JP2000189852A - 吹付用ノズル及びそれを用いた吹付工法 - Google Patents

吹付用ノズル及びそれを用いた吹付工法

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JP2000189852A
JP2000189852A JP10369507A JP36950798A JP2000189852A JP 2000189852 A JP2000189852 A JP 2000189852A JP 10369507 A JP10369507 A JP 10369507A JP 36950798 A JP36950798 A JP 36950798A JP 2000189852 A JP2000189852 A JP 2000189852A
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Kazuyuki Mizushima
一行 水島
Kenkichi Hirano
健吉 平野
Masahiro Iwasaki
昌弘 岩崎
Isao Terajima
寺島  勲
Akira Watanabe
晃 渡辺
Takeshi Koide
剛 小出
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 吹付セメントコンクリートや繊維のリバウン
ド率を低減できる吹付用ノズルの提供。 【解決手段】 吹付用ノズル1は、吹付圧送ホース2の
端部に取り付けられている内管10と、この内管10と
同心を有し、圧送空気を噴射する外管20とから構成さ
れている。内管10は、金属製の管状体である。後端1
0bは吹付圧送ホース2に取り付けられている。外管2
0は管状体である。外管20の密閉壁22には空気導入
管23が開設され、空気導入管23には、可撓性を有す
る空気圧送ホース24が接続されている。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は吹付材料、特にセメ
ントコンクリートの吹付工法に使用する吹付用ノズルに
関するものである。尚、本発明ではペースト、モルタ
ル、及びコンクリートを総称してセメントコンクリート
という。
【0002】
【従来の技術】従来、トンネルを掘削した後、地山崩落
や地山の変位を止めるために、掘削後直ちにセメントコ
ンクリートを吹付けている。吹付セメントコンクリート
を地山等に吹付けた場合、吹付セメントコンクリートの
一部が地山等に付着せずに跳ね返る現象(以下リバウン
ドという)が発生し、又、吹付セメントコンクリートが
ノズル先端よりダレ落ちるという課題があった。さら
に、粉塵が発生するために、粉塵マスクを着用しなけれ
ばならず、作業性が悪くなるという課題があった。
【0003】吹付セメントコンクリートを吹付けた場
合、(跳ね返り落下した吹付セメントコンクリートの
量)/(吹付に使用した吹付セメントコンクリート全体
の量)×100(%)で示される吹付セメントコンクリ
ートのコンクリートリバウンド率は20〜40%であ
り、通常は30%程度である。
【0004】又、補強効果を大きくするために、繊維の
長さが通常30mm程度と長い繊維を含有させた吹付セ
メントコンクリートを使用している。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、繊維の
長さが長いと地山等へ付着しにくく、(跳ね返り落下し
た繊維の量)/(吹付に使用した急結性吹付セメントコ
ンクリート中の繊維の量)×100(%)で示される繊
維リバウンド率は40〜50%程度と大きく、特に水セ
メント比の小さい高強度吹付セメントコンクリートでは
50〜60%と著しく大きくなる場合があり、繊維が地
山へ充分付着しないと、対ひび割れ性能や曲げ強度の向
上が望めない等の課題があった。
【0006】吹付セメントコンクリートの粉塵量を少な
くする方法としては、吹付材料圧送ホースの端部に取り
付けられている内管と、この内管の外側面との間に間隔
をあけて、先端が内管の先端と面一となるようにした外
管とから構成されているノズルを使用する方法が提案さ
れている(特開平8−309245号公報)。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、これら
の方法でもリバウンド率や粉塵量を少なくしたり、ノズ
ル先端からのダレをなくすことができないという課題が
あった。
【0008】本発明者は、鋭意検討を重ねた結果、上記
課題を解決できる知見を得て本発明を完成するに至っ
た。
【0009】
【課題を解決するための手段】即ち、本発明は、吹付材
料を圧送する吹付圧送ホースの端部に取り付けられ、圧
送された吹付材料を噴射する内管と、該内管と同心を有
する、圧送空気を噴射する外管とからなり、該外管の先
端が該内管の先端より前方に位置することを特徴とする
吹付用ノズルであり、該外管の先端が該内管の先端より
3mm以上前方に位置することを特徴とする該吹付用ノ
ズルであり、該内管が先端側に向かうに従って縮径する
ようテーパが付けられたことを特徴とする該吹付用ノズ
ルである。そして、該吹付用ノズルを使用して吹付材料
を吹付けることを特徴とする吹付工法であり、圧送空気
圧が0.05〜1Mpaである該吹付工法である。
【0010】
【発明の実施の形態】以下、本発明の構成を図によって
さらに詳細に説明する。
【0011】本発明における吹付用ノズル1は、図1に
示すように管状体であり、後端を吹付圧送ホース2に取
り付け、吹付圧送ホース2の内部を圧送した吹付材料を
先端から噴射して吹付けるものである。
【0012】吹付用ノズル1は、図1に示すように、吹
付圧送ホース2の端部に取り付けられている内管10
と、該内管と同心を有し、先端が該内管の先端より前方
に位置する外管20とから構成されている。
【0013】内管10は、管状体である。吹付圧送ホー
ス2に取り付けられた端部を後端10bとし、吹付材料
を吹付ける端部を先端10aとしている。後端10bは
例えばホースカプリング等により吹付圧送ホース2と締
結している。
【0014】内管10は、吹付セメントコンクリートが
飛散するのを防止できる点で、先端10aに向かうに従
って縮径するようにテーパを付けることが好ましい。
【0015】吹付圧送ホース2は、可撓性を有するもの
で、既存のものが使用できる。
【0016】外管20は、同心に内管10の外側に位置
する管状体である。外管の後端20bが内管10の後端
10b側に、外管の先端20aが内管10の先端10a
側に位置するように、内管10に取り付けられている。
取り付けられた状態において、外管20の先端20a側
は、内管10の先端10a側より前方に位置している。
外管20の内径は、内管10の外径よりも大きく、内管
10に取り付けられた状態において外管20の内側面
と、内管10の外側面との間に筒状の間隙部21が形成
されている。
【0017】外管20の後端20b側には、例えば環状
の密閉壁22が形成されている。密閉壁22の内周面は
溶接等により内管10の外周面と固定している。その
為、外管20の後端20bは密閉された状態になってい
る。
【0018】内管10が先端10aに向かうに従って縮
径するようにテーパを付けた場合、外管20も、内管1
0と同心を有するように先端20aに向かうに従い縮径
するようにテーパを付けるものである。
【0019】外管20の密閉壁22には、密閉壁22を
貫通する一つの空気導入管23が開設されている。この
空気導入管23には、可撓性を有する空気圧送ホース2
4が接続されている。
【0020】内管10の内管長さxは30〜120cm
が好ましく、50〜100cmがより好ましい。
【0021】外管20の密閉壁22の固定位置は、通常
内管10の中央付近が好ましく、固定位置が内管10の
先端10aに近いと、圧送空気が内管10の外周全体に
均一に圧送されないおそれがあるので、内管10の先端
10aから50mm以上後方に固定することがより好ま
しい。
【0022】吹付用ノズル1の内管10と外管20の材
料としては、溶接可能な点で、金属製が好ましい。
【0023】本発明の吹付材料として吹付セメントコン
クリートを使用した場合、吹付用ノズル1の設計条件は
以下の通りにすることが好ましい。
【0024】内管の先端20aの内径aは、吹付材料と
して吹付セメントコンクリートを使用する場合には、6
0〜80mmが好ましい。又、吹付量が小さい場合に
は、内径aを60mm以下にしてもよく、この場合に
は、内管10の後端10bの内径bと、外管20の先端
20aの内径aとの差は1〜20mmが好ましい。
【0025】内管をテーパにする場合、内管の後端10
bの内径bと、内管の先端10aの内径aとの差は、1
〜30mmが好ましく、5〜25mmがより好ましい。
1mm未満だとリバウンド率や粉塵量が増えるおそれが
あり、30mmを越えると内管10が閉塞するおそれが
ある。
【0026】内管20の先端20aと内管10の先端1
0aとの差である外管飛び出し長cは、0.5〜100
mmが好ましく、3〜50mmがより好ましい。0.5
mm未満だとリバウンド率や粉塵量が低減しないおそれ
があり、100mmを越えても効果は変わらず、却って
リバウンド率や粉塵量が低減しないおそれがある。
【0027】間隙部21の大きさdは、0.5〜15m
mが好ましく、1〜10mmがより好ましく、2〜7m
mが最も好ましい。0.5mm未満だと圧送空気の圧送
量が少なくてリバウンド率や粉塵量が低減しないおそれ
があり、15mmを越えると圧送空気圧が上がらずにリ
バウンド率や粉塵量が低減しないおそれがある。
【0028】本発明の吹付工法において、吹付材料の吹
付圧力は0.25〜0.7Mpaが好ましい。
【0029】間隙部22に吹き込む圧送空気圧は、0.
05〜1Mpaが好ましく、0.1〜0.7Mpaがよ
り好ましい。0.05Mpa未満だとリバウンド率が低
減しないおそれがあり、1Mpaを越えると圧送空気圧
が大きくなり、粉塵量が増すおそれがある。
【0030】本発明で使用する吹付材料としては、通常
の吹付セメントコンクリートを使用することが好まし
い。
【0031】本発明で使用する吹付セメントコンクリー
トは、セメント、水、及び必要に応じて、細骨材、粗骨
材、繊維、シリカフューム、無機粉末、並びに減水剤等
を混合して調製するものである。
【0032】繊維の使用量は、吹付セメントコンクリー
ト100容量部中、0.1〜1.5容量部が好ましく、
0.6〜1.2容量部がより好ましい。0.1容量部未
満だと強度発現性が小さくなるおそれがあり、1.5容
量部を越えるとリバウンド率が大きく、作業性、混合分
散性、及び経済性が悪くなるおそれがある。
【0033】水の使用量は、強度発現性の点で、水/セ
メント比で35〜65%が好ましく、45〜60%がよ
り好ましい。35%未満だとセメントコンクリートが十
分に混合できず、65%を越えると強度発現性が小さく
なるおそれがある。
【0034】調製した吹付セメントコンクリートのスラ
ンプは6〜23.5cmが好ましく、10〜21cmが
より好ましい。
【0035】さらに、吹付セメントコンクリートに急結
材を混合して急結性吹付セメントコンクリートとして使
用してもよい。この場合には、吹付セメントコンクリー
トをポンプ圧送し、吹付直前に急結材と混合し、急結性
吹付セメントコンクリートとして地山に吹付ける。又、
急結材は、圧送空気中に混合してもよい。
【0036】急結材の使用量は、セメント100重量部
に対して、3〜20重量部が好ましく、5〜15重量部
がより好ましい。3重量部未満だと初期強度発現性が小
さくなり、吹付セメントコンクリートが剥落するおそれ
があり、20重量部を越えると吹付圧送ホース2内で閉
塞する等の圧送性が低下し、リバウンド率が大きくな
り、長期強度発現性が小さくなるおそれがある。
【0037】本発明の吹付材料として吹付セメントコン
クリートを使用した場合、内管10内を圧送した吹付材
料は、内管10と外管20との間を圧送して間隙部21
より噴射された圧送空気と混合して吹付けられるより、
リバウンド率や粉塵量が大幅に低下するものである。
【0038】
【実施例】以下、実施例に基づき詳細に説明する。
【0039】実験例1 内管の先端20aの内径a=50mm、内管の後端10
bの内径b=67mm、外管飛び出し長c=10mm、
間隙部21の大きさd=3mm、内管長さx=700m
m、及び外管長さ=250mmの2重管形状の吹付用ノ
ズル1を用いて以下吹付試験を実施した。尚、圧送空気
圧は0.3Mpaとし、吹付用ノズル1の材料として金
属製のものを用いた。又、外管は内管と同心を有するよ
うにした。表1に示す配合の吹付セメントコンクリート
をアリバー社製吹付機「アリバー280」により調製、
圧送した。これとは別に急結材圧送装置「ナトムクリー
ト」により、急結材がセメント100重量部に対して1
0重量部になるように圧送し、吹付直前にY字管で急結
材と吹付セメントコンクリートを混合し、急結性吹付セ
メントコンクリートを調製した。調製した急結性吹付セ
メントコンクリート100リットルを、鉄板により作成
した幅4.5m×高さ4.5m×長さ5mの馬蹄径模擬
トンネルの側壁に吹付けた。試験結果を表2に示す。
【0040】<使用材料> セメント:普通ポルトランドセメント、ブレーン値34
20cm2 /g、比重3.16、市販品 細骨材:新潟県青海産石灰砂、比重2.64 粗骨材:新潟県糸魚川市姫川産川砂利、比重2.65、
最大寸法10mm 水:飲料水 繊維:鋼繊維、長さ30mm、比重7.8、市販品 減水剤:高性能減水剤、ポリカルボン酸系、市販品 急結材:カルシウムアルミネート/石膏=1/1(重量
比)からなる混合物。但し、カルシウムアルミネートは
127 組成に対応するもので、非晶質、ブレーン値6
050cm2 /gのものを使用し、石膏はII型無水石
膏、ブレーン値6050cm2 /gのものを使用した。
【0041】<測定方法> コンクリートリバウンド率:急結性吹付セメントコンク
リートを1分間側壁に吹付けた時の、(跳ね返り落下し
た急結性吹付セメントコンクリートの量)/(吹付に使
用した急結性吹付セメントコンクリート全体の量)×1
00(%)で示した。 繊維リバウンド率:繊維のリバウンド率を示した。急結
性吹付セメントコンクリートを1分間側壁に吹付けた時
の、(跳ね返り落下した繊維の量)/(吹付に使用した
急結性吹付セメントコンクリート中の繊維の量)×10
0(%)で示した。尚、跳ね返り落下した繊維の量は、
跳ね返った急結性吹付セメントコンクリートから繊維を
磁石により吸引、収集し、鋼繊維に付着したセメントを
洗い流し、乾燥した後に測定した。
【0042】
【表1】
【0043】
【表2】
【0044】実験例2 比較例として、ノズル後端の内径67mm、ノズル先端
の内径50mm、ノズル長700mmの単管吹付用ノズ
ルを用いたこと以外は、実験例1と同様に行った。結果
を表2に示す。
【0045】実験例3 内管の先端20aの内径aを変更して、表3に示す内管
の後端10bの内径bとノズル径aとの差を表3に示す
値とした吹付用ノズルを使用したこと以外は、実験例1
と同様に行った。結果を表3に示す。
【0046】<測定方法> 圧送性:吹付後、吹付用ノズルに急結性吹付セメントコ
ンクリートが付着していない場合を○とし、急結性吹付
セメントコンクリートが付着してはいないが、急結性吹
付セメントコンクリート圧送中に脈動が発生した場合を
△とし、急結性吹付セメントコンクリートが付着し、急
結性吹付セメントコンクリート圧送中に脈動が発生した
場合を×とした。
【0047】
【表3】
【0048】実験例4 外管長さを変更して、表4に示す外管飛び出し長cを有
する吹付用ノズルを使用したこと以外は、実験例1と同
様に行った。結果を表4に示す。
【0049】
【表4】
【0050】実験例5 外管先端の径を変更して、表5に示す間隙部21の大き
さdを有する吹付用ノズルを使用したこと以外は、実施
例1と同様に行った。結果を表5に示す。
【0051】
【表5】
【0052】実験例6 表6に示す圧送空気圧の条件下で吹付用ノズルを使用し
たこと以外は、実験例1と同様に行った。結果を表6に
示す。
【0053】<測定方法> 粉塵量:柴田科学器械工業社製デジタル粉塵計を使用
し、模擬トンネルの中央で、吹付開始後に粉塵量を1分
間測定し、1m3当りの粉塵量を算出した。
【0054】
【表6】
【0055】
【発明の効果】本発明の吹付用ノズルを使用することに
より、特に吹付セメントコンクリートのリバウンド率の
みならず、繊維のリバウンド率を激減することができ
る。更に初期・長期の強度強度発現性が大きくなる。こ
れらの効果により、セメントコンクリートの曲げ強度や
ひび割れ抵抗性が向上する。さらに、高価な繊維を有効
に使用できるために経済性を向上でき、急結材の使用量
を少なくできる利点がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】吹付用ノズルの断面図である。
【符号の説明】
1…吹付用ノズル 2…吹付圧送ホース 10…内管 10a…内管の先端 10b…内管の後端 20…外管 20a…外管の先端 20b…内管の後端 21…間隙部 22…密閉壁 23…空気導入管 24…空気圧送ホース a…内管の先端の内径 b…内管の後端の内径 c…外管飛び出し長 d…間隙部の大きさ x…内管長さ
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 寺島 勲 新潟県西頸城郡青海町大字青海2209番地 電気化学工業株式会社青海工場内 (72)発明者 渡辺 晃 新潟県西頸城郡青海町大字青海2209番地 電気化学工業株式会社青海工場内 (72)発明者 小出 剛 新潟県西頸城郡青海町大字青海2209番地 電気化学工業株式会社青海工場内 Fターム(参考) 2D055 DB02 LA10 4D075 AA02 CA50 DA23 DB70 DC50 EA14 EB03 EC22 4F033 AA00 CA04 FA00 QA01 QB02Y QB09X QB12Y QB20 QC02 QD04 QD20

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 吹付材料を圧送する吹付圧送ホースの端
    部に取り付けられ、圧送された吹付材料を噴射する内管
    と、該内管と同心を有する、圧送空気を噴射する外管と
    からなり、該外管の先端が該内管の先端より前方に位置
    することを特徴とする吹付用ノズル。
  2. 【請求項2】 該外管の先端が該内管の先端より0.5
    〜100mm以上前方に位置することを特徴とする請求
    項1記載の吹付用ノズル。
  3. 【請求項3】 該内管が先端側に向かうに従って縮径す
    るようテーパが付けられたことを特徴とする請求項1又
    は2記載の吹付用ノズル。
  4. 【請求項4】 請求項1〜3のうちの1項記載の吹付用
    ノズルを使用して吹付材料を吹付けることを特徴とする
    吹付工法。
  5. 【請求項5】 圧送空気圧が0.05〜1Mpaである
    請求項4記載の吹付工法。
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