JP2000180986A - 写真処理装置におけるピースネガ搬送部構造 - Google Patents

写真処理装置におけるピースネガ搬送部構造

Info

Publication number
JP2000180986A
JP2000180986A JP10351143A JP35114398A JP2000180986A JP 2000180986 A JP2000180986 A JP 2000180986A JP 10351143 A JP10351143 A JP 10351143A JP 35114398 A JP35114398 A JP 35114398A JP 2000180986 A JP2000180986 A JP 2000180986A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
cartridge
piece negative
piece
stopper member
arbitrary
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Withdrawn
Application number
JP10351143A
Other languages
English (en)
Inventor
Nobuaki Nakaoka
伸哲 仲岡
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Noritsu Koki Co Ltd
Original Assignee
Noritsu Koki Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Noritsu Koki Co Ltd filed Critical Noritsu Koki Co Ltd
Priority to JP10351143A priority Critical patent/JP2000180986A/ja
Publication of JP2000180986A publication Critical patent/JP2000180986A/ja
Withdrawn legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Projection-Type Copiers In General (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】たとえ長期間にわたる稼働で無端回動体に伸び
が生じても、無端回動体に設けた複数のカートリッジの
うち任意のカートリッジがピースネガ受入位置又はピー
スネガ排出位置に位置したときには、別のカートリッジ
がピースネガ排出位置又はピースネガ受入位置に確実に
位置するようにする。 【解決手段】 無端回動体15に連結した支持部材21
にカートリッジ13をピースネガの搬送方向に位置変更
自在に設け、任意のカートリッジ13がピースネガ受入
位置Aに位置すると、別のカートリッジ13がピースネ
ガ排出位置Bに位置し、任意のカートリッジ13が搬送
経路中のピースネガ排出位置Bに位置すると、ピースネ
ガ受入位置Aに位置するように、任意のカートリッジ1
3と別のカートリッジ13との少なくとも一方側のカー
トリッジ13を支持部材21に対して位置変更調節可能
な位置変更調節手段22を設けてある。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、ピースネガを収容
する複数のカートリッジを無端回動機構の無端回動体に
所定の間隔を空けて設けて、前記複数のカートリッジの
うち任意のカートリッジが搬送経路中のピースネガ受入
位置に位置すると、別のカートリッジがピースネガ排出
位置に位置し、前記任意のカートリッジが搬送経路中の
ピースネガ排出位置に位置すると、前記別のカートリッ
ジがピースネガ受入位置に位置するよう構成するととも
に、前記無端回動機構は、前記カートリッジが前記ピー
スネガ受入位置とピースネガ排出位置とに位置するたび
に停止して、その後に回動を再開する間欠作動型に構成
してある写真処理装置におけるピースネガ搬送部構造に
関する。
【0002】
【従来の技術】この種の写真処理装置におけるピースネ
ガ搬送部構造では、上記のように、前記複数のカートリ
ッジのうち任意のカートリッジが搬送経路中のピースネ
ガ受入位置に位置すると、別のカートリッジがピースネ
ガ排出位置に位置し、前記任意のカートリッジが搬送経
路中のピースネガ排出位置に位置すると、ピースネガ受
入位置に位置するように構成して、前記ピースネガ受入
位置に位置したカートリッジへのピースネガの受入と、
前記ピースネガ排出位置に位置したカートリッジからの
ピースネガの排出とが並行して行われるようにしてい
る。
【0003】従来、上記の写真処理装置におけるピース
ネガ搬送部構造では、前記カートリッジを受け止めて前
記ピースネガ受入位置に位置決めする第1ストッパー部
材と、前記カートリッジを受け止めて前記ピースネガ排
出位置に位置決めする第2ストッパー部材とを、受け止
め作用姿勢と非作用姿勢とにそれぞれ切り換え自在に設
け、前記任意のカートリッジが第1ストッパー部材又は
第2ストッパー部材に受け止められると、別のカートリ
ッジが第2ストッパー部材又は第1ストッパー部材に受
け止められるように、各カートリッジの間隔を設定して
それらカートリッジを無端回動体に固定してあった。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】上記従来の構造によれ
ば、本装置の製作当初は、任意のカートリッジがピース
ネガ受入位置又はピースネガ排出位置に位置すると、別
のカートリッジがピースネガ排出位置又はピースネガ受
入位置に位置するものの、前記カートリッジを前記無端
回動体に固定してあったために、例えば長期間にわたる
稼働等で無端回動体が伸びた場合、前記任意のカートリ
ッジが第1ストッパー部材又は第2ストッパー部材に受
け止められたときに、別のカートリッジが第2ストッパ
ー部材又は第1ストッパー部材に受け止められずに、前
記ピースネガ排出位置又はピースネガ受入位置よりも手
前側に位置することがあった。
【0005】その結果、ピースネガ排出機構によるカー
トリッジからのピースネガの排出や、ピースネガ供給機
構によるカートリッジへのピースネガの供給が円滑に行
われず、ピースネガが詰まるといった不具合が生じやす
かった。
【0006】本発明の目的は、たとえ長期間にわたる稼
働で無端回動体に伸びが生じても、無端回動体に設けた
複数のカートリッジのうち任意のカートリッジがピース
ネガ受入位置に位置したときには、別のカートリッジが
ピースネガ排出位置に、また、前記任意のカートリッジ
がピースネガ排出位置に位置したときには、ピースネガ
受入位置に確実に位置するようにして、前者のカートリ
ッジへのピースネガの供給と、後者のカートリッジから
のピースネガの排出とを円滑に行うことができるように
する点にある。
【0007】
【課題を解決するための手段】請求項1による発明の構
成・作用・効果は次の通りである。
【0008】[構成]冒頭に記載した写真処理装置にお
けるピースネガ搬送部構造において、前記無端回動体に
連結した支持部材に前記カートリッジを前記ピースネガ
の搬送方向に位置変更自在に設け、前記任意のカートリ
ッジが搬送経路中のピースネガ受入位置に位置すると、
前記別のカートリッジがピースネガ排出位置に位置し、
前記任意のカートリッジが搬送経路中のピースネガ排出
位置に位置すると、前記別のカートリッジがピースネガ
受入位置に位置するように、前記任意のカートリッジと
前記別のカートリッジとの少なくとも一方側のカートリ
ッジを前記支持部材に対して位置変更調節する位置変更
調節手段を設けてある。
【0009】[作用]無端回動体に設けた複数のカート
リッジのうち任意のカートリッジがピースネガ受入位置
に位置すると、前記任意のカートリッジと前記別のカー
トリッジとの少なくとも一方側のカートリッジが、位置
変更調節手段の作用で支持部材に対して位置変更して、
前記別のカートリッジが前記ピースネガ排出位置に位置
する。
【0010】そして、任意のカートリッジがピースネガ
排出位置に位置すると、前記任意のカートリッジと前記
別のカートリッジとの少なくとも一方側のカートリッジ
が、位置変更調節手段の作用で支持部材に対して位置変
更して、前記別のカートリッジが前記ピースネガ受入位
置に位置する。
【0011】[効果]従って、上記のように位置変更調
節手段の作用でカートリッジを位置決めするから、たと
え長期間にわたる稼働で無端回動体に伸びが生じても、
無端回動体に設けた複数のカートリッジのうち任意のカ
ートリッジがピースネガ受入位置に位置したときには、
別のカートリッジをピースネガ排出位置に、また、前記
任意のカートリッジがピースネガ排出位置に位置したと
きには、別のカートリッジをピースネガ受入位置に確実
に位置させることができて、前者のカートリッジへのピ
ースネガの供給と、後者のカートリッジからのピースネ
ガの排出とを円滑に行うことができるようになった。
【0012】請求項2による発明の構成・作用・効果は
次の通りである。
【0013】[構成]請求項2による発明の構成におい
て、前記カートリッジを受け止めて前記ピースネガ受入
位置に位置決めする第1ストッパー部材と、前記カート
リッジを受け止めて前記ピースネガ排出位置に位置決め
する第2ストッパー部材とを、受け止め作用姿勢と非作
用姿勢とにそれぞれ切り換え自在に設けてある。
【0014】[作用]無端回動体に設けた複数のカート
リッジのうち任意のカートリッジが、受け止め作用姿勢
の第1ストッパー部材に受け止められると、前記任意の
カートリッジと前記別のカートリッジとの少なくとも一
方側のカートリッジが、位置変更調節手段の作用で支持
部材に対して位置変更して、前記別のカートリッジが第
2ストッパー部材に受け止められる。
【0015】そして、無端回動体に設けた複数のカート
リッジのうち任意のカートリッジが、受け止め作用姿勢
の第2ストッパー部材に受け止められると、前記任意の
カートリッジと前記別のカートリッジとの少なくとも一
方側のカートリッジが、位置変更調節手段の作用で支持
部材に対して位置変更して、前記別のカートリッジが第
1ストッパー部材に受け止められる。
【0016】請求項2の構成によれば、前記第1及び第
2ストッパー部材を設けてあるから、各カートリッジの
オーバーランを防止して、それらをより確実にピースネ
ガ受入位置とピースネガ排出位置とにそれぞれ位置させ
ることができる。
【0017】ピースネガ受入位置に位置したカートリッ
ジへのピースネガの受入と、ピースネガ排出位置に位置
したカートリッジからのピースネガの排出とが終わる
と、第1及び第2ストッパー部材は非作用姿勢に切り換
わり、カートリッジによるピースネガの搬送を許容す
る。
【0018】[効果]従って、請求項1の構成による効
果と同様の効果をより得やすくなった。
【0019】請求項3による発明の構成・作用・効果は
次の通りである。
【0020】[構成]請求項2による発明の構成におい
て、前記位置変更調節手段は、前記カートリッジを前記
支持部材に対して前記無端回動体の回動方向に付勢する
弾性体を、前記支持部材とカートリッジとにわたって設
けて構成し、前記任意のカートリッジが前記第1ストッ
パー部材又第2ストッパー部材に受け止められると、そ
の任意のカートリッジ側の支持部材が、前記無端回動体
の送り力で前記弾性体の付勢力に抗して前記搬送方向に
送られて、前記別のカートリッジが前記第2ストッパー
部材又は第1ストッパー部材に受け止められるよう構成
してある。
【0021】[作用]無端回動体に設けた複数のカート
リッジのうち任意のカートリッジが、ピースネガ受入位
置側の第1ストッパー部材、又はピースネガ排出位置側
の第2ストッパー部材に受け止められると、前記弾性体
の付勢力に抗して、前記任意のカートリッジ側の支持部
材が、無端回動体の送り力でカートリッジに対してピー
スネガの搬送方向に位置変更し、前記別のカートリッジ
がピースネガ排出位置側ストッパー部材又はピースネガ
受入位置側のストッパー部材に受け止められる。
【0022】請求項3の構成では、前記支持部材にカー
トリッジを、ピースネガの搬送方向に位置変更自在に設
けるとともに、弾性体を支持部材とカートリッジとにわ
たって設けただけの構造であるから構造を簡素化でき
る。
【0023】[効果]従って、従来の構造に簡単な改造
を加えるだけで、請求項2の構成による効果と同様の効
果を奏することができるようになった。
【0024】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態を図面
に基づいて説明する。
【0025】図1に示すように、ネガフィルム供給部l
と、ペーパーマガジン4から引き出された印画紙3にネ
ガフィルム2の画像を焼き付ける露光部5と、露光部5
で露光した印画紙3を現像処理する現像処理部6と、現
像処理部6で現像処理した印画紙3を乾燥する乾燥部7
と、乾燥した印画紙3を所定長さに切断してプリント
(印画紙3を所定長さにカットしたものをプリントと称
する)として排出するプリント排出部8とを設けて写真
処理装置を構成してある。
【0026】前記露光部5と現像処理部6との間には、
露光部5で使用されたネガフィルム2を切断するカッタ
ー9と、このカッター9に所定長さに切断されたピース
ネガ2aを受け入れて搬送するピースネガ搬送部10
と、ピースネガ搬送部10で搬送されたピースネガ2a
をトレー11に排出するネガフィルム排出部12とを設
けてあり、次にピースネガ搬送部10の構造について説
明する。
【0027】図2に示すように前記ピースネガ搬送部1
0は、ピースネガ2aを収容する4個のカートリッジ1
3を、チェーンコンベア14(無端回動機構に相当)の
2本のチェーン15(無端回動体に相当)に所定の間隔
を空けて設け、カートリッジ13が搬送経路中のピース
ネガ受入位置Aでピースネガ2aを受け入れて搬送し、
搬送経路中のピースネガ排出位置Bでピースネガ2aを
取り出されるよう構成してある。
【0028】前記カートリッジ13は、搬送方向と直交
する横方向に長く形成してあり、図5にも示すように、
1枚のピースネガ2aを予備収容する上側の予備収容空
間13Aと、予備収容空間13Aからピースネガ2aを
順次受け入れて、複数枚のピースネガ2aを収容する主
収容空間13Bとをカートリッジ本体に形成して構成し
てある。カートリッジ13のチェーン15に対する取り
付け構造については後で詳しく説明する。
【0029】前記4個のカートリッジ13のうち任意の
カートリッジ13がピースネガ受入位置Aに位置する
と、別のカートリッジ13がピースネガ排出位置Bに位
置し、前記任意のカートリッジ13がピースネガ排出位
置Bに位置すると、別のカートリッジ13がピースネガ
受入位置Aに位置するよう構成し、チェーンコンベア1
4は、各カートリッジ13がピースネガ受入位置Aとピ
ースネガ排出位置Bとに位置するたびに停止して、その
後に回動を再開する間欠作動型に構成してある。
【0030】そして図7に示すように、カートリッジ1
3を受け止めてピースネガ受入位置Aに位置決めする第
1ストッパー部材18と、カートリッジ13を受け止め
てピースネガ排出位置Bに位置決めする第2ストッパー
部材19とを、カートリッジ13の長手方向に沿う第1
軸芯O周りに揺動する揺動アーム20の揺動端部に固定
して、受け止め作用姿勢と非作用姿勢とに切り換え自在
に設けてある。
【0031】前記揺動アーム19は、前記第1軸芯Oに
沿う第2軸芯P周りに天秤揺動する天秤揺動アーム25
の両端部に、リンク部材26を介してそれぞれ枢支連結
してある。
【0032】前記第1及び第2ストッパー部材18,1
9は、カートリッジ13へのピースネガ2aの供給・排
出が行われる前に前記作用姿勢に切り換わり、供給・排
出が終わると前記非作用姿勢に切り換わる。
【0033】前記カートリッジ13がピースネガ受入位
置Aに位置したことを検出する位置センサ(図示せず)
と、この位置センサの検出情報に基づいて、前記チェー
ンコンベア14の駆動を停止させる制御装置23とを設
けてある。
【0034】以上のように構成して、前記任意のカート
リッジ13へのピースネガ2aの供給と、前記別のカー
トリッジ13からのピースネガ2aの排出とが並行して
行なわれるようにしてある。前記ピースネガ2aの受入
と排出とは次のようにして行う。
【0035】1) ピースネガ受入位置Aに位置した静止
状態のカートリッジ13にピースネガ2aを、ネガフィ
ルム搬送ローラと連動するプレス装置16によって順次
押し込む。他方、ピースネガ排出位置Bに位置した静止
状態のカートリッジ13からピースネガ2aを図示外の
フィーダがネガフィルム搬入ステーション17(図1参
照)に送り込む。
【0036】2) 前者のカートリッジ13に1オーダ分
のピースネガ2aが収納され、後者のカートリッジ13
からピースネガ2aが排出されるとチェーン15が回動
して、各カートリッジ13が送られる。
【0037】図3〜図6に示すように前記カートリッジ
13は、2本のチェーン15にボルト31で連結した板
状の支持部材21に、ピースネガ2aの搬送方向にスラ
イド移動自在に設けるとともに、支持部材21とカート
リッジ13との間に位置変更調節手段22を設けてあ
る。
【0038】前記位置変更調節手段22は、支持部材2
1の後端部(チェーン15の回動方向上手側の端部)に
立ち上げ形成したスプリング受け25と、カートリッジ
13の幅方向一端部(チェーン15の回動方向下手側の
端部)との間に、カートリッジ13を支持部材21に対
してチェーン15の回動方向に付勢するスプリング24
(弾性体に相当)を設けて構成してある。
【0039】さらに詳しく説明すると、カートリッジ1
3の底面に、カートリッジ13と同一の長さのスライド
移動用の底部材27を複数個のビス28で連結し、支持
部材21にチェーン15の長手方向に沿う一対の長穴2
9を形成し、前記長孔29にガイドされて位置変更する
ボルト30A・抜け止めナット30Bからなる被ガイド
部材30を、前記底部材27の雌ねじ部に螺合してあ
る。
【0040】つまり図8,図9に示すように、前記任意
のカートリッジ13が第1ストッパー部材18又は第2
ストッパー部材19に受け止められると(図8,図9の
場合は第1ストッパー部材18)、前記任意のカートリ
ッジ13側の支持部材21が、スプリング24の付勢力
に抗して、チェーン15の送り力でカートリッジ13に
対してピースネガ2aの搬送方向に位置変更して、前記
別のカートリッジ13が第2ストッパー部材19又は第
1ストッパー部材18(図8,図9の場合は第2ストッ
パー部材19)に受け止められるよう構成してある。
【0041】このようにして各カートリッジ13を位置
決めするから、長期にわたる稼働でチェーン13が伸び
た場合でも、前記任意のカートリッジ13がピースネガ
受入位置Aに位置したときには、別のカートリッジ13
がピースネガ排出位置Bに確実に位置し、前記任意のカ
ートリッジ13がピースネガ排出位置Bに位置すると、
別のカートリッジ13がピースネガ受入位置Aに位置す
るようになる。
【0042】[別実施形態] [イ]前記位置変更調節手段22は、前記任意のカート
リッジ13と前記別のカートリッジ13との少なくとも
一方側のカートリッジ13を、支持部材21に対して位
置変更させる構造のものであればよく、例えば、前記任
意のカートリッジ13が第1ストッパー部材18又は第
2ストッパー部材19に受け止められると、前記別のカ
ートリッジ13が支持部材21に対して位置変更するよ
うに前記位置変更調節手段22を構成してあってもよ
い。
【0043】その一例として、前記任意のカートリッジ
13が第1ストッパー部材18又は第2ストッパー部材
19に受け止められたことを検出するセンサと、カート
リッジ13を支持部材21に対して位置変更駆動するカ
ートリッジ駆動部と、このカートリッジ駆動部に対する
制御装置とを設けて前記位置変更調節手段22を構成し
た構造がある。
【0044】この構造のものでは、前記任意のカートリ
ッジ13が第1ストッパー部材18又は第2ストッパー
部材19に受け止められると、チェーン15の送りを停
止するとともに、前記センサの検出情報に基づいて、制
御装置がカートリッジ駆動部を駆動制御して、前記別の
カートリッジ13が支持部材21に対して位置変更し、
第2ストッパー部材19又は第1ストッパー部材18に
受け止められる。
【0045】なお、第1の実施形態における位置変更調
節手段22は、前記スプリング22を設けただけの構成
であるから、上記の別実施形態の構造に比べて構造が簡
単で安価に製作できるという利点がある。
【0046】[ロ]前記チェーン15に連結するカート
リッジ13の数は4個に限られるものではなく、2個で
あっても3個であってもよく、さらに5個以上であって
もよい。
【0047】[ハ]前記チェーン15に代えてベルトに
カートリッジ13を連結するよう構成してあってもよ
く、それらチェーン15やベルトを無端回動体と総称す
る。
【0048】[ニ]本発明は前記第1及び第2ストッパ
ー部材18,19を備えていない構造のものにも適用す
ることができ、その一例として、支持部材21に対して
カートリッジ13をネジ送り機構(図示せず)を介して
位置変更させる構造を挙げることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】ネガフィルムと印画紙の流れを示す写真処理装
置の概略図
【図2】ピースネガ搬送部の概略斜視図
【図3】カートリッジの取り付け構造を示す底面図
【図4】カートリッジの取り付け構造を示す一部切欠き
正面図
【図5】図3におけるV−V矢視図
【図6】図3におけるVI−VI矢視図
【図7】カートリッジの位置変更作動を示す図
【図8】カートリッジの位置変更作動を示す図
【図9】カートリッジの位置変更作動を示す図
【符号の説明】
2a ピースネガ 13 カートリッジ 15 無端回動体 18 第1ストッパー部材 19 第2ストッパー部材 21 支持部材 22 位置変更調節手段 24 弾性体 A ピースネガ受入位置 B ピースネガ排出位置

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ピースネガを収容する複数のカートリッ
    ジを無端回動機構の無端回動体に所定の間隔を空けて設
    けて、前記複数のカートリッジのうち任意のカートリッ
    ジが搬送経路中のピースネガ受入位置に位置すると、別
    のカートリッジがピースネガ排出位置に位置し、前記任
    意のカートリッジが搬送経路中のピースネガ排出位置に
    位置すると、前記別のカートリッジがピースネガ受入位
    置に位置するよう構成するとともに、前記無端回動機構
    は、前記カートリッジが前記ピースネガ受入位置とピー
    スネガ排出位置とに位置するたびに停止して、その後に
    回動を再開する間欠作動型に構成してある写真処理装置
    におけるピースネガ搬送部構造であって、 前記無端回動体に連結した支持部材に前記カートリッジ
    を前記ピースネガの搬送方向に位置変更自在に設け、前
    記任意のカートリッジが搬送経路中のピースネガ受入位
    置に位置すると、前記別のカートリッジがピースネガ排
    出位置に位置し、前記任意のカートリッジが搬送経路中
    のピースネガ排出位置に位置すると、前記別のカートリ
    ッジがピースネガ受入位置に位置するように、前記任意
    のカートリッジと前記別のカートリッジとの少なくとも
    一方側のカートリッジを前記支持部材に対して位置変更
    調節する位置変更調節手段を設けてある写真処理装置に
    おけるピースネガ搬送部構造。
  2. 【請求項2】 前記カートリッジを受け止めて前記ピー
    スネガ受入位置に位置決めする第1ストッパー部材と、
    前記カートリッジを受け止めて前記ピースネガ排出位置
    に位置決めする第2ストッパー部材とを、受け止め作用
    姿勢と非作用姿勢とにそれぞれ切り換え自在に設けてあ
    る請求項1記載の写真処理装置におけるピースネガ搬送
    部構造。
  3. 【請求項3】 前記位置変更調節手段は、前記カートリ
    ッジを前記支持部材に対して前記無端回動体の回動方向
    に付勢する弾性体を、前記支持部材とカートリッジとに
    わたって設けて構成し、前記任意のカートリッジが前記
    第1ストッパー部材又第2ストッパー部材に受け止めら
    れると、その任意のカートリッジ側の支持部材が、前記
    無端回動体の送り力で前記弾性体の付勢力に抗して前記
    搬送方向に送られて、前記別のカートリッジが前記第2
    ストッパー部材又は第1ストッパー部材に受け止められ
    るよう構成してある請求項2記載の写真処理装置におけ
    るピースネガ搬送部構造。
JP10351143A 1998-12-10 1998-12-10 写真処理装置におけるピースネガ搬送部構造 Withdrawn JP2000180986A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP10351143A JP2000180986A (ja) 1998-12-10 1998-12-10 写真処理装置におけるピースネガ搬送部構造

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP10351143A JP2000180986A (ja) 1998-12-10 1998-12-10 写真処理装置におけるピースネガ搬送部構造

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JP2000180986A true JP2000180986A (ja) 2000-06-30

Family

ID=18415347

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP10351143A Withdrawn JP2000180986A (ja) 1998-12-10 1998-12-10 写真処理装置におけるピースネガ搬送部構造

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP2000180986A (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2006150853A (ja) * 2004-11-30 2006-06-15 Inoac Corp 成形システムにおける無端コンベアと台車の連結構造

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2006150853A (ja) * 2004-11-30 2006-06-15 Inoac Corp 成形システムにおける無端コンベアと台車の連結構造

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP2000180986A (ja) 写真処理装置におけるピースネガ搬送部構造
KR0169524B1 (ko) 필름공급장치
JPH10194514A (ja) 写真処理装置
JP2760252B2 (ja) リーダストッカおよびリーダストック装置
KR0169520B1 (ko) 사진 처리기에서 필름으로부터 리더를 분리하는 방법 및 수단
JPS63316843A (ja) 写真焼付装置用印画紙搬送装置
JPS5949524A (ja) 写真焼付機におけるフイルムの供給・受給装置
JP3296073B2 (ja) 写真感光材料の供給装置
JP3536743B2 (ja) 写真処理装置
JP3199161B2 (ja) フィルムマガジン
US6364546B1 (en) Photograph processing apparatus
JP2005298212A (ja) シート体の搬送装置及び画像記録装置
JP3536742B2 (ja) 感光材料搬送装置
JPH11218201A (ja) 写真処理装置における駆動用無端帯のテンション装置
JP3700483B2 (ja) 写真焼付装置
US6364548B1 (en) Transfer apparatus for transferring pre-processed sheet materials, and photographic processing apparatus using the same
JP2726148B2 (ja) プリント処理装置
JP2005148159A (ja) 感光材料処理装置
JP3208924B2 (ja) 写真処理装置
KR200258629Y1 (ko) 프린터용 용지이송가이드
JPH11109597A (ja) 写真処理装置
JPH11109598A (ja) 感光材料排出機構
JPH0252843A (ja) 蛇行検出装置及び蛇行修正方法
JPH03223031A (ja) 給紙装置
JPH0318522A (ja) シート材収納容器搬送装置

Legal Events

Date Code Title Description
A300 Withdrawal of application because of no request for examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A300

Effective date: 20060307