JP2000200195A - ライセンス管理システム - Google Patents

ライセンス管理システム

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JP2000200195A
JP2000200195A JP11002459A JP245999A JP2000200195A JP 2000200195 A JP2000200195 A JP 2000200195A JP 11002459 A JP11002459 A JP 11002459A JP 245999 A JP245999 A JP 245999A JP 2000200195 A JP2000200195 A JP 2000200195A
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Yoshihiro Washida
善弘 鷲田
Takeshi Suda
剛 須田
Yasuhiro Jufuku
泰弘 壽福
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 ソフトウェアのライセンス資源の柔軟な管理
を実現するために設定ファイルの変更を正確にかつ適切
なタイミングで実行する。 【解決手段】 ライセンス管理システムにおいて、更新
用の設定情報12を生成し、各クライアント及びサーバ
に送信する設定情報生成手段31,32,33,34
と、鍵を管理するサーバ機能15に対し、更新用の設定
情報が更新可能なタイミングを問い合わせることで設定
情報の更新タイミングを決定し、各クライアント及びサ
ーバに更新指令を出力する設定変更制御手段36と、設
定変更制御手段からの更新指令に基づき、設定情報生成
手段から受信した設定情報をクライアントにおいて更新
するクライアント側更新手段48,49と、設定変更制
御手段からの更新指令に基づき、設定情報生成手段から
受信した設定情報をサーバにおいて更新するサーバ側更
新手段43,44とを備えたライセンス管理システム。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明はソフトウエアの使
用許可を与えるためのライセンス管理システムに関す
る。
【0002】
【従来の技術】各種ツールやアプリケーション等のソフ
トウエアはデジタル情報であるために容易にコピーする
ことができるが、ソフトウエア提供者はソフトウエアの
不正コピー/不正使用を防止するために顧客と契約し、
その使用本数に制限を課する場合が多い。
【0003】上記コピー容易性を考慮しつつ、この使用
本数制限を有効なものとするためのライセンス管理シス
テムとして、従来からフローティングライセンスシステ
ムが用いられている。
【0004】図3は従来のライセンス管理システムの構
成例を示す図である。
【0005】このようなライセンス管理システムでは、
各クライアント81にライセンス等を管理するために設
定ファイル82が設けられるとともに、具体的なライセ
ンス管理を実行するためのライセンスサーバ83が設け
られる。なお、各クライアント81とライセンスサーバ
83はLAN86で接続されている。
【0006】ライセンスサーバ83は、設定ファイル8
2を有するとともに、各クライアント81に設けられた
ソフトウエア84を実行可能とするためのライセンスキ
ー85を管理している。このライセンスキー85はソフ
トウエア提供者との契約で定められた本数だけ用意され
ており、一つのライセンスキー85は一度に一カ所(ソ
フトウエア84)でしか使用できないようになってい
る。
【0007】なお、このライセンスキーは許可条件(本
数、使用期限など)の情報とともにライセンスコードと
いう英数字などで構成された文字列に埋め込まれ、ライ
センス提供者からユーザーに提供されるものである。
【0008】なお、ソフトウエア84は、ライセンスキ
ー85なしには目的の処理を実行できる状態とはならな
いように構成されている。ここで、まず、クライアント
81においてソフトウエア84の起動が要求されると、
当該ソフトウエア84は、設定ファイル82を調べ自己
の置かれた状況で動作許可されているかを確認するとと
もに、ライセンスサーバ83の情報を取得する。なお、
設定ファイル82には、プログラム(ソフトウェア)特
定情報、ライセンスコード、ライセンスサーバー特定情
報、ユーザ特定情報、動作計算機特定情報等が格納され
ている。
【0009】この取得情報に基づき、ソフトウエア84
からライセンスサーバ83への動作許可の問い掛けが行
われる。
【0010】この問い掛けに応じ、ライセンスサーバ8
3はソフトウエア動作要求を行ったユーザ/クライアン
トのライセンス有無情報を設定ファイル82から取得す
る。さらに、ユーザが当該ソフトウエアについての使用
許可権限を有する場合には、ライセンスキー85の使用
割り当て状況を確認し、使用割り当て可能なライセンス
キー85が残っていれば、当該ライセンスキー85を要
求のあったクライアント81に送出する。
【0011】ライセンスキー85を受け取ったクライア
ント81上のソフトウエア84は、そのライセンスキー
85により自分自身を動作可能状態とし、当該クライア
ント81を使用するユーザの要求に応じて各種処理を実
行する。
【0012】種々の処理が終了し、ソフトウエア84を
終了するときには、ライセンスキー85はクライアント
81からライセンスサーバ83に戻され、当該ソフトウ
エア84は再び動作不能な状態となる。
【0013】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記し
たライセンス管理システムにおいても、まだ解決すべき
以下のような課題がある。
【0014】例えば新たなソフトウエアが加わったり、
クライアントシステムの構成や使用すべきユーザのメン
バが変更され、設定ファイル82の内容を変更する必要
があることが問題である。適切な設定ファイル変更が適
宜なタイミングで行われないと、異動や退職によりソフ
トウエア実行許可を外すべき者がソフトウエアを実行し
続け得る,等の事態も生じる。
【0015】このために設定ファイルの適切かつタイム
リーな変更を容易に行うことが重要である。しかし、設
定ファイル82は、各クライアント81及びライセンス
サーバ83の各計算機上に分散しており一元管理ができ
ないため、容易な変更を実現することは困難である。
【0016】また、ミスや修正漏れによって各計算機上
における設定ファイルの同一性が失われると、フローテ
ィングライセンスシステムの正常動作が保てなくなる。
したがって、設定ファイル82の修正に当たっては全て
のファイルに対して同様に行うことが重要となる。
【0017】さらに、設定ファイル82の変更時にはラ
イセンスサーバ83を停止する必要があるため、この間
はクライアント81のソフトウェア84を起動できない
し、起動中のソフトウェア84に対するライセンスの保
証がされない。
【0018】また、設定ファイル82の作成や変更には
長時間を要するため、上記した状況とあいまってツール
の動作している時間帯に設定ファイル82を変更するこ
とは困難である。さらに、ツールの動いていない時間帯
は作業者のいない深夜、早朝の不定期な時間であるた
め、設定ファイルを変更するには作業者の負担を強いる
ことになる。
【0019】本発明は、このような実情を考慮してなさ
れたもので、設定ファイルの変更を正確にかつ適切なタ
イミングで実行することを可能としたライセンス管理シ
ステムを提供することを目的とする。
【0020】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決するため
に、請求項1に対応する発明は、ソフトウエアを動作さ
せるクライアントと当該ソフトウエアを動作可能とする
鍵を管理するサーバとからなるとともに、ソフトウエア
の使用許可を判断するための設定情報を各クライアント
及びサーバに備えるライセンス管理システムにおいて、
更新用の設定情報を生成し、各クライアント及びサーバ
に送信する設定情報生成手段と、鍵を管理するサーバ機
能に対し、更新用の設定情報が更新可能なタイミングを
問い合わせることで設定情報の更新タイミングを決定
し、各クライアント及びサーバに更新指令を出力する設
定変更制御手段と、設定変更制御手段からの更新指令に
基づき、設定情報生成手段から受信した設定情報をクラ
イアントにおいて更新するクライアント側更新手段と、
設定変更制御手段からの更新指令に基づき、設定情報生
成手段から受信した設定情報をサーバにおいて更新する
サーバ側更新手段とを備えたライセンス管理システムで
ある。
【0021】本発明はこのような手段を設けたので、設
定情報の変更を正確にかつ適切なタイミングで実行する
ことができ、設定情報変更に伴う各種の弊害を防止する
ことができる。
【0022】また、請求項2に対応する発明は、請求項
1に対応する発明において、サーバ側更新手段は、更新
指令を受けると、一旦前記鍵を管理するサーバ機能を停
止した上で設定情報を更新し、その後鍵を管理するサー
バ機能を再起動するライセンス管理システムである。
【0023】本発明はこのような手段を設けたので、よ
りスムーズな設定情報更新を行うことができるととも
に、安全かつ正確に設定情報を更新できる。
【0024】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態につい
て説明する。
【0025】図1は本発明の実施形態に係るライセンス
管理システムを適用するネットワークシステムの一構成
例を示すブロック図である。
【0026】このネットワークシステムは、データ伝送
路1に複数のクライアント2(#1)〜2(#n),ラ
イセンスサーバ3及びライセンス割当管理サーバ4が接
続されてなるLANであり、各クライアント2,ライセ
ンスサーバ3及びライセンス割当サーバ4は、パーソナ
ルコンピュータやワークステーション等の計算機に通信
装置(ネットワークカード等)が組み込まれて構成され
ている。
【0027】各クライアント2には、動作許可対象とな
るソフトウエアとしてのツール11と、設定ファイル1
2と、クライアント側管理部13とが設けられている。
ここで、ツール11は従来技術で説明した図3のソフト
ウエア84と同様なものであり、設定ファイル12にも
図3の設定ファイル82と同様な情報が格納されてい
る。
【0028】クライアント側管理部13は、設定ファイ
ル12を更新するものであり、ライセンス管理システム
の一部を構成する。
【0029】次に、ライセンスサーバ3は、ライセンス
デーモン15と、鍵ファイル16と、クライアント2に
おけると同一の設定ファイル12と、サーバ側管理部1
7とから構成されている。
【0030】ライセンスデーモン15は、フローティン
グライセンスシステムのライセンスサーバの機能を確保
するものであり、従来技術の図3におけるライセンスサ
ーバ83の機能を有する。
【0031】鍵ファイル16は、設定ファイル12から
生成されライセンスデーモン15によって管理されるラ
イセンスキーを格納する。
【0032】サーバ側管理部17は、設定ファイル12
を更新するとともに、設定ファイル12を更新するため
にライセンスデーモン15を制御するものであり、ライ
センス管理システムの一部を構成する。
【0033】次に、ライセンス割当管理サーバ4は、設
定ファイル12を作成しクライアント2やライセンスサ
ーバ3に送付するとともに、設定ファイル12の更新指
示をサーバ側管理部17及びクライアント側管理部13
に与えるものである。このライセンス割当管理サーバ4
は、ユーザ情報データベース21,データベース管理部
22及び管理システム本体部23から構成されている。
【0034】ユーザ情報データベース21は、各ソフト
ウエア情報、各ソフトウエアを使用許可されるユーザ、
ワークステーション等の情報の他、使用許可されるソフ
トウエアの期間情報が含められる。なお、ソフトウエア
情報にはソフトウエアの種類情報の他、各ソフトウエア
において個々に動作許可され、各々ライセンスキーを必
要とするブロックがあるのならそのライセンス割当単位
に関する情報や、さらに、その各ソフトウエア(上記ブ
ロックを含む)毎のライセンス数(鍵の数)も含む。
【0035】データベース管理部22は、ユーザ情報デ
ータベース21の内容を新規登録、参照、修正、削除等
する。
【0036】管理システム本体部23は、ライセンス管
理システムの一部を構成する。すなわち、ユーザ情報デ
ータベース21に格納された各種情報をデータベース管
理部22に依頼して読み取り、その読み取り結果に基づ
いて設定ファイル12を作成しクライアント2やライセ
ンスサーバ3に送付する。さらに、設定ファイル12の
更新指示をサーバ側管理部17及びクライアント側管理
部13に与える。
【0037】本実施形態のライセンス管理システムは、
上記した管理システム本体部23と、サーバ側管理部1
7と、クライアント側管理部13を主要構成としてい
る。
【0038】図2は本実施形態のライセンス管理システ
ムの構成例を示すブロック図である。
【0039】同図においては、データベース管理部2
2,管理システム本体部23,サーバ側管理部17及び
クライアント側管理部13の詳細構成が示されている。
【0040】データベース管理部22には、ユーザ情報
データベース21に対する処理を実行し、また読出情報
を管理システム本体部23に与えるDB管理処理部25
と、DB管理処理部25に与える登録データや各種要求
を受け付けその結果等を出力する入出力装置としてのD
B登録参照部26とが設けられている。
【0041】管理システム本体部23は、更新起動部3
1と、ライセンス割当管理部32と、設定ファイル生成
部33と、設定ファイル送信部34と、通信制御部35
と、設定変更制御部36とから構成されている。
【0042】このうち、更新起動部31、ライセンス割
当管理部32、設定ファイル生成部33、設定ファイル
送信部34及び通信制御部35の有する構成により、ユ
ーザ情報データベース21から読み出した情報に基づく
設定ファイル12が作成され、サーバ側管理部17及び
クライアント側管理部13に送信される。
【0043】また、設定変更制御部36は、ライセンス
デーモン15と通信を行い、先に送付した設定ファイル
12を更新するタイミングを決定し、その決定に基づい
て、サーバ側管理部17及びクライアント側管理部13
に対する更新制御指令を与える。
【0044】サーバ側管理部17は、通信制御部41
と、設定ファイル受信部42と、ライセンス情報設定部
43と、設定変更制御部44と、ライセンスデーモン制
御部45とから構成されている。
【0045】このうち通信制御部41,設定ファイル受
信部42及びライセンス情報設定部43は、設定ファイ
ル12を更新するための構成であり、設定変更制御部4
4及びライセンスデーモン制御部45はライセンスデー
モン15を制御するための構成である。
【0046】クライアント側管理部13は、通信制御部
46と、設定ファイル受信部47と、クライアント情報
設定部48と、設定変更制御部49とから構成されてい
る。
【0047】このうち通信制御部46,設定ファイル受
信部47,クライアント情報設定部48及び設定変更制
御部49は、設定ファイル12を更新するための構成で
ある。
【0048】次に、以上のように構成された本実施形態
におけるライセンス管理システムの動作について主とし
て図2を用いて説明する。
【0049】ライセンスデーモン15,設定ファイル1
2,ツール11を構成要素とするフローティングライセ
ンスシステムとしての動作については図3に示す従来技
術と同様であるので、説明を省略する。ここでは、設定
ファイル12の更新処理について説明する。
【0050】まず、DB登録参照部26及びDB管理処
理部25を介して、ソフトウエア(ツール11)のライ
センス管理に関する情報が適宜更新され、ユーザ情報デ
ータベース21に格納されている。
【0051】一方、管理システム本体部23における更
新起動部31には時刻管理機能が設けられており、設定
時刻になる度に、ユーザ情報データベース21からライ
センス管理用の情報が読み出される。
【0052】この読出情報に基づき、ライセンス割当管
理部32により、どのソフトウエアをどのユーザが使え
るか等についての割当が行われ、さらにこの割当結果に
基づいて設定ファイル生成部33により設定ファイル1
2が生成される。
【0053】生成された設定ファイル12は、設定ファ
イル送信部34及び通信制御部35を介して各クライア
ント2及びライセンスサーバ3に送信される。ファイル
12は、さらに各通信制御部46,41及び設定ファイ
ル受信部47,42を介してクライアント側管理部13
のクライアント情報設定部48及びサーバ側管理部17
のライセンス情報設定部43に引き渡される。
【0054】一方、管理システム本体部23の設定ファ
イル生成部33は設定ファイル12を生成した場合には
その旨を設定変更制御部36に通知し、この通知に基づ
いて設定変更制御部36によるファイル更新タイミング
の取得処理が開始される。
【0055】すなわち、設定変更制御部36によりライ
センスデーモン15に対して問合せが行われ、当該ライ
センスデーモン15が管理するライセンスキーがどのク
ライアント2にも貸し出されていないことが確認され
る。ここで、ライセンスデーモン15からライセンスキ
ーが貸し出されている旨の返答がきたら、設定変更制御
部36においてはタイマが起動され、一定時間待機した
後に、上記問合せ処理が再び行われる。
【0056】こうして、ライセンスデーモン15、設定
変更制御部36間のやり取りでライセンスキーの貸し出
しが行われていない状態が確認されると、管理システム
本体部23の設定変更制御部36からサーバ側管理部1
7及びクライアント側管理部13の設定変更制御部4
4,49に対してファイル更新指令が出力される。
【0057】サーバ側管理部17においては、まず、フ
ァイル更新指令を受けた設定変更制御部44からライセ
ンスデーモン制御部45に対し、ライセンスデーモン1
5の停止要求が出される。この要求に応じライセンスデ
ーモン制御部45の制御によりライセンスデーモン15
が停止される。
【0058】デーモン停止後、ライセンスデーモン制御
部45からライセンス情報設定部43にその旨の通知が
行われ、この通知を受けたライセンス情報設定部43に
より設定ファイル12の更新が実行される。なお、ここ
で更新に用いられるファイル12は、設定ファイル受信
部42を介して設定ファイル生成部33から先に受け取
ったものである。
【0059】設定ファイル更新後、その旨がライセンス
情報設定部43から設定変更制御部44に通知され、こ
の通知を受けて設定変更制御部44からライセンスデー
モン15の再起動要求がライセンスデーモン制御部45
になされる。
【0060】当該要求に従い、ライセンスデーモン制御
部45によってライセンスデーモン15が再起動され、
フローティングライセンスシステムにおけるライセンス
サーバ3の状態は通常に復帰する。
【0061】また、上記サーバ側管理部17の処理に合
わせてクライアント側管理部13でも設定ファイル12
の更新が行われる。各クライアント2及びライセンスサ
ーバ3におけるファイル更新処理が同期して行われるの
は、管理システム本体部23からのファイル更新指令が
これらに同時に出されるからである。
【0062】クライアント2での設定ファイル更新に当
たり、まず、更新指令を受けた設定変更制御部49から
ファイル更新制御信号がクライアント情報設定部48に
出力される。
【0063】この更新制御信号を受けたクライアント情
報設定部48により、先に設定ファイル生成部33から
受け取った新しい設定ファイル12でもって、クライア
ント上に現在設定されている設定ファイル12が更新さ
れる。
【0064】以上の各クライアント2及びライセンスサ
ーバ3におけるファイル更新処理、並びにサーバ3での
ファイル更新に合わせたライセンスデーモン15の停止
及び再起動によって、全ての設定ファイル12が新しい
ものに更新されつつ、フローティングライセンスシステ
ムの通常状態への復帰が実現される。
【0065】上述したように、本発明の実施の形態に係
るライセンス管理システムは、ライセンス割当管理サー
バ4に設定ファイルを生成する管理システム本体部23
を設けるとともに、各クライアント2及びライセンスサ
ーバ3にクライアント側管理部13,サーバ側管理部1
7を設け、管理システム本体部23からの指令でライセ
ンスデーモン15を適宜定期再起動し、かつ各設定ファ
イル12を同時に更新するようにしたので、設定ファイ
ル12の変更を正確にかつ適切なタイミングで実行する
ことができる。これにより、効率的にツール11のライ
センス資源を管理することができる。
【0066】したがって、本発明によれば、 (1)ユーザ情報データベース21を利用することによ
る管理データ一元化による管理負荷の低減 (2)設定ファイル12の自動生成、自動配信によるフ
ァイル修正ミスの防止 (3)ツールの実行状況から設定変更時期の調整を行う
ことによるツールのダウンタイム低減 (4)設定ファイルはユーザ情報データベース21の内
容が適宜反映されることによる,異動、退社等により使
用資格を失った不正ユーザのツール不正使用排除等が実
現される。
【0067】なお、本発明は、上記各実施の形態に限定
されるものでなく、その要旨を逸脱しない範囲で種々に
変形することが可能である。
【0068】また実施形態ではいわゆるLANにライセ
ンス管理システムを適用する場合を説明したが、本発明
の適用範囲はLANに限られるものではない。例えば公
衆回線を介するインターネット等,種々のネットワーク
システムに適用可能である。Web(WWW;ワールド
ワイドウエブ)を介したアプリケーション利用の技術に
おけるライセンス管理システム等が考えられる。さら
に、たとえハードウエアとしての計算機が単一であるよ
うな場合でも、同一計算機内に複数のプロセスやタスク
を立ち上げて使用するようなときには本発明を適用する
ことが可能である。
【0069】さらに実施形態では、ライセンスサーバ3
とライセンス割当管理サーバ4は別々のコンピュータに
設けた場合について説明したが、これらは同一コンピュ
ータに設けるようにしてもよい。
【0070】さらに実施形態では、ライセンスサーバ3
における設定ファイル12と、各クライアント2におけ
る設定ファイル12との内容が同一になる場合について
説明したが、本発明はこのように両者の内容を同一にす
る場合に限られるものではない。フローティングライセ
ンスシステムの形態によっては設定情報の設定の仕方と
して種々のパターンが考えられる。例えば設定ファイル
を2種類用意し、ライセンスサーバ3にはライセンスに
関する情報を格納し、各クライアント2にはライセンス
問合せ先,ライセンスサーバ3についての情報等のみを
格納するようにしてもよい。
【0071】また、実施形態に記載した手法は、計算機
(コンピュータ)に実行させることができるプログラム
(ソフトウエア手段)として、例えば磁気ディスク(フ
ロッピーディスク、ハードディスク等)、光ディスク
(CD−ROM、DVD等)、半導体メモリ等の記憶媒
体に格納し、また通信媒体により伝送して頒布すること
もできる。なお、媒体側に格納されるプログラムには、
計算機に実行させるソフトウエア手段(実行プログラム
のみならずテーブルやデータ構造も含む)を計算機内に
構成させる設定プログラムをも含むものである。本装置
を実現する計算機は、記憶媒体に記録されたプログラム
を読み込み、また場合により設定プログラムによりソフ
トウエア手段を構築し、このソフトウエア手段によって
動作が制御されることにより上述した処理を実行する。
【0072】
【発明の効果】以上詳記したように本発明によれば、ラ
イセンスキーが貸し出されていないときにタイミングを
合わせて各設定ファイルを更新するようにしたので、設
定ファイルの変更を正確にかつ適切なタイミングで実行
することができ、ひいてはソフトウェアのライセンス資
源の柔軟な管理を実現させることができるライセンス管
理システムを提供することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施形態に係るライセンス管理システ
ムを適用するネットワークシステムの一構成例を示すブ
ロック図。
【図2】同実施形態のライセンス管理システムの構成例
を示すブロック図。
【図3】従来のライセンス管理システムの構成例を示す
図。
【符号の説明】
1…データ伝送路 2…クライアント 3…ライセンスサーバ 4…ライセンス割当管理サーバ 11…ツール 12…設定ファイル 13…クライアント側管理部 15…ライセンスデーモン 16…鍵ファイル 17…サーバ側管理部 21…ユーザ情報データベース 22…データベース管理部 23…管理システム本体部 25…DB管理処理部 26…DB登録参照部 31…更新起動部 32…ライセンス割当管理部 33…設定ファイル生成部 34…設定ファイル送信部 35…通信制御部 36…設定変更制御部 41…通信制御部 42…設定ファイル受信部 43…ライセンス情報設定部 44…設定変更制御部 45…ライセンスデーモン制御部 46…通信制御部 47…設定ファイル受信部 48…クライアント情報設定部 49…設定変更制御部 81…クライアント 82…設定ファイル 83…ライセンスサーバ 84…ソフトウエア 85…ライセンスキー 86…LAN
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 壽福 泰弘 東京都台東区台東1丁目5番1号 凸版印 刷株式会社内 Fターム(参考) 5B017 AA06 AA07 BA06 BB06 CA15 5B076 FB01

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ソフトウエアを動作させるクライアント
    と当該ソフトウエアを動作可能とする鍵を管理するサー
    バとからなるとともに、前記ソフトウエアの使用許可を
    判断するための設定情報を各クライアント及びサーバに
    備えるライセンス管理システムにおいて、 更新用の設定情報を生成し、前記各クライアント及び前
    記サーバに送信する設定情報生成手段と、 前記鍵を管理するサーバ機能に対し、前記更新用の設定
    情報が更新可能なタイミングを問い合わせることで設定
    情報の更新タイミングを決定し、各クライアント及びサ
    ーバに更新指令を出力する設定変更制御手段と、 前記設定変更制御手段からの更新指令に基づき、前記設
    定情報生成手段から受信した設定情報をクライアントに
    おいて更新するクライアント側更新手段と、 前記設定変更制御手段からの更新指令に基づき、前記設
    定情報生成手段から受信した設定情報をサーバにおいて
    更新するサーバ側更新手段とを備えたことを特徴とする
    ライセンス管理システム。
  2. 【請求項2】 前記サーバ側更新手段は、前記更新指令
    を受けると、一旦前記鍵を管理するサーバ機能を停止し
    た上で設定情報を更新し、その後前記鍵を管理するサー
    バ機能を再起動することを特徴とする請求項1記載のラ
    イセンス管理システム。
JP11002459A 1999-01-08 1999-01-08 ライセンス管理システム Pending JP2000200195A (ja)

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