JP2000182771A - 有機エレクトロルミネッセント素子 - Google Patents

有機エレクトロルミネッセント素子

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JP2000182771A
JP2000182771A JP10357822A JP35782298A JP2000182771A JP 2000182771 A JP2000182771 A JP 2000182771A JP 10357822 A JP10357822 A JP 10357822A JP 35782298 A JP35782298 A JP 35782298A JP 2000182771 A JP2000182771 A JP 2000182771A
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東口  達
Hitoshi Ishikawa
石川  仁志
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森岡  由紀子
Atsushi Oda
小田  敦
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 高輝度な有機EL素子を提供する。 【解決手段】 有機EL素子の構成材料として、下記一
般式(1)で表される特定のペリレン化合物を用いる。 【化1】 (式中、R1〜R12はそれぞれ独立に例えば水素原子、
ハロゲン原子、置換若しくは無置換のアルキル基等を表
す。ただし、R1〜R12の少なくとも一つは一般式
(2)で表されるスチリル置換基を有するジアリールア
ミノ基である。 【化2】 (式(2)中、R13〜R23はそれぞれ独立に例えば水素
原子、置換もしくは無置換のアルキル基、または置換も
しくは無置換の芳香族炭化水素基等を表す。R24〜R28
はそれぞれ独立にたとえば水素原子、置換若しくは無置
換のアルキル基、−NAr1Ar2(Ar1、Ar2はそれ
ぞれ独立に炭素数6〜20のアリール基を表し、このア
リール基は置換基を有していてもよい。)で表される置
換もしくは無置換のジアリールアミノ基等を表す。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、発光特性に優れた
有機エレクトロルミネッセンス素子に関する。
【0002】
【従来の技術】有機エレクトロルミネッセンス(EL)
素子は、電界を印加することにより、陽極より注入され
た正孔と陰極より注入された電子の再結合エネルギーに
より蛍光性物質が発光する原理を利用した自発光素子で
ある。C.W.Tangらによる積層型素子による低電
圧駆動有機EL素子の報告(C.W.Tang,S.
A.VanSlyke,アプライドフィジックスレター
ズ(Applied Physics Letter
s),51巻,913頁、1987年 など)がなされ
て以来、有機材料を構成材料とする有機EL素子に関す
る研究が盛んに行われている。Tangらは、トリス
(8−ヒドロキシキノリノールアルミニウム)を発光層
に、トリフェニルジアミン誘導体を正孔輸送層に用いて
いる。積層構造の利点としては、発光層への正孔の注入
効率を高めること、陰極より注入された電子をブロック
して再結合により生成する励起子の生成効率を高めるこ
と、発光層内で生成した励起子を閉じこめることなどが
挙げられる。この例のように有機EL素子の素子構造と
しては、正孔輸送(注入)層、電子輸送性発光層の2層
型、または正孔輸送(注入)層、発光層、電子輸送(注
入)層の3層型等がよく知られている。こうした積層型
構造素子では注入された正孔と電子の再結合効率を高め
るため、素子構造や形成方法の工夫がなされている。
【0003】正孔輸送性材料としてはスターバースト分
子である4,4′,4″−トリス(3−メチルフェニル
フェニルアミノ)トリフェニルアミンやN,N′−ジフ
ェニル−N,N′−ビス(3−メチルフェニル)−
[1,1′−ビフェニル]−4,4′−ジアミン等のト
リフェニルアミン誘導体や芳香族ジアミン誘導体がよく
知られている(例えば、特開平8−20771号公報、
特開平8−40995号公報、特開平8−40997号
公報、特開平8−53397号公報、特開平8−871
22号公報等)。
【0004】電子輸送性材料としてはオキサジアゾール
誘導体、トリアゾール誘導体等がよく知られている。
【0005】発光材料としてはトリス(8−キノリノラ
ート)アルミニウム錯体等のキレート錯体、クマリン誘
導体、テトラフェニルブタジエン誘導体、ビススチリル
アリーレン誘導体、オキサジアゾール誘導体等の発光材
料が知られており、それらの発光色も青色から赤色まで
の可視領域の発光が得られることが報告されており、カ
ラー表示素子の実現が期待されている(例えば、特開平
8−239655号公報、特開平7−138561号公
報、特開平3−200289号公報等)。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】最近では高輝度、長寿
命の有機EL素子が開示あるいは報告されているが、必
ずしも充分なものとはいえない。したがって、高性能を
示す材料開発が強く求められている。本発明の目的は、
高輝度の発光有機EL素子を提供することにある。
【0007】
【課題を解決するための手段】本発明者らは、前記課題
を解決するために鋭意検討した結果、特定のペリレン化
合物を発光材料として用いて作製した有機EL素子は従
来よりも高輝度発光することを見いだした。また、前記
材料は高いキャリヤ輸送性を有することがわかり、前記
材料を正孔輸送材料あるいは電子輸送材料として作製し
た有機EL素子、及び前記材料と他の正孔輸送材料ある
いは電子輸送材料との混合薄膜を用いて作製した有機E
L素子は従来よりも高輝度発光を示すことを見いだし本
発明に至った。
【0008】すなわち本発明は、陰極と陽極の間に発光
層を含む一層以上の有機薄膜層を有する有機エレクトロ
ルミネッセント素子において、前記有機薄膜層の少なく
とも一層に、一般式(1):
【0009】
【化3】 (式中、R1〜R12はそれぞれ独立に水素原子、ハロゲ
ン原子、ヒドロキシル基、置換もしくは無置換のアミノ
基、ニトロ基、シアノ基、置換もしくは無置換のアルキ
ル基、置換もしくは無置換のアルケニル基、置換もしく
は無置換のシクロアルキル基、置換もしくは無置換のア
ルコキシ基、置換もしくは無置換の芳香族炭化水素基、
置換もしくは無置換の芳香族複素環基、置換もしくは無
置換のアラルキル基、置換もしくは無置換のアリールオ
キシ基を表す。またR1〜R12は、それらのうちの2つ
で環を形成していてもよい。ただし、R1〜R12の少な
くとも一つは一般式(2):
【0010】
【化4】 (式(2)中、R13〜R23はそれぞれ独立に水素原子、
ハロゲン原子、ヒドロキシル基、置換もしくは無置換の
アミノ基(ただしジアリールアミノ基は除く)、ニトロ
基、シアノ基、置換もしくは無置換のアルキル基、置換
もしくは無置換のアルケニル基、置換もしくは無置換の
シクロアルキル基、置換もしくは無置換のアルコキシ
基、置換もしくは無置換の芳香族炭化水素基、置換もし
くは無置換の芳香族複素環基、置換もしくは無置換のア
ラルキル基、置換もしくは無置換のアリールオキシ基、
置換もしくは無置換のアルコキシカルボニル基、置換も
しくは無置換のスチリル基、カルボキシル基を表す。ま
たR13〜R23は、それらのうちの2つで環を形成してい
てもよい。また、R24〜R28はそれぞれ独立に水素原
子、ハロゲン原子、ヒドロキシル基、−NAr1Ar
2(Ar1、Ar2はそれぞれ独立に炭素数6〜20のア
リール基を表し、このアリール基は置換基を有していて
もよい。 )で表される置換もしくは無置換のジアリー
ルアミノ基、ニトロ基、シアノ基、置換もしくは無置換
のアルキル基、置換もしくは無置換のアルケニル基、置
換もしくは無置換のシクロアルキル基、置換もしくは無
置換のアルコキシ基、置換もしくは無置換の芳香族炭化
水素基、置換もしくは無置換の芳香族複素環基、置換も
しくは無置換のアラルキル基、置換もしくは無置換のア
リールオキシ基、置換もしくは無置換のアルコキシカル
ボニル基、カルボキシル基を表す。またR24〜R28は、
それらのうちの2つで環を形成していてもよい。)で示
されるスチリル置換基を持つジアリールアミノ基であ
る。)で示されるペリレン化合物を単独もしくは混合物
で含むことを特徴とする有機エレクトロルミネッセント
素子である。
【0011】また、本発明は、前記有機薄膜層として、
少なくとも発光層と正孔輸送層を有し、発光層が一般式
(1)で表される化合物を単独もしくは混合物として含む
ことを特徴とする有機エレクトロルミネッセンス素子で
ある。
【0012】また、本発明は、前記有機薄膜層として、
少なくとも正孔輸送層を有し、この層が一般式(1)で表
される化合物を単独もしくは混合物として含むことを特
徴とする有機エレクトロルミネッセンス素子である。
【0013】さらに、本発明は、前記有機薄膜層とし
て、少なくとも電子輸送層と正孔輸送層を有し、電子輸
送層が一般式(1)で表される化合物を単独もしくは混合
物として含むことを特徴とする有機エレクトロルミネッ
センス素子である。
【0014】
【発明の実施の形態】以下、本発明を詳細に説明する。
【0015】本発明に関わる化合物は、一般式(1)で表
される構造を有する化合物である。
【0016】R1〜R12はそれぞれ独立に水素原子、ハ
ロゲン原子、ヒドロキシル基、置換もしくは無置換のア
ミノ基、ニトロ基、シアノ基、置換もしくは無置換のア
ルキル基、置換もしくは無置換のアルケニル基、置換も
しくは無置換のシクロアルキル基、置換もしくは無置換
のアルコキシ基、置換もしくは無置換の芳香族炭化水素
基、置換もしくは無置換の芳香族複素環基、置換もしく
は無置換のアラルキル基、置換もしくは無置換のアリー
ルオキシ基を表す。またR1〜R12は、それらのうちの
2つで環を形成していてもよい。
【0017】ハロゲン原子としては、フッ素、塩素、臭
素、ヨウ素が挙げられる。置換もしくは無置換のアミノ
基は−NX12と表され、 X1、 X2としてはそれぞ
れ独立に、水素原子、メチル基、エチル基、プロピル
基、イソプロピル基、n−ブチル基、s−ブチル基、イ
ソブチル基、t−ブチル基、n−ペンチル基、n−ヘキ
シル基、n−ヘプチル基、n−オクチル基、ヒドロキシ
メチル基、1−ヒドロキシエチル基、2−ヒドロキシエ
チル基、2−ヒドロキシイソブチル基、1,2−ジヒド
ロキシエチル基、1,3−ジヒドロキシイソプロピル
基、2,3−ジヒドロキシ−t−ブチル基、1,2,3
−トリヒドロキシプロピル基、クロロメチル基、1−ク
ロロエチル基、2−クロロエチル基、2−クロロイソブ
チル基、1,2−ジクロロエチル基、1,3−ジクロロ
イソプロピル基、2,3−ジクロロ−t−ブチル基、
1,2,3−トリクロロプロピル基、ブロモメチル基、
1−ブロモエチル基、2−ブロモエチル基、2−ブロモ
イソブチル基、1,2−ジブロモエチル基、1,3−ジ
ブロモイソプロピル基、2,3−ジブロモt−ブチル
基、1,2,3−トリブロモプロピル基、ヨードメチル
基、1−ヨードエチル基、2−ヨードエチル基、2−ヨ
ードイソブチル基、1,2−ジヨードエチル基、1,3
−ジヨードイソプロピル基、2,3−ジヨードt−ブチ
ル基、1,2,3−トリヨードプロピル基、アミノメチ
ル基、1−アミノエチル基、2−アミノエチル基、2−
アミノイソブチル基、1,2−ジアミノエチル基、1,
3−ジアミノイソプロピル基、2,3−ジアミノt−ブ
チル基、1,2,3−トリアミノプロピル基、シアノメ
チル基、1−シアノエチル基、2−シアノエチル基、2
−シアノイソブチル基、1,2−ジシアノエチル基、
1,3−ジシアノイソプロピル基、2,3−ジシアノt
−ブチル基、1,2,3−トリシアノプロピル基、ニト
ロメチル基、1−ニトロエチル基、2−ニトロエチル
基、2−ニトロイソブチル基、1,2−ジニトロエチル
基、1,3−ジニトロイソプロピル基、2,3−ジニト
ロt−ブチル基、1,2,3−トリニトロプロピル基、
フェニル基、1−ナフチル基、2−ナフチル基、1−ア
ントリル基、2−アントリル基、9−アントリル基、1
−フェナントリル基、2−フェナントリル基、3−フェ
ナントリル基、4−フェナントリル基、9−フェナント
リル基、1−ナフタセニル基、2−ナフタセニル基、9
−ナフタセニル基、4−スチリルフェニル基、1−ピレ
ニル基、2−ピレニル基、4−ピレニル基、2−ビフェ
ニルイル基、3−ビフェニルイル基、4−ビフェニルイ
ル基、p−ターフェニル−4−イル基、p−ターフェニ
ル−3−イル基、p−ターフェニル−2−イル基、m−
ターフェニル−4−イル基、m−ターフェニル−3−イ
ル基、m−ターフェニル−2−イル基、o−トリル基、
m−トリル基、p−トリル基、p−t−ブチルフェニル
基、p−(2−フェニルプロピル)フェニル基、3-メチ
ル−2−ナフチル基、4−メチル−1−ナフチル基、4
−メチル−1−アントリル基、4'−メチルビフェニル
イル基、4''−t−ブチル−p−ターフェニル−4−イ
ル基、2−ピロリル基、3−ピロリル基、ピラジニル
基、2−ピリジニル基、3−ピリジニル基、4−ピリジ
ニル基、2−インドリル基、3−インドリル基、4−イ
ンドリル基、5−インドリル基、6−インドリル基、7
−インドリル基、1−イソインドリル基、3−イソイン
ドリル基、4−イソインドリル基、5−イソインドリル
基、6−イソインドリル基、7−イソインドリル基、2
−フリル基、3−フリル基、2−ベンゾフラニル基、3
−ベンゾフラニル基、4−ベンゾフラニル基、5−ベン
ゾフラニル基、6−ベンゾフラニル基、7−ベンゾフラ
ニル基、1−イソベンゾフラニル基、3−イソベンゾフ
ラニル基、4−イソベンゾフラニル基、5−イソベンゾ
フラニル基、6−イソベンゾフラニル基、7−イソベン
ゾフラニル基、2−キノリル基、3−キノリル基、4−
キノリル基、5−キノリル基、6−キノリル基、7−キ
ノリル基、8−キノリル基、1−イソキノリル基、3−
イソキノリル基、4−イソキノリル基、5−イソキノリ
ル基、6−イソキノリル基、7−イソキノリル基、8−
イソキノリル基、2−キノキサリニル基、5−キノキサ
リニル基、6−キノキサリニル基、1−カルバゾリル
基、2−カルバゾリル基、3−カルバゾリル基、4−カ
ルバゾリル基、1−フェナンスリジニル基、2−フェナ
ンスリジニル基、3−フェナンスリジニル基、4−フェ
ナンスリジニル基、6−フェナンスリジニル基、7−フ
ェナンスリジニル基、8−フェナンスリジニル基、9−
フェナンスリジニル基、10−フェナンスリジニル基、
1−アクリジニル基、2−アクリジニル基、3−アクリ
ジニル基、4−アクリジニル基、9−アクリジニル基、
1,7−フェナンスロリン−2−イル基、1,7−フェ
ナンスロリン−3−イル基、1,7−フェナンスロリン
−4−イル基、1,7−フェナンスロリン−5−イル
基、1,7−フェナンスロリン−6−イル基、1,7−
フェナンスロリン−8−イル基、1,7−フェナンスロ
リン−9−イル基、1,7−フェナンスロリン−10−
イル基、1,8−フェナンスロリン−2−イル基、1,
8−フェナンスロリン−3−イル基、1,8−フェナン
スロリン−4−イル基、1,8−フェナンスロリン−5
−イル基、1,8−フェナンスロリン−6−イル基、
1,8−フェナンスロリン−7−イル基、1,8−フェ
ナンスロリン−9−イル基、1,8−フェナンスロリン
−10−イル基、1,9−フェナンスロリン−2−イル
基、1,9−フェナンスロリン−3−イル基、1,9−
フェナンスロリン−4−イル基、1,9−フェナンスロ
リン−5−イル基、1,9−フェナンスロリン−6−イ
ル基、1,9−フェナンスロリン−7−イル基、1,9
−フェナンスロリン−8−イル基、1,9−フェナンス
ロリン−10−イル基、1,10−フェナンスロリン−
2−イル基、1,10−フェナンスロリン−3−イル
基、1,10−フェナンスロリン−4−イル基、1,1
0−フェナンスロリン−5−イル基、2,9−フェナン
スロリン−1−イル基、2,9−フェナンスロリン−3
−イル基、2,9−フェナンスロリン−4−イル基、
2,9−フェナンスロリン−5−イル基、2,9−フェ
ナンスロリン−6−イル基、2,9−フェナンスロリン
−7−イル基、2,9−フェナンスロリン−8−イル
基、2,9−フェナンスロリン−10−イル基、2,8
−フェナンスロリン−1−イル基、2,8−フェナンス
ロリン−3−イル基、2,8−フェナンスロリン−4−
イル基、2,8−フェナンスロリン−5−イル基、2,
8−フェナンスロリン−6−イル基、2,8−フェナン
スロリン−7−イル基、2,8−フェナンスロリン−9
−イル基、2,8−フェナンスロリン−10−イル基、
2,7−フェナンスロリン−1−イル基、2,7−フェ
ナンスロリン−3−イル基、2,7−フェナンスロリン
−4−イル基、2,7−フェナンスロリン−5−イル
基、2,7−フェナンスロリン−6−イル基、2,7−
フェナンスロリン−8−イル基、2,7−フェナンスロ
リン−9−イル基、2,7−フェナンスロリン−10−
イル基、1−フェナジニル基、2−フェナジニル基、1
−フェノチアジニル基、2−フェノチアジニル基、3−
フェノチアジニル基、4−フェノチアジニル基、1−フ
ェノキサジニル基、2−フェノキサジニル基、3−フェ
ノキサジニル基、4−フェノキサジニル基、2−オキサ
ゾリル基、4−オキサゾリル基、5−オキサゾリル基、
2−オキサジアゾリル基、5−オキサジアゾリル基、3
−フラザニル基、2−チエニル基、3−チエニル基、2
−メチルピロール−1−イル基、2−メチルピロール−
3−イル基、2−メチルピロール−4−イル基、2−メ
チルピロール−5−イル基、3−メチルピロール−1−
イル基、3−メチルピロール−2−イル基、3−メチル
ピロール−4−イル基、3−メチルピロール−5−イル
基、2−t−ブチルピロール−4−イル基、3−(2−
フェニルプロピル)ピロール−1−イル基、2−メチル
−1−インドリル基、4−メチル−1−インドリル基、
2−メチル−3−インドリル基、4−メチル−3−イン
ドリル基、2−t−ブチル1−インドリル基、4−t−
ブチル1−インドリル基、2−t−ブチル3−インドリ
ル基、4−t−ブチル3−インドリル基等が挙げられ
る。
【0018】置換もしくは無置換のアルキル基として
は、メチル基、エチル基、プロピル基、イソプロピル
基、n−ブチル基、s−ブチル基、イソブチル基、t−
ブチル基、n−ペンチル基、n−ヘキシル基、n−ヘプ
チル基、n−オクチル基、ヒドロキシメチル基、1−ヒ
ドロキシエチル基、2−ヒドロキシエチル基、2−ヒド
ロキシイソブチル基、1,2−ジヒドロキシエチル基、
1,3−ジヒドロキシイソプロピル基、2,3−ジヒド
ロキシ−t−ブチル基、1,2,3−トリヒドロキシプ
ロピル基、クロロメチル基、1−クロロエチル基、2−
クロロエチル基、2−クロロイソブチル基、1,2−ジ
クロロエチル基、1,3−ジクロロイソプロピル基、
2,3−ジクロロ−t−ブチル基、1,2,3−トリク
ロロプロピル基、ブロモメチル基、1−ブロモエチル
基、2−ブロモエチル基、2−ブロモイソブチル基、
1,2−ジブロモエチル基、1,3−ジブロモイソプロ
ピル基、2,3−ジブロモt−ブチル基、1,2,3−
トリブロモプロピル基、ヨードメチル基、1−ヨードエ
チル基、2−ヨードエチル基、2−ヨードイソブチル
基、1,2−ジヨードエチル基、1,3−ジヨードイソ
プロピル基、2,3−ジヨードt−ブチル基、1,2,
3−トリヨードプロピル基、アミノメチル基、1−アミ
ノエチル基、2−アミノエチル基、2−アミノイソブチ
ル基、1,2−ジアミノエチル基、1,3−ジアミノイ
ソプロピル基、2,3−ジアミノt−ブチル基、1,
2,3−トリアミノプロピル基、シアノメチル基、1−
シアノエチル基、2−シアノエチル基、2−シアノイソ
ブチル基、1,2−ジシアノエチル基、1,3−ジシア
ノイソプロピル基、2,3−ジシアノt−ブチル基、
1,2,3−トリシアノプロピル基、ニトロメチル基、
1−ニトロエチル基、2−ニトロエチル基、2−ニトロ
イソブチル基、1,2−ジニトロエチル基、1,3−ジ
ニトロイソプロピル基、2,3−ジニトロt−ブチル
基、1,2,3−トリニトロプロピル基等が挙げられ
る。
【0019】置換もしくは無置換のアルケニル基として
は、ビニル基、アリル基、1−ブテニル基、2−ブテニ
ル基、3−ブテニル基、1,3−ブタンジエニル基、1
−メチルビニル基、1−メチルアリル基、1,1−ジメ
チルアリル基、2−メチルアリル基、1−フェニルアリ
ル基、3−フェニルアリル基、3,3−ジフェニルアリ
ル基、1,2−ジメチルアリル基、1−フェニル−1−
ブテニル基、3−フェニル−1−ブテニル基等が挙げら
れる。
【0020】置換もしくは無置換のシクロアルキル基と
しては、シクロプロピル基、シクロブチル基、シクロペ
ンチル基、シクロヘキシル基、4−メチルシクロヘキシ
ル基等が挙げられる。
【0021】置換もしくは無置換のアルコキシ基は、−
OYで表される基であり、Yとしては、メチル基、エチ
ル基、プロピル基、イソプロピル基、n−ブチル基、s
−ブチル基、イソブチル基、t−ブチル基、n−ペンチ
ル基、n−ヘキシル基、n−ヘプチル基、n−オクチル
基、ヒドロキシメチル基、1−ヒドロキシエチル基、2
−ヒドロキシエチル基、2−ヒドロキシイソブチル基、
1,2−ジヒドロキシエチル基、1,3−ジヒドロキシ
イソプロピル基、2,3−ジヒドロキシ−t−ブチル
基、1,2,3−トリヒドロキシプロピル基、クロロメ
チル基、1−クロロエチル基、2−クロロエチル基、2
−クロロイソブチル基、1,2−ジクロロエチル基、
1,3−ジクロロイソプロピル基、2,3−ジクロロ−
t−ブチル基、1,2,3−トリクロロプロピル基、ブ
ロモメチル基、1−ブロモエチル基、2−ブロモエチル
基、2−ブロモイソブチル基、1,2−ジブロモエチル
基、1,3−ジブロモイソプロピル基、2,3−ジブロ
モt−ブチル基、1,2,3−トリブロモプロピル基、
ヨードメチル基、1−ヨードエチル基、2−ヨードエチ
ル基、2−ヨードイソブチル基、1,2−ジヨードエチ
ル基、1,3−ジヨードイソプロピル基、2,3−ジヨ
ードt−ブチル基、1,2,3−トリヨードプロピル
基、アミノメチル基、1−アミノエチル基、2−アミノ
エチル基、2−アミノイソブチル基、1,2−ジアミノ
エチル基、1,3−ジアミノイソプロピル基、2,3−
ジアミノt−ブチル基、1,2,3−トリアミノプロピ
ル基、シアノメチル基、1−シアノエチル基、2−シア
ノエチル基、2−シアノイソブチル基、1,2−ジシア
ノエチル基、1,3−ジシアノイソプロピル基、2,3
−ジシアノt−ブチル基、1,2,3−トリシアノプロ
ピル基、ニトロメチル基、1−ニトロエチル基、2−ニ
トロエチル基、2−ニトロイソブチル基、1,2−ジニ
トロエチル基、1,3−ジニトロイソプロピル基、2,
3−ジニトロt−ブチル基、1,2,3−トリニトロプ
ロピル基等が挙げられる。
【0022】置換もしくは無置換の芳香族炭化水素基の
例としては、フェニル基、1−ナフチル基、2−ナフチ
ル基、1−アントリル基、2−アントリル基、9−アン
トリル基、1−フェナントリル基、2−フェナントリル
基、3−フェナントリル基、4−フェナントリル基、9
−フェナントリル基、1−ナフタセニル基、2−ナフタ
セニル基、9−ナフタセニル基、1−ピレニル基、2−
ピレニル基、4−ピレニル基、2−ビフェニルイル基、
3−ビフェニルイル基、4−ビフェニルイル基、p−タ
ーフェニル−4−イル基、p−ターフェニル−3−イル
基、p−ターフェニル−2−イル基、m−ターフェニル
−4−イル基、m−ターフェニル−3−イル基、m−タ
ーフェニル−2−イル基、o−トリル基、m−トリル
基、p−トリル基、p−t−ブチルフェニル基、p−
(2−フェニルプロピル)フェニル基、3-メチル−2−
ナフチル基、4−メチル−1−ナフチル基、4−メチル
−1−アントリル基、4'−メチルビフェニルイル基、
4''−t−ブチル−p−ターフェニル−4−イル基等が
挙げられる。
【0023】置換もしくは無置換の芳香族複素環基とし
ては1−ピロリル基、2−ピロリル基、3−ピロリル
基、ピラジニル基、2−ピリジニル基、3−ピリジニル
基、4−ピリジニル基、1−インドリル基、2−インド
リル基、3−インドリル基、4−インドリル基、5−イ
ンドリル基、6−インドリル基、7−インドリル基、1
−イソインドリル基、2−イソインドリル基、3−イソ
インドリル基、4−イソインドリル基、5−イソインド
リル基、6−イソインドリル基、7−イソインドリル
基、2−フリル基、3−フリル基、2−ベンゾフラニル
基、3−ベンゾフラニル基、4−ベンゾフラニル基、5
−ベンゾフラニル基、6−ベンゾフラニル基、7−ベン
ゾフラニル基、1−イソベンゾフラニル基、3−イソベ
ンゾフラニル基、4−イソベンゾフラニル基、5−イソ
ベンゾフラニル基、6−イソベンゾフラニル基、7−イ
ソベンゾフラニル基、2−キノリル基、3−キノリル
基、4−キノリル基、5−キノリル基、6−キノリル
基、7−キノリル基、8−キノリル基、1−イソキノリ
ル基、3−イソキノリル基、4−イソキノリル基、5−
イソキノリル基、6−イソキノリル基、7−イソキノリ
ル基、8−イソキノリル基、2−キノキサリニル基、5
−キノキサリニル基、6−キノキサリニル基、1−カル
バゾリル基、2−カルバゾリル基、3−カルバゾリル
基、4−カルバゾリル基、9−カルバゾリル基、1−フ
ェナンスリジニル基、2−フェナンスリジニル基、3−
フェナンスリジニル基、4−フェナンスリジニル基、6
−フェナンスリジニル基、7−フェナンスリジニル基、
8−フェナンスリジニル基、9−フェナンスリジニル
基、10−フェナンスリジニル基、1−アクリジニル
基、2−アクリジニル基、3−アクリジニル基、4−ア
クリジニル基、9−アクリジニル基、1,7−フェナン
スロリン−2−イル基、1,7−フェナンスロリン−3
−イル基、1,7−フェナンスロリン−4−イル基、
1,7−フェナンスロリン−5−イル基、1,7−フェ
ナンスロリン−6−イル基、1,7−フェナンスロリン
−8−イル基、1,7−フェナンスロリン−9−イル
基、1,7−フェナンスロリン−10−イル基、1,8
−フェナンスロリン−2−イル基、1,8−フェナンス
ロリン−3−イル基、1,8−フェナンスロリン−4−
イル基、1,8−フェナンスロリン−5−イル基、1,
8−フェナンスロリン−6−イル基、1,8−フェナン
スロリン−7−イル基、1,8−フェナンスロリン−9
−イル基、1,8−フェナンスロリン−10−イル基、
1,9−フェナンスロリン−2−イル基、1,9−フェ
ナンスロリン−3−イル基、1,9−フェナンスロリン
−4−イル基、1,9−フェナンスロリン−5−イル
基、1,9−フェナンスロリン−6−イル基、1,9−
フェナンスロリン−7−イル基、1,9−フェナンスロ
リン−8−イル基、1,9−フェナンスロリン−10−
イル基、1,10−フェナンスロリン−2−イル基、
1,10−フェナンスロリン−3−イル基、1,10−
フェナンスロリン−4−イル基、1,10−フェナンス
ロリン−5−イル基、2,9−フェナンスロリン−1−
イル基、2,9−フェナンスロリン−3−イル基、2,
9−フェナンスロリン−4−イル基、2,9−フェナン
スロリン−5−イル基、2,9−フェナンスロリン−6
−イル基、2,9−フェナンスロリン−7−イル基、
2,9−フェナンスロリン−8−イル基、2,9−フェ
ナンスロリン−10−イル基、2,8−フェナンスロリ
ン−1−イル基、2,8−フェナンスロリン−3−イル
基、2,8−フェナンスロリン−4−イル基、2,8−
フェナンスロリン−5−イル基、2,8−フェナンスロ
リン−6−イル基、2,8−フェナンスロリン−7−イ
ル基、2,8−フェナンスロリン−9−イル基、2,8
−フェナンスロリン−10−イル基、2,7−フェナン
スロリン−1−イル基、2,7−フェナンスロリン−3
−イル基、2,7−フェナンスロリン−4−イル基、
2,7−フェナンスロリン−5−イル基、2,7−フェ
ナンスロリン−6−イル基、2,7−フェナンスロリン
−8−イル基、2,7−フェナンスロリン−9−イル
基、2,7−フェナンスロリン−10−イル基、1−フ
ェナジニル基、2−フェナジニル基、1−フェノチアジ
ニル基、2−フェノチアジニル基、3−フェノチアジニ
ル基、4−フェノチアジニル基、10−フェノチアジニ
ル基、1−フェノキサジニル基、2−フェノキサジニル
基、3−フェノキサジニル基、4−フェノキサジニル
基、10−フェノキサジニル基、2−オキサゾリル基、
4−オキサゾリル基、5−オキサゾリル基、2−オキサ
ジアゾリル基、5−オキサジアゾリル基、3−フラザニ
ル基、2−チエニル基、3−チエニル基、2−メチルピ
ロール−1−イル基、2−メチルピロール−3−イル
基、2−メチルピロール−4−イル基、2−メチルピロ
ール−5−イル基、3−メチルピロール−1−イル基、
3−メチルピロール−2−イル基、3−メチルピロール
−4−イル基、3−メチルピロール−5−イル基、2−
t−ブチルピロール−4−イル基、3−(2−フェニル
プロピル)ピロール−1−イル基、2−メチル−1−イ
ンドリル基、4−メチル−1−インドリル基、2−メチ
ル−3−インドリル基、4−メチル−3−インドリル
基、2−t−ブチル1−インドリル基、4−t−ブチル
1−インドリル基、2−t−ブチル3−インドリル基、
4−t−ブチル3−インドリル基、等が挙げられる。
【0024】置換もしくは無置換のアラルキル基として
は、ベンジル基、1−フェニルエチル基、2−フェニル
エチル基、1−フェニルイソプロピル基、2−フェニル
イソプロピル基、フェニル−t−ブチル基、α−ナフチ
ルメチル基、1−α−ナフチルエチル基、2−α−ナフ
チルエチル基、1−α−ナフチルイソプロピル基、2−
α−ナフチルイソプロピル基、β−ナフチルメチル基、
1−β−ナフチルエチル基、2−β−ナフチルエチル
基、1−β−ナフチルイソプロピル基、2−β−ナフチ
ルイソプロピル基、1−ピロリルメチル基、2−(1−
ピロリル)エチル基、p−メチルベンジル基、m−メチ
ルベンジル基、o−メチルベンジル基、p−クロロベン
ジル基、m−クロロベンジル基、o−クロロベンジル
基、 p−ブロモベンジル基、m−ブロモベンジル基、
o−ブロモベンジル基、 p−ヨードベンジル基、m−
ヨードベンジル基、o−ヨードベンジル基、p−ヒドロ
キシベンジル基、m−ヒドロキシベンジル基、o−ヒド
ロキシベンジル基、 p−アミノベンジル基、m−アミ
ノベンジル基、o−アミノベンジル基、 p−ニトロベ
ンジル基、m−ニトロベンジル基、o−ニトロベンジル
基、 p−シアノベンジル基、m−シアノベンジル基、
o−シアノベンジル基、1−ヒドロキシ−2−フェニル
イソプロピル基、1−クロロ−2−フェニルイソプロピ
ル基等が挙げられる。
【0025】置換もしくは無置換のアリールオキシ基
は、−OZと表され、Zとしてはフェニル基、1−ナフ
チル基、2−ナフチル基、1−アントリル基、2−アン
トリル基、9−アントリル基、1−フェナントリル基、
2−フェナントリル基、3−フェナントリル基、4−フ
ェナントリル基、9−フェナントリル基、1−ナフタセ
ニル基、2−ナフタセニル基、9−ナフタセニル基、1
−ピレニル基、2−ピレニル基、4−ピレニル基、2−
ビフェニルイル基、3−ビフェニルイル基、4−ビフェ
ニルイル基、p−ターフェニル−4−イル基、p−ター
フェニル−3−イル基、p−ターフェニル−2−イル
基、m−ターフェニル−4−イル基、m−ターフェニル
−3−イル基、m−ターフェニル−2−イル基、o−ト
リル基、m−トリル基、p−トリル基、p−t−ブチル
フェニル基、p−(2−フェニルプロピル)フェニル
基、3-メチル−2−ナフチル基、4−メチル−1−ナフ
チル基、4−メチル−1−アントリル基、4'−メチル
ビフェニルイル基、4''−t−ブチル−p−ターフェニ
ル−4−イル基、2−ピロリル基、3−ピロリル基、ピ
ラジニル基、2−ピリジニル基、3−ピリジニル基、4
−ピリジニル基、2−インドリル基、3−インドリル
基、4−インドリル基、5−インドリル基、6−インド
リル基、7−インドリル基、1−イソインドリル基、3
−イソインドリル基、4−イソインドリル基、5−イソ
インドリル基、6−イソインドリル基、7−イソインド
リル基、2−フリル基、3−フリル基、2−ベンゾフラ
ニル基、3−ベンゾフラニル基、4−ベンゾフラニル
基、5−ベンゾフラニル基、6−ベンゾフラニル基、7
−ベンゾフラニル基、1−イソベンゾフラニル基、3−
イソベンゾフラニル基、4−イソベンゾフラニル基、5
−イソベンゾフラニル基、6−イソベンゾフラニル基、
7−イソベンゾフラニル基、2−キノリル基、3−キノ
リル基、4−キノリル基、5−キノリル基、6−キノリ
ル基、7−キノリル基、8−キノリル基、1−イソキノ
リル基、3−イソキノリル基、4−イソキノリル基、5
−イソキノリル基、6−イソキノリル基、7−イソキノ
リル基、8−イソキノリル基、2−キノキサリニル基、
5−キノキサリニル基、6−キノキサリニル基、1−カ
ルバゾリル基、2−カルバゾリル基、3−カルバゾリル
基、4−カルバゾリル基、1−フェナンスリジニル基、
2−フェナンスリジニル基、3−フェナンスリジニル
基、4−フェナンスリジニル基、6−フェナンスリジニ
ル基、7−フェナンスリジニル基、8−フェナンスリジ
ニル基、9−フェナンスリジニル基、10−フェナンス
リジニル基、1−アクリジニル基、2−アクリジニル
基、3−アクリジニル基、4−アクリジニル基、9−ア
クリジニル基、1,7−フェナンスロリン−2−イル
基、1,7−フェナンスロリン−3−イル基、1,7−
フェナンスロリン−4−イル基、1,7−フェナンスロ
リン−5−イル基、1,7−フェナンスロリン−6−イ
ル基、1,7−フェナンスロリン−8−イル基、1,7
−フェナンスロリン−9−イル基、1,7−フェナンス
ロリン−10−イル基、1,8−フェナンスロリン−2
−イル基、1,8−フェナンスロリン−3−イル基、
1,8−フェナンスロリン−4−イル基、1,8−フェ
ナンスロリン−5−イル基、1,8−フェナンスロリン
−6−イル基、1,8−フェナンスロリン−7−イル
基、1,8−フェナンスロリン−9−イル基、1,8−
フェナンスロリン−10−イル基、1,9−フェナンス
ロリン−2−イル基、1,9−フェナンスロリン−3−
イル基、1,9−フェナンスロリン−4−イル基、1,
9−フェナンスロリン−5−イル基、1,9−フェナン
スロリン−6−イル基、1,9−フェナンスロリン−7
−イル基、1,9−フェナンスロリン−8−イル基、
1,9−フェナンスロリン−10−イル基、1,10−
フェナンスロリン−2−イル基、1,10−フェナンス
ロリン−3−イル基、1,10−フェナンスロリン−4
−イル基、1,10−フェナンスロリン−5−イル基、
2,9−フェナンスロリン−1−イル基、2,9−フェ
ナンスロリン−3−イル基、2,9−フェナンスロリン
−4−イル基、2,9−フェナンスロリン−5−イル
基、2,9−フェナンスロリン−6−イル基、2,9−
フェナンスロリン−7−イル基、2,9−フェナンスロ
リン−8−イル基、2,9−フェナンスロリン−10−
イル基、2,8−フェナンスロリン−1−イル基、2,
8−フェナンスロリン−3−イル基、2,8−フェナン
スロリン−4−イル基、2,8−フェナンスロリン−5
−イル基、2,8−フェナンスロリン−6−イル基、
2,8−フェナンスロリン−7−イル基、2,8−フェ
ナンスロリン−9−イル基、2,8−フェナンスロリン
−10−イル基、2,7−フェナンスロリン−1−イル
基、2,7−フェナンスロリン−3−イル基、2,7−
フェナンスロリン−4−イル基、2,7−フェナンスロ
リン−5−イル基、2,7−フェナンスロリン−6−イ
ル基、2,7−フェナンスロリン−8−イル基、2,7
−フェナンスロリン−9−イル基、2,7−フェナンス
ロリン−10−イル基、1−フェナジニル基、2−フェ
ナジニル基、1−フェノチアジニル基、2−フェノチア
ジニル基、3−フェノチアジニル基、4−フェノチアジ
ニル基、1−フェノキサジニル基、2−フェノキサジニ
ル基、3−フェノキサジニル基、4−フェノキサジニル
基、2−オキサゾリル基、4−オキサゾリル基、5−オ
キサゾリル基、2−オキサジアゾリル基、5−オキサジ
アゾリル基、3−フラザニル基、2−チエニル基、3−
チエニル基、2−メチルピロール−1−イル基、2−メ
チルピロール−3−イル基、2−メチルピロール−4−
イル基、2−メチルピロール−5−イル基、3−メチル
ピロール−1−イル基、3−メチルピロール−2−イル
基、3−メチルピロール−4−イル基、3−メチルピロ
ール−5−イル基、2−t−ブチルピロール−4−イル
基、3−(2−フェニルプロピル)ピロール−1−イル
基、2−メチル−1−インドリル基、4−メチル−1−
インドリル基、2−メチル−3−インドリル基、4−メ
チル−3−インドリル基、2−t−ブチル1−インドリ
ル基、4−t−ブチル1−インドリル基、2−t−ブチ
ル3−インドリル基、4−t−ブチル3−インドリル基
等が挙げられる。
【0026】R13〜R23はそれぞれ独立に水素原子、前
記ハロゲン原子、ヒドロキシル基、前記置換もしくは無
置換のアミノ基(ただしジアリールアミノ基を除く)、
ニトロ基、シアノ基、前記の置換もしくは無置換のアル
キル基、前記の置換もしくは無置換のアルケニル基、前
記の置換もしくは無置換のシクロアルキル基、前記の置
換もしくは無置換のアルコキシ基、前記の置換もしくは
無置換の芳香族炭化水素基、前記の置換もしくは無置換
の芳香族複素環基、前記の置換もしくは無置換のアラル
キル基、前記の置換もしくは無置換のアリールオキシ
基、置換もしくは無置換のアルコキシカルボニル基、置
換もしくは無置換のスチリル基、カルボキシル基を表
す。またR13〜R23は、それらのうちの2つで環を形成
していてもよい。
【0027】置換もしくは無置換のアルコキシカルボニ
ル基は−COOYと表され、Yとしてはメチル基、エチ
ル基、プロピル基、イソプロピル基、n−ブチル基、s
−ブチル基、イソブチル基、t−ブチル基、n−ペンチ
ル基、n−ヘキシル基、n−ヘプチル基、n−オクチル
基、ヒドロキシメチル基、1−ヒドロキシエチル基、2
−ヒドロキシエチル基、2−ヒドロキシイソブチル基、
1,2−ジヒドロキシエチル基、1,3−ジヒドロキシ
イソプロピル基、2,3−ジヒドロキシ−t−ブチル
基、1,2,3−トリヒドロキシプロピル基、クロロメ
チル基、1−クロロエチル基、2−クロロエチル基、2
−クロロイソブチル基、1,2−ジクロロエチル基、
1,3−ジクロロイソプロピル基、2,3−ジクロロ−
t−ブチル基、1,2,3−トリクロロプロピル基、ブ
ロモメチル基、1−ブロモエチル基、2−ブロモエチル
基、2−ブロモイソブチル基、1,2−ジブロモエチル
基、1,3−ジブロモイソプロピル基、2,3−ジブロ
モt−ブチル基、1,2,3−トリブロモプロピル基、
ヨードメチル基、1−ヨードエチル基、2−ヨードエチ
ル基、2−ヨードイソブチル基、1,2−ジヨードエチ
ル基、1,3−ジヨードイソプロピル基、2,3−ジヨ
ードt−ブチル基、1,2,3−トリヨードプロピル
基、アミノメチル基、1−アミノエチル基、2−アミノ
エチル基、2−アミノイソブチル基、1,2−ジアミノ
エチル基、1,3−ジアミノイソプロピル基、2,3−
ジアミノt−ブチル基、1,2,3−トリアミノプロピ
ル基、シアノメチル基、1−シアノエチル基、2−シア
ノエチル基、2−シアノイソブチル基、1,2−ジシア
ノエチル基、1,3−ジシアノイソプロピル基、2,3
−ジシアノt−ブチル基、1,2,3−トリシアノプロ
ピル基、ニトロメチル基、1−ニトロエチル基、2−ニ
トロエチル基、2−ニトロイソブチル基、1,2−ジニ
トロエチル基、1,3−ジニトロイソプロピル基、2,
3−ジニトロt−ブチル基、1,2,3−トリニトロプ
ロピル基等が挙げられる。
【0028】置換もしくは無置換のスチリル基として
は、スチリル基、2,2−ジフェニルビニル基のほか、
末端のフェニル基の置換基として、ハロゲン原子、ヒド
ロキシル基、−NAr1Ar2(Ar1、Ar2はそれぞれ
独立に炭素数6〜20のアリール基を表し、このアリー
ル基は置換基を有していてもよい。)で表される置換も
しくは無置換のジアリールアミノ基、ニトロ基、シアノ
基、前記の置換もしくは無置換のアルキル基、前記の置
換もしくは無置換のアルケニル基、前記の置換もしくは
無置換のシクロアルキル基、前記の置換もしくは無置換
のアルコキシ基、前記の置換もしくは無置換の芳香族炭
化水素基、前記の置換もしくは無置換の芳香族複素環
基、前記の置換もしくは無置換のアラルキル基、前記の
置換もしくは無置換のアリールオキシ基、前記の置換も
しくは無置換のアルコキシカルボニル基、カルボキシル
基等を有する置換スチリル基、および置換2,2−ジフ
ェニルビニル基等が挙げられる。
【0029】炭素数6〜20のアリール基としては、フ
ェニル基、ナフチル基、アントリル基、フェナントリル
基、ナフタセニル基、ピレニル基等が挙げられる。
【0030】またこれらアリール基の置換基の例として
は、ハロゲン原子、ヒドロキシル基、ニトロ基、シアノ
基、前記の置換もしくは無置換のアルキル基、前記の置
換もしくは無置換のアルケニル基、前記の置換もしくは
無置換のシクロアルキル基、前記の置換もしくは無置換
のアルコキシ基、前記の置換もしくは無置換の芳香族炭
化水素基、前記の置換もしくは無置換の芳香族複素環
基、前記の置換もしくは無置換のアラルキル基、前記の
置換もしくは無置換のアリールオキシ基、前記の置換も
しくは無置換のアルコキシカルボニル基、カルボキシル
基等が挙げられる。
【0031】R24〜R28はそれぞれ独立に水素原子、ハ
ロゲン原子、ヒドロキシル基、前記の−NAr1Ar
2(Ar1、Ar2はそれぞれ独立に炭素数6〜20のア
リール基を表し、このアリール基は置換基を有していて
もよい。 )で表される置換もしくは無置換のジアリー
ルアミノ基、ニトロ基、シアノ基、前記の置換もしくは
無置換のアルキル基、前記の置換もしくは無置換のアル
ケニル基、前記の置換もしくは無置換のシクロアルキル
基、前記の置換もしくは無置換のアルコキシ基、前記の
置換もしくは無置換の芳香族炭化水素基、前記の置換も
しくは無置換の芳香族複素環基、前記の置換もしくは無
置換のアラルキル基、前記の置換もしくは無置換のアリ
ールオキシ基、前記の置換もしくは無置換のアルコキシ
カルボニル基、カルボキシル基を表す。またR24〜R28
は、それらのうちの2つで環を形成していてもよい。
【0032】R1〜R28における、環を形成する2価基
の例としては、テトラメチレン基、ペンタメチレン基、
ヘキサメチレン基、ジフェニルメタン−2,2'−ジイ
ル基、ジフェニルエタン−3,3'−ジイル基、ジフェ
ニルプロパン−4,4'−ジイル基、1,3−ブタジエ
ン−1,4−ジイル基等が挙げられる。
【0033】以下に本発明の化合物例を挙げるが、本発
明はこれらに限定されるものではない。
【0034】
【化5】
【0035】
【化6】
【0036】
【化7】
【0037】
【化8】
【0038】
【化9】
【0039】
【化10】
【0040】
【化11】
【0041】
【化12】
【0042】
【化13】
【0043】
【化14】
【0044】
【化15】
【0045】
【化16】
【0046】
【化17】
【0047】
【化18】
【0048】
【化19】
【0049】
【化20】 本発明における有機EL素子の素子構造は、電極間に有
機層を1層以上積層した構造であり、その例として、図
1〜3に示すように陽極、発光層、陰極、陽極、正
孔輸送層、発光層、電子輸送層、陰極、陽極、正孔輸
送層、発光層、陰極の構造が挙げられる。本発明におけ
る化合物は上記のどの有機層に用いられてもよく、他の
正孔輸送材料、発光材料、電子輸送材料にドープさせる
ことも可能である。
【0050】本発明に用いられる正孔輸送材料は特に限
定されず、通常正孔輸送剤として使用されている化合物
であれば何を使用してもよい。例えば、下記のビス(ジ
(p−トリル)アミノフェニル)−1,1−シクロヘキ
サン[01]、N,N‘―ジフェニルーN,N’―ビス
(3−メチルフェニル)−1,1‘―ビフェニル−4,
4’―ジアミン[02]、N,N‘−ジフェニル−N−
N−ビス(1−ナフチル)−1,1’−ビフェニル)−
4,4‘−ジアミン[03]等のトリフェニルジアミン
類や、スターバースト型分子([04]〜[06]等)
等が挙げられる。
【0051】
【化21】
【0052】本発明に用いられる電子輸送材料は特に限
定されず、通常電子輸送材として使用されている化合物
であれば何を使用してもよい。例えば、2−(4−ビフ
ェニリル)−5−(4−t−ブチルフェニル)−1,
3,4−オキサジアゾール[07]、ビス{2−(4−
t−ブチルフェニル)−1,3,4−オキサジアゾー
ル}−m−フェニレン[08]等のオキサジアゾール誘
導体、トリアゾール誘導体([09]、[10]等)、
キノリノール系の金属錯体([11]〜[14]等)が
挙げられる。
【0053】
【化22】
【0054】有機薄膜EL素子の陽極は、正孔を正孔輸
送層に注入する役割を担うものであり、4.5eV以上
の仕事関数を有することが効果的である。本発明に用い
られる陽極材料の具体例としては、酸化インジウム錫合
金(ITO)、酸化錫(NESA)、金、銀、白金、銅
等が適用できる。また陰極としては、電子輸送帯又は発
光層に電子を注入する目的で、仕事関数の小さい材料が
好ましい。陰極材料は特に限定されないが、具体的には
インジウム、アルミニウム、マグネシウム、マグネシウ
ム−インジウム合金、マグネシウム−アルミニウム合
金、アルミニウム−リチウム合金、アルミニウム−スカ
ンジウム−リチウム合金、マグネシウム−銀合金等が使
用できる。
【0055】本発明の有機EL素子の各層の形成方法は
特に限定されない。従来公知の真空蒸着法、スピンコー
ティング法等による形成方法を用いることができる。本
発明の有機EL素子に用いる、前記一般式(1)で示さ
れる化合物を含有する有機薄膜層は、真空蒸着法、分子
線蒸着法(MBE法)あるいは溶媒に溶かした溶液のデ
ィッピング法、スピンコーティング法、キャスティング
法、バーコート法、ロールコート法等の塗布法による公
知の方法で形成することができる。
【0056】本発明の有機EL素子の各有機層の膜厚は
特に制限されないが、一般に膜厚が薄すぎるとピンホー
ル等の欠陥が生じやすく、逆に厚すぎると高い印加電圧
が必要となり効率が悪くなるため、通常は数nmから1
μmの範囲が好ましい。
【0057】以下、本発明を実施例をもとに詳細に説明
するが、本発明はその要旨を越えない限り、以下の実施
例に限定されない。
【0058】
【実施例】先ず前述の本発明における化合物の合成例
(合成例1〜5)を示す。
【0059】合成例1 化合物(3)(3−(N−(4
−(4−メチルフェニルビニル)フェニル)−N−p−
トリルアミノ)ペリレン)の合成 3−ブロモペリレン、N−フェニル−p−トルイジン、
炭酸カリウム、銅粉末及びニトロベンゼンを反応容器に
入れ、200℃で40時間攪拌した。反応終了後、ニト
ロベンゼンを減圧留去しクロロホルムを加えてろ過し、
無機物を除いた。ろ液を濃縮した後、常法に従って精製
し3−N−フェニル−N−p−トリルアミノペリレンを
得た。得られた3−N−フェニル−N−p−トリルアミ
ノペリレンをトルエンに溶解し、オキシ塩化リンを加え
て室温で攪拌後、N−メチルホルムアニリドを滴下し、
50℃で5時間攪拌した。反応終了後、冷水に注いだ
後、有機層を水で洗浄し、乾燥後減圧濃縮した。その
後、常法に従い精製し、3−(N−p−ホルミルフェニ
ル−N−トリルアミノ)ペリレンを得た。得られた3−
(N−p−ホルミルフェニル−N−トリルアミノ)ペリ
レンとp−メチルベンジルホスホン酸ジエチルエステ
ル、水素化ナトリウムをジメチルスルホキシド中で一昼
夜反応させた。反応液を氷水に注いだ後、クロロホルム
で抽出し、乾燥後、減圧濃縮した。その後、常法に従っ
て精製し、目的の化合物(3)を得た。
【0060】合成例2 化合物(4)(3−(N−(4
−(フェニルビニル)フェニル)−N−p−トリルアミ
ノ)ペリレン)の合成 p−メチルベンジルホスホン酸ジエチルエステルの代わ
りにベンジルホスホン酸ジエチルエステルを用いるほか
は合成例1と同様にして化合物(4)を得た。
【0061】合成例3 化合物(5)(3、10−ビス
(N−4−(4−メチルフェニルビニル)フェニル−N
−p−トリルアミノ)ペリレン)の合成 3、10−ジブロモペリレン、N−(4−(4-メチル
フェニルビニル)フェニル)−p−トルイジン、炭酸カ
リウム、銅粉末及びニトロベンゼンを反応容器に入れ、
200℃で40時間攪拌した。反応終了後、ニトロベン
ゼンを減圧留去しクロロホルムを加えてろ過し、無機物
を除いた。ろ液を濃縮した後、常法に従って精製し化合
物(5)を得た。
【0062】合成例4 化合物(12)(3−(N−4
−(4−メチルフェニルビニル)フェニル−N−p−ト
リルアミノ)−9−(N−p−トリル−N−フェニルア
ミノ)ペリレン)の合成 3−ブロモペリレンの代わりに3、9−ジブロモペリレ
ンを用いるほかは合成例1と同様にして化合物(12)
を得た。
【0063】合成例5 化合物(13)(3、9−ビス
(N−4−(4−メチルフェニルビニル)フェニル−N
−p−トリルアミノ)ペリレン)の合成 3、10−ジブロモペリレンの代わりに3、9−ジブロ
モペリレンを用いるほかは合成例3と同様にして化合物
(13)を得た。
【0064】以下、本発明の化合物を発光層(1〜1
4)(19〜22)、正孔輸送材料との混合薄膜を発光
層(15〜18)、電子輸送材料との混合薄膜を発光層
(23〜27)、正孔輸送層(28〜29)、電子輸送
層(30)として用いた例を示す。
【0065】実施例1 実施例1に用いた素子の断面構造を図1に示す。以下に
本発明の実施例1に用いる有機薄膜EL素子の作製手順
について説明する。素子は陽極/発光層/陰極により構
成されている。ガラス基板上にITOをスパッタリング
によってシート抵抗が20Ω/□になるように製膜し、
陽極とした。その上に発光層として、化合物(3)を真
空蒸着法にて40nm形成した。次に陰極としてマグネ
シウム−銀合金を真空蒸着法にて200nm形成して有
機EL素子を作製した。この素子に直流電圧を5V印加
したところ、1020cd/m2の発光が得られた。
【0066】実施例2 発光材料として、化合物(4)を用いる以外は実施例1
と同様の操作を行い有機EL素子を作製した。この素子
に直流電圧を5V印加したところ、980cd/m2
発光が得られた。
【0067】実施例3 発光材料として、化合物(5)を用いる以外は実施例1
と同様の操作を行い有機EL素子を作製した。この素子
に直流電圧を5V印加したところ、1360cd/m2
の発光が得られた。
【0068】実施例4 発光材料として、化合物(12)を用いる以外は実施例
1と同様の操作を行い有機EL素子を作製した。この素
子に直流電圧を5V印加したところ、1210cd/m
2の発光が得られた。
【0069】実施例5 発光材料として、化合物(13)を用いる以外は実施例
1と同様の操作を行い有機EL素子を作製した。この素
子に直流電圧を5V印加したところ、1300cd/m
2の発光が得られた。
【0070】実施例6 ガラス基板上にITOをスパッタリングによってシート
抵抗が20Ω/□になるように製膜し、陽極とした。そ
の上に化合物(13)のクロロホルム溶液を用いたスピ
ンコート法により40nmの発光層を形成した。次に陰
極としてマグネシウム−銀合金を真空蒸着法により20
0nm形成して有機EL素子を作製した。この素子に直
流電圧を5V印加したところ、410cd/m2の発光
が得られた。
【0071】実施例7 実施例7に用いた素子の断面構造を図2に示す。素子は
陽極/正孔輸送層/発光層/電子輸送層/陰極により構
成されている。ガラス基板上にITOをスパッタリング
によってシート抵抗が20Ω/□になるように製膜し、
陽極とした。その上に正孔輸送層として、N,N′−ジ
フェニル−N,N′−ビス(3−メチルフェニル)−
[1,1′−ビフェニル]−4,4′−ジアミン[0
2]を真空蒸着法にて50nm形成した。次に、発光層
として、化合物(3)を真空蒸着法にて40nm形成し
た。次に、電子輸送層として2−(4−ビフェニリル)
−5−(4−t−ブチルフェニル)−1,3,4−オキ
サジアゾール[07]を真空蒸着法にて20nm形成し
た。次に陰極としてマグネシウム−銀合金を真空蒸着法
によって200nm形成して有機EL素子を作製した。
この素子に直流電圧を10V印加したところ、3400
cd/m2の発光が得られた。
【0072】実施例8 発光材料として、化合物(4)を用いる以外は実施例7
と同様の操作を行い有機EL素子を作製した。この素子
に直流電圧を10V印加したところ、3350cd/m
2の発光が得られた。
【0073】実施例9 発光材料として、化合物(5)を用いる以外は実施例7
と同様の操作を行い有機EL素子を作製した。この素子
に直流電圧を10V印加したところ、5300cd/m
2の発光が得られた。
【0074】実施例10 発光材料として、化合物(12)を用いる以外は実施例
7と同様の操作を行い有機EL素子を作製した。この素
子に直流電圧を10V印加したところ、4430cd/
2の発光が得られた。
【0075】実施例11 発光材料として、化合物(13)を用いる以外は実施例
7と同様の操作を行い有機EL素子を作製した。この素
子に直流電圧を10V印加したところ、5740cd/
2の発光が得られた。
【0076】実施例12 正孔輸送層としてN,N‘−ジフェニル−N−N−ビス
(1−ナフチル)−1,1’−ビフェニル)−4,4
‘−ジアミン[03]を、電子輸送層としてビス{2−
(4−t−ブチルフェニル)−1,3,4−オキサジア
ゾール}−m−フェニレン[08]を用いる以外は実施
例11と同様の操作を行い有機EL素子を作製した。こ
の素子に直流電圧を10V印加したところ、6230c
d/m2の発光が得られた。
【0077】実施例13 正孔輸送層として[04]を、発光層として化合物(5)
を、電子輸送層として[11]を用いる以外は実施例7
と同様の操作を行い有機EL素子を作製した。この素子
に直流電圧を10V印加したところ、5580cd/m
2の発光が得られた。
【0078】実施例14 正孔輸送層として[05]を、発光層として化合物(1
3)を、電子輸送層として[12]を用いる以外は実施
例7と同様の操作を行い有機EL素子を作製した。この
素子に直流電圧を10V印加したところ、5370cd
/m2の発光が得られた。
【0079】実施例15 発光層としてN,N‘−ジフェニル−N−N−ビス(1
−ナフチル)−1,1’−ビフェニル)−4,4‘−ジ
アミン[03]と化合物(3)を1:10の重量比で共
蒸着して作製した薄膜を50nm形成する以外は、実施
例7と同様の操作を行い有機EL素子を作製した。この
素子に直流電圧を10V印加したところ、4250cd
/m2の発光が得られた。
【0080】実施例16 化合物(3)の代わりに化合物(4)を用いる以外は実
施例15と同様の操作を行い有機EL素子を作製した。
この素子に直流電圧を10V印加したところ、4030
cd/m2の発光が得られた。
【0081】実施例17 化合物(3)の代わりに化合物(12)を用いる以外は
実施例15と同様の操作を行い有機EL素子を作製し
た。この素子に直流電圧を10V印加したところ、53
70cd/m2の発光が得られた。
【0082】実施例18 化合物(3)の代わりに化合物(13)を用いる以外は
実施例15と同様の操作を行い有機EL素子を作製し
た。この素子に直流電圧を10V印加したところ、67
10cd/m2の発光が得られた。
【0083】実施例19 実施例19に用いた素子の断面構造を図3に示す。素子
は陽極/正孔輸送層/発光層/陰極により構成されてい
る。ガラス基板上にITOをスパッタリングによってシ
ート抵抗が20Ω/□になるように製膜し、陽極とし
た。その上に正孔輸送層としてN,N‘−ジフェニル−
N−N−ビス(1−ナフチル)−1,1’−ビフェニ
ル)−4,4‘−ジアミン[03]を真空蒸着法にて5
0nm形成した。次に、発光層として、化合物(3)を
真空共蒸着した膜を40nm形成した。次に陰極として
マグネシウム−銀合金を200nm形成してEL素子を
作製した。この素子に直流電圧を10V印加したとこ
ろ、2370cd/m2の発光が得られた。
【0084】実施例20 化合物(3)の代わりに化合物(5)を用いる以外は実
施例19と同様の操作を行い有機EL素子を作製した。
この素子に直流電圧を10V印加したところ、3040
cd/m2の発光が得られた。
【0085】実施例21 化合物(3)の代わりに化合物(12)を用いる以外は
実施例19と同様の操作を行い有機EL素子を作製し
た。この素子に直流電圧を10V印加したところ、28
80cd/m2の発光が得られた。
【0086】実施例22 化合物(3)の代わりに化合物(13)を用いる以外は
実施例19と同様の操作を行い有機EL素子を作製し
た。この素子に直流電圧を10V印加したところ、31
10cd/m2の発光が得られた。
【0087】実施例23 発光層として[11]と化合物(3)とを20:1の重
量比で真空共蒸着した膜を50nm形成する以外は、実
施例19と同様の操作を行い有機EL素子を作製した。
この素子に直流電圧を10V印加したところ、1870
cd/m2の発光が得られた。
【0088】実施例24 化合物(3)の代わりに化合物(5)を用いる以外は実
施例23と同様の操作を行い有機EL素子を作製した。
この素子に直流電圧を10V印加したところ、2230
cd/m2の発光が得られた。
【0089】実施例25 化合物(3)の代わりに化合物(12)を用いる以外は
実施例23と同様の操作を行い有機EL素子を作製し
た。この素子に直流電圧を10V印加したところ、20
60cd/m2の発光が得られた。
【0090】実施例26 化合物(3)の代わりに化合物(13)を用いる以外は
実施例23と同様の操作を行い有機EL素子を作製し
た。この素子に直流電圧を10V印加したところ、20
30cd/m2の発光が得られた。
【0091】実施例27 正孔輸送層としてN,N′−ジフェニル−N,N′−ビ
ス(3−メチルフェニル)−[1,1′−ビフェニル]
−4,4′−ジアミン[02]を、発光層として[1
3]と化合物(13)とを20:1の重量比で真空共蒸
着して作製した膜を用いる以外は実施例19と同様の操
作を行い有機EL素子を作製した。この素子に直流電圧
を10V印加したところ、2160cd/m2の発光が
得られた。 実施例28 正孔輸送層として化合物(3)を、発光層として[1
3]を用いる以外は実施例7と同様の操作を行い有機E
L素子を作製した。この素子に直流電圧を10V印加し
たところ、1760cd/m2の発光が得られた。
【0092】実施例29 正孔輸送材料として、化合物(13)を用いる以外は実
施例28と同様の操作を行い有機EL素子を作製した。
この素子に直流電圧を10V印加したところ、1970
cd/m2の発光が得られた。
【0093】実施例30 電子輸送層として化合物(3)を用い、発光層として
[11]を用いる以外は、実施例7と同様の操作を行い
有機EL素子を作製した。この素子に直流電圧を10V
印加したところ、760cd/m2の発光が得られた。
【0094】
【発明の効果】以上説明したとおり、本発明化合物を有
機EL素子の構成材料とすることにより、従来に比べて
高輝度な発光が得られ、本発明の効果は大である。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の有機EL素子の断面図である。
【図2】本発明の有機EL素子の断面図である。
【図3】本発明の有機EL素子の断面図である。
【符号の説明】
1 基板 2 陽極 3 正孔輸送層 4 発光層 5 電子輸送層 6 陰極
フロントページの続き (72)発明者 森岡 由紀子 東京都港区芝五丁目7番1号 日本電気株 式会社内 (72)発明者 小田 敦 東京都港区芝五丁目7番1号 日本電気株 式会社内 Fターム(参考) 3K007 AB02 AB06 CA01 CB01 DA00 DA01 DB03 EB00 FA01 FA03

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 陰極と陽極の間に発光層を含む一層以上
    の有機薄膜層を有する有機エレクトロルミネッセント素
    子において、前記有機薄膜層の少なくとも一層に、一般
    式(1): 【化1】 (式中、R1〜R12はそれぞれ独立に水素原子、ハロゲ
    ン原子、ヒドロキシル基、置換もしくは無置換のアミノ
    基、ニトロ基、シアノ基、置換もしくは無置換のアルキ
    ル基、置換もしくは無置換のアルケニル基、置換もしく
    は無置換のシクロアルキル基、置換もしくは無置換のア
    ルコキシ基、置換もしくは無置換の芳香族炭化水素基、
    置換もしくは無置換の芳香族複素環基、置換もしくは無
    置換のアラルキル基、置換もしくは無置換のアリールオ
    キシ基を表す。またR1〜R12は、それらのうちの2つ
    で環を形成していてもよい。ただし、R1〜R12の少な
    くとも一つは一般式(2): 【化2】 (式(2)中、R13〜R23はそれぞれ独立に水素原子、
    ハロゲン原子、ヒドロキシル基、置換もしくは無置換の
    アミノ基(ただしジアリールアミノ基は除く)、ニトロ
    基、シアノ基、置換もしくは無置換のアルキル基、置換
    もしくは無置換のアルケニル基、置換もしくは無置換の
    シクロアルキル基、置換もしくは無置換のアルコキシ
    基、置換もしくは無置換の芳香族炭化水素基、置換もし
    くは無置換の芳香族複素環基、置換もしくは無置換のア
    ラルキル基、置換もしくは無置換のアリールオキシ基、
    置換もしくは無置換のアルコキシカルボニル基、置換も
    しくは無置換のスチリル基、カルボキシル基を表す。ま
    たR13〜R23は、それらのうちの2つで環を形成してい
    てもよい。また、R24〜R28はそれぞれ独立に水素原
    子、ハロゲン原子、ヒドロキシル基、−NAr1Ar
    2(Ar1、Ar2はそれぞれ独立に炭素数6〜20のア
    リール基を表し、このアリール基は置換基を有していて
    もよい。 )で表される置換もしくは無置換のジアリー
    ルアミノ基、ニトロ基、シアノ基、置換もしくは無置換
    のアルキル基、置換もしくは無置換のアルケニル基、置
    換もしくは無置換のシクロアルキル基、置換もしくは無
    置換のアルコキシ基、置換もしくは無置換の芳香族炭化
    水素基、置換もしくは無置換の芳香族複素環基、置換も
    しくは無置換のアラルキル基、置換もしくは無置換のア
    リールオキシ基、置換もしくは無置換のアルコキシカル
    ボニル基、カルボキシル基を表す。またR24〜R28は、
    それらのうちの2つで環を形成していてもよい。)で示
    されるスチリル置換基を持つジアリールアミノ基であ
    る。)で示されるペリレン化合物を単独もしくは混合物
    で含むことを特徴とする有機エレクトロルミネッセント
    素子。
  2. 【請求項2】 前記有機薄膜層として、少なくとも発光
    層と正孔輸送層を有し、発光層が一般式(1)で表される
    化合物を単独もしくは混合物として含むことを特徴とす
    る請求項1記載の有機エレクトロルミネッセンス素子。
  3. 【請求項3】 前記有機薄膜層として、少なくとも正孔
    輸送層を有し、この層が一般式(1)で表される化合物を
    単独もしくは混合物として含むことを特徴とする請求項
    1記載の有機エレクトロルミネッセンス素子。
  4. 【請求項4】 前記有機薄膜層として、少なくとも電子
    輸送層と正孔輸送層を有し、電子輸送層が一般式(1)で
    表される化合物を単独もしくは混合物として含むことを
    特徴とする請求項1記載の有機エレクトロルミネッセン
    ス素子。
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