JP2000187944A - ディジタル情報記録再生装置 - Google Patents

ディジタル情報記録再生装置

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JP2000187944A
JP2000187944A JP10362219A JP36221998A JP2000187944A JP 2000187944 A JP2000187944 A JP 2000187944A JP 10362219 A JP10362219 A JP 10362219A JP 36221998 A JP36221998 A JP 36221998A JP 2000187944 A JP2000187944 A JP 2000187944A
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digital
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magnetic tape
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Katsuyuki Shudo
勝行 首藤
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Victor Company of Japan Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 ディジタル情報に要求されるエラーレートに
応じて回転磁気ヘッドのトラック幅を変える。 【解決手段】 映像・音声情報などのように比較的高い
エラーレートが許容されるディジタル信号は第1の回転
磁気ヘッド組Hnb1,Hnb2,Hnaのいずれかに
よりトラック幅を狭くして磁気テープTに高密度に記録
し、一方、コンピュータのデータ・文字情報などのよう
にエラーレートを低くしなければならないディジタルデ
ータは第2の回転磁気ヘッド組Hwa1,Hwa2,H
wbのいずれかによりトラック幅を広くしてS/Nを向
上させて信頼性を高めて磁気テープTに記録することを
特徴とするものである。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、磁気テープに記録
するディジタル情報に要求されるエラーレートに応じて
回転磁気ヘッドのトラック幅を変えることにより、ディ
ジタル情報の信号の種類に適して記録再生できるディジ
タル情報記録再生装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来のディジタル情報記録再生装置は、
映像・音声情報を含むディジタル信号を記録媒体に記録
したり再生するAV(オーディオ・ビデオ)機器と、デ
ータ・文字情報を含むディジタルデータを記録媒体に記
録したり再生するコンピュータ機器とに大別されてい
た。
【0003】しかしながら、映像・音声情報やデータ・
文字情報などが混在したマルチメディア化の到来によ
り、AV機器,コンピュータ機器は共通の使用環境下に
置かれており、マルチメディア化に対応して高密度,大
容量化が進んでいる。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】ところで、ディジタル
情報記録再生装置をマルチメディア化に対応させた場合
に、以下に記載した問題点が生じている。
【0005】即ち、映像・音声情報は高画質化,高音質
化により情報量が増大し、更に高密度による大容量化が
望まれているものの、映像・音声情報を高密度化するこ
とにより記録波長は短くなり、再生信号のS/Nの確保
が困難になる問題が出てきた。このため低エラーレート
実現が困難になってきた。
【0006】この際、映像・音声情報は通常冗長度が高
いのでコンピュータのデータと比較するとエラーレート
は高くても良いので問題は少ない。ところが、コンピュ
ータのデータは極僅かなビットエラーでも大きな問題と
なる。
【0007】従って、マルチメディア化に伴ってディジ
タル情報を記録媒体に記録する際に、高画質,高音質の
映像・音声情報を大量に記録でき、且つ、高い信頼性を
要求するデータの保存も可能という相反したことを実現
しなければならない。
【0008】そこで、記録媒体として磁気テープを用い
てディジタル情報を記録再生する際に、映像・音声情報
などを大量に記録でき、且つ、データ・文字情報など信
頼性良く記録できるディジタル情報記録再生装置が望ま
れている。
【0009】
【課題を解決するための手段】本発明は上記課題に鑑み
てなされたものであり、回転ドラムに取り付けた回転磁
気ヘッドで磁気テープにデジタル情報を記録して再生す
るディジタル情報記録再生装置装置において、前記デジ
タル情報に要求されるエラーレートに応じて、前記回転
磁気ヘッドのトラック幅を変えて前記デジタル情報を前
記磁気テープに記録する記録手段と、前記磁気テープに
記録済みのデジタル情報を再生する再生手段とを備えた
ことを特徴とするディジタル情報信号記録再生装置であ
る。
【0010】また、上記発明の前記記録手段は、ディジ
タル情報として比較的高いエラーレートが許容されるデ
ィジタル信号の場合にトラック幅を狭く設定した回転磁
気ヘッドで記録し、一方、エラーレートを低くしなけれ
ばならないディジタルデータの場合にトラック幅を広く
設定した回転磁気ヘッドで記録することを特徴とするも
のである。
【0011】更に、上記発明の前記記録手段は、前記デ
ィジタル信号と前記ディジタルデータとが同時に入力さ
れた場合に、該ディジタル信号と該ディジタルデータと
を前記磁気テープ上に幅狭いトラックと幅広いトラック
とで交互に記録することを特徴とするものである。
【0012】
【発明の実施の形態】以下に本発明に係るディジタル情
報記録再生装置の一実施例を図1乃至図5を参照して説
明する。
【0013】図1は本発明に係るディジタル情報記録再
生装置の構成を示したブロック図、図2は図1に示した
第1,第2のディジタル信号処理回路を拡大して示した
ブロック図、図3は図1に示した第1,第2の記録再生
回路を拡大して示したブロック図、図4は図1に示した
第1,第2の回転磁気ヘッドを回転ドラムに取り付けた
状態を拡大して示した平面図、図5(A)〜(C)は本
発明に係るディジタル情報記録再生装置により磁気テー
プ上に記録したトラックパターンを説明するため図であ
る。
【0014】本発明に係るディジタル情報記録再生装置
は、回転ドラムに取り付けた複数の回転磁気ヘッドで磁
気テープにデジタル情報を記録して再生できるディジタ
ル・ビデオテープレコーダなどに適用されるものであ
り、とくに、デジタル情報に要求されるエラーレートに
応じて、回転磁気ヘッドのトラック幅を変えてデジタル
情報を磁気テープに記録し、これを再生することを特徴
とするものである。この際、映像・音声情報などのよう
に比較的高いエラーレートが許容されるディジタル信号
は回転磁気ヘッドのトラック幅を狭くして磁気テープに
高密度に記録し、一方、コンピュータのデータ・文字情
報などのようにエラーレートを低くしなければならない
ディジタルデータは回転磁気ヘッドのトラック幅を広く
してS/Nを向上させて信頼性を高めて磁気テープに記
録することを特徴とするものである。
【0015】尚、以下の説明の都合上、映像・音声情報
に対して“ディジタル信号”と呼称し、一方、データ・
文字情報に対して“ディジタルデータ”と呼称して、両
者を使い分けて説明すると共に、“ディジタル信号”と
“ディジタルデータ”とを総合してディジタル情報と呼
称する。
【0016】図1に示した如く、本発明に係るディジタ
ル情報記録再生装置10では、映像・音声情報を含むデ
ィジタル信号を処理する第1チャンネル系と、文字情報
を含むディジタルデータを処理する第2チャンネル系と
がそれぞれ別々に設けられており、第1チャンネル系だ
けが作動する形態と、第2チャンネル系だけが作動する
形態と、第1及び第2チャンネル系が同時に作動する形
態とを取り得るようになっている。
【0017】まず、第1チャンネル系では、磁気テープ
Tへの記録時に、入力端子IN1から映像・音声情報を
含むディジタル信号が第1のディジタル信号処理回路1
1Aに入力され、このディジタル信号処理回路11Aで
記録に適した形になった信号は第1の記録再生回路12
Aに送られてここで増幅される。この後、第1の記録再
生回路12Aから出力されたディジタル信号は回転ドラ
ム13に取り付けた第1の回転磁気ヘッド組Hnb1,
Hnb2,Hnaのいずれかにより磁気テープTに記録
される。
【0018】また、ディジタル信号の再生時には、磁気
テープTに記録したディジタル信号が第1の回転磁気ヘ
ッド組Hnb1,Hnb2,Hnaのいずれかにより再
生されて、上記とは逆に第1の記録再生回路12A,第
1のディジタル信号処理回路11Aを経て出力端子OU
T1から出力される。
【0019】次に、第2チャンネル系では、磁気テープ
Tへの記録時に、入力端子IN2からデータ・文字情報
を含むディジタルデータが第2のディジタル信号処理回
路11Bに入力され、このディジタル信号処理回路11
Bで記録に適した形になった信号は第2の記録再生回路
12Bに送られてここで増幅される。この後、第2の記
録再生回路12Bから出力されたディジタルデータは回
転ドラム13に取り付けた第2の回転磁気ヘッド組Hw
a1,Hwa2,Hwbのいずれかにより磁気テープT
に記録される。
【0020】また、ディジタルデータの再生時には、磁
気テープTに記録したディジタルデータが第2の回転磁
気ヘッド組Hwa1,Hwa2,Hwbのいずれかによ
り再生されて、上記とは逆に第2の記録再生回路12
B,第2のディジタル信号処理回路11Bを経て出力端
子OUT2から出力される。
【0021】また、第1,第2の記録再生回路12A,
12Bは、信号選択制御回路14からの制御信号により
第1の回転磁気ヘッド組Hnb1,Hnb2,Hna及
び/又は第2の回転磁気ヘッド組Hwa1,Hwa2,
Hwbの切り替えなどを制御している。
【0022】また、回転ドラム13は第1,第2の回転
磁気ヘッド組{Hnb1,Hnb2,Hna},{Hw
a1,Hwa2,Hwb}と一体に矢印A方向に回転す
ると共に、この回転ドラム13に磁気テープTが約18
0度に亘って螺旋状に巻き付け付けられながら磁気テー
プTはキャプスタン15とピンチローラ16に挟持駆動
されて矢印B方向に走行している。
【0023】ここで、図2に拡大して示した如く、第
1,第2のディジタル信号処理回路11A,11Bは、
同一構成になっている。
【0024】上記した第1(第2)のディジタル信号処
理回路11A(11B)は、磁気テープTへの記録時
に、入力端子IN1(IN2)から入力したディジタル
信号(ディジタルデータ)に対して符号生成回路20で
誤り訂正符号などを付加して符号化し、次にインターリ
ーブ回路21でインターリーブをかけ、この後、ディジ
タル変調回路22で変調を行い、第1(第2)の記録再
生回路12A(12B)に記録信号を出力している。
尚、第1(第2)のディジタル信号処理回路11A(1
1B)に入力されるディジタル情報信号の種類は、図示
しない選択釦で指定するか、あるいは図示しない信号種
類自動検出回路で検出して、信号の種類(ディジタル信
号,ディジタルデータ)に対応して第1及び/又は第2
チャンネル系で処理されるようになっているものであ
る。
【0025】また、第1(第2)のディジタル信号処理
回路11A(11B)は、磁気テープTへの再生時に、
第1(第2)の記録再生回路12A(12B)より得た
再生信号をディジタル復調回路23で復調し、次にデ・
インターリーブ回路24でインターリーブした信号をも
とに戻して、さらに誤り訂正回路25で誤り検出・訂正
を行って出力端子OUT1(OUT2)から出力してい
る。
【0026】次に、図3に拡大して示した如く、第1,
第2の記録再生回路12A,12Bも、同一構成になっ
ている。
【0027】上記した第1(第2)の記録再生回路12
A,12Bは、磁気テープTへの記録時に、第1(第
2)のディジタル信号処理回路11A(11B)からの
入力信号が記録アンプ26に入力され、この記録アンプ
26で第1(第2)の回転磁気ヘッド組Hnb1,Hn
b2,Hna,(Hwa1,Hwa2,Hwb)のいず
れかに流すための電流を生成して記録再生切替え回路2
7A,27B,27Cに入力される。ここで、記録再生
切替え回路27Aには第1(第2)の回転磁気ヘッドH
nb1(Hwa1)、記録再生切替え回路27Bには第
1(第2)の回転磁気ヘッドHnb2(Hwa2)、記
録再生切替え回路27Cには第1(第2)の回転磁気ヘ
ッドHna(Hwb)が接続されている。そして、信号
選択制御回路14からの各記録再生切替え回路27A,
27B,27Cへの2ビットのオン/オフの制御信号
(合計で6ビットの制御信号)により記録すべき回転ヘ
ッドへの切り替えが行われて、後述の図5(A)〜
(C)に示すような磁気テープ2上で傾斜したトラック
パターンが得られるようになっている。
【0028】また、第1(第2)の記録再生回路12
A,12Bは、磁気テープTへの再生時に、第1(第
2)の回転磁気ヘッド組Hnb1,Hnb2,Hna
(Hwa1,Hwa2,Hwb)のいずれかで適宜再生
された再生出力を記録再生切替え回路27A,27B,
27Cを介して再生アンプ28A,28B,28Cで適
宜増幅して再生信号を得ている。この際、再生アンプ2
8A,28B,28Cからの再生信号は、信号選択制御
回路14からの2ビットの制御信号で制御される切替回
路29で選択され、更に等化回路30で波形等化を行
い、この後、第1(第2)のディジタル信号処理回路1
1A(11B)に再生信号を出力している。尚、磁気テ
ープTからの再生出力に基づいて信号の種類を検出する
必要がある場合には再生アンプ28A,28B,28C
内に信号種類自動検出手段を設け、検出した情報を信号
選択制御回路14に知らせれば良いものである。
【0029】次に、本発明の要部となる第1の回転磁気
ヘッド組Hnb1,Hnb2,Hnaのトラック幅及び
第2の回転磁気ヘッド組Hwa1,Hwa2,Hwbの
トラック幅について図4を用いて説明する。
【0030】図4に示した如く、第1の回転磁気ヘッド
組Hnb1,Hnb2,Hnaは、アジマス角bを持っ
た回転磁気ヘッドHnb1と、この回転磁気ヘッドHn
b1と同じアジマス角bを持った回転磁気ヘッドHnb
2とが回転ドラム13の外周部に沿って略180度離れ
て取り付けられていると共に、回転磁気ヘッドHnb
1,Hnb2のアジマス角bに対して逆アジマス角aを
持った回転磁気ヘッドHnaが回転磁気ヘッドHnb2
に近接して取り付けられている。そして、第1の回転磁
気ヘッド組Hnb1,Hnb2,Hnaは、映像・音声
情報を含むディジタル信号を磁気テープTに記録した
り、記録したディジタル信号を再生するにあたって、各
回転磁気ヘッドのトラック幅をいずれも狭く設定するこ
とで、エラーレートが比較的高くても良いディジタル信
号を磁気テープTに高密度,大容量に記録できるように
なっている。
【0031】一方、第2の回転磁気ヘッド組Hwa1,
Hwa2,Hwbは、アジマス角aを持った回転磁気ヘ
ッドHwa1と、この回転磁気ヘッドHwa1と同じア
ジマス角aを持った回転磁気ヘッドHwa2とが回転ド
ラム13の外周部に沿って略180度離れて取り付けら
れていると共に、回転磁気ヘッドHwa1,Hwa2の
アジマス角aに対して逆アジマス角bを持った回転磁気
ヘッドHwbが回転磁気ヘッドHwa2に近接して取り
付けられている。更に、第2の回転磁気ヘッド組Hwa
1,Hwa2,Hwbは、第1の回転磁気ヘッド組Hn
b1,Hnb2,Hnaに対して回転ドラム13の外周
部に沿ってそれぞれ略90度離れて取り付けられてい
る。そして、第2の回転磁気ヘッド組Hwa1,Hwa
2,Hwbは、データ・文字情報を含むディジタルデー
タを磁気テープTに記録したり、記録したディジタル信
号を再生するにあって、各回転磁気ヘッドのトラック幅
をいずれも広く設定することで、エラーレートを低くし
なければならないディジタルデータを磁気テープTに低
密度で信頼性良く記録している。
【0032】次に、本発明に係るディジタル情報記録再
生装置10により磁気テープT上に記録したトラックパ
ターンについて図5(A)〜(C)を用いて説明する。
【0033】まず、図5(A)に示したトラックパター
ンは、ディジタル情報記録再生装置10に映像・音声を
含んだディジタル信号のみが入力された時に、トラック
幅を狭く設定した第1の回転磁気ヘッド組Hnb1,H
nb2,Hnaのうちでアジマス角bを持った一方の回
転磁気ヘッドHnb1と、一方の回転磁気ヘッドHbb
1と回転ドラム13の外周上で180度離れ且つ逆アジ
マス角aを持った回転磁気ヘッドHnaとを用いて磁気
テープTにディジタル信号のみを幅狭いトラックに高密
度に記録した状態を示している。ここでは、図1に示し
たように回転ドラム13を矢印A方向に所定の回転数で
回転させ、且つ、磁気テープTを矢印B方向に所定の速
度で走行させて、回転磁気ヘッドHnb1,Hna,H
nb1,Hna,…の順に回転ドラム13の半回転ごと
に交互にヘッドを切り替えて、磁気テープT上にディジ
タル信号のみを記録した幅狭いトラックを連続的に形成
している。
【0034】また、図5(B)に示したトラックパター
ンは、ディジタル情報記録再生装置10にデータ・文字
情報を含むディジタルデータのみが入力された時に、ト
ラック幅を広く設定した第2の回転磁気ヘッド組Hwa
1,Hwa2,Hwbのうちでアジマス角aを持った一
方の回転磁気ヘッドHwa1と、一方の回転磁気ヘッド
Hwa1と回転ドラム13の外周上で略180度離れ且
つ逆アジマス角bを持った回転磁気ヘッドHwbとを用
いて磁気テープTにディジタルデータのみを幅広いトラ
ックに低密度に記録した状態を示している。ここでは、
図1に示したように回転ドラム13を矢印A方向に所定
の回転数で回転させ、且つ、磁気テープTを矢印B方向
に所定の速度で走行させて、回転磁気ヘッドHwa1,
Hwb,Hwa1,Hwb,…の順に回転ドラム13の
半回転ごとに交互にヘッドを切り替えて、磁気テープT
上にディジタルデータのみを記録した幅広いトラックを
連続的に形成している。
【0035】また、図5(C)に示したトラックパター
ンは、ディジタル情報記録再生装置10に映像・音声を
含んだディジタル信号とデータ・文字情報を含むディジ
タルデータとが同時に入力された時に、トラック幅を狭
く設定し且つ互いに同じアジマス角bを持った第1の回
転磁気ヘッドHnb1,Hnb2を用いて磁気テープT
にディジタル信号を幅狭いトラックに高密度に記録する
と共に、トラック幅を広く設定し且つ互いに同じアジマ
ス角aを持った第2の回転磁気ヘッドHwa1,Hwa
2を用いてディジタルデータを幅広いトラックに低密度
に記録した状態を示している。ここでは、回転ドラム1
3を矢印A方向に所定の回転数で回転させ、且つ、磁気
テープTを矢印B方向に所定の速度より高速に走行させ
て、回転磁気ヘッドHnb1,Hwa2,Hnb2,H
wa1,Hnb1,Hwa2,Hnb2,Hwa1…の
順に繰り返し記録している。ここでは、回転磁気ヘッド
Hnb1(Hnb2)により磁気テープT上にディジタ
ル信号を記録した幅狭いトラックと、回転磁気ヘッドH
wa1(Hwa2)によるディジタルデータを記録した
幅広いトラックとが交互に繰り返して連続的に形成され
ており、且つ、回転磁気ヘッドHnb1(Hnb2)と
これより回転ドラム13の外周上で略90度離れた回転
磁気ヘッドHwa2(Hwa1)とで幅狭いトラックと
幅広いトラックとを略同時に記録している。尚、ディジ
タル信号とディジタルデータとを磁気テープTに略同時
に記録する際、上記とは異なって回転ドラム13の回転
数を所定の回転数より速め、磁気テープTを所定の速度
で走行させても良い。
【0036】また、磁気テープT上に傾斜したトラック
の下のリニアトラックはトラッキング用のコントロール
トラックである。このコントロールトラックには2トラ
ックを周期にコントロールパルスが記録されている。再
生時には、コントロールパルスの間隔をキャプスタンモ
ータのFGのカウント数より判断することができるの
で、これにより自動的に記録されているトラックパター
ンを判断することが可能である。
【0037】以上詳述した本発明に係るディジタル情報
記録再生装置では、デジタル情報(ディジタル信号,デ
ィジタルデータ)に要求されるエラーレートに応じて、
回転磁気ヘッドのトラック幅を変えてデジタル情報を磁
気テープTに良好に記録し、且つ、再生できるものであ
る。
【0038】
【発明の効果】以上詳述した本発明に係るディジタル情
報記録再生装置によると、デジタル情報に要求されるエ
ラーレートに応じて、回転磁気ヘッドのトラック幅を変
えてデジタル情報を磁気テープに記録する記録手段と、
磁気テープに記録済みのデジタル情報を再生する再生手
段とを備えているので、ディジタル情報として映像・音
声情報などのように比較的高いエラーレートが許容され
るディジタル信号を幅狭いトラックに高密度に記録で
き、一方、コンピュータのデータ・文字情報などのよう
にエラーレートを低くしなければならないディジタルデ
ータを幅広いトラックに低密度記録でS/Nを向上させ
て信頼性良く記録でき、更に、両者を時分割であるが同
じ磁気テープ上で記録再生することもできるので、マル
チメディア化時代におけるディジタル情報記録再生装置
として好適である。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係るディジタル情報記録再生装置の構
成を示したブロック図である。
【図2】図1に示した第1,第2のディジタル信号処理
回路を拡大して示したブロック図である。
【図3】図1に示した第1,第2の記録再生回路を拡大
して示したブロック図である。
【図4】図1に示した第1,第2の回転磁気ヘッドを回
転ドラムに取り付けた状態を拡大して示した平面図であ
る。
【図5】(A)〜(C)は本発明に係るディジタル情報
記録再生装置により磁気テープ上に記録したトラックパ
ターンを説明するため図である。
【符号の説明】
10…ディジタル情報記録再生装置、 11A…第1,第2のディジタル信号処理回路、 12A,12B…第1,第2の記録再生回路、 13…回転ドラム、 14…信号選択制御回路、 Hnb1,Hnb2,Hna…第1の回転磁気ヘッド
組、 Hwa1,Hwa2,Hwb…第2の回転磁気ヘッド
組、 T…磁気テープ。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.7 識別記号 FI テーマコート゛(参考) G11B 20/18 572 G11B 20/18 572B 572G H04N 5/7826 H04N 5/782 D 5/92 5/92 H

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】回転ドラムに取り付けた回転磁気ヘッドで
    磁気テープにデジタル情報を記録して再生するディジタ
    ル情報記録再生装置装置において、 前記デジタル情報に要求されるエラーレートに応じて、
    前記回転磁気ヘッドのトラック幅を変えて前記デジタル
    情報を前記磁気テープに記録する記録手段と、前記磁気
    テープに記録済みのデジタル情報を再生する再生手段と
    を備えたことを特徴とするディジタル情報信号記録再生
    装置。
  2. 【請求項2】前記記録手段は、ディジタル情報として比
    較的高いエラーレートが許容されるディジタル信号の場
    合にトラック幅を狭く設定した回転磁気ヘッドで記録
    し、一方、エラーレートを低くしなければならないディ
    ジタルデータの場合にトラック幅を広く設定した回転磁
    気ヘッドで記録することを特徴とする請求項1記載のデ
    ィジタル情報記録再生装置。
  3. 【請求項3】前記記録手段は、前記ディジタル信号と前
    記ディジタルデータとが同時に入力された場合に、該デ
    ィジタル信号と該ディジタルデータとを前記磁気テープ
    上に幅狭いトラックと幅広いトラックとで交互に記録す
    ることを特徴とする請求項2記載のディジタル情報記録
    再生装置。
JP10362219A 1998-12-21 1998-12-21 ディジタル情報記録再生装置 Pending JP2000187944A (ja)

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