JP2000187200A - ディスプレイパネル用不透明リブ構造の製造方法 - Google Patents

ディスプレイパネル用不透明リブ構造の製造方法

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JP2000187200A
JP2000187200A JP36299399A JP36299399A JP2000187200A JP 2000187200 A JP2000187200 A JP 2000187200A JP 36299399 A JP36299399 A JP 36299399A JP 36299399 A JP36299399 A JP 36299399A JP 2000187200 A JP2000187200 A JP 2000187200A
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rib structure
glass
opaque
curable
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Pascale Laborde
ラボルド パスカル
Jean-Pierre Themont
テモン ジャン−ピエール
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 マイクロ成型技法を用い、リブ構造の間に不
透明材料膜を残さない、プラズマアドレス型液晶ディス
プレイ用不透明リブ構造の作成方法を提供する。 【解決手段】 基板表面の複数の部分に一時マスクを形
成し、硬化可能な材料及びその中に配合された少なくと
も1種の顔料を有するガラスペースト層を基板及び一時
マスクを覆って被着し、マスクされた部分の間の領域に
ある基板表面上にガラスペーストからリブ構造をマイク
ロ成型し、一時マスク上に存在するいかなる残留ペース
ト材料層も除去し、一時マスクを基板から除去し、マイ
クロ成型されたリブ構造をその上にもつ基板を焼成す
る。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明はフラットパネルディ
スプレイの分野に関し、特にプラズマアドレス型液晶
(PALC)ディスプレイ用の不透明リブ構造の製造に
関する。
【0002】
【従来の技術】フラットパネルディスプレイ、例えば液
晶ディスプレイは既知である。近年、液晶ディスプレイ
(LCD)でアドレスを指定するためのプラズマチャネ
ルの使用が知られるようになった。例えば、米国特許第
4,896,149号、第5,036,317号、第
5,077,553号、第5,272,472号、第
5,313,223号はそれぞれ、そのような構造を開
示している。これらの特許の開示内容は全て本明細書に
参照として含まれる。このタイプのディスプレイ技術は
高解像度ディスプレイに適したアクティブアドレス指定
マトリックスを提供し、既知の薄膜トランジスタ(TF
T)アクティブマトリックス手法と競合する選択肢であ
る。
【0003】上記プラズマチャネルパネルは本明細書で
はプラズマアドレス型液晶(PALC)ディスプレイと
も称される。このタイプのプラズマディスプレイパネル
は一般に、ヘリウム、ネオン及びキセノンの混合気のよ
うな放電ガスが満たされた放電空間を基板間に形成する
ように間隔をとって置かれた2枚の平行基板で形成され
る。それぞれの基板の対向する表面には間隔をおいた平
行電極パターンがつけられ、例えば、一方の基板の電極
は他方の基板の電極の方向と直交する方向に向けられ
る。電極がつけられている基板表面は一般に誘電体層で
被覆され、赤色、緑色、及び青色発光体が2枚の基板の
一方の誘電体層の内面上で分散する領域に別々に置かれ
ている。誘電体層は一般に、配合及び必要な均一度に依
存して500から600℃の間で焼成された鉛ガラスフ
リットである。表示画像は、一方の基板の電極と他方の
基板の電極との間に適当な電圧を印加することにより前
記ガス中で局所的に生じるプラズマ放電によりつくられ
る。ガス放電により局所的に放射される紫外光が近くの
発光体を発光させる。
【0004】PALCディスプレイは、平行なチャネル
内に閉じ込められた比較的低圧(例えば、10ないし1
00Torr(約1.33×10ないし約1.33×
10 Pa))のガス、例えばHeの極めて非線型な電
気的挙動に依存している。PALCディスプレイ100
の部分断面が図1に示される。一対の平行電極101A
(陽極)及び101C(陰極)が背面ガラス板101G
上のそれぞれのチャネル102に被着されて、例えば、
チャネルの底面を形成し、また非常に薄い誘電体シート
103,例えば約50μm厚のガラスマイクロシートが
チャネルの上面を形成する。前記マイクロシート103
の上の液晶層104が、本ディスプレイ100の光学的
にアクティブな部分である。プラズマチャネル102に
直交して走る、例えば酸化インジウム−スズ(ITO)
でつくられた透明電極をもつカバーシート105,例え
ば約1.1mmの透明ガラス板が液晶104の上に置か
れている。他の従来型液晶ディスプレイで見られるもの
と同様の、通常の偏光板106,カラーフィルタ107
及びバックライト108も、図に示されるように、共通
して用いられる。
【0005】前記透明電極に電圧が印加されると、接地
面がないため、電圧は液晶、マイクロシート、プラズマ
チャネル、及び透明電極と何であれ仮想接地となるもの
との間に介在するその他の絶縁体との間で分圧される。
実際問題としてこのことは、プラズマチャネルにプラズ
マが存在しなければ、液晶にかかる電圧降下が無視可能
であり、透明電極及びプラズマチャネルとの交差により
境界が定まる画素にはスイッチが入らないことを意味す
る。しかし、プラズマチャネルの一対の電極の間にガス
をイオン化するに十分な電圧差が初めに印加されれば、
プラズマがプラズマチャネルに形成され、よってプラズ
マチャネルが導電性になり、事実上接地面となる。この
結果、プラズマが形成されたチャネルの上部にある画素
に対しては、液晶とマイクロシートの間でのみ電圧が分
圧される。よって実質的な電圧降下が液晶にかかり、画
素にスイッチが入れられる。チャネル内のプラズマ点火
によりこのチャネルの上の列(ロウ)が選択される。チ
ャネル内のガスは電極対間電圧が正確に定められた閾値
に達するまでは非導電性であるから、選択されない限
り、ロウは行(カラム)電圧から極めて良好に絶縁され
る。この高非線型性により、非常に多くのロウをコント
ラストを失わずにアドレス指定することができる。
【0006】上記のようなディスプレイでは、隣り合う
領域間の光クロストークを避け、コントラストを改善す
るために、不透明な障壁リブ110が基板の少なくとも
一方(通常は背面基板)に配置され、電気的に絶縁され
た放電セルを形成する。この障壁リブ構造は一般に、パ
ネル解像度に依存して例えば200μmから400μm
のピッチをもつ、周期構造である。これらのリブは、例
えば幅が約30〜100μm、厚さ(すなわち高さ)が
100〜200μmである。
【0007】あるいは、一辺が約200〜400μmの
正方形の密閉セル形状が用いられている。このような正
方形セルを形成する“リブ”は幅が約30μmから70
μm、高さが約30から200μmである。このような
タイプのプラズマパネルは、例えば米国特許第4,85
3,590号、並びに日本国特許出願特開平4−255
638号及び特開平4−075232号に記述されてい
る。上述の平行障壁リブ網は独立にアドレス指定され得
る画素のカラムの境界を定める。2つの直交する電極網
により、選択された画素でガスをイオン化できる。イオ
ン化されたガスから放射される紫外光が、表示されるべ
き画像の構成に従って前記画素に付随する蛍光体領域を
励起する。
【0008】これまでは、一般にシルクスクリーン法に
よるかあるいは被着フリット層のサンドブラストにより
障壁リブが作られてきた。開示内容が本明細書に参照と
して含まれる、関連同時係属米国特許出願第08/82
0,206号は、障壁リブ作成のためのマイクロ成型プ
ロセスを開示している。上記マイクロ成型法にともな
う、特に不透明リブ材を被着する場合の1つの難点は、
リブ構造間のガラス基板上に不透明材料の薄膜を被着し
てしまう可能性があることである。従来のスクリーン印
刷法及びフォトリソグラフィをベースにした方法であれ
ば、リブ間の残留膜形成は通常避けられる。しかし印刷
工程数を制限することが望ましい低コストプロセスに対
しては、スクリーン印刷法及びフォトリソグラフィをベ
ースにした方法は、例えば約20μm厚という薄いリブ
の作成に限定される。
【0009】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、従来方
法は一般に、特に高アスペクト比のリブの、リブ形状を
維持することを困難にする溶剤ベースの材料を用い、通
常はリブ形状を維持するための硬化工程をさらに必要と
する。従って、PALCディスプレイ用の不透明リブ構
造を作成するための改善された方法が必要とされてい
る。
【0010】本発明は、マイクロ成型技法を用いるが、
リブ構造間に不透明材料の残留膜を残さない、フラット
ディスプレイパネル用の不透明リブ構造を作成するため
の新規な方法を提供する。また、構造を改善し、製造コ
ストを下げる、改善されたマイクロ成型法も提供する。
【0011】
【課題を解決するための手段】本発明の一態様に従え
ば、プラズマアドレス型液晶(PALC)ディスプレイ
のようなフラットパネルディスプレイに用いるための不
透明リブ構造を製造する方法は、基板及び所望の寸法及
び間隔をもつ障壁リブに相補的なキャビティが表面に形
成されている凹版版胴の作成を含む。ガラスフリット及
び固化可能、凝結可能または硬化可能(以降“硬化可
能”と総称する)な材料、例えば紫外線感光性材料を含
む硬化可能なガラスペーストを、前記版胴キャビティに
与えてリブ構造を画成する。有用な硬化可能材料は、マ
イクロ成型が可能であってバーニングにより容易に除去
できるものでなければならず、熱可塑性及び熱硬化性材
料を含む。しかし、一般には熱可塑性材料が好ましい。
リブ構造は、例えば紫外線照射により、少なくとも部分
的に固化または硬化して版胴から基板表面に転写され
る。硬化可能な材料、例えば紫外線感光性材料は、次い
でバーンアウトを施すことにより基板表面上のリブ構造
から除去され、リブ構造を多孔質にする。次いで多孔質
リブ構造を有する基板は、リブ構造に吸収される不透明
顔料を含有する溶液に浸漬され、さらに、水及びアルコ
ールのような適当なリンス液でリンスされて余分な顔料
が除去された後、焼成される。
【0012】本発明の別の態様に従えば、プラズマアド
レス型液晶(PALC)ディスプレイのようなフラット
パネルディスプレイに使用するための不透明リブ構造を
製造する別の方法は、(a)基板表面の部分部分に一時
マスクを形成し、(b)前記基板及び一時マスクを覆っ
て、ガラスフリット、硬化可能な材料、例えば熱可塑性
または熱硬化性材料、及び前記材料に配合された少なく
とも1種の不透明顔料を含む固化可能なガラスペースト
の定厚層、すなわち、例えば±10%の、精密公差内で
一様な膜厚をもつ層を被着し、(c)平板または円筒凹
版版胴を基板の前記被覆面に押し付けることにより前記
ガラスペーストのリブ構造をマイクロ成型し、さらに前
記硬化可能材料を硬化させ、(d)リブ構造間の前記一
時マスク上に存在するいかなる残留不透明ペースト材層
も除去し、(e)基板から一時マスクを除去し、(f)
マイクロ成型されたリブ構造を表面上にもつ基板を焼成
する工程を含む。有用な硬化可能な材料はマイクロ成型
が可能でバーニングにより容易に除去できるものでなけ
ればならず、熱可塑性であることが好ましい。
【0013】本発明のさらに別の態様に従えば、プラズ
マアドレス型液晶(PALC)ディスプレイのようなフ
ラットパネルディスプレイに使用するための不透明リブ
構造を製造するさらに別の方法は、硬化可能な材料を有
するガラスペーストをリブを定めるパターンで基板表面
上に押し出し、ガラスペーストのリブパターンを表面上
にもつこの基板を焼成する工程を含む。他の実施の形態
と同様に、有用な硬化.可能材料はバーニングにより容
易に除去できるものでなけらばならず、熱可塑性である
ことが好ましい。前記ガラスペーストは、先に挙げた他
の方法に関して上に概括したように、不透明な顔料を含
んでいてもよいし、あるいは多孔質構造をつくり、浸漬
及びリンスされるものであってもよい。
【0014】本発明の上記及びその他の態様は、以下に
述べる詳細な説明により明らかになるであろう。
【0015】
【発明の実施の形態】以下、添付図面に示される実施の
形態を参照して本発明をさらに詳細に説明する。以下に
説明する実施の形態は例として提示されるにすぎず、本
発明の概念をいずれかの特定の物理的構成に限定する意
味にとってはならないことを認識しておくべきである。
【0016】図1は、本明細書の[従来の技術]の節で
簡単に論じた、通常のプラズマアドレス型液晶(PAL
C)ディスプレイの断面を示す。一対の平行電極101
A(陽極)及び101C(陰極)が、例えば背面ガラス
板101Gのそれぞれのチャネル102に被着されてチ
ャネル底面を形成し、非常に薄い誘電体シート103、
例えば約50μm厚のガラスマイクロシートが前記チャ
ネル102の上面を形成する。マイクロシート103の
上にある液晶層104がディスプレイ100の光学的な
アクティブ領域である。前記プラズマチャネル102と
直交して走る、例えば酸化インジウム・錫(ITO)で
つくられた透明電極をもつカバーシート105、例えば
約1.1mmの透明ガラス板が前記液晶104の上に置
かれる。他の従来型液晶ディスプレイで見られるものと
同様の、通常の偏光板106,カラーフィルタ107及
びバックライト108も、図に示されるように、共通に
用いられる。不透明リブ110がチャネル102を分離
する。
【0017】本発明に従う不透明リブ作成技法の択一的
な3つの実施の形態をここで説明する。
【0018】第1に説明する第1の実施の形態は、図2
(a)〜(d)および図3(a)〜(c)に示されてい
る。充填工程である工程1が、図2(a)に示される。
工程1に先立ち、リブ構造を作成するためのパターンが
凹版版胴201に一組の彫込すなわちキャビティ200
としてあらかじめ画成され、ある量のリブ原材料202
が与えられる。工程1において、リブの作成に用いられ
る原材料202、すなわち硬化可能な有機材料を含むガ
ラスフリットペーストが、円筒であることが好ましい、
軟質凹版版胴201に形成された彫込すなわちキャビテ
ィ200にドクターブレードでかき入れられて、作成さ
れるべきリブ構造を定めるキャビティパターンを満た
す。
【0019】図2(b)に示される、転写工程である工
程2において、版胴201内のペースト状リブ材202
が基板204,例えば表面上には既に電極が形成されて
いるかあるいは形成されていないガラス基板の表面に転
写され、図2(c)に示されるリブ205が定着され
る。ペースト状リブ材202が紫外光照射により硬化可
能であれば、転写後もリブ形状が保たれるように、前記
転写を紫外光(UV)照射下で行って、前記材料202
を少なくとも部分的に硬化させる。ペースト状リブ材2
02がフリット及びUV感光性有機材料からなっている
場合には、前記材料202の全てにわたって完全なUV
硬化を行うことができるように、材料202はリブ20
5の厚み、例えば200ないし400μm全体にわたっ
てUV感光性であることが好ましい。
【0020】図2(d)で表わされる、バーンアウト工
程である工程3において、リブ205を形成している材
料内の前記有機材料が、この有機材料を“焼き出す”の
に十分な温度まで、一般には約300℃ないし約400
℃の温度まで前記基板を加熱することにより除去され
る。このバーンアウト工程により、リブ205を形成し
ている材料は多孔質になる。
【0021】図3(a)に示される、浸漬工程である工
程4において、多孔質リブ205をもつ基板204が、
リブ205にある細孔を満たしてリブ205を不透明化
及び/または着色する、例えば黒色またはその他の不透
明着色顔料を含有する溶液207を入れた容器206内
に浸漬される。適当な顔料には、金属酸化物、着色ガラ
スの微粉末、またはこれらの混合物が含まれる。リブ2
05にある細孔への顔料含有溶液207の浸込を容易に
するには浸漬が好ましいが、同業者には明らかなよう
に、スプレーのような別の方法を用いて前記浸込を達成
することもできる。
【0022】工程4に続いて、水及びアルコールのよう
な、適当なリンス液208内でのリンス(図3(b)に
示される工程5)が行われ、基板の無孔性領域から前記
顔料溶液を除去する。次いで基板は乾燥されて、前記ガ
ラスフリットが溶融するに十分な、例えば約450℃か
ら約600℃までの温度で焼成される(図3(c)に示
される工程6)。
【0023】上述したプロセスは、フォトリソグラフィ
及びスクリーン印刷のような電極形成技法と適合する。
この点に関しては、ガラス基板204上へのリブ構造2
05の形成プロセスの間、リブ間の基板表面は透明なま
まであり、事実上影響を受けない。
【0024】UV感光性、すなわちUV硬化性材料に関
して上述したが、本発明の範囲及び精神の内で、熱可塑
性または熱硬化性材料のような、他の種類の硬化可能材
料も用いることができる。リブ構造が不透明顔料の受け
入れ及び保持に適した細孔をもって形成され得る限り、
適当ないかなる材料も用いることができる。
【0025】次に、本発明の第2の実施の形態につい
て、図4(a)〜(f)および図5を参照して説明す
る。本実施の形態の工程1に先立ち、既知の多くの技法
のいずれか、例えば米国特許第5,514,503号、
第5,701,815号及び第5,544,582号に
開示されるようなカラーフィルタプロセス、あるいはフ
ォトリソグラフィにより、電極302をもつ適当な基板
301が作成される。
【0026】図4(a)に示される工程1において、水
溶性材料で形成されることが好ましい一時マスク303
が、電極302が表面上に既に形成されているガラス基
板301上に印刷される。このマスク303は前記電極
302を覆うパターンで印刷されるが、基板301への
障壁リブ305の取付のために電極対302の間の基板
表面の帯状部分306は露出したままにされる。水溶性
一時マスクは、障壁リブ形成後容易に除去できるもので
あることが好ましい。適当な水溶性マスク配合材料に
は、例えばゼラチン、ポリビニルアルコール、及びヒド
ロキシエチルセルロースが含まれる。
【0027】図4(b)に示される工程2において、実
質的に一様な厚さをもつ硬化可能な不透明リブ材、例え
ば黒色または不透明着色顔料を有するガラスフリットを
もつ、熱可塑性または熱硬化性材料の連続層304が基
板301の一時マスク303保持面全体にブレード塗布
される。同業者には明らかなように、例えばUV感光性
材料を含む数多くの硬化可能材料を本発明の精神の範囲
内で用いることができる。
【0028】図4(c)で示される工程3において、先
に開示内容を本明細書に含めた米国特許出願第08/8
20,206号で詳細に説明されるように、被覆された
表面に対して相補的な彫込パターンを有する円筒または
平板の凹版版胴を押し付けることにより、前記定厚層3
04にリブがマイクロ成型される。
【0029】基本的に、本方法は基板上に直接被着され
た被覆層すなわちフリット含有材料層を所望のパターン
でエンボス加工することを含む。図5は、熱可塑性材料
ではなくUV感光性材料312を用いる、上記のマイク
ロ成型の実施の形態の詳細を示す。図5に示される実施
の形態において、彫込パターン316はプラズマアドレ
ス型液晶ディスプレイパネル用の障壁リブ構造に対する
所望のパターンに対応する。円筒凹版版胴318の彫込
面316がフリット含有材料312に接触してそこにエ
ンボスを付け、彫込パターン316に対応する自立構造
を形成する。必要であるかあるいは望ましければ、フリ
ット含有材料312に十分な流動性を与えるために、円
筒版胴318との接触に先立ちフリット含有材料312
を加熱することもできる。これは、例えば輻射加熱によ
るか、あるいは円筒凹版版胴が接触する前に前記層に加
熱空気を吹き付けることにより達成することができる。
前記材料312は、例えばUV光324により硬化し、
同時にフリット含有材料312がリブに成型される。熱
可塑性材料が用いられる場合には、成形後のリブの硬化
は冷却により達成される。
【0030】本実施の形態の工程1に先立って想定され
ているように、電極302が基板301上に既に形成さ
れている場合には、マイクロ成型されたリブ構造の最終
製品の電極に対する位置合わせを確実に行うための適切
な手段が取られなければならないことはもちろんであ
る。あるいは、同業者には明らかなように、マイクロ成
型リブ構造が形成された後に電極を形成することもでき
る。
【0031】当然のことであるが、マイクロ成型される
べき材料層は選択された深さを有し、よって、図5に示
されるようなマイクロ成型プロセス中に、リブ構造が形
成されない場所に被着されている材料の実質的に全て
が、リブ構造が形成される隣接領域に前記プロセスによ
り移され、加熱による膨張及び/または冷却による収縮
を全て考慮に入れて、リブ構造を完全に形成するために
成型金型を満たすに十分な量の材料が利用できる。それ
にもかかわらず、リブ材の残留膜がリブ構造間に残され
ることが多い。
【0032】図4(d)に示される工程4において、リ
ブ間の前記水溶性マスク303の上に存在する上記の薄
い残留材料層304′が適当な溶剤により除去される。
【0033】図4(e)に示される工程5において、一
時マスク303が適当な溶剤により除去される。前記マ
スクが水溶性材料で形成されていれば、マスクの除去は
水またはその他の水性溶液で洗浄することにより達成さ
れる。図4(f)に示される工程6において、前記フリ
ットを溶融するため、約400℃から約600℃の温度
で前記構造の熱焼成が行われる。
【0034】第1のプロセス例と同様に、この第2のプ
ロセス例も様々な電極形成技法と適合し、不透明リブ間
にある基板の透明性を維持する。
【0035】本発明の第3の実施の形態が図6(a)お
よび(b)に示される。図6(a)に示される工程1に
おいて、リブ材、例えばフリット及び黒色またはその他
の不透明着色顔料をもつUV感光性材料401が、UV
照射のもとで直接、基板404,例えばガラスの表面上
に押出ダイ402を通して押し出され、次いで金属電極
406が前記基板404上に、例えば印刷されて、形成
される。図6(b)に示される工程2において、有機材
料のバーンアウト及びフリットの溶融に適した、例えば
約400℃ないし約600℃の温度で上記集成体が焼成
されて、プロセスが完了する。
【0036】同業者には当然であろうが、押出ダイ40
2を備えた押出機408は、基板404上に平行リブ4
05のパターンでリブ材401を被着する。この平行リ
ブ405は明らかに、基板404の全面にわたって1パ
スで形成するか、あるいはリブを1本ずつマルチパスで
形成できる。
【0037】上述したUV感光性結合材料の他に、熱可
塑性あるいはその他の反応性結合材料も、上記プロセス
をこれらの結合材料の固化あるいは硬化に適した条件に
適切に修正すれば、用いることができる。さらに上記リ
ブ材は、その中に不透明顔料が既に配合処理されている
タイプであっても、あるいは顔料が、例えば上述したよ
うに浸漬により添加されるタイプであってもよいことも
明らかである。
【0038】上記不透明リブ構造の作成に用いられる材
料は、所望の不透明度及び色彩を得るために添加された
十分な量の不透明剤、例えば不透明顔料が添加された、
鉛ガラスまたは非鉛ガラスのフリットからなる配合物に
より得ることができる。例えば、Fe,MnO,
MnO,Cr及びCoOのような酸化物は黒色
を得るために用いることができ、またTiO,CeO
,あるいはZrOのような酸化物は白色を得るため
に用いることができる。これらの代わりに、市販の顔料
を用いることもできる。
【0039】550℃の焼成温度に適合した失透化フリ
ットを用いて、マイクロ成型技法により上記のような黒
色リブ構造を作成し得ることが実験により示された。前
記フリットには、例えばサーデック株式会社(Cerd
ec S.A.)から市販されている黒色顔料を添加し
た。
【図面の簡単な説明】
【図1】通常のプラズマアドレス型液晶(PALC)デ
ィスプレイの断面図
【図2】本発明による不透明リブ構造形成方法の第1の
実施の形態における工程1〜工程3を(a)〜(d)で
示す図
【図3】同 工程4〜工程6を(a)〜(c)で示す図
【図4】本発明による不透明リブ構造形成方法の第2の
実施の形態における工程1〜工程6を(a)〜(f)で
示す図
【図5】図4(c)のマイクロ成形工程の詳細図
【図6】本発明による不透明リブ構造形成方法の第3の
実施の形態における工程1および工程2を(a)および
(b)で示す図
【符号の説明】
100 PALCディスプレイ 101A 電極(陽極) 101C 電極(陰極) 101G 背面ガラス板 102 プラズマチャネル 103 誘電体マイクロシート 104 液晶層 105 カバーシート 106 偏光板 107 カラーフィルタ 108 バックライト 110,205,305,405 リブ 200 キャビティ 201 凹版版胴 202 リブ層材料 204,301,404 基板 206 容器 207 不透明顔料含有溶液 208 リンス液 302,406 電極 303 一時マスク 304 連続リブ材料層 304′ 残留材料層 306 帯状露出部分 312,401 UV感光性材料 316 彫込パターン 318 円筒凹版版胴 324,403 UV光 402 押出ダイ 408 押出機

Claims (21)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 キャビティを有する版胴を作成する工程
    と、 ガラスフリット及び硬化可能な有機材料を含むガラスペ
    ーストをリブ構造を画成するための前記版胴キャビティ
    に入れる工程と、 前記リブ構造を前記版胴から前記基板の表面に転写する
    工程と、 前記硬化可能な材料を少なくとも部分的に硬化させる工
    程と、 前記基板表面上の前記リブ構造から前記硬化可能な材料
    を除去して前記リブ構造に複数の細孔を形成する工程
    と、 リブ構造を有する前記基板を前記リブ構造の前記複数の
    細孔に吸収される不透明顔料を含有する溶液に浸漬する
    工程と、 前記不透明顔料を吸収したリブ構造を有する前記基板を
    焼成する工程と、を含むことを特徴とする、基板上に不
    透明リブ構造を製造する方法。
  2. 【請求項2】 前記基板がガラス基板を含むことを特徴
    とする請求項1記載の方法。
  3. 【請求項3】 前記ガラス基板の表面上には電極が既に
    形成されていることを特徴とする請求項2記載の方法。
  4. 【請求項4】 前記硬化可能な材料が紫外線硬化性組成
    物であることを特徴とする請求項1記載の方法。
  5. 【請求項5】 前記硬化が、前記リブ構造の前記基板へ
    の前記転写と同時に生じることを特徴とする請求項4記
    載の方法。
  6. 【請求項6】 前記硬化可能な材料が熱可塑性であるこ
    とを特徴とする請求項1記載の方法。
  7. 【請求項7】 前記除去が、ほぼ300℃ないし400
    ℃におけるバーンアウト処理を含むことを特徴とする請
    求項1記載の方法。
  8. 【請求項8】 前記不透明顔料が、 a)Fe,MnO,MnO,Cr及びC
    oOの1つまたは組合せからなる群、 b)TiO,CeO及びZrOの1つまたは組合
    せからなる群、 c)市販の顔料の1つまたは組合せからなる群、 から選ばれることを特徴とする請求項1記載の方法。
  9. 【請求項9】 前記リブ構造以外の基板領域から前記顔
    料溶液をリンスする工程をさらに含むことを特徴とする
    請求項1記載の方法。
  10. 【請求項10】 基板の表面の複数の部分に一時マスク
    を形成する工程と、 ガラスフリット、不透明顔料、及び硬化可能な有機材料
    を含むガラスペースト層を前記基板表面及び一時マスク
    を覆って被着する工程と、 所望のリブ構造に対応する彫込パターンを有する版胴面
    を前記ペースト被覆面に押しつけ、さらに前記硬化可能
    な材料を少なくとも部分的に硬化させることにより、前
    記マスクで覆われていない前記基板表面領域で前記ペー
    ストをリブ構造にマイクロ成型する工程と、 前記一時マスク上に存在するいかなる残留ペースト層を
    も除去する工程と、 前記基板から前記一時マスクを除去する工程と、 マイクロ成型されたリブ構造を表面上にもつ前記基板を
    焼成する工程と、を含むことを特徴とする、基板上に不
    透明リブ構造を製造する方法。
  11. 【請求項11】 前記基板が、表面上に電極が既に形成
    されているガラス基板からなり、前記一時マスクが前記
    電極を覆って形成されることを特徴とする請求項10記
    載の方法。
  12. 【請求項12】 前記硬化可能な材料が紫外線硬化性組
    成物であることを特徴とする請求項10記載の方法。
  13. 【請求項13】 前記硬化可能な材料が熱可塑性である
    ことを特徴とする請求項10記載の方法。
  14. 【請求項14】 前記不透明顔料が、 a)Fe,MnO,MnO,Cr及びC
    oOの1つまたは組合せからなる群、 b)TiO,CeO及びZrOの1つまたは組合
    せからなる群、 c)市販の顔料の1つまたは組合せからなる群、 から選ばれることを特徴とする請求項10記載の方法。
  15. 【請求項15】 前記一時マスクが水溶性材料を含み、
    前記一時マスクの前記除去が水または水性溶液による洗
    浄を含むことを特徴とする請求項10記載の方法。
  16. 【請求項16】 ガラスフリット、硬化可能な有機材料
    及び不透明顔料を含むガラスペーストを基板の表面にリ
    ブを画成するパターンにして押し出す工程と、 前記硬化可能な材料を硬化させる工程と、 前記ガラスペーストのリブ構造を表面上に有する前記基
    板を焼成する工程と、を含むことを特徴とする、基板上
    に不透明リブ構造を製造する方法。
  17. 【請求項17】 前記基板が、電極が表面上に既に形成
    されているガラス基板を含むことを特徴とする請求項1
    6記載の方法。
  18. 【請求項18】 前記基板がガラス基板を含み、前記方
    法が前記焼成に先立ち前記基板に電極を形成する工程を
    さらに含むことを特徴とする請求項16記載の方法。
  19. 【請求項19】 前記ガラスペーストが非鉛ガラスのフ
    リットを含むことを特徴とする請求項1記載の方法。
  20. 【請求項20】 前記ガラスペーストが非鉛ガラスのフ
    リットを含むことを特徴とする請求項10記載の方法。
  21. 【請求項21】 前記ガラスペーストが非鉛ガラスのフ
    リットを含むことを特徴とする請求項16記載の方法。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US7208876B2 (en) 2003-07-22 2007-04-24 Samsung Sdi Co., Ltd. Plasma display panel
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US7315122B2 (en) 2003-01-02 2008-01-01 Samsung Sdi Co., Ltd. Plasma display panel
US7323818B2 (en) 2002-12-27 2008-01-29 Samsung Sdi Co., Ltd. Plasma display panel
US7327083B2 (en) 2003-06-25 2008-02-05 Samsung Sdi Co., Ltd. Plasma display panel
US7425797B2 (en) 2003-07-04 2008-09-16 Samsung Sdi Co., Ltd. Plasma display panel having protrusion electrode with indentation and aperture
US7567329B2 (en) 2003-05-12 2009-07-28 Lg Display Co., Ltd. Liquid crystal display device and method of fabricating the same
US7605537B2 (en) 2003-06-19 2009-10-20 Samsung Sdi Co., Ltd. Plasma display panel having bus electrodes extending across areas of non-discharge regions
US7683545B2 (en) 2003-11-29 2010-03-23 Samsung Sdi Co., Ltd. Plasma display panel comprising common barrier rib between non-discharge areas
CN110963676A (zh) * 2019-11-26 2020-04-07 北京理工大学深圳研究院 一种挤丝光固化与烧结成型的玻璃3d打印装置

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US7911416B2 (en) 2003-06-25 2011-03-22 Samsung Sdi Co., Ltd. Plasma display panel
US7425797B2 (en) 2003-07-04 2008-09-16 Samsung Sdi Co., Ltd. Plasma display panel having protrusion electrode with indentation and aperture
US7208876B2 (en) 2003-07-22 2007-04-24 Samsung Sdi Co., Ltd. Plasma display panel
US7589466B2 (en) 2003-07-22 2009-09-15 Samsung Sdi Co., Ltd. Plasma display panel with discharge cells having different volumes
US7683545B2 (en) 2003-11-29 2010-03-23 Samsung Sdi Co., Ltd. Plasma display panel comprising common barrier rib between non-discharge areas
CN110963676A (zh) * 2019-11-26 2020-04-07 北京理工大学深圳研究院 一种挤丝光固化与烧结成型的玻璃3d打印装置

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