JP2000181975A - 複数通貨を用いた伝票処理システム及び方法 - Google Patents

複数通貨を用いた伝票処理システム及び方法

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JP2000181975A
JP2000181975A JP35411398A JP35411398A JP2000181975A JP 2000181975 A JP2000181975 A JP 2000181975A JP 35411398 A JP35411398 A JP 35411398A JP 35411398 A JP35411398 A JP 35411398A JP 2000181975 A JP2000181975 A JP 2000181975A
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Mario Okabe
摩利夫 岡部
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NTT Data Corp
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 コンピュータ会計処理において複数通貨での
振替伝票入力を可能にする。 【解決手段】 予め、複数の取引通貨と、その中から選
んだ1つの基準通貨と、基準通貨と他の取引通貨との間
の為替レートとを記憶装置に登録しておく。借方及び貸
方の各伝票仕訳明細をエントリするための振替伝票入力
画面61を表示する。この画面61上でユーザは、各伝
票仕訳明細について、勘定科目をエントリし、取引通貨
を選択し、その選択した取引通貨での借方又は貸方の金
額をエントリすることができる。金額をエントリする
と、システムが、その金額に相当する基準通貨による基
準金額を自動計算して、この画面61にエントリする。
エントリされた各伝票仕訳明細の勘定科目、借方金額、
貸方金額、基準金額は、画面61内の明細データ表示部
67に表形式で表示される。更に、借方と貸方の基準金
額の差分が合計金額として表示される。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、一般的には会計業
務を行うコンピュータシステムに関わり、特に、複数の
通貨を使用する環境下における伝票処理のためのシステ
ムに関する。
【0002】
【従来の技術】従来の経理処理のためのコンピュータシ
ステムは、基本的に1種類の通貨を用いた伝票処理しか
想定していない。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】海外進出や海外取引の
ある企業での外貨処理では、伝票処理において複数の通
貨を使用したい。しかし、従来のシステムは、1種類の
通貨しか想定しておらず、1枚の伝票で異なる通貨を使
用することができない。例えば、振替伝票では借方金額
と貸方金額とを並列表示して、両者をバランスをチェッ
クするが、異なる通貨の金額で借方金額と貸方金額を入
力しても、従来システムでは両者のバランスチェックを
できないので無意味である。
【0004】複数通貨を取り扱う場合、必然的に為替レ
ートを計算に入れなければならない。変動相場制の下で
は、為替レートは日毎に異なる。また、個々の取引で使
用される為替レートには「TTS」(電信為替売相
場)、「TTB」(電信為替買相場)、「TTM」(電
信為替中相場)などの複数のタイプがあり、更には、特
定企業に固有に適用されるレート(以下、「社内レー
ト」という)もある。しかし、従来のシステムは、一つ
の為替レートでしか計算できず、日々変動する為替レー
トや異なるレートタイプで行われた取引をそれぞれの為
替レートを用いて換算評価することができない。そのた
め、正確な為替差損益を把握することができない。
【0005】更に、為替差損益が原因で借方金額と貸方
金額とがバランスしないことが少なくない。借方金額と
貸方金額とがアンバランスであれば、その伝票はシステ
ムによって受け入れを拒否されるから、ユーザはマニュ
アルで為替差損益を計算してシステムに入力することで
バランスをとらなければならない。従来システムでは、
一つの通貨、例えば日本円、しか対応していないため、
如何なる通貨を用いた取引についても、為替差損益を日
本円に換算して計算しなければならず、これがかなり面
倒である。
【0006】簿記法のプラクティスは国によって微妙に
違う。例えば、振替伝票に借方金額と貸方金額を記載す
る場合、日本では借方金額と貸方金額を同一行に横並び
に記載して、両金額が一致するか否かでバランスをチェ
ックする。一方、日本以外の多くの国々では、借方金額
と貸方金額をプラスとマイナスの符合を付けて異なる二
行に上下に並べて記載し、両金額の加算値がゼロか否か
でバランスをチェックする。従来システムの伝票画面
は、1カ国での簿記プラクティスに則って作られている
ため、別のプラクティスをもつ国の人にとっては、馴染
みにくく使いずらい。
【0007】従って、発明の目的は、一枚の伝票で複数
の通貨が使用できる伝票処理システムを提供することに
ある。
【0008】本発明の別の目的は、日々変動する為替レ
ートや複数のレートタイプに対応できる伝票処理システ
ムを提供することにある。
【0009】本発明のまた別の目的は、ユーザが為替差
損益を容易に把握して貸借のバランスをとることができ
る伝票処理システムを提供することにある。
【0010】本発明の更に別の目的は、どの国の人も馴
染みやすい伝票画面をもつ伝票処理システムを提供する
ことにある。
【0011】
【課題を解決するための手段】本発明の伝票処理システ
ムは、複数の取引通貨を用いて伝票入力を行えるものあ
って、それら複数の取引通貨の中から選ばれた一つの基
準通貨と、この基準通貨以外の取引通貨の各々との間の
換算レートを保存している。そして、ユーザが伝票入力
を行う際には、1枚の振替伝票に記載すべき借方の伝票
仕訳明細及び貸方の伝票仕訳明細をエントリするための
伝票入力画面を表示する。この伝票入力画面には、各伝
票仕訳明細について、通貨フィールドと金額フィールド
と基準金額フィールドとが設けられている。通貨フィー
ルドには、複数の取引通貨の中からユーザが任意に選ん
だ取引通貨をエントリすることができる。金額フィール
ドには、その選んだ取引通貨による借方金額又は貸方金
額をエントリすることができる。基準金額フィールドに
は、金額フィールドにエントリされた金額に相当する基
準通貨による金額を(基準金額)がエントリされる。
【0012】ユーザが取引通貨を選択してその通貨によ
る借方金額又は貸方金額を伝票画面の金額フィールドに
エントリすると、システムは、保存されているその取引
通貨と基準通貨との間の換算レートを用いて、エントリ
された借方金額又は貸方金額に相当する基準金額を計算
して、これを伝票入力画面の基準金額フィールドにエン
トリする。必要な借方及び貸方の伝票仕訳明細のエント
リが終わると、システムは、エントリされた借方の基準
金額の合計値と貸方の基準金額の合計値との間のバラン
スをチェックする。その結果、バランスが取れていれ
ば、そのエントリの終わった伝票の内容を保存すること
ができる。
【0013】本システムによれば、1枚の伝票に記載す
べき借方と貸方の金額を、それぞれユーザ任意の取引通
貨で伝票入力画面にエントリすることができ、それらエ
ントリされた借方及び貸方の金額はそれぞれ自動的に基
準通貨による基準金額に換算され、その基準金額も同時
に伝票入力画面エントリされ表示される。そして、バラ
ンスチェックも、その基準金額を用いて行われる。従っ
て、1枚の伝票に複数の通貨で入力ができ、バランスチ
ェックも正確に行なうことができる。
【0014】好適な実施形態では、各取引通貨と基準通
貨との間の換算レートに関し、複数のレートタイプ(例
えば、TTB、TTS、TTM、社内レートなど)によ
る複数の換算レートを保存することができ、伝票入力画
面上では、ユーザは、各伝票仕訳明細について、任意の
取引通貨の任意のレートタイプを選択することができる
ようになっている。そして、ユーザが選択したレートタ
イプの換算レートで、基準金額が自動計算されるように
なっている。これにより、複数のレートタイプに対応す
ることができる。
【0015】好適な実施形態では、伝票入力画面には、
エントリされた伝票仕訳明細の勘定科目、借方金額、貸
方金額及び基準金額を表形式で表示する明細データ表示
部がある。この明細データ表示部は、各伝票仕訳明細を
それぞれ表示するための上下に並んだ複数の行と、上記
の勘定科目、借方金額、貸方金額及び基準金額をそれぞ
れ表示するための左右に並んだ複数の列を有している。
また、明細データ表示部では、基準金額は借方と貸方と
で異なる符号を付けて(例えば、貸方はマイナス符号、
借方は符号なし)表示される。これにより、借方金額と
貸方金額が左右に並んだ別の列に表示されるので、日本
などの簿記プラクティスに慣れた人に馴染み易く、か
つ、借方と貸方の基準金額が同じ列に上下に並んで異な
る符号を付して表示されるので、日本以外の国々の簿記
プラクティスに慣れた人にも馴染み易い。
【0016】好適な実施形態では、伝票入力画面に、エ
ントリされた全ての借方の基準金額の合計値と、エント
リされた全ての貸方の基準金額の合計値との差分が、合
計金額として表示される。この合計金額を見ることで、
入力ミス又は為替差損益が生じているか否かを容易に判
断でき、かつ、為替差損益が生じている場合には、この
合計金額が為替差損益の金額に他ならないから、為替差
損益を伝票に入力する際にユーザがマニュアルでその金
額を計算する手間が省ける。
【0017】本発明はコンピュータにより実施すること
ができるが、そのためのコンピュータプログラムは、デ
ィスク型ストレージ、半導体メモリおよび通信ネットワ
ークなどの各種の媒体を通じてコンピュータにインスト
ールまたはロードすることができる。
【0018】
【発明の実施の形態】図1は、本発明の一実施形態にか
かる伝票処理システムのシステム構成を示す。
【0019】伝票処理システム1は、典型的にはプログ
ラムされた汎用コンピュータを用いて実施することがで
き、このコンピュータの外部記憶装置3、ディスプレイ
装置5、及びマウス7やキーボード9などの入力装置と
協働して、以下に説明する諸機能を果たす。
【0020】この伝票処理システム1は、外部記憶装置
3内に、通貨マスタファイル11、レートマスタファイ
ル13、科目マスタファイル15、及び仕訳テーブル1
7を有している。図2〜図5は、通貨マスタファイル1
1、レートマスタファイル13、科目マスタファイル1
5、及び仕訳テーブル17の内容をそれぞれ例示してい
る。
【0021】図2に示すように、通貨マスタファイル1
1には、ユーザが取引に使用する1つ以上(通常は複
数)の通貨(以下、取引通貨という)について、各通貨
のコード、名称及び通貨記号が登録されている。取引通
貨は、ユーザが任意に選ぶことができる。ユーザはま
た、それら複数の取引通貨の中から1つの通貨を、「基
準通貨」として、任意に選択することができる。基準通
貨がどの通貨であるかを示すフラグも、この通貨マスタ
ファイル11に登録されている。ここで、「基準通貨」
とは、振替伝票におけるバランスチェックなどの計算の
基準として使用する通貨のことである。図2に示す例で
は、日本円と香港ドルと人民元とが登録されており、そ
のうち人民元が基準通貨として指定されている。
【0022】図3に示すように、レートマスタファイル
13には、通貨マスタファイル11に登録された複数の
取引通貨の間での為替レート、特に、基準通貨以外の取
引通貨の各々から基準通貨への為替レートが、レートタ
イプ別及び日付別に登録されている。すなわち、各為替
レートのレコードには、レートタイプ(TTB、TT
S、TTM、社内レートなど)、換算元通貨、換算先通
貨、換算日、及び換算レート値が登録されている。図3
には、香港ドルから基準通貨の人民元への数日分の一部
のレートしか示されてないが、実際には、日本円から人
民元へのレートも登録されており、また、保存しておく
必要のある本日以前の期間の全ての日のレートが登録さ
れている。
【0023】図4に示すように、科目マスタファイル1
5には、ユーザが任意に決定した種々の勘定科目につい
て、科目コード、補助コード、勘定科目名、科目区分、
及びデフォルトのレートタイプとが登録されている。こ
こで、注目すべきは、各勘定科目にデフォルトのレート
タイプが割り当てられている点である。伝票入力の際に
勘定科目を入力すると、自動的にそのデフォルトのレー
トタイプが伝票画面にエントリされるので、ユーザは、
デフォルト以外のレートタイプを用いる特別の数少ない
ケースを除いて、通常はどのレートタイプを用いるかと
いう点に気を配る必要はない。
【0024】図5に示すように、仕訳テーブル17に
は、保存しておく必要のある期間におけるの全ての入力
済み振替伝票の全ての伝票仕訳明細の各々(図5では各
行18で示されている)について、伝票番号、貸借区
分、通貨、借方入力金額、借方レート、借方基準金額、
貸方入力金額、貸方レート、貸方基準金額などが登録さ
れている。更に、図示してないが、各伝票仕訳明細の日
付や勘定科目など、財務諸表作成などの後処理に必要な
全ての事項が登録されている。
【0025】再び図1を参照する。伝票処理システム
は、機能別のコンポーネントして、通貨登録部21、為
替レート登録部23、勘定科目登録部25及び振替伝票
入力部27を有している。通貨登録部21、為替レート
登録部23及び勘定科目登録部25は、それぞれ、図3
〜図4に示した通貨マスタファイル11、レートマスタ
ファイル13及び科目マスタファイル15にユーザが任
意のデータを登録するためのものである。また、振替伝
票入力部17は、振替伝票にユーザが借方と貸方の各伝
票仕訳明細を入力するためのものである。なお、勘定科
目登録部25は、基本的には従来システムのそれと同様
であるが、前述したようにデフォルトのレートタイプを
各勘定科目に割り付けることができる点は新規である。
以下、通貨登録部21、為替レート登録部23及び振替
伝票入力部27について、更に具体的に説明する。
【0026】図6は、通貨登録部21が表示する通貨登
録画面31を示す。
【0027】通貨登録部21を起動すると、この通貨登
録画面31がディスプレイ画面に表示される。ユーザが
この通貨登録画面31に任意の通貨のコード、名称及び
通貨記号をエントリして保存ボタン33を押す(クリッ
クする)と、通貨登録部21がエントリされた通貨のコ
ード、名称及び通貨記号を通貨マスタファイル11に保
存する。図示の例では、香港ドルと日本円と人民元とが
エントリされている。登録できる通貨種類数は非常に多
い(例えば、最大999種類)。
【0028】為替レート登録部23を起動すると、この
為替レート登録画面41がディスプレイ画面に表示され
る。ユーザは、この為替レート登録画面41において、
上側のフィールド43、45、47にそれぞれ取引通
貨、基準通貨及び登録月をエントリする。中央のレート
テーブル49は、一ヶ月の日毎に分かれた31日分の行
と、3つのレートタイプ毎に分かれた3つの列とから構
成される。ユーザは登録月の各日に、レートテーブル4
9の当該日の行へ、その日の取引通貨から基準通貨への
TTS、TTB及びTTMをエントリする。下側のフィ
ールド51には、登録月の社内レートをエントリするこ
とができる。エントリ後に保存ボタン55を押すと、為
替レート登録部23がそのエントリされた内容をレート
マスタファイル13に登録する。尚、社内レートも日毎
にエントリできるようにしてもよい。更に、別のレート
タイプ、例えば、Cash-S(現金売相場)、Acceptance-S
(一覧払輸入手形決済済売相場)、AB-S(借用付き一覧
払手形買相場)、Usance-B(ユーザンズ金利レート買相
場)、AS(Non L/C)-B(信用状無し一覧払手形買相
場)、Cash-B(現金買相場)などのレートも、為替レー
ト登録画面41(又は追加の為替レート登録画面)から
レートマスタファイル13に登録できるようにしてもよ
い。
【0029】図8は、振替伝票入力部27が表示する振
替伝票入力画面41を示す。
【0030】振替伝票入力部27を起動すると、この振
替伝票入力画面41がディスプレイ画面に表示される。
この振替伝票入力画面41は、ヘッダー部63と、明細
部65と、明細データ表示部67とを有する。
【0031】ヘッダー部63には、計上日をエントリす
るための計上日フィールド69、伝票番号をエントリす
るための伝票番号フィールド71などがある。
【0032】明細部65は、一つの伝票仕訳明細をエン
トリするための領域であって、行番号をエントリするた
めの行番号フィールド73、借方と貸方の区分を選択し
てエントリするための貸借区分フィ−ルド75、勘定科
目を選択するための勘定科目フィールド、取引通貨を選
択してエントリするための通貨フィールド79、レート
タイプを選択してエントリするためのレート対応フィー
ルド81、換算レートをエントリするための換算レート
フィールド83、取引金額をエントリするための金額フ
ィールド85、基準金額をエントリするための基準金額
フィールド87などがある。
【0033】明細データ表示部67は、明細部65にエ
ントリされた伝票仕訳明細を伝票形式で表示するための
テーブルである。仕訳テーブル67は、それぞれ行番号
が付されその行番号の伝票仕訳明細を表示する複数の伝
票仕訳明細行91と、伝票仕訳明細の各項目毎に分けら
れた複数の列93〜103、すなわち、勘定科目の列9
3、補助事項の列95、換算レートの列95、借方金額
の列97、貸方金額の列101、及び基準金額の列10
3とを有する。各行と各列との交差により形成されるフ
ィールドを「セル」と呼ぶ。従って、1つの伝票仕訳明
細行91は、当該伝票仕訳明細の勘定科目を示す勘定科
目セル、補助事項を示す補助セル、換算レートを示す換
算レートセル95、借方金額を示す借方金額セル、貸方
金額を示す貸方金額セル、及び基準金額を示す基準金額
セルから構成される。明細データ表示部67の最も下方
には、エントリされた全ての借方金額、貸方金額及び基
準金額のそれぞれの合計値を示す1つの合計行92があ
る。
【0034】明細データ表示部67は、更に、エントリ
した伝票仕訳明細の確定を命じるための確定ボタン15
や、全ての伝票仕訳明細がエントリし終わった振替伝票
の内容の保存を命じる保存ボタン107などを有する。
【0035】図9は、振替伝票入力部27の処理流れを
示す。以下、図8と図9を参照して、振替伝票入力の処
理を説明する。
【0036】振替伝票入力部27は、まず、図8に例示
したような振替伝票入力画面61を表示する(ステップ
S1)。表示されたばかりの振替伝票入力画面61には
原則として何もエントリされていない。但し、計上日フ
ィ−ルド69には、当日の日付がドフォルトでエントリ
されており、行番号フィールド73には、最初に1番が
デフォルトでエントリされている。ユーザは、計上日を
デフォルト以外の日付にする必要があればその日付を計
上日フィールド69にエントリし、さらに、伝票番号を
伝票番号フィールド71にエントリするなど、ヘッダ部
63に必要事項をエントリする(S2)。
【0037】次に、ユーザは明細部65への入力を行
う。
【0038】すなわち、貸借区分フィールド75で、貸
方か借方かを選択しエントリする(S3)。また、勘定
科目フィールド77に勘定科目をエントリする(S
4)。勘定科目をエントリする場合、ユーザが所定の動
作(例えば勘定科目フィールド77のダブルクリック)
を行うと、振替伝票入力部27は、科目マスタファイル
15を参照して勘定科目のリストを例えばプルダウンメ
ニューの形式で表示するので、その勘定科目リスト中か
ら所望の科目を選んでエントリすることができる。その
時、振替伝票入力部27は、科目マスタファイル15を
参照して、エントリされた科目に割り当てれられたデフ
ォルトのレートタイプを、レートタイプフィールド81
に表示する(S5)。
【0039】ユーザはまた、通貨フィールド79で、通
貨マスタファイル11に登録されている複数の取引通貨
中から1つの通貨を選択しエントリする(S6)。ユー
ザはまた、必要があれば、レートタイプを変更する(S
7)。レートタイプと取引通貨とがエントリされると、
振替伝票入力部27は、エントリされた計上日とレート
タープと取引通貨とに該当する換算レートを、レートマ
スタファイル13から読み出して換算レートフィールド
83に表示する(S8)。必要あれば、ユーザは換算レ
ートフィールド83の換算レートを変更できる。但し、
エントリされた取引通貨が基準通貨の場合には、換算レ
ートを計算に入れる必要が無いので、振替伝票入力部2
7は、レートタイプフィールド81に「対象外」を、換
算レートフィールド83には「1.00」を、固定的に
表示する。
【0040】ユーザは次に、エントリした通貨で示した
取引金額を、金額フィールド85にエントリする(S
9)。すると、振替伝票入力部27は、換算レートフィ
ールド83にエントリされた換算レートを用いて、エン
トリされた取引金額を基準通貨の金額(基準金額)に換
算すする(S10)。次に、その基準金額が入出力桁数
範囲内、例えば整数12桁以下、少数2桁以下、である
か否かチェックし(S10−2)、範囲外であれば「桁
溢れのため表示できません。」というメッセージを表示
して(S10−3)からステップS9の金額入力へ制御
は戻り、また、範囲内であればその基準金額を基準金額
フィールド87に表示する(S10−4)。尚、ステッ
プS9の金額入力の時点でも、入力金額が入出力可能桁
数範囲内であるか否かを判断し、範囲外であれば、同様
のメッセージを出して再入力を促す。
【0041】以上のようにして、明細部65に一つの伝
票仕訳明細がエントリされるが、この過程で、振替伝票
入力部27は、エントリされた行番号に対応する明細デ
ータ表示部67の伝票仕訳明細行91に、エントリされ
た勘定科目、補助事項、換算レート、借方金額又は貸方
金額、及び基準金額を表示していく。その場合、エント
リされた貸借区分が借方の場合には、エントリされた取
引金額が借方金額として、また、エントリされた貸借区
分が貸方の場合には、エントリされた取引金額が貸方金
額として、仕分けられて明細データ表示部67に表示さ
れてる。また、借方の基準金額には符号が付されない
が、貸方の基準金額にはマイナス符号が付される。同時
に、振替伝票入力部27は、エントリされた基準金額の
合計値を計算して、明細データ表示部67の合計行92
の基準金額セルに表示する。
【0042】一つの伝票仕訳明細をエントリし終わる
と、ユーザは確定ボタン105を押す(クリックする)
(S11)。すると、振替伝票入力部27は、そのエン
トリされた伝票仕訳明細をメモリに保持する(S1
2)。
【0043】1つの伝票仕訳明細をメモリに保持する
と、次に、振替伝票入力部27は、明細部65をクリア
し、行番号フィールド73に次の行番号をエントリし
て、次の伝票仕訳明細について再びステップS3からエ
ントリを行えるようにする。ユーザは、1枚の振替伝票
に記載すべき複数の伝票仕訳明細(少なくとも、1つの
借方と1つの貸方)を上記の方法でエントリする。その
際、各伝票仕訳明細の取引通貨は異なっていてよい。例
えば、図8に示す例では、行番号1番の現金の借方金額
は香港ドルであるが、行番号2番の売上高の貸方金額は
日本円である。
【0044】1枚の振替伝票に記載すべき全ての伝票仕
訳明細のエントリが終わると、ユーザは保存ボタン10
7をクリックする(S13)。すると、振替伝票入力部
27は、エントリされた借方の基準金額をプラス値とし
て合計し、エントリされた貸方の基準金額をマイナス値
として合計し、プラスとマイナスの合計値を加算してゼ
ロになるか否かをチェックする(S14)。このバラン
スチェックの結果、両金額の加算値がゼロであれば振替
伝票入力部27は、伝票仕訳明細を仕訳テーブル17に
1レコード(つまり、図5に示した1つの行18)とし
て保存してから(S14−2)、新たな振替伝票入力画
面61を表示して、次の振替伝票の入力が行えるように
する(S16)。
【0045】上記バランスチェックの結果、借方と貸方
の合計金額がゼロにならない場合には、振替伝票入力部
27は、「金額のバランスが取れてません」というよう
なエラーメッセージを示したエラーメッセージボックス
(図示せず)を振替伝票入力画面61上にポップアップ
させて、ユーザにアンバランスを通知する(S15)。
バランスがとれてない原因は、ユーザの入力ミスか、又
は為替差損益が生じている場合である。ユーザは、その
エラーメッセージボックスを消して振替入力画面61を
再びアクティブにし、入力ミスの場合は、ステップS3
へ戻って、ミスしたエントリ済みの行番号を指定してミ
スした内容を修正し、また、為替差損益が生じている場
合には、ステップS3へ戻って、新たな伝票仕訳明細と
して為替差損益をエントリする。為替差損益をエントリ
する場合、振替伝票入力画面の明細データ表示部67の
合計行92を見れば、基準金額の合計金額が示されてお
り、この値が為替差損益の金額に他ならないから、ユー
ザはその金額をそのまま為替差損益の金額としてエント
リすればよい。よって、為替差損益をユーザが計算する
必要はない。このようにして、借方と貸方のバランスを
取った後に、再び保存ボタン107を押せば、伝票入力
が完了する。
【0046】なお、ユーザは、必要な伝票仕訳明細を全
てエントリした段階で、明細データ表示部67の合計行
92に表示された基準金額の合計値を見れば、入力ミス
や為替差損益が生じているか否か容易に知ることができ
る。すなわあち、異なる伝票仕訳明細の金額を複数の通
貨を用いて入力しても、共通の基準通貨による基準金額
が表示されるので、容易且つ正確にバランスをチェック
することができる。また、明細データ表示部67では、
借方金額列99と貸方金額列101とが左右に並んでい
るから、日本のような借方金額と貸方金額とを左右に並
べて表記する簿記プラクティスに慣れたユーザにとって
馴染みやすいと共に、異なる伝票仕訳明細は別の行に表
示され、その基準金額は上下に並ぶと共に貸方にはマイ
ナス符号が付いていいるた、欧米諸国の簿記プラクティ
スに慣れたユーザにとっても馴染みやすい。
【0047】以上、本発明の一実施形態を説明したが、
この実施形態はあくまで本発明の説明のための例示であ
り、本発明をこの実施形態にのみ限定する趣旨ではな
い。従って、本発明は、上記実施形態以外の様々な形態
でも実施することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施形態にかかる伝票処理システム
のシステム構成を示すブロック図。
【図2】通貨マスタファイル11の内容を例示する説明
図。
【図3】レートマスタファイル13の内容を例示する説
明図。
【図4】科目マスタファイル15の内容を例示する説明
図。
【図5】仕訳テーブル17の内容を例示する説明図。
【図6】通貨登録画面を例示する画面図。
【図7】為替レート登録画面を例示する画面図。
【図8】振替伝票入力画面を例示する画面図。
【図9】振替伝票入力部27の処理のフローチャート。
【符号の説明】
1 伝票処理システム 11 通貨マスタファイル 13 レートマスタファイル 15 科目マスタファイル 17 仕訳テーブル 41 為替レート登録画面 61 振替伝票入力画面 63 ヘッダ部 65 明細部 67 明細データ表示部 73 行番号フィールド 77 勘定科目フィールド 79 通貨フィールド 81 レートタイプフィールド 83 換算レートフィールド 85 金額フィールド 87 基準金額フィールド 91 取引事項行 92 合計行 93 勘定科目列 97 換算レート列 99 借方金額列 101 貸方金額列 103 基準金額列

Claims (12)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 複数の取引通貨の中から選ばれた一つの
    基準通貨と、前記複数の取引通貨の中の前記基準通貨以
    外の取引通貨の各々との間の換算レートを保存するため
    のレート保存部と、 1枚の振替伝票に記載すべき借方の伝票仕訳明細及び貸
    方の伝票仕訳明細をユーザがエントリするための伝票入
    力画面をユーザに表示するものであって、前記伝票入力
    画面は、各伝票仕訳明細について通貨フィールドと金額
    フィールドと基準金額フィールドとを有し、前記通貨フ
    ィールドは、前記複数の取引通貨の中からユーザが任意
    に選択した取引通貨をエントリするためのフィールドで
    あり、前記金額フィールドは、前記通貨フィールド内の
    取引通貨による借方金額又は貸方金額をユーザがエント
    リするためのフィールドであり、前記基準金額フィール
    ドは、前記金額フィールド内の金額に相当する前記基準
    通貨による金額を示した基準金額をエントリするための
    フィールドであるユーザインタフェース部と、 前記伝票画面の金額フィールドにユーザが金額をエント
    リしたとき、前記レート保存部に保存されている前記基
    準通貨と前記通貨フィールド内の取引通貨との間の換算
    レートを用いて、前記金額フィールド内の金額から、こ
    れに相当する前記基準金額を計算し、この計算した基準
    金額を前記伝票入力画面の前記基準金額フィールドにエ
    ントリする基準金額計算部と、 前記伝票入力画面にエントリされた借方の基準金額の合
    計値と貸方の基準金額の合計値との間のバランスをチェ
    ックするバランスチェック部と、 前記伝票画面にエントリされた借方及び貸方の伝票仕訳
    明細であって、前記バランスチェック部によってバラン
    スが取れていると判断されたものを、保存する伝票保存
    部と、を備えた複数通貨を用いた伝票処理システム。
  2. 【請求項2】 前記換算レート保存部は、前記基準通貨
    以外の取引通貨の各々と前記基準通貨との間に関し、複
    数のレートタイプによる複数の換算レートを保存するこ
    とができ、 前記伝票入力画面は、各伝票仕訳明細について、前記複
    数のレートタイプの中からユーザが任意のレートタイプ
    を選択してエントリするためのレートタイプフィールド
    を有し、 前記基準金額計算部は、前記レート保存部に保存されて
    いる前記基準通貨と前記通貨フィールド内の取引通貨と
    の間の複数のレートタイプの換算レートの中から、前記
    レートタイプフィールド内のレートタイプに該当する換
    算レートを選び、この選んだ換算レートを用いて前記金
    額フィールド内の金額に相当する前記基準金額を計算す
    る請求項1記載の伝票処理システム。
  3. 【請求項3】 前記伝票入力画面は、エントリされた伝
    票仕訳明細の勘定科目、借方金額、貸方金額及び基準金
    額を表形式で表示する明細データ表示部を有し、 前記明細データ表示部は、各伝票仕訳明細をそれぞれ表
    示するための上下に並んだ複数の行と、前記勘定科目、
    借方金額、貸方金額及び基準金額をそれぞれ表示するた
    めの左右に並んだ複数の列を有し、前記基準金額は借方
    と貸方とで異なる符号を付けて表示する請求項1記載の
    伝票処理システム。
  4. 【請求項4】 前記伝票入力画面は、前記借方の基準金
    額の合計値と、前記貸方の基準金額の合計値との差分値
    を示す合計金額フィールドを更に有する請求項1記載の
    伝票処理システム。
  5. 【請求項5】 複数の取引通貨の中から選ばれた一つの
    基準通貨と、前記複数の取引通貨の中の前記基準通貨以
    外の取引通貨の各々との間の換算レートを保存するレー
    ト保存ステップと、 1枚の振替伝票に記載すべき借方の伝票仕訳明細及び貸
    方の伝票仕訳明細をユーザがエントリするための伝票入
    力画面をユーザに表示するステップであって、前記伝票
    入力画面は、各伝票仕訳明細について通貨フィールドと
    金額フィールドと基準金額フィールドとを有し、前記通
    貨フィールドは、前記複数の取引通貨の中からユーザが
    任意に選んだ取引通貨をエントリするためのフィールド
    であり、前記金額フィールドは、前記通貨フィールド内
    の取引通貨による借方金額又は貸方金額をユーザがエン
    トリするためのフィールドであり、前記基準金額フィー
    ルドは、前記金額フィールド内の金額に相当する前記基
    準通貨による金額を示した基準金額をエントリするため
    のフィールドである伝票入力画面表示ステップと、 前記伝票画面の金額フィールドにユーザが金額をエント
    リしたとき、保存されている前記基準通貨と前記通貨フ
    ィールド内の取引通貨との間の換算レートを用いて、前
    記金額フィールド内の金額から、これに相当する前記基
    準金額を計算し、この計算した基準金額を前記伝票入力
    画面の前記基準金額フィールドにエントリする基準金額
    計算ステップと、 前記伝票入力画面にエントリされた借方の基準金額の合
    計値と貸方の基準金額の合計値との間のバランスをチェ
    ックするバランスチェックステップと、 前記伝票画面にエントリされた借方及び貸方の伝票仕訳
    明細であって、前記バランスチェック部によってバラン
    スが取れていると判断されたものを、保存する伝票保存
    ステップと、を備えた複数通貨を用いた伝票処理方法。
  6. 【請求項6】 前記換算レート保存ステップは、前記基
    準通貨以外の取引通貨の各々と前記基準通貨との間に関
    し、複数のレートタイプによる複数の換算レートを保存
    することができ、 前記伝票入力画面は、各伝票仕訳明細について、前記複
    数のレートタイプの中からユーザが任意のレートタイプ
    を選択してエントリするためのレートタイプフィールド
    を有し、 前記基準金額計算ステップは、保存されている前記基準
    金額と前記通貨フィールド内の取引通貨との間の複数の
    レートタイプの換算レートの中から、前記レートタイプ
    フィールド内のレートタイプに該当する換算レートを選
    び、この選んだ換算レートを用いて前記金額フィールド
    内の金額に相当する前記基準金額を計算する請求項5記
    載の伝票処理方法。
  7. 【請求項7】 前記伝票入力画面は、エントリされた伝
    票仕訳明細の勘定科目、借方金額、貸方金額及び基準金
    額を表形式で表示する明細データ表示部を有し、 前記明細データ表示部は、各伝票仕訳明細をそれぞれ表
    示するための上下に並んだ複数の行と、前記勘定科目、
    借方金額、貸方金額及び基準金額をそれぞれ表示するた
    めの左右に並んだ複数の列を有し、前記基準金額は借方
    と貸方とで異なる符号を付けて表示する請求項5記載の
    伝票処理方法。
  8. 【請求項8】 前記伝票入力画面は、前記借方の基準金
    額の合計値と、前記貸方の基準金額の合計値との差分値
    を示す合計金額フィールドを更に有する請求項5記載の
    伝票処理方法。
  9. 【請求項9】 複数の取引通貨の中から選ばれた一つの
    基準通貨と、前記複数の取引通貨の中の前記基準通貨以
    外の取引通貨の各々との間の換算レートを保存するレー
    ト保存ステップと、 1枚の振替伝票に記載すべき借方の伝票仕訳明細及び貸
    方の伝票仕訳明細をユーザがエントリするための伝票入
    力画面をユーザに表示するステップであって、前記伝票
    入力画面は、各伝票仕訳明細について通貨フィールドと
    金額フィールドと基準金額フィールドとを有し、前記通
    貨フィールドは、前記複数の取引通貨の中からユーザが
    任意に選んだ取引通貨をエントリするためのフィールド
    であり、前記金額フィールドは、前記通貨フィールド内
    の取引通貨による借方金額又は貸方金額をユーザがエン
    トリするためのフィールドであり、前記基準金額フィー
    ルドは、前記金額フィールド内の金額に相当する前記基
    準通貨による金額を示した基準金額をエントリするため
    のフィールドである伝票入力画面表示ステップと、 前記伝票画面の金額フィールドにユーザが金額をエント
    リしたとき、保存されている前記基準通貨と前記通貨フ
    ィールド内の取引通貨との間の換算レートを用いて、前
    記金額フィールド内の金額から、これに相当する前記基
    準金額を計算し、この計算した基準金額を前記伝票入力
    画面の前記基準金額フィールドにエントリする基準金額
    計算ステップと、 前記伝票入力画面にエントリされた借方の基準金額の合
    計値と貸方の基準金額の合計値との間のバランスをチェ
    ックするバランスチェックステップと、 前記伝票画面にエントリされた借方及び貸方の伝票仕訳
    明細であって、前記バランスチェック部によってバラン
    スが取れていると判断されたものを、保存する伝票保存
    ステップと、を備えた複数通貨を用いた伝票処理方法
    を、コンピュータに実行させるためのプログラムを担持
    したコンピュータ読み取り可能な記録媒体。
  10. 【請求項10】 前記換算レート保存ステップは、前記
    基準通貨以外の取引通貨の各々と前記基準通貨との間に
    関し、複数のレートタイプによる複数の換算レートを保
    存することができ、 前記伝票入力画面は、各伝票仕訳明細について、前記複
    数のレートタイプの中からユーザが任意のレートタイプ
    を選択してエントリするためのレートタイプフィールド
    を有し、 前記基準金額計算ステップは、保存されている前記基準
    金額と前記通貨フィールド内の取引通貨との間の複数の
    レートタイプの換算レートの中から、前記レートタイプ
    フィールド内のレートタイプに該当する換算レートを選
    び、この選んだ換算レートを用いて前記金額フィールド
    内の金額に相当する前記基準金額を計算する請求項9記
    載の記録媒体。
  11. 【請求項11】 前記伝票入力画面は、エントリされた
    伝票仕訳明細の勘定科目、借方金額、貸方金額及び基準
    金額を表形式で表示する明細データ表示部を有し、 前記明細データ表示部は、各伝票仕訳明細をそれぞれ表
    示するための上下に並んだ複数の行と、前記勘定科目、
    借方金額、貸方金額及び基準金額をそれぞれ表示するた
    めの左右に並んだ複数の列を有し、前記基準金額は借方
    と貸方とで異なる符号を付けて表示する請求項9記載の
    記録媒体。
  12. 【請求項12】 前記伝票入力画面は、前記借方の基準
    金額の合計値と、前記貸方の基準金額の合計値との差分
    値を示す合計金額フィールドを更に有する請求項9記載
    の記録媒体。
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