JP2000187606A - ファイルシステム管理装置 - Google Patents

ファイルシステム管理装置

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JP2000187606A
JP2000187606A JP10365358A JP36535898A JP2000187606A JP 2000187606 A JP2000187606 A JP 2000187606A JP 10365358 A JP10365358 A JP 10365358A JP 36535898 A JP36535898 A JP 36535898A JP 2000187606 A JP2000187606 A JP 2000187606A
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file system
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prohibition
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Ryoichi Suzuki
良一 鈴木
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Ricoh Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 組み込みコンピュータや低価格なコンピュー
タシステムになどに応用可能な簡単で高機能なファイル
管理を実現する。 【解決手段】 情報記録媒体へのデータの記録及び再生
を行なう情報記録再生装置及び該情報記録再生装置の制
御装置を備えたシステムのファイルシステム管理装置の
CPU3は、ROM1のファイルシステムプログラムを
実行し、RAM2上の管理ファイルのデータに基づいて
上記情報記録媒体のファイル実行許可と禁止等の各種フ
ァイル管理を行なう。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、CD−R,CD−
RW,DVD−R,及びDVD−RW等の光ディスク,
MO等の光磁気ディスク,HD,FD,LS120,及
びZIP等の磁気ディスク,RAM,及びROM等のメ
モリカード等の情報記録媒体に対するデータのファイル
システムを管理するファイルシステム管理装置に関す
る。
【0002】
【従来の技術】ファイルシステムとは、各種情報記録再
生装置を使いやすくするために、装置による上記のよう
な各種情報記録媒体に対する記憶単位を管理してファイ
ルという単位でユーザに提供するシステムである。その
記憶単位はまとめられており、利用者にはファイルとい
う形で表現されて提供される。
【0003】多くのファイルシステムでは、そればかり
でなく、ファイルをまとめて区分するディレクトリとい
う機能を提供したり、ファイルやディレクトリの作成・
更新の日付を管理したり、特定の利用者のみが特定のフ
ァイルやディレクトリを読み書きできるような機能を提
供している。
【0004】例えば、特開平5−158758号公報に
記載のフロッピディスクのファイルシステムでは、フロ
ッピディスク上のファイル配置を記録した管理ファイル
を有し、フロッピディスク上の複数のファイルを連結し
て連続した1つのファイルとして処理できるようにする
ものであった。
【0005】従来、ファイルシステムが担っていたこう
した機能は、ハードディスクを持って常時電源が確保で
きるホストコンピュータ,ワークステーション,及びパ
ーソナルコンピュータに提供されていた。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】ところが、コンピュー
タの小型化が進展し、一人当たりの所有台数が複数台に
なり、装置自体の低価格化などの要因によって、ハード
ディスク装置や電源が限られている環境においても適切
なファイルシステムが必要になってきた。
【0007】しかしながら、従来のファイルシステムで
は、特定のハードディスクやフロッピディスクなどのフ
ァイルシステムのアーキテクチャに依存しているので、
上述したようなその他の多様な情報記録再生装置におい
て利用するのが難しかったり、実装するのが困難になっ
たりするという問題があった。
【0008】この発明は上記の点に鑑みてなされたもの
であり、組み込みコンピュータや低価格なコンピュータ
システムなどに応用可能な簡単で高機能なファイル管理
を実現することを目的とする。
【0009】
【課題を解決するための手段】この発明は上記の目的を
達成するため、情報記録媒体へのデータの記録及び再生
を行なう情報記録再生装置及び該情報記録再生装置の制
御装置を備えたシステムのファイルシステム管理装置に
おいて、上記情報記録媒体の各種ファイル管理を行なう
ファイル管理手段を設けたものである。
【0010】また、上記のようなファイルシステム管理
装置において、上記ファイル管理手段にファイルの存在
と削除を管理する存在・削除管理手段を設けるとよい。
【0011】さらに、上記のようなファイルシステム管
理装置において、上記ファイル管理手段にファイルの可
視化と不可視化を管理する可視・不可視化管理手段を設
けるとよい。
【0012】また、上記のようなファイルシステム管理
装置において、上記ファイル管理手段にファイルの実行
の許可と禁止を管理するファイル実行許可・禁止管理手
段を設けるとよい。
【0013】さらに、上記のようなファイルシステム管
理装置において、上記ファイル管理手段にファイルの読
み出しの許可と禁止を管理するファイル読み出し許可・
禁止管理手段を設けるとよい。
【0014】また、上記のようなファイルシステム管理
装置において、上記ファイル管理手段にファイルへの書
き込みの許可と禁止を管理するファイル書き込み許可・
禁止管理手段を設けるとよい。
【0015】さらに、上記のようなファイルシステム管
理装置において、上記ファイル管理手段に最終ファイル
の書き込み時刻を管理する最終ファイル書き込み時刻管
理手段を設けるとよい。
【0016】また、上記のようなファイルシステム管理
装置において、上記ファイル管理手段にファイルの削除
の許可と禁止を管理するファイル削除許可・禁止管理手
段を設けるとよい。
【0017】さらに、上記のようなファイルシステム管
理装置において、上記ファイル管理手段にファイルの所
有者名を管理するファイル所有者名管理手段を設けると
よい。
【0018】さらにまた、上記のようなファイルシステ
ム管理装置において、上記ファイル管理手段にディレク
トリを管理するディレクトリ管理手段を設けるとよい。
【0019】この発明のファイルシステム管理装置によ
れば、情報記録媒体の各種ファイル管理を行なうファイ
ル管理手段を設けたので、ファイルシステムが担ってい
た機能を特定の管理ファイルに基づいて実現することに
より、ファイルシステムそのものの単純化が可能にな
る。したがって、ファイルシステムは、単にファイルの
配置のみの役割を担い、その他の機能はオプショナルな
ものとして実装することができる。
【0020】
【発明の実施の形態】以下、この発明の実施の形態を図
面に基づいて具体的に説明する。図2は、この発明の一
実施形態であるファイルシステム管理装置の前面の外観
斜視図である。このファイルシステム管理装置は、光デ
ィスクドライブとメモリカードドライブを単一の筐体に
収めている。
【0021】このファイルシステム管理装置の前面のフ
ロントパネルにあるスイッチは、この装置の起動スイッ
チ20,情報の転送を開始する指示手段に相当する転送
開始指示スイッチ21,光ディスクの取り出し格納スイ
ッチ22である。
【0022】一方、情報記録媒体は、光ディスク格納ト
レイ23を介してCD−R/RW等の光ディスクを、メ
モリカード挿入口24を介してメモリカード(図示省
略)を収める。音声入力端子25は、図示を省略するマ
イクやオーディオ機器を接続する。また、赤外線受光部
26は、後述のリモートコントロール装置によって離れ
た所から各種操作を指示する赤外線信号を受信する。
【0023】なお、図示を省略するが、このファイルシ
ステム管理装置に接続された全情報記録再生装置に割り
当てられた番号を入力することにより、転送元と転送先
の情報記録再生装置を選択入力するキーも備えている。
【0024】図3は、この発明の一実施形態であるファ
イルシステム管理装置の背面の外観斜視図である。この
装置の背面には、電源ソケット28,図示を省略するプ
リンタ等の外部機器を接続するパラレルポート29,同
じく図示を省略する他のデジタル入出力機器を接続する
シリアルポート30,ステレオ音声出力端子31と3
2,ビデオ映像出力端子33等がある。
【0025】図1は、この発明の一実施形態であるファ
イルシステム管理装置の内部構成を示すブロック図であ
る。このファイルシステム管理装置は、マイクロコンピ
ュータによって実現される。
【0026】ROM1は、読出専用のメモリであり、こ
の装置の最小限の起動プログラムやこの発明に関わるフ
ァイルシステムプログラムを格納した不揮発性メモリで
あり、書き換えの可能な不揮発性メモリにすれば尚良
い。
【0027】RAM2は、CPU3が各種の処理を実行
する際に使用されるメモリであり、この発明に関わる管
理ファイルやプログラムのワークエリアやフォーマット
変換、転送する情報を一時的に格納して配置しておくの
に使われる読み書き可能なメモリである。
【0028】CPU3は、このファイルシステム管理装
置の全体の制御を司り、この発明に関わるファイルシス
テム管理機能の各種処理も実行する。なお、最近の組み
込み向けCPUにはタイマが入っているので、そのタイ
マの時刻を利用してファイルに対するアクセス時刻を得
ることができる。
【0029】オーディオビデオプロセッサ4は、音声と
映像処理を行なうプロセッサであり、転送されている情
報の内容,転送の結果,転送の進行状況,装置の状態等
の状況をテレビやディスプレイ等の表示装置12に映し
たり、スピーカ13によって音声に出したりする。ま
た、音声を入力して情報記録再生装置に記録させること
も可能である。
【0030】パラレルインタフェース(IF)5は、パ
ラレルポート29を介して接続された主にプリンタ(図
示を省略する)との情報のやり取りを司る。また、他の
同様な機器やホストコンピュータを接続することも可能
である。シリアルインタフェース(IF)6は、シリア
ルポート30を介して多くのデジタル入出力機器(図示
を省略する)を接続し、その機器との情報の送受信を司
る。また、ホストコンピュータとの接続も可能である。
【0031】フロントパネルインタフェース(IF)7
は、上記転送開始指示スイッチ21等の各種のスイッチ
入力やLED等の点灯を司るインタフェースであり、こ
こから入力指示を受けたり、LEDへ転送結果・進行状
況・装置の状態・操作結果等を知らせることができる。
【0032】赤外線インタフェース(IR・IF)8
は、リモートコントロール装置(図示を省略)との赤外
線信号の送受信の制御を司る。なお、リモートコントロ
ール装置が有線のときは、リモートコントロール装置用
のインタフェースになる。
【0033】メモリスロット9は、メモリカード挿入口
24を介して可搬の記録媒体のメモリカードを着脱する
スロットであり、図示を省略するメモリカードを装着
し、情報の読み書きを行なう。CD−R/RWドライブ
10は、光ディスク格納トレイ23を介してもCD−R
/RWメディア等の情報記録媒体を挿入し、情報の読み
書きを行なう。
【0034】上記メモリスロット9及びCD−R/RW
ドライブ10は、それぞれ複数個有してもよいし、その
他の種類の情報記録再生装置であっても良い。なお、ハ
ードディスク等の磁気ディスク装置ならばより高速な読
み書きの動作が期待できる。
【0035】バス11は、上記各部間で情報のやりとり
をするための通信線である。そして、この発明に関わる
ファイルシステムプログラムは、上記メモリカードやC
D記録媒体から読み込んで起動しても良い。
【0036】すなわち、このファイルシステム管理装置
が、情報記録媒体へのデータの記録及び再生を行なう情
報記録再生装置及び該情報記録再生装置の制御装置を備
えた装置である。
【0037】そして、上記ROM1,RAM2,及びC
PU3等が、上記情報記録媒体の各種ファイル管理を行
なうファイル管理手段と、ファイルの存在と削除を管理
する存在・削除管理手段と、ファイルの可視化と不可視
化を管理する可視・不可視化管理手段と、ファイルの実
行の許可と禁止を管理するファイル実行許可・禁止管理
手段と、ファイルの読み出しの許可と禁止を管理するフ
ァイル読み出し許可・禁止管理手段の機能を果たす。
【0038】また、ファイルへの書き込みの許可と禁止
を管理するファイル書き込み許可・禁止管理手段と、最
終ファイルの書き込み時刻を管理する最終ファイル書き
込み時刻管理手段と、ファイルの削除の許可と禁止を管
理するファイル削除許可・禁止管理手段と、ファイルの
所有者名を管理するファイル所有者名管理手段と、ディ
レクトリを管理するディレクトリ管理手段の機能も果た
す。
【0039】図4は、このファイルシステム管理装置で
利用される管理ファイルのフォーマット例を示す図であ
る。
【0040】図4の(a)に示すように、この管理ファ
イル40には、ファイル名フィールド41,存在・削除
フィールド42,表示・隠蔽(可視化・不可視化)フィ
ールド43,ファイル実行許可・禁止フィールド44,
ファイル読み出し許可・禁止フィールド45,ファイル
書き込み(ファイル変更)許可・禁止フィールド46,
最終ファイル変更(最終ファイル書き込み)時刻フィー
ルド47,ファイル削除許可・禁止フィールド48,フ
ァイル所有者(ファイル所有者名)フィールド49,及
びディレクトリフィールド50の各フィールドを設けて
いる。
【0041】なお、図中に各フィールドの大きさを示す
サイズ(例えば、存在・削除フィールドのサイズは1ビ
ットである)を示している。
【0042】CPU3は、各種アプリケーションの実行
時、これらの各フィールドを参照してCD−Rディス
ク,CD−RWディスク,又はメモリカード等の情報記
録媒体の各ファイルの利用に制限をかけたり、ファイル
更新時刻を確認したりする各種のファイルシステム管理
処理を実行する。
【0043】上記存在・削除フィールド42,表示・隠
蔽フィールド43,ファイル実行許可・禁止フィールド
44,ファイル読み出し許可・禁止フィールド45,フ
ァイル書き込み許可・禁止フィールド46,及びファイ
ル削除許可・禁止フィールド48には、真偽値を表す1
ビットの値を格納する。また、ファイル名フィールド4
1,及びファイル所有者フィールド49には文字列,数
値,及び記号のデータを格納する。
【0044】さらに、最終ファイル変更時刻フィールド
47には、時刻を表現する値、例えば、1999年9月
1日午後11時55分なら、“19990901235
5”などの数値を格納する。
【0045】そして、ディレクトリフィールド50を利
用して、ファイルを整理することができる。ディレクト
リのファイルは、図4の(b)に示すように、そのディ
レクトリに含まれるファイルのリストである。
【0046】同図の(b)には、後から作られた「An
imalディレクトリ」にファイル「Bear」とファ
イル「Cat」が収められている様子を示す。したがっ
て、ユーザには、「Animalディレクトリ」の下に
「Bear」と「Cat」の各ファイルが入っているよ
うに見せることができる。
【0047】図5は、このファイルシステム管理装置に
おけるファイル管理処理を示す流れ図である。CPU3
は、ステップ(図中「S」で示す)1で管理ファイルが
一度も存在したことがない状態から管理ファイルを作成
する。その際、ファイル名フィールド41のファイル名
は重ならないようにしなければならない。それと同時に
管理ファイル40内の各フィールド41〜50も予め設
定する。
【0048】まず、表示・隠蔽フィールド43のフラグ
に基づいて、ファイルの可視化又は不可視化を実行す
る。ステップ2で任意のアプリケーションプログラムに
基づく処理時、ファイル実行許可・禁止フィールド44
にファイル実行許可のフラグが、ファイル読み出し許可
・禁止フィールド45にファイル読み出し許可のフラグ
が、又はファイル書き込み許可・禁止フィールド46に
ファイル書き込み許可のフラグがある場合のみに情報記
録媒体のファイル本体にアクセスする。
【0049】ステップ3でファイルへのアクセス中は、
他のプログラムによる処理などからアクセスされないよ
うにロックし、そのアクセスが終了すれば、存在・削除
フィールド42のフラグに基づいて存在状態に戻す。
【0050】ステップ4でファイルのフィールドを変更
する場合は、ファイル書き込み許可・禁止フィールド4
6のフラグに基づいて、フィールド変更操作を開始する
と、他のプログラムによる処理からアクセスされないよ
うにロックを掛ける。そして、ステップ5でフィールド
を実際に変更した後、ロックを解除し、存在・削除フィ
ールド42のフラグに基づいて存在状態に戻す。
【0051】また、ステップ6でファイルを削除すると
きは、ファイル削除許可・禁止フィールド48のフラグ
に基づいて削除許可のフィールドを確認して、存在・削
除フィールド42を変更する。
【0052】一方、ステップ7で削除から復活させたい
ときは、ファイル名がぶつからないように考慮し、存在
・削除フィールド42を変更する。そして、以上の処理
に関して、ステップ1〜7の各処理を行なう度に、最終
ファイル変更時刻フィールド47を更新する。また、ユ
ーザからの要求に基づいてファイル所有者フィールドの
データに基づいて各ファイルの所有者名を表示する。
【0053】このようにして、このファイルシステム管
理装置は、追記型の情報記憶媒体などのように限られた
状況や、簡単なファイルシステムしか持たない情報記録
再生装置でも豊富な機能を持ったファイルシステムが実
現できる。
【0054】また、管理ファイルの存在・削除フィール
ドのデータに基づいて、ファイルを実際に消去すること
無く、削除したように見なすことができ、実際の消去動
作を行なわずに済むのでファイル操作を高速に動作させ
ることができる。また、削除から存在へ戻すことも簡単
に行なうことができ、ファイルの復活も可能である。
【0055】さらに、管理ファイルの表示・隠蔽フィー
ルドのデータに基づいて、ファイルをユーザに対して見
せるか否かを決めることができ、各種動作に必要な削除
されては困るようなファイルなどを隠蔽して、そのよう
なファイルが無闇に削除されるのを防止できる。
【0056】また、管理ファイルのファイル実行許可・
禁止フィールドのデータに基づいて、ユーザがファイル
を勝手に実行することを禁止することができ、特定の場
面でしか実行できないファイルや他のプログラムから呼
ばれる為に存在するファイルを無断で実行されないよう
にすることができる。
【0057】さらに、管理ファイルのファイル読み出し
許可・禁止フィールドのデータに基づいて、ファイル読
み込み許可と書き出し許可と特定のファイルの読み出し
を禁止することにより、ユーザデータの秘密を保持した
り、書き出しを禁止したりすることができ、更新されて
は困るようなファイルの上書きを防ぐことができる。
【0058】また、管理ファイルの最終ファイル変更時
刻フィールドのデータに基づいて、最後にファイルにア
クセスされた時刻を記録して残すことにより、更新の順
番をや最後に更新された時刻を容易に知ることができ
る。例えば、バックアップ時、前回のバックアップの時
刻から更新されたファイルのみをバックアップすること
ができ、情報記憶媒体の消費量を抑えることができる。
【0059】さらに、管理ファイルのファイル削除許可
・禁止フィールドのデータに基づいて、ユーザによる勝
手なファイル削除を防ぐことができる。例えば、システ
ムファイルなどのように装置そのものの成り立ちに不可
欠なファイルの削除が行なわれたら直ちに装置の動作に
影響を与えることになるので、このフィールドが存在・
削除のフィールドと同時に実装されている場合は、この
フィールドのデータによってファイルの削除許可が出て
いる場合に限り、存在・削除のフィールドを利用できる
ようにすることができる。
【0060】また、管理ファイルのファイル所有者名フ
ィールドのデータに基づいて、そのファイルの所持者
(通常は作成者)が誰かを明らかにすることができ、他
人のファイルと区別することができ、秘密も守り易くな
る。
【0061】さらに、管理ファイルのディレクトリフィ
ールドのデータに基づいて、単数又は複数のファイルを
格納するディレクトリを表現することができる。なお、
多階層のディレクトリ構造も表現できるが、その構造が
複雑になるのでファイルシステムの動作としては遅くな
る恐れがある。
【0062】
【発明の効果】以上説明してきたように、この発明によ
るファイルシステム管理装置によれば、情報記録媒体の
各種ファイル管理を行なうファイル管理手段を設けたの
で、組み込みコンピュータや低価格なコンピュータシス
テムなどに応用可能な簡単で高機能なファイル管理を実
現することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明の一実施形態であるファイルシステム
管理装置の内部構成を示すブロック図である。
【図2】この発明の一実施形態であるファイルシステム
管理装置の前面の外観斜視図である。
【図3】この発明の一実施形態であるファイルシステム
管理装置の背面の外観斜視図である。
【図4】このファイルシステム管理装置で利用される管
理ファイルのフォーマット例を示す図である。
【図5】このファイルシステム管理装置におけるファイ
ル管理処理を示す流れ図である。
【符号の説明】
1:ROM 2:RAM 3:CPU 4:オーディオビデオプロセッサ 5:パラレルIF 6:シリアルIF 7:フロントパネルIF 8:IR・IF 9:メモリスロット 10:CD−R/RWドライブ 11:バス 12:表示装置 13:スピーカ 20:起動スイッチ 21:転送開始指示スイッチ 22:光ディスクの取り出し格納スイッチ 23:光ディスク格納トレイ 24:メモリカード挿入口 25:音声入力端子 26:赤外線受光部 28:電源ソケット 29:パラレルポート 30:シリアルポート 31,32:ステレオ音声出力端子 33:ビデオ映像出力端子 40:管理ファイル 41:ファイル名フィールド 42:存在・削除フィールド 43:表示・隠蔽(可視化・不可視化)フィールド 44:ファイル実行許可・禁止フィールド 45:ファイル読み出し許可・禁止フィールド 46:ファイル書き込み(ファイル変更)許可・禁止フ
ィールド 47:最終ファイル変更(最終ファイル書き込み)時刻
フィールド 48:ファイル削除許可・禁止フィールド 49:ファイル所有者(ファイル所有者名)フィールド 50:ディレクトリフィールド

Claims (10)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 情報記録媒体へのデータの記録及び再生
    を行なう情報記録再生装置及び該情報記録再生装置の制
    御装置を備えたシステムのファイルシステム管理装置に
    おいて、 前記情報記録媒体の各種ファイル管理を行なうファイル
    管理手段を設けたことを特徴とするファイルシステム管
    理装置。
  2. 【請求項2】 請求項1記載のファイルシステム管理装
    置において、 前記ファイル管理手段に、ファイルの存在と削除を管理
    する存在・削除管理手段を設けたことを特徴とするファ
    イルシステム管理装置。
  3. 【請求項3】 請求項1又は2記載のファイルシステム
    管理装置において、 前記ファイル管理手段に、ファイルの可視化と不可視化
    を管理する可視・不可視化管理手段を設けたことを特徴
    とするファイルシステム管理装置。
  4. 【請求項4】 請求項1乃至3のいずれか一項に記載の
    ファイルシステム管理装置において、 前記ファイル管理手段に、ファイルの実行の許可と禁止
    を管理するファイル実行許可・禁止管理手段を設けたこ
    とを特徴とするファイルシステム管理装置。
  5. 【請求項5】 請求項1乃至4のいずれか一項に記載の
    ファイルシステム管理装置において、 前記ファイル管理手段に、ファイルの読み出しの許可と
    禁止を管理するファイル読み出し許可・禁止管理手段を
    設けたことを特徴とするファイルシステム管理装置。
  6. 【請求項6】 請求項1乃至5のいずれか一項に記載の
    ファイルシステム管理装置において、 前記ファイル管理手段に、ファイルへの書き込みの許可
    と禁止を管理するファイル書き込み許可・禁止管理手段
    を設けたことを特徴とするファイルシステム管理装置。
  7. 【請求項7】 請求項1乃至6のいずれか一項に記載の
    ファイルシステム管理装置において、 前記ファイル管理手段に、最終ファイルの書き込み時刻
    を管理する最終ファイル書き込み時刻管理手段を設けた
    ことを特徴とするファイルシステム管理装置。
  8. 【請求項8】 請求項1乃至7のいずれか一項に記載の
    ファイルシステム管理装置において、 前記ファイル管理手段に、ファイルの削除の許可と禁止
    を管理するファイル削除許可・禁止管理手段を設けたこ
    とを特徴とするファイルシステム管理装置。
  9. 【請求項9】 請求項1乃至8のいずれか一項に記載の
    ファイルシステム管理装置において、 前記ファイル管理手段に、ファイルの所有者名を管理す
    るファイル所有者名管理手段を設けたことを特徴とする
    ファイルシステム管理装置。
  10. 【請求項10】 請求項1乃至9のいずれか一項に記載
    のファイルシステム管理装置において、 前記ファイル管理手段に、ディレクトリを管理するディ
    レクトリ管理手段を設けたことを特徴とするファイルシ
    ステム管理装置。
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