JP2000188448A - 配線基板及びその製造方法 - Google Patents

配線基板及びその製造方法

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JP2000188448A
JP2000188448A JP10364840A JP36484098A JP2000188448A JP 2000188448 A JP2000188448 A JP 2000188448A JP 10364840 A JP10364840 A JP 10364840A JP 36484098 A JP36484098 A JP 36484098A JP 2000188448 A JP2000188448 A JP 2000188448A
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Kenji Araki
健次 荒木
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 放射ノイズを抑制するため、高周波電源電流
が形成するループ面積を、コンデンサ等の部品を実装せ
ずに小さくできる配線基板、及びその製造方法を提供す
ること。 【解決手段】 多層基板1にビア8を設け、このビア8
の内壁に形成した電源配線7の延設部7aと、ビア8の
中央孔9に充填され且つグランド配線5と接続する導体
11とにより実質的にデカップリングコンデンサが形成
されるので、電流ループの面積を小さくでき、放射ノイ
ズを効果的に抑えることができる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、配線(プリント)
基板及びその製造方法に関するものである。
【0002】
【従来の技術】トランジスタ、IC(集積回路)、LS
I(大規模集積回路)などの回路素子が搭載された多層
配線基板から発生する放射ノイズは、コモンモードノイ
ズとノーマルモードノイズとに分類される。一般的には
前者による影響が大きいと言われている。このコモンモ
ードノイズとは、主に電源供給線やグランド(GND配
線)に流れ込む高周波電流による放射のことを言う。
【0003】図6は、ループ電流が作り出す放射ノイズ
を説明するための模式図である。この図に示すように、
ドライバー101からレシーバー103に向けて信号パ
ターンを流れる電流I1の経路は、その帰路電流(リタ
ーン電流)I2の経路とループ(リターンループ)を作
る。このループの面積をSとし、ループ面から垂直方向
の距離をrとし、その信号の周波数をfとすると、ルー
プ面から垂直方向に放射される電界E[ V/m] は下記
の(1)式で表される。
【0004】 E=1.316×10-14 ×|I|f2 S(1/r)[ V/m] ・・・(1) 但し、|I|=|I1|=|I2|
【0005】この(1)式から、周波数f、電流I、ル
ープ面積Sに比例して放射ノイズが大きくなることが分
かるが、これらのうち、周波数f及び電流Iはシステム
の制約から簡単には変更できない。従って、現実に放射
ノイズを抑えるためには、ループ面積Sをなるべく小さ
くする必要がある。
【0006】また、図7はIC近傍で発生した電源電流
が作り出す放射ノイズを示す模式図である(但し、ここ
ではコンデンサをIC105に並列に接続して、下記の
ように高周波電流によるノイズを低減させている)。I
C105の電源(ピン)から発生した電流をGND(ピ
ン)配線側に落とすまでの電流経路、あるいはその逆の
電流経路が作るループ面積Sについても、前記と同様に
その大きさに比例して放射ノイズが大きくなると言え
る。つまり、図6に示したシステムに限らずこの図7に
示すような場合でも、放射ノイズを抑えるためにはルー
プ面積Sを小さくする必要がある。そのため、従来から
配線基板に図8及び図9に示すような対策が施されてい
る。
【0007】まず、図8(A)は、従来の配線基板の一
構造例を模式的に示す平面図であり、同図(B)は、そ
の断面図である。
【0008】この例の配線基板は、4層の信号層111
と3層のグランド層113と1層の電源層115とが、
それぞれ絶縁材117を介在して積層された8層プリン
ト基板である。最上層の信号層111の上には、IC1
19とコンデンサ100及び200が搭載され、IC1
19の電源端子121はビアホール120によって電源
層115に接続されている。また、IC119のグラン
ド端子123はグランド層113に接続されており、コ
ンデンサ100及び200の他端もグランド層113に
接続されている。
【0009】このように、配線基板の電源層115によ
る電源供給線とグランド層113によるグランド線との
間にデカップリング用のコンデンサ100を接続せし
め、それを高周波電源電流発生源であるIC119の近
傍に並列に接続するようなことは、当業界でよく行われ
ていることである。これは、IC119のスイッチング
動作に伴って電源層115に流れる高周波電源電流をI
C119近傍でコンデンサ100を介してバイパスさせ
ると共に、IC119のスイッチング動作に伴う電源端
子121の電位変動を抑制するためである。
【0010】なお、電源供給線となる電源層115は、
抵抗値を小さくし直流電源の電圧変動を抑制する目的か
ら、一般配線に比べて配線幅の著しく広い導体で形成さ
れている。
【0011】次に、図9(A)は別例の配線基板(特願
平10−198584号)の構造を模式的に示す平面図
であり、同図(B)はその断面図である。
【0012】この配線基板は、複数の電源配線を接続す
ると共に複数のコンデンサ300を搭載するためのター
ミナル223と、このターミナル223に一端を接続し
た高周波電源電流を出力するための出力側配線cと、こ
の出力側配線cの上層又は下層に配置されたグランド層
113と、このグランド層113に設けられ前記出力配
線cより広い幅でこの配線に沿ってくりぬかれた部分2
25と、前記出力側配線cの他端が接続され前記くりぬ
かれた部分225の幅より広い幅を有する配線bと、こ
の配線bと前記出力側配線cの他端との接続部に搭載さ
れたコンデンサ400と、を具備することを特徴として
いる。この配線基板も、高周波電源電流(電源層で発生
する)がコンデンサを介して流れる経路によって作られ
るループ面積を、小さくしようとするものである。
【0013】
【発明が解決しようとする課題】以上で明らかなよう
に、これまでの配線基板は、ループ面積を小さくするの
に、コンデンサ等の部品を実装する必要がある。したが
って部品コスト及び実装コストがかかる。また、配線基
板の表層にこれらの部品を実装するので、表層を平坦化
(ベタ層化)したい場合には不向きである。
【0014】本発明は上記事情を考慮してなされたもの
で、その目的は、放射ノイズを抑えるため、高周波電源
電流が形成するループ面積をコンデンサ等の部品を実装
せずに小さく出来る配線基板及びその製造方法を提供す
ることにある。
【0015】
【課題を解決するための手段】すなわち、本発明の配線
基板は、絶縁層に貫通孔が形成され、この貫通孔内に第
1配線が延設されるとともに、この貫通孔内に第2配線
が延設され、前記第1配線と前記第2配線の延設部間に
誘電体が介在していることを特徴とするものである。
【0016】また、本発明の配線基板の製造方法は、絶
縁層に一方の面から他方の面に貫通する第1貫通孔を形
成する工程と、前記一方の面から第1配線を前記第1貫
通孔内に延設する工程と、前記第1貫通孔内に誘電体を
充填する工程と、この充填された誘電体に前記第1貫通
孔に沿って第2貫通孔を形成する工程と、この第2貫通
孔内に前記他方の面側から第2配線の延設部を形成する
工程とを具備することを特徴とするものである。
【0017】このように、本発明の配線基板では、絶縁
層の貫通孔内に延設された第1配線及び第2配線と、こ
れらの延設部間に介在する誘電体とが設けられているの
で、これら第1及び第2配線と誘電体とによって実質的
にコンデンサが形成可能であり、これまでのように部品
としてのコンデンサを実装しなくても、配線基板作製上
の通常の技術(フォトエッチング、化学的気相成長法、
スパッタリング、機械加工など)を用いるだけで電流ル
ープの面積を小さくでき、ノイズを効果的に抑制するこ
とが可能である。
【0018】また、本発明の配線基板の製造方法は、前
記したように絶縁層に対する第1貫通孔の形成工程と、
この貫通孔に施す第1配線延設工程と、同貫通孔への誘
電体充填工程と、この充填物に対する第2貫通孔の形成
工程と、この第2貫通孔に施す第2配線の延設工程とを
具備するので、従来のプリント基板の製造技術を利用し
て技術的困難を伴わずに前述した優れた効果を奏する配
線基板を低コストで製造することができる。
【0019】
【発明の実施の形態】本発明においては、前記第1配線
が電源配線であり、前記第2配線がグランド配線である
ことが好ましい。そして前記第1配線の延設部の形成に
は、スルホールメッキ法を適用するのが好ましい。
【0020】また、本発明においては、前記絶縁層が絶
縁基板であり、前記電源配線が前記第1貫通孔の壁面に
沿って延設され、前記グランド配線に接続する導体が前
記壁面に沿って前記第2貫通孔内に埋設され、前記電源
配線の延設部と前記導体との間に前記誘電体が充填され
ていることが好ましい。
【0021】この場合、前記電源配線の延設部が前記貫
通孔の壁面に筒状に設けられ、この筒状延設部の中央に
前記導体が配置していることが望ましい。
【0022】また、本発明では配線基板に前記グランド
配線が設けられ、前記電源配線を延設した前記貫通孔が
前記絶縁基板に設けられ、前記配線基板と前記絶縁基板
としての配線基板とが絶縁材を介して接着されているこ
とが好ましい。
【0023】以下、図示する実施形態に基づいて本発明
をさらに具体的に説明する。
【0024】図1は、本発明の一実施形態の配線基板を
示すもので、この配線基板は、多層配線基板1と、その
上にプリプレグなどの絶縁体層2を介して2層配線基板
3を重ねた積層構造を有する。
【0025】多層配線基板1は絶縁層4の表面に導体と
してグランド配線5が形成されており、図示はしないが
絶縁層4内に複数の導電層が積層された構造を有する。
また、2層配線基板3は絶縁層6の表裏両面に導電層と
して電源配線7が所望のパターンをもって形成されてい
る。
【0026】この2層配線基板3の所定の箇所には、ド
リル等の機械加工によりビア(貫通孔)8が穿たれてい
る。このビア8の内壁には、電源配線7の延設部7aが
スルーホールメッキなどによって形成されている。そし
てビア8の内部には誘電体10が充填されており、この
誘電体10にドリル加工等で形成した中央孔9には銅な
どの導体11が充填され、プリプレグなどの絶縁体層2
を貫通して多層基板1のグランド配線5の表面に達して
いる。
【0027】したがって、2層配線基板3のビア8で
は、電源配線7の延設部7aと導体11との間は誘電体
10で埋められ、導体11の下端は絶縁体層2を貫通し
てグランド配線5と電気的に接続されている。
【0028】誘電体10の材料としては、強誘電体が好
ましい。具体的には比誘電率が10以上の物質、たとえ
ばアルミナやシリコンなどが好ましい。
【0029】この実施形態の配線基板は以上の構成を有
し、電源配線7の延設部7aと誘電体10と導体11と
によりデカップリングコンデンサが構成されているの
で、これまでのように部品としてのコンデンサを実装し
なくても、配線基板に適用される通常の技術を用いるだ
けで、電流ループの面積を小さくでき、高周波電流によ
る放射ノイズを効果的に抑えることが可能である。
【0030】そして、上記デカップリングコンデンサと
しての機能、たとえば、その容量は、ビア8内の誘電体
11を介した両配線7−11間の対向面積(即ち、コン
デンサの実効動作面積)及び対向距離を変化させること
により、使用するICやLSIの種類に応じて自由に設
定することができる。
【0031】このような優れた効果を有する本実施の形
態の配線基板は、図2に例示するような製造工程によ
り、効率的かつ経済的に製造することができる。
【0032】まず、第1工程として図2の(A−1)及
び(A−2)に示すように、絶縁層6の両面に導電層7
bを形成した基板3の所望の箇所に、表面から裏面に抜
けるビア8をドリル等の機械加工により形成する。
【0033】次に、図2の(B−1)及び(B−2)に
示す如く、このビア8の内壁も含めて2層配線基板3の
配線7b上に銅などのメッキ層7cをメッキ法により形
成する。なお、ビア8内のメッキ層7cはスルーホール
メッキ法で行うことができる。続いてメッキ層7cの所
定の位置にレジスト(図示せず)を形成し、エッチング
処理を施して、所望の配線パターンを形成する。
【0034】こうしてから、図2の(C−1)及び(C
−2)に示すように、2層配線基板3の裏面側を平坦な
台13上に配置してビア8の下端開口をふさぎ、電源配
線側のビア8の上端開口以外をレジスト14でおおい、
ビア8の内部にペースト状の誘電体10を押し込めて充
填する。この場合、2層配線基板3の表面側ではたとえ
ばゴムヘラ15などを用いてスキージ等を行うことが好
ましい。
【0035】誘電体10が固化したら、図3の(D−
1)及び(D−2)に示すように、2層配線基板3の裏
面側にプリプレグ等の絶縁体2を接着又は貼り合わせ
て、誘電体10に対し、径の小さなドリル等を用いて、
絶縁体2の裏面側に抜ける中央孔9を開ける。
【0036】続いて、図3の(E−1)及び(E−2)
に示すように、グランド配線5側で多層配線基板1を絶
縁体2に接着もしくは貼り合わせ、所定の位置にレジス
ト(図示せず)を形成し、しかるのち銅などのペースト
状の導体11を充填し、これを固化させる。これによっ
て、導体11をグランド配線5に接続させ、誘電体10
を介して電源配線7の延設部7aと対向させる。
【0037】以上に明らかなように、図示した実施形態
の工程によると、一般のプリント基板の製造技術を利用
して、技術的困難も伴わずに容易にかつ低製造コスト
で、効率的に本発明に基づく配線基板を製造することが
できる。
【0038】以上に述べた実施の形態は、本発明の技術
思想に基づいて、種々に変形することが可能である。
【0039】たとえば、本発明の配線基板は、導電層や
絶縁層の材質、層数、その形成法およびパターン形成な
どに制約を設ける必要はない。
【0040】図4に示すように、例えば矩形状のビア8
内のスルーホールメッキ層を電源側7aとグランド側7
dとに分離し、グランド側7dを導電性接着剤15によ
って配線基板1のグランド配線5と接続できる。この場
合は、図1に示したような導体11は不要となり、コン
デンサの形成工程を一層簡略化できる。
【0041】また、図5は、図1に示した如きコンデン
サ構造を複数、例えば2つとし、これらを電源とグラン
ドとの間に並列に接続した例である。この例では、誘電
体10の材質を比誘電率の低いものをはじめ、種々に選
ぶことができる。
【0042】また、絶縁層に設けるビアのコンデンサ容
量は、そこに充填する誘電体と導体(配線)間の対向面
積やその対向距離、さらには充填する誘電体の比誘電率
などを変化させることにより所望に調整することがで
き、使用するICやLSIの種類によって自由に設定す
ることが可能である。
【0043】さらに、前記実施形態では、ビア内に電源
配線とグランド配線を延設させたが、本発明ではそれに
限らず、一般に電位差を伴う配線であれば、ビア内に延
設することができる。
【0044】
【発明の作用効果】本発明によると、配線基板の絶縁層
に形成されたビア内に第1配線と第2配線が延設され、
これらの延設部間に誘電体が介在しているので、これら
配線の延設部とその間の誘電体とがデカップリングコン
デンサとしての機能を発揮でき、その結果、既述した電
流ループの面積を小さくし、ノイズを効果的に抑えるこ
とが可能である。
【0045】したがって、これまでの配線基板のように
部品としてのコンデンサ等を実装する必要はなくなり、
また配線基板の表層を平坦化したい場合にも十二分に対
処することができる。
【0046】そして、本発明の配線基板は前記構造を有
するが故に、既述した工程から明らかな如く、通常の配
線基板の製造技術を利用して、技術的困難性を伴わずに
低コストで製造することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施形態における配線基板を概略的
に示し、(A)は平面図、(B)は(A)のX−X線に
沿う断面図(以下、同様)である。
【図2】同、実施形態における配線基板の製造工程の具
体例を工程順に示し、(A−1)、(B−1)、(C−
1)は平面図、(A−2)、(B−2)、(C−2)は
X−X線に沿う断面図である。
【図3】同、実施形態における配線基板の製造工程の具
体例を工程順に示し、(D−1)及び(E−1)は平面
図、(D−2)及び(E−2)はX−X線に沿う断面図
である。
【図4】本発明の他の実施形態における配線基板を概略
的に示し、(A)は平面図、(B)は(A)のY−Y線
に沿う断面図である。
【図5】本発明のさらに別の実施形態における配線基板
を概略的に示し、(A)は平面図、(B)は(A)のZ
−Z線に沿う断面図である。
【図6】従来の配線基板の放射ノイズを説明する模式図
である。
【図7】従来の他の配線基板の放射ノイズを説明する模
式図である。
【図8】従来の多層配線基板を示すもので、(A)は平
面図、(B)は断面図である。
【図9】既に提案された多層配線基板を示すもので、
(A)は平面図、(B)は断面図である。
【符号の説明】
1…多層配線基板、2…絶縁体、3…2層配線基板、
4、6…絶縁層、5…グランド配線、7…電源配線、7
a…電源配線延設部、8…ビア、9…中央孔、10…誘
電体、11…導体、13…平坦な台
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き Fターム(参考) 4E351 AA01 AA06 BB03 BB29 BB31 BB33 BB49 CC06 CC11 DD01 DD41 GG06 5E338 AA03 BB02 BB12 BB25 BB63 BB75 CC01 CC04 CC06 CD03 EE13 5E346 AA12 AA13 AA15 AA41 AA43 BB01 BB03 BB04 BB06 BB20 CC31 DD22 EE01 EE09 FF04 FF18 FF45 GG15 HH01

Claims (14)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 絶縁層に貫通孔が形成され、この貫通孔
    内に第1配線が延設されるとともに、この貫通孔内に第
    2配線が延設され、前記第1配線と前記第2配線の延設
    部間に誘電体が介在していることを特徴とする配線基
    板。
  2. 【請求項2】 前記第1配線が電源配線であり、前記第
    2配線がグランド配線である、請求項1に記載の配線基
    板。
  3. 【請求項3】 前記絶縁層が絶縁基板であり、前記電源
    配線が前記貫通孔の壁面に沿って延設され、前記グラン
    ド配線に接続する導体が前記壁面に沿って前記貫通孔内
    に埋設され、前記電源配線の延設部と前記導体との間に
    前記誘電体が充填されている、請求項2に記載の配線基
    板。
  4. 【請求項4】 前記電源配線の延設部が前記貫通孔の壁
    面に筒状に設けられ、この筒状延設部の中央に前記導体
    が配置している、請求項3に記載の配線基板。
  5. 【請求項5】 配線基板に前記グランド配線が設けら
    れ、前記電源配線を延設した前記貫通孔が前記絶縁基板
    に設けられ、前記配線基板と前記絶縁基板としての配線
    基板とが絶縁材を介して接着されている、請求項4に記
    載の配線基板。
  6. 【請求項6】 前記第1配線の延設部と前記誘電体と前
    記第2配線の延設部とにより、コンデンサが形成されて
    いる、請求項1に記載の配線基板。
  7. 【請求項7】 絶縁層に一方の面から他方の面に貫通す
    る第1貫通孔を形成する工程と、 前記一方の面から第1配線を前記第1貫通孔内に延設す
    る工程と、 前記第1貫通孔内に誘電体を充填する工程と、 この充填された誘電体に前記第1貫通孔に沿って第2貫
    通孔を形成する工程と、 この第2貫通孔内に前記他方の面側から第2配線の延設
    部を形成する工程とを具備することを特徴とする配線基
    板の製造方法。
  8. 【請求項8】 前記第1配線を電源配線とし、前記第2
    配線をグランド配線とする、請求項7に記載の配線基板
    の製造方法。
  9. 【請求項9】 前記絶縁層を絶縁基板とし、前記電源配
    線を前記第1貫通孔の壁面に沿って延設し、前記グラン
    ド配線に接続する導体を前記壁面に沿って前記第2貫通
    孔内に埋設し、前記電源配線の延設部と前記導体との間
    に前記誘電体を充填する、請求項8に記載の配線基板の
    製造方法。
  10. 【請求項10】 前記電源配線の延設部を前記貫通孔の
    壁面に筒状に設け、この筒状延設部の中央に前記導体を
    配置する、請求項9に記載の配線基板の製造方法。
  11. 【請求項11】 前記配線基板に前記グランド配線を設
    け、前記電源配線を延設した前記第1貫通孔を前記絶縁
    基板に設け、前記配線基板と前記絶縁基板としての配線
    基板とを絶縁材を介して接着する、請求項10に記載の
    配線基板の製造方法。
  12. 【請求項12】 前記第1配線の延設部をスルーホール
    メッキで形成する、請求項7に記載の配線基板の製造方
    法。
  13. 【請求項13】 前記第2配線の延設部を導体の埋設に
    よって形成する、請求項7に記載の配線基板の製造方
    法。
  14. 【請求項14】 前記第1配線の延設部と前記誘電体と
    前記第2配線の延設部とによりコンデンサを形成する、
    請求項7に記載の配線基板の製造方法。
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Cited By (5)

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