JP2000169968A - 表面コ―ティング - Google Patents
表面コ―ティングInfo
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Abstract
物質表面に不活性コーティングを付着させる方法を提供
すること。 【解決手段】 物質表面に不活性コーティングを付着さ
せる方法において、不活性ガスの存在下で表面を活性化
するのに十分な時間前記表面をプラズマ放電に曝す第1
工程、およびプラズマがない状態で、活性化された表面
と、ガス状有機珪素物質とを接触させ、この活性化され
た表面に有機珪素物質を蒸着させる第2の工程を含む前
記方法。
Description
ングする方法に関する。これらのコーティングはほぼ不
活性であり、とくに生体適合性である。この発明の態様
には、さらに、被覆表面とこれらのコーティングを有す
る物品が含まれる。
要である。工業プラントでは、化学品は導管を通過し、
そして容器の壁に接触している貯蔵設備で貯蔵される。
ある期間が経過すると、反応性化学物質は壁の表面を浸
食するか壁の表面に浸出して表面からの物質により化学
品の汚染を生じ、そして化学品が壁の中に取り込まれ
る。これは、たとえば、製薬工業においてとくに問題で
ある。同様に、これらの薬品化学物質を保持または貯蔵
に使われる容器やびんは耐性表面または不活性表面を持
つ必要がある。
に重要である。この明細書で用いている「装置」には、
移植や義歯治療などの医療装置、長時間にわたり血液と
接触している動脈弁、並びにチュービング導管などの構
成部品、またはたとえば透析や心臓手術で使われる外部
循環回路の他の部品が含まれる。これらの回路で使われ
る構成部品は、いろいろなレベルの生体適合性を有する
プラスチック材料やエラストマー材料などのほぼ不活性
なポリマー材料からつくられている。したがって、これ
らの材料は不都合な生物反応に関与する可能性がある。
このような反応は、特定の患者が経験する灌流後症候群
に導くおそれがある。
の特殊な表面特性によるものであるから、たとえば、生
体適合性のよい物質を付着またはグラフトさせ表面組成
を変えると、装置の生体適合性を高め、最終的な患者の
快適さが改善される。
ためにプラズマ蒸着法を用いることはよく知られてい
る。一般的に言えば、この方法の細部には違いがある
が、被覆する基板を低圧の反応容器に置いて、それをプ
ラズマ放電に曝すことによりコーティングがつくられ
る。コーティングが表面に対して持っている作用は、プ
ラズマ放電中に反応器に存在するガス状物質に左右され
る。
プラズマ放電により表面が活性化され、表面で遊離基が
発生する。この状態で、引き続き反応物に曝されると、
反応が生じて、反応物が表面にグラフトされる。反応物
の特性と表面の状態によっては、重合反応も起きる。
がプラズマ放電に曝されると、表面はエッチングされ
る。プラズマ放電の影響下で随意に、反応物が引き続き
表面にグラフトする。
モノマー性化合物などの活性反応物が存在すると、遊離
基含有部分または他の中間体が発生し、重合か共重合、
並びに表面へのグラフトが起きる。したがって、この場
合の基板には、表面にグラフトしたポリマー物質があ
る。このプロセスは「プラズマ重合」と呼ばれている。
置の表面の生体適合性を改善する試みがなされている。
たとえば、米国特許第 4,656,083 号には、生物医学装
置の表面にフッ化炭素層を蒸着させ、この装置の生体適
合性を高めるプラズマ放電プロセスが記載されている。
重合性接着層を蒸着するために医療装置の表面を予備処
理する方法は、米国特許第 5,451,428 号に記載されて
いる。この方法では、後の工程で、生物コーティング、
とくに抗血栓形成物質が引き続き塗布され、蒸着した接
着層に付着する。
エッチングと、それに続いて基板材料に類似した物質を
グラフトして基板材料の表面を永久的に変性する方法が
記載されている。グラフトプロセスは第2の無線周波数
プラズマにより誘起される。この方法は、予めエッチン
グした表面にヘキサメチルジシロキサンをグラフトして
シリコーンエラストマーの表面を変性するために使用で
きる可能性があることが示唆されている。
放電技術を用いて表面に特定の有機珪素物質を蒸着させ
ることにより、不活性または生体適合性表面を形成でき
ることを見いだした。
表面に不活性コーティングを付着させる方法を提供し、
この方法には、不活性ガスの存在下で表面を活性化する
のに十分な時間この表面をプラズマ放電に曝す第1工
程、および活性化された表面をプラズマがない状態で活
性化された表面と反応するガス状有機珪素物質と接触さ
せて表面にこの有機珪素物質を蒸着させるその後の工程
がある。
ていることもあれば不連続な場合もあるが、表面の反応
性を低下させ、表面の生体適合性を増大させるには十分
である。
したガスは、アルゴン、ネオン、クリプトンまたはキセ
ノンなどの不活性ガス、並びに窒素や二酸化炭素および
酸素などの他のガスである。好適には不活性ガス、とく
にアルゴンが使われる。表面を活性化するためには、約
5秒〜約30分の間、プラズマガス放電に曝すのが適当
である。
プロセスは、約1〜約40MHz、好適には13.56
MHzの周波数を発生しうる無線周波数発生器を備えた
反応器で行うのが適当である。
波数を発生するマイクロ波発生器を使用することができ
る。出力は約25〜約200Wで、好適には約100W
である。
適切な有機珪素物質は、ガス状にある時にこの発明の方
法の第1工程でつくられた活性化された表面と反応して
有機珪素物質を表面に蒸着させる物質である。通常、こ
の反応は珪素に結合している水素または不飽和基などの
官能基によりプラズマのない状態で起きる。
か、または、200℃まで、好適には50℃以下の温度
で加熱して蒸気に転化できるものであればよい。好適に
は、有機珪素物質の室温における蒸気圧は0.1Hgm
mである。
ラン類とオルガノシロキサン類がある。オルガノシラン
類の例には、化学式(I)の物質があり:
に置換されたアルケニルからなる群から選択し、各R2
基はそれぞれ1〜20個の炭素原子を有する随意に置換
されたアルキル基または(OR3)または(OSi
R3 3)基からなる群から選択し、ここで各R3 はそれぞ
れ1〜20個の炭素原子を有する随意に置換されたアル
キル基であり、nは1〜3の整数であり、mは1〜3の
整数であり、かつ、n+mは4である。特定のシラン類
には、同じか別のR1基、たとえば、ビニル基とヘキセ
ニル基、および/または別のR3基、たとえば、メチル基
と(OSiR3 3)基が含まれている。
I)の物質があり:
りであり、各R4基はそれぞれ水素または随意に置換さ
れたアルケニル基、1〜20個の炭素原子を有する随意
に置換されたアルキル基からなる群から選択し(ただ
し、分子あたり少なくとも一つのR 1 かR4 は非置換の
アルケニル基か水素である)、aは0または1〜3の整
数であり、bは0または1〜3の整数であり、xは0ま
たは1〜20の整数である。オルガノシロキサン類も、
やはり、同じか別のR1基、たとえば、ビニル基とヘキ
セニル基、同じか別のR2基、たとえば、メチル基と
(OR3)および/または別のR4基、たとえば、メチル
基とフェニル基が含まれている。好適な実施態様では、
分子あたり一つのR1 基は随意に置換されたアルケニル
であり、R2 は随意に置換されたアルキルであり、そし
てR4 は随意に置換されたアルキルであり、下記化学式
に含まれている:
2 とR4基にはほとんどすべてメチル基が含まれてい
る。
は、たとえば、炭素原子鎖長が1〜20、適切には1〜
3個の直鎖基または分岐鎖基を指している。用語「アル
ケニル」は、一つ以上の炭素-炭素二重結合と適切には
2〜20、好適には2〜6個の炭素原子を有する直鎖ま
たは分岐鎖不飽和炭化水素基を指している。「アルコキ
シ」などの用語は、普通のように、O-アルキル基を意
味するものと考えられる。
は、ビニル、ヘキセニルまたはアリル(allyl)があ
り、好適な基はビニルである。
の置換基R1、R2、R3およびR4には、好適にはトリフ
ロロなどのパーハロアルキルの形をしたフロロなどのハ
ロゲン、オキソ、アルコキシ、アミノまたはモノ- かジ
- のアルキルアミノ、あるいはアルキルシランなどの珪
素誘導体がある。そのような置換アルキル基の具体的な
例には、3,3,3−トリフロロプロピルがある。
基には、メチルなどのC1-3 アルキル基がある。
も一つのR1基、もしくは適切な場合、R4は水素かビニ
ルである。
的な例には、ビニルメチルビス(トリメチルシロキシ)シ
ラン、ビニルペンタメチルジシロキサン、ビニルヘプタ
メチルトリシロキサン、ビニルトリス(トリメチルシロ
キシ)シラン、トリメチルシランおよびビニルトリメチ
ルシラン、好適にはビニルメチルビス(トリメチルシロ
キシ)シランまたはビニルペンタメチルジシロキサンが
ある。
素化合物はキャリアガスで希釈して活性化された表面に
送り届けることができる。適切なキャリアには、たとえ
ば、アルゴンなどの不活性ガスがある。
の表面には、プラスチックやポリマーなどの遊離基を支
えることができる物質からつくられた表面がある。これ
らの物質には、ポリカーボネート(PC)、ポリウレタン
(PU)、ポリプロピレン(PP)、ポリテトラフロロエチ
レンを含むポリエチレン(PE)、ポリ塩化ビニル(PV
C)、シリコーンエラストマー、ポリエチレンテトラフ
タレートなどのポリエステル、ポリメチルメタクリレー
ト(PMMA)およびヒドロキシエチルメタクリレートの
ポリマーがある。好適なポリマー物質には、シリコーン
エラストマー、PC、PVC、PU、PP、PEおよび
PMMAがある。
ティングには、表面に直接結合した有機珪素物質または
有機珪素物質が含まれており、有機珪素物質は蒸着中ま
たは蒸着前に部分的または全体的に重合させることがで
きる。これらのコーティングは多くの化学反応物に不活
性であり、したがって、これらの反応物と表面の間の反
応を回避できる利点がある。とくに上で述べたコーティ
ングは生体適合性に優れている。したがって、これらは
上で概要を述べた医療装置、とくに外部循環回路で使わ
れたチューブや他の構成部品に適用する場合にとくに適
している。この種の装置には、一般に、上で概要を述べ
たエラストマー性または硬質のプラスチック物質が含ま
れている。
コーティングは、処理物質の生体適合性と抗血栓性の両
方を大いに改善する。
表面およびそのような表面を有する物品は、この発明の
別の態様を形成する。
装置の表面に不活性な生体適合性コーティングを有する
医療装置を提供する。この生体適合性コーティングに
は、物品の表面にグラフトされた有機珪素物質が含まれ
ている。この有機珪素物質は、適切には上で述べた揮発
性有機珪素物質から導かれる。
グの基板となるエラストマー性または硬質のプラスチッ
ク物質が含まれている。このような装置の例には、患者
の体内に入れる移植や義歯治療のような医療装置、また
は体外循環回路に使われるチューブなどの構成部品があ
る。
する。
(44×10×1mmのサイズ)を用いて、一連の3つ
のテストを行った。各平板を一つずつ約100Wの出力
で約13.56MHzの周波数を用いる無線周波数プラ
ズマ反応器(IPC Branson -20L)に置いた。第1の工程
で、これらの平板を、表面を活性化するために、アルゴ
ンガスの存在下および常圧下25℃で15秒間プラズマ
処理にかけた。2つのケースで、ガス状有機珪素物質を
反応室に入れた。対照実験では窒素のみを入れた。第2
工程の処理は下記のようにまとめることができる:
は、対応する液体を50℃に加熱してつくり、そのガス
状反応物を窒素ガスを用いて反応器内の平板表面に送り
込んだ。各平板を周辺温度で45分間蒸気および/また
はガスに曝した。
物質と処理物質の全体を浸した後、うしの血液と接触さ
せる凝集テストを用いて調べた。このテストは、物質の
血液適合性を評価する時に重要パラメータになる凝集カ
スケードの活性化を全体的に評価する。凝集時間が長い
ほど、凝集活性化は低く、物質の生体適合性も良好であ
る。結果はPC対照の凝集時間のパーセンテージとして
表されており、下記表に示す。
処理物質の凝集時間に対して28〜50%時間が延び
た。被覆物質の凝集時間がこのように有意に延びたこと
は、血栓形成が有意に低下し、生体適合性が上昇したこ
とを意味している。
Claims (4)
- 【請求項1】 物質表面に不活性コーティングを付着さ
せる方法において、不活性ガスの存在下で表面を活性化
するのに十分な時間前記表面をプラズマ放電に曝す第1
工程、およびプラズマがない状態で、活性化された表面
とガス状有機珪素物質とを接触させ、前記の活性化され
た表面に前記有機珪素物質を蒸着させる第2の工程を含
む前記方法。 - 【請求項2】 請求項1に記載の方法において、前記ガ
ス状有機珪素物質は化学式(I)の化合物であり: 【化1】R1 nSiR2 m (I) 式中、各R1基はそれぞれ水素または随意に置換された
アルケニルからなる群から選択し、各R2基はそれぞれ
1〜20個の炭素原子を有する随意に置換されたアルキ
ル基または(OR3)または(OSiR3 3)基からなる
群から選択し、ここで各R3 はそれぞれ1〜20個の炭
素原子を有する随意に置換されたアルキル基であり、n
は1〜3の整数であり、mは1〜3の整数、ただしn+
mは4であり;または前記ガス状有機珪素物質は化学式
(II)の化合物であり: 【化2】 R1 aR2 (3-a)Si(OSiR4 2)xOSiR1 bR2 (3-b) (II) 式中、各R1とR2 は先で定義されたとおりであり、各
R4基はそれぞれ水素または随意に置換されたアルケニ
ル基、および1〜20個の炭素原子を有する随意に置換
されたアルキル基またはアリール(aryl)基からなる群
から選択し(ただし、分子あたり少なくとも一つのR1
またはR4 は非置換のアルケニル基または水素であ
る)、aは0または1〜3の整数であり、bは0または
1〜3の整数であり、そしてxは0または正の整数であ
る前記方法。 - 【請求項3】 請求項1または2に記載の方法におい
て、前記表面がポリカーボネート(PC)、ポリウレタン
(PU)、ポリプロピレン(PP)、ポリエチレン(PE)、
ポリ塩化ビニル(PVC)、シリコーンエラストマー、ポ
リエステル、ポリメチルメタクリレート(PMMA)また
はヒドロキシエチルメタクリレートのポリマーを含む前
記方法。 - 【請求項4】 装置の表面に不活性生体適合性コーティ
ングを有する医療装置において、前記コーティングが前
記装置の表面にグラフトされた請求項2に記載の化学式
(I)または(II)の有機珪素物質を含む前記装置。
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EP98480053 | 1998-08-04 | ||
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JP22025399A Expired - Fee Related JP4445066B2 (ja) | 1998-08-04 | 1999-08-03 | 表面コーティング |
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Country | Link |
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JP (1) | JP4445066B2 (ja) |
DE (1) | DE69924436T2 (ja) |
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2006218208A (ja) * | 2005-02-14 | 2006-08-24 | Olympus Corp | 可撓管及びその製造方法 |
JP2006218107A (ja) * | 2005-02-10 | 2006-08-24 | Olympus Corp | 可撓管およびその修理方法 |
-
1999
- 1999-07-30 DE DE69924436T patent/DE69924436T2/de not_active Expired - Lifetime
- 1999-08-03 JP JP22025399A patent/JP4445066B2/ja not_active Expired - Fee Related
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2006218107A (ja) * | 2005-02-10 | 2006-08-24 | Olympus Corp | 可撓管およびその修理方法 |
JP2006218208A (ja) * | 2005-02-14 | 2006-08-24 | Olympus Corp | 可撓管及びその製造方法 |
JP4668640B2 (ja) * | 2005-02-14 | 2011-04-13 | オリンパス株式会社 | 可撓管及びその製造方法 |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JP4445066B2 (ja) | 2010-04-07 |
DE69924436T2 (de) | 2006-02-16 |
DE69924436D1 (de) | 2005-05-04 |
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