JP2000182262A - 光ピックアップ装置 - Google Patents

光ピックアップ装置

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JP2000182262A
JP2000182262A JP10355833A JP35583398A JP2000182262A JP 2000182262 A JP2000182262 A JP 2000182262A JP 10355833 A JP10355833 A JP 10355833A JP 35583398 A JP35583398 A JP 35583398A JP 2000182262 A JP2000182262 A JP 2000182262A
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JP
Japan
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light
mirror
reflector
objective lens
pickup device
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Application number
JP10355833A
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English (en)
Inventor
Hiromi Juso
博美 十楚
Nobuyuki Kajita
信幸 梶田
Shuji Eda
秀志 江田
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Sharp Corp
Original Assignee
Sharp Corp
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Publication date
Application filed by Sharp Corp filed Critical Sharp Corp
Priority to JP10355833A priority Critical patent/JP2000182262A/ja
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 基板厚の異なる光ディスクに対して記録情報
を検出しようとすると、対物レンズとビームスプリッタ
との間に補正板が必要になる等光ピックアップ装置が複
雑となる。 【解決手段】 発光部と受光部を有した光学素子1と、
光学素子1より出射された光の光路を曲折させる複数の
曲率よりなる凹面鏡で構成された反射板3と、反射板3
により光路を曲折させられた光を記録媒体の記録面に集
光させる対物レンズ4とを具備した構成とする。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、光ピックアップ装
置に係り、複数の光ディスクを再生する光ピックアップ
装置に好適に利用できるものである。
【0002】
【従来の技術】光ディスク高密度化の一つの手段とし
て、対物レンズの開口数(以下NAと略す)を従来のも
のより大きくする方法がある。しかしながら、NAを大
きくすると、対物レンズの光軸と光ディスクピット面の
なす角度(90度)のずれ、いわゆるスキュー量θと、
光ディスクの基板厚さtとにより収差が発生する。
【0003】そこで、NAを大きくしても、対物レンズ
に対する光ディスクの傾き量許容範囲を確保する為、基
板厚さを薄くしたシステムが考えられている。例えば、
コンパクトディスク(以下CDと略す)では1.2mm
厚の基板が用いられているのに対し、ディジタル.バー
サタイル.ディスク(以下DVDと略す)では、これを
0.6mmとしている。
【0004】ところで、DVD再生装置では、既に広く
普及しているCDを互換再生できることが必須と考えら
れるが、DVDの基板0.6mmに対して収差が最小に
なるよう最適化された対物レンズ(通常非球面レンズと
呼ぶ)を用いてCDを再生しようとすると、前述の基板
厚差により、収差が発生し、良質の信号が得られないと
いう問題があった。これを解決するためのピックアップ
装置に関し、以下の従来例がある。
【0005】図8に示すのが、特開平7−153110
号公報に示される例である。
【0006】レーザーダイオード101から発せられる
直線偏光の発散光は、ビームスプリッタ102、コリメ
ータレンズ103を通って平行光とされ、λ/4板10
4において円偏光とされて、補正板121を透過し、基
板厚さ0.6mmのDVDに対して収差が最小となるよ
うに補正された対物レンズ105によりディスク108
上に集光される。その後、この集光された光は、ディス
クのピットにより変調され、反射して再び対物レンズ1
05に入射する。そして、再び補正板121及びλ/4
板104を通過して直線偏光とされ、ビームスプリッタ
102で直角に反射され、マルチレンズ106を通過し
て、光検出器であるフォトダイオード107に入る。こ
のフォトダイオード107において入射光の情報は、電
気信号に変換される。この信号からディスクと対物レン
ズの焦点方向ずれ(フォーカスエラー)、ディスクに対
して同心円状に形成されたピット列と対物レンズのディ
スク半径方向ずれ(トラッキングエラー)を検出し、図
示しない対物レンズ駆動手段にフィードバックされる。
【0007】上記により、対物レンズ105は、ディス
ク108のピット面との距離が常に所定値となるよう
に、そして、ピット列をトレースするように、制御され
ている。ここで、補正板121は、CD再生時に光路上
に挿入され、DVD用の対物レンズ105でCDを再生
するために発生する収差を補正する。
【0008】他に、ホログラムレンズを光路に追加する
ことにより厚みの異なる複数の基板に対応する特開平7
−98431号公報、液晶を用いて開口を制限すること
により厚みの異なる複数の基板に対応する特開平9−2
7138号公報などがある。
【0009】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上述の
装置のように、DVDのような高密度化されているメデ
ィアの再生を行うために、コリメータレンズを入れた無
限光学系が通常必要となっている。
【0010】更に、上述の装置では、DVDディスク
(基板厚、0.6mm)とCDディスク(基板厚、1.
2mm)の基板厚の異なる光ディスクに対して記録情報
を検出する為に、対物レンズとビームスプリッタとの間
に球面収差を発生させる補正板121を、光軸上に挿脱
する駆動手段を設け、CDディスクを再生時には上記補
正板を光路上に挿入する構成であり、光ピックアップ装
置が複雑であった。本発明は、そのような状況に鑑みて
なされたもので、レーザー光を平行に変換するコリメー
ターレンズを用いずに、凹面鏡により平行光を作り、光
ピックアップ装置構成の簡素化を図る目的とするもので
あり、更にその他の凹面鏡を採用した複数メディアの互
換再生の方法を提供するものである。
【0011】
【課題を解決するための手段】本発明は、上記課題を解
決するために以下のような構成とした。
【0012】即ち、発光部と受光部を有した光学素子
と、前記光学素子より出射された光の光路を曲折させる
反射板と、前記反射板により光路を曲折させられた光を
記録媒体の記録面に集光させる対物レンズと、を具備し
た複数の記録媒体を再生する光ピックアップ装置におい
て、前記反射板は、複数の曲率よりなる凹面鏡であるよ
うにした。
【0013】ここで、前記反射板は、一部に平面部を有
した凹面鏡としても良く、また、前記反射板は、複数の
面を有し、それぞれ異なる曲率よりなる複数の凹面鏡で
構成されるようにしても良く、また、前記反射板は、複
数の面を有し、少なくとも1の平面鏡と、それぞれ異な
る曲率よりなる1または2以上の凹面鏡と、で構成され
るようにしても良く、また、n種類の前記記録媒体に対
して、前記反射板は、nの遇数倍の反斜面で構成される
ようにしても良く、また、前記反射板は、複数の曲率よ
りなる凹面鏡が隣接しているようにしても良く、また、
前記反射板は、少なくとも1の平面鏡とそれぞれ異なる
曲率よりなる1または2以上の凹面鏡が隣接しているよ
うにしても良く、また、前記複数の記録媒体の種類によ
り前記光学素子と、前記反射板の相対位置を移動させる
ようにしても良く、また、前記反射板は、それぞれ異な
る曲率よりなる複数の凹面鏡が積層されているようにし
ても良く、また、前記反射板は、少なくとも1の平面鏡
と、それぞれ異なる曲率よりなる1または2以上の凹面
鏡が積層されているようにしても良く、また、前記反射
板は、それぞれ異なる曲率よりなる複数の凹面鏡と、制
御信号により光の透過と遮断を切替える液晶シャッター
が積層されているようにしても良く、また、前記反射板
は、少なくとも1の平面鏡と、それぞれ異なる曲率より
なる1または2以上の凹面鏡と、制御信号により光の透
過と遮断を切替える液晶シャッターが積層されているよ
うにしても良く、更に、発光部と受光部を有した回動す
る光学素子と、前記光学素子より出射された光の光路を
曲折させる透過部と反射部とよりなる反射板と、前記反
射板により光路を曲折させられた光を記録媒体の記録面
に集光させる複数の対物レンズと、を具備するようにし
ても良く、また、発光部と受光部を有した回動する光学
素子と、前記光学素子より出射された光の光路を曲折さ
せる反射板と、前記発光部と前記反射板の間に挿設さ
れ、それぞれ異なる開口数を有する複数の開口部と、前
記反射板により光路を曲折させられた光を記録媒体の記
録面に集光させる複数の対物レンズと、を具備したよう
にしても良い。
【0014】以上、本発明の各構成は、可能な限り互い
に組み合わせることが可能である。
【0015】
【発明の実施の形態】第1の実施形態について、図1を
用いて説明する。レーザー光を発光するとともに反射光
を検出する光学系として、いわゆるホログラムピックア
ップを用いた場合を示す。
【0016】レーザー光を発生する発光素子と、レーザ
ー光がディスクに反射し返ってくる反射光を回折させる
ホログラムと、回折された反射光を受光する受光素子
と、受光素子に流れる電流を電圧に変換しさらに増幅す
るICからなるホログラムピックアップ1を、ディスク
2面と平行に設置する。ホログラムピックアップ1から
ディスク2面に対して平行に出射されるレーザー光を、
本実施形態による2焦点全反射ミラー3で直角に曲げる
と同時に、平行光に変換し、対物レンズに入射する。
【0017】図に示すディスク2は、0.6mm厚さ基
板が2枚貼り合わされたDVD基板を模式的に示してい
る。
【0018】対物レンズ4は、0.6mm貼り合わせの
DVDに対して収差が最小になるよう補正された非球面
レンズである。対物レンズ4を通ったレーザー光は、デ
ィスク2のピット面2aで焦点を結び(CDの場合はピ
ット面が2bとなる)、ピットにより変調を受けた反射
光は、入射経路を逆にたどり、上記ホログラムピックア
ップ1のホログラムにより回折され、受光部に入射す
る。
【0019】上記回折光から、ディスク2と対物レンズ
4の焦点方向ずれ(フォーカスエラー)、ディスクに対
して同心円状に形成されたピット列と対物レンズ2のデ
ィスク半径方向ずれ(トラッキングエラー)を検出し、
図示しない対物レンズ駆動手段にフィードバックされ
る。
【0020】上記により、対物レンズ4は、ディスク2
のピット面との距離が常に所定値となるように、そし
て、ピット列をトレースするように、制御されている。
【0021】CDに対しては、上記2焦点全反射ミラー
3中央部に設けられた平面部で反射された発散光、もし
くはミラー中央部に設けられた凹面部で反射された平行
光を利用する。平面部とした場合は、対物レンズのNA
がCDに対して最適になるような発散光となるような形
状をとし、凹面部とした場合は、対物レンズのNAがC
Dに対して最適になるような平行光となるような形状と
する。図は、DVD/CD共に発散光を平行光に変換し
た場合を示している。すなわち、2焦点全反射ミラー3
中央部3a及び周辺部3bは、共に凹面部となってい
る。
【0022】なお、対物レンズ4がDVD用に補正され
ているため、この方式の場合は、若干CDに対して収差
が残る。CD対応時の収差を更に良好な状態にするに
は、2焦点全反射ミラー中央部3aを、CDに対して収
差補正した形状とすればよい。
【0023】さらに、対物レンズ4が基板厚1.2mm
のCDに対して収差最小になるよう補正されている場
合、上記2焦点ミラー3は、DVDの収差を補正しかつ
直角に曲げると同時に、平行光に変換するミラーとし、
中央を平面部として、対物レンズのNAがCDに対して
最適になるような発散光とすればよい。もしくは中央部
を平行光に変換するような形状にしてもよい。
【0024】さらに、非球面ではなく球面対物レンズを
使用する場合、上記2焦点ミラーは、DVDの収差を補
正しかつ直角に曲げると同時に、平行光に変換するミラ
ーとし、中央をCDに対して収差補正しかつ直角に曲げ
ると同時に、平行光に変換する形状とすればよい。
【0025】第2の実施形態について、図2を用いて説
明する。レーザー光を発光するとともに反射光を検出す
る光学系として、いわゆるホログラムピックアップを用
いた場合を示す。
【0026】レーザー光を発生する発光素子と、レーザ
ー光がディスクに反射し返ってくる反射光を回折させる
ホログラムと、回折された反射光を受光する受光素子
と、受光素子に流れる電流を電圧に変換しさらに増幅す
るICからなるホログラムピックアップ21を、ディス
ク面と平行に設置する。ホログラムピックアップからデ
ィスク面に対して平行に出射されるレーザー光を、DV
D用の全反射ミラー23aとCD用の全反射ミラー23
bが表裏一体に合わされた、本実施形態による2焦点全
反射ミラー23で直角に曲げると同時に、平行光に変換
し、対物レンズ24に入射する。
【0027】図に示すディスク22は、0.6mm厚さ
基板が2枚貼り合わされたDVD基板を模式的に示して
いる。
【0028】対物レンズ24は、0.6mm貼り合わせ
のDVDに対して収差が最小になるよう補正されてい
る。対物レンズ24を通ったレーザー光は、ディスク2
2のピット面で焦点を結び、ピットにより変調を受けた
反射光は、入射経路を逆にたどり、上記ホログラムピッ
クアップのホログラムにより回折され、受光部に入射す
る。
【0029】上記回折光から、ディスクと対物レンズの
焦点方向ずれ(フォーカスエラー)、ディスクに対して
同心円状に形成されたピット列と対物レンズのディスク
半径方向ずれ(トラッキングエラー)を検出し、図示し
ない対物レンズ駆動手段にフィードバックされる。
【0030】上記により、対物レンズ24は、ディスク
22のピット面との距離が常に所定値となるように、そ
して、ピット列をトレースするように制御されている。
CDを再生する場合は、図2(2)に示すように、上記
2焦点全反射ミラー23を180度回転する。裏面の平
面反射部23bは、対物レンズ24のNAがCDに対し
て最適になるような発散光を作る。図は、上記の方式の
場合を示す。上記裏面の平面部を凹面とし、対物レンズ
24のNAがCDに対して最適になるような平行光を作
ってもよい。なお、対物レンズ24がDVD用に補正さ
れているため、上記の方式の場合は、若干CDに対して
収差が残る。
【0031】CD対応時の収差を更に良好な状態にする
には、裏面の平面反射部23bを、CDに対して収差補
正した形状とすればよい。
【0032】さらに、対物レンズ24が基板厚1.2m
mのCDに対して収差最小になるよう補正されている場
合、上記2焦点ミラー23は、DVDの収差を補正しか
つ直角に曲げると同時に、平行光に変換するミラーと
し、裏面を平面部として、対物レンズ24のNAがCD
に対して最適になるような発散光とすればよい。もしく
は平行光に変換するような形状にしてもよい。
【0033】さらに、球面対物レンズを使用する場合、
上記2焦点ミラー23は、DVDの収差を補正しかつ直
角に曲げると同時に、平行光に変換するミラーとし、裏
面をCDに対して収差補正しかつ直角に曲げると同時
に、平行光に変換する形状とすればよい。
【0034】図2(3)と図2(4)に示すように、複
数のメディアに対応するときは、回転体の面数を増やせ
ばよい。図2(3)の場合、3種類のメディアに対応す
るため、3面からなる回転体となっている。
【0035】また、2種類のメディアに対応する場合で
も、図2(4)に示すように必要鏡面数の遇数倍の面を
持つ回転体とすることにより、切り替えを行う時の回転
方向を1方向にすることができるので、回転精度が向上
する。
【0036】第3の実施形態について、図3を用いて説
明する。
【0037】レーザー光を発光するとともに反射光を検
出する光学系として、いわゆるホログラムピックアップ
を用いた場合を示す。
【0038】レーザー光を発生する発光素子と、レーザ
ー光がディスクに反射し返ってくる反射光を回折させる
ホログラムと、回折された反射光を受光する受光素子
と、受光素子に流れる電流を電圧に変換しさらに増幅す
るICからなるホログラムピックアップ31を、ディス
ク32面と平行に設置する。ホログラムピックアップ3
1からディスク32面に対して平行に出射されるレーザ
ー光を、DVD用の全反射ミラーとCD用の全反射ミラ
ーが同一平面上に配置された、本実施形態による2焦点
全反射ミラー33で直角に曲げると同時に、平行光に変
換し、対物レンズに入射する。
【0039】図に示すディスク32は、0.6mm厚さ
基板が2枚貼り合わされたDVD基板を模式的に示して
いる。
【0040】対物レンズ34は、0.6mm貼り合わせ
のDVDに対して収差が最小になるよう補正されてい
る。対物レンズ34を通ったレーザー光は、ディスク3
2のピット面で焦点を結び、ピットにより変調を受けた
反射光は、入射経路を逆にたどり、上記ホログラムピッ
クアップ31のホログラムにより回折され、受光部に入
射する。
【0041】上記回折光から、ディスク32と対物レン
ズ34の焦点方向ずれ(フォーカスエラー)、ディスク
32に対して同心円状に形成されたピット列と対物レン
ズ34のディスク半径方向ずれ(トラッキングエラー)
を検出し、図示しない対物レンズ駆動手段にフィードバ
ックされる。
【0042】上記により、対物レンズ34は、ディスク
32のピット面との距離が常に所定値となるように、そ
して、ピット列をトレースするように制御されている。
【0043】DVDもしくはCDに対応するため、DV
D用全反射ミラー33aとCD用全反射ミラー33bを
図3(2)に示すように、ディスク半径方向に併設した
複合ミラー33イとし、これをディスク半径方向にシフ
トさせることにより切り換える手段、DVD用全反射ミ
ラー33aとCD用全反射ミラー33bを図3(3)に
示すように、ディスク回転軸方向に併設した複合ミラー
33ロとし、これをディスク回転軸方向にシフトさせる
ことにより切り換える手段、もしくはDVD用全反射ミ
ラー33aとCD用全反射ミラー33bを図3(4)に
示すように、回転軸に対し同心円上に設け(複合ミラー
33ハ)、これを回動させることにより切り換える手段
等がある。複合ミラーに併設された2枚の全反射ミラー
を取り囲む周辺部33cは、透過部もしくは吸収部とす
る。
【0044】なお、対物レンズ34がDVD用に補正さ
れているため、この方式の場合は、若干CDに対して収
差が残る。
【0045】CD対応時の収差を更に良好な状態にする
には、CD用全反射ミラー33bを、CDにさらに、対
物レンズが基板厚1.2mmのCDに対して収差最小に
なるよう補正されている場合、上記2焦点ミラーは、D
VDの収差を補正しかつ直角に曲げると同時に、平行光
に変換するミラーと、対物レンズのNAがCDに対して
最適になるような発散光とするような平面ミラーをとす
ればよい。もしくは平行光に変換するような形状にして
もよい。
【0046】さらに、球面対物レンズを使用する場合、
上記2焦点ミラーは、DVDの収差を補正しかつ直角に
曲げると同時に平行光に変換するミラーと、CDに対し
て収差補正しかつ直角に曲げると同時に平行光に変換す
る形状とすればよい。
【0047】第4の実施形態について、図4を用いて説
明する。レーザー光を発光するとともに反射光を検出す
る光学系として、いわゆるホログラムピックアップを用
いた場合を示す。
【0048】レーザー光を発生する発光素子と、レーザ
ー光がディスクに反射し返ってくる反射光を回折させる
ホログラムと、回折された反射光を受光する受光素子
と、受光素子に流れる電流を電圧に変換しさらに増幅す
るICからなるホログラムピックアップ41を、ディス
ク42面と平行に設置する。ホログラムピックアップ4
1からディスク42面に対して平行に出射されるレーザ
ー光を、本実施形態による2焦点全反射ミラー43で直
角に曲げると同時に、平行光に変換し、対物レンズ44
に入射する。
【0049】図に示すディスク42は、0.6mm厚さ
基板が2枚貼り合わされたDVD基板を模式的に示して
いる。
【0050】対物レンズ44は、0.6mm貼り合わせ
のDVDに対して収差が最小になるよう補正されてい
る。対物レンズ44を通ったレーザー光は、ディスク4
2のピット面で焦点を結び、ピットにより変調を受けた
反射光は、入射経路を逆にたどり、上記ホログラムピッ
クアップ41のホログラムにより回折され、受光部に入
射する。
【0051】上記回折光から、ディスク42と対物レン
ズ44の焦点方向ずれ(フォーカスエラー)、ディスク
42に対して同心円状に形成されたピット列と対物レン
ズ44のディスク半径方向ずれ(トラッキングエラー)
を検出し、図示しない対物レンズ駆動手段にフィードバ
ックされる。
【0052】上記により、対物レンズ44は、ディスク
42のピット面との距離が常に所定値となるように、そ
して、ピット列をトレースするように制御されている。
【0053】一方、CDに対して収差が最小になるよう
補正されている対物レンズ45が、上記DVD用対物レ
ンズ44に対して併設されている。
【0054】CD対応時は、上記全反射ミラー43を、
全反射光が上記CD用対物レンズ45に入射するよう
に、ホログラムピックアップ41に近づく方向にシフト
する。レーザー光は、図示しない開口手段によりDVD
再生に最適なNAとなるよう開口制限されており、ミラ
ー43がホログラムピックアップ41に近づくことによ
り、CD再生に最適なNAとなる。従って、DVD用の
対物レンズ44とCD用対物レンズ45間距離は、上記
を考慮して定めてある。
【0055】さらに、上記ミラー43を平面として、D
VD/CD共に有限光学系を構成してもよい。
【0056】第5の実施形態について、図5を用いて説
明する。レーザー光を発光するとともに反射光を検出す
る光学系として、いわゆるホログラムピックアップを用
いた場合を示す。
【0057】レーザー光を発生する発光素子と、レーザ
ー光がディスクに反射し返ってくる反射光を回折させる
ホログラムと、回折された反射光を受光する受光素子
と、受光素子に流れる電流を電圧に変換しさらに増幅す
るICからなるホログラムピックアップ51を、ディス
ク52面と平行に設置する。ホログラムピックアップ5
1からディスク52面に対して平行に出射されるレーザ
ー光を、本実施形態による2焦点ハーフミラー53で直
角に曲げると同時に、平行光に変換し、対物レンズ54
に入射する。
【0058】図に示すディスク52は、0.6mm厚さ
基板が2枚貼り合わされたDVD基板を模式的に示して
いる。
【0059】対物レンズ54は、0.6mm貼り合わせ
のDVDに対して収差が最小になるよう補正されてい
る。対物レンズ54を通ったレーザー光は、ディスク5
2のピット面で焦点を結び、ピットにより変調を受けた
反射光は、入射経路を逆にたどり、上記ホログラムピッ
クアップ51のホログラムにより回折され、受光部に入
射する。
【0060】上記回折光から、ディスク52と対物レン
ズ54の焦点方向ずれ(フォーカスエラー)、ディスク
52に対して同心円状に形成されたピット列と対物レン
ズ54のディスク半径方向ずれ(トラッキングエラー)
を検出し、図示しない対物レンズ駆動手段にフィードバ
ックされる。
【0061】上記により、対物レンズ54は、ディスク
52のピット面との距離が常に所定値となるように、そ
して、ピット列をトレースするように制御されている。
【0062】上記2焦点ハーフミラー53は、表層部が
DVD用のハーフミラー53aであり、深層部がCD用
の全反射ミラー53bであり、両者が一体となってい
る。
【0063】CDに対しては、上記2焦点ハーフミラー
53深層部に設けられた全反射ミラー部53bで反射さ
れた発散光を、上記対物レンズ54に入射する。上記全
反射ミラーを平面とする場合は、対物レンズのNAがC
Dに対して最適になるような発散光となるような形状と
する。図は、上記の方法について示してある。凹面とす
る場合は、対物レンズ54のNAがCDに対して最適に
なるような平行光となるような形状とする。なお、対物
レンズ54がDVD用に補正されているため、この方式
の場合は、若干CDに対して収差が残る。
【0064】CD対応時の収差を更に良好な状態にする
には、上記2焦点ハーフミラー53深層部に設けられた
全反射ミラー部を、CDに対して収差補正した形状とす
ればよい。
【0065】さらに、対物レンズ54が基板厚1.2m
mのCDに対して収差最小になるよう補正されている場
合、上記2焦点ハーフミラー53表層部は、DVDの収
差を補正しかつ直角に曲げると同時に、平行光に変換す
るミラーとし、深層部は対物レンズのNAがCDに対し
て最適になるような発散光とするような平面ミラーをと
すればよい。もしくは平行光に変換するような形状にし
てもよい。
【0066】さらに、球面対物レンズを使用する場合、
上記2焦点ハーフミラー53表層部は、DVDの収差を
補正しかつ直角に曲げると同時に平行光に変換するミラ
ーとし、深層部はCDに対して収差補正しかつ直角に曲
げると同時に平行光に変換する形状とすればよい。
【0067】第6の実施形態について、図6を用いて説
明する。レーザー光を発光するとともに反射光を検出す
る光学系として、いわゆるホログラムピックアップを用
いた場合を示す。
【0068】レーザー光を発生する発光素子と、レーザ
ー光がディスクに反射し返ってくる反射光を回折させる
ホログラムと、回折された反射光を受光する受光素子
と、受光素子に流れる電流を電圧に変換しさらに増幅す
るICからなるホログラムピックアップ61を、ディス
ク62面と平行に設置する。ホログラムピックアップ6
1からディスク62面に対して平行に出射されるレーザ
ー光を、本実施形態による2焦点液晶ミラー63で直角
に曲げると同時に、平行光に変換し、対物レンズ64に
入射する。
【0069】図に示すディスク62は、0.6mm厚さ
基板が2枚貼り合わされたDVD基板を模式的に示して
いる。
【0070】対物レンズ64は、0.6mm貼り合わせ
のDVDに対して収差が最小になるよう補正されてい
る。対物レンズ64を通ったレーザー光は、ディスク6
2のピット面で焦点を結び、ピットにより変調を受けた
反射光は、入射経路を逆にたどり、上記ホログラムピッ
クアップ61のホログラムにより回折され、受光部に入
射する。
【0071】上記回折光から、ディスク62と対物レン
ズ64の焦点方向ずれ(フォーカスエラー)、ディスク
62に対して同心円状に形成されたピット列と対物レン
ズ64のディスク半径方向ずれ(トラッキングエラー)
を検出し、図示しない対物レンズ駆動手段にフィードバ
ックされる。
【0072】上記により、対物レンズ64は、ディスク
62のピット面との距離が常に所定値となるように、そ
して、ピット列をトレースするように制御されている。
【0073】上記2焦点液晶ミラー63は、表層部が液
晶スイッチャー63aとなっており、中間層がDVD用
の偏光ミラー63bであり、深層部がCD用の全反射ミ
ラー63cであり、3者が一体となっている。
【0074】CD用の全反射ミラー63cは、中央部が
反射面となっており、対物レンズ64のNAがCDに対
して最適になるような発散光を作る。ミラーの周辺部
は、透過部もしくは吸収部となっている。
【0075】CD再生時は、上記2焦点液晶ミラー63
表層部の液晶スイッチャー63aに電圧を加える。入射
したレーザー光の偏光面は、液晶により90度回転し、
中間層の偏光ミラー63bを透過する。深層部に設けら
れた全反射ミラー部63cが平面の場合、対物レンズ6
4のNAがCDに対して最適になるような発散光を反射
するような形状とする。全反射ミラー部が凹面の場合、
対物レンズのNAがCDに対して最適になるような平行
光を反射するような形状とする。図は、全反射ミラーが
平面の場合を示す。なお、対物レンズ64がDVD用に
補正されているため、この方式の場合は、若干CDに対
して収差が残る。
【0076】CD対応時の収差を更に良好な状態にする
には、上記2焦点液晶ミラー63深層部に設けられた全
反射ミラー部を、CDに対して収差補正した形状とすれ
ばよい。
【0077】一方、DVD再生時は、上記2焦点液晶ミ
ラー63表層部の液晶スイッチャー63aに電圧を加え
ない。入射したレーザー光は液晶により90度偏光面を
回転されることなく、中間層の偏光ミラー63bで反射
する。
【0078】上記の液晶スイッチャー63aは、液晶に
電圧印加時に透過し、電圧遮断時に反射するネガ特性と
しているが、液晶に電圧印加時に反射し、電圧遮断時に
透過するポジ特性としてもよい。
【0079】さらに、対物レンズ64が基板厚1.2m
mのCDに対して収差最小になるよう補正されている場
合、上記2焦点液晶ミラー63中間層は、DVDの収差
を補正しかつ直角に曲げると同時に、平行光に変換する
偏光ミラーとし、深層部は対物レンズのNAがCDに対
して最適になるような発散光とするような平面ミラーを
とすればよい。もしくは平行光に変換するような形状に
してもよい。
【0080】さらに、球面対物レンズを使用する場合、
上記2焦点液晶ミラー63中間層は、DVDの収差を補
正しかつ直角に曲げると同時に平行光に変換するミラー
とし、深層部はCDに対して収差補正しかつ直角に曲げ
ると同時に平行光に変換する形状とすればよい。
【0081】ここで、2焦点液晶ミラー63の構成例を
示す。
【0082】ネマチック液晶63a−1が、配向膜63
a−2を介して透明電極63a−3と透明保護板63a
−4とにより上下から挟まれている。下側の透明保護板
63a−4には、外側から凹面状の偏光ミラー63bが
併設されている。その外側には、部分ミラー63cが併
設されている。
【0083】第7の実施形態について、図7を用いて説
明する。レーザー光を発光するとともに反射光を検出す
る光学系として、いわゆるホログラムピックアップを用
いた場合を示す。
【0084】レーザー光を発生する発光素子と、レーザ
ー光がディスクに反射し返ってくる反射光を回折させる
ホログラムと、回折された反射光を受光する受光素子
と、受光素子に流れる電流を電圧に変換しさらに増幅す
るICからなるホログラムピックアップを、ディスク回
転軸と平行に設置する。
【0085】図に示すディスク72は、0.6mm厚さ
基板が2枚貼り合わされたDVD基板を模式的に示して
いる。
【0086】対物レンズは、0.6mm貼り合わせのD
VDに対して収差が最小になるよう補正されたDVD専
用対物レンズ74と、1.2mm厚基板であるCDに対
して収差が最小になるよう補正されたCD専用対物レン
ズ75の2つを有する。
【0087】ホログラムピックアップ71から出射され
るレーザー光は、本実施形態による2焦点複合ミラー7
3で対物レンズ74もしくは75の光軸方向に曲げられ
ると同時に、平行光に変換され、対物レンズ74もしく
は75に入射する。
【0088】対物レンズ74もしくは75を通ったレー
ザー光は、ディスク72のピット面で焦点を結び、ピッ
トにより変調を受けた反射光は、入射経路を逆にたど
り、上記ホログラムピックアップ71のホログラムによ
り回折され、受光部に入射する。
【0089】上記回折光から、ディスク72と対物レン
ズ74もしくは75の焦点方向ずれ(フォーカスエラ
ー)、ディスク72に対して同心円状に形成されたピッ
ト列と対物レンズ74もしくは75のディスク半径方向
ずれ(トラッキングエラー)を検出し、図示しない対物
レンズ駆動手段にフィードバックされる。
【0090】上記により、対物レンズ74もしくは75
は、ディスク72のピット面との距離が常に所定値とな
るように、そして、ピット列をトレースするように制御
されている。
【0091】上記2焦点複合ミラー73は、対物レンズ
74のNAがDVDに対して最適になるような平行光を
出射するDVD用凹面鏡73aと、対物レンズ75のN
AがCDに対して最適になるような平行光を出射するC
D用凹面鏡73bとが一体になっている。複合ミラー7
3に併設された上記2枚の凹面鏡を取り囲む周辺部73
cは、透過部もしくは吸収部とする。
【0092】上記2焦点複合ミラー73は、図7(2)
に示すように、対物レンズ74のNAがDVDに対して
最適になるような平行光を出射するために設けられた開
口部76aと、対物レンズ75のNAがCDに対して最
適になるような平行光を出射するために設けられた開口
部76bを追加することにより、全反射面とすることも
できる。
【0093】そして、CD再生時にCD用凹面鏡を指向
していたホログラムピックアップ71は、DVD再生時
に、図示しない回動機構により駆動され、図7(1)の
場合は、そのレーザー出射方向をDVD用凹面鏡73a
方向に、図7(2)の場合は、そのレーザー出射方向を
DVD用開口部76a方向に、それぞれ変える。以上に
より、DVD/CDの再生切り替えができる。
【0094】上記複合ミラーは、対物レンズのNAがD
VDに対して最適になるような平行光を出射するDVD
用凹面鏡と、対物レンズのNAがCDに対して最適にな
るような発散光とするような平面鏡の複合でもよい。
【0095】また、対物レンズのNAがDVDに対して
最適になるような発散光とするような平面鏡と、対物レ
ンズのNAがCDに対して最適になるような発散光とす
るような平面鏡の複合でもよい。
【0096】さらに、0.6mm貼り合わせのDVDに
対して収差が最小になるよう補正されたDVD専用対物
レンズと、CD専用球面対物レンズの2つを有する場
合、対物レンズのNAがDVDに対して最適になるよう
な平行光を出射するDVD用凹面鏡と、CDの収差を補
正しかつ所定の出射角に曲げると同時に平行光に変換す
る鏡の複合、もしくは、対物レンズのNAがDVDに対
して最適になるような発散光とするような平面鏡と、C
Dの収差を補正しかつ所定の出射角に曲げると同時に平
行光に変換する凹面鏡の複合となる。
【0097】さらに、DVD専用球面対物レンズと、
1.2mm厚基板であるCDに対して収差が最小になる
よう補正されたCD専用対物レンズの2つを有する場
合、DVDの収差を補正しかつ所定の出射角に曲げると
同時に平行光に変換する凹面鏡と、対物レンズのNAが
CDに対して最適になるような平行光を出射するCD用
凹面鏡の複合、もしくは、DVDの収差を補正しかつ所
定の出射角に曲げると同時に平行光に変換する凹面鏡
と、対物レンズのNAがCDに対して最適になるような
発散光とするような平面鏡の複合でもよい。
【0098】さらに、DVD専用球面レンズと、CD専
用球面レンズの2つを有する場合、DVDの収差を補正
しかつ所定の出射角に曲げると同時に平行光に変換する
凹面鏡と、CDの収差を補正しかつ所定の出射角に曲げ
ると同時に平行光に変換する凹面鏡の複合となる。
【0099】
【発明の効果】本発明によれば、反射板を複数の曲率よ
りなる凹面鏡としたので、ビームスプリッタ、コリメー
タレンズを使用せずに光学素子から出射された発散光の
光路を曲折させると共に平行光に変換できるため光学系
の構成を簡略化することが可能となり、装置の小型化、
軽量化及びコストの削減を図ることができ、また、基板
厚の異なる複数の記録媒体の記録面に対して、それぞれ
最適な収差に集光させることができる。また、反射板を
一部に平面部を有した凹面鏡とすることで、反射板の加
工が容易となる。
【0100】また、反射板を複数の面を有し、それぞれ
異なる曲率よりなる複数の凹面鏡で構成することで、反
射板の面数に対応した複数の記録媒体の記録面に対し
て、それぞれ最適な収差に集光させることができる。ま
た、複数の面の内、少なくとも1の面を平面鏡とするこ
とで、反射板の加工が容易となる。
【0101】また、n種類の記録媒体に対して、反射板
をnの遇数倍の反斜面で構成することで、記録媒体ごと
の反斜面の切替えを反射板の1方向の回転で実現するこ
とができるため、回転精度が向上し、これに伴い、装置
の信頼性、耐久性の向上を図ることができる。
【0102】また、反射板を複数の曲率よりなる凹面鏡
が隣接するように構成することで、反射板の制作が容易
となる。また、凹面鏡の内、少なくとも1の凹面鏡を平
面鏡とすることで反射板の加工が容易となる。
【0103】また、複数の記録媒体の種類により前記光
学素子と、前記反射板の相対位置を移動させる構成とす
ることで、反射板の形状を簡略化することができ、これ
により、加工精度の向上、コストの削減を図ることがで
き、また、反射板の形状に依存しないで複数の記録媒体
の記録面に対して最適な収差に集光させることができ
る。
【0104】また、反射板をそれぞれ異なる曲率よりな
る複数の凹面鏡が積層されている構成とすることで、そ
れぞれの層の反斜面全面で反射された光を利用すること
ができ、光の利用効率を高めることができる。また、凹
面鏡の内、少なくとも1の凹面鏡を平面鏡とすること
で、反射板の制作を容易にすることができる。
【0105】また、反射板をそれぞれ異なる曲率よりな
る複数の凹面鏡と液晶シャッターが積層されている構成
とすることで、それぞれの層の反斜面を明確に切替えて
使用することができる。また、該複数の凹面鏡の内少な
くとも1の凹面鏡を平面鏡とすることで、加工が容易と
なる。
【0106】また、光学素子を回動させ、透過部と反射
部とよりなる反射板により光の光路を曲折させる構成と
することで、1の反射板で複数の記録媒体の記録面に対
して最適な収差に集光させることができると共に、光学
素子が1点で回動するので装置の機構的なスペースを必
要としない。また、光学素子と反射板の間にそれぞれ異
なる開口数を有する複数の開口部挿設した構成とすれば
反射板に透過部と反射部を設ける必要が無くなり反射板
の簡略化が図れる。
【図面の簡単な説明】
【図1】第1の実施形態の構成図である。
【図2】第2の実施形態の構成図である。
【図3】第3の実施形態の構成図である。
【図4】第4の実施形態の構成図である。
【図5】第5の実施形態の構成図である。
【図6】第6の実施形態の構成図である。
【図7】第7の実施形態の構成図である。
【図8】従来の構成図である。
【符号の説明】
3、23、33、43、53、63、73 2焦点全反
射ミラー 1、21、31、41、51、61、71 ホログラム
ピックアップ 2、22、32、42、52、62、72 ディスク 4、24、34、44、45、54、64、74、75
対物レンズ 2a DVDのピット面 2b CDのピット面 3a、23b、33b、73b CD用の凹面鏡 3b、23a、33a、73a DVD用の凹面鏡 33c 透過面 53a DVD用のハーフミラー 53b、63c CD用の平面鏡 63a 液晶スイッチャー 63a−1 ネマチック液晶 63a−2 配向膜 63a−3 透明電極 63a−4 透明保護板 63b DVD用凹面状の偏光ミラー 63c−1 平面鏡 63c−2 透過部 73c 吸収部 76a DVD用の開口制限部 76b CD用の開口制限部 101 レーザーダイオード 102 ビームスプリッタ 103 コリメータレンズ 104 λ/4板 105 対物レンズ 106 マルチレンズ 107 フォトダイオード 108 ディスク
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 江田 秀志 大阪府大阪市阿倍野区長池町22番22号 シ ャープ株式会社内 Fターム(参考) 5D118 AA04 AA26 BA01 BB02 DC03 DC16 5D119 AA04 AA41 BA01 CA09 DA01 DA05 EC14 EC31 FA05 JA05 JA43 JA62 JB02 JB06 LB07

Claims (14)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 発光部と受光部を有した光学素子と、 前記光学素子より出射された光の光路を曲折させる反射
    板と、 前記反射板により光路を曲折させられた光を記録媒体の
    記録面に集光させる対物レンズと、 を具備した複数の記録媒体を再生する光ピックアップ装
    置において、 前記反射板は、複数の曲率よりなる凹面鏡であることを
    特徴とする光ピックアップ装置。
  2. 【請求項2】 前記反射板は、一部に平面部を有した凹
    面鏡であることを特徴とする請求項1に記載の光ピック
    アップ装置。
  3. 【請求項3】 前記反射板は、複数の面を有し、それぞ
    れ異なる曲率よりなる複数の凹面鏡で構成されることを
    特徴とする請求項1に記載の光ピックアップ装置。
  4. 【請求項4】 前記反射板は、複数の面を有し、少なく
    とも1の平面鏡と、それぞれ異なる曲率よりなる1また
    は2以上の凹面鏡と、で構成されることを特徴とする請
    求項1に記載の光ピックアップ装置。
  5. 【請求項5】 n種類の前記記録媒体に対して、前記反
    射板は、nの遇数倍の反斜面で構成されることを特徴と
    する請求項1に記載の光ピックアップ装置。
  6. 【請求項6】 前記反射板は、複数の曲率よりなる凹面
    鏡が隣接していることを特徴とする請求項1に記載の光
    ピックアップ装置。
  7. 【請求項7】 前記反射板は、少なくとも1の平面鏡と
    それぞれ異なる曲率よりなる1または2以上の凹面鏡が
    隣接していることを特徴とする請求項1に記載の光ピッ
    クアップ装置。
  8. 【請求項8】 前記複数の記録媒体の種類により前記光
    学素子と、前記反射板の相対位置を移動させることを特
    徴とする請求項1に記載の光ピックアップ装置。
  9. 【請求項9】 前記反射板は、それぞれ異なる曲率より
    なる複数の凹面鏡が積層されていることを特徴とする請
    求項1に記載の光ピックアップ装置。
  10. 【請求項10】 前記反射板は、少なくとも1の平面鏡
    と、それぞれ異なる曲率よりなる1または2以上の凹面
    鏡が積層されていることを特徴とする請求項1に記載の
    光ピックアップ装置。
  11. 【請求項11】 前記反射板は、それぞれ異なる曲率よ
    りなる複数の凹面鏡と、制御信号により光の透過と遮断
    を切替える液晶シャッターが積層されていることを特徴
    とする請求項1に記載の光ピックアップ装置。
  12. 【請求項12】 前記反射板は、少なくとも1の平面鏡
    と、それぞれ異なる曲率よりなる1または2以上の凹面
    鏡と、制御信号により光の透過と遮断を切替える液晶シ
    ャッターが積層されていることを特徴とする請求項1に
    記載の光ピックアップ装置。
  13. 【請求項13】 発光部と受光部を有した回動する光学
    素子と、 前記光学素子より出射された光の光路を曲折させる透過
    部と反射部とよりなる反射板と、 前記反射板により光路を曲折させられた光を記録媒体の
    記録面に集光させる複数の対物レンズと、 を具備したことを特徴とする光ピックアップ装置。
  14. 【請求項14】 発光部と受光部を有した回動する光学
    素子と、 前記光学素子より出射された光の光路を曲折させる反射
    板と、 前記発光部と前記反射板の間に挿設され、それぞれ異な
    る開口数を有する複数の開口部と、 前記反射板により光路を曲折させられた光を記録媒体の
    記録面に集光させる複数の対物レンズと、 を具備したことを特徴とする光ピックアップ装置。
JP10355833A 1998-12-15 1998-12-15 光ピックアップ装置 Pending JP2000182262A (ja)

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2002040323A (ja) * 2000-07-21 2002-02-06 Nagano Kogaku Kenkyusho:Kk 光ピックアップ装置

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* Cited by examiner, † Cited by third party
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