JP2000203725A - 記録紙パッケ―ジ - Google Patents

Abstract

(57)【要約】 【課題】 記録紙パッケージをその装填の向きを気にす
ることなく、給紙カセットに装填可能にする。 【解決手段】 記録紙１１を積層し、これを包装体１２
に収納する。包装体１２を、周縁保持枠１５と上板１６
と下板とから構成する。包装体１２の両端部近くで、上
板１６と下板とに給紙開口及びローラ挿入口を兼ねた給
紙兼用ローラ挿入口２５を形成する。この給紙兼用ロー
ラ挿入口２５を、包装体１２の中心に対して点対称とな
る位置で、包装体１２の両面に形成する。上部の給紙兼
用ローラ挿入口２５から給紙ローラを包装体１２内に挿
入する。下部の給紙兼用ローラ挿入口２５から記録紙押
上部材を挿入し、記録紙１１を給紙ローラに押しつけ
る。給紙ローラを回転させて、記録紙１１を送り出す。
記録紙パッケージ１０をその装填の向きを気にすること
なく、給紙カセットに装填することができる。

Description

【発明の詳細な説明】

【０００１】

【発明の属する技術分野】本発明はプリンタに用いられ
る記録紙パッケージに関するものである。

【０００２】

【従来の技術】包装体に記録紙を積層して収納した記録
紙パッケージが提供されている。この記録紙パッケージ
は、プリンタに直接に又は給紙カセットを介して間接に
装填される。そして、プリンタ又は給紙カセットに配置
された給紙ローラ及び記録紙押上部材により、積層され
た記録紙を挟持して給紙ローラを回転させることによ
り、最上層の記録紙から順に記録紙を給紙している。

【０００３】このような記録紙パッケージを用いると、
包装体に装填した１まとまりの状態で記録紙を装填する
ことができる。したがって、記録紙の記録面に指等が接
触するおそれがないので、記録紙の汚損が生じることが
ない。また、手指の脂などの付着でインクなどが均一に
付着しないことによる濃度むらの発生などが抑えられ
る。

【０００４】

【発明が解決しようとする課題】しかしながら、このよ
うな記録紙パッケージは給紙開口をプリンタ側の給紙口
に合わせるようにして装填する必要がある。したがっ
て、給紙開口の向き等を注意する必要がある。また、誤
って装填した場合には動作しなかったりする。

【０００５】本発明は上記課題を解決するためのもので
あり、記録紙パッケージの装填方向を考慮することなく
簡単に装填することができるようにした記録紙パッケー
ジを提供することを目的とする。

【０００６】

【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、請求項１に記載した記録紙パッケージでは、包装体
に給紙ローラが挿入されるローラ挿入口を給紙開口に兼
用させ、給紙兼用ローラ挿入口を設け、この給紙兼用ロ
ーラ挿入口を、包装体の中心に対して点対称となる位置
で、包装体の片面又は両面にそれぞれ複数個配置してい
る。なお、給紙兼用ローラ挿入口を包装体の両面にそれ
ぞれ形成し、給紙ローラの下方にある給紙兼用ローラ挿
入口に記録紙押上部材を挿入させることが好ましい。

【０００７】また、請求項３に記載した記録紙パッケー
ジでは、包装体に給紙ローラが挿入されるローラ挿入口
を、給紙開口とは別に形成し、これら給紙開口及びロー
ラ挿入口を、それぞれが包装体の中心に対して点対称と
なる位置で、包装体の片面又は両面にそれぞれ複数個配
置している。なお、ローラ挿入口の記録紙給紙方向に直
交する長さを、給紙開口の長さより短くし、且つローラ
挿入口を給紙開口に連続させ、これら給紙開口及びロー
ラ挿入口を包装体の両面にそれぞれ形成し、前記包装体
の両面に切込み線を入れて、前記ローラ挿入口が形成さ
れた上板又は下板を前記記録紙押上部材の押上方向に可
動自在に構成し、前記給紙ローラの下方にある包装体の
下板に前記記録紙押上部材を当てて記録紙を押し上げる
ことが好ましい。また、包装体は、積層した記録紙の両
側部を保持する１対の保持側板、及び積層した記録紙の
両端部を保持する１対の保持端板からなる周縁保持枠を
有することが好ましい。

【０００８】また、請求項６に記載した記録紙パッケー
ジでは、記録紙パッケージを前後又は表裏のいずれの向
きでプリンタに装填しても、前記給紙ローラ及び前記記
録紙押上部材が前記記録紙パッケージに挿入されるよう
に複数の開口を形成している。なお、記録紙パッケージ
の異なる製造ロットによる感度差を調整するに必要とな
る感度データ、又は記録紙の種類を認識させる製品デー
タを、記録紙パッケージに複数設けることが好ましい。
更に、これら感度データ又は製品データを、包装体の中
心に対して点対称位置に設けることが好ましい。

【０００９】

【発明の実施の形態】図１及び図２において、記録紙パ
ッケージ１０は、積層された記録紙１１と、これを収納
する包装体１２とから構成されている。記録紙１１は感
熱型とされており、一方の面には感熱発色層が層設され
ている。この記録紙１１は、支持体を上にし感熱発色面
を下にした状態で、包装体１２に２０枚が積層されて収
納される。なお、シールプリント用の厚手の記録紙の場
合には、１０枚が収納される。これらの記録紙１１の収
納枚数は記録紙１１の厚さ等に応じて適宜変更してよ
い。また、最下層の記録紙１１の下側には、必要に応じ
て記録紙１１と同じサイズの保護シートを配置し、感熱
発色層を保護してもよい。

【００１０】包装体１２は、周縁保持枠１５と上板１６
と下板１７とを備えており、薄型箱状に構成されてい
る。周縁保持枠１５は、１対の側板１５ａ，１５ｂと、
端板１５ｃ，１５ｄとを連結したものである。この周縁
保持枠１５は、記録紙１１の周縁を保持するように、矩
形にされている。

【００１１】図２は包装体１２を分解した状態を示して
いる。この分解状態では、周縁保持枠１５は、折曲線１
４を介して連続された端板１５ｃ，側板１５ａ，端板１
５ｄと、下板１７に折曲線を介して連続される側板１５
ｂとから構成される。そして、端板１５ｃ，１５ｄの自
由端部に、折曲線１４を介して連続させた連結片１８，
１９が配置されている。この連結片１８，１９を側板１
５ｂの両端部に接着層により接合することで、周縁保持
枠１５が構成されるとともに、下板１７が周縁保持枠１
５に固定される。

【００１２】この周縁保持枠１５内には、積層した記録
紙１１が入れられる。上板１６の側板連結側縁と反対側
の側縁には、折曲線１４を介して接合片２０が接続され
ている。記録紙１１を入れた後に、接合片２０が側板１
５ｂに接着層を介して接合される。これにより、記録紙
パッケージ１０が構成される。

【００１３】上板１６及び下板１７は、その給紙方向の
長さが、側板１５ａ，１５ｂよりも短くされており、こ
れにより、端板１５ｃ，１５ｄと上板１６及び下板１７
との間には、給紙開口とローラ挿入口とを兼ねた給紙兼
用ローラ挿入口２５が形成される。この給紙兼用ローラ
挿入口２５には、図３に示すように、給紙カセット３０
に記録紙パッケージ１０が装填されたときに、上から給
紙ローラ３１が入り込み、下から記録紙押上部材３２が
入り込む。

【００１４】この給紙兼用ローラ挿入口２５は、包装体
１２の両端部の上下面にそれぞれ形成されるため、記録
紙パッケージ１０の給紙カセット３０の装填方向が限定
されることがなくなる。なお、本実施形態では感熱記録
紙１１を収納している。この感熱記録紙１１は支持体の
一方の面に感熱発色層を形成しているため、記録紙パッ
ケージ１０の表裏を誤って給紙カセット３０に装填する
と、熱記録が不可能になる。このため、上板１６には、
記録紙１１の記録面を示すための表示部３５が印刷され
ている。この表示部３５を印刷する代わりに、表示部３
５を有するラベルを該当する面に貼り付けてもよい。ま
た、表裏を識別することなく使用可能な記録紙の場合に
は、当然のことながら、この表示部３５は不要になる。
なお、記録紙１１の一方の面に感熱発色層を形成する代
わりに、両面に形成してもよく、この場合にも表示部３
５は不要になる。

【００１５】図３は記録紙パッケージ１０を給紙カセッ
ト３０に装填した状態を示している。給紙カセット３０
はカセット本体４０と蓋４１とから構成されており、蓋
４１は取付軸４２を介してカセット本体４０に開閉自在
に取り付けられる。蓋４１には、記録紙パッケージ１０
に対応する位置で、ローラ開口４３が形成されており、
このローラ開口４３から給紙ローラ３１が挿入される。

【００１６】カセット本体４０は、記録紙パッケージ１
０の収納部４４を備えている。この収納部４４の底に
は、ローラ開口４３に対応する位置で、記録紙押上部材
３２が配置されている。記録紙押上部材３２は給紙ロー
ラ３１に向かって出没自在に取り付けられており、コイ
ルバネ４５により上方に付勢されている。したがって、
記録紙パッケージ１０内の記録紙１１は、給紙ローラ側
に付勢され、記録紙１１が給紙ローラ３１に押しつけら
れる。

【００１７】給紙の際には給紙ローラ３１が給紙位置に
下降して、記録紙１１の上面に接触する。この後、給紙
ローラ３１が給紙方向に回転し、記録紙１１をプリンタ
側に送り出す。なお、最上層の記録紙１１以外は周縁保
持枠の端板１５ｄによって先端が係止されるため、記録
紙１１が二重送りされることはない。

【００１８】図４及び図５は、ローラ挿入口を記録紙パ
ッケージの幅一杯に構成する代わりに、全幅のほぼ半分
に構成した実施形態を示している。なお、本実施形態に
おいて、上板５０及び下板５１の形状が異なっている他
は、図１及び図２に示す実施形態と同じであり、同一構
成部材には同一符号が付してある。図４及び図５に示す
ように、給紙開口４８は、包装体４９の上下両端部で、
周縁保持枠１５の端板１５ｃ，１５ｄと上板５０及び下
板５１との間に形成されている。また、ローラ挿入口５
２は包装体４９の上下両端部で、給紙開口４８に連続す
るように配置されている。

【００１９】これら給紙開口４８及びローラ挿入口５２
は、包装体４９の中心点ＣＰを通り、上板５０に垂直な
中心線ＣＬ１に対し、１８０度回転すると同じ位置にな
る点対称位置に配置されている。更に、これら給紙開口
４８及びローラ挿入口５２は、包装体４９の中心点ＣＰ
を通り端板１５ｅ，１５ｄに対して垂直な中心線ＣＬ２
に対して点対称位置に配置されている。

【００２０】上板５０と周縁保持枠１５の側板１５ｃ，
１５ｄとの折曲線１４に沿って、上板５０の両端部近く
には、切込み線５５が入れられている。同様にして、下
板５１と側板１５ｃ，１５ｄとの折曲線１４に沿って、
下板５１の両端部近くにも、切込み線５６が入れられて
いる。したがって、ローラ挿入口５２の下方には下板部
分５１ａが位置し、この下板部分５１ａが、切込み線５
６によって上方に可動自在にされているので、記録紙押
上部材６０の上方の付勢によって、記録紙１１の使用に
よる減少に応じて、下板部分５１ａが上方に変移する。
これにより、記録紙１１を給紙ローラ６１に確実に押し
つけることができる。

【００２１】図６はローラ挿入口７０を中央部近くに配
置した記録紙パッケージ７１を示している。ローラ挿入
口７０は給紙開口４９に連続して形成されている。そし
て、上板７２のローラ挿入口７０から給紙ローラ７３が
包装体７４内に入り込み、最上層の記録紙１１に接触す
る。また、図７に示すように、給紙ローラ７３の下方に
配置された記録紙押上部材７５により、下板部分７６ａ
を介して記録紙１１が給紙ローラ７３側に付勢される。
これにより、記録紙１１を確実に給紙することができ
る。しかも、記録紙パッケージ７１の装填を前後又は上
下を逆にして行っても、同様にしてプリントすることが
できる。なお、図６及び図７では、給紙方向に平行な中
心線に対してローラ挿入口７０の中心線をずらして形成
してあるが、これは一致させて、中央に形成してもよ
い。

【００２２】前記実施形態では、感熱記録紙を収納した
が、収納する記録紙はこれに限定されない。例えば、イ
ンクジェット用記録紙や、熱転写用記録紙、コピー用紙
などの各種記録紙を収納してもよい。また、表裏を識別
する必要がない記録紙を収納する場合には、記録紙の表
裏面を識別する表示部３５は不要になる。しかも、記録
紙を前後のみでなく表裏を入れ替えても、何ら変わりな
くプリントを行うことができる。

【００２３】前記実施形態では、１枚の板紙を折り曲げ
て包装体１２を構成したが、この他に、周縁保持枠と、
上板及び下板とは別の板紙から別体に構成し、これらを
接着することにより、記録紙パッケージを構成してもよ
い。また、周縁保持枠の連結部分は前記実施形態のもの
に限定されることなく、適宜位置で連結してもよい。ま
た、上記実施形態では、給紙兼用ローラ挿入口２５、ロ
ーラ挿入口５２，７０は、点対称となる位置で同じサイ
ズで形成したが、これらのサイズは同じサイズに限定さ
れることなく、異なるサイズで形成してもよい。

【００２４】図８は記録紙の種類を認識させる製品デー
タをバーコード化して表示した記録紙パッケージを示す
斜視図である。この製品種別バーコード８０は、ローラ
挿入口５２の横方向で上板５０，下板に形成されてい
る。これら製品種別バーコード８０も、ローラ挿入口５
２と同じように、包装体８１の中心ＣＰに対して点対称
位置で配置されている。したがって、包装体８１の装填
の向きがいずれであっても、プリンタ側のバーコードリ
ーダーによって製品種別バーコード８０を確実に読み取
ることができる。なお、図８において、図４と同一構成
部材には同一符号が付してあり、重複した記載を省略し
ている。

【００２５】上記製品種別バーコード８０の代わりに、
製造ロットによる感度差を調整するために必要な感度デ
ータをバーコード化して、包装体８１に設けてもよい。
また、感度バーコードと製品種別バーコードとを一体化
して表示してもよい。更には、バーコード表示に代え
て、切欠きや記号、文字などの印刷によるマークを用い
てもよい。また、印刷などによる記録の他に、ＩＣメモ
リを包装体の中心に対して点対称位置で埋め込むことに
より、バーコードの代わりとして、データ発生部を構成
してもよい。

【００２６】

【発明の効果】本発明によれば、記録紙パッケージを前
後又は表裏のいずれの向きでプリンタに装填しても、給
紙ローラ及び記録紙押上部材が記録紙パッケージに挿入
されるように複数の開口を形成したから、包装体のプリ
ンタ側への装填の際に、装填方向が限定されることがな
くなる。特に、給紙ローラが挿入される給紙兼用ローラ
挿入口や、個別に形成した給紙開口及びローラ挿入口
を、包装体の中心に対して点対称となる位置で、包装体
の片面又は両面にそれぞれ複数個設けることにより、装
填方向の限定が無くなり、装填が簡単に行えるようにな
る。また、包装体に記録紙の周縁を押さえる保持枠を設
けたから、記録紙が包装体から脱落することがなくな
る。

【図面の簡単な説明】

【図１】本発明の記録紙パッケージの全体の外観を示す
斜視図である。

【図２】記録紙パッケージを分解して示す斜視図であ
る。

【図３】記録紙パッケージが装填される給紙カセットを
示す要部の縦断面図である。

【図４】上板及び下板の一部を切り取ってローラ挿入口
を形成した別の実施形態における記録紙パッケージの外
観を斜め上から見た斜視図である。

【図５】同記録紙パッケージの外観を斜め下から見た斜
視図である。

【図６】ローラ挿入口を上板及び下板の中央部寄りに形
成した別の実施形態における記録紙パッケージの外観を
斜め上から見た斜視図である。

【図７】同記録紙パッケージの外観を斜め下から見た斜
視図である。

【図８】製品種別バーコードを備えた別の実施形態にお
ける記録紙パッケージの外観を斜め上から見た斜視図で
ある。

【符号の説明】

１０，７１ 記録紙パッケージ １１ 記録紙 １２，４９，８１ 包装体 １５ 周縁保持枠 １５ａ，１５ｂ 側板 １５ｃ，１５ｄ 端板 １６，５０，７２ 上板 １７，５１，７６ 下板 １８，１９ 連結片 ２０ 接合片 ２５ 給紙兼用ローラ挿入口 ３０ 給紙カセット ３１，６１，７３ 給紙ローラ ３２，６０，７５ 記録紙押上部材 ３５ 表示部 ４０ カセット本体 ４１ 蓋 ４３ ローラ開口 ４８ 給紙開口 ５２，５４，７０ ローラ挿入口 ５５，５６ 切込み線 ８０ 製品種別バーコード

───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き Ｆターム(参考） 3F343 FA02 FB02 FB04 GA03 GB01 GC01 GD01 HA07 HA14 HB06 HD09 HD18 JA01 KB03 KB13 KB18

Claims (8)

【特許請求の範囲】
1. 【請求項１】 包装体に記録紙を積層して収納した記録
   紙パッケージであって、プリンタ側に配置される給紙ロ
   ーラ及び記録紙押上部材により、積層された記録紙を挟
   持するとともに給紙ローラを回転させ、給紙開口を介し
   て包装体から記録紙を送り出すようにした記録紙パッケ
   ージにおいて、 前記包装体に給紙ローラが挿入されるローラ挿入口を前
   記給紙開口に兼用させ、給紙兼用ローラ挿入口を設け、
   この給紙兼用ローラ挿入口を、包装体の中心に対して点
   対称となる位置で、包装体の片面又は両面にそれぞれ複
   数個配置したことを特徴とする記録紙パッケージ。
2. 【請求項２】 前記給紙兼用ローラ挿入口を包装体の両
   面にそれぞれ配置し、前記給紙ローラの下方にある給紙
   兼用ローラ挿入口に前記記録紙押上部材を挿入させるこ
   とを特徴とする請求項１記載の記録紙パッケージ。
3. 【請求項３】 包装体に記録紙を積層して収納した記録
   紙パッケージであって、プリンタ側に配置される給紙ロ
   ーラ及び記録紙押上部材により、積層された記録紙を挟
   持するとともに給紙ローラを回転させ、給紙開口を介し
   て包装体から記録紙を送り出すようにした記録紙パッケ
   ージにおいて、 前記包装体に給紙ローラが挿入されるローラ挿入口を前
   記給紙開口とは別に形成し、前記給紙開口及びローラ挿
   入口を、それぞれが包装体の中心に対して点対称となる
   位置で、包装体の片面又は両面にそれぞれ複数個配置し
   たことを特徴とする記録紙パッケージ。
4. 【請求項４】 前記ローラ挿入口の記録紙給紙方向に直
   交する長さを、給紙開口の長さより短くし、且つローラ
   挿入口を給紙開口に連続させ、前記給紙開口及びローラ
   挿入口を包装体の両面にそれぞれ形成し、前記包装体の
   両面に切込み線を入れて、前記ローラ挿入口が形成され
   た上板及び下板を前記記録紙押上部材の押上方向に可動
   自在に構成し、前記給紙ローラの下方にある包装体の下
   板に前記記録紙押上部材を当てて記録紙を押し上げるこ
   とを特徴とする請求項３記載の記録紙パッケージ。
5. 【請求項５】 前記包装体は、積層した記録紙の両側部
   を保持する１対の保持側板、及び積層した記録紙の両端
   部を保持する１対の保持端板からなる周縁保持枠を有す
   ることを特徴とする請求項１ないし４いずれか１つ記載
   の記録紙パッケージ。
6. 【請求項６】 包装体に記録紙を積層して収納した記録
   紙パッケージであって、プリンタ側に配置される給紙ロ
   ーラ及び記録紙押上部材により、積層された記録紙を挟
   持するとともに給紙ローラを回転させ、給紙開口を介し
   て包装体から記録紙を送り出すようにした記録紙パッケ
   ージにおいて、 前記記録紙パッケージを前後又は表裏のいずれの向きで
   プリンタに装填しても、前記給紙ローラ及び前記記録紙
   押上部材が前記記録紙パッケージに挿入されるように複
   数の開口を形成したことを特徴とする記録紙パッケー
   ジ。
7. 【請求項７】 前記記録紙パッケージの異なる製造ロッ
   トによる感度差を調整するに必要となる感度データ、又
   は記録紙の種類を認識させる製品データを複数有するこ
   とを特徴とする請求項１ないし６いずれか１つ記載の記
   録紙パッケージ。
8. 【請求項８】 前記感度データ又は製品データを、包装
   体の中心に対して点対称位置に設けたことを特徴とする
   請求項７記載の記録紙パッケージ。