JP2000202924A - 空気入りタイヤの製造方法 - Google Patents

空気入りタイヤの製造方法

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JP2000202924A
JP2000202924A JP11008725A JP872599A JP2000202924A JP 2000202924 A JP2000202924 A JP 2000202924A JP 11008725 A JP11008725 A JP 11008725A JP 872599 A JP872599 A JP 872599A JP 2000202924 A JP2000202924 A JP 2000202924A
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intermediate band
band
bead
axial direction
forming drum
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Masazumi Takaichi
正純 高市
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    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B29WORKING OF PLASTICS; WORKING OF SUBSTANCES IN A PLASTIC STATE IN GENERAL
    • B29DPRODUCING PARTICULAR ARTICLES FROM PLASTICS OR FROM SUBSTANCES IN A PLASTIC STATE
    • B29D30/00Producing pneumatic or solid tyres or parts thereof
    • B29D30/06Pneumatic tyres or parts thereof (e.g. produced by casting, moulding, compression moulding, injection moulding, centrifugal casting)
    • B29D30/08Building tyres
    • B29D30/20Building tyres by the flat-tyre method, i.e. building on cylindrical drums
    • B29D30/32Fitting the bead-rings or bead-cores; Folding the textile layers around the rings or cores
    • B29D2030/3207Positioning the beads

Landscapes

  • Tyre Moulding (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 中間バンド12のタイヤ成形ドラム16に対す
る軸方向のセンターずれを効果的に阻止する。 【解決手段】 ビードロック体17を拡径することで、
ビードコア18を半径方向内側からロックする際、ビード
コア18間に位置する中間バンド12の軸方向中央部を永久
磁石32によって吸着保持し続ける。これにより、対をな
すビードロック体17の拡径速度に差異があって中間バン
ド12に軸方向の引張り力が付与されても、該永久磁石32
による吸着保持力により中間バンド12の軸方向への変位
が制限される。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、円筒状の中間バ
ンド、ビードコアをタイヤ成形ドラムに供給してタイヤ
成形を行うようにした空気入りタイヤの製造方法に関す
る。
【0002】
【従来の技術】従来、空気入りタイヤは、例えば、以下
のようにして製造していた。即ち、バンド成形ドラムに
よって成形された円筒状の中間バンドと、該中間バンド
の半径方向外側にそれぞれ配置された一対のビードコア
とを、トランスファー装置によって保持しながらタイヤ
成形ドラムまで搬送し、前記中間バンドをタイヤ成形ド
ラムの外側に嵌合する。
【0003】その後、タイヤ成形ドラムの軸方向両側部
にそれぞれ設けられたビードロック体を拡径することに
より、前記ビードコアをそれぞれ中間バンドを介してビ
ードロック体により半径方向内側からロックするが、こ
のロック作業時においては、ビードロック体の拡径が開
始すると同時に、中間バンドをトランスファー装置によ
る保持から解放する。次に、トランスファー装置をタイ
ヤ成形ドラムから退避させた後、ビードロック体同士を
接近させながらこれらの間の中間バンド内にエアを供給
してビードコア間に位置する中間バンドの軸方向中央部
を半径方向外側に膨出させるとともに、ビードコアより
軸方向外側に位置する中間バンドの軸方向両端部を半径
方向外側に向かって折り返すようにしている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、このよ
うな従来の空気入りタイヤの製造方法にあっては、前述
のようにビードロック体の拡径が開始すると同時に、中
間バンドをトランスファー装置による保持から解放する
ようにしているため、ビードロック体の拡径中は中間バ
ンドがフリーとなってしまうのである。ここで、対をな
すビードロック体の拡径速度は両者の摩擦抵抗等の差異
によって多少異なることがあるが、このような場合に
は、中間ベルトのうち、拡径速度が大きいビードロック
体側が先行してタイヤ成形ドラムから持ち上げられるた
め、フリーとなった中間バンドは拡径速度が大きいビー
ドロック体側に引っ張られて軸方向に変位し、これによ
り、中間バンドのタイヤ成形ドラムに対する軸方向のセ
ンターずれが生じてしまうという問題点がある。
【0005】この発明は、中間バンドのタイヤ成形ドラ
ムに対する軸方向のセンターずれを効果的に阻止するこ
とができる空気入りタイヤの製造方法を提供することを
目的とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】このような目的は、前述
のような空気入りタイヤの製造方法において、前記ビー
ドコアをビードロック体によってロックするとき、中間
バンドの軸方向中央部をトランスファー装置の保持部材
によって外側から吸着保持し、該中間バンドの軸方向へ
の変位を制限することににより達成することができる。
【0007】この発明においては、一対のビードコアを
ビードロック体によってそれぞれロックするとき、中間
バンドの軸方向中央部をトランスファー装置の保持部材
によって外側から吸着保持するようにしているため、前
記ビードロック体の拡径速度の差異によって中間バンド
に軸方向の引張り力が付与されても、前記保持部材によ
る吸着保持力により中間バンドの軸方向への変位が制限
され、これにより、中間バンドのタイヤ成形ドラムに対
する軸方向のセンターずれが効果的に阻止される。
【0008】また、請求項2に記載のように構成すれ
ば、大きな吸着力で半永久的に中間バンドを繰り返し吸
着することができる。さらに、請求項3に記載のように
構成すれば、中間バンドに対する吸着が強力となり、セ
ンターずれを確実に阻止することができる。
【0009】
【発明の実施の形態】以下、この発明の一実施形態を図
面に基づいて説明する。図1、2、3において、11は円
筒状をした拡縮径可能なバンド成形ドラムであり、この
バンド成形ドラム11は図示していない駆動機構により水
平な軸線回りに駆動回転される。そして、回転中のバン
ド成形ドラム11に図示していない供給装置からインナー
ライナー、サイドトレッド、カーカスプライ、ワイヤー
チェーファー、ゴムチェーファー等のタイヤ構成部材が
次々と供給されて周囲に貼付けられると、該バンド成形
ドラム11の周囲には円筒状の中間バンド12が成形され
る。ここで、この中間バンド12は、図4に示すように、
インナーライナー、カーカスプライ等からなる中央バン
ド部12aと、軸方向内端部が中央バンド部12aの軸方向
外端部に接合され、サイドトレッドからなる一対の外側
バンド部12b、cとから構成され、前記中央バンド部12
aはその軸方向中央部外周に軸方向に離れて巻き付けら
れた一対のクッションゴム13を有する。
【0010】16はバンド成形ドラム11より前方に配置さ
れた円筒状のタイヤ成形ドラムであり、このタイヤ成形
ドラム16は図示していない駆動機構によって駆動され、
前記バンド成形ドラム11と同軸である軸線回りに回転す
る。また、このタイヤ成形ドラム16は軸方向に離れた一
対のビードロック体17を有し、これらのビードロック体
17は、通常、タイヤ成形ドラム16と同一径であるが、図
4に示すようにその外側にビードコア18が搬送されてき
たとき、拡径して該ビードコア18を半径方向内側からロ
ックすることができる。さらに、このタイヤ成形ドラム
16は、図5に示すように、ビードロック体17より軸方向
外側に膨張、収縮可能な折返しブラダ19、20をそれぞれ
有し、これらの折返しブラダ19、20は、膨張したとき、
ビードコア18より軸方向外側に位置する中間バンド12の
軸方向両端部をビードコア18回りに半径方向外側に折り
返す。
【0011】前記バンド成形ドラム11とタイヤ成形ドラ
ム16との間の床面24上には一対のガイドレール25が敷設
され、これらのガイドレール25は前記バンド成形ドラム
11の軸線に平行に延びている。26は中間バンド12をバン
ド成形ドラム11からタイヤ成形ドラム16に搬送するトラ
ンスファー装置であり、このトランスファー装置26は下
面に前記ガイドレール25に摺動可能に係合するスライド
ベアリング27が取り付けられた可動フレーム28を有す
る。この可動フレーム28の上面中央部には直立した中央
支持手段29が設けられ、この中央支持手段29はバンド成
形ドラム11と同軸であるリング状の支持リング30と、こ
の支持リング30に半径方向に移動可能に支持された複数
のホルダ31とを有する。これらホルダ31は円周方向に等
距離離れるとともに、半径方向内端に保持部材としての
永久磁石32が取付けられた弧状体33を有する。
【0012】34は支持リング30に連結されたシリンダで
あり、このシリンダ34のピストンロッド35の先端はリン
ク機構36を介して前記ホルダ31に連結されている。ここ
で、前記シリンダ34のピストンロッド35が突出すると、
全てのホルダ31が同期して半径方向内側へ移動し、バン
ド成形ドラム11によって成形された中間バンド12の軸方
向中央部(中央バンド部12a)、詳しくは該部位のカー
カスプライに埋設されているスチールコードが永久磁石
32によって半径方向外側から吸着保持される。そして、
前述のように保持部材を永久磁石32から構成すると、大
きな吸着力で半永久的に中間バンド12を繰り返し吸着す
ることができる。
【0013】ここで、前記永久磁石32は軸方向に離れた
3箇所に配置され、詳しくは図4に示すように弧状体33
の軸方向中央部には中央永久磁石32aが、また、弧状体
33の軸方向前、後側部に前、後側永久磁石32b、cがそ
れぞれ配置されており、この結果、中央永久磁石32aに
よってクッションゴム13間の中間バンド12が、また、
前、後側永久磁石32b、cによってクッションゴム13よ
り軸方向外側の中間バンド12がそれぞれ吸着保持され
る。そして、このように永久磁石32を軸方向に離して設
置し、クッションゴム13間およびクッションゴム13の両
側の中間バンド12をそれぞれ吸着するようにすれば、ク
ッションゴム13を除いた広い範囲で中間バンド12を吸着
することができ、これにより、中間バンド12に対する吸
着を強力なものとすることができる。前述した支持リン
グ30、ホルダ31、永久磁石32、弧状体33、シリンダ34、
リンク機構36は全体として、中間バンド12の軸方向中央
部を外側から吸着保持する前記中央支持手段29を構成す
る。
【0014】また、前記可動フレーム28の前、後端部に
も前記中央支持手段29とほぼ同様の構成をした前、後側
支持手段41、42が設置されているが、これらの前、後側
支持手段41、42の保持部材は、中間バンド12の軸方向両
端部(ゴムのみのサイドトレッドから構成された外側バ
ンド部12b、c)を吸着保持するものであるため、中央
支持手段29のように永久磁石ではなく、図4に示すよう
な真空源に接続された円錐状の吸着パッド43、44から構
成されている。そして、これら前、後側支持手段41、42
の吸着パッド43、44は、中央支持手段29の永久磁石32が
中間バンド12の軸方向中央部を吸着保持したとき、同時
に中間バンド12の軸方向両端部をそれぞれ半径方向外側
から吸着保持する。
【0015】前記前、後側支持手段41、42の互いに対向
する内面にはそれぞれ複数の拡縮可能なホルダ45、46が
支持され、これらのホルダ45、46の半径方向内端部には
スティフナー47付きのビードコア18を吸着する複数の磁
石49が埋設されている。そして、トランスファー装置26
がバンド成形ドラム11とタイヤ成形ドラム16との間の待
機位置で待機しているとき、縮径状態のホルダ45、46に
図示していないビード供給装置からスティフナー47付き
ビードコア18が供給される。
【0016】次に、この発明の一実施形態の作用につい
て説明する。前述のようなタイヤ製造設備を用いて空気
入りタイヤ、ここでは重荷重用空気入りラジアルタイヤ
を製造する場合には、まず、回転しているバンド成形ド
ラム11にインナーライナー、サイドトレッド、カーカス
プライ、ワイヤーチェーファー、ゴムチェーファー、ク
ッションゴム等のタイヤ構成部材を次々と供給して、そ
の周囲に巻き付け、円筒状の中間バンド12を成形する。
このとき、中間バンド12の軸方向中央部においてはクッ
ションゴム13が中央バンド部12aの外周面から若干盛り
上がっている。このようにバンド成形ドラム11によって
中間バンド12を成形しているとき、ビード供給装置によ
って待機位置のトランスファー装置26にスティフナー47
付きのビードコア18を供給し、縮径状態にあるホルダ4
5、46の磁石49にそれぞれ吸着保持させる。
【0017】次に、トランスファー装置26を図示してい
ない駆動機構によりガイドレール25に沿って後方に移動
させ、該トランスファー装置26によってバンド成形ドラ
ム11を半径方向外側から囲む。次に、中央支持手段29、
前、後側支持手段41、42のシリンダ34を作動してホルダ
31を半径方向内側に同期移動させる。これにより、中央
支持手段29の永久磁石32が中間バンド12の中央バンド部
12aを、詳しくは、中央永久磁石32aがクッションゴム
13間の中央バンド部12aを、また、前、後側永久磁石32
b、cがクッションゴム13より軸方向外側の中央バンド
部12aをそれぞれ吸着保持し、一方、真空引きされてい
る前、後側支持手段41、42の吸着パッド43、44が外側バ
ンド部12b、cをそれぞれ吸着保持する。このとき、バ
ンド成形ドラム11が縮径し、これにより、中間バンド12
がバンド成形ドラム11からトランスファー装置26に受け
渡される。そして、このように中間バンド12がトランス
ファー装置26に受け渡されたとき、ホルダ45、46に保持
されているビードコア18は中間バンド12の半径方向外側
の所定位置に配置される。
【0018】次に、トランスファー装置26をガイドレー
ル25に沿って該トランスファー装置26がタイヤ成形ドラ
ム16を半径方向外側から囲む位置まで前方に移動させ
る。これにより、トランスファー装置26に保持された中
間バンド12およびビードコア18は、図4に示すようにタ
イヤ成形ドラム16まで搬送され、該タイヤ成形ドラム16
の外側に嵌合される。ここで、前記トランスファー装置
26の移動は、ビードコア18がビードロック体17の半径方
向外側にそれぞれ到達したとき停止する。次に、タイヤ
成形ドラム16のビードロック体17を拡径することによ
り、ビードコア18をそれぞれ中間バンド12を介してビー
ドロック体17により半径方向内側からロックする。
【0019】このビードロック体17の拡径と同時に前、
後側支持手段41、42の吸着パッド43、44を半径方向外側
に移動させて中間バンド12から退避させるとともに、こ
れら吸着パッド43、44を真空源から遮断して、中間バン
ド12の外側バンド部12b、cを前、後側支持手段41、42
からタイヤ成形ドラム16に受渡す。これに対し、ビード
コア18間に位置する中間バンド12の軸方向中央部、ここ
では中央バンド部12aを吸着保持している永久磁石32に
ついては、そのままの位置を保持させ、これにより、中
央バンド部12aに対する永久磁石32の外側からの吸着保
持をビードロック体17の拡径時にも継続させる。
【0020】この結果、対をなすビードロック体17の拡
径速度の差異によって中間バンド12に軸方向の引張り力
が付与されても、永久磁石32による吸着保持力により中
間バンド12の軸方向への変位が制限され、これにより、
中間バンド12のタイヤ成形ドラム16に対する軸方向のセ
ンターずれが効果的に阻止される。また、この実施形態
のように中間バンド12の外周に若干突出した一対のクッ
ションゴム13が巻き付けられているとき、中央永久磁石
32aによってクッションゴム13間の中間バンド12を、ま
た、前、後側永久磁石32b、cによってクッションゴム
13より軸方向外側の中間バンド12をそれぞれ吸着保持す
るようにすれば、中間バンド12に対する吸着が強力なも
のとなり、これにより、前述のようなセンターずれを確
実に阻止することができる。
【0021】そして、前述の永久磁石32による中央バン
ド部12aの吸着保持は、ビードロック体17によるビード
コア18のロックが完了したとき、終了するが、この終了
と同時に中央支持手段29のシリンダ34を作動させてホル
ダ31、永久磁石32を半径方向外側に同期移動させる。こ
れにより、中間バンド12の残りの部位、即ち軸方向中央
部が中央支持手段29からタイヤ成形ドラム16に受渡され
る。次に、ホルダ45、46を拡径することでビードコア18
から離脱させた後、トランスファー装置26を後方に向か
って待機位置まで移動させ、タイヤ成形ドラム16から退
避させる。
【0022】次に、図5に示すように、ビードロック体
17同士を互いに接近させながらこれらの間の中間バンド
12内にエアを供給してビードコア18間に位置する中間バ
ンド12の軸方向中央部を半径方向外側に膨出させるとと
もに、折返しブラダ19、20を膨張させてビードコア18よ
り軸方向外側の中間バンド12の軸方向両端部を半径方向
外側に向かって折り返す。このとき、図示していないバ
ンドドラムにより予め成形されたベルト・トレッドバン
ド51を、膨出した中間バンド12の半径方向外側に搬入し
て互いに貼合わせ、生タイヤを成形する。次に、該生タ
イヤをタイヤ成形ドラム16から取り出した後、加硫装置
により加硫して重荷重用空気入りラジアルタイヤを製造
する。
【0023】
【発明の効果】以上説明したように、この発明によれ
ば、中間バンドのタイヤ成形ドラムに対する軸方向のセ
ンターずれを効果的に阻止することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明の一実施形態を示す概略正面図であ
る。
【図2】図1のIーI矢視図である。
【図3】ホルダにビードコアが保持されている状態を示
す一部破断斜視図である。
【図4】この発明の作用を説明する一部破断正面図であ
る。
【図5】この発明の作用を説明する一部破断正面図であ
る。
【符号の説明】
11…バンド成形ドラム 12…中間バンド 13…クッションゴム 16…タイヤ成形ドラム 17…ビードロック体 18…ビードコア 26…トランスファー装置 32…保持部材(永久磁
石)

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】バンド成形ドラムによって成形された円筒
    状の中間バンドおよび該中間バンドの外側に配置された
    一対のビードコアを、トランスファー装置によってタイ
    ヤ成形ドラムまで搬送し、該中間バンドをタイヤ成形ド
    ラムの外側に嵌合する工程と、タイヤ成形ドラムに設け
    られたビードロック体を拡径することにより、ビードコ
    アをそれぞれ中間バンドを介してビードロック体により
    半径方向内側からロックする工程と、トランスファー装
    置をタイヤ成形ドラムから退避させた後、ビードロック
    体同士を接近させながらこれらの間の中間バンド内にエ
    アを供給してビードコア間に位置する中間バンドの軸方
    向中央部を半径方向外側に膨出させるとともに、ビード
    コアより軸方向外側に位置する中間バンドの軸方向両端
    部を半径方向外側に向かって折り返す工程とを備えた空
    気入りタイヤの製造方法において、前記ビードコアをビ
    ードロック体によってロックするとき、中間バンドの軸
    方向中央部をトランスファー装置の保持部材によって外
    側から吸着保持し、該中間バンドの軸方向への変位を制
    限するようにしたことを特徴とする空気入りタイヤの製
    造方法。
  2. 【請求項2】前記中間バンドを永久磁石から構成された
    保持部材によって吸着保持するようにした請求項1記載
    の空気入りタイヤの製造方法。
  3. 【請求項3】前記中間バンドが軸方向中央部外周に一対
    のクッションゴムを有しているとき、前記保持部材を軸
    方向に離れた3箇所に配置し、これら保持部材によって
    クッションゴム間の中間バンドと、これらクッションゴ
    ムより軸方向外側の中間バンドとを吸着保持するように
    した請求項1記載の空気入りタイヤの製造方法。
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