JP2000203356A - 自動車用入力装置 - Google Patents

自動車用入力装置

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JP2000203356A
JP2000203356A JP575299A JP575299A JP2000203356A JP 2000203356 A JP2000203356 A JP 2000203356A JP 575299 A JP575299 A JP 575299A JP 575299 A JP575299 A JP 575299A JP 2000203356 A JP2000203356 A JP 2000203356A
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 自動車運転中の誤動作を低減することがで
き、操作性及び安全性を向上させることができると共
に、将来の拡張性を向上させることができる自動車用入
力装置を提供する。 【解決手段】 ディスプレイ4及びこのディスプレイ4
の画面に表示された映像が透過してその表面に映し出さ
れるタッチパネル5を備えたタッチパネルディスプレイ
と、タッチパネル5上で所定の操作が行われることによ
り自動車に搭載された装置のオン状態とオフ状態とを切
替える複数個のスイッチとが設けられている。ディスプ
レイ4には、スイッチ群で1種の電装品の制御を行うス
イッチの位置が表示される第1の詳細画面と、いずれの
スイッチでも制御を行うことができる電装品の種類が表
示される第2の詳細画面と、そのスイッチのみで1種の
電装品の制御を行うことができるスイッチの位置及び前
記装置の動作状況を表示させる動作状況表示スイッチの
位置が表示される大項目画面が表示される。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は自動車に搭載される
種々の電装品の動作を制御するために使用される自動車
用入力装置に関し、特に、運転時における操作性の向上
を図った自動車用入力装置に関する。
【0002】
【従来の技術】近時の自動車には、パワーウィンドウ、
リモコンミラー、ワイパー及びフォグランプ等の多くの
電装品が搭載されており、これらの電装品を制御するス
イッチが運転者の手の届く範囲に個別に配置されてい
る。ワイパー、方向指示器及びヘッドライト等のスイッ
チは、どのような種類の自動車でもほぼ同じ位置に配置
されており、複数の機能が統合されたコンビネーション
スイッチとなっている。また、パワーウィンドウ、リモ
コンドアミラー及びドアロック等のスイッチは、ドア又
はシフトノブの近傍で比較的視認性の良い位置に配置さ
れている。しかし、フォグランプ等のオプション選択に
より後付けされる場合が多い機器のスイッチは、コンビ
ネーションメータの下、例えば、ハンドルの陰に配置さ
れる場合が多く、その視認性は悪く必ずしも操作性が良
いとはいえない。
【0003】このように、運転席からの視認性が良い範
囲及びスイッチ操作のために容易に手が届く範囲は限定
されているので、今後、新機能の電装品の搭載が増加し
た場合には、スイッチの配置スペースがなくなることも
予想される。
【0004】そこで、この問題を解決するために、個々
の制御スイッチを統合し、運転者が操作しやすく安全性
が確保された位置に配置し、個々の電装品を自由に制御
できる装置が提案されている(特公平5−9304号公
報)。図11は特公平5−9304号公報に記載された
入力装置を示す模式図である。この公報に記載された従
来の入力装置においては、自動車のステアリングパッド
31内に、ラジオモード切替スイッチ33a、CD/カ
セットモード切替スイッチ33b及びエアコンモード切
替スイッチ33cからなる切替スイッチ群33、液晶表
示装置32並びに透明電極スイッチ34が設けられてい
る。透明電極スイッチ34は液晶表示装置32上に設け
られている。また、液晶表示装置32には、多層液晶表
示器35が組込まれており、モード切替スイッチ33
a、33b又は33cを選択されることにより、表示画
面が変更される。図11にはエアコンモード切替スイッ
チ33cが選択された場合の表示画面が示されている。
液晶表示装置32には、双方向送受信回路が接続されて
おり、自動車ボデー側の双方向送受信回路と多重通信が
行われる。そして、ボデー側のコントロール対象回路に
より、各電装品の動作が制御される。これにより、それ
まで視認性が悪い位置に取付けられていたスイッチの視
認性が向上した。
【0005】また、従来のスイッチによる各種電装品の
動作制御では、多数配置された操作スイッチの中から必
要なスイッチを選択し操作する必要があるため、運転者
の負担が大きい。このため、その操作を行うためにはあ
る程度の習熟が必要とされ、誰もが容易に使いこなすこ
とは困難となっており、これらの電装品の機能が有効利
用されない場合が多い。
【0006】そこで、この問題を解決するために、音声
認識によりスイッチ入力を行う装置が提案されている
(特開平4−78634号公報)。図12は特開平4−
78634号公報に記載された入力装置を示すブロック
図である。この公報に記載された従来の入力装置におい
ては、順に直列に接続されたアナログインターフェース
41a、音声認識回路41b、CPU41c及び通信イ
ンターフェース41dから集中制御ユニット41が構成
されている。また、アナログインターフェース41aに
は、マイクロホン42が接続されている。更に、通信イ
ンターフェース41dには、コネクタ43を介して多重
信号ライン44が接続され、この多重信号ライン44に
ドアロック制御ユニット45a、パワーウィンドウ制御
ユニット45b、ワイパ制御ユニット45c、エアコン
制御ユニット45d、電話制御ユニット45e、オーデ
ィオ制御ユニット45f、チルト・テレスコピック制御
ユニット45g、パワーシート制御ユニット45h、ミ
ラー制御ユニット45i及びシフトレバー制御ユニット
45j等の制御ユニットがコネクタ46a乃至46jを
介して接続されている。これらの制御ユニット45a乃
至45jは各電装品の制御を行うものである。
【0007】このように構成された従来の入力装置にお
いては、マイクロホン42から入力された音声が集中制
御ユニット41内で多重化信号に変換され、集中制御ユ
ニット41からそれぞれの制御ユニット45a乃至45
jに送信される。そして、制御ユニット45a乃至45
jにより、所定の電装品の動作が制御される。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、前述の
入力装置によっても十分な操作性及び拡張性等が得られ
ないという問題点がある。例えば、特公平5−9304
号公報に記載された入力装置にあっては、それまでの個
別スイッチでは1回の操作で達成できる操作でも、モー
ド切替スイッチ33a乃至33c及び透明電極スイッチ
34を操作する必要があるため、2倍の操作回数及び操
作時間が必要である。このため、操作が複雑になり操作
性が低下している。また、ブラインドタッチを行うこと
はできないので、運転中に前方から目を離す時間が長く
なる虞がある。更に、例えば、エアコン画面を表示中に
オーディオ画面のスイッチの状態を見るためには、再度
オーディオ画面に切替える必要があり、動作状態の確認
性が低い。そして、モード切替スイッチ群33は個別の
専用スイッチとしてステアリングパッド31に取付けら
れているため、言語が違う仕向け地別又は新規に電装品
を追加するときに別途専用のモード切替スイッチに変更
するか、又はモード切替スイッチを追加する必要があ
り、拡張性が低い。
【0009】一方、特開平4−78634号公報に記載
された入力装置にあっては、音声入力のみを採用してい
るので、1種類の電装品に対して、「リヤデフォッガオ
ン」のように最低1命令以上の音声命令が必要である。
このため、例えば、ドアミラーを開閉する場合のよう
に、複数の動作が必要な場合には、1種の電装品である
ドアミラーに対して、「ドアミラーオープン」、「ドア
ミラークローズ」のように複数の音声命令が必要とな
る。更に、上下左右への駆動が連続的にアナログ動作す
るような装置の場合には、その装置の駆動量又は駆動時
間をも音声命令に付加して制御することが必要であるた
め、多い場合には、1種類の電装品に対して10項目以
上の音声命令が必要となって命令を覚えるまでにかなり
の習熟が必要とされる。特に、詳細な制御になるほど音
声命令が長いものとなり、従来の個別スイッチのように
押している間だけ駆動するといった方式と比較して、操
作時間が長くなる。
【0010】また、現状の音声認識の技術レベルは、窓
を閉めた状態で時速約100km/hで走行している中
での認識率は約90%程度、窓を開けた状態では70%
程度と、正認識率が低く、誤認識により電装品が誤動作
する可能性がある。更に、車載ラジオ又は助手席に着座
している人等の同乗者が発する音声にも反応する場合が
あり、運転者が予期しない装置の動作が生じる虞があ
る。
【0011】本発明はかかる問題点に鑑みてなされたも
のであって、自動車運転中の誤動作を低減することがで
き、操作性及び安全性を向上させることができると共
に、将来の拡張性を向上させることができる自動車用入
力装置を提供することを目的とする。
【0012】
【課題を解決するための手段】本発明に係る自動車用入
力装置は、ディスプレイと、このディスプレイの画面に
表示された映像が透過してその表面に映し出されるタッ
チパネルと、前記タッチパネルに設けられ第1の所定値
以上の接触圧力で触れられたときに導通と非導通とが切
替わることにより自動車に搭載された装置のオン状態と
オフ状態とを切替える複数個のスイッチと、複数個の前
記スイッチのうち選択されているスイッチを音声により
案内する第1の音声案内手段と、複数個の前記スイッチ
のうち入力が決定されたスイッチによりオン状態とオフ
状態とが切替えられる装置の状態を音声により案内する
第2の音声案内手段と、を有し、前記ディスプレイに表
示される画面は、複数個の前記スイッチのうち複数個の
スイッチからなるスイッチ群で1種の電装品の制御を行
うスイッチの位置が表示される第1の詳細画面と、複数
個の前記スイッチのいずれでも制御を行うことができる
電装品の種類が表示される第2の詳細画面と、複数個の
前記スイッチのうちそのスイッチのみで1種の電装品の
制御を行うことができるスイッチの位置及び前記装置の
動作状況を表示させる動作状況表示スイッチの位置が表
示される大項目画面と、を有し、前記第1の詳細画面及
び前記大項目画面には、相互に画面を切替えるための切
替スイッチの位置が表示され、入力された音声により前
記ディスプレイに表示される画面を前記大項目画面から
前記第2の詳細画面へと切替える音声認識手段を有する
ことを特徴とする。
【0013】本発明に係る他の自動車用入力装置は、第
1の所定値以上の接触圧力で触れられたときに導通と非
導通とが切替わることにより自動車に搭載された装置の
オン状態とオフ状態とを切替える複数個のスイッチが配
設されたメンブレンスイッチと、複数個の前記スイッチ
の位置及び種類が表示されるディスプレイと、複数個の
前記スイッチのうち選択されているスイッチを音声によ
り案内する第1の音声案内手段と、複数個の前記スイッ
チのうち入力が決定されたスイッチによりオン状態とオ
フ状態とが切替えられる装置の状態を音声により案内す
る第2の音声案内手段と、を有し、前記ディスプレイに
表示される画面は、複数個の前記スイッチのうち複数個
のスイッチからなるスイッチ群で1種の電装品の制御を
行うスイッチの位置が表示される第1の詳細画面と、複
数個の前記スイッチのいずれでも制御を行うことができ
る電装品の種類が表示される第2の詳細画面と、複数個
の前記スイッチのうちそのスイッチのみで1種の電装品
の制御を行うことができるスイッチの位置及び前記装置
の動作状況を表示させる動作状況表示スイッチの位置が
表示される大項目画面と、を有し、前記第1の詳細画面
及び前記大項目画面には、相互に画面を切替えるための
切替スイッチの位置が表示され、入力された音声により
前記ディスプレイに表示される画面を前記大項目画面か
ら前記第2の詳細画面へと切替える音声認識手段を有す
ることを特徴とする。
【0014】本発明においては、タッチパネルに設けら
れた複数個のスイッチから一のスイッチが選択されると
第1の音声案内手段により、そのスイッチが何のスイッ
チであるかが案内され、一のスイッチの入力が決定され
ると、第2の音声案内手段により、そのスイッチにより
オン状態とオフ状態とが切替えられる装置の状態が案内
される。このため、ブラインドタッチによる操作が可能
である。また、切替スイッチが設けられた場合と比し
て、手動による入力が少ないので操作性が向上する。更
に、第2の詳細画面が表示されているときには、複数個
のスイッチのいずれでもその電装品の制御を行うことが
できるので、手動作によるスイッチの選択操作が不要に
なるため、操作性がより一層向上すると共に、スイッチ
の選択ミスによる誤操作も低減される。
【0015】前記タッチパネル又は前記メンブレンスイ
ッチが前記第1の所定値よりも高い第2の所定値以上の
接触圧力で触れられたときに導通と非導通とが切替わる
第2のスイッチを有することができる。
【0016】第2のスイッチを設けることにより、タッ
チパネルを第1の所定値以上第2の所定値未満の接触圧
力で触れているときと、第2の所定値以上の接触圧力で
触れているときとでは、タッチパネルからの抗力が異な
るので、スイッチのオン/オフの移行を触感により認識
することが可能となる。
【0017】また、第2のスイッチにクリック感を持た
せることも可能である。更に、スイッチの選択をタッチ
パネル又はメンブレンスイッチで行い、スイッチの入力
の決定を第2のスイッチにより行うことにより、第1の
音声案内手段及び第2の音声案内手段の制御をより確実
に行うことができるため、信頼性が向上する。更にま
た、ダブルクリック等によるスイッチの入力決定方法と
比して、人間工学的にもより自然な操作性が得られる。
【0018】また、前記大項目画面には、前記電装品の
動作状況を示す操作表示部が表示されてもよい。
【0019】更に、前記ディスプレイには複数種の前記
第1及び第2の詳細画面が表示され、前記音声認識手段
は、入力された音声により前記ディスプレイに表示され
る画面を前記大項目画面から前記第1の詳細画面へと切
替え、複数種の前記第1及び第2の詳細画面のうちで一
種の画面から他種の画面へと切替え、及び前記第1及び
第2の詳細画面から前記大項目画面へと切替えることが
できる。
【0020】更にまた、複数個の前記スイッチのうち入
力が決定されたスイッチを示すアイコンを前記画面上に
点滅表示させる点滅表示手段と、入力が決定された前記
スイッチにより制御される装置が動作した以降に前記ア
イコンの通常表示と反転表示とを切替える表示変更手段
とを有することができる。この場合、アイコンが多段階
に変化して表示されるので、装置の動作状況を把握しや
すくなる。
【0021】また、前記ディスプレイの画面にナビゲー
ションシステム用の情報を表示させるナビゲーション画
面表示手段を有することができる。この場合、ナビゲー
ションシステム用の表示装置と兼用されるので、コスト
を低減することができると共に、配置スペースの確保が
不要となり、車内の空間を広く使用することが可能とな
る。
【0022】更に、前記ディスプレイは、メータパネル
内に設けられていてもよい。
【0023】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施例に係る自動
車用入力装置について、添付の図面を参照して具体的に
説明する。図1は本発明の実施例に係る自動車用入力装
置を示すブロック図である。
【0024】本実施例においては、第1制御回路1と第
2制御回路2とが多重通信線3により接続されている。
第1制御回路1には、表示部として表示装置4、スイッ
チ入力部としてタッチパネル5、音声認識部としてマイ
ク6及び音声案内部としてスピーカ7が接続されてい
る。第1制御回路1はこれらの制御を行う回路である。
表示装置4には、LCD(Liquid Crystal Display)、
VFD(Vacuum Fluorescent Display)、ELD(Elec
troluminescent Display)又はFED(Field Emission
Display)等が使用される。また、タッチパネル5に
は、抵抗膜方式、赤外線方式、静電容量方式又はピエゾ
圧電方式等のタッチパネルが使用される。そして、第1
制御回路1、表示装置4、タッチパネル5、マイク6及
びスピーカ7から入力/動作表示ユニット11が構成さ
れている。なお、マイク6及びスピーカ7は第1制御回
路1に接続されていれば、入力/動作表示ユニット11
の筐体の外部にあってもよい。
【0025】一方、第2制御回路2のみから負荷制御ユ
ニット12が構成されている。そして、負荷制御ユニッ
ト12には、リヤデフォッガ用発熱体8a、ワイパーデ
アイサ用発熱体8b、フォグランプ8c、パワーウィン
ドウ駆動装置8d、リモコンミラー駆動装置8e、サン
ルーフ駆動装置8f、AT制御ユニット9a、クルーズ
制御ユニット9b及びトラクション制御ユニット9cが
接続されている。更に、AT制御ユニット9aには、A
Tスノーホールド駆動装置10aが接続され、クルーズ
制御ユニット9bには、クルーズ用の駆動装置10bが
接続され、トラクション制御ユニット9cには、トラク
ション駆動装置10cが接続されている。第2制御回路
2は、CPU、リレー及びトランジスタ等の電子部品を
内蔵しており、CPUからリレー及びトランジスタのオ
ン/オフを制御することにより、リヤデフォッガ用発熱
体8a、ワイパーデアイサ用発熱体8b、フォグランプ
8c、パワーウィンドウ駆動装置8d、リモコンミラー
駆動装置8e及びサンルーフ駆動装置8fを駆動させる
駆動制御、AT制御ユニット9a、クルーズ制御ユニッ
ト9b及びトラクションコントロール9cへスイッチ情
報を個別に出力するスイッチ情報出力制御及びCPUの
シリアル端子通信により第1制御回路1との多重通信制
御を行う回路である。
【0026】次に、表示装置4に表示される画面につい
て説明する。図2は表示装置に表示される画面の一例を
示す図であって、(a)は大項目画面を示す模式図、
(b)はパワーウィンドウ詳細画面を示す模式図、
(c)はリモコンドアミラー詳細画面を示す模式図、
(d)はサンルーフ詳細画面を示す模式図である。
【0027】大項目画面21には、図2(a)に示すよ
うに、リヤデフォッガのオン/オフの表示及び切替のた
めの「R.DEF」アイコン21a、ATスノーホール
ドのオン/オフの表示及び切替のための「HOLD」ア
イコン21b、クルーズメインSWのオン/オフの表示
及び切替のための「CRUISE」アイコン21c、ワ
イパーデアイサのオン/オフの表示及び切替のための
「W.DEICE」アイコン21d、フォグランプのオ
ン/オフの表示及び切替のための「F.FOG」アイコ
ン21e、トラクション制御ユニットのオン/オフの表
示及び切替のための「TCS」アイコン21f、パワー
ウィンドウ詳細画面に切替えるための「WINDOW」
アイコン21g、リモコンドアミラー詳細画面に切替え
るための「MIRROR」アイコン21h及びサンルー
フ詳細画面に切替えるための「ROOF」アイコン21
iが中央部に表示される。更に、大項目画面21の最上
部には、オン状態となった電装品のアイコンの詳細な動
作状況を表示する操作表示部21jが表示され、最下部
には、全スイッチの状態を示すための「INFORMA
TION SELECT」アイコン21kが表示され
る。これらのアイコンはその形状及び色等によりタッチ
パネルに設けられた複数個のスイッチの位置及び動作状
態を示している。
【0028】図2(a)に示した画面は、この自動車用
入力装置により制御される全ての電装品がオフ状態のと
きの通常表示であるが、リヤデフォッガ、ATスノーホ
ールド、クルーズメインSW、ワイパーデアイサ、フォ
グランプ又はトラクションコントロールをオン状態とす
ることにより、そのアイコン表示が反転表示に切替わ
る。このとき、操作表示部21jにオン状態となった電
装品のアイコンの詳細な動作状況が表示される。また、
パワーウィンドウ、リモコンドアミラー又はサンルーフ
の操作によっても大項目画面21の表示は変化する。
【0029】図3(a)はリヤデフォッガがオン状態と
なったときの表示を示す模式図、(b)はATスノーホ
ールドがオン状態となったときの表示を示す模式図であ
る。また、図4はリヤデフォッガがオン状態のときにA
Tスノーホールドがオン状態となったときの表示を示す
模式図である。例えば、リヤデフォッガがオン状態とな
った場合、図3(a)に示すように、「R.DEF」ア
イコン21aが反転し、操作表示部21jには、リヤデ
フォッガがオン状態となったことが表示される。ここ
で、リヤデフォッガをオフ状態とすると、図2(a)に
示す通常表示に戻る。また、ATスノーホールドがオン
状態となった場合、図3(b)に示すように、「HOL
D」アイコン21bが反転し、操作表示部21jには、
ATスノーホールドがオン状態となったことが表示され
る。ここで、ATスノーホールドをオフ状態とすると、
図2(a)に示す通常表示に戻る。図5(a)はクルー
ズメインSWがオン状態となったときの操作表示部21
jを示す模式図、(b)はワイパーデアイサがオン状態
となったときの操作表示部21jを示す模式図、(c)
はフォグランプがオン状態となったときの操作表示部2
1jを示す模式図、(d)はトラクションコントロール
がオン状態となったときの操作表示部21jを示す模式
図である。クルーズメインSW、ワイパーデアイサ、フ
ォグランプ又はトラクションコントロールがオン状態と
なったときには、図5(a)乃至(d)に示すように、
操作表示部21jには、クルーズメインSW、ワイパー
デアイサ、フォグランプ又はトラクションコントロール
がオン状態となったことが表示される。
【0030】次に、2つ以上の電装品がオン状態となっ
たときの大項目画面21の表示について説明する。例え
ば、リヤデフォッガがオン状態となると、図3(a)に
示すように、「R.DEF」アイコン21aが反転表示
され、操作表示部21jにリヤデフォッガがオン状態と
なったことが表示される。更に、ATスノーホールドが
オン状態となると、図4に示すように、「HOLD」ア
イコン21bも反転表示され、操作表示部21jにAT
スノーホールドがオン状態となったことが表示される。
図6は「INFORMATION SELECT」アイ
コン21kの選択が決定されたときの大項目画面21を
示す模式図である。ここで、「INFORMATION
SELECT」アイコン21kがダブルクリックされ
ると、その選択が決定され、図6に示すように、操作表
示部21jにリヤデフォッガがオン状態であることが表
示されると共に、「INFORMATION SELE
CT」アイコン21kが反転表示される。
【0031】このように、2以上の電装品がオン状態と
なっている場合、「INFORMATION SELE
CT」アイコン21kをダブルクリックするごとに、そ
のときにオン状態となっている電装品の詳細表示が順次
操作表示部21jに表示される。
【0032】従って、例えば、パワーウィンドウがロッ
クされている状態で「AUTO UP」又は「AUTO
DOWN」がオン状態の場合等、大項目画面では何が
作動していて何が作動していないのかが分からない場合
があるが、このようなときにも、「INFORMATI
ON SELECT」アイコン21kの選択を決定する
ことにより、操作表示部21jで電装品の動作状態が確
認できる。リモコンドアミラーのヒーターが作動してい
る状態でドアミラーが開閉されている場合も同様であ
る。
【0033】次に、パワーウィンドウ詳細画面、リモコ
ンドアミラー詳細画面及びサンルーフ詳細画面について
説明する。パワーウィンドウ詳細画面22は、大項目画
面21が表示されているときに、運転者が、例えば、
「窓」と発声することにより、又は「WINDOW」ア
イコン21gをダブルクリックすることにより表示され
る。また、リモコンドアミラー詳細画面23又はサンル
ーフ詳細画面24が表示されているときに、運転者が、
例えば、「窓」と発声した場合にも、パワーウィンドウ
詳細画面22が表示される。パワーウィンドウ詳細画面
22には、図2(b)に示すように、4個のパワーウィ
ンドウの開閉を個別に制御する開閉アイコン22a乃至
22h、運転席ドアに取付けられたパワーウィンドウの
自動開閉を制御する「AUTO UP」アイコン22i
及び「AUTO DOWN」アイコン22j並びに全部
のパワーウィンドウの開閉を制御する「ALL UP」
アイコン22k及び「ALL DOWN」アイコン22
lが表示される。更に、パワーウィンドウ詳細画面22
の左下部には、運転席以外からのパワーウィンドウの操
作を禁止する(以下、「パワーウィンドウをロックす
る」という)「WINDOW LOCK」アイコン22
mが表示され、右下部には、大項目画面21に切替える
ための「RET」アイコン22nが表示される。これら
のアイコン22a乃至22mはその形状及び色等により
タッチパネルに設けられたパワーウィンドウのスイッチ
の位置及び動作状態を示している。
【0034】図2(b)に示した画面は、全てのパワー
ウィンドウがオフ状態のときの通常表示であるが、いず
れかのパワーウィンドウをオン状態にするか、又はパワ
ーウィンドウをロックすることにより、そのアイコン表
示が反転表示に切替わる。また、図7(a)はパワーウ
ィンドウがロックされたときのパワーウィンドウ詳細画
面22を示す模式図、(b)は同じく大項目画面21を
示す模式図である。例えば、パワーウィンドウがロック
された場合、図7(a)に示すように、「WINDOW
LOCK」アイコン22mが反転する。ここで、「R
ET」アイコン22nをダブルクリックするか、「リタ
ーン」と発声するか、又はある一定時間放置すると、図
7(b)に示すように、大項目画面21が表示される。
このとき、「WINDOW」アイコン21gは反転表示
され、操作表示部21jには、パワーウィンドウがロッ
クされていることが表示される。これらのアイコンはそ
の形状及び色等によりタッチパネルに設けられたスイッ
チの位置及び動作状態を示している。
【0035】リモコンドアミラー詳細画面23は、大項
目画面21が表示されているときに、運転者が、例え
ば、「ミラー」と発声することにより、又は「MIRR
OR」アイコン21hをダブルクリックすることにより
表示される。また、パワーウィンドウ詳細画面22又は
サンルーフ詳細画面24が表示されているときに、運転
者が、例えば、「ミラー」と発声した場合にも、リモコ
ンドアミラー詳細画面23が表示される。リモコンドア
ミラー詳細画面23には、図2(c)に示すように、2
個のドアミラーの上下左右への方向を制御する方向アイ
コン23a乃至23h、ドアミラーを開く「OPEN」
アイコン23i、ドアミラーを閉じる「CLOSE」ア
イコン23j、ドアミラーの結露を除去するために加熱
する「HEATER」アイコン23k並びに大項目画面
21に切替えるための「RET」アイコン23lが表示
される。これらのアイコン23a乃至23kはその形状
及び色等によりタッチパネルに設けられたリモコンドア
ミラーのスイッチの位置及び動作状態を示している。
【0036】図2(c)に示した画面は、全てのドアミ
ラーがオフ状態のときの通常表示であるが、いずれかの
ドアミラーをオン状態にすることにより、そのアイコン
表示が反転表示に切替わる。ここで、パワーウィンドウ
詳細画面22と同様に、「RET」アイコン23lをダ
ブルクリックするか、「リターン」と発声するか、又は
ある一定時間放置すると、大項目画面21が表示され
る。
【0037】サンルーフ詳細画面24は、大項目画面2
1が表示されているときに、運転者が、例えば、「サン
ルーフ」と発声することにより、又は「ROOF」アイ
コン21iをダブルクリックすることにより表示され
る。また、パワーウィンドウ詳細画面22又はリモコン
ドアミラー詳細画面23が表示されているときに、運転
者が、例えば、「サンルーフ」と発声した場合にも、サ
ンルーフ詳細画面24が表示される。サンルーフ詳細画
面24には、図2(d)に示すように、サンルーフの上
下方向の位置を制御する「UP」アイコン24a及び
「DOWN」アイコン24b、サンルーフの開閉を制御
する「CLOSE」アイコン24c及び「OPEN」ア
イコン24d並びに大項目画面21に切替えるための
「RET」アイコン24eが表示される。
【0038】図2(d)に示した画面は、サンルーフが
オフ状態のときの通常表示であるが、サンルーフをオン
状態にすることにより、そのアイコン表示が反転表示に
切替わる。ここで、パワーウィンドウ詳細画面22及び
ドアミラー詳細画面23と同様に、「RET」アイコン
24eをダブルクリックするか、「リターン」と発声す
るか、又はある一定時間放置すると、大項目画面21が
表示される。これらのアイコン24a乃至24dはその
形状及び色等によりタッチパネルに設けられたサンルー
フのスイッチの位置及び動作状態を示している。
【0039】また、本実施例においては、リヤデフォッ
ガ、ATスノーホールド、クルーズメインSW、ワイパ
ーデアイサ、フォグランプ又はトラクションコントロー
ルのオン/オフの表示及び切替のためのアイコンが大き
く表示される大アイコン詳細画面も表示される。図8は
「R.DEF」大アイコン詳細画面を示す図であり、
(a)はリヤデフォッガがオフ状態のときを示す模式
図、(b)はリヤデフォッガがオン状態のときを示す模
式図である。
【0040】「R.DEF」大アイコン詳細画面51
は、大項目画面21又は詳細画面22、23若しくは2
4が表示されているときに、運転者が、例えば、「リヤ
デフ」と発声することにより表示される。「R.DE
F」大アイコン詳細画面51には、リヤデフォッガのオ
ン/オフの表示及び切替のための「R.DEF」大アイ
コン51aが表示装置4に一杯に表示される。
【0041】図8(a)に示した画面はリヤデフォッガ
がオフ状態のときの通常表示であるが、リヤデフォッガ
をオン状態とすることにより、図8(b)に示すよう
に、そのアイコン表示が反転表示に切替わる。
【0042】本実施例においては、「R.DEF」大ア
イコン詳細画面51と同様に、「HOLD」大アイコン
詳細画面、「CRUISE」大アイコン詳細画面、
「W.DEICE」大アイコン詳細画面、「F.FO
G」大アイコン詳細画面及び「TCS」大アイコン詳細
画面も表示される。これらのアイコンも装置のオン/オ
フ状態により通常表示/反転表示が切替わる。また、大
項目画面21又は詳細画面22、23若しくは24が表
示されているときに、運転者が所定の発声をすることに
より、これらの大アイコン詳細画面を表示させることが
できる。
【0043】次に、本実施例に係る自動車入力装置の断
面構造について説明する。図9は本発明の実施例に係る
車載用入力装置を示す模式的断面図である。
【0044】本実施例においては、表示装置4の表面上
にタッチパネル5が設けられており、表示装置4の裏面
に2個の接点58a及び58bが相互に離間して配設さ
れている。更に、接点58a及び58bの双方に対向す
る位置に接点59が表示装置4の裏面に連結されたラバ
ー材60により支持されている。また、表示装置4の裏
面の両端には、筒61が設けられており、筒61の中に
ばね材62が装入されている。更に、表示装置4の裏面
側に、表示装置4と平行に支持板63が配設されてい
る。支持板63の両端の筒61に対向する位置には、筒
61に挿入される挿入棒64が設けられている。なお、
筒61の高さは、挿入棒64より高く、また、筒61が
支持板63に当接したときには接点59が接点58a及
び接点58bに接続されているように設定されている。
つまり、接点59と接点58a及び接点58bとにより
1個のスイッチが構成される。
【0045】なお、ばね材62には以下の条件を満たす
弾性定数を有するものが使用される。第1の所定値より
も高い第2の所定値未満の範囲内にある第1のタッチ力
でタッチパネル5が触れられた場合に、ばね材62は接
点58a及び58bと接点59とが接続されるまでは短
縮されない。一方、第2の所定値以上の第2のタッチ力
でタッチパネル5が触れられた場合、ばね材62は接点
58a及び58bと接点59とが接続されるまで短縮さ
れる。
【0046】このように構成された本実施例の車載用入
力装置においては、タッチパネル5の表面が第1の所定
値以上の第1のタッチ力で触れられると、タッチパネル
5に設けられたスイッチがオン状態となり、その第1の
タッチ力で触れられている位置に表示されているアイコ
ンに該当するスイッチが選択されていることがスピーカ
7から音声案内される。
【0047】また、タッチパネル5の表面が第1のタッ
チ力より強い第2のタッチ力で触れられると、ばね材6
2が短縮し、表示装置4と支持板63との間隔が狭ま
り、接点59と接点58a及び接点58bとが接続され
る。これにより、接点58aと接点58bとの間が導通
される。そして、その第2のタッチ力で触れられた位置
に表示されているアイコンに該当するスイッチのオン/
オフが切替えられ、その旨がスピーカ7から音声案内さ
れる。
【0048】次に、本発明の実施例に係る自動車用入力
装置の使用方法について説明する。第1の使用方法例と
して、全ての電装品が作動していない状態からリヤデフ
ォッガを作動させ、その状態からリヤデフォッガをオフ
状態にする方法例について説明する。図10は本発明の
実施例に係る自動車用入力装置の動作を示す図であっ
て、(a)はタッチパネルが第1のタッチ力で触れられ
た場合の模式的断面図、(b)はタッチパネルが第2の
タッチ力で触れられた場合の模式的断面図である。
【0049】先ず、図10(a)に示すように、入力/
動作表示ユニット11の大項目画面21中の任意の位置
に第1のタッチ力で触れる。すると、触れられた位置に
該当するアイコンのスイッチのオン/オフ状態が第1制
御回路1により判別され、該当するスイッチ名称及びこ
れから動作させようとする内容(例えば、オン状態とす
るかオフ状態とするか)が音声で案内される。ここで、
音声案内のスイッチ名称が、運転者が操作しようとして
いるスイッチではない場合、例えば、ワイパーデアイサ
に関する案内である場合、画面に触れたままその位置を
移動させ、操作しようとしているスイッチ名称が音声案
内されるまで触れている位置を移動し続ける。
【0050】そして、「R.DEF」アイコン21aが
第1のタッチ力で触れられると、現在の表示画面情報及
び接触位置検出情報から、「R.DEF」アイコン21
aが触れられていることが第1制御回路1により認識さ
れ、スピーカから「R.DEF」アイコン21aが触れ
られていることが音声により運転者に知らせられる。例
えば、「リヤデフオン選択中」という音声案内が行われ
る。
【0051】これにより、運転者は現在自分が触れてい
るアイコンが「R.DEF」アイコン21aでありリヤ
デフォッガがオフ状態であることを音声により確認で
き、リヤデフォッガをオンしたい場合、そのアイコン2
1aをダブルクリックすることにより、その選択を決定
する。
【0052】「R.DEF」アイコン21aがダブルク
リックされると、第1制御回路1によりリヤデフォッガ
スイッチがオンされたことが認識される。
【0053】次に、第1制御回路1によりリヤデフォッ
ガのオン情報が多重通信線3を介して、第2制御回路2
に送信される。第1制御回路1から送信されたリヤデフ
ォッガのオン情報が第2制御回路2により受信され、そ
のデータフォーマットが照合され、データが正しければ
ACK(acknowledgement character)信号、正しくな
ければNAK(negative acknowledgement character)
信号の応答信号が返信される。
【0054】第2制御回路2には、リヤデフォッガ駆動
用のリレーが内蔵されており、受信されたデータが正し
ければ、このリレーが駆動されることにより、リヤデフ
ォッガが動作する。
【0055】リヤデフォッガを動作した後、第2制御回
路2から第1制御回路1にリヤデフォッガの動作確認情
報が多重通信線3を介して送信される。
【0056】第2制御回路2から送信されたリヤデフォ
ッガの動作確認情報が第1制御回路1により受信される
と、そのデータフォーマットが照合され、データが正し
ければACK信号、正しくなければNAK信号の応答信
号が返信される。
【0057】そして、受信されたデータが正しければ、
第1制御回路1によりスピーカからリヤデフォッガが動
作開始したことが音声により運転者に知らせられる。例
えば、「リヤデフオン」という音声案内が行われる。ま
た、これと同時に、図3(a)に示すように、「R.D
EF」アイコン21aが反転表示され、操作表示部21
jにリヤデフォッガがオン状態であることが表示され
る。
【0058】このようにして、リヤデフォッガがオン状
態となる。
【0059】なお、リヤデフォッガがオン状態となる
と、第2制御回路2に内蔵されているタイマが作動し始
め、規定された時間が経過すると、第2制御回路2に内
蔵されているリレーが停止する。これにより、リヤデフ
ォッガの駆動が停止する。
【0060】第2制御回路2によりリヤデフォッガの駆
動が停止された後、第1制御回路1にリヤデフォッガの
停止確認情報が多重通信線3を介して送信される。
【0061】そして、第2制御回路2から送信されたリ
ヤデフォッガの停止確認情報が第1制御回路1により受
信され、そのデータフォーマットが照合され、データが
正しければACK信号、正しくなければNAK信号の応
答信号が返信される。
【0062】第1制御回路1により受信されたデータが
正しければ、スピーカからリヤデフォッガが停止したこ
とが音声により運転者に知らせられる。例えば、「リヤ
デフオフ」という音声案内が行われる。また、これと同
時に、「R.DEF」アイコン21aが通常表示され、
操作表示部21jに表示されていたリヤデフォッガがオ
ン状態である表示が消える。この場合、他に動作中の電
装品があるときには、その動作状況が表示され、他に動
作中の電装品がないときには、図2(a)に示すよう
に、全ての電装品がオフ状態であることが表示される。
【0063】このようにして、リヤデフォッガがオフ状
態となる。
【0064】なお、タイマによる規定時間が経過する以
前にリヤデフォッガの動作を停止したい場合は、手動操
作により停止することも可能である。この場合の動作手
順は以下のようになる。
【0065】先ず、入力/動作表示ユニット11の大項
目画面21中の任意の位置に第1のタッチ力で触れる。
すると、第1制御回路1が触れられた位置に該当するア
イコンのスイッチのオン/オフ状態が判別され、該当す
るスイッチ名称及びこれから動作させようとする内容
(オン状態とするかオフ状態とするか)が音声で案内さ
れる。ここで、音声案内のスイッチ名称が、運転者が操
作しようとしているスイッチではない場合、例えば、ワ
イパーデアイサに関する案内である場合、画面に触れた
ままその位置を移動させ、操作しようとしているスイッ
チ名称が音声案内されるまで触れている位置を移動し続
ける。
【0066】そして、「R.DEF」アイコン21aが
第1のタッチ力で触れられると、第1制御回路1により
現在の表示画面情報及び接触位置検出情報から、「R.
DEF」アイコン21aが触れられていることが認識さ
れ、第1制御回路1によりスピーカから「R.DEF」
アイコン21aが触れられていることが音声により運転
者に知らせられる。例えば、「リヤデフオフ選択中」と
いう音声案内が行われる。
【0067】これにより、運転者は現在自分が触れてい
るアイコンが「R.DEF」アイコン21aであり、現
在動作中であることを音声により確認でき、リヤデフォ
ッガをオフしたい場合、そのアイコン21aをダブルク
リックする。
【0068】「R.DEF」アイコン21aがダブルク
リックされると、第1制御回路1によりリヤデフォッガ
スイッチがオフされたことが認識される。
【0069】次に、第1制御回路1によりリヤデフォッ
ガのオフ情報が多重通信線3を介して、第2制御回路2
に送信される。
【0070】第1制御回路1から送信されたリヤデフォ
ッガのオフ情報が第2制御回路2により受信され、その
データフォーマットが照合され、データが正しければA
CK信号、正しくなければNAK信号の応答信号が返信
される。
【0071】そして、受信されたデータが正しければ、
第2制御回路2に内蔵されているリレーの駆動が停止さ
れることにより、リヤデフォッガが停止する。
【0072】リヤデフォッガが停止した後、第2制御回
路2から第1制御回路1にリヤデフォッガの停止確認情
報が多重通信線3を介して送信される。
【0073】第2制御回路2から送信されたリヤデフォ
ッガの停止確認情報が第1制御回路1により受信される
と、このデータフォーマットが照合され、データが正し
ければACK信号、正しくなければNAK信号の応答信
号が返信される。
【0074】そして、受信されたデータが正しければ、
第1制御回路1によりスピーカからリヤデフォッガが停
止したことが音声により運転者に知らせられる。例え
ば、「リヤデフオフ」という音声案内が行われる。ま
た、これと同時に、「R.DEF」アイコン21aが通
常表示され、操作表示部21jに表示されていたリヤデ
フォッガがオン状態である表示が消える。この場合、他
に動作中の電装品があるときには、その動作状況が表示
され、他に動作中の電装品がないときには、図2(a)
に示すように、全ての電装品がオフ状態であることが表
示される。
【0075】このようにして、手動でリヤデフォッガを
オフ状態とすることが可能である。
【0076】なお、上述の使用例においては、ダブルク
リックすることにより、「R.DEF」アイコン21a
の選択を決定しているが、2段階のタッチ力検出機構を
利用しアイコンの選択及び選択の決定を行うことも可能
である。
【0077】前述のように「R.DEF」アイコン21
aを選択した後、図10(b)に示すように、第2のタ
ッチ力で「R.DEF」アイコン21aが表示されてい
る位置を触れると、接点59と接点58a及び58bと
が接続され、接点58aと接点58bとの間が導通す
る。このような方法により、「R.DEF」アイコン2
1aの選択を決定することも可能である。
【0078】これにより、第2のスイッチにストローク
機能及びクリック感を持たせることが可能となる。ま
た、スイッチの入力の決定を第2のスイッチにより行う
ことにより、第1の音声案内手段及び第2の音声案内手
段の制御をより確実に行うことができるので、信頼性が
向上する。更にまた、ダブルクリック等によるスイッチ
の入力決定方法と比して、人間工学的にもより自然な操
作、即ち従来のスイッチと同様な操作が可能となるた
め、操作性も向上する。
【0079】また、音声認識により「R.DEF」アイ
コン21aの選択を行うことも可能である。大項目画面
21又は詳細画面22、23若しくは24が表示されて
いるときに、運転者が、例えば、「リヤデフ」と発声す
ると、表示装置4の画面は「R.DEF」大アイコン詳
細画面51に切替わると共に、「R.DEF」アイコン
51aが表示されて「R.DEF」アイコン21aが選
択される。このとき、「R.DEF」大アイコン詳細画
面51のいずれの位置もが「R.DEF」大アイコン5
1aに該当することになるので、図10(b)に示すよ
うに、タッチパネル5のいずれかの位置を第2のタッチ
力で触れるか、又はダブルクリックすることにより、
「R.DEF」大アイコン51aの選択の決定が行われ
る。そして、リヤデフォッガのオン/オフ状態が切替え
られると共に、「R.DEF」大アイコン51aの通常
表示/反転表示が切替えられる。
【0080】なお、ATスノーホールド、クルーズメイ
ンSW、ワイパーデアイサ、フォグランプ又はトラクシ
ョンコントロールのオン状態とオフ状態との切替えも同
様にして行うことができる。
【0081】また、大アイコン詳細画面が表示されてい
るときに、運転者が、例えば、「窓」と発声することに
より、大アイコン詳細画面からパワーウィンドウ詳細画
面22に切替えたり、「ミラー」と発声することによ
り、リモコンドアミラー詳細画面23に切替えたり、
「サンルーフ」と発声することにより、サンルーフ詳細
画面24に切替えたり、「リターン」と発声することに
より、大項目画面21に切替えることも可能である。
【0082】次に、第2の使用方法例として、全ての電
装品が作動していない状態からパワーウィンドウをロッ
クし、その状態からパワーウィンドウのロックを解除す
る方法例について説明する。
【0083】なお、第2の使用方法例において、ダブル
クリックによりアイコンの選択を決定する操作では、2
段階のタッチ力検出機構を利用してアイコンの選択及び
選択の決定を行うことも可能である。
【0084】先ず、大項目画面21が表示されていると
きに、運転者が「窓」と発声する。これにより、マイク
から運転者が発声した「窓」という音声が第1制御回路
1により認識され、パワーウィンドウ詳細画面22が表
示される。
【0085】なお、大項目画面21が表示されていると
きに、入力/動作表示ユニット11の大項目画面21中
の「WINDOW」アイコン21gをダブルクリックし
ても、その旨が音声により知らされて、パワーウィンド
ウ詳細画面22が表示される。
【0086】次に、パワーウィンドウ詳細画面22中の
任意の位置に触れる。すると、触れられた位置に該当す
るアイコンのオン/オフ状態が第1制御回路1により判
別され、該当するスイッチ名称及びこれから動作させよ
うとする内容(例えば、オン状態とするかオフ状態とす
るか)が音声で案内される。ここで、音声案内のスイッ
チ名称が、運転者が操作しようとしているスイッチでは
ない場合、例えば、右後方のパワーウィンドウに関する
案内である場合、画面に触れたままその位置を移動さ
せ、操作しようとしているスイッチ名称が音声案内され
るまで触れている位置を移動し続ける。
【0087】そして、「WINDOW LOCK」アイ
コン22mが触れられると、現在の表示画面情報及び接
触位置検出情報から、「WINDOW LOCK」アイ
コン22mが触れられていることが第1制御回路1によ
り認識され、スピーカから「WINDOW LOCK」
アイコン22mが触れられていることが音声により運転
者に知らせられる。例えば、「窓ロックオン選択中」と
いう音声案内が行われる。
【0088】これにより、運転者は現在自分がタッチし
ているアイコンが「WINDOWLOCK」アイコン2
2mでありそのロックは解除されていることを音声で確
認でき、パワーウィンドウをロックしたい場合、そのア
イコン22mをダブルクリックする。
【0089】「WINDOW LOCK」アイコン22
mがダブルクリックされると、第1制御回路1によりパ
ワーウィンドウロックスイッチがオンされたことが認識
される。
【0090】次に、第1制御回路1によりパワーウィン
ドウロックスイッチのオン情報が多重通信線3を介し
て、第2制御回路2に送信される。
【0091】第1制御回路1から送信されたパワーウィ
ンドウロックスイッチのオン情報が第2制御回路2によ
り受信され、そのデータフォーマットが照合され、デー
タが正しければACK信号、正しくなければNAK信号
の応答信号が返信される。
【0092】受信されたデータが正しければ、第2制御
回路2に内蔵されたパワーウィンドウ駆動用のリレーの
駆動が禁止されることにより、運転席以外からのパワー
ウィンドウの操作が禁止される。
【0093】運転席以外からのパワーウィンドウの操作
が禁止された後、第2制御回路2から第1制御回路1に
パワーウィンドウロックスイッチのオン確認情報が多重
通信線3を介して送信される。
【0094】第2制御回路2から送信されたパワーウィ
ンドウロックスイッチのロック確認情報が第1制御回路
1により受信されると、そのデータフォーマットが照合
され、データが正しければACK信号、正しくなければ
NAK信号の応答信号が返信される。
【0095】そして、受信したデータが正しければ、第
1制御回路1によりスピーカからパワーウィンドウロッ
クスイッチがオンしたことが音声により運転者に知らせ
られる。例えば、「窓ロックオン」という音声案内が行
われる。また、これと同時に、図7(a)に示すよう
に、「WINDOW LOCK」アイコン22mが反転
表示される。
【0096】このようにして、パワーウィンドウがロッ
クされる。
【0097】その後、「RET」アイコン22nをダブ
ルクリックするか、「リターン」と発声するか、又は一
定時間放置することにより、パワーウィンドウ詳細画面
22から大項目画面21に表示が切替わる。
【0098】このとき、図7(b)に示すように、大項
目画面21の「WINDOW」アイコン21gは反転表
示され、操作表示部21jには、パワーウィンドウがロ
ックされていることが表示される。
【0099】次に、大項目画面21が表示されていると
きに、運転者が「窓」と発声すると、前述のように、マ
イクから運転者が発声した「窓」という音声が第1制御
回路1により認識され、図7(a)に示すように、パワ
ーウィンドウ詳細画面22が表示される。
【0100】なお、大項目画面21が表示されていると
きに、入力/動作表示ユニット11の大項目画面21中
の「WINDOW」アイコン21gに触れると、「WI
NDOW」アイコン21gが触れられていることが音声
により運転者に知らされる。このとき、「WINDO
W」アイコン21gをダブルクリックしても、その旨が
音声により知らされて、図7(a)に示すように、パワ
ーウィンドウ詳細画面22が表示される。
【0101】次に、パワーウィンドウ詳細画面22中の
任意の位置に触れると、触れられた位置に該当するアイ
コンのオン/オフ状態が第1制御回路1により判別さ
れ、該当するスイッチ名称及びこれから動作させようと
する内容が音声で案内される。ここで、音声案内のスイ
ッチ名称が、運転者が操作しようとしているスイッチで
はない場合、画面に触れたままその位置を移動させ、操
作しようとしているスイッチ名称が音声案内されるまで
触れている位置を移動し続ける。
【0102】そして、「WINDOW LOCK」アイ
コン22mが触れられると、現在の表示画面情報及びタ
ッチ位置検出情報から、「WINDOW LOCK」ア
イコン22mが触れられていることが第1制御回路1に
より認識され、スピーカから「WINDOW LOC
K」アイコン22mが触れられていることが音声により
運転者に知らせられる。例えば、「窓ロックオフ選択
中」という音声案内が行われる。
【0103】これにより、運転者は現在自分がタッチし
ているアイコンが「WINDOWLOCK」アイコン2
2mでありパワーウィンドウがロックされていることを
音声により確認でき、ロックを解除したい場合、そのア
イコン22mをダブルクリックする。
【0104】「WINDOW LOCK」アイコン22
mがダブルクリックされると、第1制御回路1によりパ
ワーウィンドウロックスイッチのオフ状態が認識され
る。
【0105】次に、第1制御回路1によりパワーウィン
ドウロックスイッチのオフ情報が多重通信線3を介し
て、第2制御回路2に送信される。
【0106】第1制御回路1から送信されたパワーウィ
ンドウロックスイッチのオフ情報が第2制御回路2によ
り受信され、そのデータフォーマットが照合され、デー
タが正しければACK信号、正しくなければNAK信号
の応答信号が返信される。
【0107】受信されたデータが正しければ、第2制御
回路2に内蔵されたパワーウィンドウ駆動用のリレーの
駆動が許可されることにより、全ての座席からのパワー
ウィンドウの操作が許可される。
【0108】全ての座席からのパワーウィンドウの動作
が許可された後、第2制御回路2から第1制御回路1に
パワーウィンドウロックスイッチのオフ確認情報が多重
通信線3を介して送信される。
【0109】第2制御回路2から送信されたパワーウィ
ンドウロックスイッチのロック確認情報が第1制御回路
1により受信されると、そのデータフォーマットが照合
され、データが正しければACK信号、正しくなければ
NAK信号の応答信号が返信される。
【0110】そして、受信したデータが正しければ、第
1制御回路1によりスピーカからパワーウィンドウロッ
クスイッチがオフしたことが音声により運転者に知らせ
られる。例えば、「窓ロックオフ」という音声案内が行
われる。また、これと同時に、図2(b)に示すよう
に、「WINDOW LOCK」アイコン22mが通常
表示される。
【0111】このようにして、パワーウィンドウのロッ
クが解除される。
【0112】その後、「RET」アイコン22nをダブ
ルクリックするか、「リターン」と発声するか、又は一
定時間放置することにより、パワーウィンドウ詳細画面
22から大項目画面21に表示が切替わる。
【0113】このとき、図2(a)に示すように、大項
目画面21の「WINDOW」アイコン21gは通常表
示されており、操作表示部21jに表示されていたパワ
ーウィンドウがロックされているという表示は消える。
【0114】このように、本実施例においては、大項目
画面21からパワーウィンドウ詳細画面22、ドアミラ
ー詳細画面23又はサンルーフ詳細画面24への切替を
音声認識により行うことが可能であるので、ハンドルに
固定された画面切替専用のモード切替スイッチが不要で
ある。このため、異なる仕向け地又は言語にも対応させ
る際にはソフトウェアのみを変更すればよく、更にスイ
ッチを変更したり追加すること等も可能である。また、
音声認識による切替は、大項目画面と第1の詳細画面と
の間、大項目画面と第2の詳細画面との間及び第1の詳
細画面と第2の詳細画面との間のみであるので、必要な
音声命令の数を1画面当たり1命令(「窓」、「ミラ
ー」、「サンルーフ」又は「リターン」等)とすること
ができる。このため、操作性が著しく向上する。更に、
最終的な動作命令の入力は音声ではなく画面への接触に
より行っているので、誤認による誤動作及び運転者以外
の同乗者の発声による誤動作が防止され安全性が向上す
る。
【0115】また、触れられているアイコンが何である
かが音声により案内されるので、ブラインドタッチが可
能となり前方から目を離さずにスイッチのオン/オフ操
作が可能となるため、より安全性が向上する。
【0116】更に、音声認識により大項目画面1から各
詳細画面22、23又は24への画面切替が行われるた
め、手入力による操作回数は1回ですみ、操作性が向上
する。また、大項目画面から第2の詳細画面への切替に
おいては、手動によるスイッチの選択が不要となるた
め、操作性がより一層向上する。
【0117】更にまた、表示画面に大項目画面21と詳
細画面22乃至24との2種類の画面を設定し、優先順
位を設け、具体的には、詳細画面22、23又は24の
表示中でも一定時間スイッチ入力がない場合には大項目
画面表示に切替わるようにし、大項目画面21の表示中
には、「INFORMATION SELECT」アイ
コン21kにより全電装品の動作状態を確認可能とする
ことができるので、各電装品の動作状態を容易に確認す
ることができる。同様に、第2の詳細画面に対しても優
先順位を設け、第2の詳細画面の表示中でも、一定時間
スイッチ入力がない場合には、大項目画面に切替わるよ
うにすることにより、動作状態の確認が容易なものとな
る。
【0118】なお、以下のような方法によりスイッチ入
力を決定することも可能である。
【0119】例えば、動作を希望するスイッチの音声案
内があった位置で手を放すことによりスイッチ入力を決
定する方法が挙げられる。
【0120】また、動作を希望するスイッチの音声案内
があった位置で、その位置に一定時間触れ続けることに
よりスイッチ入力を決定する方法でもよい。
【0121】更に、前述の実施例においては、第2制御
回路2から発信された動作確認情報が第1制御回路1に
より受信されたときにスイッチアイコンの通常表示と反
転表示とが切替わるように構成されているが、本発明は
これに限定されるものではない。例えば、スイッチの入
力が確定したときにスイッチアイコンの通常表示と反転
表示とが切替わるように構成されていてもよい。また、
スイッチの入力が確定したときにスイッチアイコンが点
滅表示され、動作確認情報が第1制御回路1により受信
されたときにスイッチアイコンの通常表示と反転表示と
が切替わるように構成されていてもよい。
【0122】更にまた、前述の実施例においては、入力
装置専用の入力/動作表示ユニット11が使用されてい
るが、地図及び自車の位置の表示を主目的としているカ
ーナビゲーションシステム用のディスプレイ上にタッチ
パネルを設け第1制御回路11の機能を統合して1つの
装置でカーナビゲーションシステムと本発明の自動車用
入出力装置を兼用させてもよい。
【0123】また、タッチパネルと表示装置とが分離し
ていてもよい。この場合、表示装置は、他の計器類と共
にメータパネル内に配置されることが好ましい。これに
より、表示装置の画面を認識しやすくなる。また、タッ
チパネルは、例えばステアリングに取り付けられる。な
お、タッチパネルの替わりにメンブレンスイッチを使用
することも可能である。
【0124】
【発明の効果】以上詳述したように、本発明によれば、
タッチパネルディスプレイに表示された複数個のスイッ
チからスイッチが選択されると第1の音声案内手段によ
り、そのスイッチが何のスイッチであるかが案内され、
スイッチの選択が決定されると、第2の音声案内手段に
より、そのスイッチによりオン状態とオフ状態とが切替
えられる装置の状態が案内される。このため、ブライン
ドタッチによる操作が可能となり、自動車運転中の誤動
作及び前方から目を離すことによる危険性を低減するこ
とができる。また、手動による入力が少なくなるので、
操作性が向上する。また、専用のモード切替スイッチは
不要であるので、将来の拡張性が高い。更に、第2の詳
細画面が表示されているときには、複数個のスイッチの
いずれでもその電装品の制御を行うことができるので、
手動によるスイッチの選択操作が不要となるため、操作
性がより一層向上すると共に、スイッチの選択ミスによ
る誤操作を低減することもできる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施例に係る自動車用入力装置を示す
ブロック図である。
【図2】表示装置に表示される画面の一例を示す模式図
である。
【図3】(a)はリヤデフォッガがオン状態となったと
きの表示を示す模式図、(b)はATスノーホールドが
オン状態となったときの表示を示す模式図である。
【図4】リヤデフォッガがオン状態のときにATスノー
ホールドがオン状態となったときの表示を示す模式図で
ある。
【図5】(a)はクルーズメインSWがオン状態となっ
たときの操作表示部21jを示す模式図、(b)はワイ
パーデアイサがオン状態となったときの操作表示部21
jを示す模式図、(c)はフォグランプがオン状態とな
ったときの操作表示部21jを示す模式図、(d)はト
ラクションコントロールがオン状態となったときの操作
表示部21jを示す模式図である。
【図6】「INFORMATION SELECT」ア
イコン21kの選択が決定されたときの大項目画面21
を示す模式図である。
【図7】(a)はパワーウィンドウがロックされたとき
のパワーウィンドウ詳細画面22を示す模式図、(b)
は同じく大項目画面21を示す模式図である。
【図8】「R.DEF」大アイコン詳細画面を示す図で
あり、(a)はリヤデフォッガがオフ状態のときを示す
模式図、(b)はリヤデフォッガがオン状態のときを示
す模式図である。
【図9】本発明の実施例に係る車載用入力装置を示す模
式的断面図である。
【図10】本発明の実施例に係る自動車用入力装置の動
作を示す図であって、(a)はタッチパネルが第1のタ
ッチ力で触れられた場合の模式的断面図、(b)はタッ
チパネルが第2のタッチ力で触れられた場合の模式的断
面図である。
【図11】特公平5−9304号公報に記載された自動
車用入力装置を示す模式図である。
【図12】特開平4−78634号公報に記載された自
動車用入力装置を示すブロック図である。
【符号の説明】
1、2;制御回路 3;多重通信線 4;表示装置 5;タッチパネル 6;マイク 7;スピーカ 8a;リヤデフォッガ用発熱体 8b;ワイパーデアイサ用発熱体 8c;フォグランプ 8d;パワーウィンドウ駆動装置 8e;リモコンミラー駆動装置 8f;サンルーフ駆動装置 9a;AT制御ユニット 9b;クルーズ制御ユニット 9c;トラクション制御ユニット 10a;ATスノーホールド駆動装置 10b;クルーズ駆動装置 10c;トラクション駆動装置 21;大項目画面 21a;「R.DEF」アイコン 21b;「HOLD」アイコン 21c;「CRUISE」アイコン 21d;「W.DEICE」アイコン 21e;「F.FOG」アイコン 21f;「TCS」アイコン 21g;「WINDOW」アイコン 21h;「MIRROR」アイコン 21i;「ROOF」アイコン 21j;操作表示部 21k;「INFORMATION SELECT」ア
イコン 22;パワーウィンドウ詳細画面 22a、22b、22c、22d、22e、22f、2
2g、22h;開閉アイコン 22i;「AUTO UP」アイコン 22j;「AUTO DOWN」アイコン 22k;「ALL UP」アイコン 22l;「ALL DOWN」アイコン 22m;「WINDOW LOCK」アイコン 22n;「RET」アイコン 23;ドアミラー詳細画面 23a、23b、23c、23d、23e、23f、2
3g、23h;方向アイコン 23i;「OPEN」アイコン 23j;「CLOSE」アイコン 23k;「HEATER」アイコン 23l;「RET」アイコン 24;サンルーフ詳細画面 24a;「UP」アイコン 24b;「DOWN」アイコン 24c;「CLOSE」アイコン 24d;「OPEN」アイコン 24e;「RET」アイコン 58a、58b、59;接点 60;ラバー材 61;筒 62;ばね材 63;支持板 64;挿入棒

Claims (9)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ディスプレイと、このディスプレイの画
    面に表示された映像が透過してその表面に映し出される
    タッチパネルと、前記タッチパネルに設けられ第1の所
    定値以上の接触圧力で触れられたときに導通と非導通と
    が切替わることにより自動車に搭載された装置のオン状
    態とオフ状態とを切替える複数個のスイッチと、複数個
    の前記スイッチのうち選択されているスイッチを音声に
    より案内する第1の音声案内手段と、複数個の前記スイ
    ッチのうち入力が決定されたスイッチによりオン状態と
    オフ状態とが切替えられる装置の状態を音声により案内
    する第2の音声案内手段と、を有し、前記ディスプレイ
    に表示される画面は、複数個の前記スイッチのうち複数
    個のスイッチからなるスイッチ群で1種の電装品の制御
    を行うスイッチの位置が表示される第1の詳細画面と、
    複数個の前記スイッチのいずれでも制御を行うことがで
    きる電装品の種類が表示される第2の詳細画面と、複数
    個の前記スイッチのうちそのスイッチのみで1種の電装
    品の制御を行うことができるスイッチの位置及び前記装
    置の動作状況を表示させる動作状況表示スイッチの位置
    が表示される大項目画面と、を有し、前記第1の詳細画
    面及び前記大項目画面には、相互に画面を切替えるため
    の切替スイッチの位置が表示され、入力された音声によ
    り前記ディスプレイに表示される画面を前記大項目画面
    から前記第2の詳細画面へと切替える音声認識手段を有
    することを特徴とする自動車用入力装置。
  2. 【請求項2】 前記タッチパネルが前記第1の所定値よ
    りも高い第2の所定値以上の接触圧力で触れられたとき
    に導通と非導通とが切替わる第2のスイッチを有するこ
    とを特徴とする請求項1に記載の自動車用入力装置。
  3. 【請求項3】 第1の所定値以上の接触圧力で触れられ
    たときに導通と非導通とが切替わることにより自動車に
    搭載された装置のオン状態とオフ状態とを切替える複数
    個のスイッチが配設されたメンブレンスイッチと、複数
    個の前記スイッチの位置及び種類が表示されるディスプ
    レイと、複数個の前記スイッチのうち選択されているス
    イッチを音声により案内する第1の音声案内手段と、複
    数個の前記スイッチのうち入力が決定されたスイッチに
    よりオン状態とオフ状態とが切替えられる装置の状態を
    音声により案内する第2の音声案内手段と、を有し、前
    記ディスプレイに表示される画面は、複数個の前記スイ
    ッチのうち複数個のスイッチからなるスイッチ群で1種
    の電装品の制御を行うスイッチの位置が表示される第1
    の詳細画面と、複数個の前記スイッチのいずれでも制御
    を行うことができる電装品の種類が表示される第2の詳
    細画面と、複数個の前記スイッチのうちそのスイッチの
    みで1種の電装品の制御を行うことができるスイッチの
    位置及び前記装置の動作状況を表示させる動作状況表示
    スイッチの位置が表示される大項目画面と、を有し、前
    記第1の詳細画面及び前記大項目画面には、相互に画面
    を切替えるための切替スイッチの位置が表示され、入力
    された音声により前記ディスプレイに表示される画面を
    前記大項目画面から前記第2の詳細画面へと切替える音
    声認識手段を有することを特徴とする自動車用入力装
    置。
  4. 【請求項4】 前記メンブレンスイッチが前記第1の所
    定値よりも高い第2の所定値以上の接触圧力で触れられ
    たときに導通と非導通とが切替わる第2のスイッチを有
    することを特徴とする請求項3に記載の自動車用入力装
    置。
  5. 【請求項5】 前記大項目画面には、前記電装品の動作
    状況を示す操作表示部が表示されることを特徴とする請
    求項1乃至4のいずれか1項に記載の自動車用入力装
    置。
  6. 【請求項6】 前記ディスプレイには複数種の前記第1
    及び第2の詳細画面が表示され、前記音声認識手段は、
    入力された音声により前記ディスプレイに表示される画
    面を前記大項目画面から前記第1の詳細画面へと切替
    え、複数種の前記第1及び第2の詳細画面のうちで一種
    の画面から他種の画面へと切替え、及び前記第1及び第
    2の詳細画面から前記大項目画面へと切替えることを特
    徴とする請求項1乃至5のいずれか1項に記載の自動車
    用入力装置。
  7. 【請求項7】 複数個の前記スイッチのうち入力が決定
    されたスイッチを示すアイコンを前記画面上に点滅表示
    させる点滅表示手段と、入力が決定された前記スイッチ
    により制御される装置が動作した以降に前記アイコンの
    通常表示と反転表示とを切替える表示変更手段とを有す
    ることを特徴とする請求項1乃至6のいずれか1項に記
    載の自動車用入力装置。
  8. 【請求項8】 前記ディスプレイの画面にナビゲーショ
    ンシステム用の情報を表示させるナビゲーション画面表
    示手段を有することを特徴とする請求項1乃至7のいず
    れか1項に記載の自動車用入力装置。
  9. 【請求項9】 前記ディスプレイは、メータパネル内に
    設けられていることを特徴とする請求項1乃至8のいず
    れか1項に記載の自動車用入力装置。
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