JP2000176495A - 汚泥乾燥処理装置および処理方法 - Google Patents

汚泥乾燥処理装置および処理方法

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Abstract

(57)【要約】 【課題】 付着性が低く取扱いが容易な粒状の脱水汚泥
を容易かつ確実に得ること。 【解決手段】 汚泥が遠心濃縮機5によりあらかじめ機
械脱水され、遠心薄膜乾燥機6により脱水乾燥される。
汚泥は伝熱受熱型の回転乾燥機7へ送られてさらに脱水
乾燥され、得られた乾燥汚泥は焼却・溶融炉15におい
て焼却・溶融化あるいはガス化・溶融化される。遠心薄
膜乾燥機6から排出される乾燥汚泥の含水率は65〜5
5重量%の範囲となっている。遠心薄膜乾燥機6および
回転乾燥機7において汚泥から発生する臭気を含む蒸発
蒸気は、冷却洗浄器8にて水分が除去され、そのガスは
脱臭装置9およびフィルタ10を経て放出される。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、下水汚泥、ヘド
ロ、産業廃棄物汚泥等の有機および無機汚泥を乾燥処理
する汚泥乾燥処理装置およびその処理方法に関する。
【0002】
【従来の技術】一般に下水や排水処理により発生する汚
泥は、脱水処理により含水率を低下させた脱水ケーキと
して排出される。このような脱水ケーキはコンポスト化
あるいは焼却処分して減容化して埋め立て処分、海洋投
棄処分がなされている。さらに最近では、再資源化が進
み、汚泥を溶融化しスラブ化して建設用材として有効利
用できるように試みられている。
【0003】これら汚泥の最終処分の前工程として、脱
水ケーキの乾燥処理が必要となる。汚泥の乾燥処理方法
としては、乾燥機内に汚泥を直接投入すると共に、熱風
を送り込み乾燥処理する方法(直接乾燥方法)と、乾燥
機内にジャケット、チューブ、ディスク等の伝熱面を配
設し、その内部に加圧蒸気等の熱媒体を流すとともに、
ドラムやディスクを回転させながら乾燥機内部に脱水ケ
ーキを投入して乾燥処理する方法(間接乾燥方法)があ
る。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】上述した従来の乾燥方
法のうち、直接乾燥方法は排ガス量が多く大型の排ガス
処理設備が必要となる。一方、間接乾燥方法では、脱水
ケーキは非常に付着性が強いため、伝熱面へ汚泥が付着
し乾燥効率が悪くなることがある。さらに、直接乾燥方
法および間接乾燥方法両者において、粘着性の高い汚泥
を扱うため汚泥が塊状になって乾燥効率が悪くなり、そ
のため乾燥機が大型になったり、複雑な構造になり設備
費が高くなる問題がある。
【0005】本発明は、このような点を考慮してなされ
たものであり、付着性が高く、かつ臭気のある汚泥を容
易に乾燥処理ができる汚泥乾燥処理装置およびその処理
方法を提供することを目的とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】本発明は、汚泥が投入さ
れる伝熱胴と、汚泥を伝熱胴内に引延ばすブレードを有
し伝熱胴内に回転自在に配置された主軸とを有する遠心
薄膜乾燥機と、遠心薄膜乾燥機の下流側に配置され、汚
泥が投入される回転ドラムと、回転ドラムの内面に設け
られた伝熱管とを有する回転乾燥機と、を備えたことを
特徴とする汚泥乾燥処理装置、および請求項1記載の汚
泥乾燥処理装置を用いた処理方法において、遠心薄膜乾
燥機により汚泥を脱水乾燥させて、汚泥の含水率を35
〜65重量%とする工程と、遠心薄膜乾燥機からの汚泥
を更に回転乾燥機により脱水乾燥させる工程と、を備え
たことを特徴とする汚泥乾燥処理方法である。
【0007】本発明によれば、汚泥を遠心薄膜乾燥機に
より、脱水乾燥して付着性の低い汚泥とし、この汚泥を
回転乾燥機により脱水乾燥することにより、取扱いが容
易な粒状汚泥を得ることができる。
【0008】
【発明の実施の形態】第1の実施の形態 以下、図面により本発明の実施の形態について説明す
る。図1乃至図4は、本発明の第1の実施の形態を示す
図である。
【0009】図1に示すように、汚泥乾燥処理装置は、
約99〜98%の原汚泥1を収容する汚水タンク2と、
凝集剤3を収容する凝集剤タンク4と、原汚泥1と凝集
剤3をそれぞれ混合し含水率85%程度に遠心濃縮して
汚泥の脱水ケーキを得る遠心濃縮機5と、汚泥の脱水ケ
ーキを一次乾燥する遠心薄膜乾燥機6と、遠心薄膜乾燥
機6から排出された汚泥を二次乾燥する伝熱受熱型の回
転乾燥機7とを備えている。
【0010】遠心薄膜乾燥機6および回転乾燥機7の機
内の汚泥から蒸発する臭気を含む蒸気は、取り出され
て、冷却洗浄器8に導かれる。そして冷却洗浄器8から
のガスは、ガス管50を経て一部が回転乾燥機7に環流
し、残りは脱臭装置9およびフィルタ10を介して大気
に放出される。また遠心薄膜乾燥機6および回転乾燥機
7へは、ボイラユニット11で発生した加圧蒸気(熱媒
体)が供給管48から送られ、遠心薄膜乾燥機6および
回転乾燥機7からの蒸気は戻り管49により戻される。
回転乾燥機7で乾燥した乾燥汚泥12はベルトコンベア
13により搬送され、製品ホッパ14内に一次的に保管
され、焼却・溶融化あるいはガス化溶融化する焼却・溶
融炉(再資源化処理)15に送られて焼却・溶融化ある
いはガス化溶融される。
【0011】また、焼却・溶融炉15で発生する熱は排
熱回収ボイラ16で回収され、加圧蒸気ライン17を介
して遠心薄膜乾燥機6および回転乾燥機7を加熱する熱
媒体に加えられる。また、冷却洗浄器8からのガスを分
岐管50aにより焼却・溶融炉15へ送って焼却脱臭し
てもよい。
【0012】次に遠心薄膜乾燥機6について説明する。
遠心薄膜乾燥機6は図2及び図3に示すように、薄肉の
伝熱胴21と、伝熱胴21の内部に伝熱胴21と同軸に
設けられた主軸22とを有し、この主軸22は駆動モー
タ23およびVベルト23aによって回転駆動されるよ
うになっている。
【0013】ここで図2(A)は遠心薄膜乾燥機6の全
体図、図2(B)は図2(A)のB部拡大図、図2
(C)は図2(A)のC部拡大図、図2(D)は図2
(A)のD部拡大図、図3は図2(A)のE−E線断面
図である。
【0014】また、主軸22の上部には分配リング25
が設けられ、被処理物投入口としての汚泥投入口24か
ら供給された汚泥36は、分配リング25を通って伝熱
胴21の内面に均一に投入される。さらに、主軸22に
は伝熱胴21内に分散された汚泥36を薄膜状にするた
めのブレード26が、軸方向および円周方向に複数段・
複数枚取付けられている。このブレード26はヒンジ2
7を介して主軸22に取付けられている。
【0015】ところで、主軸22は伝熱胴21の両端部
に設けられた軸受28、29により支持され、下部軸受
29はスポーク30により伝熱胴21の下端に保持され
るとともに、スポーク30の下部には排出口31が形成
されている。さらに、伝熱胴21の上部には、汚泥36
から発生する蒸発蒸気を排気するための排気口32が設
けられ、排出口32からの蒸気は冷却洗浄器8へ送られ
る。さらに、伝熱胴21の外側には、汚泥36の脱水・
乾燥を行うための熱源となる蒸気を通す蒸気ジャケット
33が設けられ、この蒸気ジャケット33にはボイラユ
ニット11で生じた蒸気が加圧蒸気入り口34から流入
するとともに、蒸気ジャケット33内の蒸気は加圧蒸気
出口35から流出してボイラユニット11へ戻される。
【0016】次に回転乾燥機7について説明する。回転
乾燥機7はドラム7aと、ドラム7aの内面に設けられ
た多数の伝熱チューブ7bとを有し、ドラム7aを回転
させることにより伝熱チューブ7bと汚泥との接触が行
われて、乾燥し、臭気のない低含水率の乾燥汚泥が得ら
れる構造になっている。
【0017】次に汚泥処理方法について説明する。図1
に示すように、汚水タンク2から原汚泥1が遠心濃縮機
5へ送られ、同時に凝集剤タンク4内の凝集剤3が遠心
濃縮機5へ送られる。遠心濃縮機5において、原汚泥1
と凝集剤3とが混合され、原汚泥は所定含水率を有する
まで汚水乾燥される。
【0018】遠心濃縮機5により脱水された汚泥は、汚
泥36となって遠心薄膜乾燥機6へ送られる。
【0019】遠心薄膜乾燥機6において、汚泥投入口2
4から伝熱胴21内に供給された汚泥36は、主軸22
とともに回転するブレード26によって掻き取られ、伝
熱胴21内面に薄膜状に引き延ばされる。そして、薄膜
状になった汚泥36は重力と次々に供給される新しい汚
泥の圧力によって、少しづつ下方に進む。その際、伝熱
胴21外側の蒸気ジャケット33に供給されている加熱
蒸気によって、汚泥36は伝熱胴21により加熱され
る。その後、汚泥36はその水分が徐々に脱水され、乾
燥汚泥となり、伝熱胴21の下端に設けられた排出口3
1より排出される。一方、汚泥から蒸発した蒸気は排気
口32から抽気し排気される。
【0020】遠心薄膜乾燥機6における、汚泥36の処
理において、汚泥36が乾燥するに従い、粘性が増加
し、図4(A)(B)(C)に示すように汚泥36の形
状が変化する。
【0021】図4(A)は、伝熱胴21の上方の加熱ゾ
ーンから中央の蒸発ゾーンにおいて、汚泥36が薄膜状
に形成され、効率良く蒸発が進む領域(定率乾燥領域)
を示している。この場合、汚泥が薄膜状に形成されてい
る領域の含水率は65重量%以上である。
【0022】さらに汚泥36が伝熱胴21内部を下方に
移動し、乾燥が進行すると、図4(B)に示すような汚
泥36の造粒領域となる。この造粒領域の含水率は35
〜65重量%である。さらに、乾燥が進むと図4(C)
に示すように、造粒した汚泥36がブレード26前面に
堆積しながら乾燥する領域(減率乾燥領域)に入る。こ
の減率乾燥領域では、乾燥速度が著しく低下し、若干の
含水率を下げるのに広い範囲の伝熱胴が必要になる。
【0023】本実施の形態では遠心薄膜乾燥機6から排
出される汚泥の含水率は35〜65重量%となり、粒状
の汚泥を短時間に効率良く乾燥できる。この粒状の乾燥
汚泥は脱粋ケーキに比べて付着性が格段に低下してい
る。
【0024】遠心薄膜乾燥機6から排出した汚泥36は
粒状化するとともに、付着性が低下しているため、汚泥
36を回転乾燥機7に投入しても、回転乾燥機7のドラ
ム7a内の伝熱チューブ7bあるいはドラム7aの内壁
面に汚泥36が付着せず、粒状を保ちながら10%程度
まで安定して粒状を保ちながら乾燥する。
【0025】回転乾燥機7からの脱水汚泥36は、ベル
トコンベア13を経て乾燥汚泥12として製品ホッパ1
4内に保管され、焼却・溶融炉15で焼却される。
【0026】また、遠心薄膜乾燥機6および回転乾燥機
7からの蒸気は冷却洗浄器8へ送られ、冷却洗浄器8か
らのガスは脱臭装置9およびフィルタ10を経て外部へ
放出される。
【0027】図1乃至図4において、遠心薄膜乾燥機6
および回転乾燥機7により、含水率が極めて低く、粒状
で扱いが容易な乾燥汚泥12を得ることができ、この乾
燥汚泥12を焼却・溶融炉15において一定の温度で焼
却することができる。また焼却・溶融炉15において発
生するエネルギを排熱回収ボイラ16で回収して遠心薄
膜乾燥機6および回転乾燥機7の熱媒体(加圧蒸気)と
して利用することができ、汚泥処理にかかる燃料を大幅
に節約できる。
【0028】また、遠心薄膜乾燥機6および回転乾燥機
7から発生する臭気を含む蒸発蒸気を冷却洗浄器8、脱
臭装置9およびフィルタ10において処理する構成にな
っているため、装置がコンパクトで臭気を外部に漏らす
ことなく、ガス処理が可能である。
【0029】本実施の形態によれば、汚泥を蒸発量が多
く乾燥速度が高い遠心薄膜乾燥機6で乾燥させ、次に汚
泥を減率乾燥に優れた伝熱受熱型の回転式乾燥機7で乾
燥させたので、両者の優れた乾燥特性が発揮でき、粘着
性の高い汚泥を効率良く取り扱い容易な乾燥汚泥とする
ことができる。また発生ガス量が少なく脱臭装置9がコ
ンパクトになる。さらに焼却・溶融炉15におる汚泥焼
却あるいはガス化で発生するエネルギを排熱回収ボイラ
16で回収して熱媒体(加圧蒸気)としているので、汚
泥処理にかかる燃料が大幅に節約できる。
【0030】第2の実施の形態 次に本発明の第2の実施例について図5により説明す
る。図5に示す第2の実施の形態は、遠心濃縮機5と遠
心薄膜乾燥機6との間に石灰混入装置(ミキサ)43を
設けたものであり、他は図1乃至図4に示す第1の実施
の形態と略同一である。図5において、図1乃至図4に
示す第1の実施の形態と同一部分には同一符号を付して
詳細な説明は省略する。
【0031】図5において、遠心濃縮機5の下流側にミ
キサ43が設けられ、遠心濃縮機5で得られた脱水汚泥
と石灰タンク41に貯留した石灰42がミキサ43に送
られ、このミキサ43で混練される。ミキサ43で混練
した汚泥は遠心薄膜乾燥機6で脱水乾燥する。
【0032】ミキサ43内で汚泥に混ぜ合わせる石灰
は、消石灰でも生石灰でもそれぞれの混合物でもよく、
これらの量は適当に調整できる。
【0033】本実施の形態によれば、遠心濃縮機5で発
生した汚泥と少量の石灰をミキサ43で混合することに
よって予備的に汚泥と石灰との化学反応乾燥を行うこと
ができる。脱水ケーキに例えば生石灰を混合すると、表
面付着水や内部水と水和反応し、消石灰を生じる。消石
灰は疎水性があり、遠心薄膜乾燥機6での乾燥が促進さ
れる。またミキサ43で消石灰を添加した場合は、化学
反応乾燥はないが、その後の乾燥工程で乾燥性が向上す
る。
【0034】第3の実施の形態 次に本発明の第3の実施の形態について図6により説明
する。図6に示す第3の実施の形態は、遠心薄膜乾燥機
5と回転乾燥機7との間に石灰混入装置(ミキサ)46
を設けたものであり、他は図1乃至図4に示す第1の実
施の形態と略同一である。
【0035】図6において、図1乃至図4に示す第1の
実施の形態と同一部分には同一符号を付して詳細な説明
は省略する。
【0036】図6において、遠心薄膜乾燥機6の下流側
にミキサ46が設けられ、遠心薄膜乾燥機6で得られた
含水率60%程度の脱水汚泥と石灰タンク44に貯留し
た石灰45がミキサ46に送られる。汚泥と石灰45は
ミキサ46で混練され、混練した汚泥は伝熱受熱型の回
転乾燥機7内で脱水乾燥される。
【0037】ミキサ46内で汚泥に混ぜ合わせる石灰
は、消石灰でも生石灰でもそれぞれの混合物でもよく、
これらの量は適当に調整できる。
【0038】本実施の形態によれば、遠心薄膜乾燥機6
で発生した汚泥と少量の生石灰あるいは消石灰を混合す
ることによって、含水率の調整ができる。また汚泥の付
着性が低下し、回転乾燥機7内で汚泥がチューブ7bへ
付着することがなくなり、取り扱いが容易な乾燥汚泥を
回収することができる。
【0039】第4の実施の形態 次に本発明の第4の実施の形態について図7により説明
する。図7に示す第4の実施の形態は、ボイラユニット
11からの供給管48を遠心薄膜乾燥機6へ接続してボ
イラユニット11からの蒸気により遠心薄膜乾燥機6の
伝熱胴21を加熱するとともに、遠心薄膜乾燥機6から
の蒸気を回転乾燥機7へ連結管50で導いたものであ
る。回転乾燥機7からの蒸気は戻り管49によりボイラ
ユニット11へ戻される。
【0040】他の構成は図1乃至図4に示す第1の実施
の形態と略同一である。図7において、図1乃至図4に
示す第1の実施の形態と同一部分には同一符号を付して
詳細な説明は省略する。
【0041】本実施の形態によれば、汚泥を最初に脱水
乾燥させるとともに脱水のために大きな熱エネルギが必
要な遠心薄膜乾燥機6へボイラユニット11からの蒸気
を供給し、その後遠心薄膜乾燥機6からの蒸気を熱エネ
ルギをあまり必要としない回転乾燥機7へ供給するの
で、蒸気の熱エネルギを効率的に利用することができ
る。
【0042】
【発明の効果】以上のように本発明によれば、付着性が
低く取扱いが容易な粒状の脱水汚泥を容易かつ確実に得
ることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1実施の形態を示す全体系統図。
【図2】遠心薄膜乾燥機の構造図。
【図3】図2のE−E線断面図。
【図4】乾燥機内部の乾燥汚泥の形状変化を示す説明
図。
【図5】本発明の第2実施の形態を示す全体系統図。
【図6】本発明の第3実施の形態を示す全体系統図。
【図7】本発明の第4実施の形態を示す全体系統図。
【符号の説明】
1 原汚泥 5 遠心濃縮機 6 遠心薄膜乾燥機 7 伝熱受熱型回転乾燥機 8 冷却洗浄器 9 脱臭装置 11 ボイラユニット 12 乾燥汚泥 15 焼却・溶融炉 16 排熱回収ボイラ 42 石灰 43 ミキサ 45 石灰 46 ミキサ
フロントページの続き (72)発明者 河 内 恭 三 東京都港区芝浦一丁目1番1号 株式会社 東芝本社事務所内 Fターム(参考) 3L113 AA04 AB05 AC05 AC15 AC16 AC21 AC36 AC45 AC46 AC48 AC49 AC56 AC57 AC62 AC63 AC68 AC76 AC79 AC83 AC87 BA37 CA02 DA02 DA05 DA10 DA14 DA19 4D059 AA03 BB01 BB04 BD11 BD12 BD17 BD22 BD24 BD26 BD32 BE38 BE54 BJ00 BK09 CA06 CA14 CA16 CB04 DA04 DA05 EB01

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】汚泥が投入される伝熱胴と、汚泥を伝熱胴
    内に引延ばすブレードを有し伝熱胴内に回転自在に配置
    された主軸とを有する遠心薄膜乾燥機と、 遠心薄膜乾燥機の下流側に配置され、汚泥が投入される
    回転ドラムと、回転ドラムの内面に設けられた伝熱管と
    を有する回転乾燥機と、 を備えたことを特徴とする汚泥乾燥処理装置。
  2. 【請求項2】遠心薄膜乾燥機の上流側に、汚泥を遠心濃
    縮する遠心濃縮機を設けたことを特徴とする請求項1記
    載の汚泥乾燥処理装置。
  3. 【請求項3】遠心濃縮機と遠心薄膜乾燥機との間に、汚
    泥中に生石灰または消石灰を混入する石灰混入装置を設
    けたことを特徴とする請求項2記載の汚泥乾燥処理装
    置。
  4. 【請求項4】遠心薄膜乾燥機と回転乾燥機との間に、汚
    泥中に生石灰または消石灰を混入する石灰混入装置を設
    けたことを特徴とする請求項1記載の汚泥乾燥処理装
    置。
  5. 【請求項5】請求項1記載の汚泥乾燥処理装置を用いた
    処理方法において、 遠心薄膜乾燥機により汚泥を脱水乾燥させて、汚泥の含
    水率を35〜65重量%とする工程と、 遠心薄膜乾燥機からの汚泥を更に回転乾燥機により脱水
    乾燥させる工程と、 を備えたことを特徴とする汚泥乾燥処理方法。
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