する断面図である。
【図4】従来の下水用縦管の一例を示す断面図である。
【図5】図4に示す下水用縦管のマンホール内への施工
状態を説明する断面図である。
【符号の説明】
1 縦管 2 マンホール 3 流出管 11 螺旋案内路付き管 12 吐出口付き短管 111 管本体部 112 螺旋案内路 121 短管部 122 吐出口 121a 受口

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 管本体部内に螺旋案内路が設けられた螺
    旋案内路付き管と、該螺旋案内路付き管の下端部が接続
    される接続部を上端部に有する吐出口付き短管とからな
    ることを特徴とする縦管。
  2. 【請求項2】 前記接続部が受口であることを特徴とす
    る請求項1に記載の縦管。
JP11012109A 1999-01-20 1999-01-20 縦 管 Pending JP2000205457A (ja)

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2020084472A (ja) * 2018-11-19 2020-06-04 積水化学工業株式会社 縦管構造体

Citations (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH0734521A (ja) * 1993-07-19 1995-02-03 Kubota Corp 更生桝および下水管路
JPH0841915A (ja) * 1994-07-28 1996-02-13 Sekisui Chem Co Ltd 下水道用縦管

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