JP2000205143A - プランジャ型油圧ポンプ - Google Patents

プランジャ型油圧ポンプ

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JP2000205143A
JP2000205143A JP11003692A JP369299A JP2000205143A JP 2000205143 A JP2000205143 A JP 2000205143A JP 11003692 A JP11003692 A JP 11003692A JP 369299 A JP369299 A JP 369299A JP 2000205143 A JP2000205143 A JP 2000205143A
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valve
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Ryoji Yamazaki
了治 山崎
Naotoshi Tamai
尚利 玉井
Shingo Terajima
慎悟 寺島
Shuichi Shimizu
修一 清水
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Abstract

(57)【要約】 (修正有) 【課題】ポンププランジャ用駆動手段の小型化を可能に
しながら,ポンプ効率を効果的に高め得るようにしたプ
ランジャ型油圧ポンプを提供する。 【解決手段】ポンプハウジング30に第1シリンダ孔3
1 ,それより大径の第2シリンダ孔322 ,及び第2
シリンダ孔322 より小径の第3シリンダ孔32 3 を同
軸上で順次連ねてなる段付きシリンダ孔32を形成し,
これらにポンププランジャ34の第1,第2及び第3プ
ランジャ部341 〜343 を嵌装し,第1シリンダ孔3
1 に第1プランジャ部341 の前端面が臨むポンプ室
35を,また第2シリンダ孔322 に,第2プランジャ
部342 前端面及び後端面が臨む吸入室36及び充填室
37を画成し,吸入室36及び充填室37間に吸入室3
6から充填室37への作動油の流れを許容する一方向弁
手段51を設け,充填室37及びポンプ室35間を吸入
弁55を介して連通する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は,ポンププランジャ
の往復動により油圧を発生させるプランジャ型油圧ポン
プに関する。
【0002】
【従来の技術分野】本出願人は,かゝる油圧ポンプとし
て,特開平8−254186号公報に開示されているよ
うに,第1シリンダ孔及びこの第1シリンダ孔より小径
の第2シリンダ孔を同軸上で連ねてなる段付きシリンダ
孔を有するポンプハウジングと,前記第1及び第2シリ
ンダ孔にそれぞれ摺動自在に嵌合する第1及び第2プラ
ンジャ部を有するポンププランジャと,このポンププラ
ンジャに,第1シリンダ孔側への吐出行程と第2シリン
ダ孔側へに吸入行程とを交互に付与する駆動手段とを備
え,第1シリンダ孔に,第1プランジャ部の,第2プラ
ンジャ部側の後端面及びそれと反対側の前端面がそれぞ
れ臨む吸入室及びポンプ室を画成し,吸入室を低圧油路
に連通すると共に,吸入室及びポンプ室間を吸入弁を介
して連通し,ポンプ室を吐出弁を介して高圧油路に連通
したものを既に提案した。このものでは,ポンププラン
ジャの吸入及び吐出行程に応じて吸入室の容積を変化さ
せことにより,二段階のポンプ作用を生じさせて,ポン
プ効率を高めことができる。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら,上記提
案のものでは,ポンプ室には,ポンププランジャにおい
て最も大径の第1プランジャ部の前端面を臨ませざるを
得ないため,ポンププランジャの吐出行程時,第1プラ
ンジャ部がポンプ室の油圧から受ける反力は必然的に増
大し,したがってポンププランジャの駆動手段に大なる
駆動力が要求されることになり,該駆動手段の大型化を
招くという弊害がある。
【0004】本発明は,かゝる事情に鑑みてなされたも
ので,駆動手段の小型化を可能にしながら,ポンプ効率
を効果的に高め得るようにしたプランジャ型油圧ポンプ
を提供することを目的とする。
【0005】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に,本発明のプランジャ型油圧ポンプは,第1シリンダ
孔,この第1シリンダ孔より大径の第2シリンダ孔,及
びこの第2シリンダ孔より小径の第3シリンダ孔を同軸
上で順次連ねてなる段付きシリンダ孔を有するポンプハ
ウジングと,前記第1,第2及び第3シリンダ孔にそれ
ぞれ摺動自在に嵌合する第1,第2及び第3プランジャ
部を有するポンププランジャと,このポンププランジャ
に,第1シリンダ孔側への吐出行程と第2シリンダ孔側
へに吸入行程とを交互に付与する駆動手段とを備え,前
記第1シリンダ孔に第1プランジャ部の端面が臨むポン
プ室を画成し,また前記第2シリンダ孔に,第2プラン
ジャ部の第1プランジャ部側端面及び第3プランジャ部
側端面がそれぞれ臨む吸入室及び充填室を画成し,その
吸入室を低圧油路に連通すると共に,この吸入室及び充
填室間に,ポンププランジャの吐出行程時のみ吸入室か
ら充填室への作動油の流れを許容する一方向弁手段を設
け,充填室及びポンプ室間を,ポンププランジャの吸入
行程時開弁する吸入弁を介して連通する一方,ポンプ室
を,ポンププランジャの吐出行程時開弁する吐出弁を介
して高圧油路に連通したことを特徴とする。
【0006】この特徴によれば,ポンププランジャの吸
入及び吐出行程により,ポンプ室に通常のポンプ作用を
行わせると同時に,大径の第2プランジャ部が吸入室及
び充填室の容積を変化させ,充填室からポンプ室に作動
油を供給するので,二段階のポンプ作用が生じて,ポン
プ効率を高めことができる。しかもポンププランジャの
吐出行程時,ポンプ室は,小径の第1プランジャ部によ
り加圧されるので,第1プランジャ部がポンプ室の油圧
から受ける反力は比較的小さく,ポンププランジャに吐
出行程を与える駆動手段の駆動力は,それだけ小さくて
足りることになり,駆動手段の小型化を図ることができ
る。
【0007】
【発明の実施の形態】本発明の実施の形態を,添付図面
に示す本発明の実施例に基づいて,以下に説明する。
【0008】図1〜図3は本発明の第1実施例を示すも
ので,図1は本発明の油圧ポンプを備えた,前輪駆動式
自動車用アンチロックブレーキの油圧回路図,図2は上
記油圧ポンプの縦断面図,図3は図2の3−3線断面図
で,その上半部が吐出行程Dを,下半部が吸入行程Sを
それぞれ示す。図4は本発明の第2実施例を示す,図3
に対応する断面図,図5は本発明の第3実施例を示す,
図1と同様な油圧回路図である。
【0009】先ず,本発明の第1実施例の説明から始め
る。
【0010】図1において,マスタシリンダMは,ブレ
ーキペダルPからピストンに加えられる入力に応じてブ
レーキ油圧を出力する一対の第1及び第2出力ポート1
1 ,12 を備えるタンデム型に構成されており,その第
1及び第2出力ポート11 ,12 に個別に接続された第
1及び第2入力油路21 ,22 と,左前輪用車輪ブレー
キB1 ,右後輪用車輪ブレーキB2 ,右前輪用車輪ブレ
ーキB3 及び左後輪用車輪ブレーキB4 に個別にされた
第1〜第4出力油路91 〜94 との間にモジュレータ3
が介裝され,またこのモジュレータ3と右,左後輪用車
輪ブレーキB2,B4 に対応する出力油路92 〜94
は第1及び第2比例減圧弁41 ,42 がそれぞれ介裝さ
れる。
【0011】モジュレータ3は,アンチロック制御ユニ
ットU1 及びトラクション制御ユニットU2 からなり,
両制御ユニットU1 ,U2 には,これらを制御する電子
制御ユニットU3 が接続される。
【0012】アンチロック制御ユニットU1 は,左前輪
用車輪ブレーキB1 ,右後輪用車輪ブレーキB2 ,右前
輪用車輪ブレーキB3 及び左後輪用車輪ブレーキB4
それぞれ個別に対応した第1,第2,第3及び第4常開
型電磁弁51 〜54 と,各常開型電磁弁51 〜54 にそ
れぞれ並列に接続される第1,第2,第3及び第4チェ
ック弁71 〜74 と,前記各車輪ブレーキB1 〜B4
それぞれ個別に対応した第1,第2,第3及び第4常閉
型電磁弁61 〜64 と,第1及び第2入力油路21 ,2
2 にそれぞれ個別に対応した第1及び第2リザーバ
1 ,82 と,第1及び第2リザーバ81 ,82 に吸入
側を接続されるプランジャ型の第1及び第2油圧ポンプ
111 ,112 と,両油圧ポンプ111 ,112 を駆動
する共通一個の電動モータ12と,第1及び第2油圧ポ
ンプ111 ,112 の吐出側に接続される第1及び第2
ダンパ141 ,142 と,第1及び第2入力油路21
2 と第1及び第2ダンパ141 ,142 間にそれぞれ
介裝される第1及び第2オリフィス151 ,152 とを
備える。
【0013】第1常開型電磁弁51 は,第1入力油路2
1 と左前輪用車輪ブレーキB1 との間に介裝され,第2
常開型電磁弁52 は,第1入力油路21 と第1比例減圧
弁4 1 との間に介裝され,第3常開型電磁弁53 は,第
2入力油路22 と右前輪用車輪ブレーキB3 との間に介
裝され,第4常開型電磁弁54 は,第2入力油路22
第2比例減圧弁42 との間に介裝される。
【0014】また第1〜第4チェック弁71 〜74 は,
対応する車輪ブレーキB1 〜B4 からマスタシリンダM
へのブレーキ油の流れを許容するようにして,各常開型
電磁弁51 〜54 に並列に接続される。
【0015】第1常閉型電磁弁61 は,左前輪用車輪ブ
レーキB1 及び第1リザーバ81 間に介裝され,第2常
閉型電磁弁62 は,第1比例減圧弁41 及び第1リザー
バ8 1 間に介裝され,第3常閉型電磁弁63 は,右前輪
用車輪ブレーキB3 及び第2リザーバ82 間に介裝さ
れ,第4常閉型電磁弁64 は,第2比例減圧弁42 及び
第2リザーバ82 間に介裝される。
【0016】第1〜第4常開型電磁弁51 〜54 ,第1
〜第4常閉型電磁弁61 〜64 及び電動モータ12への
通電は,前記電子制御ユニットU3 によって制御され
る。
【0017】而して,各車輪がロックを生じる可能性の
ない通常ブレーキ時には,各常開型電磁弁51 〜54
消磁状態にあって開弁しており,また各常閉型電磁弁が
消磁状態に閉弁している。したがって,マスタシリンダ
Mの第1出力ポート11 から出力したブレーキ油圧は,
第1常開型電磁弁51 を通して左前輪用車輪ブレーキB
1 に供給されると共に,第2常開型電磁弁52 及び第1
比例減圧弁41 を通して右後輪用車輪ブレーキB2 に供
給される。またマスタシリンダMの第2出力ポート12
から出力したブレーキ油圧は,第3常開型電磁弁53
通して右前輪用車輪ブレーキB3 に供給されると共に,
第4常開型電磁弁54 及び第2比例減圧弁42 を通して
左後輪用車輪ブレーキB4 に供給される。
【0018】上記ブレーキ中,車輪がロック状態に入り
そうになると,電子制御ユニットU 3 の作動により,第
1〜第4常開型電磁弁51 〜54 のうちロック状態にな
ろうとした車輪に対応する常開型電磁弁を励磁して閉弁
すると共に,第1〜第4常閉型電磁弁61 〜64 のうち
上記車輪に対応する常閉型電磁弁を励磁して開弁する。
すると,ブレーキ油圧の一部が第1リザーバ81 又は第
2リザーバ82 に吸収されて,そのブレーキ油圧が減圧
されることになる。またブレーキ油圧を一定に保持する
際には,常開型電磁弁51 〜54 を励磁して閉弁すると
共に,常閉型電磁弁61 〜64 を消磁して閉弁状態にす
ればよく,ブレーキ油圧を増圧する際には,常開型電磁
弁51 〜54 を消磁して開弁すると共に,常閉型電磁弁
1 〜6 4 を消磁して閉弁した状態にすればよい。この
ように制御することにより車輪をロックさせることな
く,効率良く制動することができる。
【0019】このようなアンチロック制御中,電子制御
ユニットU3 は電動モータ12にも通電して,それを作
動せしめる。この電動モータ12の作動によれば,第
1,第2油圧ポンプ111 ,112 が駆動されるので,
第1,第2リザーバ81 ,82に吸収されたブレーキ油
が第1,第2油圧ポンプ111 ,112 に吸入され,そ
して第1,第2ダンパ141 ,142 側へ吐出され,第
1,第2オリフィス15 1 ,152 を経て第1,第2入
力油路21 ,22 に還流される。このような還流によっ
て,リザーバ81 ,82 のブレーキ油の吸収によるブレ
ーキペダルPの踏み込み量の増加を防ぐことができる。
しかも,油圧ポンプ111 ,112 の吐出圧の脈動はダ
ンパ141 ,142 及びオリフィス151 ,152 の協
働により減衰されるため,上記還流によるも,ブレーキ
ペダルPの操作フィーリングが阻害されることもない。
【0020】トラクション制御ユニットU2 は,第1及
び第2入力油路21 ,22 と第1常開型電磁弁51 及び
第3常開型電磁弁53 との間にそれぞれ介装されるトラ
クション制御用第1及び第2常開型電磁弁201 ,20
2 と,第1及び第2リザーバ81 ,82 と油圧ポンプ1
1 ,112 の吸入側との間にそれぞれ介装されるトラ
クション制御用第1及び第2チェック弁211 ,212
と,これらトラクション制御用第1及び第2チェック弁
211 ,212 の各出口と第1及び第2入力油路21
2 との間に介装されるトラクション制御用第1及び第
2常閉型電磁弁221 ,222 とを備える。これらトラ
クション制御用第1及び第2常閉型電磁弁221 ,22
2 には,それぞれの弁部を迂回するリリーフ弁23及び
チェック弁24が内蔵される。
【0021】トラクション制御用の第1,第2常開型電
磁弁201 ,202 及び第1,第2常閉型電磁弁2
1 ,222 への通電は,前記電子制御ユニットU3
よって制御される。
【0022】而して,平時,トラクション制御用の第
1,第2常開型電磁弁201 ,202は消磁状態にあっ
て開弁しており,またトラクション制御用第1,第2常
閉型電磁弁221 ,222 は消磁状態にあって閉弁して
いる。したがって,通常ブレーキ時,マスタシリンダM
の第1,第2出力ポート11 ,12 の出力油圧はトラク
ション制御用第1,第2常開型電磁弁201 ,202
通してアンチロック制御ユニットU1 の第1〜第4常開
型電磁弁51 〜54 側に供給されるので,制動を支障な
く行うことができる。
【0023】次に,例えば自動車の発進時,駆動輪たる
前車輪がスピンしそうになると,トラクション制御用第
1,第2常開型電磁弁201 ,202 は励磁されて閉弁
すると共に,トラクション制御用第1,第2常閉型電磁
弁221 ,222 は励磁されて開弁する。これと同時に
電動モータ12が作動されて,第1,第2油圧ポンプ1
1 ,112 を駆動する。したがって,第1,第2油圧
ポンプ111 ,112は,マスタシリンダMの作動油を
第1,第2出力ポート11 ,12 からトラクション制御
用第1,第2常閉型電磁弁221 ,222 を通して吸入
して,アンチロック制御ユニットU1 の第1,第3常開
型電磁弁51 ,53 を通して左右の前車輪ブレーキ
1 ,B3 に供給すると共に,その作動油のマスタシリ
ンダM側への流れをトラクション制御用第1,第2常開
型電磁弁201 ,202 により阻止するので,左右の前
車輪ブレーキB1 ,B3 を作動して,対応する前車輪の
スピン現象を自動的に未然に防ぐことができる。
【0024】その際,各油圧ポンプ111 ,112 の吐
出圧が規定値(例えば70kg/cm2)を超えると,トラク
ション制御用第1,第2常開型電磁弁201 ,202
リリーフ弁23の開弁により過剰油圧分がマスタシリン
ダM側へ還流するので,左右の前車輪ブレーキB1 ,B
3 に過剰の油圧が作用することが回避される。
【0025】またトラクション制御用第1,第2常開型
電磁弁201 ,202 のチェック弁24は,マスタシリ
ンダMからアンチロック制御ユニットU1 側への作動油
の流れを許容するもので,上記のようなトラクション制
御中でも,即ち第1,第2常開型電磁弁201 ,202
が閉弁していても,ブレーキペダルPの踏み込み操作を
行えば,マスタシリンダMの第1,第2出力ポート
1 ,12 からの出力油圧を,開弁状態のアンチロック
制御ユニットU1 の第1〜第4常開型電磁弁51 〜54
を通して各対応する車輪ブレーキB1 〜B4 に供給し
て,それらを支障なく作動させることができる。その
際,マスタシリンダMの第1,第2出力ポート1 1 ,1
2 からの出力油圧は,開弁状態のトラクション制御用第
1,第2常閉弁221 ,222 をも通過可能であるが,
トラクション制御用第1,第2チェック弁211 ,21
2 により第1,第2リザーバ81 ,82 への伝達を阻止
されるから,これらリザーバ81 ,82 による無用な油
圧吸収を防ぐことができる。
【0026】さて,図1及び図2により,上記第1及び
第2油圧ポンプ111 ,112 について説明する。
【0027】第1及び第2油圧ポンプ111 ,112
ポンプハウジング30を共有する。このポンプハウジン
グ30には,その一側に開口するカム室31と,このカ
ム室31を挟んで同軸線上に並ぶ一対の段付きシリンダ
孔32(図には,その一方のみを示す)とが設けられ
る。各段付きシリンダ孔32は,カム室31と反対側か
ら第1シリンダ孔321 ,この第1シリンダ孔321
り大径の第2シリンダ孔322 ,及びこの第2シリンダ
孔322 より小径の第3シリンダ孔323 を同軸上で順
次連ねてなるもので,第1シリンダ孔321 は,ポンプ
ハウジング30に液密に圧入結合される有底円筒状のシ
リンダスリーブ33に形成され,第3シリンダ孔323
は,カム室31に開口する。第1,第2及び第3シリン
ダ孔321,322 ,323 には,ポンププランジャ3
4の,第1,第2及び第3プランジャ部341 ,3
2 ,343 がそれぞれ摺動自在に嵌装され,第1シリ
ンダ孔321 には第1プランジャ部341 の前端面が臨
むポンプ室35が画成され,第2シリンダ孔322
は,第2プランジャジ部342 の,第1プランジャ部3
1側の前端面及びそれと反対側の後端面がそれぞれ臨
む吸入室36及び充填室37が画成される。
【0028】またポンプハウジング30には,シリンダ
スリーブ33の端壁との間に出口室38を画成するプラ
グ39がシール部材40を介して嵌合,係止される。
【0029】吸入室36には,前記リザーバ81 ,82
側に連なる低圧油路41が接続され,出口室38には,
前記ダンパ141 ,142 に連なる高圧油路42が接続
される。
【0030】ポンプ室35には,ポンププランジャ34
にカム室31側への吸入行程Sを付与する戻しばね43
が縮設される。ポンプハウジング30の一側面には前記
電動モータ12が取付けられ,その出力軸45の端部外
周に嵌着された偏心カム軸46と,この偏心カム軸46
外周に装着されたボールベアリング47とが上記カム室
31に収められ,このボールベアリング47のアウタレ
ースが第3プランジャ部343 の端面に当接するように
配置される。
【0031】而して,電動モータ12,カム軸46,ボ
ールベアリング47及び戻しばね43は,ポンププラン
ジャ34にカム軸46側に向かう吸入行程S(図3の下
半部を参照)と,ポンプ室35側に向かう吐出行程D
(図3の上半部を参照)とを交互に付与する駆動手段4
8を構成する。
【0032】第1プランジャ部341 及び第3プランジ
ャ部343 の外周には環状のシール溝491 ,493
それぞれ形成されており,これらに第1シリンダ孔32
1 及び第3シリンダ孔323 の内周面に密接するシール
部材501 ,503 がそれぞれ装着される。
【0033】また第2プランジャ部342 の外周にも環
状のシール溝492 が形成されており,これには環状の
一方向シール部材51(一方向弁手段)が装着される。
この一方向シール部材51は,シール溝492 の底部に
密着する環状のシール本体51aと,このシール本体5
1a外周面の吸入室36側一端部から他端部に向かって
拡径するように突出するシールリップ51bとからな
り,そのシールリップ51bは,通常,それ自身の弾性
力により第2シリンダ孔322 の内周面に密接するが,
吸入室36が充填室37より高圧になると,半径方向内
方へ撓んで吸入室36から充填室37への作動油の流れ
を許容するようになっている。
【0034】ポンププランジャ34には,また,ポンプ
室35に開口する弁座孔52と,この弁座孔52に充填
室37を連通させる放射状配列の複数の通孔53とが設
けられ,弁座孔52の開口端に形成された弁座54に着
座し得る球状の吸入弁55と,この吸入弁55を弁座5
4側へ付勢する弁ばね56とがポンプ室35に収容され
る。
【0035】シリンダスリーブ33の端壁には,ポンプ
室35及び出口室38間を連通する弁座孔57が設けら
れ,この弁座孔57の出口室38側への開口端に形成さ
れた弁座58に着座し得る球状の吐出弁60と,この吐
出弁60を弁座58側に付勢する弁ばね59とが,シリ
ンダスリーブ33に嵌着されるケージ65に収容され
る。
【0036】次に図3を参照しながら,この第1実施例
の作用について説明する。
【0037】電動モータ12を作動させて偏心カム軸4
6を回転させると,ボールベアリング47の偏心運動と
戻しばね43の反発力との協働により,ポンププランジ
ャ34は,偏心カム軸46の偏心量eの2倍のストロー
クをもって,ポンプ室35の容積を拡大させる方向へ摺
動する吸入行程Sと,ポンプ室35の容積を縮小させる
方向へ摺動する吐出行程Dとを繰り返す。
【0038】而して,ポンププランジャ34の吸入行程
S時には,充填室37が加圧されて一方向シール部材5
1のシールリップ51bが第2シリンダ孔322 の内周
面により密接すると共に,ポンプ室35が減圧され,吐
出弁60が閉弁するので,充填室37で加圧された作動
油が通孔53及び弁座孔52を通って吸入弁55を押し
開き,ポンプ室35に効率よく吸入される。その際,吸
入室36では,容積の拡大により減圧されるので,低圧
油路41から作動油を吸入し,次の吐出行程Dに備え
る。
【0039】次いで,ポンププランジャ34が吐出行程
Dに移ると,ポンプ室35の加圧により,今度は吸入弁
55が閉じると共に吐出弁60が開くので,ポンプ室3
5の作動油が弁座孔57から出口室38,高圧油路42
へと圧送される。その際,第2プランジャ部342 によ
り吸入室36では加圧される一方,充填室37では減圧
されるので,両室36,37間の圧力差により一方向シ
ール部材51のシールリップ51bが半径方向内方へ撓
み,吸入室36から充填室37へ作動油が供給され,次
の吸入行程Sに備える。
【0040】このように,ポンププランジャ34の吸入
及び吐出行程S,Dに応じて,大径の第2プランジャ部
342 が吸入室36及び充填室37の容積を変化させこ
とにより,二段階のポンプ作用が生じて,ポンプ効率を
高めことができる。しかもポンププランジャ34の吐出
行程Dにおいてポンプ室35は小径の第1プランジャ部
341 により加圧されるので,第1プランジャ部341
がポンプ室35の油圧から受ける反力は比較的小さく,
ポンププランジャ34に吐出行程Dを与える電動モータ
12の駆動力は,それだけ小さくて足りることになり,
電動モータ12の小容量化,延いてはその小型化を図る
ことができる。
【0041】次に,図4により本発明の第2実施例につ
いて説明する。
【0042】第1及び第2油圧ポンプ111 ,112
おいて,第1及び第2シリンダ孔321 ,322 を有す
る第1シリンダスリーブ331 と,第3シリンダ孔32
3 を有する第2シリンダスリーブ332 がそれぞれシー
ル部材611 ,612 を介してポンプハウジング30に
嵌装され,これらを保持するためのセットばね62が第
1シリンダスリーブ331 及びプラグ39間に縮設され
る。第1シリンダスリーブ331 及びポンプハウジング
30間には,低圧油路41に連なる環状室63が画成さ
れ,この環状室63を吸入室36に連通する通孔64が
第1シリンダスリーブ331 に穿設される。
【0043】第2プランジャ部342 のシール溝492
には一方向シール部材51が微少ストロークをもって摺
動自在に緩く嵌装される。この一方向シール部材51
は,第2シリンダ孔322 の内周面に摺動自在に密接す
るシールリップ51cが外周面に突設される。またその
内周面には,軸方向に延びる複数条の通溝51dが設け
られ,さらにその充填室37側端面には,放射条に延び
複数条の通溝51eが設けられる。またこの一方向シー
ル部材51の吸入室36側の端面は,これと対向するシ
ール溝492 の内側面に密着し得るシール面51fに形
成される。その他の構成は前実施例と略同様であるの
で,図中,前実施例と対応する部分には同一の参照符号
を付して,その説明を省略する。
【0044】而して,第2プランジャ部342 が吸入室
36側へ移動するポンププランジャ34の吐出行程Dで
は,一方向シール部材51は,シールリップ51cと第
2シリンダ孔322 内周面との摩擦に起因して第2プラ
ンジャ部342 に対して充填室37側へ相対的に移行す
るので,シール面51fが対向するシール溝492 の内
側面から離れる。このため,加圧される吸入室36の作
動油がシール面51f,軸方向の通溝51d及び放射状
の通溝51eを通過して,減圧する充填室37に吸入さ
れる。
【0045】ポンププランジャ34が吸入行程Sに移る
と,一方向シール部材51は,第2プランジャ部342
に対して吸入室36側へ相対的に移行して,シール面5
1fをシール溝492 の内側面に密着されるので,吸入
室36及び充填室37間を遮断して,充填室37を効果
的に加圧し,充填室37からポンプ室35へ作動油を圧
送することができる。そして,ポンプ室35では前実施
例と同様のポンプ作用が行われる。
【0046】次に,図5により本発明の第3実施例につ
いて説明する。
【0047】この第3実施例では,各油圧ポンプ1
1 ,112 及びリザーバ81 ,82 間の低圧油路41
が油路70を介してマスタシリンダMのリザーブタンク
Maに接続されると共に,その油路70にトラクション
制御用常閉弁221 ,222 が設けられる。また各リザ
ーバ81 ,82 及びアンチロック制御用常閉型電磁弁6
1〜64 との間にチェック弁71が設けられる。このチ
ェック弁71は,開弁圧を1kgf/cm2 として,各常閉型
電磁弁61 〜64 からリザーバ81 ,82 側への作動油
の流れを許容するようになっている。その他の構成は前
記第1実施例と同様であるので,図中,第1実施例との
対応部分には同一の参照符号を付して,その説明を省略
する。
【0048】この第3実施例によれば,トラクション制
御用常閉弁221 ,222 が開弁するトラクション制御
時には,各油圧ポンプ111 ,112 はマスタシリンダ
MのリザーブタンクMaから作動油を直接,スムーズに
吸入することができる。また各油圧ポンプ111 ,11
2 が作動するアンチロック制御時,特に常閉型電磁弁6
1 〜64 を開弁して各車輪ブレーキB1 〜B4 を減圧す
る際に,油圧ポンプ111 ,112 の吸入作用による
も,各車輪ブレーキB1 〜B4 における油圧ピストンの
受圧面に負圧が作用することを上記チェック弁71によ
り防ぎ,該油圧ピストンの無用な後退を回避することが
できる。
【0049】尚,本発明は上記実施例に限定されるもの
ではなく,その要旨を逸脱しない範囲で種々の設計変更
が可能である。
【0050】
【発明の効果】以上のように本発明によれば,第1シリ
ンダ孔,この第1シリンダ孔より大径の第2シリンダ
孔,及びこの第2シリンダ孔より小径の第3シリンダ孔
を同軸上で順次連ねてなる段付きシリンダ孔を有するポ
ンプハウジングと,前記第1,第2及び第3シリンダ孔
にそれぞれ摺動自在に嵌合する第1,第2及び第3プラ
ンジャ部を有するポンププランジャと,このポンププラ
ンジャに,第1シリンダ孔側への吐出行程と第2シリン
ダ孔側へに吸入行程とを交互に付与する駆動手段とを備
え,前記第1シリンダ孔に第1プランジャ部の端面が臨
むポンプ室を画成し,また前記第2シリンダ孔ャに,第
2プランジャ部の第1プランジャ部側端面及び第3プラ
ンジャ部側端面がそれぞれ臨む吸入室及び充填室を画成
し,その吸入室を低圧油路に連通すると共に,この吸入
室及び充填室間に,ポンププランジャの吐出行程時のみ
吸入室から充填室への作動油の流れを許容する一方向弁
手段を設け,充填室及びポンプ室間を,ポンププランジ
ャの吸入行程時開弁する吸入弁を介して連通する一方,
ポンプ室を,ポンププランジャの吐出行程時開弁する吐
出弁を介して高圧油路に連通したので,二段階のポンプ
作用によりポンプ効率を高めると共に,ポンプ室に臨む
第1プランジャ部の小径化を可能したことにより駆動手
段の負荷を低減させ,その小型化を図ることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1実施例に係る油圧ポンプを備え
た,前輪駆動式自動車用アンチロックブレーキの油圧回
路図。
【図2】上記油圧ポンプの縦断面図。
【図3】図2の3−3線断面図で,その上半部が吐出行
程を,下半部が吸入行程をそれぞれ示す。
【図4】本発明の第2実施例を示す,図3に対応する断
面図。
【図5】本発明の第3実施例を示す,図1と同様な油圧
回路図。
【符号の説明】
30・・・ポンプハウジング 32・・・段付きシリンダ孔 321 ・・第1シリンダ孔 322 ・・第2シリンダ孔 323 ・・第3シリンダ孔 34・・・ポンププランジャ 341 ・・第1プランジャ部 342 ・・第2プランジャ部 343 ・・第3プランジャ部 35・・・ポンプ室 36・・・吸入室 37・・・充填室 41・・・低圧油路 42・・・高圧油路 48・・・駆動手段 51・・・1方向弁手段(1方向シール部材) 55・・・吸入弁 60・・・吐出弁
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 玉井 尚利 長野県上田市大字国分840番地 日信工業 株式会社内 (72)発明者 寺島 慎悟 長野県上田市大字国分840番地 日信工業 株式会社内 (72)発明者 清水 修一 長野県上田市大字国分840番地 日信工業 株式会社内 Fターム(参考) 3H071 AA03 BB01 BB11 BB12 BB13 CC11 CC15 CC33 CC47 DD01 DD03 DD06 DD08 DD12 DD13 DD14 DD32 DD35 DD45 DD51 DD53 3H075 AA05 BB03 CC25 CC34 DA04 DA09 DB03 DB24

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 第1シリンダ孔(321 ),この第1シ
    リンダ孔(321 )より大径の第2シリンダ孔(3
    2 ),及びこの第2シリンダ孔(322 )より小径の
    第3シリンダ孔(323 )を同軸上で順次連ねてなる段
    付きシリンダ孔(32)を有するポンプハウジング(3
    0)と,前記第1,第2及び第3シリンダ孔(321
    323 )にそれぞれ摺動自在に嵌合する第1,第2及び
    第3プランジャ部(341 〜343 )を有するポンププ
    ランジャ(34)と,このポンププランジャ(34)
    に,第1シリンダ孔(321 )側への吐出行程(D)と
    第2シリンダ孔(322 )側へに吸入行程(S)とを交
    互に付与する駆動手段(48)とを備え,前記第1シリ
    ンダ孔(321 )に第1プランジャ部(341 )の端面
    が臨むポンプ室(35)を画成し,また前記第2シリン
    ダ孔(322 )に,第2プランジャ部(342 )の第1
    プランジャ部(341 )側端面及び第3プランジャ部
    (343 )側端面がそれぞれ臨む吸入室(36)及び充
    填室(37)を画成し,その吸入室(36)を低圧油路
    (41)に連通すると共に,この吸入室(36)及び充
    填室(37)間に,ポンププランジャ(34)の吐出行
    程(D)時のみ吸入室(36)から充填室(37)への
    作動油の流れを許容する一方向弁手段(51)を設け,
    充填室(37)及びポンプ室(35)間を,ポンププラ
    ンジャ(34)の吸入行程(S)時開弁する吸入弁(5
    5)を介して連通する一方,ポンプ室(35)を,ポン
    ププランジャ(34)の吐出行程(D)時開弁する吐出
    弁(60)を介して高圧油路(42)に連通したことを
    特徴とする,プランジャ型油圧ポンプ。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JP2010190118A (ja) * 2009-02-18 2010-09-02 Advics Co Ltd ピストンポンプ
JP2011064129A (ja) * 2009-09-17 2011-03-31 Nissin Kogyo Co Ltd プランジャポンプ
JP2012007622A (ja) * 2011-10-07 2012-01-12 Nissin Kogyo Co Ltd プランジャポンプおよびプランジャポンプの製造方法
JP2013053632A (ja) * 2012-12-17 2013-03-21 Nissin Kogyo Co Ltd ソレノイドポンプ

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