JP2000169729A - 難燃性樹脂組成物およびその製造方法 - Google Patents

難燃性樹脂組成物およびその製造方法

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JP2000169729A
JP2000169729A JP10349708A JP34970898A JP2000169729A JP 2000169729 A JP2000169729 A JP 2000169729A JP 10349708 A JP10349708 A JP 10349708A JP 34970898 A JP34970898 A JP 34970898A JP 2000169729 A JP2000169729 A JP 2000169729A
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 環境汚染の問題もなく、分散性が良好で、生
産性が優れる上に、機械的強度などの低下が少なく、し
かも燃焼時に膨張黒鉛のような飛散物がなく、色調が安
定していると共に、耐熱性及び高度な難燃性や耐光性を
有し、かつ高流動性であって、射出成形に適した樹脂組
成物を提供すること。 【解決手段】 (A)熱可塑性樹脂50〜90重量部お
よび(B)アミノトリアジン化合物の硫酸塩10〜50
重量部からなり、該組成物を0.5mm×10cm×10
cmのシート状にしたときに、その中に存在する最大面
積0.05mm2以上の白色凝集物が5個以下である均質
性の高い難燃性樹脂組成物、及びその組成物を水分含有
量0.5重量%以下のアミノトリアジン化合物を使用する
ことによって製造する方法である。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、難燃性樹脂組成物
及びその製造方法に関するものであり、さらに詳しくは
家電製品、自動車分野などの難燃性を必要とする外装部
品や内部部品(コネクター、基板ホルダー等)、その他
建築用外装材料など、熱可塑性樹脂として汎用されるノ
ンハロゲン系の難燃性樹脂組成物及びその効率のよい製
造方法に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、ポリオレフィン、ポリスチレン、
ポリアミド、ポリエステル、ポリエーテル、ポリカーボ
ネート、フェノール樹脂又はエポキシ樹脂等の合成樹脂
は、その優れた特性を生かし、成形材料として広範な分
野で使用されている。しかし、これらの樹脂は、いずれ
も可燃性であるため、工業材料として使用するには火災
に対する安全性、すなわち難燃性が要求される場合が多
い。熱可塑性樹脂の難燃化の方法としては、樹脂に難燃
剤を配合する方法が一般的であり、その難燃剤として
は、ガラス,黒鉛,金属酸化物,リン系難燃剤,窒素系
難燃剤等種々あるが、デカブロモジフェニルオキシドな
どのハロゲン系難燃剤が広く用いられている。しかしな
がら、これらのハロゲン系難燃剤は、燃焼時にダイオキ
シンやハロゲンガス等、人体に有害な物質を発生する可
能性があり、環境破壊物質として問題となる恐れがあ
る。また、ポリオレフィン系樹脂の場合、特に射出成形
用のポリオレフィン系樹脂に関しては、その性質からハ
ロゲン系難燃剤が含まれているとその金型の腐食や製品
の耐光性が低下するという問題がある。ハロゲン系難燃
剤の上記欠点を改善するために、ポリオレフィン用難燃
剤のノンハロゲン化が提案されている。例えば、特開平
8−48812号公報には、熱可塑性樹脂にトリアジン
化合物の硫酸塩を配合した難燃性樹脂組成物が開示され
ている。しかしながら、この組成物は、工業材料として
利用するには難燃性が充分でなく、自己消火性が不足し
ている。また、特開平8−81583号公報には、熱可
塑性樹脂にトリアジン化合物の硫酸塩と熱膨張性黒鉛を
配合した難燃性樹脂組成物が開示されている。しかしな
がら、この組成物は、難燃性は充分であるが、熱膨張性
黒鉛を含むため、燃焼時にこの黒鉛が膨張して、飛散す
るという問題がある。さらに、この熱膨張性黒鉛はそれ
自身が有色であるので、その組成物は黒色となり、製品
の調色が困難である。また、特開平8−231517号
公報には、難燃剤として有用なアミノトリアジン化合物
の硫酸塩組成物の製造方法が開示されている。しかしこ
のアミノトリアジン化合物の硫酸塩組成物を配合した熱
可塑性樹脂は、工業材料として利用するにはなお難燃性
が充分でない。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】本発明は、前記の従来
技術の問題点を解決し、従来のハロゲン系難燃剤を用い
た場合と同等又はそれ以上の機械的物性を持ちながら、
高い難燃性を示し、射出成形に好適であり、環境保護に
有効である上、造粒,加工時に臭気が少なく、また、調
色が容易で、さらに優れた耐光性を有し、耐熱性も良好
なノンハロゲン系難燃性樹脂組成物及びこれの製造方法
を提供することを目的とする。
【0004】
【課題を解決するための手段】そこで、本発明者らは前
記目的を達成するために鋭意研究を重ねた結果、熱可塑
性樹脂に水分含量の少ないアミノトリアジン化合物の硫
酸塩を特定の割合で配合してなる組成物によって上記目
的を達成し得ることを見出した。本発明はかかる知見に
基いて完成したものである。すなわち、本発明は、
(A)熱可塑性樹脂と(B)アミノトリアジン化合物の
硫酸塩とを含有する難燃性樹脂組成物であって、該組成
物を0.5mm×10cm×10cmのシート状にしたと
きに、その中に存在する最大断面積0.05mm2以上の
白色凝集物が5個以下であることを特徴とする均質な難
燃性樹脂組成物を提供するものである。さらに本発明
は、上記(A),(B)成分を配合してこの均質な難燃
性樹脂組成物を製造するにあたって、(B)成分として
水分含有量が0.5重量%以下のアミノトリアジン化合物
の硫酸塩を使用する方法をも提供するものである。
【0005】
【発明の実施の形態】本発明の難燃性樹脂組成物の主原
料である(A)成分の熱可塑性樹脂は、特に制限はなく
公知の熱可塑性樹脂が使用できる。例えば、ポリエチレ
ン,ポリプロピレン,ポリブテン,ポリブタジエン及び
これらのブロックポリマー等のポリオレフィン系樹脂、
スチレン−ブタジエンポリマー,スチレン−ブタジエン
−スチレンブロックポリマー等のポリスチレン系樹脂、
ポリアミド系樹脂、ポリエーテル系樹脂およびポリカー
ボネート系樹脂等があるが、ポリオレフィン系樹脂を好
適に用いることができ、その中でも特にポリプロピレン
樹脂、ホモポリプロピレン樹脂、エチレン−プロピレン
共重合体、エチレン−プロピレンブロック共重合体が好
ましい。しかし、ポリエチレン成分が多くなると、難燃
性能が低下することがあり、したがってポリエチレン樹
脂単独では、場合によっては難燃性能が所定の規格(V
−2)に達しない。また、(A)成分の熱可塑性樹脂は
温度230℃,荷重2.16kgの条件で測定したメルト
インデックス(以後、MIと略記する)が7〜100g
/10分のポリオレフィン系樹脂が好適であり、好まし
くは8〜50g/10分、特に好ましくは10〜30g
/10分である。MIが7g/10分未満であると、難
燃特性がV−2に達しないことがあり、100g/10
分を超えると機械的強度等の物性が低下するおそれがあ
る。
【0006】本発明の難燃性樹脂組成物は、(A)成分
のポリオレフィン系樹脂に(B)成分のアミノトリアジ
ン化合物の硫酸塩の白色粒子が均一に分散されているも
のである。具体的には、本発明の難燃性樹脂組成物は、
該組成物を0.5mm×10cm×10cmのシート状に
したときに、その中に存在する最大断面積0.05mm 2
以上の白色凝集物が5個以下であることをが必要であ
る。白色凝集物が5個を超えるほどに多くなる場合は、
組成物中におけるアミノトリアジン化合物の硫酸塩の分
散性が悪いことを意味し、その結果、難燃性及び耐衝撃
性等が低下する。なお、上述した分散性の評価法は、溶
融混練後のペレットをホットプレスしてシートとしてそ
れに含まれるアミノトリアジン化合物の硫酸塩の凝集物
の粒径と個数で評価する方法によった。
【0007】また、本発明の難燃性樹脂組成物は、
(A)および(B)成分を主成分とするものであり、こ
れらの配合割合は特に制限はないが、(A)成分50〜
90重量部及び(B)10〜50重量部を含み、(A)
成分と(B)成分との合計量が100重量部となるよう
に配合したものが好ましい。(B)成分のアミノトリア
ジン化合物の硫酸塩の配合量が10重量部未満では、耐
光性が不充分となることがあると共に充分な難燃効果が
得られず、また、50重量部を超えると、耐光性は良好
であるが、充分な難燃効果が得られず、また成形性,耐
衝撃性が低下しやすく、さらに、アミノトリアジン化合
物の硫酸塩を大量に使用するため、コスト高となり、好
ましくない。なお、(B)成分の配合量は、より好まし
くは20〜40重量部である。
【0008】本発明の難燃性樹脂組成物の(B)成分で
あるアミノトリアジン化合物の硫酸塩は、通常はアミノ
トリアジン化合物と硫酸とを反応させて得られるもので
ある。このアミノトリアジン化合物としては、一般式
(I) 又は(II)
【0009】
【化2】
【0010】〔式中、R1 及びR2 はそれぞれ独立にア
ミノ基、炭素数1〜5のアルキル基、炭素数6〜20の
アリール基又は炭素数7〜20のアリールアルキル基を
示し、XはO、SまたはNHを示す。〕で表されるもの
が好適に使用される。上記R1 及びR2 において、炭素
数1〜5のアルキル基としては、例えば、メチル基、エ
チル基、n−プロピル基、イソプロピル基、n−ブチル
基、イソブチル基、n−ペンチル基およびイソぺンチル
基等が挙げられ、炭素数6〜20のアリール基として
は、例えば、フェニル基,トリル基,エチルフェニル
基,キシリル基,ビフェニル基,ナフチル基,アントラ
ニル基,ターフェニル基,ピレニル基,キノリル基,キ
ノキサニル基,ベンゾキノキサニル基,ピリミジン基,
ピロール基,フラニル基またはチオフラニル基等が挙げ
られ、炭素数7〜20のアリールアルキル基としては、
例えば、これらのアリール基に前記のアルキル基が結合
したものなどがあるが、ベンジル基等が好適なものとし
て挙げられる。これらの中で、好適に使用できるアミノ
トリアジン化合物を具体的に例示すれば、メラミン、メ
チルグアナミン、ベンゾグアナミン、ベンジルグアナミ
ン、2,4−ジアミノ−6−モルホリノ−1,3,5−
トリアジン、2,4−ジアミノ−6−ピペリジノ−1,
3,5−トリアジン、2,4−ジアミノ−6−チオモル
ホリノ−1,3,5−トリアジンなどであり、これらを
単独でまたは2種以上混合して使用できる。これらの中
でも特にメラミンが好適に使用される。
【0011】本発明のアミノトリアジン化合物の硫酸塩
を製造するには、一般にはアミノトリアジン化合物と硫
酸とを反応させる方法によるが、これらは常法によれば
よく、状況に応じて様々な条件を適宜選定すればよい。
例えば、アミノトリアジン化合物をあらかじめ水に分散
させた状態で室温下で硫酸を少量ずつあるいは一度に添
加する方法、室温下でアミノトリアジン化合物をボール
ミルなどで粉砕しながら攪拌下で硫酸を添加する方法、
または硫酸中にアミノトリアジン化合物を添加する方法
等が挙げられる。この際の反応条件は特に限定されるも
のでなく、温度は常温でよく、また、圧力は減圧、常圧
または加圧のいずれでもよい。これに使用する硫酸は一
般に入手可能なものでよく、濃硫酸及び希硫酸のいずれ
も使用できるが、取り扱いの点から希硫酸が好ましい。
アミノトリアジン化合物と硫酸の反応比は、モル比1:
0.1〜1、好ましくは1:0.2〜0.8である。硫酸のモ
ル比が0.1未満の場合はアミノトリアジン化合物への耐
水性付与効果が低くなり、モル比が1を超えると未反応
の硫酸が残るため、多量の水洗が必要となる場合があり
好ましくない。これらのアミノトリアジン化合物の硫酸
塩は、通常は粉末ないし粒状であり、その平均粒径は、
特に限定されないが、平均粒径が0.5〜50μmのもの
が好適に使用される。平均粒径が0.5μm未満である
と、溶融混練中に2次凝集し易く、分散性が低下し、難
燃性及び耐衝撃性が低下するおそれがある。また、平均
粒径が50μmを超えると、粒径が大きいため難燃性及
び耐衝撃性等が低下する傾向を示す。この平均粒径は、
特に好ましくは1〜30μmである。なお、ここで平均
粒径は、通常はレーザー回折/散乱法を用いて測定した
ものである。
【0012】次に、本発明の製造方法においては、使用
するアミノトリアジン化合物の硫酸塩の水分含量が0.5
重量%以下であることが必要であり、好ましくは、0.3
重量%以下である。水分含量が0.5重量%を超えるもの
を用いると、アミノトリアジン化合物の硫酸塩の組成物
中での分散性が低下し、その結果、得られる組成物の難
燃性及び耐衝撃性等が低下する。また、分散性が低下す
るために、溶融混練時にアミノトリアジン化合物の硫酸
塩の凝集物がメッシュ詰まりして、配管閉塞(ベントア
ップ)し、生産性が低下する原因となる。特に吐出量が
高い場合、例えば50kg/h、特に100kg/h以
上の時は、連続的にペレタイズする場合は、その傾向が
顕著になる。水分含量を0.5重量%以下に調整する方法
は、様々な手法があり、特に制限されるものでない。例
えば、常法で製造されたアミノトリアジン化合物の硫酸
塩を、130℃以上で3〜4時間、乾燥させる雰囲気に
よって24時間以上、乾燥させる方法が挙げられる(サ
ンプル量が多い場合は、時々攪拌させてもよい)。その
際、乾燥機内を減圧すると、より乾燥効率が上がる。ま
た、水分含量の測定には、通常のカールフィッシャー法
(水分気化装置の温度は180℃)を使用した。
【0013】本発明の難燃性樹脂組成物は、上記成分の
他に、本発明の目的を損なわない範囲で、必要に応じて
従来公知の他のノンハロゲン難燃剤を適宜併用できる。
例えば、ポリリン酸アンモニウム,ピロリン酸メラミ
ン,リン酸メラミン,リン酸エチレンジアミンなどのリ
ン系難燃剤、メラミン,メラミンシアヌレート,ベンゾ
グアナミン,トリスヒドロキシエチルイソシアヌレー
ト,メラミン樹脂,ナイロンなどの窒素化合物、ペンタ
エリストール,ジペンタエリストール,トリペンタエリ
ストール,ポリペンタエリストールなどの水酸基含有化
合物、酸化亜鉛,酸化銅,酸化鉄,酸化マグネシウム,
酸化アルミニウム,水酸化カルシウムなどの金属酸化
物、その他熱膨張性黒鉛、有機スルホン酸塩化物、シリ
コン化合物、エチレンビニルアセテート共重合体(EV
A),ポリブチレンテレフタレート(PBT) 等の含酸
素熱可塑性樹脂、ポリフェニレンスルフィルドまたは低
融点ガラス等の他のノンハロゲン難燃剤などを使用する
ことができる。さらには、フェノール系化合物,リン系
化合物,イオウ系化合物等の酸化防止剤、ベンゾフェノ
ン系,サリチレート系,ベンゾトリアゾール系,ヒンダ
ードアミン系等の耐候剤、アニオン系,カチオン系,ノ
ニオン系,両性系の帯電防止剤、脂肪酸,脂肪酸アミ
ド,脂肪酸金属塩,脂肪酸エステル,炭化水素系等の滑
剤、金属塩系,ソルビトール系等の核剤、タルク,炭酸
カルシウム,硫酸バリウム,ガラス繊維,マイカ等の充
填剤、その他金属不活性剤、着色剤、ブルーミング防止
剤または表面処理剤などを本発明の目的を損なわない範
囲で使用することができる。
【0014】本発明の樹脂組成物は、上記の各成分を任
意の方法で混合すればよいが、溶融混練することによっ
て一層均一性の高い組成物を製造することができる。溶
融混練するにあたって用いられる機器を例示すれば、ヘ
ンシェルミキサーに代表される高速攪拌機,単軸又は二
軸の連続混練機,ロールミキサーなど、あるいはそれら
の組み合わせを挙げることができる。このようにして得
られた樹脂組成物は、各種の成形法によって、所望の成
形品とすることができる。この際の成形法には、特に制
限はなく、射出成形,押出成形,ブロー成形等の方法が
あるが、射出成形が特に好適である。なお樹脂組成物を
ペレット化するにあたっては、好ましくは連続的に行う
とともに、その吐出量を50kg/h以上、好ましくは
100kg/h以上、特に好ましくは200kg/h以
上に選定する方が実用性に優れている。このようにして
得られる本発明の樹脂組成物からなる成形品は、難燃性
及び耐光性にすぐれたものとなる。
【0015】
【実施例】次に、実施例により本発明をさらに詳しく説
明するが、本発明はこれによって制限されるものではな
い。なお、下記の実施例及び比較例に用いる成分は、下
記のとおりである。 (A)成分の熱可塑性樹脂 1)ポリプロピレン(商品名) 出光ポリプロ J−400M (MI=4.5g/10分) 出光ポリプロ J−700GP (MI=10.0g/10分) 出光ポリプロ J−900GP (MI=16.6g/10分) 出光ポリプロ J−2000GP (MI=20.2g/10分) 出光ポリプロ J−3000GP (MI=31.2g/10分) 出光ポリプロ H−700 (MI=10.5g/10分) 2)プロピレン−エチレンブロック共重合体(商品名) 出光ポリプロ J−3050H (MI=31.6g/10分) 出光ポリプロ J−5053H (MI=55.0g/10分) なお、ポリオレフィン系樹脂の混合物を用いる場合、そ
の混合物のMI値は、組成とMIの関係が直線関係(片
対数)であることから、配合した組成の比率を内挿して
求めた。
【0016】(B)成分のアミノトリアジン化合物の硫
酸塩(メラミン硫酸塩) 平均粒径 60μm 水分含量 0.8% 平均粒径 20μm 水分含量 0.6% 商品名アピノン901(三和ケミカル株式会社製) を用
いた。 平均粒径 2μm 水分含量 1.0% 商品名アピノン901(三和ケミカル株式会社製) を粉
砕して、2μmとした。 平均粒径 0.4μm 水分含量 1.2% 商品名アピノン901( 三和ケミカル株式会社製) を粉
砕して、0.4μmとした。 乾燥品の製造 〜のサンプルを130℃の熱風乾燥機に入れ、12
時間後に取出し、水分含量を測定したところ、全て0.1
重量%であった。なお、各サンプルに水を添加して、ブ
レンドすることで、各水分含量を調整した。 平均粒径 60μm品 :水分含量 0.2% 平均粒径 20μm品 :水分含量 0.5%および0.1
% 平均粒径 2μm品 :水分含量 0.3% 平均粒径 0.4μm品 :水分含量 0.3% ・平均粒径の測定は下記の試験機および試験法を用い
た。 試験機:島津製作所(株)製 SALD−200V 試験法:溶媒として、イソプロピルアルコールを用い、
濃度100ppmとし、粒子径0.4〜200μmで測定
した。 ここで、平均粒径とは、粒度分布曲線の積算値50%で
の粒子径(50%D)である。 ・水分含量の測定は下記の試験機および試験法を用い
た。 試験機:三菱化学(株)製 MOISTURE MET
ER CA−06 試験法:水分気化装置の温度を180℃の条件で測定し
た。
【0017】合成例 ベンゾグアナミン硫酸塩及び2,4−ジアミノ−6−モ
ルホリノ−1,3,5−トリアジン硫酸塩を下記の方法
で合成した。平均粒径30μmのベンゾグアナミン又は
2,4−ジアミノ−6−モルホリノ−1,3,5−トリ
アジン5モルを室温で水1リットル中に分散させ、攪拌
しながら硫酸2.5モル(濃度40重量%)を徐々に加え
た。1時間反応後、濾過してベンゾグアナミン硫酸塩又
は2,4−ジアミノ−6−モルホリノ−1,3,5−ト
リアジン硫酸塩を得た。続いて、これらの水洗を行い、
さらに130℃、3時間で乾燥を行った。その後、これ
らを粉砕し、平均粒径20μmの水分含量0.3%の白色
粒状品を得た。なお、ここで合成したベンゾグアナミン
硫酸塩は後記実施例11で使用し、また2,4−ジアミ
ノ−6−モルホリノ−1,3,5−トリアジン硫酸塩は
実施例12で使用した。
【0018】実施例1 (1) 予備混合 熱可塑性樹脂としてポリプロピレン(商品名:出光ポリ
プロJ−400M:45重量%,H−700:55重量
%:出光石油化学(株)製)75重量部、アミノトリア
ジン化合物硫酸塩として粒径20μm,水分含量0.1重
量%のメラミン硫酸塩(II)25重量部からなる組成物1
00重量部に対して0.2重量部のトリス(2,4−ジ−
t−ブチルフェニル)ホスファイト(商品名:MARK
2112:旭電化工業(株)製)、0.1重量部のペンタ
エリスリチル−テトラキス〔3−(3,5−ジ−t−ブ
チル−ヒドロキシフェニル)プロピオネート〕(商品
名:IRGANOX1010:チバガイギー社製)、0.
3重量部のステアリン酸カルシウム(大日本インキ化学
工業(株)製)を配合し、ヘンシェルミキサーで予備混
合した。 (2) 溶融混練 得られた予備混合物を、二軸混練機(商品名:PCM4
5II:池貝鉄鋼(株)製)を用いて、下記の条件で溶
融混練して組成物を製造し、さらにストランドカットを
用いて連続的にペレット化した。 ・混練温度 240℃〜250℃ ・スクリュー回転数 250rpm ・メッシュ 60と80の組み合わせ ・ベント 1つ(真空) ・吐出量 50〜60kg/h 溶融混練中、メラミン硫酸塩は分散良好で、連続的に造
粒してもメッシュ詰まりせずベントアップもしないで、
生産性は良好であった。さらに得られた難燃性樹脂組成
物のペレットを、日精樹脂工業(株)製の射出成形機
(商品名FE−120、PS−40)を用いてシリンダ
ー温度190〜210℃、金型温度50℃で射出成形し
て試験片を作製し、その特性を下記の評価方法で評価し
た。その結果、メラミン硫酸塩の分散性は良好で、最大
断面積が0.05mm2 以上の白色凝集物は縦10cm,
横10cm,厚さ0.5mmのシート中には認められなか
った。又、アイゾット衝撃強度は43kJ/m、UL9
5難燃性はいずれもV−2であり、ΔE(色差;光照射
前後の色調の相違)は0.58、ΔYI(黄色度差;光照
射前後の黄色度の相違)は−0.58であり耐衝撃性、難
燃性および耐光性に優れており、得られた難燃性樹脂は
白色で、全ての色に調色可能であり、臭いもなかった。
【0019】試験方法及び評価方法 分散性評価 ペレットを、ホットプレスして、縦10cm,横10c
m,厚さ0.5mmのシートを作成し、上から蛍光灯を照
射すると、白色凝集物は白く見え、異物は黒色に見え
る。そして、分散性の評価は、その白く見える白色凝集
物の個数を数えて評価規準とした。なお、白色凝集物の
最大断面積の大きさは、別途作成された基準表に図示し
た0.05mm2 の点の面積と目視で比較してその大小を
判断した。 メッシュ詰り物の白色凝集物の確認分析 試験機:BIO−RAD(株)製 FTS−165によ
りフーリエ変換赤外分光分析(FT−IR)を行った。 難燃性評価 難燃性能はUL94規格に従って垂直燃焼試験により測
定した。 試験機:Atlas社製、HVULプラスチックUL燃
焼テストチャンバー 試験法:試験片の厚み3.2mm,1.6mm,1.2mmに
ついて、UL94に従って垂直燃焼試験を行った。 MIの測定 試験機:東洋精機製作所(株)製、メルトインデクサー
S−001 試験法:230℃,2.16kgの条件で測定した。 アイゾット衝撃強度 ASTM D256に準拠した。 耐光性試験 試験機:アトラス・エレクトリック・デバイシス社(AT
LAS ELECTRIC DEVICESCO.)製ウェザー オメータ(WEA
THER OMETER)、モデルC165 試験法:ブラックパネル63℃、湿度50%の条件下キ
セノンランプで350時間照射した。 ΔE及びΔYI測定 試験機:スガ試験機(株)製、SMカラーコンピュータ
SM−3で、ΔE及びΔYIを測定した。
【0020】実施例2〜12及び比較例1〜10 実施例1に準じて、第1表に示す組成、条件で、実施例
1と同じ試験法及び評価基準で、各性能試験を行い、そ
の結果を第2表に示した。
【0021】
【表1】
【0022】
【表2】
【0023】
【表3】
【0024】
【表4】
【0025】実施例1〜12は、第1表および第2表か
ら明らかなように、本発明の組成物の製造にあたり、粒
径0.5〜50μm、かつ水分含量0.5%以下のアミノト
リアジン化合物の硫酸塩及び高流動性のポリオレフィン
系樹脂(MI=7〜100g/10分間)を用いること
により、分散性が良好となり、ベントアップの発生もな
く生産性が良好であり、しかも得られた樹脂組成物は、
アイゾット衝撃強度、難燃性、耐光性試験等の諸性能に
優れている。また、得られた難燃性樹脂は白色で、全て
の色に調色可能であり、臭いもなかった。
【0026】これに対し、比較例1〜10は下記の理由
により所望の難燃性樹脂は得られなかった。すなわち、
メラミン硫酸塩の水分含量が、0.5%を超えると(比較
例1、2)分散性が悪くなり、生産時にメッシュ詰りし
てベントアップし生産性が不良となる。更に、分散性不
良によりアイゾット衝撃強度と難燃性が悪い。なお、メ
ッシュ詰り物質は、フーリエ変換赤外分光分析(FT−
IR)の結果、硫酸メラミンであることが確認できた。
メッシュ詰り物質および硫酸メラミンのFT−IRのチ
ャートをそれぞれ図1、図2に示した。また、メラミン
硫酸塩の粒径が50μmより大きいと(比較例3)、分
散性及び生産性は良好であるが、アイゾット衝撃強度、
難燃性及び耐光性が悪く、0.5μmより小さいと(比較
例4)、分散性が若干悪いが、生産性は良好である。ア
イゾット衝撃強度、難燃性及び耐光性が悪い。メラミン
硫酸塩の水分含量が0.5%を超え、しかも、粒径が50
μmより大きいと(比較例5)、分散性が不良となり、
生産時にメッシュ詰まりしてベントアップし生産性が不
良となる。更に、分散性不良によりアイゾット衝撃強
度、難燃性及び耐光性が悪い。また、メラミン硫酸塩水
分含量が0.5%を超え、粒径が0.5μm未満であると
(比較例6)、分散性が不良となり、生産時にメッシュ
詰まりしてベントアップし生産性が不良となる。更に、
分散性不良によりアイゾット衝撃強度と難燃性が悪い。
さらに、メラミン硫酸塩の水分含量と粒径が本発明の
請求の範囲内である場合に、ポリオレフィンのMI値が
7g/10分未満であると(比較例7)、分散性、生産
性、アイゾット衝撃強度及び耐光性は良好であるが、難
燃性が悪く、メラミン硫酸塩の配合量が10重量部未満
であると(比較例8)、分散性、生産性、アイゾット衝
撃強度は良好であるが、難燃性及び耐光性が悪く、ま
た、メラミン硫酸塩の配合量が50重量部を超えると
(比較例9)、分散性、生産性及び耐光性は良好である
が、難燃性およびアイゾット衝撃強度が悪かった。ま
た、メラミン硫酸塩を添加せず、ポリオレフィンのみの
場合には(比較例10)、アイゾット衝撃強度は良好で
あるが、難燃性及び耐光性が悪かった。
【0027】
【発明の効果】本発明は環境汚染の問題もなく、分散性
が良好で、生産性に優れ、機械的強度などの低下がな
く、耐熱性及び高度な難燃性を有し、さらに優れた耐光
性を有し、また調色が容易であり、臭いもなく、しかも
高流動性で射出成形に適した樹脂組成物及びその製造法
を提供することができる。したがって、本発明の難燃性
樹脂組成物は、特に現在使用されているポリオレフィン
系樹脂の各用途に有用であり、例えば、家電製品,OA
製品,自動車分野等の難燃性を必要とする外装材料(ハ
ウジング等),内装部品(コネクター、基板ホルダー
等)の成形に好適である。
【図面の簡単な説明】
【図1】 メッシュ詰り物質のフーリエ変換赤外分光分
析チャート
【図2】 硫酸メラミンのフーリエ変換赤外分光分析チ
ャート

Claims (8)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 (A)熱可塑性樹脂と(B)アミノトリ
    アジン化合物の硫酸塩とを含有する難燃性樹脂組成物で
    あって、該組成物を0.5mm×10cm×10cmのシ
    ート状にしたときに、その中に存在する最大断面積0.0
    5mm2 以上の白色凝集物が5個以下であることを特徴
    とする均質な難燃性樹脂組成物。
  2. 【請求項2】 (A)熱可塑性樹脂50〜90重量部に
    (B)アミノトリアジン化合物の硫酸塩10〜50重量
    部を、合計が100重量部になるように配合してなる請
    求項1記載の難燃性樹脂組成物。
  3. 【請求項3】 (A)成分の熱可塑性樹脂が、ポリオレ
    フィン系樹脂である請求項1または2記載の難燃性樹脂
    組成物。
  4. 【請求項4】 (A)成分のポリオレフィン系樹脂が、
    温度230℃,荷重2.16kgの条件で測定したメルト
    インデックスが7〜100g/10分である請求項3記
    載の難燃性樹脂組成物。
  5. 【請求項5】 (B)成分のアミノトリアジン化合物の
    硫酸塩の平均粒径が、0.5〜50μmである請求項1記
    載の難燃性樹脂組成物。
  6. 【請求項6】 (B)成分中のアミノトリアジン化合物
    が、一般式 (I)又は(II) 【化1】 〔式中、R1 及びR2 はそれぞれ独立にアミノ基,炭素
    数1〜5のアルキル基,炭素数6〜20のアリール基又
    は炭素数7〜20のアリールアルキル基を示し、Xは
    O,SまたはNHを示す〕で表されるアミノトリアジン
    化合物の硫酸塩である請求項1記載の難燃性樹脂組成
    物。
  7. 【請求項7】 (B)成分のアミノトリアジン化合物の
    硫酸塩が、硫酸メラミンである請求項1記載の難燃性樹
    脂組成物。
  8. 【請求項8】 (A)熱可塑性樹脂と(B)アミノトリ
    アジン化合物の硫酸塩とを配合するにあたり、水分含有
    量が0.5重量%以下のアミノトリアジン化合物の硫酸塩
    を使用することを特徴とする請求項1の難燃性樹脂組成
    物の製造方法。
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