JP2000196627A - 通信システム - Google Patents

通信システム

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JP2000196627A
JP2000196627A JP14507299A JP14507299A JP2000196627A JP 2000196627 A JP2000196627 A JP 2000196627A JP 14507299 A JP14507299 A JP 14507299A JP 14507299 A JP14507299 A JP 14507299A JP 2000196627 A JP2000196627 A JP 2000196627A
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health
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JP14507299A
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English (en)
Inventor
Kazuya Kitayama
和也 喜多山
Mitsuhide Maeda
光英 前田
Hitoshi Sakakibara
仁 榊原
謙之 ▲土▼井
Kaneyuki Doi
Masaru Hashimoto
勝 橋本
Keiichi Yoshida
恵一 吉田
Masaki Koyama
正樹 小山
Osamu Nishimura
治 西村
Yoshiko Suzuki
佳子 鈴木
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Panasonic Electric Works Co Ltd
Original Assignee
Matsushita Electric Works Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 送信装置から受信装置へのデータ入力におけ
る煩わしさを低減することが可能になる通信システムを
提供する。 【解決手段】 データを送信する送信装置10と、送信
装置10が送信したデータを受信する受信装置20とか
らなる通信システムにおいて、送信装置10若しくは受
信装置20の少なくとも一方に送信装置10と受信装置
20との間でデータの送受信が可能か否かを検出する検
出手段140、141を備え、データの送受信が可能で
あると検出手段140、141により検出された時、送
信装置10は受信装置20に対してデータの送信を開始
するようにした。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、データの送受信を
行う通信システムに係り、具体的には、一般家庭内で健
康測定機器により測定された健康状態に関するデータを
端末装置で一元管理することにより自主的な健康管理を
行うことが可能になる在宅健康管理システムに関するも
のである。
【0002】
【従来の技術】近年の急速な高齢化の進行により、我が
国の医療財政は逼迫しており、その対応が求められてい
る。政府では、国民への医療費負担を増加させるととも
に、基本的方針として、従来の「病気の早期発見・早期
治療」という方針から、「病気にならないための健康作
り」という方針への転換を重要視している。
【0003】上述した「病気にならないための健康作
り」を効果的に行う手段の一つとして、「在宅健康管理
システム」が提案されている。これは、一般家庭内で計
測可能な健康状態に関するデータ(例えば、電子血圧計
により測定した血圧値や体温計により測定した体温等で
あり、以下健康データと記載する。)を各家庭において
測定し、そのデータを専用の端末装置によって一元的に
管理することにより、自主的に健康状態の管理を行うと
いうものである。さらに、先の端末装置にあっては、公
衆回線やCATV回線等の通信ネットワークを介して医
療機関や保健センター等に測定した健康データを送信
し、専門家によるデータ解析/判断を行ってもらおうと
いうものである。
【0004】このような在宅健康管理システムによれ
ば、家庭における日常的な健康管理を自ら行ったり、専
門家の指導のもとに行うことができ、より信頼性の高い
健康管理が出来るようになり、ひいては通院回数の削減
を期待できるのである。
【0005】上述した在宅健康管理システムにおいて、
医療機関や保健センターにある外部端末と通信を行うた
めに家庭内に設置される端末装置に血圧計や心電計が一
体に組み込まれていると、使用者は端末装置の設置され
ているところまで行って血圧等の測定を行わなければな
らず、必ずしも利便性に優れるものではなかった。そこ
で、血圧計や体温計、心電計といった健康データを計測
する健康測定機器(送信装置に相当)と端末装置(受信
装置に相当)とを別体に設け、使用者が端末装置の設置
された場所以外においても健康データを測定できるよう
にしたものがある。この種の在宅健康管理システムによ
れば、端末装置と健康測定機器とをケーブル等により接
続し、健康測定機器に設けられたデータ送信ボタン等を
押し操作することにより、任意の場所で測定した健康デ
ータを端末装置に入力することが可能になるのである。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】ところが、上述のよう
な健康測定機器と端末装置とを別体に設けた構成の在宅
健康管理システムにあっては、健康測定機器と端末装置
を接続する度にデータ送信ボタンの押し操作といった入
力開始操作を行わなければならず、使用者にとって煩わ
しいという問題点を有していた。特に、使用者の健康状
態を正確に把握するためには多くの健康測定機器が必要
になるが、使用する健康測定機器の数が多くなればなる
ほど上述した操作は手間になる。
【0007】本発明は、上記の問題点に鑑みて成された
ものであり、その目的とするところは、送信装置から受
信装置へのデータ入力における煩わしさを低減すること
が可能になる通信システムを提供することにある。
【0008】
【課題を解決するための手段】請求項1記載の発明は、
データを送信する送信装置と、送信装置が送信したデー
タを受信する受信装置とからなる通信システムにおい
て、送信装置若しくは受信装置の少なくとも一方に送信
装置と受信装置との間でデータの送受信が可能か否かを
検出する検出手段を備え、データの送受信が可能である
と検出手段により検出された時、送信装置は受信装置に
対してデータの送信を開始するようにしたことを特徴と
するものである。
【0009】請求項2記載の発明は、請求項1記載の通
信システムにおいて、前記検出手段は、送信装置若しく
は受信装置のどちらか一方において接続されるデータ送
受信用の信号線に所定電圧を印加するとともに、他方に
おいて前記信号線を接地し、前記送信装置と前記受信装
置との間で前記通信線の接続がなされたときに生じる信
号線の論理レベル変化を検出するようにしたことを特徴
とするものである。
【0010】請求項3記載の発明は、請求項1又は請求
項2記載の通信システムにおいて、前記検出手段が通信
可能状態を検出してから予め定めた待機時間が経過した
後に送信装置は受信装置に対してデータの送信を開始す
るようにしたことを特徴とするものである。
【0011】請求項4記載の発明は、請求項3記載の通
信システムにおいて、前記待機時間が経過するまでは、
送信装置と受信装置との間のデータ送信用信号線を物理
的に遮断するようにしたことを特徴とするものである。
【0012】請求項5記載の発明は、請求項1乃至請求
項4記載の通信システムにおいて、送信装置は、個々に
与えられた送信装置識別用のIDコードを送信しようと
するデータに付加して送信するデータ送信部を備え、受
信装置は送信装置から送信されたIDコードを判別し、
判別されたIDコードに基づいてIDコードと併せて送
信されるデータの処理方法を決定するIDコード判別部
を備えるようにしたことを特徴とするものである。
【0013】
【発明の実施の形態】以下、本発明の一実施の形態につ
いて在宅健康管理システムを例にして図1乃至図18に
基づき詳細に説明する。図1は本発明に係る在宅健康管
理システムの概略構成図である。図2は健康測定機器の
内部構成を示すブロック図である。図3は端末装置の外
観斜視図である。図4は端末装置の内部構成を示すブロ
ック図である。図5は通信ケーブルの外観図である。図
6はプラグの外観図である。図7は検出手段の概略図で
ある。図8は他の検出手段の概略図である。図9は健康
測定機器と端末装置との接続状態を示すブロック図であ
る。図10は他の通信ケーブルの外観図である。図11
は他の健康測定機器と端末装置との接続状態を示すブロ
ック図である。図12は他の健康測定機器と端末装置と
の接続状態を示すブロック図である。図13は他の検出
手段のブロック図であり、(a)は接続されていない状
態を示し、(b)は接続された状態を示す。図14は接
続されていない状態の他の検出手段のブロック図であ
る。図15は接続された状態の他の検出手段のブロック
図である。図16は通信が開始された状態の他の検出手
段のブロック図である。図17は健康測定機器が端末装
置と接続されてから接続終了までの信号タイミングチャ
ートである。図18は他の健康測定機器と端末装置との
接続状態を示すブロック図である。
【0014】在宅健康管理システムは、送信装置に相当
する健康測定機器10a〜10nと、健康測定機器10
a〜10nで測定した健康に関するデータ(以下、健康
データと記載)を受信する受信装置に相当する端末装置
20とを備えてなる。また、端末装置20は受信した健
康データを管理するとともに外部端末とデータ通信を行
うようになっており、端末装置20と通信ネットワーク
30を介して接続される外部の病院や保健センター、介
護センター等に設置されたセンター装置40を備えてな
る。
【0015】健康測定機器10a〜10nは、図2に示
すように、健康状態を測定する測定手段11a〜11n
と、測定した健康データを記憶する記憶手段12a〜1
2nと、記憶された健康データを端末装置20に通信ケ
ーブルを介して送信するための送信手段13a〜13n
と、通信ケーブル100と接続する端子14a〜14n
とから構成されている。
【0016】健康データを測定する測定手段11a〜1
1nは、例えば、血圧計なら血圧を測定する手段、体温
計なら体温を測定する手段を指し、各健康測定機器10
a〜10nにより様々な健康データを測定できるように
なっている。なお、本実施の形態では、送信手段13a
〜13nとして同じものを使用しているが、有線通信で
あったり、無線通信であったり、無線通信の中でも赤外
線を利用したものであったりというように異なるもので
あってもよい。また、健康測定機器10a〜10nにお
いて、予め定められた通信規格を満足するものであれ
ば、コネクタの形状等や使用される部品等に制限はな
い。このような健康測定機器10a〜10nとしては、
血圧計、体温計、体重計、体脂肪計のほか、心電計、血
糖計等があり、家庭において健康状態を計測できるもの
であれば特に制限はない。また、これらの健康測定機器
10a〜10nは、使用者の状況に応じて1つの機器を
単独で使用するようにしてもよいし、複数の機器を組み
合わせて使用するようにしてもよい。
【0017】端末装置20は、図4に示すように、本装
置を制御するためのマイクロプロセッサ21と、BIO
SやOSが記憶されたROM30と、ワークエリアとし
てのRAM32と、アプリケーションソフトの記憶及び
データを保存するためのフラッシュメモリ34と、各健
康測定機器10a〜10nから送信されてきたデータを
受信する受信手段50と、受信用の接続端子52と、外
部端末とデータ通信をするための通信手段60と、回線
の接続端子62と、LCDモニタ70と、操作ボタン8
2、84、86、88と、音声誘導のための音声出力回
路90と、スピーカ92とから構成されている。なお、
マイクロプロセッサ21における論理レベルはTTLレ
ベルを用いている。
【0018】通信手段60及び回線の接続端子62は、
通信ネットワーク30として何を使うかによって異な
り、それぞれに応じた通信回線及び接続端子を組み込む
ことになる。例えば、公衆回線を用いる場合ならば、公
衆回線モデム回路及び公衆回線の接続端子を用いること
になり、CATV回線を用いる場合ならば、ケーブルモ
デム回路及びCATV回線の接続端子を用いることにな
る。通信ネットワーク30としてはこの他にも、PHS
回線やISDN回線等があるが、どの通信ネットワーク
を使用するかは特に制限はない。
【0019】音声出力回路90及びスピーカ92は、使
用者に対して端末装置20の使用方法を案内するための
音声を出力するためのものであり、アプリケーションソ
フトに組み込まれた音声ファイルを状況に応じてコード
化し、音声としてスピーカ92から出力するようになっ
ている。
【0020】各健康測定機器10a〜10nから送信さ
れてきたデータを受信する受信手段50と受信用の接続
端子52は健康測定機器10a〜10nの通信方式によ
って異なり、それぞれに応じた受信手段及び接続端子を
組み込むことになる。例えば、同期式シリアル通信方式
を用いる場合は同期式シリアル通信受信手段及び同通信
に適した接続端子を、調歩式シリアル通信方式を用いる
場合は調歩式シリアル通信受信手段及び同通信に適した
接続端子を用いることになる。なお、健康測定機器10
a〜10nと端末装置20との間で通信が可能であるな
らばどのような受信手段及び接続端子を組み込んでもよ
いことはいうまでもない。
【0021】健康測定機器10a〜10nと端末装置2
0とを接続する通信ケーブル100は、図5に示すよう
な外観を有している。端末装置20のデータ受信用の接
続端子52には、通信ケーブル100のプローブ110
に適合したプラグ120(図6参照)がある。プラグ1
20とプローブ110との接続が確実になされたことを
検出する検出手段に相当する検出スイッチ140がプラ
グ120の端部に設けられている(図7参照)。検出ス
イッチ140はプローブ110の先端が押し下げ可能な
突部141を有しており、図8に示すように、プローブ
110がプラグ120に完全に挿入されると、突部14
1が押し下げられ検出スイッチ140がオン状態となり
接続が完全になされたことが検出できるようになってい
る。
【0022】上記の構成により、健康測定機器10a〜
10nと端末装置20との間が通信ケーブル100によ
り接続されている場合、図9に示すような接続がなされ
ることになる。すなわち、健康測定機器10a〜10n
の接続端子14a〜14nの各端子を構成する第1端子
15、第2端子16、第3端子17のそれぞれが、通信
ケーブル100の端部に設けられたプローブ110の端
子、第1端子111、第2端子112、第3端子113
及び信号線171、172、173を介して、端末装置
20のプラグ120を構成する第1端子121、第2端
子122、第3端子123と接続されるようになってい
る。
【0023】プローブ110が完全にプラグ120に挿
入されると、検出スイッチ140がオンになり、その信
号がマイクロプロセッサ21に送信される。すると、マ
クロプロセッサ21は、信号線171を介して健康測定
機器10a〜10nに対してデータの送信を要求する要
求信号を発信する。要求信号を受けた健康測定機器10
a〜10nは、測定したデータを信号線173を介して
端末装置20に対してデータを送信する。なお、本実施
の形態では、信号線172をグランド線として用いてい
る。
【0024】本実施の形態の在宅健康管理システムにあ
っては、使用者は健康測定機器10a〜10nと端末装
置20との間で通信ケーブル100の接続を行うだけ
で、自動的に健康データ等の送受信が開始されるため、
従来のような健康データの入力の煩わしさを低減するこ
とが可能になる。なお、検出手段を健康測定機器10a
〜10nに付加し、健康測定機器10a〜10nと通信
ケーブル100とが接続されたことが検出されたところ
でデータの送信を開始させるようにしてもよい。
【0025】上述した構成にあっては、健康測定機器1
0a〜10nと通信ケーブル100との間に検出手段に
相当する検出スイッチ140が設けられていないため、
先ず健康測定機器10a〜10nと通信ケーブル100
とを接続しておく必要がある。そこで、健康測定機器1
0a〜10nの接続端子14a〜14nにも検出スイッ
チ141を備えるようにしてもよい。そして、健康測定
機器10a〜10n側の検出スイッチ141の状態を端
末装置20に通知するために、図10に示すように、通
信ケーブル100のプローブ110に第4番端子114
を追加し、図11に示すように、健康測定機器10a〜
10nと端末装置20との間に信号線174を追加す
る。
【0026】この構成によれば、端末装置20におい
て、健康測定機器10a〜10nに通信ケーブル100
が接続されているか否かを認識することが可能になるた
め、通信ケーブル100の両端が確実に接続されている
状態を確認した後に、データの送受信を自動的に開始す
ることが可能になる。
【0027】さらに、上述した検出手段(検出スイッチ
140、141)に代えて、電気的に有線通信が可能か
否かを検出する検出手段を付加するようにしてもよい。
すなわち、図12に示すように、図9に示した構成に加
えて新たな信号線174を追加し、信号線174が接続
される健康測定機器10a〜10nの第4端子18をグ
ランドに落としている。また、端末装置20側において
信号線174が接続される受信手段50では、信号線1
74をプルアップし、論理レベルが「H(High)」
になるように設定している。なお、図13において、V
は電源電圧であり、Ra、Rbは抵抗(Ra<Rb)で
ある。
【0028】この構成にあっては、健康測定機器10a
〜10nと端末装置20とが信号線174によって接続
されていない状態(図13(a)参照)にあっては、端
末装置20のマイクロプロセッサ21のポート210の
論理レベルが「H」になり、接続された状態(図13
(b)参照)にあっては、抵抗Ra、Rbにより電源電
圧Vが分圧されるため、ポート210の論理レベルが
「L(Low)」になる。
【0029】ポート210の論理レベルの「H」から
「L」の変化を、マイクロプロセッサ21が検出する
と、それをきっかけにマイクロプロセッサ21は、信号
線171を介して健康測定機器10a〜10nに対して
データの送信を要求する要求信号を発信する。要求信号
を受けた健康測定機器10a〜10nは、測定した健康
データを信号線173を介して端末装置20を送信す
る。
【0030】この構成によれば、健康測定機器10a〜
10n及び端末装置20の接続順序に関係なく、健康測
定機器10a〜10nと端末装置20とが接続され通信
可能状態にあれば、マイクロプロセッサ21のポート2
10の論理レベルが変化するため、これを検出すること
で自動的にデータの送受信を開始することが可能にな
る。
【0031】なお、上述した論理レベルに関しては、使
用するデバイスやその設定により論理は異なる。したが
って、本実施の形態にあっては、ポート210の論理レ
ベルが「H」から「L」に変化する時点をマイクロプロ
セッサ21により検出しているが、もちろん、「L」か
ら「H」への変化を検出するような構成にしてもよい。
また、抵抗Ra、Rbの分圧比は、健康測定機器10a
〜10nと端末装置20とが接続され通信可能状態にな
れば、ポート210の論理レベルが「H」か「L」にな
るようなものであればよい。
【0032】さらに、信号線174を追加せずに、前述
の効果を得る構成について説明する。図14に示すよう
に、信号線171について、端末装置20の受信回路5
0に切替スイッチ192と電圧レベル検出回路196と
からなる検出手段190を付加し、健康測定機器10a
〜10nの送信回路12a〜12nに抵抗Rc、Rd
(Rc>Rd)からなる検出手段19を付加する。な
お、送信手段13aと検出手段19とは、ポート132
aを介して接続されているとする。また、健康測定機器
10a〜10nは、ポート132aの論理レベルが
「L」から「H」になったときに、端末装置20からデ
ータ要求の命令がきたと判断し、データを送信するよう
になっている。
【0033】端末装置20側では、信号線171からの
信号を受信手段50に伝えるか否かを切り換えるための
切換スイッチ192が設けられている。なお、切換スイ
ッチ192は信号線171が接続されていない状態にあ
ってはオフされている。また、信号線171からの信号
は、該信号を論理レベルへと変換する電圧レベル検出回
路196を介してマイクロプロセッサ21のポート21
6に入力される。電圧レベル検出回路196にあって
は、2入力1出力のAND回路から構成され、一方の入
力(入力1)に信号線171からの信号が入力され、他
方の入力(入力2)には常に「H」の信号が入力されて
いる。つまり、入力1へ「H」の信号が入力されれば、
ポート216の論理レベルは「H」となり、入力1へ
「L」の信号が入力されれば、ポート216の論理レベ
ルは「L」となるようになっている。
【0034】マイクロプロセッサ21は、ポート216
の論理レベルが「H」から「L」に変化するとその変化
を検出し、切換スイッチ192をオンにする。切換スイ
ッチ192がオンされると、受信手段50は信号線17
1を介して健康測定機器10a〜10nに対して送信要
求信号を送信するようになっている。なお、本実施の形
態にあっては、第1端子121から出力される論理レベ
ルが「H」となることをもって送信要求信号の送信とし
ている。
【0035】第1端子121の論理レベルが「H」にな
ると、健康測定機器10a〜10n側の第1端子15の
レベルも「H」となり、この時、ポート132aに入力
される論理レベルが抵抗Rcと抵抗Rdとで分圧される
ため論理レベルが「L」から「H」となる。これによ
り、上述したように、健康測定機器10a〜10nにあ
っては、端末装置20からデータ送信要求があったと判
断し、信号線173を介して端末装置20にデータの送
信が開始されるのである。
【0036】上述した構成の動作について説明する。健
康測定機器10a〜10nと端末装置20とが接続され
ていない状態にあっては、健康測定機器10a〜10n
のポート132aは、抵抗Rcを介してグランドに接続
されているため入力される論理レベルは「L」となる。
したがって、健康測定機器10a〜10nはデータの送
信を開始することはなく待機状態になっている。
【0037】また、端末装置20においては、切換スイ
ッチ192がオフの状態にあり、ポート216は抵抗R
eにより電源Vにプルアップされているため、ポート2
16に入力される論理レベルは「H」になっている。し
たがって、端末装置20も待機状態となっている。
【0038】次に、健康測定機器10a〜10nと端末
装置20との接続が完了されると、図15に示すよう
に、ポート216の論理レベルは、抵抗Reと抵抗R
d、Rcとにより分圧され、電圧レベル検出回路196
により「H」から「L」へとなる。すると、マイクロプ
ロセッサ21は、信号線171が接続されたと判断し
て、図16に示すように、切換スイッチ192をオンが
オン状態になり、データの送受信が開始されるのであ
る。以上により、健康測定機器10a〜10nと端末装
置20との接続の完了が検出可能になるのである。接続
の完了が検出されると、図16に示すように、切換スイ
ッチ192がオン状態となり、データの送受信が自動的
に開始されるのである。
【0039】さて、有線通信の通信ケーブル100を接
続する際、具体的にはプローブ110をプラグ120に
挿入する際に、図17に示すように、信号線171、…
にノイズが生じる。これらのノイズは、データを送信す
るための信号線や制御を行うための信号線に入力される
ため誤動作の要因となる可能性がある。そこで、端末装
置20側では、接続の完了が確認された時点をA点(図
17参照)として、そこから待機時間Tが経過するまで
は、信号線171、…に入力される信号を遮断してノイ
ズによる影響を受けないようにしている。そして、B点
(図17参照)の時点でデータの送受信を開始すること
で、プローブ110とプラグ120との接触により生じ
るノイズに対する耐性を向上させることが可能になる。
【0040】なお、図18に示すように、信号線17
1、172、173(、174)が接続される端末装置
20側の信号線に切替スイッチ242、244(、24
6)を設け、接続が確認されるまでは切替スイッチ24
2、244(、246)をオフにし物理的にその接続を
遮断しておき、信号線171、172、173(、17
4)の接続が確認されてから切替スイッチ242、24
4(、246)をオンにしてデータ通信を開始すること
で信号線171、172、173(、174)の接続時
に生じるノイズの影響を完全に無くすことが可能にな
る。
【0041】なお、上述した本実施の形態にあっては、
健康測定機器10a〜10nと端末装置20とは、信号
線を介して接続するものについて説明したが、健康測定
機器10a〜10nと端末装置20とを直接接続するも
のに本願発明を用いることは容易であり、信号線を介さ
ずに直接接続するようにしてもよいことはいうまでもな
い。
【0042】なお、端末装置20において、健康測定機
器10a〜10nから送信される健康データを健康測定
機器10a〜10n毎にそれぞれの機器に応じて処理/
管理させるためには、どの健康測定機器10a〜10n
からデータを送信するのかを予め端末装置20に入力し
なければならない。そこで、健康測定機器10a〜10
nに、各々の機器に固有のIDコードを健康データに付
加して送信するようにしても良い。
【0043】例えば、血圧計ならば、まず血圧計のID
コード「01」を送信してから測定した血圧データを送
信するようにし、体温計ならば、まず体温計のIDコー
ド「02」を送信してから測定した体温データを送信す
るようにする。このような各々の機器のIDコードは、
予め人為的に設定し、それを健康測定機器10a〜10
nにおいてデータ送信部に相当する送信手段13a〜1
3nに記憶させておく。
【0044】端末装置20では、送信されてきたIDコ
ードをIDコード判別部に相当するマイクロプロセッサ
21で判別することにより、IDコードに引き続いて送
信されてくる測定データがどの健康測定機器10a〜1
0nの測定データかを自動的に認識し、その測定データ
に応じた演算処理、表示処理、記憶処理等を行う。この
ようにすることにより、どの健康測定機器10a〜10
nと通信させるのか、予め端末装置20に入力する必要
がなくなり、端末装置20への健康データの入力がより
簡便になる。
【0045】
【発明の効果】以上のように、請求項1記載の発明にあ
っては、データを送信する送信装置と、送信装置が送信
したデータを受信する受信装置とからなる通信システム
において、送信装置若しくは受信装置の少なくとも一方
に送信装置と受信装置との間でデータの送受信が可能か
否かを検出する検出手段を備え、データの送受信が可能
であると検出手段により検出された時、送信装置は受信
装置に対してデータの送信を開始するようにしたので、
装置間でデータの送受信が可能になったところでデータ
の送信を開始させる操作を行う必要がなく、データの送
受信が可能な状態になれば自動的にデータの送信が開始
されるため、送信装置から受信装置へのデータ入力にお
ける煩わしさを低減することが可能になる通信システム
を提供することができるという効果を奏する。
【0046】請求項2記載の発明にあっては、請求項1
記載の通信システムにおいて、前記検出手段は、送信装
置若しくは受信装置のどちらか一方において接続される
データ送受信用の信号線に所定電圧を印加するととも
に、他方において前記信号線を接地し、前記送信装置と
前記受信装置との間で前記通信線の接続がなされたとき
に生じる信号線の論理レベル変化を検出するようにした
ので、複雑な構成に依ることなく電気的にデータの送受
信が可能になったか否かを検出することができるため、
確実に通信可能状態を検出することが可能になるという
効果を奏する。
【0047】請求項3記載の発明にあっては、請求項1
又は請求項2記載の通信システムにおいて、前記検出手
段が通信可能状態を検出してから予め定めた待機時間が
経過した後に送信装置は受信装置に対してデータの送信
を開始するようにしたので、ノイズが最も発生しやすい
時間帯を待機時間としてデータの送信を行わないため、
健康測定機器と端末装置との接続の際に生じるノイズに
よる誤動作を防止することができ、データ通信の信頼性
を向上させることが可能になるという効果を奏する。
【0048】請求項4記載の発明にあっては、請求項3
記載の通信システムにおいて、前記待機時間が経過する
までは、送信装置と受信装置との間のデータ送信用信号
線を物理的に遮断するようにしたので、健康測定機器と
端末装置との接続の際に生じるノイズを遮断でき、ノイ
ズによる誤動作を防止することが可能になるという効果
を奏する。
【0049】請求項5記載の発明にあっては、請求項1
乃至請求項4記載の通信システムにおいて、送信装置
は、個々に与えられた送信装置識別用のIDコードを送
信しようとするデータに付加して送信するデータ送信部
を備え、受信装置は送信装置から送信されたIDコード
を判別し、判別されたIDコードに基づいてIDコード
と併せて送信されるデータの処理方法を決定するIDコ
ード判別部を備えるようにしたので、どの送信装置から
データを送信するのかを予め受信装置に入力する必要が
ないため、受信装置へのデータの入力がより簡便になる
という効果を奏する。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係る在宅健康管理システムの概略構成
図である。
【図2】健康測定機器の内部構成を示すブロック図であ
る。
【図3】端末装置の外観斜視図である。
【図4】端末装置の内部構成を示すブロック図である。
【図5】通信ケーブルの外観図である。
【図6】プラグの外観図である。
【図7】検出手段の概略図である。
【図8】他の検出手段の概略図である。
【図9】健康測定機器と端末装置との接続状態を示すブ
ロック図である。
【図10】他の通信ケーブルの外観図である。
【図11】他の健康測定機器と端末装置との接続状態を
示すブロック図である。
【図12】他の健康測定機器と端末装置との接続状態を
示すブロック図である。
【図13】他の検出手段のブロック図であり、(a)は
接続されていない状態を示し、(b)は接続された状態
を示す。
【図14】接続されていない状態の他の検出手段のブロ
ック図である。
【図15】接続された状態の他の検出手段のブロック図
である。
【図16】通信が開始された状態の他の検出手段のブロ
ック図である。
【図17】健康測定機器が端末装置と接続されてから接
続終了までの信号タイミングチャートである。
【図18】他の健康測定機器と端末装置との接続状態を
示すブロック図である。
【符号の説明】
10 健康測定機器(送信装置) 11 測定手段 13 送信手段 20 端末装置(受信装置) 32 RAM 34 フラッシュメモリ 32、34 管理手段 50 受信手段 140、141 検出手段(検出スイッチ)
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 榊原 仁 大阪府門真市大字門真1048番地松下電工株 式会社内 (72)発明者 ▲土▼井 謙之 大阪府門真市大字門真1048番地松下電工株 式会社内 (72)発明者 橋本 勝 大阪府門真市大字門真1048番地松下電工株 式会社内 (72)発明者 吉田 恵一 大阪府門真市大字門真1048番地松下電工株 式会社内 (72)発明者 小山 正樹 大阪府門真市大字門真1048番地松下電工株 式会社内 (72)発明者 西村 治 大阪府門真市大字門真1048番地松下電工株 式会社内 (72)発明者 鈴木 佳子 大阪府門真市大字門真1048番地松下電工株 式会社内

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 データを送信する送信装置と、送信装置
    が送信したデータを受信する受信装置とからなる通信シ
    ステムにおいて、送信装置若しくは受信装置の少なくと
    も一方に送信装置と受信装置との間でデータの送受信が
    可能か否かを検出する検出手段を備え、データの送受信
    が可能であると検出手段により検出された時、送信装置
    は受信装置に対してデータの送信を開始するようにした
    ことを特徴とする通信システム。
  2. 【請求項2】 前記検出手段は、送信装置若しくは受信
    装置のどちらか一方において接続されるデータ送受信用
    の信号線に所定電圧を印加するとともに、他方において
    前記信号線を接地し、前記送信装置と前記受信装置との
    間で前記通信線の接続がなされたときに生じる信号線の
    論理レベル変化を検出するようにしたことを特徴とする
    請求項1記載の通信システム。
  3. 【請求項3】 前記検出手段が通信可能状態を検出して
    から予め定めた待機時間が経過した後に送信装置は受信
    装置に対してデータの送信を開始するようにしたことを
    特徴とする請求項1又は請求項2記載の通信システム。
  4. 【請求項4】 前記待機時間が経過するまでは、送信装
    置と受信装置との間のデータ送信用信号線を物理的に遮
    断するようにしたことを特徴とする請求項3記載の通信
    システム。
  5. 【請求項5】 送信装置は、個々に与えられた送信装置
    識別用のIDコードを送信しようとするデータに付加し
    て送信するデータ送信部を備え、受信装置は送信装置か
    ら送信されたIDコードを判別し、判別されたIDコー
    ドに基づいてIDコードと併せて送信されるデータの処
    理方法を決定するIDコード判別部を備えるようにした
    ことを特徴とする請求項1乃至請求項4記載の通信シス
    テム。
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