JP2000198722A - 逆止弁付きチュ―ブ入り製品 - Google Patents
逆止弁付きチュ―ブ入り製品Info
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- B—PERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
- B65—CONVEYING; PACKING; STORING; HANDLING THIN OR FILAMENTARY MATERIAL
- B65D—CONTAINERS FOR STORAGE OR TRANSPORT OF ARTICLES OR MATERIALS, e.g. BAGS, BARRELS, BOTTLES, BOXES, CANS, CARTONS, CRATES, DRUMS, JARS, TANKS, HOPPERS, FORWARDING CONTAINERS; ACCESSORIES, CLOSURES, OR FITTINGS THEREFOR; PACKAGING ELEMENTS; PACKAGES
- B65D47/00—Closures with filling and discharging, or with discharging, devices
- B65D47/04—Closures with discharging devices other than pumps
- B65D47/20—Closures with discharging devices other than pumps comprising hand-operated members for controlling discharge
- B65D47/2018—Closures with discharging devices other than pumps comprising hand-operated members for controlling discharge comprising a valve or like element which is opened or closed by deformation of the container or closure
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- Engineering & Computer Science (AREA)
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Abstract
生する不快臭を抑えることができるチューブ入り製品を
提供する。 【解決手段】 口頚部に逆止弁が設けられたチューブ容
器に還元性物質含有組成物を充填することを特徴とする
逆止弁付きチューブ入り製品。
Description
ブ容器に還元性物質含有組成物を充填した逆止弁付きチ
ューブ入り製品に関するものである。
来、毛髪をセット処理又はパーマネントウェーブ法によ
るウェーブ処理等する場合には、還元性物質を毛髪に適
用する。還元性物質としては、システイン、チオグリコ
ール酸若しくはこれらの塩又はこれらの誘導体等が用い
られている。
は、不快臭の原因である硫黄含有化合物(例えば、硫化
水素、及び低分子のメルカプタン、特にメタンチオール
またはエタンチオール)が発生する。特に使いかけのパ
ーマネントウェーブ剤においては、チューブ内にできた
空間に硫黄含有化合物が充満し、再使用する際にその不
快臭が流れ出てくるため、パーマネントウェーブ施術者
(美容師又は理容師)及びパーマネントウェーブ被施術
者の両者に不快感を与えている。そして、これらの不快
臭化合物の中でも、硫化水素の臭気は最も厄介で、その
発生の防止は難しいとされている。
防止するために、香料によるマスキング等が行われてき
たが、一般に満足すべき解決策となっていないのが現状
である。本発明は、上記の問題を解決しようとするもの
である。
質を、逆止弁付きチューブ容器に充填することにより、
その還元性物質による硫化水素臭などの不快臭の発生を
抑えることができることを見出し、本発明を完成させる
に至った。
ューブ容器に還元性物質含有組成物を充填したことを特
徴とする逆止弁付きチューブ入り製品である。
デーション、乳液、クリームなどの内容物の酸化を防止
したり、内容物を押し出した後、空気や泡を含んだ内容
物が逆流しないようにするために広く使用されている
が、この逆止弁付きチューブ容器に還元性物質を保存す
ることにより不快臭を防止することができるという有益
性については知られていなかった。
酸、システイン及びこれらの塩又はこれらの誘導体、チ
オグリセリルアルキルエーテル、メルカプトアルキルア
ミド、亜硫酸塩並びに亜硫酸水素塩からなる群より選ば
れる1種又は2種以上の還元性物質を含有した組成物を
充填した逆止弁付きチューブ入り製品を提供するもので
ある。
成物がパーマネントウェーブ用第1剤である逆止弁付き
チューブ入り製品を提供するものである。
本発明で使用する逆止弁付きチューブ容器は、内容物を
押し出した後に容器本体内に空気が流入しないものであ
れば、特に構造等は制限されない。
材料としては、耐薬品性に優れた軟質樹脂の単層又は積
層が好適であり、より好ましくは耐薬品性に優れたガス
バリア性に富む合成樹脂の単層又は積層が好ましい。な
かでもエチレン・酢酸ビニル共重合体けん化物(EVO
H)を有する積層材質が好適である。また、耐薬品性、
ガスバリア性の高い最内層が内容物の使用による減量に
伴ってデラミ(剥離)を起こすような積層材質であって
も構わない。
ば、チオグリコール酸、システイン、及びこれらの塩又
はこれらの誘導体、チオグリセリルアルキルエーテル、
メルカプトアルキルアミド、エトキシヒドロキシプロパ
ンチオール、メルカプトエチルプロパナミド、チオ乳
酸、3−メルカプトプロピオン酸、チオ酒石酸、チオリ
ンゴ酸、ジメルカプトアジピン酸、亜硫酸塩、亜硫酸水
素塩等が挙げられる。
ール酸及びその塩、チオグリコール酸メチルエステル、
モノチオグリコール酸グリセリル等のチオグリコール酸
誘導体、システイン及びその塩、N−アシルシステイ
ン、L−システインメチルエステル、システアミン等の
システイン誘導体、チオグリセリルアルキルエーテル、
メルカプトアルキルアミド、亜硫酸塩、亜硫酸水素塩が
好ましい。
は、チオグリコール酸、チオグリコール酸アンモニウ
ム、チオグリコール酸のグリセリルエステル、L−シス
テイン及びその塩酸塩、N−アシルシステイン、亜硫酸
ナトリウム、亜硫酸水素ナトリウム等が挙げられる。こ
れらの還元性物質は、1種又は2種以上を組み合わせて
用いることができる。
ては、上記還元性物質を含有するものであれば特に制限
されないが、上記還元性物質を含有する毛髪処理剤であ
る場合に好適である。中でも、パーマネントウェーブ用
第1剤である場合、特に好適である。
1剤は、ロッドを使用してウェーブヘアを形成する薬剤
に限定されるものではなく、癖毛をコーミングして矯正
や直毛化するストレートパーマ剤や縮毛矯正剤等も含ま
れる。
上記還元性物質を配合したものであれば、通常使用され
ている公知の成分を配合することができる。このような
成分としては、例えば、上記の還元性物質以外の還元
剤、各種界面活性剤、アルカリ剤、油剤、シリコーン、
カチオン性ポリマー、増粘剤、緩衝剤、安定化剤、保湿
剤、毛髪保護剤、金属封鎖剤、pH調整剤、色素、香
料、溶解剤、紫外線防止剤、防腐剤等が挙げられる。
としては、逆止弁付きチューブ容器に充填可能なもので
あれば特に制限されないが、ある程度の粘度を有するも
のが好ましく、特にゲル状、クリーム状であることが好
ましい。
るが、本発明はこれらの実施例に限定されるものではな
い。
いたパーマネントウェーブ用第1剤組成物A及びチオグ
リコール酸アンモニウムを用いたパーマネントウェーブ
用第1剤組成物Bを次に示す。
る。図1に示す内容量140mlの逆止弁付きチューブ
容器に上記パーマネントウェーブ用第1剤組成物A及び
Bを隙間なく充填し、実施例1の逆止弁付きチューブ入
り製品を得た。
に示す内容量140mlのチューブ容器に上記組成物A
及びBを隙間なく充填し、比較例1のチューブ入り製品
を得た。
量に当たる70mlを吐出させ、そのままキャップで密
栓した。そして40℃で6ヶ月間保存した。
ーブ入り製品の開栓時の不快臭を次の基準で官能評価を
行った。
い、その主な評価を結果として表1に示した。
チューブ容器を使用した実施例1のパーマネントウェー
ブ用第1剤は、逆止弁なしの一般型チューブ容器を使用
した比較例1に比べて、40℃で6ヶ月間保存後の不快
臭の発生は少なかった。また、結果には表わされていな
いが、特にシステインを主剤とする組成物Aを充填した
実施例1においてその効果は高かった。
ーブ5から成り、口頚部2″に第一逆止弁6、外チュー
ブ5の適所に外部に連通する連通孔9、そして該連通孔
9に前記外チューブ5内部から外部への空気の流入を阻
止する第二逆止弁7を設け、構成されている。
押圧すると第二逆止弁7が閉弁され、外チューブ5を絞
る圧力が密閉空間8内の空気を媒体にして内チューブ4
に作用し、内チューブ4が絞られて内容物が、第一逆止
弁6を押し上げ、吐出口から絞り出される。
ューブ5に対する押圧が解除されると、内チューブ4内
は負圧状態となり、第一逆止弁6は閉弁される。同時に
密閉空間8内も負圧状態となり、第二逆止弁7が開弁さ
れ、外部から空気が流入し、外チューブ5は元の形に戻
る。
元して絞りやすくなった外チューブ5を絞ることにより
内容物を完全に無くなるまで繰り返されるので、内容物
を最後まで容易に絞り出すことができる。
ブ4内に空気が流入することがなく、次に使用する際に
すぐに内容物を絞り出すことができるので使用性に優れ
た容器である。
は、逆止弁付きチューブ容器に還元性物質含有組成物を
充填することにより、その還元性物質による硫化水素臭
などの不快臭の発生を抑えることができる。
るチューブ容器の概略断面図である。
断面図である。
である。
Claims (3)
- 【請求項1】口頚部に逆止弁が設けられたチューブ容器
に還元性物質含有組成物を充填したことを特徴とする逆
止弁付きチューブ入り製品。 - 【請求項2】還元性物質がチオグリコール酸、システイ
ン及びこれらの塩又はこれらの誘導体、チオグリセリル
アルキルエーテル、メルカプトアルキルアミド、亜硫酸
塩並びに亜硫酸水素塩からなる群より選ばれる1種又は
2種以上である請求項1記載の逆止弁付きチューブ入り
製品。 - 【請求項3】還元性物質含有組成物がパーマネントウェ
ーブ用第1剤である請求項1または2記載の逆止弁付き
チューブ入り製品。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP11001742A JP2000198722A (ja) | 1999-01-07 | 1999-01-07 | 逆止弁付きチュ―ブ入り製品 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP11001742A JP2000198722A (ja) | 1999-01-07 | 1999-01-07 | 逆止弁付きチュ―ブ入り製品 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2000198722A true JP2000198722A (ja) | 2000-07-18 |
Family
ID=11510032
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP11001742A Pending JP2000198722A (ja) | 1999-01-07 | 1999-01-07 | 逆止弁付きチュ―ブ入り製品 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2000198722A (ja) |
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2002348220A (ja) * | 2001-05-25 | 2002-12-04 | Arimino Kagaku Kk | パーマネントウエーブ用第1剤組成物、および該第1剤組成物を使用したパーマネントウエーブ施術方法 |
US10669059B2 (en) | 2013-11-27 | 2020-06-02 | Kyoraku Co., Ltd. | Delaminatable container |
-
1999
- 1999-01-07 JP JP11001742A patent/JP2000198722A/ja active Pending
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2002348220A (ja) * | 2001-05-25 | 2002-12-04 | Arimino Kagaku Kk | パーマネントウエーブ用第1剤組成物、および該第1剤組成物を使用したパーマネントウエーブ施術方法 |
US10669059B2 (en) | 2013-11-27 | 2020-06-02 | Kyoraku Co., Ltd. | Delaminatable container |
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