JP2000196849A - ファクシミリ装置 - Google Patents

ファクシミリ装置

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JP2000196849A
JP2000196849A JP10376703A JP37670398A JP2000196849A JP 2000196849 A JP2000196849 A JP 2000196849A JP 10376703 A JP10376703 A JP 10376703A JP 37670398 A JP37670398 A JP 37670398A JP 2000196849 A JP2000196849 A JP 2000196849A
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JP10376703A
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Kotoaki Origasa
言亮 折笠
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Abstract

(57)【要約】 (修正有) 【課題】本発明は着信のあった回線によって受信画像デ
ータを記録出力するか、情報処理装置に転送するかを切
り換えて出力するファクシミリ装置を提供する。 【解決手段】ファクシミリ装置は、データ処理設定部あ
るいはパーソナルコンピュータにより、回線毎の受信画
像データの出力先として、パーソナルコンピュータに転
送するのか、印字するのかの設定が行われ、呼出信号が
あると、当該呼出信号が複数の回線のうちいずれの回線
からの呼出信号であるかを認識する。ファクシミリ装置
は、当該着信のあった回線に設定されている画像データ
の出力先の設定状態を確認して着信のあった回線を閉結
し、設定されている受信画像データの出力先が印字であ
ると、受信画像データをプロッタで記録紙に記録出力さ
せ、出力先として着信のあった回線に対してパーソナル
コンピュータへの転送が設定されていると、受信画像デ
ータをパーソナルコンピュータに転送する(ステップS
101〜S107)。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、ファクシミリ装置
に関し、詳細には、着信のあった回線によって受信画像
データを記録出力するか、情報処理装置に転送するかを
切り換えて出力するファクシミリ装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、ファクシミリ装置においては、原
稿の画像を読み取る読取部、相手ファクシミリ装置との
間でファクシミリ制御信号と画像データをファクシミリ
通信する送受信部、受信した画像データを記録紙に記録
出力する記録部及び各種動作の指示操作を行う操作部等
を備え、1つの独立した機器として機能している。
【0003】ところが、近時、ファクシミリ装置は、そ
の普及に伴って、機能が向上し、ファクシミリ装置にパ
ーソナルコンピュータ等の情報処理装置が接続されて、
当該情報処理装置との間で画像データの授受を行うファ
クシミリ装置が出現している。
【0004】このような従来のファクシミリ装置として
は、例えば、情報処理装置と接続することによりファク
シミリモデムとして機能するファクシミリ装置におい
て、メモリに受信データを記憶保持する機能を有し、該
メモリに受信データがある場合に前記情報処理装置から
の要請があると、その受信データを前記情報処理装置と
通信手順を行って前記情報処理装置へ送信するファクシ
ミリ装置が提案されている(特開平9−153972号
公報参照)。このファクシミリ装置によれば、パーソナ
ルコンピュータが受け入れる状態にないときに他のファ
クシミリ装置から受信したデータをパーソナルコンピュ
ータ側の都合のよいときに、そのままパーソナルコンピ
ュータに取り込むことができる。
【0005】また、従来、コンピュータと接続されるフ
ァクシミリ装置であって、回線より受信した画像データ
を上記コンピュータに転送する転送手段と、受信した画
像データを記録媒体上に記録する記録手段と、この記録
手段による記録を行いつつ上記転送手段による画像デー
タのコンピュータへの転送を行わせる制御手段とを備え
たファクシミリ装置が提案されている(特開平9−32
1933号公報参照)。このファクシミリ装置によれ
ば、受信画像データをコンピュータに転送する際に、同
時に記録出力することができる。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、このよ
うな従来のファクシミリ装置にあっては、情報処理装置
に接続されたファクシミリ装置の利用性を向上させる上
で、なお改良の必要性があった。
【0007】すなわち、特開平9−153972号公報
記載のファクシミリ装置は、パーソナルコンピュータの
都合のよいときに受信データを取り込ませることはでき
るが、当該データがパーソナルコンピュータに取り込ま
せるべきデータであるか否かの判断をすることができ
ず、パーソナルコンピュータで表示等を行って、取り込
んだデータが必要なデータであるか判断する必要があ
り、受信画像データの秘密性を確保する上で問題がある
とともに、ファクシミリ装置の利用性が悪いという問題
があった。
【0008】また、特開平9−321933号公報記載
のファクシミリ装置は、受信画像データをコンピュータ
に転送する際に、同時に記録出力するため、記録出力の
必要のない画像データも記録出力され、資源の無駄が生
じるとともに、ファクシミリ装置の利用性が悪いという
問題があった。
【0009】そこで、請求項1記載の発明は、収納する
2つ以上の回線毎に、設定手段で、受信画像データを記
録手段で記録出力するか、インターフェイスを介して接
続されている情報処理装置に転送するかの受信画像デー
タの出力先を設定可能とし、着信時、当該着信のあった
回線と設定手段による回線毎の出力先設定状態とに基づ
いて受信画像データの出力先を制御することにより、送
信側が送信する内容に応じて送信する回線(電話番号)
を選択すると、記録出力と情報処理装置への転送とを適
切に切り換え、画像データの秘密性を保持することがで
きるとともに、利用性を向上させることのできるファク
シミリ装置を提供することを目的としている。
【0010】請求項2記載の発明は、情報処理装置から
出力先を設定するコマンド情報を受け取ると、当該出力
先設定コマンド情報に基づいて回線毎の出力先の設定を
行うことにより、情報処理装置で回線毎の出力先の設定
を行えるようにし、より一層利用性を向上させることの
できるファクシミリ装置を提供することを目的としてい
る。
【0011】請求項3記載の発明は、ファクシミリ受信
時に相手先から送信されてくるファクシミリ制御信号に
付加されている受信画像データの出力先の切り換えを指
示する出力先切換情報を認識すると、当該着信のあった
回線に対して設定されている出力先を他の出力先に切り
換え、当該切換後の出力先に受信画像データを出力させ
ることにより、送信側の意図する出力先の回線が使用中
の場合等に送信側の意図しない出力先に設定されている
回線を使用して送信しても、送信側から出力先切換情報
をファクシミリ制御信号に付加して送信して、意図する
出力先に切り換えて出力させ、利用性をより一層向上さ
せることのできるファクシミリ装置を提供することを目
的としている。
【0012】請求項4記載の発明は、ファクシミリ受信
時に相手先から送信されてくる受信画像データの出力先
の切り換えを指示する所定のDTMF信号を認識する
と、当該着信のあった回線に対して設定されている出力
先を他の出力先に切り換え、当該切換後の出力先に受信
画像データを出力させることにより、送信側がファクシ
ミリ制御信号に出力先切換情報を付加する機能を有して
いない場合であっても、送信側の意図する出力先の回線
が使用中の場合等に送信側の意図しない出力先に設定さ
れている回線を使用して送信しても、送信側から所定の
DTMF信号を送信して、意図する出力先に切り換えて
出力させ、利用性をより一層向上させることのできるフ
ァクシミリ装置を提供することを目的としている。
【0013】
【課題を解決するための手段】請求項1記載の発明のフ
ァクシミリ装置は、少なくとも2つ以上の回線に接続さ
れ、当該回線を使用して所定のファクシミリ制御手順に
よりファクシミリ受信を行い、受信画像データを記録手
段により記録紙に記録出力するとともに、情報処理装置
とのインターフェースを有し、当該インターフェースを
介して前記情報処理装置との間で所定のコマンドの交信
を行って少なくとも前記情報処理装置に受信画像データ
を転送可能なファクシミリ装置であって、前記回線毎に
受信画像データを前記記録手段で記録出力するか、前記
情報処理装置に転送するかの受信画像データの出力先を
設定する設定手段と、着信時、当該着信のあった回線と
前記設定手段による前記回線毎の出力先設定状態とに基
づいて前記受信画像データの出力先を制御する制御手段
と、を備えることにより、上記目的を達成している。
【0014】上記構成によれば、収納する2つ以上の回
線毎に、設定手段で、受信画像データを記録手段で記録
出力するか、インターフェイスを介して接続されている
情報処理装置に転送するかの受信画像データの出力先を
設定可能とし、着信時、当該着信のあった回線と設定手
段による回線毎の出力先設定状態とに基づいて受信画像
データの出力先を制御するので、送信側が送信する内容
に応じて送信する回線(電話番号)を選択すると、記録
出力と情報処理装置への転送とを適切に切り換えること
ができ、画像データの秘密性を保持することができると
ともに、ファクシミリ装置の利用性を向上させることが
できる。
【0015】この場合、例えば、請求項2に記載するよ
うに、前記制御手段は、前記情報処理装置から前記出力
先を設定するコマンド情報を受け取って、当該出力先設
定コマンド情報に基づいて前記設定手段に前記回線毎の
出力先の設定を行わせるものであってもよい。
【0016】上記構成によれば、情報処理装置から出力
先を設定するコマンド情報を受け取ると、当該出力先設
定コマンド情報に基づいて回線毎の出力先の設定を行う
ので、情報処理装置で回線毎の出力先の設定を行うこと
ができ、ファクシミリ装置の利用性をより一層向上させ
ることができる。
【0017】また、例えば、請求項3に記載するよう
に、前記ファクシミリ装置は、ファクシミリ受信時に相
手先から送信されてくるファクシミリ制御信号に付加さ
れている前記受信画像データの出力先の切り換えを指示
する出力先切換情報を認識する付加情報認識手段をさら
に備え、前記制御手段は、着信時、前記付加情報認識手
段が前記出力先切換情報を認識すると、当該着信のあっ
た回線に対して前記設定手段で設定されている前記出力
先を他の出力先に切り換え、当該切換後の出力先に前記
受信画像データを出力させるものであってもよい。
【0018】上記構成によれば、ファクシミリ受信時に
相手先から送信されてくるファクシミリ制御信号に付加
されている受信画像データの出力先の切り換えを指示す
る出力先切換情報を認識すると、当該着信のあった回線
に対して設定されている出力先を他の出力先に切り換
え、当該切換後の出力先に受信画像データを出力させる
ので、送信側の意図する出力先の回線が使用中の場合等
に送信側の意図しない出力先に設定されている回線を使
用して送信しても、送信側から出力先切換情報をファク
シミリ制御信号に付加して送信して、意図する出力先に
切り換えて出力させることができ、ファクシミリ装置の
利用性をより一層向上させることができる。
【0019】さらに、例えば、請求項4に記載するよう
に、前記ファクシミリ装置は、ファクシミリ受信時に相
手先から送信されてくる前記受信画像データの出力先の
切り換えを指示する所定のDTMF信号を認識するDT
MF信号認識手段をさらに備え、前記制御手段は、着信
時、前記DTMF信号認識手段が前記出力先の切り換え
を指示するDTMF信号を認識すると、当該着信のあっ
た回線に対して前記設定手段で設定されている前記出力
先を他の出力先に切り換え、当該切換後の出力先に前記
受信画像データを出力させるものであってもよい。
【0020】上記構成によれば、ファクシミリ受信時に
相手先から送信されてくる受信画像データの出力先の切
り換えを指示する所定のDTMF信号を認識すると、当
該着信のあった回線に対して設定されている出力先を他
の出力先に切り換え、当該切換後の出力先に受信画像デ
ータを出力させるので、送信側がファクシミリ制御信号
に出力先切換情報を付加する機能を有していない場合で
あっても、送信側の意図する出力先の回線が使用中の場
合等に送信側の意図しない出力先に設定されている回線
を使用して送信しても、送信側から所定のDTMF信号
を送信して、意図する出力先に切り換えて出力させるこ
とができ、ファクシミリ装置の利用性をより一層向上さ
せることができる。
【0021】
【発明の実施の形態】以下、本発明の好適な実施の形態
を添付図面に基づいて詳細に説明する。なお、以下に述
べる実施の形態は、本発明の好適な実施の形態であるか
ら、技術的に好ましい種々の限定が付されているが、本
発明の範囲は、以下の説明において特に本発明を限定す
る旨の記載がない限り、これらの態様に限られるもので
はない。
【0022】図1〜図4は、本発明のファクシミリ装置
の一実施の形態を示す図であり、図1は、本発明のファ
クシミリ装置の一実施の形態を適用したファクシミリ装
置1の回路ブロック図である。
【0023】図1において、ファクシミリ装置1は、主
制御部2、操作表示部3、データ処理設定部4、付加情
報認識部5、DTMF信号認識部6、書込制御部7、プ
ロッタ8、画像処理制御部9、スキャナ10、画像デー
タ記憶部11、I/O制御部12、センサ&ドライバ1
3、通信制御部14a〜14n、NCU(Network Cont
rol Unit)15a〜15n及びPC I/F16等を備
えており、上記主要各部は、バス17に接続されてい
る。
【0024】主制御部(制御手段)2は、CPU(Cent
ral Processing Unit )、ROM(Read Only Memory)
及びRAM(Random Access Memory)等を備え、ROM
内には、ファクシミリ装置1としての基本処理プログラ
ム及び後述する画像データ出力先制御処理プログラム等
の各種処理プログラムが格納されているとともに、基本
処理や画像データ出力先制御処理等の各種処理を行うの
に必要な各種システムデータ等が格納されている。主制
御部2は、そのCPUがROM内のプログラムに基づい
てRAMをワークメモリとして利用しながらファクシミ
リ装置1の各部を制御し、ファクシミリ装置1としての
基本処理を実行するとともに、後述する画像データ出力
先制御処理等の各種処理を実行する。
【0025】操作表示部3は、テンキーやスタートキー
及びファンクションキー等の各種操作キーを備えるとと
もに、ディスプレイ(例えば、液晶ディスプレイ)を備
え、操作キーからは、送信操作等の各種命令が入力さ
れ、ディスプレイには、操作キーから入力された命令内
容やファクシミリ装置1からオペレータに通知する各種
情報が表示される。
【0026】データ処理設定部(設定手段)4は、操作
表示部3に設けられており、回線L1〜Ln毎に受信画
像データの処理方法、例えば、後述するパーソナルコン
ピュータ20(図2参照)に受信画像データを転送する
か、プロッタ8で記録出力するかを設定を操作するもの
である。例えば、ファクシミリ装置1のオペレータは、
データ処理設定部4を使用して、加工を施したい受信画
像データや他の人に見られたくない受信画像データにつ
いては、回線L1〜Lnを特定して受信画像データをパ
ーソナルコンピュータ20に転送する設定を行い、ファ
クシミリ装置1の設置されている場所の近くの人に受信
画像データを渡したい受信画像データについては、パー
ソナルコンピュータ20に転送せずねプロッタ8で記録
出力する設定を行う。
【0027】付加情報認識部(付加情報認識手段)5
は、送信側から送信されてくるファクシミリプロトコル
に付加されている当該画像データの出力先の切り換え指
定する付加情報を認識し、認識結果を主制御部2に出力
する。この付加情報は、デフォルトの画像データの出力
先、すなわち、データ処理設定部4あるいはパーソナル
コンピュータ20により設定された受信画像データの出
力先であるパーソナルコンピュータ20とプロッタ8に
よる記録出力との切り換えを指示する出力先切換情報で
ある。
【0028】DTMF信号認識部(DTMF信号認識手
段)6は、回線L1〜Lnを介して相手ファクシミリ装
置から送信されてくる所定のDTMF(Dual Tone Mult
ifrequency )信号を認識し、認識結果を主制御部2に出
力する。このDTMF信号は、デフォルトの画像データ
の出力先、すなわち、データ処理設定部4あるいはパー
ソナルコンピュータ20により設定された受信画像デー
タの出力先であるパーソナルコンピュータ20とプロッ
タ8による記録出力との切り換えを指示するDTMF信
号である。
【0029】プロッタ(記録手段)8としては、例え
ば、サーマル素子を備えたサーマル記録装置、電子写真
式記録装置、あるいは、インク噴射式記録装置等が用い
られており、プロッタ8は、受信画像やスキャナ10で
読み取られた画像を記録紙に所定の線密度で記録出力す
る。
【0030】書込制御部7は、主制御部2の制御下で動
作して、受信画像データ、受信して画像データ記憶部1
1から転送されてくる画像データ及びスキャナ10で読
み取られた原稿の画像データに基づいてプロッタ8を駆
動制御し、プロッタ8に画像を記録紙に記録出力させ
る。
【0031】スキャナ10は、例えば、CCD(Charge
Coupled Device)を利用したラインイメージセンサが用
いられており、スキャナ10は、原稿を走査して、原稿
の画像を所定の解像度で読み取る。
【0032】画像処理制御部9は、主制御部2の制御下
で動作して、スキャナ10の動作を制御し、スキャナ1
0に原稿の画像を読み取らせる。
【0033】画像データ記憶部11は、ハードディスク
等で構成され、スキャナ10で読み取られた原稿の画像
データを蓄積するとともに、受信した画像データ等を蓄
積する。
【0034】I/O制御部12には、例えば、用紙セン
サや各種ドライバ等の各種外部部品であるセンサ&ドラ
イバ13が接続され、I/O制御部12は、当該センサ
&ドライバ13との間でデータやコマンドの授受を行
う。
【0035】NCU115a〜15nには、それぞれ回
線L1〜Ln、例えば、一般公衆回線が接続されてお
り、NCU115a〜15nは、通信制御部14a〜1
4nの制御下で動作して、送信信号の変調及び受信信号
の復調を行うとともに、自動発着呼処理を行う。
【0036】通信制御部14a〜14nは、それぞれN
CU115a〜15nに接続されており、NCU115
a〜15nを制御するとともに、相手ファクシミリ装置
との間でファクシミリ制御信号を交換し、ファクシミリ
通信手順を実行する。
【0037】PC I/F(インターフェイス)16に
は、情報処理装置、例えば、図2に示すように、パーソ
ナルコンピュータ20が接続され、ファクシミリ装置1
は、PC I/F16を介して情報処理装置であるパー
ソナルコンピュータ20とコマンド(例えば、ATコマ
ンド)を交換して、パーソナルコンピュータ20との間
で種々のデータ(情報)、特に、画像データの送受信を
行うとともに、パーソナルコンピュータ20からファク
シミリ装置1の動作、特に、回線L1〜Ln毎の受信画
像データの出力先を設定する制御コマンドを受信する。
【0038】次に、本実施の形態の作用を説明する。フ
ァクシミリ装置1は、複数の回線L1〜Lnのうちいず
れの回線L1〜Lnからの着呼であるかに応じて受信画
像データを記録出力するのか、パーソナルコンピュータ
20に転送するのかの処理方法を決定する受信画像デー
タ出力先制御処理を行うところにその特徴がある。
【0039】ファクシミリ装置1は、複数の回線L1〜
Lnが接続されており、これらの回線L1〜Ln毎に受
信画像データの処理方法がデータ処理設定部4で設定さ
れている。この受信画像データの処理方法は、データ処
理設定部4により適宜オペレータが設定することがで
き、主制御部2は、当該データ処理設定部4の設定状態
に応じて受信画像データの処理方法、例えば、記録出力
するのか、パーソナルコンピュータ20に転送するのか
を決定して、当該設定に応じた処理を行う。
【0040】この受信画像データの処理方法の設定は、
上述のようにデータ処理設定部4のキー操作により行う
こともできるし、PC I/F16に接続されたパーソ
ナルコンピュータ20からの操作によっても行うことが
できる。
【0041】すなわち、パーソナルコンピュータ20
は、ファクシミリ装置1との間で画像データを授受し
て、パーソナルコンピュータ20で作製されたデータを
ファクシミリ装置1に転送してファクシミリ送信させた
り、ファクシミリ装置1の受信した画像データを受け取
って記録出力や編集を行うためソフトウエアを搭載して
おり、このソフトウエアにファクシミリ装置1による受
信画像データの処理方法を設定する機能が搭載されてい
る。オペレータは、このパーソナルコンピュータ20の
ソフトウエアを使用して、パーソナルコンピュータ20
のディスプレイの画面上で、ファクシミリ装置1の受信
画像データの処理方法の設定、すなわち、受信画像デー
タをパーソナルコンピュータ20に転送するのか、プロ
ッタ8で記録出力するのかの出力先の設定を回線L1〜
Ln毎に行うことができる。
【0042】したがって、オペレータは、ファクシミリ
装置1の操作表示部3の小さいディスプレイを見ながら
受信画像データの処理方法の設定を行うことなく、パー
ソナルコンピュータ20の大きなディスプレイを見なが
らファクシミリ装置1の受信画像データの処理方法を遠
隔設定することができる。
【0043】次に、データ処理部4あるいはパーソナル
コンピュータ20で回線L1〜Ln毎に設定された受信
画像データの処理方法に応じて受信画像データの出力先
を制御する受信画像データ出力先制御処理について、図
3に基づいて説明する。
【0044】ファクシミリ装置1は、図3に示すよう
に、データ処理設定部4あるいはパーソナルコンピュー
タ20により、回線L1〜Ln毎の受信画像データの処
理方法、すなわち、パーソナルコンピュータ(PC)2
0に転送するのか、記録出力(印字)するのかの出力先
の設定が行われると、主制御部2が当該設定を認識して
内部RAM等に登録する(ステップS101)。
【0045】このようにして受信画像データの出力先が
設定登録された状態で、NCU15a〜15nに接続さ
れた回線L1〜Lnのうちの1つから呼出信号があると
(ステップS102)、主制御部2は、当該呼出信号が
複数の回線L1〜Lnのうちいずれの回線L1〜Lnか
らの呼出信号であるかを認識する(ステップS10
3)。すなわち、主制御部2は、呼出信号を着信した旨
の通知がNCU115a〜15nのいずれからあったか
によってNCU115a〜15nのいずれに接続されて
いる回線L1〜Lnから着呼があったかを認識する。
【0046】主制御部2は、いずれの回線L1〜Lnか
ら着呼があったかを認識すると、受信画像データの処理
方法である出力先の設定状態を確認し、当該着信のあっ
た回線L1〜Lnに接続されているNCU15a〜15
nを通信制御部14a〜14nを介して制御して、当該
着信のあった回線L1〜Lnを閉結させる(ステップS
104)。
【0047】主制御部2は、着信のあった回線L1〜L
nを閉結させると、上記着信のあった回線L1〜Lnに
対して設定されている受信画像データの出力先設定状態
が印字設定かどうかチェックし(ステップS105)、
印字設定であると、受信画像データを画像データ記憶部
11を介して、あるいは、そのままプロッタ8に転送し
て、書込制御部7を制御して、プロッタ8で記録紙に記
録出力させる(ステップS106)。主制御部2は、相
手先から送信されてくる画像データを順次受信して、プ
ロッタ8に記録出力させ、全ての画像データの受信と記
録出力を完了すると、処理を終了する(ステップS10
7)。
【0048】ステップS105で、上記着信のあった回
線L1〜Lnに対して設定されている受信画像データの
出力先設定状態が印字設定ではなく、パーソナルコンピ
ュータ20への転送であると、主制御部2は、受信画像
データを画像データ記憶部11を介して、あるいは、そ
のままPC I/F16を介してパーソナルコンピュー
タ20に転送し(ステップS108)、相手先から送信
されてくる画像データを順次受信して、パーソナルコン
ピュータ20に転送させ、全ての画像データの受信とパ
ーソナルコンピュータ20への転送を完了すると、処理
を終了する(ステップS107)。
【0049】このように、ファクシミリ装置1は、収納
する複数の回線L1〜Ln毎に、データ処理設定部4
で、受信画像データをプロッタ8で記録出力するか、P
C I/F16を介して接続されているパーソナルコン
ピュータ20に転送するかの受信画像データの出力先を
設定可能とし、着信時、当該着信のあった回線L1〜L
nとデータ処理設定部4による回線L1〜Ln毎の出力
先設定状態とに基づいて受信画像データの出力先を制御
している。
【0050】したがって、送信側が送信する内容に応じ
て送信する回線L1〜Ln、すなわち、電話番号を選択
すると、記録出力とパーソナルコンピュータ20への転
送とを適切に切り換えることができ、画像データの秘密
性を保持することができるとともに、ファクシミリ装置
1の利用性を向上させることができる。
【0051】また、ファクシミリ装置1は、パーソナル
コンピュータ20から出力先を設定するコマンド情報を
受け取ると、当該出力先設定コマンド情報に基づいて回
線L1〜Ln毎の出力先の設定を行っている。
【0052】したがって、パーソナルコンピュータ20
で回線L1〜Ln毎の出力先の設定を行うことができ、
ファクシミリ装置1の利用性をより一層向上させること
ができる。
【0053】次に、送信側からのDTMF信号により、
また、送信側からのプロトコルによる切換要求により予
め出力先設定状態として設定されている回線L1〜Ln
毎の受信画像データの出力先を切り換えて、受信画像デ
ータの出力処理を行う受信画像データ出力先制御処理に
ついて、図4に基づいて説明する。
【0054】ファクシミリ装置1は、図4に示すよう
に、データ処理設定部4から回線L1〜Ln毎の受信画
像データの出力先、すなわち、パーソナルコンピュータ
20に転送するのか、記録出力(印字)するのかの出力
先の設定が行われると、主制御部2が当該設定を認識し
て内部RAM等に登録する(ステップS201)。
【0055】このようにして受信画像データの出力先が
設定登録された状態で、呼出信号があると(ステップS
202)、主制御部2は、当該呼出信号が複数の回線L
1〜Lnのうちいずれの回線L1〜Lnからの呼出信号
であるかを認識する(ステップS203)。すなわち、
主制御部2は、呼出信号を着信した旨がNCU115a
〜15nのいずれから通知があったかによってNCU1
15a〜15nのいずれに接続されている回線L1〜L
nから着呼があったかを認識する。
【0056】主制御部2は、いずれの回線L1〜Lnか
ら着呼があったかを認識すると、受信画像データの出力
先設定状態を確認し、当該着信のあった回線L1〜Ln
に接続されているNCU15a〜15nを通信制御部1
4a〜14nを介して制御して、着信のあった回線L1
〜Lnを閉結させる(ステップS204)。
【0057】主制御部2は、着信のあった回線L1〜L
nを閉結させると、送信側ファクシミリ装置から受信画
像データの出力先の切り換えを指示する所定のDTMF
信号をDTMF信号認識部6が受信(認識)したかチェ
ックし(ステップS205)、DTMF信号を受信しな
いときには、プロトコルの内容を付加情報認識部5に確
認させて(ステップS206)、受信画像データの出力
先の切換要求があるかチェックする(ステップS20
8)。
【0058】すなわち、ファクシミリ通信においては、
ファクシミリ装置1が回線L1〜Lnを閉結し、送信側
ファクシミリ装置がCNG信号を検出することで、ファ
クシミリの送受信動作が開始されるが、このとき、送信
側は、受信側であるファクシミリ装置1に予め設定され
ている受信画像データの出力先を変更したい場合は、回
線L1〜Lnの閉結後に予め設定された番号キーをその
操作部でキー操作してDTMF信号を受信側のファクシ
ミリ装置1に送信する。この送信側によるDTMF信号
の送信は、送信側のオペレータがマニュアルでファクシ
ミリ送信を開始し、回線L1〜Lnが閉結されると、並
列に接続された電話機あるいは送信側ファクシミリ装置
の操作表示部から予め設定された番号をキー入力して、
DTMF信号を発信させることにより、行うことができ
る。主制御部2は、上記ステップS205及びステップ
S206で、このDTMF信号が送信側ファクシミリ装
置から送信されてきたことをDTMF信号認識部6が検
出するかどうかチェックしている。
【0059】また、ファクシミリ装置1は、G3手順の
場合、通常、着信時、プロトコルで受信能力を宣言する
と、送信側ファクシミリ装置が当該受信能力に合わせて
画像データを送信するが、本ファクシミリ装置1は、受
信画像データをパーソナルコンピュータ20に転送する
のか、印字(記録出力)するのかの宣言をプロトコルに
付加して送信側ファクシミリ装置に送信する。送信側フ
ァクシミリ装置は、この宣言を確認して、ファクシミリ
装置1に予め設定されている受信画像データの出力先を
切り換える必要があるときには、切換要求(出力先切換
情報)をプロトコルに付加して、受信側のファクシミリ
装置1に送信する。ファクシミリ装置1の主制御部2
は、上記ステップS208で、この切換要求がプロトコ
ルに付加されていることを付加情報認識部5が認識する
かチェックしている。
【0060】そして、上記ステップS205で、上記D
TMF信号を受信すると、主制御部2は、データ処理設
定部4で設定された受信画像データの出力先を別の出力
先に切り換え(ステップS207)、ステップS206
に移行して、プロトコル内容の確認及び切換要求の有無
をチェックする(ステップS206、S208)。
【0061】ステップS208で、プロトコルに切換要
求がないと、主制御部2は、ステップS201での設定
内容あるいはステップS207での切換後の設定内容に
応じて、受信画像データをパーソナルコンピュータ20
に転送あるいはプロッタ8で記録紙に記録出力させ(ス
テップS209)、受信を完了すると、処理を終了する
(ステップS210)。
【0062】また、ステップS208で、プロトコルに
切換要求があると、主制御部2は、ステップS201で
設定された受信画像データの出力先を別の出力先に切り
換え(ステップS211)、当該切換後の受信画像デー
タの出力先に応じて、受信画像データをパーソナルコン
ピュータ20に転送あるいはプロッタ8で記録紙に記録
出力させ(ステップS209)、受信を完了すると、処
理を終了する(ステップS210)。
【0063】このように、ファクシミリ装置1は、ファ
クシミリ受信時に相手先から送信されてくるファクシミ
リ制御信号(プロトコル)に付加されている受信画像デ
ータの出力先の切り換えを指示する出力先切換情報を認
識すると、当該着信のあった回線L1〜Lnに対して設
定されている出力先を他の出力先に切り換え、当該切換
後の出力先に受信画像データを出力させている。
【0064】したがって、送信側の意図する出力先の回
線L1〜Lnが使用中の場合等に送信側の意図しない出
力先に設定されている回線L1〜Lnを使用して送信し
ても、送信側から出力先切換情報をファクシミリ制御信
号に付加して送信して、意図する出力先に切り換えて出
力させることができ、ファクシミリ装置1の利用性をよ
り一層向上させることができる。
【0065】また、ファクシミリ受信時に相手先から送
信されてくる受信画像データの出力先の切り換えを指示
する所定のDTMF信号を認識すると、当該着信のあっ
た回線L1〜Lnに対して設定されている出力先を他の
出力先に切り換え、当該切換後の出力先に受信画像デー
タを出力させている。
【0066】したがって、送信側がファクシミリ制御信
号に出力先切換情報を付加する機能を有していない場合
であっても、送信側の意図する出力先の回線L1〜Ln
が使用中の場合等に送信側の意図しない出力先に設定さ
れている回線L1〜Lnを使用して送信しても、送信側
から所定のDTMF信号を送信して、意図する出力先に
切り換えて出力させることができ、ファクシミリ装置1
の利用性をより一層向上させることができる。
【0067】以上、本発明者によってなされた発明を好
適な実施の形態に基づき具体的に説明したが、本発明は
上記のものに限定されるものではなく、その要旨を逸脱
しない範囲で種々変更可能であることはいうまでもな
い。
【0068】例えば、上記実施の形態においては、複数
の回線L1〜Lnを収納している場合について説明した
が、収納している回線の数は、2つ以上の回線であれ
ば、何回線であってもよい。
【0069】
【発明の効果】請求項1記載の発明のファクシミリ装置
によれば、収納する2つ以上の回線毎に、設定手段で、
受信画像データを記録手段で記録出力するか、インター
フェイスを介して接続されている情報処理装置に転送す
るかの受信画像データの出力先を設定可能とし、着信
時、当該着信のあった回線と設定手段による回線毎の出
力先設定状態とに基づいて受信画像データの出力先を制
御するので、送信側が送信する内容に応じて送信する回
線(電話番号)を選択すると、記録出力と情報処理装置
への転送とを適切に切り換えることができ、画像データ
の秘密性を保持することができるとともに、ファクシミ
リ装置の利用性を向上させることができる。
【0070】請求項2記載の発明のファクシミリ装置に
よれば、情報処理装置から出力先を設定するコマンド情
報を受け取ると、当該出力先設定コマンド情報に基づい
て回線毎の出力先の設定を行うので、情報処理装置で回
線毎の出力先の設定を行うことができ、ファクシミリ装
置の利用性をより一層向上させることができる。
【0071】請求項3記載の発明のファクシミリ装置に
よれば、ファクシミリ受信時に相手先から送信されてく
るファクシミリ制御信号に付加されている受信画像デー
タの出力先の切り換えを指示する出力先切換情報を認識
すると、当該着信のあった回線に対して設定されている
出力先を他の出力先に切り換え、当該切換後の出力先に
受信画像データを出力させるので、送信側の意図する出
力先の回線が使用中の場合等に送信側の意図しない出力
先に設定されている回線を使用して送信しても、送信側
から出力先切換情報をファクシミリ制御信号に付加して
送信して、意図する出力先に切り換えて出力させること
ができ、ファクシミリ装置の利用性をより一層向上させ
ることができる。
【0072】請求項4記載の発明のファクシミリ装置に
よれば、ファクシミリ受信時に相手先から送信されてく
る受信画像データの出力先の切り換えを指示する所定の
DTMF信号を認識すると、当該着信のあった回線に対
して設定されている出力先を他の出力先に切り換え、当
該切換後の出力先に受信画像データを出力させるので、
送信側がファクシミリ制御信号に出力先切換情報を付加
する機能を有していない場合であっても、送信側の意図
する出力先の回線が使用中の場合等に送信側の意図しな
い出力先に設定されている回線を使用して送信しても、
送信側から所定のDTMF信号を送信して、意図する出
力先に切り換えて出力させることができ、ファクシミリ
装置の利用性をより一層向上させることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明のファクシミリ装置の一実施の形態を適
用したファクシミリ装置の回路ブロック図。
【図2】図1のファクシミリ装置とパーソナルコンピュ
ータとが接続されている状態を示すシステム構成図。
【図3】図1のファクシミリ装置による受信画像データ
出力先制御処理を示すフローチャート。
【図4】図1のファクシミリ装置による送信側からの出
力先切換要求に応じて出力先を切り換える受信画像デー
タ出力先制御処理を示すフローチャート。
【符号の説明】
1 ファクシミリ装置 2 主制御部 3 操作表示部 4 データ処理設定部 5 付加情報認識部 6 DTMF信号認識部 7 設定切換部 8 書込制御部 9 プロッタ 10 画像処理制御部 11 スキャナ 12 画像データ記憶部 13 I/O制御部 14 センサ/ドライバー 15、16 通信制御部 15a〜15n NCU 19 PC I/F 20 バス 30 パーソナルコンピュータ

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】少なくとも2つ以上の回線に接続され、当
    該回線を使用して所定のファクシミリ制御手順によりフ
    ァクシミリ受信を行い、受信画像データを記録手段によ
    り記録紙に記録出力するとともに、情報処理装置とのイ
    ンターフェースを有し、当該インターフェースを介して
    前記情報処理装置との間で所定のコマンドの交信を行っ
    て少なくとも前記情報処理装置に受信画像データを転送
    可能なファクシミリ装置であって、前記回線毎に受信画
    像データを前記記録手段で記録出力するか、前記情報処
    理装置に転送するかの受信画像データの出力先を設定す
    る設定手段と、着信時、当該着信のあった回線と前記設
    定手段による前記回線毎の出力先設定状態とに基づいて
    前記受信画像データの出力先を制御する制御手段と、を
    備えたことを特徴とするファクシミリ装置。
  2. 【請求項2】前記制御手段は、前記情報処理装置から前
    記出力先を設定するコマンド情報を受け取って、当該出
    力先設定コマンド情報に基づいて前記設定手段に前記回
    線毎の出力先の設定を行わせることを特徴とする請求項
    1記載のファクシミリ装置。
  3. 【請求項3】前記ファクシミリ装置は、ファクシミリ受
    信時に相手先から送信されてくるファクシミリ制御信号
    に付加されている前記受信画像データの出力先の切り換
    えを指示する出力先切換情報を認識する付加情報認識手
    段をさらに備え、前記制御手段は、着信時、前記付加情
    報認識手段が前記出力先切換情報を認識すると、当該着
    信のあった回線に対して前記設定手段で設定されている
    前記出力先を他の出力先に切り換え、当該切換後の出力
    先に前記受信画像データを出力させることを特徴とする
    請求項1または請求項2記載のファクシミリ装置。
  4. 【請求項4】前記ファクシミリ装置は、ファクシミリ受
    信時に相手先から送信されてくる前記受信画像データの
    出力先の切り換えを指示する所定のDTMF信号を認識
    するDTMF信号認識手段をさらに備え、前記制御手段
    は、着信時、前記DTMF信号認識手段が前記出力先の
    切り換えを指示するDTMF信号を認識すると、当該着
    信のあった回線に対して前記設定手段で設定されている
    前記出力先を他の出力先に切り換え、当該切換後の出力
    先に前記受信画像データを出力させることを特徴とする
    請求項1または請求項2記載のファクシミリ装置。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2012199828A (ja) * 2011-03-22 2012-10-18 Seiko Epson Corp 通信装置

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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JP2012199828A (ja) * 2011-03-22 2012-10-18 Seiko Epson Corp 通信装置

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