JP2000190535A - 画像記録装置 - Google Patents

画像記録装置

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JP2000190535A
JP2000190535A JP36977698A JP36977698A JP2000190535A JP 2000190535 A JP2000190535 A JP 2000190535A JP 36977698 A JP36977698 A JP 36977698A JP 36977698 A JP36977698 A JP 36977698A JP 2000190535 A JP2000190535 A JP 2000190535A
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cylinder
image
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print head
image recording
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JP36977698A
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Ryuji Tanno
龍司 丹野
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Konica Minolta Inc
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Abstract

(57)【要約】 【課題】プリントヘッドを円筒の円周方向に配置するこ
とで装置全体の幅寸法が小さくなり、また記録時間が短
縮できる。 【解決手段】記録シート1を固定的に保持する実質的に
円柱面形状の保持面を外側に有する円筒100と、円柱
面の円柱軸を実質的に中心にして円筒100を回す円筒
回動手段と、インク滴を吐出する複数のノズルが並設さ
れているオンデマンド方式のプリントヘッドと、を有
し、円筒100に、記録シート1を固定的に保持し、こ
の記録シートにプリントヘッド200により画像を形成
する画像記録装置において、円筒100の周方向に複数
のプリントヘッド200を配置し、この複数のプリント
ヘッド200は円筒100の円柱軸方向へ移動可能であ
る。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、画像記録装置に
関するものである。
【0002】
【従来の技術】近年、色分解網原稿フィルムを、切り貼
りなどしたフィルムからではなく、DTPと呼ばれる装
置で、色分解された文字網原稿画像データや写真網原稿
画像データやベタ画像網原稿画像データなどの画像デー
タから、画像データ上で切り貼りなどして、色分解網原
稿画像データを作成し、イメージセッタと呼ばれる装置
で、この色分解網原稿画像データから色分解網原稿フィ
ルムを作成したり、CTPと呼ばれる装置で、直接、印
刷版を作成することが行われている。
【0003】このようなDTPを用いたシステムで行う
校正作業としては、色分解網原稿画像データから色分解
網原稿フィルムを作成し、色分解網原稿フィルムからカ
ラープルーフを作成する方法だけでなく、色分解網原稿
画像データから、直接、カラープルーフを作成するDD
CPが、最近、行われている。
【0004】このDDCPには、色分解網原稿画像デー
タに基づいて、ハロゲン化銀カラー写真感光材料をLE
Dやレーザ光などによって露光することで、カラープル
ーフを作成するもの、色分解網原稿画像データに基づい
て、インク転写プリント法でカラープルーフを作成する
もの、色分解網原稿画像データに基づいて、インクジェ
ットプリント法でカラープルーフを作成するものなどが
ある。
【0005】そして、ハロゲン化銀カラー写真感光材料
を露光することでカラープルーフを作成するものでは、
処理液を使用する必要があったり、処理液の廃液が発生
したりする問題がある。また、インク転写プリント法で
は、インクを転写した後のインクシートが廃材として発
生する問題がある。
【0006】これらに対して、インクジェットプリント
法を用いたものは、インクの微小液滴を紙などの記録シ
ートに噴射して画像を記録するもので、騒音が少なく、
高速印字が可能で、安価で、廃液や廃材の発生が少ない
という特長がある。
【0007】そして、このようなインクジェットプリン
ト法を用いたDDCPとしては、Y(イエロー),M
(マゼンタ),C(シアン),K(墨色)の各色毎に、
プリントヘッドを設けたインクジェットプリンタが知ら
れている。このインクジェットプリンタは、記録シート
を保持面上に保持する円筒と、ノズルを1つのみ設けら
れたプリントヘッドの複数とを有しており、このノズル
から一定時間間隔で常に液滴を吐出し、吐出された液滴
を偏向させることにより、円筒に保持された記録シート
の画像記録面に当てて記録させたり、記録シートに当た
らないようにしたりして、画像を記録するコンティニュ
アス方式のものであった。
【0008】しかし、この従来のコンティニュアス方式
のインクジェットプリンタは、大きなサイズのカラープ
ルーフを作成することもあるDDCPとして用いるに
は、インクの廃液の発生が非常に多い問題があった。ま
た、この従来のインクジェットプリンタは、円筒が記録
シートを外周面上に巻き付けられた状態で保持するもの
で、この円筒の前方にシートカセットが設けられている
構造で、設置面積が大きいものであった。また、プリン
トヘッドに対してシートカセットと反対側から排紙する
構造であるので、排紙部でジャムが発生すると、メンテ
ナンスがやりにくい問題があった。
【0009】また、DDCP用ではないが、Y,M,
C,K各色毎にプリントヘッドを設けたインクジェット
プリンタで、1つのプリントヘッドに複数のノズルが設
けられており、これらのノズルからオンデマンド方式
で、ベルトにより搬送されている記録シートに高速に画
像を記録するものも知られている。なお、オンデマンド
方式とは、画像データに応じて液滴を吐出したりしなか
ったりすることにより、画像データに応じた画像を記録
シートに記録する方式である。
【0010】
【発明が解決しようとする課題】ところで画像形成する
装置として、実質的に円柱面形状の外周面を有する円筒
に、記録シートを固定的に保持し、この記録シートにプ
リントヘッドにより画像を形成するものがあるが、円筒
に保持した記録シートを回転させながら、しかもプリン
トヘッドを円筒の円柱軸方向へ移動しながら画像を記録
する。
【0011】このプリントヘッドは、円筒の周囲の一部
に円柱軸方向へ移動可能なように位置させ、プリントヘ
ッドを平行に2列又は3列を円柱軸方向につなげて配置
しているため、プリントヘッドを円柱軸方向へ並べて配
位する分プリントヘッドの長さ分の記録時間が取られ、
全記録時間が多くなる。
【0012】また、プリントヘッドを円筒の円柱軸方向
へ並べてあるため、プリントヘッドの待機スペース、メ
ンテスペース等円筒の左右にプリントヘッド分のスペー
スが増大し、装置本体の幅寸法が大きくなる。
【0013】この発明は、かかる点に鑑みてなされたも
ので、プリントヘッドを円筒の円周方向に配置すること
で装置全体の幅寸法が小さくなり、また記録時間が短縮
できるようにしたものである。
【0014】
【課題を解決するための手段】この発明を以下に示す。
なお、特に限定する記載が無い限り、各請求項に記載の
各構成要素は、1つの部材からなるものに限られず、複
数の部材からなっていてもよいし、また、1又は複数の
部材が複数の構成要素を兼ねていてもよいことは言うま
でもない。
【0015】請求項1に記載の発明は、『記録シートを
固定的に保持する実質的に円柱面形状の保持面を外側に
有する円筒と、前記円柱面の円柱軸を実質的に中心にし
て前記円筒を回す円筒回動手段と、インク滴を吐出する
複数のノズルが並設されているオンデマンド方式のプリ
ントヘッドと、を有し、前記円筒に、記録シートを固定
的に保持し、この記録シートにプリントヘッドにより画
像を形成する画像記録装置において、前記円筒の周方向
に複数のプリントヘッドを配置し、この複数のプリント
ヘッドは前記円筒の円柱軸方向へ移動可能であることを
特徴とする画像記録装置。』である。
【0016】この請求項1に記載の発明では、円筒の周
方向に複数のプリントヘッドを配置し、この複数のプリ
ントヘッドは円筒の円柱軸方向へ移動可能であり、プリ
ントヘッドを円柱軸方向に並べた場合と比べて、記録時
間が短縮でき、そのため全処理工程時間の短縮となる。
また、複数のプリントヘッドを円筒の円周方向へ並べた
ためプリントヘッドの円柱軸方向の長さが短くなり、こ
のことより円柱軸方向の装置全体の幅寸法が小さくな
り、小スペース化が図れる。
【0017】また、円筒が、その円柱面形状の保持面に
記録シートを固定的に保持しながら、円柱軸を中心に回
るものであるから、記録シートの画像記録面が所定の位
置を所定の向きで通過する。よって、プリントヘッドの
先端と記録シートの画像記録面との間隔を、非常に狭く
でき、かつ、記録シートの画像記録面に対するプリント
ヘッドの取付位置及び方向の精度を非常に高くできる。
よって、インク滴の吐出方向があまり一定しない複数の
ノズルが設けられたオンデマンド方式のプリントヘッド
を用いても、プリントヘッドから吐出され、記録シート
の画像記録面に記録されるインク滴の位置精度を非常に
高くできる。よって、非常に再現性の高い高精細な画像
を記録することができる。
【0018】請求項2に記載の発明は、『前記円筒の周
方向に配置した複数のプリントヘッドを保持するプリン
トヘッド保持手段と、このプリントヘッド保持手段を前
記円筒の円柱軸方向へ移動するプリントヘッド移動手段
とを有することを特徴とする請求項1に記載の画像記録
装置。』である。
【0019】この請求項2に記載の発明では、円筒の周
方向に配置した複数のプリントヘッドをプリントヘッド
保持手段により保持し、プリントヘッド移動手段により
円筒の円柱軸方向へ移動する簡単かつ確実な構造で、プ
リントヘッドを円筒の円柱軸方向へ移動して画像を記録
することができる。
【0020】請求項3に記載の発明は、『前記円筒の周
方向に配置した複数のプリントヘッドを、前記円筒の円
柱軸方向へ複数列配置したことを特徴とする請求項1ま
たは請求項2に記載の画像記録装置。』である。
【0021】この請求項3に記載の発明では、円筒の周
方向に配置した複数のプリントヘッドを円筒の円柱軸方
向へ複数列配置することで、必要に応じた画像記録を行
なうことができる。
【0022】請求項4に記載の発明は、『前記複数のプ
リントヘッドのインク滴を吐出する吐出方向が、いずれ
も前記円筒の中心方向であることを特徴とする請求項1
〜3のいずれか1項に記載の画像記録装置。』である。
【0023】この請求項4に記載の発明では、プリント
ヘッドのインク滴を吐出する吐出方向が、円筒の中心方
向であり、高品質な画像を得ることができる。
【0024】請求項5に記載の発明は、『色分解網画像
データに対応する画像データに応じて前記プリントヘッ
ドからインク滴を吐出させ、前記円筒に固定的に保持さ
れた記録シートの画像記録面に、前記色分解網画像デー
タに対応するカラープルーフ画像を、記録することを特
徴とする請求項1〜4のいずれか1項に記載の画像記録
装置。』である。
【0025】この請求項5に記載の発明により、校正に
良好に用いることができるカラープルーフを、色分解網
画像データから作成することができる。
【0026】請求項6に記載の発明は、『色分解網画像
データの各原色毎に、前記プリントヘッドを備えたもの
であることを特徴とする請求項5に記載の画像記録装
置。』である。
【0027】この請求項6に記載の発明により、色分解
網画像データの各原色毎に、プリントヘッドを備えたも
のであるから、1つのプリントヘッドに色分解網画像デ
ータの全原色用のノズルを設けたものより、1つのプリ
ントヘッド当たりのノズルの数が少なくても高速に画像
を記録できるから、画像記録速度が速く、プリントヘッ
ドを作成しやすい。従って、より高速にカラープルーフ
を作成できつつ、装置全体のコストをより低くできる。
【0028】請求項7に記載の発明は、『前記円筒の円
柱軸が略水平で、前記プリントヘッドが、記録シートの
上方の位置からインク滴を下方向に吐出して、この記録
シートの画像記録面に画像を記録することを特徴とする
請求項1〜6のいずれか1項に記載の画像記録装置。』
である。
【0029】この請求項7に記載の発明では、円筒の前
記円柱軸が略水平であり、プリントヘッドが、記録シー
トの上方の位置からインク滴を下方向に吐出して、この
記録シートの画像記録面にカラープルーフ画像を記録す
るので、プリントヘッドが上方向又は水平方向にインク
滴を吐出して、円筒に保持された記録シートの画像記録
面に画像を記録する場合と比べて、プリントヘッドから
吐出され、記録シートの画像記録面に記録されるインク
滴の位置精度をより高くできる。よって、非常に再現性
の高い高精細な画像を記録することができる。
【0030】また、円筒の円柱軸が略水平であり、プリ
ントヘッドが、記録シートの上方の位置からインク滴を
下方向に吐出して、この記録シートの画像記録面にカラ
ープルーフ画像を記録するので、円筒がカラープルーフ
用の大きなサイズの記録シートを保持する大きなもので
あっても、円筒とプリントヘッドとの間の精度を高くす
るための構造材の水平断面積が小さくてもよく、装置全
体のコストを低くしつつ、良好に画像を記録できる。
【0031】請求項8に記載の発明は、『前記プリント
ヘッドを前記円柱軸と平行な方向に少なくとも画像記録
幅にわたって移動させることが可能な移動手段を有し、
前記複数のノズルが、前記円柱軸と実質的に平行な方向
に、並設されていて、前記複数のノズルが並設されてい
る幅は、画像記録幅より狭いことを特徴とする請求項1
〜7のいずれか1項に記載の画像記録装置。』である。
【0032】この請求項8に記載の発明では、複数のノ
ズルが、円柱軸と実質的に平行な方向に、並設されてい
るから、画像記録面に対する複数のノズルの高さ及び方
向のばらつきを小さくできやすく、複数のノズルが並設
されている幅は、画像記録幅より狭いので、この画像記
録幅に渡って複数のノズルを並設することと比べて、複
数のノズルを必要な精度で配置したプリントヘッドを作
成しやすく、そして、前記保持手段が、プリントヘッド
を円柱軸と平行な方向に画像記録幅にわたって移動でき
るから、記録シートの画像記録領域全域に画像を記録す
ることができ、かつ、画像記録幅全域をカバーするよう
にプリントヘッドを複数並べるよりも、安価で、高精度
にできやすい。以上のことより、より良質の画像を記録
できつつ、装置全体のコストをより低くできる。
【0033】請求項9記載の発明は、『前記プリントヘ
ッドの前記円柱軸と垂直な方向の位置を規制する規制手
段を有することを特徴とする請求項8に記載の画像記録
装置。』である。
【0034】この請求項9に記載の発明により、プリン
トヘッドの円筒の円柱軸と垂直な方向の位置を規制でき
るだけでなく、プリントヘッドの円柱軸方向の位置も規
制しやすく、また、プリントヘッドを前記円柱軸と平行
な方向に移動させる前後で、記録シート上に記録される
画像の位置が微妙にずれてしまうことを防止しやすい。
従って、より良質の画像を記録できる。
【0035】なお、規制手段は、プリントヘッドの前記
円柱軸と垂直な方向の位置を規制するものであればよ
く、例えば、円筒の円柱軸と平行に設けられた柱形のガ
イドと、このガイドが嵌合し、プリントヘッドを保持す
る保持部材との組み合わせや、円筒の円柱軸と平行に設
けられたガイド溝と、このガイド溝に嵌合し、プリント
ヘッドを保持する保持部材との組み合わせなどが挙げら
れるが、これらに限られない。また、柱形には、四角柱
形などの角柱形や、円柱形などが挙げられるが、これら
に限られない。
【0036】請求項10に記載の発明は、『前記円筒の
外周面上に記録シートを給送するシート給送手段と、前
記シート給送手段に給送された記録シートを前記円筒の
外周面に押圧する押圧ローラと、を有することを特徴と
する請求項1〜9のいずれか1項に記載の画像記録装
置。』である。
【0037】この請求項10に記載の発明により、円筒
の外周面上に給送された記録シートを押圧ローラにより
円筒の外周面に押圧するので、記録シートを円筒に密着
させやすい。
【0038】請求項11に記載の発明は、『前記シート
給送手段は、前記円筒の保持面上に、画像記録面を擦ら
ずに、記録シートを給送するものであることを特徴とす
る請求項10記載の画像記録装置。』である。
【0039】この請求項11に記載の発明により、画像
記録面を擦らずに給送できるので、単位面積当たりにイ
ンクを多量に吸収するような高濃度の画像記録が可能な
傷つきやすい記録シートであっても、給送による傷つき
を防止できる。従って、円筒の外周面上に給送された記
録シートを押圧ローラにより円筒の外周面に押圧するの
で、記録シートを円筒に密着させやすい。従って、傷の
ない高濃度域まで再現された画像を記録できる。
【0040】請求項12に記載の発明は、『前記シート
給送手段は、記録シートの裏面を案内する案内ガイド
と、記録シートを給送する給送ローラ対と、を有するこ
とを特徴とする請求項11記載の画像記録装置。』であ
る。
【0041】この請求項12に記載の発明により、画像
記録面を擦らずに給送できるので、単位面積当たりにイ
ンクを多量に吸収するような高濃度の画像記録が可能な
傷つきやすい記録シートであっても、給送による傷つき
を防止できる。従って、前記円筒の外周面上に給送され
た記録シートを押圧ローラにより円筒の外周面に押圧す
るので、記録シートを円筒に密着させやすい。従って、
傷のない高濃度域まで再現された画像を記録できる。
【0042】請求項13に記載の発明は、『前記円筒の
保持面上から、画像記録面を擦らずに、記録シートを排
出するシート排出手段を有することを特徴とする請求項
1〜12のいずれか1項に記載の画像記録装置。』であ
る。
【0043】請求項13に記載の発明により、画像記録
面を擦らずに排出できるので、単位面積当たりにインク
を多量に吸収するような高濃度の画像記録が可能な傷つ
きやすい記録シートであっても、排出による傷つきを防
止できる。従って、傷のない高濃度域まで再現された画
像を記録できる。
【0044】なお、この発明では、記録シートを固定的
に保持する保持面は、円筒の外周側の面である。そし
て、保持面が円筒の外周面である場合、記録シートの画
像記録面が外側を向くように保持するのが望ましいが、
これに限られない。
【0045】また、円柱軸及び円柱面は、幾何学的な意
味での円柱軸及び円柱面であり、円柱軸は直線であり、
円柱面は、この円柱軸に垂直な平面上の円周を通過する
この円柱軸に平行な直線により形成される面のことであ
る。
【0046】また、記録シートを固定的に保持する形態
としては、静電吸着により記録シートを固定的に保持す
る形態や、磁石により記録シートを固定的に保持する形
態や、チャッキング機構により記録シートを固定的に保
持する形態や、真空吸引により記録シートを固定的に保
持する形態などが挙げられるが、これらに限られない。
【0047】また、保持面とは、記録シートを保持する
領域内の記録シートを保持する箇所の面のことで、保持
面が実質的に円柱面であるとは、記録シートを保持する
領域内の記録シートを保持する箇所が、実質的に円柱面
であればよく、それ以外の領域は、凹んでいたり、存在
していなかったりなど実質的に円柱面でなくてもよい
し、実質的に円柱面であってもよい。
【0048】また、記録シートを保持する領域内の全て
の箇所で記録シートを保持してもよいが、例えば、記録
シートを保持する領域内の一部に溝や穴やスリットや孔
など記録シートを保持しない箇所が設けられていても、
記録シートを保持する領域内の記録シートを保持する箇
所が、実質的に円柱面であればよい。
【0049】また、保持面が実質的に円柱面であると
は、保持面の円柱軸に対する距離のばらつきが、校正に
良好に用いることができるカラープルーフを作成するの
に実質的に問題にならない範囲内であることで、保持面
の円柱軸に対する距離のばらつきは、0.5mm以下に
収まることが好ましく、さらに、0.3mm以下(特
に、0.lmm以下)に収まることが好ましい。
【0050】また、実質的に前記円柱面の円柱軸を中心
に回るとは、前記円柱面の幾何学的意味での円柱軸の近
傍を回転軸として回り、偏心(円柱軸に対する回転軸の
距離)が校正に良好に用いることができるカラープルー
フを作成するのに実質的に問題にならない範囲内である
ことであり、偏心は、0.5mm以下に収まることが好
ましく、さらに、0.3mm以下(特に、0.lmm以
下)に収まることが好ましい。
【0051】また、円筒の円柱軸の方向としては、略水
平であることが好ましいが、鉛直方向や斜め方向であっ
てもよい。
【0052】また、プリントヘッドと記録シートとの間
隔は、lcm以下に規制されていることが好ましく、さ
らに、2mm以下(特にlmm以下)に規制されている
ことが好ましい。
【0053】また、円筒の円柱軸が略水平であるとは、
円筒とプリントヘッドとの間の精度を高くするための構
造材の水平断面積が小さくでき、かつ、インク滴の位置
精度をより高くできる程度に水平であればよく、完全に
水平である必要はない。そして、円筒の円柱軸の水平面
に対する角度は、20°以下であることが好ましく、さ
らに、5°以下(特に1°以下)であることが好まし
い。
【0054】また、インク滴を下方向に吐出するとは、
インク滴の位置精度をより高くできる程度に下方向に吐
出するものであればよく、完全に鉛直下方である必要は
ない。そして、インク滴を吐出する方向の鉛直下方に対
する角度は、半直角以下であることが好ましく、さら
に、20°以下(特に5°以下)であることが好まし
い。
【0055】また、複数のノズルが、前記円柱軸と実質
的に平行な方向に、並設されているとは、複数のノズル
が並んでいる方向と前記円柱軸とが完全に平行である必
要はなく、画像記録面に対する前記複数のノズルの高さ
及び方向のばらつきを小さくできる程度に、複数のノズ
ルが並んでいる方向と前記円柱軸とがだいたい平行であ
ればよい。そして、複数のノズルが並んでいる方向と前
記円柱軸との方向のずれ角φが、円筒の円周方向の画素
間隔Sと並んでいる複数のノズルの幅(複数のノズルが
並んでいる方向の一端のノズルの中心から他端のノズル
の中心までの距離)Wとに対して以下の式を満たすこと
が好ましい。
【0056】φ <tan-1(S/W) これにより、画像を変形する画像処理をしなくても、良
質のカラープルーフを作成できる。そして、さらに、以
下の式を満たすことが好ましい。
【0057】φ <tan-1(0.3×S/W) また、色分解網画像データに対応するカラープルーフ画
像は、色分解網画像データから作成される印刷物をシミ
ュレートするカラープルーフ画像のことである。また、
色分解網画像データに対応する画像データとは、色分解
網画像データに対応する画像データであればよく、色分
解網画像データそのものだけではなく、例えば、連続階
調の原稿画像データから色分解網画像データを生成する
網点画像化処理装置に入力される連続階調の原稿画像デ
ータや、色分解網画像データを連続階調の画像データに
変換する連続階調化処理装置で色分解網画像データから
変換して得られた連続階調の画像データなどであっても
よい。
【0058】
【発明の実施の形態】以下、この発明の実施の形態につ
いて説明する。なお、この発明は以下に説明される実施
の形態に限られるものではない。また、以下の説明で用
語の意義を説明している記載があるかもしれないが、あ
くまで実施の形態における用語の意義を説明するもので
あり、この発明の用語の意義はこの記載に限られない。 実施形態 この実施形態の画像記録装置は、色分解網画像データに
基づいて、記録シートの画像記録面にインク滴を吐出し
てカラープルーフ画像を記録できる画像記録装置であ
る。以下、この実施形態の画像記録装置について、その
内部構造の概略斜視図である図1と、その概略断面図で
ある図2と、プリントヘッドをその吐出方向から見た図
である図3とに基づいて、説明する。
【0059】この実施形態の画像記録装置により画像を
記録される記録シート1として、その画像記録面側に、
単位面積当たりのインクの吸着量が大きいインク吸収層
が設けられたものが好ましく、これにより、高濃度から
低濃度までの良好な階調再現が可能となる。そして、こ
のインク吸収層としては、無機微粒子とバインダを含有
する空隙層であることが好ましい。記録シート1の画像
記録面と反対側の裏面は、滑りやすい面であることが好
ましい。
【0060】そして、シートカセット500は、画像記
録面が上になるように複数枚の記録シート1を堆積して
収容できるものである。そして、後述する給送ローラ4
10が、堆積された複数枚の記録シートの最上の記録シ
ート1から給送するようになっている。
【0061】この実施形態の画像記録装置は、シートカ
セット500から記録シート1を1枚ずつ取り出し、円
筒100に供給し、円筒100の保持面上に記録シート
1を保持させ、円筒100の保持面上に記録シート1を
保持させながら、主走査として円筒100を一定の回転
速度で回転させながら、色分解網画像データを連続階調
化変換して得られた連続階調の画像データに基づいてプ
リントヘッド200からインク滴を吐出させて、円筒1
00の外周面に固定的に保持された記録シートの画像記
録面に、色分解網画像データに対応するカラープルーフ
画像を記録し、カラープルーフ画像を記録された記録シ
ート1を排出トレイ310に排出するものである。
【0062】そして、この実施形態の画像記録装置は、
円筒100及び排出トレイ310の下方に配置されたシ
ートカセット500から記録シート1を円筒100に供
給するもので、シートカセット500の最上方に堆積さ
れた記録シート1枚のみを摩擦力の差によりさばきなが
ら給送する給送ローラ410と、給送ローラ410から
送られた記録シート1を挟んで搬送する第1搬送ローラ
対420と、第1搬送ローラ対420により送られた記
録シート1の裏面を案内する第1供給ガイド430と、
第1供給ガイド430に沿って送られた記録シート1を
挟んで搬送する第2搬送ローラ対440と、第2搬送ロ
ーラ対440により送られた記録シート1の裏面を案内
する第2供給ガイド450と、第2供給ガイド450に
沿つて送られた記録シート1を円筒100の保持面上に
押圧して密着させる押圧ローラ460とが設けられてお
り、シートカセット500から円筒100まで、記録シ
ート1を上下反転させながら搬送して供給する。押圧ロ
ーラ460は、記録シート1を円筒100に供給する際
は、円筒100に押圧されているが、記録シート1が円
筒100に固定的に保持されると、円筒100への押圧
が解除され、円筒100から離脱する。
【0063】また、円筒100は、画像記録時に、記録
シート1を画像記録面を外側にして巻き付けられた記録
シート1を固定的に保持する保持面を外周側に有する。
そして、この円筒100の保持面の形状は円柱面であ
り、保持面の円柱軸に対する距離のばらつきは0.05
mm以内に収まっている。そして、この円筒100は、
円柱面形状の保持面の円柱軸が水平となり、この円柱軸
を中心に回転するように、配置されており、偏心は0.
lmm以内に収まっている。そして、円筒100は、画
像記録時に、記録シート1を固定的に保持しながら、図
示しないモータにより、500rpm以上の一定の回転
速度(例えば、800rpm)で回転する。
【0064】また、キャリッジ230は、プリントヘッ
ド200を固定的に保持している。そして、プリントヘ
ッド200は、オンデマンド方式のプリントヘッドであ
り、図3に示すように、ノズルヘッド台211、21
3、215、217が設けられており、各ノズルヘッド
台211、213、215、217には、ノズルヘッド
が2つずつ設けられている。そして、ノズルヘッド22
1〜228の各々には、複数のノズル220が、画像記
録幅より狭い範囲で、全てのずれ角φが、以下の式を満
たすように、円筒100の円柱軸方向に並べられて設け
られている。
【0065】 式:φ < tan-1(0.3×S/W) これらのノズル220は、オンデマンド方式のインクジ
ェットノズルで、インク記録要求のある画素に対しての
みインク滴を吐出するものであり、鉛直下方にインク滴
を吐出するものである。
【0066】円筒100の円柱軸と垂直な方向のプリン
トヘッド200の位置を規制しつつ、プリントヘッド2
00を円筒100の円柱軸方向に案内する四角柱形のキ
ャリッジガイド245が設けられており、キャリッジ2
30には、このキャリッジガイド245が摺動可能に嵌
入された四角柱形の孔が設けられており、モータ240
のモータ軸に固定されたステンレス製のプーリ250
と、回転自在に保持されたプーリ270とにわたっては
められたステンレス製のベルト260にキャリッジ23
0が固定されており、モータ240がプーリ250を回
転させることにより、キャリッジガイド245がキャリ
ッジ230を案内して、プリントヘッド200が円筒1
00の円柱面の円柱軸の鉛直上方に常に位置するよう
に、キャリッジ230を円筒100の円柱軸方向に画像
記録幅よりも広い幅に亘って移動させることができる。
【0067】また、各ノズルヘッド221〜228毎に
インク容器271〜278がインク容器保持板280上
に設けられている。そして、ノズルヘッド221〜22
8と対応するインク容器271〜278との各組み合わ
せ毎に、ノズルヘッド221〜228と対応するインク
容器271〜278とが可撓性のパイプ291、292
を介して接続されている。そして、パイプ292は、一
端がキャリッジ230に、他端がインク容器保持板28
0に固定されたトラクタユニット295の中を通って接
続されている。パイプ291は、一端がトラクタユニッ
ト295に、他端がインク容器271〜278に接続さ
れている。
【0068】そして、画像記録の前に、メンテナンスユ
ニット600は、その上方に位置するプリントヘッド2
00のインク吐出面をサッキング用キャップで覆い減圧
することでプリントヘッド200のノズル220からイ
ンクを吸引するサッキングと、サッキングした後のプリ
ントヘッド200のインク吐出面をワイパーなどで清掃
するクリーニングを行う。
【0069】そして、前述のように、円筒100の保持
面上の所定位置に記録シート1を固定的に保持する。そ
して、モータ240がプーリ250を回転させることに
より、キャリッジ230を円筒100の円柱軸方向に移
動させ、プリントヘッド200が、円筒100の保持面
上に保持された記録シートの円柱軸方向一端部の上方に
移動する。そして、この円筒100を回転させることを
主走査とし、モータ240によりプリントヘッド200
を円筒100の円柱軸方向に移動させることを副走査と
して、プリントヘッド200がインク滴を吐出すること
により、記録シート1の画像記録領域に画像を記録する
ことにより、記録シート1の画像記録領域全域の画像を
記録する。この際のプリントヘッド200と記録シート
1との間隔はlmm以下に規制される。
【0070】そして、画像記録が終了した後、モータ2
40がプーリ250を回転させることにより、キャリッ
ジ230を円筒100の円柱軸方向に移動させ、プリン
トヘッド200がメンテナンスユニット600の上方に
まで移動し、プリントヘッド200のインク吐出面をキ
ャップで覆うキャピングが行われる。
【0071】また、この実施形態の画像記録装置は、画
像を記録された記録シート1を円筒100から分離して
排出するための排出ガイド350と、ガイド円筒100
の側方に設けられた排出トレイ310とを有し、円筒1
00で画像を記録された記録シート1を排出トレイ31
0に排出する。
【0072】また、排出ガイド350は、円筒100の
保持面の側方から排出トレイ310まで、記録シート1
の裏面を案内することにより、円筒100による固定的
な保持が解除きれた記録シート1を、重力により、排出
トレイ310に導く。そして、記録シート1を画像記録
面を上にして排出トレイ310に排出する。排出トレイ
310は、複数の記録シート1を収容できるものであ
る。また、排出トレイ310は、円筒100側の高さが
高くなるように斜めに設けられており、排出された記録
シート1を斜めに収容するものである。
【0073】また、排出卜レイ310は、図2の矢印で
示す方向にスライド可能なバット330を有し、バット
330をスライドさせて引き出した状態で、排出された
記録シート1を収容するものである。そして、シートカ
セット500を交換する際は、シートカセット500か
ら記録シート1は供給できないので、バット330を押
し込むことができ、バット330を押し込んだ状態で、
シートカセット500を交換するので、簡単にシートカ
セット500を交換することができる。
【0074】また、円筒100の内部に加熱ヒータを設
けたり、排出ガイド350に対向する位置に赤外線ラン
プを設けたり、キャリッジ230のプリントヘッド20
0の隣の位置に赤外線ランプを設けたりするなど、プリ
ントヘッド200が記録シート1の画像記録面にインク
滴を吐出してから、記録シート1を排出トレイ310に
排出するまでに、記録シート1を乾燥する構造になって
いる。
【0075】この実施形態では、図4は円筒100近傍
の概略構成を示した斜視図である。この画像記録装置
は、円筒100の周方向に配置した複数のプリントヘッ
ド200を保持するプリントヘッド保持手段Aと、この
プリントヘッド保持手段Aを円筒100の円柱軸方向へ
移動するプリントヘッド移動手段Bとを有する。
【0076】プリントヘッド移動手段Bは、制御信号に
より回転制御されるモータ240と、モータ240のモ
ータ軸に直結して固定されたプーリ250と、回転自在
に保持されたプーリ270と、プーリ250とプーリ2
70にわたってはめられたベルト260と、このベルト
260に固定されたキャリッジ230から構成されてい
る。プリントヘッド保持手段Aは、円筒100の周方向
に複数のプリントヘッド200を配置したホルダ30
と、このホルダ30の両側が摺動可能に挿入された一対
のガイドロッド31とから構成されている。
【0077】プリントヘッド保持手段Aのホルダ30が
キャリッジ230に取り付けられ、、モータ240がプ
ーリ250を回転させることにより、キャリッジ230
を円筒100の円柱軸方向に移動させ、これによりプリ
ントヘッド200を円筒100の円柱軸方向へ移動して
画像を記録することができる。
【0078】このように円筒100の周方向に複数のプ
リントヘッド200を配置し、この複数のプリントヘッ
ド200は円筒100の円柱軸方向へ移動可能であり、
プリントヘッド200による記録開始時にヘッド軸方向
長さ分の記録時間が短縮でき、そのため全処理工程時間
の短縮となる。また、複数のプリントヘッド200を円
筒の円周方向へ並べたため円筒の円柱軸方向の長さが短
くなり、このことより円筒100の円柱軸方向の装置全
体の幅寸法が小さくなり、小スペース化が図れる。
【0079】また、円筒100の周方向に配置した複数
のプリントヘッド200をプリントヘッド保持手段Aに
より保持し、プリントヘッド移動手段Bにより円筒10
0の円柱軸方向へ移動する簡単かつ確実な構造で、プリ
ントヘッドを円筒の円柱軸方向へ移動して画像を記録す
ることができる。
【0080】また、図2に示すように、プリントヘッド
200のインク滴を吐出する吐出方向が、円筒100の
中心O方向であり、高品質な画像を得ることができる。
【0081】図5は他の実施形態の概略構成を示す斜視
図である。この実施形態では、円筒100の周方向に配
置した複数のプリントヘッド200を、円筒100の円
柱軸方向へ複数列配置しており、必要に応じた画像記録
を行なうことができる。複数のプリントヘッド200
は、円周方向全部に配位しても良いし、円筒100の円
柱軸方向へ複数列配置は、例えば必要に応じて2列、3
列と複数列にしても良い。
【0082】
【発明の効果】この発明により、全処理工程時間の短縮
と小スペース化が図れる。
【図面の簡単な説明】
【図1】画像記録装置の一部を破断した概略斜視図であ
る。
【図2】画像記録装置の内部構造の概略正面図である。
【図3】プリントヘッドをその吐出方向から見た図であ
る。
【図4】画像記録装置の一部の概略斜視図である。
【図5】画像記録装置の他の実施形態の概略斜視図であ
る。
【符号の説明】
1 記録シート 100 円筒 200 プリントヘッド 230 キャリッジ Aプリントヘッド保持手段 B プリントヘッド移動手段

Claims (13)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】記録シートを固定的に保持する実質的に円
    柱面形状の保持面を外側に有する円筒と、前記円柱面の
    円柱軸を実質的に中心にして前記円筒を回す円筒回動手
    段と、インク滴を吐出する複数のノズルが並設されてい
    るオンデマンド方式のプリントヘッドと、を有し、前記
    円筒に、記録シートを固定的に保持し、この記録シート
    にプリントヘッドにより画像を形成する画像記録装置に
    おいて、前記円筒の周方向に複数のプリントヘッドを配
    置し、この複数のプリントヘッドは前記円筒の円柱軸方
    向へ移動可能であることを特徴とする画像記録装置。
  2. 【請求項2】前記円筒の周方向に配置した複数のプリン
    トヘッドを保持するプリントヘッド保持手段と、このプ
    リントヘッド保持手段を前記円筒の円柱軸方向へ移動す
    るプリントヘッド移動手段とを有することを特徴とする
    請求項1に記載の画像記録装置。
  3. 【請求項3】前記円筒の周方向に配置した複数のプリン
    トヘッドを、前記円筒の円柱軸方向へ複数列配置したこ
    とを特徴とする請求項1または請求項2に記載の画像記
    録装置。
  4. 【請求項4】前記複数のプリントヘッドのインク滴を吐
    出する吐出方向が、いずれも前記円筒の中心方向である
    ことを特徴とする請求項1〜3のいずれか1項に記載の
    画像記録装置。
  5. 【請求項5】色分解網画像データに対応する画像データ
    に応じて前記プリントヘッドからインク滴を吐出させ、
    前記円筒に固定的に保持された記録シートの画像記録面
    に、前記色分解網画像データに対応するカラープルーフ
    画像を、記録することを特徴とする請求項1〜4のいず
    れか1項に記載の画像記録装置。
  6. 【請求項6】色分解網画像データの各原色毎に、前記プ
    リントヘッドを備えたものであることを特徴とする請求
    項5に記載の画像記録装置。
  7. 【請求項7】前記円筒の円柱軸が略水平で、前記プリン
    トヘッドが、記録シートの上方の位置からインク滴を下
    方向に吐出して、この記録シートの画像記録面に画像を
    記録することを特徴とする請求項1〜6のいずれか1項
    に記載の画像記録装置。
  8. 【請求項8】前記プリントヘッドを前記円柱軸と平行な
    方向に少なくとも画像記録幅にわたって移動させること
    が可能な移動手段を有し、前記複数のノズルが、前記円
    柱軸と実質的に平行な方向に、並設されていて、前記複
    数のノズルが並設されている幅は、画像記録幅より狭い
    ことを特徴とする請求項1〜7のいずれか1項に記載の
    画像記録装置。
  9. 【請求項9】前記プリントヘッドの前記円柱軸と垂直な
    方向の位置を規制する規制手段を有することを特徴とす
    る請求項8に記載の画像記録装置。
  10. 【請求項10】前記円筒の外周面上に記録シートを給送
    するシート給送手段と、前記シート給送手段に給送され
    た記録シートを前記円筒の外周面に押圧する押圧ローラ
    と、を有することを特徴とする請求項1〜9のいずれか
    1項に記載の画像記録装置。
  11. 【請求項11】 前記シート給送手段は、前記円筒の保
    持面上に、画像記録面を擦らずに、記録シートを給送す
    るものであることを特徴とする請求項10記載の画像記
    録装置。
  12. 【請求項12】 前記シート給送手段は、記録シートの
    裏面を案内する案内ガイドと、記録シートを給送する給
    送ローラ対と、を有することを特徴とする請求項11記
    載の画像記録装置。
  13. 【請求項13】 前記円筒の保持面上から、画像記録面
    を擦らずに、記録シートを排出するシート排出手段を有
    することを特徴とする請求項1〜12のいずれか1項に
    記載の画像記録装置。
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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US7757398B2 (en) 2005-05-27 2010-07-20 Fujifilm Corporation Method of manufacturing a liquid ejection head
WO2021245799A1 (ja) * 2020-06-02 2021-12-09 コニカミノルタ株式会社 液滴吐出装置

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