JP2000196586A - トランスポ―トストリ―ム処理装置 - Google Patents

トランスポ―トストリ―ム処理装置

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JP2000196586A
JP2000196586A JP10370411A JP37041198A JP2000196586A JP 2000196586 A JP2000196586 A JP 2000196586A JP 10370411 A JP10370411 A JP 10370411A JP 37041198 A JP37041198 A JP 37041198A JP 2000196586 A JP2000196586 A JP 2000196586A
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 装置資源を活用して効率的な処理を行うこと
により、回路規模と記憶媒体の必要量との増大を抑制
し、かつ、暗号化されたデータを含むトランスポートス
トリームを適切に処理することが可能なトランスポート
ストリーム処理装置を提供する。 【解決手段】 PIDテーブルレジスタ102におい
て、PIDと、ON/OFF情報、およびデスクランブ
ル鍵番号との対応関係を保持し、デスクランブル鍵レジ
スタにおいて、デスクランブル鍵番号とデスクランブル
鍵との対応関係を保持することで、これらの対応関係に
基づいてトランスポートストリームに含まれるトランス
ポートパケットを処理する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明はトランスポートスト
リーム処理装置に関し、特に、トランスポートパケット
により構成され、暗号化処理のされたデータを含むトラ
ンスポートストリームに対して、上記暗号化処理に対応
する復号化処理を行うトランスポートストリーム処理装
置に関する。
【0002】
【従来の技術】データのデジタル化、及び圧縮化技術の
進歩に伴い、画像・音声等の記録や、放送を含む伝送
に、デジタル画像、デジタル音声の利用が進められてい
る。デジタル化されたデータを記録・伝送に用いること
のメリットとしては、画像、音声、文字等を含む各種デ
ータを統一的に扱い得るため、サービスの統合化を図り
得る点、また、放送ではデータの送受信にあたって圧縮
技術を用いることにより、限定された伝送帯域幅を活用
して多数の高品質な放送を行い得る点、誤り訂正技術を
用いることにより均質なサービスを行い得る点、限定受
信のための暗号化技術を容易に利用し得る点など、種々
の利点が挙げられる。
【0003】また、これらデジタル化したデータや、圧
縮符号化したデータの送受信にあたっては、データのパ
ケット化が一般的に行われる。パケットとは、データ全
体を一定の大きさに分割したデータの単位であり、デー
タをパケットとして送受信することによって、データ通
信の効率と精度を上げることが可能となる。例えば、コ
ンピュータネットワークにおいてパケット交換を行う場
合では、それぞれのパケットはネットワークを通じて異
なったタイミングで各個に転送先に届き、転送先におい
て元のデータに再構成されるので、それぞれのパケット
には転送先や発信元、パケットの順番などを知ることの
できる情報が付加されている。
【0004】デジタルデータを扱う場合には、パケット
化の技術を用いることにより、映像(静止画情報を含
む)、音声(音楽情報を含む)、文字情報、プログラム
やサービスに関する情報等の付加情報など各種データを
パケット化して組み合わせ、多重化データとし、これを
伝送に用いるトランスポートストリーム(transport str
eam)として記録・伝送することが可能となる。
【0005】トランスポートストリーム中に含まれるパ
ケットであるトランスポートパケットは、通常、パケッ
ト種別等のパケットに関する情報や制御情報を含むヘッ
ダ部と、映像データ、音声データ等のデータを含むデー
タ部とからなり、ヘッダ部には、パケットの特定に用い
られる固有の番号として付与されるPID( パケット識
別子:packet identifier)を含むものとなっている。
【0006】前述のように、デジタル化したデータの取
扱いにおいては、暗号化技術の応用が容易であることが
大きなメリットの一つとなっている。また、映像・音声
等を含む番組を放送するシステム等においては、複数の
番組のデータをパケット化し、多重化してトランスポー
トストリームとして伝送し得るので、複数の番組のう
ち、特定の番組のみを暗号化して伝送することも可能で
ある。
【0007】暗号化されたデータを伝送する一般的なシ
ステムでは、送信側においてデータのスクランブル(暗
号化)処理を行った上で該暗号化したデータを送信し、
受信側においては送信された暗号化データに対して、上
記スクランブル処理に対応したデスクランブル(復号
化)処理を行うことで、元のデータを得ることとなる。
スクランブル(暗号化)は特定のビット系列であるスク
ランブル鍵(暗号化鍵)を用いて、通常のデータを暗号
化データに変換することで行われ、これに対応するデス
クランブル処理は、スクランブル鍵に対応するデスクラ
ンブル鍵(復号化鍵)を用いて、暗号化データを変換し
て元のデータを取得することでなされることが多い。
【0008】前述のように複数の番組のうち、特定の番
組のみ暗号化して伝送する場合など、暗号化されたデー
タとされていないデータとが混在するトランスポートス
トリームを処理する場合には、パケット識別子(PI
D)を用いることで、デスクランブル処理を行うべきパ
ケットを特定することができる。従来の技術による、か
かるトランスポートストリームを処理する装置において
は、デスクランブル処理を行うべきパケットのPID
と、当該デスクランブル処理に用いるデスクランブル鍵
とが処理に先立って設定され、PIDとデスクランブル
鍵とを対にして保持し、これに従って処理を行うもので
ある。
【0009】このような、従来の技術によるトランスポ
ートストリーム処理装置に、暗号化されたデータを含む
トランスポートストリームが入力されると、当該装置
は、入力されたトランスポートストリームを構成するパ
ケットごとにそのパケットのPIDと、デスクランブル
処理するべきものとして設定されたPIDとの比較を行
う。そして、PIDが一致したならば、そのパケットに
対し、設定されたデスクランブル鍵を用いてデスクラン
ブル処理を行う。
【0010】
【発明が解決しようとする課題】従来の技術によるトラ
ンスポートストリーム処理装置は、上記のように、デス
クランブル処理を行うべきパケットのPIDと、当該デ
スクランブル処理に用いるデスクランブル鍵とが、予め
設定されたものとすることで、暗号化されたデータとさ
れていないデータとが混在するトランスポートストリー
ムを適切に処理することが可能となる。
【0011】しかし、このような従来の技術による処理
装置においては、処理対象となるパケットのPIDと、
処理に用いるデスクランブル鍵とを必ず対にして設定し
ておくものとしているため、PIDの異なるパケットに
対して同じデスクランブル鍵を用いて処理を行うことが
可能である場合にも、PIDごとに同じデスクランブル
鍵を保持しておく必要があり、必ずしも装置資源が活用
の点で十分なものでない点が問題となっていた。
【0012】すなわち、PIDの設定数として適切な数
と、デスクランブル鍵の設定数として適切な数は同一の
値となるとは限らないにもかかわらず、従来の技術によ
る処理装置では、必ず同一の設定値とするような回路構
成をとるものとしているため、重複した処理を行う部分
が存在するものとなって回路規模が増大しがちであるこ
とが問題となっていた。
【0013】又、上記のように、PIDの異なるパケッ
トに対して同じデスクランブル鍵を用いて処理を行うこ
とが可能である場合にも、PIDごとに同じデスクラン
ブル鍵を保持しておく必要があるため、デスクランブル
鍵レジスタとして用いる記憶媒体の容量が増大する点、
特にデスクランブル鍵は一般的にビット数の大きなデー
タとなるため、重複したデータを保持するために多量の
記憶媒体が用いられ、装置資源が活用されていない点が
問題となっていた。
【0014】本発明は、かかる事情に鑑みてなされたも
のであり、装置資源を活用して効率的な処理を行うこと
により、回路規模と記憶媒体の必要量との増大を抑制
し、かつ、暗号化されたデータを含むトランスポートス
トリームを適切に処理することが可能なトランスポート
ストリーム処理装置を提供することを目的とする。
【0015】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、本発明の請求項1にかかるトランスポートストリー
ム処理装置は、トランスポートパケットにより構成さ
れ、暗号化処理のされたデータを含むトランスポートス
トリームに対して、上記暗号化処理に対応する復号化処
理を行うトランスポートストリーム処理装置において、
上記トランスポートパケットに含まれるトランスポート
パケットの種別を示すパケット識別情報と、上記復号化
処理に関する情報であるパケット復号化情報とを対応さ
せて保持するパケット復号化情報保持手段と、上記パケ
ット復号化情報と、上記復号化処理に用いられる復号化
鍵情報を含む復号化処理情報とを対応させて保持する復
号化処理情報保持手段とを備えたものである。
【0016】また、請求項2にかかるトランスポートス
トリーム処理装置は、請求項1の装置において、上記パ
ケット復号化情報保持手段は、上記パケット復号化情報
として、復号化処理の要・不要を示す処理制御情報と、
上記復号化処理情報の特定に用いられる復号化処理特定
情報とを保持するものであり、上記復号化処理情報保持
手段は、上記復号化処理特定情報と、上記復号化鍵情報
とを保持するものである。
【0017】また、請求項3にかかるトランスポートス
トリーム処理装置は、請求項1の装置において、上記パ
ケット復号化情報保持手段は、上記パケット復号化情報
として、上記復号化処理情報の特定に用いられる復号化
処理特定情報を保持するものであり、上記復号化処理情
報保持手段は、上記復号化処理特定情報と、上記復号化
に用いられる復号化鍵情報、又は復号化処理が不要であ
る旨を示す情報のいずれかである復号化処理情報とを保
持するものである。
【0018】また、請求項4にかかるトランスポートス
トリーム処理装置は、請求項1の装置において、上記復
号化処理情報保持手段は、一の上記復号化処理特定情報
と、二以上の上記復号化処理情報とを対応させて保持す
るものである。
【0019】
【発明の実施の形態】実施の形態1.本発明の実施の形
態1によるトランスポートストリーム処理装置は、パケ
ットの種別を示すPIDと、その種別のパケットに対す
るデスクランブル処理の要・不要を示す情報と、その種
別のパケットに対するデスクランブル処理に用いられる
デスクランブル鍵を特定する情報とを対応させて保持す
るものである。
【0020】図1は、本実施の形態1のトランスポート
ストリーム処理装置の構成を示すブロック図である。図
示するように、本実施の形態1のトランスポートストリ
ーム処理装置100は、トランスポートパケットフィル
タ101、PIDテーブルレジスタ102、デスクラン
ブラ103、デスクランブル鍵選択回路104、および
デスクランブル鍵レジスタ105を備えている。
【0021】トランスポートパケットフィルタ101
は、入力されるトランスポートストリームに含まれるト
ランスポートパケットごとに、後述するPIDテーブル
レジスタ102に格納されたデスクランブル処理に関す
る情報を検索して取得し、該取得したデスクランブル処
理に関する情報を、後述するデスクランブラ103と、
デスクランブル鍵選択回路104とに出力する。また、
処理対象となるトランスポートパケットをデスクランブ
ラ103に出力する。
【0022】PIDテーブルレジスタ102は、デスク
ランブル処理に関する情報であるパケットデスクランブ
ル情報を、PIDと対応させて保持する。パケットデス
クランブル情報は、ON/OFF情報と、デスクランブ
ル鍵番号とが組になったものである。あるPIDを有す
るパケットに対するデスクランブル処理の要・不要は、
当該PIDに対応するパケットデスクランブル情報中の
ON/OFF情報によって知ることができる。又、ある
PIDを有するパケットの処理に用いるデスクランブル
鍵を取得するためのデスクランブル鍵番号は、当該PI
Dに対応するパケットデスクランブル情報から取得され
る。
【0023】すなわち、PIDテーブルレジスタ102
は、トランスポートパケットの種別を示すパケット識別
情報(PID)と、復号化(デスクランブル)処理の要
・不要を示す処理制御情報(ON/OFF情報)、およ
び復号化鍵情報(デスクランブル鍵)の特定に用いられ
る復号化処理特定情報(デスクランブル鍵番号)からな
る、パケット復号化情報(パケットデスクランブル情
報)とを対応させて保持するパケット復号化情報保持手
段として機能する。
【0024】デスクランブラ103は、トランスポート
パケットフィルタ101から入力されたトランスポート
パケットに対して、入力された情報に従ってデスクラン
ブル処理を行うか否かを判定し、処理を行う場合は後述
するデスクランブル鍵選択回路104から取得するデス
クランブル鍵を用いてデスクランブル処理を行い、デス
クランブル処理済みパケットを生成する。デスクランブ
ル処理済みパケットは当該処理装置の装置出力S160
となる。処理を行わない場合には、入力されたトランス
ポートパケットはデスクランブル処理されることなく、
当該処理装置の装置出力S160となる。すなわち、デ
スクランブラ103は、復号化鍵情報(デスクランブル
鍵)を用いて、トランスポートパケットに対する復号化
(デスクランブル)処理を行う復号化手段として機能す
る。
【0025】デスクランブル鍵選択回路104は、トラ
ンスポートパケットフィルタ101より入力される情報
に基づいて、デスクランブル鍵レジスタ105に格納さ
れたデスクランブル鍵のうちから適切な鍵を選択し、該
選択したデスクランブル鍵をデスクランブラ103に出
力する。デスクランブル鍵レジスタ105は、デスクラ
ンブル鍵を、デスクランブル鍵番号と対にして保持す
る。すなわち、デスクランブル鍵レジスタ105は、復
号化処理特定情報(デスクランブル鍵番号)と、復号化
(デスクランブル)処理に用いられる復号化鍵情報(デ
スクランブル鍵)とを対応させて保持する復号化処理情
報保持手段として機能する。
【0026】図2は、本実施の形態1のトランスポート
ストリーム処理装置100に含まれる、トランスポート
パケットフィルタ101、およびPIDテーブルレジス
タ102の機能を説明するための、これらの詳細な構成
を示すブロック図である。同図において、図1に示すデ
スクランブラ103、デスクランブル鍵選択回路10
4、およびデスクランブル鍵レジスタ105については
図示を省略する。
【0027】図2において、トランスポートパケットフ
ィルタ101は、PID抽出・選択回路201、PID
比較回路202、およびデスクランブル情報選択回路2
03を備えている。PID抽出・選択回路201は、入
力されるトランスポートストリームを構成するトランス
ポートパケットからPIDを抽出し、抽出したPIDを
PID比較回路202に出力する。PID比較回路20
2は、PID抽出・選択回路201より入力したPID
(処理対象PID)を、後述するPIDテーブルレジス
タ102において保持されたPIDと比較し、比較の結
果一致する場合には、その旨を示す信号を、PID抽出
・選択回路201と、デスクランブル情報選択回路20
3とに出力する。デスクランブル情報選択回路203
は、PID選択回路202より一致の旨を示す信号を入
力された場合、処理対象PIDに対応するパケットデス
クランブル情報を選択し、該選択した情報に含まれるO
N/OFF情報とデスクランブル鍵番号とを取得する。
又、図2に示すPIDテーブルレジスタ102には、複
数のPIDとパケットデスクランブル情報との組211
〜216が格納されている。
【0028】図3は、本実施の形態1のトランスポート
ストリーム処理装置が処理対象とするトランスポートス
トリームを説明するための図である。図3(a) は、本実
施の形態1の処理装置が用いられる伝送システムにおい
て伝送されるトランスポートストリームの構成を示す図
である。図示するように、トランスポートストリーム
は、複数のトランスポートパケットからなり、一つのト
ランスポートパケットは188バイトの大きさを有する
ものである。同図(b) は、トランスポートパケットの構
成を示す図である。前述のように、パケットはヘッダ部
とデータ部とからなるものであり、ここでは4バイトの
パケットヘッダがヘッダ部であり、184バイトのアダ
プテーションフィールド/ペイロードがデータ部であ
る。ヘッダ部はPIDを含んでおり、このPIDは、当
該パケットのアダプテーションフィールド/ペイロード
が使用されるプログラム(番組)の識別番号を示すもの
となっている。また、暗号化されたデータを含むトラン
スポートパケットでは、ペイロードの部分のみがスクラ
ンブル処理されている。
【0029】本実施の形態1の処理装置における、入力
されたトランスポートストリームを処理する際の動作に
ついて、以下に説明する。図1、および図2に示す構成
の本実施の形態1のトランスポートストリーム処理装置
は、一般的なMPEGシステム規格に準拠したディジタ
ル放送システムにおいて、図3に示すようなトランスポ
ートストリームを処理するものであって、従来の技術に
よる処理装置と同様に、処理のために必要な情報につい
ては、処理に先立って設定しておくものである。
【0030】本実施の形態1の処理装置では、図1に示
すPIDレジスタ102において、処理対象となるトラ
ンスポートストリームが含むPIDごとに、当該PID
を含むパケットに対するデスクランブル処理の要・不要
を示すON/OFF情報が設定され、又、当該PIDを
含むパケットのデスクランブル処理に用いるデスクラン
ブル鍵を取得するためのデスクランブル鍵番号が設定さ
れる。すなわち、番組ごとに、その番組に含まれるデー
タのパケットが暗号化(スクランブル処理)されたもの
であるか否かと、暗号化に対応したデスクランブル処理
に必要な鍵を取得するための鍵番号とを設定しておくも
のである。
【0031】又、デスクランブル鍵レジスタ105に
は、デスクランブル鍵番号と、デスクランブル鍵との対
応関係を示す情報を設定しておくものである。従って、
従来の技術による処理装置のように、PIDとデスクラ
ンブル鍵との対応関係を保持するものではなく、PID
とデスクランブル鍵番号との対応関係と、デスクランブ
ル鍵番号とデスクランブル鍵との対応関係とを保持する
ものとなる。
【0032】図1に示すように、本実施の形態1の処理
装置の装置入力であるトランスポートストリームS15
0は、トランスポートパケットフィルタ101に入力さ
れる。トランスポートパケットフィルタ101は、トラ
ンスポートストリームS150に含まれるトランスポー
トパケットごとに以下の処理を行う。トランスポートパ
ケットフィルタ101の動作を図2を用いて説明する。
【0033】まず、トランスポートパケットフィルタ1
01に含まれるPID抽出・選択回路201は、処理対
象とするトランスポートパケットのパケットヘッダに含
まれるPIDを抽出し、これをPID比較回路202に
出力する。PID比較回路202は、入力された処理対
象PIDを、PIDテーブルレジスタ102に格納され
た、PIDごとのパケットデスクランブル情報との組2
11〜216の各PIDと順次比較し、一致するものを
検索する。そして、処理対象PIDが、いずれかのデス
クランブル情報との組に含まれるPIDと一致した場合
には、PID比較回路202は一致の旨を示す信号をP
ID抽出・選択回路201と、デスクランブル情報選択
回路203とに出力する。
【0034】PID抽出・選択回路201は、PID比
較回路202より一致の旨を示す信号を入力された場
合、当該トランスポートパケットを、図1に示すデスク
ランブラ103に出力する。デスクランブル情報選択回
路203は、PID比較回路202より一致の旨を示す
信号を入力された場合、PIDテーブルレジスタ102
より、当該PIDに対応するパケットデスクランブル情
報を取得し、該取得したパケットデスクランブル情報中
のON/OFF情報とデスクランブル鍵番号とを、図1
に示すデスクランブラ103と、デスクランブル鍵選択
回路104とにそれぞれ出力する。
【0035】PID比較回路202の処理において、一
致するPIDが見いだされ、上記の処理が行われたなら
ば、PID抽出・選択回路201は、トランスポートス
トリームS150に含まれる次のパケットに対して同様
の処理を行う。
【0036】図1において、トランスポートパケットフ
ィルタ101より、デスクランブラ103に対してトラ
ンスポートパケットとON/OFF情報とが出力され、
デスクランブル鍵選択回路104に対してデスクランブ
ル鍵番号が出力された後の動作を説明する。デスクラン
ブル鍵番号を入力されたデスクランブル鍵選択回路10
4は、デスクランブル鍵レジスタ105に保持された、
デスクランブル鍵番号を検索することによって、当該デ
スクランブル鍵番号に対応するデスクランブル鍵を取得
し、これをデスクランブラ103に出力する。
【0037】デスクランブラ103は、前述のようにト
ランスポートパケットフィルタ101からデスクランブ
ル処理対象となるトランスポートパケットと、ON/O
FF情報とを入力され、又、デスクランブル鍵選択回路
104からデスクランブル鍵を入力される。そして、デ
スクランブラ103は、入力されたON/OFF情報に
従って、トランスポートパケットを処理する。入力され
たON/OFF情報がデスクランブル処理不要の旨を示
す「OFF」である場合、デスクランブラ103は、ト
ランスポートパケットに対してデスクランブル処理を行
うことなくこれを出力する。トランスポートパケットは
当該処理装置の装置出力S160となる。
【0038】これに対して、入力されたON/OFF情
報がデスクランブル処理要の旨を示す「ON」である場
合、デスクランブラ103は、トランスポートパケット
に対して、デスクランブル鍵選択回路104から入力さ
れたデスクランブル鍵を用いてデスクランブル処理を行
い、デスクランブル処理のなされたデータが当該トラン
スポートストリーム処理装置の装置出力S160とな
る。
【0039】このように、本実施の形態1のトランスポ
ートストリーム処理装置によれば、トランスポートパケ
ットフィルタ101、PIDテーブルレジスタ102、
デスクランブラ103、デスクランブル鍵選択回路10
4、およびデスクランブル鍵レジスタ105を備え、P
IDテーブルレジスタ102は、PIDとデスクランブ
ル処理の要不要の対応関係と、PIDとデスクランブル
鍵番号との対応関係とを保持し、デスクランブル鍵レジ
スタ105は、デスクランブル鍵番号と、デスクランブ
ル鍵との対応関係を保持して、これらの対応関係に基づ
いて、トランスポートストリームに含まれるトランスポ
ートパケットを適切に処理することが可能となる。
【0040】従って、PIDとデスクランブル鍵との対
応関係に基づいて処理を行うため、PIDの設定数とデ
スクランブル鍵の設定数とが必然的に同一のものとなる
従来の技術による処理装置と比較して、双方の設定数を
任意のものとできるので、回路の構成において重複処理
を行う部分を生じることがなく、回路規模の小型化を図
ることが可能となる。
【0041】又、PIDとデスクランブル鍵番号との対
応関係において、複数のPIDに対して同一のデスクラ
ンブル鍵番号を設定することが可能であり、異なるPI
Dを有するパケットに対して同一のデスクランブル鍵を
用いて処理をすることが可能な場合に、データ量の大き
なデスクランブル鍵でなく、データ量の小さなデスクラ
ンブル鍵番号を重複設定するので、柔軟に、かつ容易に
設定を行い得るものとなり、加えて従来の技術による処
理装置と比較して保持のために必要とする記憶媒体の容
量を低減することが可能となる。
【0042】実施の形態2.本発明の実施の形態2によ
るトランスポートストリーム処理装置は、実施の形態1
の処理装置と同様の処理を行うが、処理のための情報の
保持状態が異なるものである。図4は、本実施の形態2
のトランスポートストリーム処理装置の構成を示すブロ
ック図である。図示するように、本実施の形態2のトラ
ンスポートストリーム処理装置400は、トランスポー
トパケットフィルタ401、PIDテーブルレジスタ4
02、デスクランブラ403、デスクランブル鍵選択回
路404、およびデスクランブル鍵レジスタ405を備
えている。
【0043】このように、本実施の形態2のトランスポ
ートストリーム処理装置の全体構成は、実施の形態1の
処理装置と同様のものとなっているが、PIDテーブル
レジスタ402と、デスクランブル鍵レジスタ405と
において保持する情報が異なるものとなっている。
【0044】PIDテーブルレジスタ402は、実施の
形態1の102と同様にデスクランブル処理に関する情
報であるパケットデスクランブル情報を保持する。パケ
ットデスクランブル情報は、PIDと、デスクランブル
鍵番号とが組になったものであり、実施の形態1の10
2と異なりON/OFF情報を含まない。特定のPID
を有するパケットの処理に用いるデスクランブル鍵を取
得するためのデスクランブル鍵番号がパケットデスクラ
ンブル情報から取得される。
【0045】すなわち、PIDテーブルレジスタ402
は、トランスポートパケットの種別を示すパケット識別
情報(PID)と、復号化処理情報(デスクランブル
鍵、またはデスクランブルOFF情報)の特定に用いら
れる復号化処理特定情報(デスクランブル鍵番号)とを
対応させて保持するパケット復号化情報保持手段として
機能する。
【0046】デスクランブル鍵レジスタ405は、デス
クランブル鍵、又はデスクランブルOFF情報を、デス
クランブル鍵番号と対にして保持する。従って、本実施
の形態2の処理装置においては、トランスポートパケッ
トに対してのデスクランブル処理の要・不要を示す情報
は、デスクランブル鍵レジスタ405が保持する情報よ
り、デスクランブル鍵番号に基づいて得られるものとな
る。
【0047】すなわち、デスクランブル鍵レジスタ40
5は、復号化処理特定情報(デスクランブル鍵番号)
と、復号化(デスクランブル)処理に用いられる復号化
鍵情報(デスクランブル鍵)、又は復号化処理が不要で
ある旨を示す情報(デスクランブルOFF情報)のいず
れかである復号化処理情報とを対応させて保持する復号
化処理情報保持手段として機能する。
【0048】図4に示す、トランスポートパケットフィ
ルタ401、デスクランブラ403、およびデスクラン
ブル鍵選択回路404については、入出力する情報の一
部が異なることを除いて、実施の形態1(図1)の10
1、103、および104と同様のものである。また、
トランスポートパケットフィルタ401については、図
2に示す実施の形態1と同様の内部構成を有するものと
することができる。
【0049】このように構成される本実施の形態2のト
ランスポートストリーム処理装置に、装置入力であるト
ランスポートストリームS450が入力された場合の、
当該装置の動作を以下に説明する。トランスポートスト
リームS450は、実施の形態1の処理対象であるトラ
ンスポートストリームS150と同様に、図3に示すよ
うなものであり、パケットヘッダにPIDを含み、一部
のトランスポートパケットのペイロード部分はスクラン
ブル処理されたものである。
【0050】トランスポートパケットフィルタ401
は、処理対象とするトランスポートパケットのPIDを
抽出し、PIDテーブルレジスタ402が保持する情報
を検索して、PIDが一致するパケットデスクランブル
情報を取得する。トランスポートパケットフィルタ40
1は、トランスポートパケットをデスクランブラ403
に、PIDテーブルレジスタ402から取得したデスク
ランブル鍵番号をデスクランブル鍵選択回路404に出
力する。
【0051】デスクランブル鍵番号を入力されたデスク
ランブル鍵選択回路404は、デスクランブル鍵レジス
タ405に保持された、デスクランブル鍵番号を検索す
ることによって、当該デスクランブル鍵番号に対応する
デスクランブル鍵、またはデスクランブルOFF情報を
取得し、これをデスクランブラ103に出力する。
【0052】デスクランブラ403は、デスクランブル
鍵選択回路404からデスクランブルOFF情報を入力
された場合には、トランスポートパケットに対してデス
クランブル処理を行うことなくこれを出力する。トラン
スポートパケットは当該処理装置の装置出力S460と
なる。
【0053】一方、デスクランブラ403がデスクラン
ブル鍵選択回路404からデスクランブル鍵を入力され
た場合には、トランスポートパケットに対して、当該入
力されたデスクランブル鍵を用いてデスクランブル処理
を行い、デスクランブル処理のなされたデータが当該ト
ランスポートストリーム処理装置の装置出力S460と
なる。
【0054】このように、本実施の形態2のトランスポ
ートストリーム処理装置によれば、トランスポートパケ
ットフィルタ401、PIDテーブルレジスタ402、
デスクランブラ403、デスクランブル鍵選択回路40
4、およびデスクランブル鍵レジスタ405を備え、P
IDテーブルレジスタ402は、PIDとデスクランブ
ル鍵番号との対応関係とを保持し、デスクランブル鍵レ
ジスタ405は、デスクランブル鍵番号と、デスクラン
ブル鍵との、またはデスクランブル不要の旨を示す情報
との対応関係を保持して、これらの対応関係に基づい
て、トランスポートストリームに含まれるトランスポー
トパケットを適切に処理することが可能となる。従っ
て、実施の形態1の処理装置と同様に、回路規模の小型
化を図ることが可能となり、処理に先立つ設定が柔軟か
つ容易なものであり、デスクランブル鍵保持のために必
要とする記憶媒体の容量を低減することが可能となる。
【0055】実施の形態3.本発明の実施の形態3によ
るトランスポートストリーム処理装置は、実施の形態2
と同様の処理を行うが、デスクランブル鍵、又は処理不
要の旨を示す情報の保持の状態が異なるものである。図
5は、本実施の形態3のトランスポートストリーム処理
装置の構成を示すブロック図である。図示するように、
本実施の形態3のトランスポートストリーム処理装置5
00は、トランスポートパケットフィルタ501、PI
Dテーブルレジスタ502、デスクランブラ503、デ
スクランブル鍵選択回路504、およびデスクランブル
鍵レジスタ505を備えている。
【0056】このように、本実施の形態3のトランスポ
ートストリーム処理装置の全体構成は、実施の形態2の
処理装置と同様のものとなっているが、トランスポート
パケットフィルタ501が抽出して、デスクランブル鍵
選択回路504に出力する情報の一部と、デスクランブ
ル鍵レジスタ505において保持する情報が異なるもの
となっている。
【0057】トランスポートパケットフィルタ501
は、実施の形態2と同様の処理に加えて、処理対象とす
るトランスポートパケットより、後述するトランスポー
トスクランブル制御ビットを抽出し、これをデスクラン
ブル鍵選択回路504に出力する。デスクランブル鍵選
択回路504は、デスクランブル鍵番号に加えて、この
トランスポートスクランブル制御ビットをも用いて、デ
スクランブル鍵レジスタ505において保持されたデス
クランブル鍵、又はデスクランブルOFF情報を取得す
る。
【0058】デスクランブル鍵レジスタ505は、実施
の形態2と同様に、デスクランブル鍵、又はデスクラン
ブルOFF情報を、デスクランブル鍵番号と対応させて
保持する。実施の形態2では、デスクランブル鍵、又は
デスクランブルOFF情報と、デスクランブル鍵番号と
の対応関係が1対1となるものであったが、本実施の形
態3では、2対1の関係となる。図示するように、本実
施の形態3のデスクランブル鍵レジスタ505では、一
つのデスクランブル鍵番号が、偶数情報、および奇数情
報の二つの情報と対応しており、偶数情報、および奇数
情報は、それぞれが一つのデスクランブル鍵、またはデ
スクランブルOFF情報である。
【0059】図6は、本実施の形態3のトランスポート
ストリーム処理装置が処理対象とするトランスポートス
トリームを示す図である。図示するように、このトラン
スポートストリームは、図3に示す実施の形態1、又は
2の処理装置の処理対象と同様の形式を有するものであ
るが、パケットヘッダにトランスポートスクランブル制
御ビットを含むものである。トランスポートスクランブ
ル制御ビットは、デスクランブル処理に関する情報であ
り、「偶数」、「奇数」、および「デスクランブルOF
F」の3つの状態をとるものである。
【0060】図5の構成を有する本実施の形態3のトラ
ンスポートストリーム処理装置に装置入力である処理対
象トランスポートストリームが入力された場合の、本実
施の形態3の装置の動作を以下に説明する。トランスポ
ートパケットフィルタ501は、処理対象とするトラン
スポートパケットのPIDと、トランスポートスクラン
ブル制御ビットとを抽出する。そして、抽出したPID
に基づいて、PIDテーブルレジスタ502が保持する
情報を検索して、PIDが一致するパケットデスクラン
ブル情報を取得する。トランスポートパケットフィルタ
501は、トランスポートパケットをデスクランブラ5
03に、抽出したトランスポートスクランブル制御ビッ
トと、PIDテーブルレジスタ502から取得したデス
クランブル鍵番号とをデスクランブル鍵選択回路504
に出力する。
【0061】トランスポートスクランブル制御ビットと
デスクランブル鍵番号を入力されたデスクランブル鍵選
択回路504は、トランスポートスクランブル制御ビッ
トが「デスクランブルOFF」である場合には、デスク
ランブルOFF情報をデスクランブラ503に出力す
る。一方、トランスポートスクランブル制御ビットが
「偶数」、又は「奇数」である場合には、デスクランブ
ル鍵番号に対応する偶数情報、又は奇数情報を取得して
これをデスクランブラ503に出力する。
【0062】デスクランブラ503は、デスクランブル
鍵選択回路504からデスクランブルOFF情報を入力
された場合には、トランスポートパケットに対してデス
クランブル処理を行うことなくこれを出力する。トラン
スポートパケットは当該処理装置の装置出力S550と
なる。
【0063】このように、本実施の形態3のトランスポ
ートストリーム処理装置によれば、トランスポートパケ
ットフィルタ501、PIDテーブルレジスタ502、
デスクランブラ503、デスクランブル鍵選択回路50
4、およびデスクランブル鍵レジスタ505を備え、デ
スクランブル鍵レジスタ505は、デスクランブル鍵番
号と、デスクランブル鍵との、またはデスクランブル不
要の旨を示す情報との一対複数の対応関係を保持し、ト
ランスポートパケットに含まれるトランスポートスクラ
ンブル制御ビットに基づいて、デスクランブル処理の要
・不要を示す情報と、デスクランブル鍵とを取得し、こ
れに基づいて、トランスポートストリームに含まれるト
ランスポートパケットを適切に処理することが可能とな
る。従って、実施の形態1の処理装置と同様に、回路規
模の小型化を図ることが可能となり、処理に先立つ設定
が柔軟かつ容易なものであり、デスクランブル鍵保持の
ために必要とする記憶媒体の容量を低減することが可能
となる。
【0064】
【発明の効果】請求項1のトランスポートストリーム処
理装置によれば、トランスポートパケットにより構成さ
れ、暗号化処理のされたデータを含むトランスポートス
トリームに対して、上記暗号化処理に対応する復号化処
理を行うトランスポートストリーム処理装置において、
上記トランスポートパケットに含まれるトランスポート
パケットの種別を示すパケット識別情報と、上記復号化
処理に関する情報であるパケット復号化情報とを対応さ
せて保持するパケット復号化情報保持手段と、上記パケ
ット復号化情報と、上記復号化処理に用いられる復号化
鍵情報を含む復号化処理情報とを対応させて保持する復
号化処理情報保持手段とを備え、パケット識別情報とパ
ケット復号化情報との対応関係、およびパケット復号化
情報とパケット復号化処理情報との対応関係に基づいて
トランスポートストリームに含まれるトランスポートパ
ケットを適切に処理するので、装置資源の活用によっ
て、回路規模を小型化し、処理に先立つ設定を柔軟かつ
容易なものとし、デスクランブル鍵保持のために必要と
する記憶媒体の容量を低減することが可能となる。
【0065】請求項2のトランスポートストリーム処理
装置によれば、請求項1の装置において、上記パケット
復号化情報保持手段は、上記パケット復号化情報とし
て、復号化処理の要・不要を示す処理制御情報と、上記
復号化処理情報の特定に用いられる復号化処理特定情報
とを保持するものであり、上記復号化処理情報保持手段
は、上記復号化鍵特定情報と、上記復号化処理情報とを
保持するものとしたことで、保持した対応関係に基づい
て、装置資源を活用して適切な処理を行うことが可能と
なる。
【0066】請求項3のトランスポートストリーム処理
装置によれば、請求項1の装置において、上記パケット
復号化情報保持手段は、上記パケット復号化情報とし
て、上記復号化処理情報の特定に用いられる復号化処理
特定情報を保持するものであり、上記復号化処理情報保
持手段は、上記復号化処理特定情報と、上記復号化に用
いられる復号化鍵情報、又は復号化処理が不要である旨
を示す情報のいずれかである復号化処理情報とを保持す
るものとしたことで、保持した対応関係に基づいて、装
置資源を活用して適切な処理を行うことが可能となる。
【0067】請求項4にかかるトランスポートストリー
ム処理装置によれば、請求項1の装置において、上記復
号化処理情報保持手段は、一の上記復号化処理特定情報
と、二以上の上記復号化処理情報とを対応させて保持す
るものとしたことで、保持した対応関係に基づいて、装
置資源を活用して適切な処理を行うことが可能となる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施の形態1によるトランスポートス
トリーム処理装置の構成を示すブロック図である。
【図2】同実施の形態の装置の、一部の詳細な構成を示
すブロック図である。
【図3】同実施の形態の装置が処理対象とするトランス
ポートストリームを示す図である。
【図4】本発明の実施の形態2によるトランスポートス
トリーム処理装置の構成を示すブロック図である。
【図5】本発明の実施の形態3によるトランスポートス
トリーム処理装置の構成を示すブロック図である。
【図6】同実施の形態の装置が処理対象とするトランス
ポートストリームを示す図である。
【符号の説明】
101,401,501 トランスポートパケットフ
ィルタ 102,402,502 PIDテーブルレジスタ 103,403,503 デスクランブラ 104,404,504 デスクランブル鍵選択回路 105,405,505 デスクランブル鍵レジスタ 201 PID抽出・選択回路 202 PID比較回路 203 デスクランブル情報選択回路 211,212,213,214,215,216 PID、パケットデスクランブル情報組

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 トランスポートパケットにより構成さ
    れ、暗号化処理のされたデータを含むトランスポートス
    トリームに対して、上記暗号化処理に対応する復号化処
    理を行うトランスポートストリーム処理装置において、 上記トランスポートパケットに含まれるトランスポート
    パケットの種別を示すパケット識別情報と、上記復号化
    処理に関する情報であるパケット復号化情報とを対応さ
    せて保持するパケット復号化情報保持手段と、 上記パケット復号化情報と、上記復号化処理に用いられ
    る復号化鍵情報を含む復号化処理情報とを対応させて保
    持する復号化処理情報保持手段とを備えたことを特徴と
    するトランスポートストリーム処理装置。
  2. 【請求項2】 請求項1に記載のトランスポートストリ
    ーム処理装置において、 上記パケット復号化情報保持手段は、上記パケット復号
    化情報として、復号化処理の要・不要を示す処理制御情
    報と、上記復号化処理情報の特定に用いられる復号化処
    理特定情報とを保持するものであり、 上記復号化処理情報保持手段は、上記復号化処理特定情
    報と、上記復号化鍵情報とを保持するものであることを
    特徴とするトランスポートストリーム処理装置。
  3. 【請求項3】 請求項1に記載のトランスポートストリ
    ーム処理装置において、 上記パケット復号化情報保持手段は、上記パケット復号
    化情報として、上記復号化処理情報の特定に用いられる
    復号化処理特定情報を保持するものであり、 上記復号化処理情報保持手段は、上記復号化処理特定情
    報と、上記復号化に用いられる復号化鍵情報、又は復号
    化処理が不要である旨を示す情報のいずれかである復号
    化処理情報とを保持するものであることを特徴とするト
    ランスポートストリーム処理装置。
  4. 【請求項4】 請求項1に記載のトランスポートストリ
    ーム処理装置において、 上記復号化処理情報保持手段は、一の上記復号化処理特
    定情報と、二以上の上記復号化処理情報とを対応させて
    保持するものであることを特徴とするトランスポートス
    トリーム処理装置。
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