JP2000188591A - 受信データ誤り検出回路 - Google Patents

受信データ誤り検出回路

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JP2000188591A
JP2000188591A JP10365056A JP36505698A JP2000188591A JP 2000188591 A JP2000188591 A JP 2000188591A JP 10365056 A JP10365056 A JP 10365056A JP 36505698 A JP36505698 A JP 36505698A JP 2000188591 A JP2000188591 A JP 2000188591A
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JP
Japan
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JP10365056A
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Shinichi Kono
伸一 河野
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NEC Corp
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NEC Corp
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 データ長が長くなっても、回路規模が増大し
ないという特徴と共に、可変長のデータに対応できる受
信データ誤り検出回路を提供することを課題とする。 【解決手段】 シリアルデータ伝送受信回路に用いる受
信データ誤り検出回路において、受信データの先頭を検
出する先頭検出手段と、前記受信データの末尾を検出す
る末尾検出手段と、前記先頭検出手段による受信データ
の先頭検出により初期化され、前記受信データに基づい
て出力値が反転するフリップフロップとから構成され、
前記末尾検出手段による受信データ末尾検出時に前記受
信データのデータ値と前記フリップフロップの出力値と
を比較することにより、前記受信データの誤りを検出す
ることを特徴とする。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、受信データのデー
タ誤りを検出する受信データ誤リ検出回路に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、データ伝送による誤り検出及びデ
ータ補償のため、奇数パリティにしろ、偶数パリティに
しろ、パリティ符号を生成して、元のデータに追加する
が、パリティ回路は、特開昭63−313919号公報
による「並一直変換装置」などに記載されている通り、
一般的には並列回路により構成される。この例を図4に
示し、シリアルデータとクロックとを入力するシフトレ
ジスタ4と、シフトレジスタ4のパラレル出力をXOR
回路5に加え、その出力をパリティ信号として、シリア
ルデータに1ビット追加することにより、パリティビッ
トを含んだデータ信号となる。
【0003】しかし、並列回路によりパリティ生成した
場合、パリティビット付加の対象とするデータ長が伸び
れば伸びるほど、パリティ生成回路への入力ビット数が
増え、パリティ生成回路の規模が増加する。
【0004】また、特開平01−28739号公報によ
る「パリティー回路」では、パリティの並列計算の代わ
りに、フリップフロップを用いることにより、回路規模
の小さい構成の簡素な方式を提案されている。本公報に
よれば、シフトレジスタとシフトレジスタの出力信号の
内の所定符号情報に同期してタイミング信号を出力する
タイミング信号出力手段と、そのタイミング信号によっ
て出力信号が反転されるフリップフロップ回路と、前記
フリップフロップ回路の状態確定に呼応して当該フリッ
プフロップ回路の出力信号を出力する選択手段とを備え
たことを特徴としている。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかし、上記特開平0
1−28739号公報によれば、その構成上データ長は
固定値でなければならないという問題点を有している。
また、パリティチェックのみでは、受信データの誤りを
検出できないという問題点も有している。
【0006】本発明では、データ長が長くなっても、回
路規模が増大しないという特徴と共に、可変長のデータ
に対応できる受信データ誤り検出回路を提供する。
【0007】
【課題を解決するための手段】本発明は、シリアルデー
タ伝送受信回路に用いる受信データ誤り検出回路におい
て、受信データの先頭を検出する先頭検出手段と、前記
受信データの末尾を検出する末尾検出手段と、前記先頭
検出手段による受信データの先頭検出により初期化さ
れ、前記受信データに基づいて出力値が反転するフリッ
プフロップとから構成され、前記末尾検出手段による受
信データ末尾検出時に前記受信データのデータ値と前記
フリップフロップの出力値とを比較することにより、前
記受信データの誤りを検出することを特徴とする。
【0008】また、上記受信データ誤り検出回路におい
て、前記フリップフロップの代わりに、前記先頭検出手
段による受信データの先頭検出により初期化され、受信
データ値が"1"のときに反転する第2のフリップフロッ
プを備え、前記受信データ内の"1"の数を数えることに
よりパリティ検出機能を備えたことを特徴とする。
【0009】また、上記受信データ誤り検出回路におい
て、可変長の前記受信データに対して前記受信データの
誤りを検出することを特徴とする。
【0010】また、本発明では、T−FFを用いた回路
構成によりデータ列の長さに依存することなくパリティ
生成が可能となるため、パリティ付加の対象となるデー
タ列が長くなっても、回路規模の増大がないという特徴
がある。従って、パリティ付加の対象となるデータ列が
長くなればなるほど、XOR回路を用いた従来方式と比
較して回路規模の小型化を目指した場合の効果が大き
い。
【0011】
【発明の実施の形態】本発明による実施形態について、
図面を参照しつつ詳細に説明する。
【0012】図1に本実施形態による受信データ誤り検
出回路の回路図を示す。図において、シリアルデータ伝
送受信回路によるシリアル受信データの先頭ビットを検
出する先頭検出手段10と、受信データの末尾ビットを
検出する末尾検出手段11と、受信データとクロックと
の論理和をとるAND12と、AND12の出力をクロ
ック端子に入力し、受信データの先頭ビット検出により
リセット端子に入力されて初期化され、その結果受信デ
ータに基づいて反転出力端子と入力端子とを接続して出
力値が反転するDフリップフロップ13と、受信データ
とフリップフロップ13の出力とを排他的論理和をとる
NOR14と、受信データの末尾検出手段11の出力を
クロック端子に入力し、NOR14の出力を入力とする
フリップフロップ15と、から構成される。また、16
はAND12とフリップフロップ13とからなるパリテ
ィチェック部であり、17はパリティチェックの結果と
末尾検出手段とのタイミングを一致させるための遅延器
である。
【0013】ここで、受信データの先頭検出手段10は
例えばシフトレジスタを用いたパターン一致回路により
送信側で挿入した先頭ビット列を検出する。また、受信
データの末尾検出手段11は、同様に例えばシフトレジ
スタを用いたパターン一致回路により送信側で挿入した
データ列の末尾ビット列を検出する。この場合、先頭ビ
ット列と末尾ビット列とは異なるシリアルビット列が好
ましいが、同一ビット列の場合には、先頭ビット列と末
尾ビット列とをサイクリックに区別して検出することが
できる。
【0014】また、受信データ値とDフリップフロップ
13を含むパリティチェック部16の出力値とを、排他
的論理和回路14で比較することにより、受信データの
誤り検出機能を提供することができる。
【0015】図1において、受信データ値から所定パタ
ーンの先頭ビット列を先頭検出手段で検出し、その検出
信号によりDフリップフロップ13をリセットする。つ
ぎに、パリティチェック部13で先頭ビット列に続くデ
ータを奇数又は偶数のパリティをチェックする。パリテ
ィチェック部13では、クロックと受信データとの論理
積をとり、その結果をDフリップフロップ13のクロッ
ク端子に入力し、Dフリップフロップ13の反転出力を
入力端子に供給して、受信データ中のデータ部の誤りの
有無を検出する。つぎに、パリティチェック部16の出
力と受信データとをExc−OR回路14で排他的論理
和をとり、遅延器17で所定時間のタイミング合わせし
て、末尾検出手段11の検出結果時点のExc−OR回
路14の出力レベルで、フリップフロップ15は出力Q
とする。この構成と作用により、受信データの誤り有無
の検出を行うことができる。
【0016】また、フリップフロップ13の代わりに受
信データの先頭検出により初期化され、受信データ値
が"1"のときに反転するフリップフロップを備え、受信
データ内の"1"の数を数える機能を有することによりパ
リティ検出機能を備えることにより、奇数パリティに対
応する検出が可能となり、偶数パリティに対応する場合
とともに、容易に受信データ検出の方式を変換できる。
【0017】また、可変長のシリアル受信データに対し
ても、受信データの誤り検出が可能となり、パリティと
しての機能を提供することができる。
【0018】また、図2に本実施形態としての図1中の
AND12とDフリップフロップ13を含むパリティチ
ェック部16の代わりに、トグル・フリップ・フロップ
(T−FF)を用いた回路図を示す。図2において、1
は先頭検出手段10の出力に相当するスタート信号と受
信データとをANDするAND回路、2は受信データの
反転信号とスタート信号をANDするAND回路、3は
AND回路1の出力をセット端子に、AND回路2の出
力をリセット端子に、受信データを入力に、クロックの
反転信号をクロック端子に供給されて、パリティ信号を
出力するトグル・フリップ・フロップ(T−FF)であ
る。
【0019】図2において、入力データ列の先頭を表わ
す信号「スタート」と、入力データ列「データ」、並び
に「クロック」とが、トグル・フリップ・フロップ(T
−FF)3に供給され、T−FF3の出力がパリティと
なる。先頭検出手段10の先頭ビット列を検出したとき
である出力「スタート」信号が与えられた時、すなわ
ち、入力データの先頭タイミングにて、T−FF3をセ
ット(1)またはリセット(0)して初期化し、入力デ
ータ列の2ビット目以降では入力データ列が、 1の時:出力値反転(変化有り) 0の時:出力値保持(変化なし) という動作をする。パリティを付加する入力データ列全
ての入力が済んだ時点でのT−FF3出力がパリティビ
ットの値である。
【0020】[本実施形態の動作の説明]以下、本実施
形態の動作について説明する。
【0021】図1によれば、受信データの先頭検出手段
によるフリップフロップ10を"0"に初期化する。受信
データ値として"1"を受信するごとに、フリップフロッ
プ10の出力は反転する。受信データの末尾検出手段に
よるフリップフロップ11の出力がパリティ出力となる
ため、受信データのビット誤りを検出できる。
【0022】また、図2によれば、まず、初期値設定の
動作について、図3のタイミング図を用いて説明する。
入力データ列の先頭ビット及び先頭ビットと同じタイミ
ングで入力されるスタートビットによりT−FF3の初
期設定がクロックの立ち下がりにより行われる。図2の
回路の場合、 先頭データが1の場合:1(セット) 先頭データが0の場合:0(リセット) となる。図2(a)によれば、スタートビットが1、デ
ータが1の時、AND回路1の出力が1となって、T−
FF3をセットする。また、図2(b)に示す入力デー
タ末尾部分の各部波形で、データ列の最終ビットの入力
後に、パリティとしての0,1のビットが生成する。生
成するパリティが偶数か奇数かにより初期設定は変わ
り、図2と逆に、 先頭データが1の場合:0(リセット) 先頭データが0の場合:1(セット) となることもある。なお、図2では入力データ並びにス
タート信号がクロックの立ち上がりで変化することを前
提に記述しており、入力データとクロックとの同時変化
を避けるためT−FF3はクロックの立ち下がり変化と
記述している。T−FF3の入力変化とクロック変化と
の同時変化を避けるタイミング保証さえ確保されれば、
T−FF3がクロックの立ち下がりで変化する必要はな
い。
【0023】図2に記載のT−FF3は、クロックの立
ち下がりにて、 データが1の時:出力値反転(変化有り) データが0の時:出力値保持(変化なし) という動作をするため、入力データ列の1の数により、
T−FF3の出力値が定まり、T−FF3の出力値をパ
リティとして用いることが出来る。
【0024】
【実施例】以下、本実施例として、パリティチェック部
の動作について具体例を挙げて、図2を参照しつつ説明
する。
【0025】入力信号データ列でのビット数を9とし、
パリティビットを1とし、偶数パリティを条件とする。
入力データ列が、 入力データ:1、0、1、1、0、0、0、1、0 とする。まず最初のビットが1なので、T−FF3はこ
の1とスタートビットにより1に初期化される。2ビッ
ト目以降は入力データが1の時のみT−FF3の出力が
変化するので、T−FF3の出力は入力データの3,
4,8ビット目で変化する。従って、上記の入力データ
9ビットに対するT−FF出力値は、 T−FF3の出力:1、1、0、1、1、1、1、0、0 となり、データ列の最終ビット入力後のT−FF3の出
力は0となるので、パリティは0となる。
【0026】
【発明の効果】このように、本発明によれば、データ長
が長くなっても、回路規模が増大せず、可変長のデータ
に対応できる受信データ誤り検出回路を提供できる。
【0027】また、シフトレジスタはフリップ・フロッ
プの集まりであるから、回路規模の観点で見ると、XO
Rが増えることよりも影響は大きいが、すなわち本T−
FFを用いた方式による回路規模増大防止の効果は著し
いことを示している。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明による実施形態の回路図である。
【図2】本発明による実施形態の回路図である。
【図3】本発明における実施形態での信号タイミング図
である。
【図4】従来方式での回路構成ブロック図である。
【符号の説明】
1 AND回路 2 AND回路 3 トグル・フリップ・フロップ(TFF) 4 シフトレジスタ 5 XOR回路 10 先頭検出手段(フリップフロップ) 11 末尾検出手段(フリップフロップ) 12 AND 13 Dフリップフロップ 14 排他的論理和 15 フリップフロップ 16 パリティ生成回路 17 遅延回路

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 シリアルデータ伝送受信回路に用いる受
    信データ誤り検出回路において、受信データの先頭を検
    出する先頭検出手段と、前記受信データの末尾を検出す
    る末尾検出手段と、前記先頭検出手段による受信データ
    の先頭検出により初期化され、前記受信データに基づい
    て出力値が反転するフリップフロップとから構成され、
    前記末尾検出手段による受信データ末尾検出時に前記受
    信データのデータ値と前記フリップフロップの出力値と
    を比較することにより、前記受信データの誤りを検出す
    ることを特徴とする受信データ誤り検出回路。
  2. 【請求項2】 請求項1に記載の受信データ誤り検出回
    路において、前記フリップフロップの代わりに、前記先
    頭検出手段による受信データの先頭検出により初期化さ
    れ、受信データ値が"1"のときに反転する第2のフリッ
    プフロップを備え、前記受信データ内の"1"の数を数え
    ることによりパリティ検出機能を備えたことを特徴とす
    る受信データ誤り検出回路。
  3. 【請求項3】 請求項1又は2に記載の受信データ誤り
    検出回路において、可変長の前記受信データに対して前
    記受信データの誤りを検出することを特徴とする受信デ
    ータ誤り検出回路。
JP10365056A 1998-12-22 1998-12-22 受信データ誤り検出回路 Pending JP2000188591A (ja)

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR20020055519A (ko) * 2000-12-28 2002-07-09 엘지전자 주식회사 통신시스템에서의 에러 검출 장치

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR20020055519A (ko) * 2000-12-28 2002-07-09 엘지전자 주식회사 통신시스템에서의 에러 검출 장치

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