JP2000168457A - 機器ユニットの取付構造 - Google Patents
機器ユニットの取付構造Info
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- JP2000168457A JP2000168457A JP10351643A JP35164398A JP2000168457A JP 2000168457 A JP2000168457 A JP 2000168457A JP 10351643 A JP10351643 A JP 10351643A JP 35164398 A JP35164398 A JP 35164398A JP 2000168457 A JP2000168457 A JP 2000168457A
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- equipment unit
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Abstract
(57)【要約】
【課題】 機器ユニットの車体への組付作業性を高める
と共に、車体に取付けられる前の機器ユニットの回路チ
ェックを容易ならしめることができる機器ユニットの取
付構造の提供。 【解決手段】 ユニットケース部材１３と一体に固定さ
れている左右一対のブラケット部材１４とを有し、上記
機器ユニット本体部材１２は樹脂製の外壁を有し、該外
壁の左右両側面にブラケットの上下方向の位置決めを行
なう位置決め用のリブ１８及びブラケット仮止め用の爪
１９並びにブラケット螺着用のねじ孔２０をそれぞれ設
け、また上記ブラケット部材１４には、上記リブ１８に
対応して当接する位置決め当接縁３０及び上記爪１９が
係止される係止孔３１並びに上記ねじ孔２０内に螺合さ
れる取付ねじ２８の挿通孔３２をそれぞれ設けた。
と共に、車体に取付けられる前の機器ユニットの回路チ
ェックを容易ならしめることができる機器ユニットの取
付構造の提供。 【解決手段】 ユニットケース部材１３と一体に固定さ
れている左右一対のブラケット部材１４とを有し、上記
機器ユニット本体部材１２は樹脂製の外壁を有し、該外
壁の左右両側面にブラケットの上下方向の位置決めを行
なう位置決め用のリブ１８及びブラケット仮止め用の爪
１９並びにブラケット螺着用のねじ孔２０をそれぞれ設
け、また上記ブラケット部材１４には、上記リブ１８に
対応して当接する位置決め当接縁３０及び上記爪１９が
係止される係止孔３１並びに上記ねじ孔２０内に螺合さ
れる取付ねじ２８の挿通孔３２をそれぞれ設けた。
Description
【０００１】
【発明の属する技術分野】本発明は、例えば車体に取付
けられる制御機器、オーディオ機器等の操作部及び表示
部を有する機器ユニットの車体への取付構造であって、
特に上記機器ユニットの車体への組付作業性を高めると
共に、車体に取付けられる前の機器ユニットの回路チェ
ックを容易ならしめることができる機器ユニットの取付
構造に関するものである。
けられる制御機器、オーディオ機器等の操作部及び表示
部を有する機器ユニットの車体への取付構造であって、
特に上記機器ユニットの車体への組付作業性を高めると
共に、車体に取付けられる前の機器ユニットの回路チェ
ックを容易ならしめることができる機器ユニットの取付
構造に関するものである。
【０００２】
【従来の技術】例えば自動車における運転席前方のセン
ターコンソール部にオーディオ機器等の機器ユニットを
取付けるための従来の機器ユニット取付構造として、図
４、図５で示す如き取付構造がある。即ち、１は正面に
操作部２及び表示部３を有し、さらに上面、左右両側
面、背面及び底面が金属製のカバー４により覆われてい
る車両用機器ユニット（以下単にユニットと称す）であ
って、このユニット１を車体に取付けるには、先ずユニ
ット１の左右両側面に、それぞれの取付ブラケット５を
取付けねじ６を用いて取付け、次いでそのブラケット５
を含むユニット１を車体の所望の取付位置に位置決めし
た上で上記ブラケット５を取付ねじ７により車体へ螺着
することにより、ユニット１を車体へ固定する。
ターコンソール部にオーディオ機器等の機器ユニットを
取付けるための従来の機器ユニット取付構造として、図
４、図５で示す如き取付構造がある。即ち、１は正面に
操作部２及び表示部３を有し、さらに上面、左右両側
面、背面及び底面が金属製のカバー４により覆われてい
る車両用機器ユニット（以下単にユニットと称す）であ
って、このユニット１を車体に取付けるには、先ずユニ
ット１の左右両側面に、それぞれの取付ブラケット５を
取付けねじ６を用いて取付け、次いでそのブラケット５
を含むユニット１を車体の所望の取付位置に位置決めし
た上で上記ブラケット５を取付ねじ７により車体へ螺着
することにより、ユニット１を車体へ固定する。
【０００３】かくしてユニット１等を車体へ固定した後
に図５で示すようにそのユニット１等の正面に化粧枠８
（リッド）を被着することにより車体へのユニット取付
けが完了する。
に図５で示すようにそのユニット１等の正面に化粧枠８
（リッド）を被着することにより車体へのユニット取付
けが完了する。
【０００４】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、このよ
うな従来のユニット取付構造によるユニット取付作業
は、上記のように先ずはユニット１にブラケット５をね
じ止めし、その後、該ブラケット５を介してユニット１
を車体へねじ止めするものであるから、ユニット１への
ブラケット５取付け精度が悪いと、そのブラケット５を
介しての車体への取付け位置精度が悪くなり、ユニット
１が所定の位置に設定できないという問題点があった。
そのために、車体側取付位置を基準にして、ユニット１
の操作面を臨む窓が化粧枠８に設けられることから、ユ
ニット１と車体との取付精度を高めないとユニット１の
操作面と窓位置とが一致しなくなり、該ユニット１の正
面に被着すべき化粧枠８と車体パネル（インスメントパ
ネル）間及び化粧枠８とユニット１間に隙間等が生じて
見栄えが悪くなるばかりでなく、品質低下または、車体
パネルと化粧枠との干渉による低級音の発生を招くとい
う不具合が生じる。
うな従来のユニット取付構造によるユニット取付作業
は、上記のように先ずはユニット１にブラケット５をね
じ止めし、その後、該ブラケット５を介してユニット１
を車体へねじ止めするものであるから、ユニット１への
ブラケット５取付け精度が悪いと、そのブラケット５を
介しての車体への取付け位置精度が悪くなり、ユニット
１が所定の位置に設定できないという問題点があった。
そのために、車体側取付位置を基準にして、ユニット１
の操作面を臨む窓が化粧枠８に設けられることから、ユ
ニット１と車体との取付精度を高めないとユニット１の
操作面と窓位置とが一致しなくなり、該ユニット１の正
面に被着すべき化粧枠８と車体パネル（インスメントパ
ネル）間及び化粧枠８とユニット１間に隙間等が生じて
見栄えが悪くなるばかりでなく、品質低下または、車体
パネルと化粧枠との干渉による低級音の発生を招くとい
う不具合が生じる。
【０００５】本発明は、かかる従来の欠点に着目してな
されたもので、ユニットとブラケットとの取付位置精度
を高めると共に、そのユニットとブラケットとの取付作
業性を向上せしめることができる機器ユニット取付構造
の提供を第１の目的とする。
されたもので、ユニットとブラケットとの取付位置精度
を高めると共に、そのユニットとブラケットとの取付作
業性を向上せしめることができる機器ユニット取付構造
の提供を第１の目的とする。
【０００６】また本発明では、ユニットを途中段階まで
組み付け、所定の電気的結線を維持したままでユニット
内部回路等の調整、点検等を容易に行なえ、それが終了
した段階でカバーの組付け作業が終了する機器ユニット
取付構造の提供を第２の目的とする。
組み付け、所定の電気的結線を維持したままでユニット
内部回路等の調整、点検等を容易に行なえ、それが終了
した段階でカバーの組付け作業が終了する機器ユニット
取付構造の提供を第２の目的とする。
【０００７】
【課題を解決するための手段】上記第１の目的を達成す
るために、本発明の請求項１では、表示部（１５）及び
操作部（１６）を有する機器ユニット本体部材（１２）
と、制御回路等を搭載した回路基板（２６）を収納包囲
するユニットケース部材（１３）と、該ユニットケース
部材（１３）と一体に固定されて、上記機器ユニット本
体部材（１２）に結合される左右一対のブラケット部材
（１４）とを有し、上記機器ユニット本体部材（１２）
は樹脂製の外壁を有し、該外壁の左右両側面のそれぞれ
にブラケットの上下方向の位置決めを行なう位置決め用
の非直線状のリブ（１８）及びブラケット仮止め用の爪
（１９）並びにブラケット螺着用のねじ貫通孔（２０）
を設け、螺着用のねじ貫通孔（２０）と同心に、カバー
（２１）と一体にねじ切りされたねじ孔（３４）を有
し、また上記ブラケット部材（１４）には、上記非直線
状のリブ（１８）に係合する形状を有し、当接時に位置
決めする当接縁（３０）及び上記爪（１９）が係止され
る係止孔（３１）並びに上記ねじ孔（２０）内に螺合さ
れる取付ねじ（２８）の挿通孔（３２）をそれぞれ設け
た機器ユニットの取付構造であることを特徴としてい
る。
るために、本発明の請求項１では、表示部（１５）及び
操作部（１６）を有する機器ユニット本体部材（１２）
と、制御回路等を搭載した回路基板（２６）を収納包囲
するユニットケース部材（１３）と、該ユニットケース
部材（１３）と一体に固定されて、上記機器ユニット本
体部材（１２）に結合される左右一対のブラケット部材
（１４）とを有し、上記機器ユニット本体部材（１２）
は樹脂製の外壁を有し、該外壁の左右両側面のそれぞれ
にブラケットの上下方向の位置決めを行なう位置決め用
の非直線状のリブ（１８）及びブラケット仮止め用の爪
（１９）並びにブラケット螺着用のねじ貫通孔（２０）
を設け、螺着用のねじ貫通孔（２０）と同心に、カバー
（２１）と一体にねじ切りされたねじ孔（３４）を有
し、また上記ブラケット部材（１４）には、上記非直線
状のリブ（１８）に係合する形状を有し、当接時に位置
決めする当接縁（３０）及び上記爪（１９）が係止され
る係止孔（３１）並びに上記ねじ孔（２０）内に螺合さ
れる取付ねじ（２８）の挿通孔（３２）をそれぞれ設け
た機器ユニットの取付構造であることを特徴としてい
る。
【０００８】また上記第２の目的を達成するために、本
発明の請求項２では、請求項１に加えて、ユニットケー
ス部材が底壁と左右両側壁が一体である正面略Ｕ字形の
ロアケースと、該ロアケースの左右両側壁の上縁間に架
設されて着脱可能に螺着されるアッパケースとからなっ
ている機器ユニットの取付構造であることを特徴として
いる。
発明の請求項２では、請求項１に加えて、ユニットケー
ス部材が底壁と左右両側壁が一体である正面略Ｕ字形の
ロアケースと、該ロアケースの左右両側壁の上縁間に架
設されて着脱可能に螺着されるアッパケースとからなっ
ている機器ユニットの取付構造であることを特徴として
いる。
【０００９】また、本発明の請求項３では、請求項１に
加えて、機器ユニット本体部材は、裏面側が金属製蓋体
によって閉塞され、前記ユニットケース部材に収納され
る回路基板と隔離され、該回路基板側から発生するノイ
ズを遮断する機器ユニットの取付構造であることを特徴
としている。
加えて、機器ユニット本体部材は、裏面側が金属製蓋体
によって閉塞され、前記ユニットケース部材に収納され
る回路基板と隔離され、該回路基板側から発生するノイ
ズを遮断する機器ユニットの取付構造であることを特徴
としている。
【００１０】
【発明の実施の形態】以下に本発明を図面に示す実施形
態に基いて詳細に説明する。
態に基いて詳細に説明する。
【００１１】図１乃至図３において、１１は自動車車室
内のセンターコンソール部分に設備される車両情報表示
機器ユニットであって、この車両情報表示機器１１の構
成は、機器ユニット本体部材１２と、ユニットケース部
材１３と、該ユニットケース部材１３と機器ユニット本
体部１２とを一体に結合せしめるためのブラケット部材
１４とからなっている。
内のセンターコンソール部分に設備される車両情報表示
機器ユニットであって、この車両情報表示機器１１の構
成は、機器ユニット本体部材１２と、ユニットケース部
材１３と、該ユニットケース部材１３と機器ユニット本
体部１２とを一体に結合せしめるためのブラケット部材
１４とからなっている。
【００１２】先ずは、上記機器ユニット本体部材１２の
構成について説明すると、この機器ユニット本体部材１
２は、例えばＬＣＤによる表示部１５及び複数の操作釦
を配設した操作部１６を配置支持する正面方形である樹
脂製ハウジング１７を有し、該樹脂製ハウジング１７の
左右両側壁面中央部には、上記表示部１５の表示面と略
平行に延びる横方向の位置決め片１８Ａと、その横方向
の位置決め片１８Ａに対して角度を有して形成される縦
方向の位置決め片１８Ｂとからなる位置決めリブ１８が
樹脂製ハウジング１７と一体に樹脂成形されている。
構成について説明すると、この機器ユニット本体部材１
２は、例えばＬＣＤによる表示部１５及び複数の操作釦
を配設した操作部１６を配置支持する正面方形である樹
脂製ハウジング１７を有し、該樹脂製ハウジング１７の
左右両側壁面中央部には、上記表示部１５の表示面と略
平行に延びる横方向の位置決め片１８Ａと、その横方向
の位置決め片１８Ａに対して角度を有して形成される縦
方向の位置決め片１８Ｂとからなる位置決めリブ１８が
樹脂製ハウジング１７と一体に樹脂成形されている。
【００１３】さらに上記位置決めリブ１８の近傍には、
後述するブラケット部材１４を仮止めするための爪１９
及びブラケット取付用のねじ孔２０が設けられている。
さらに樹脂製ハウジング１７の裏面には、シールドを兼
ねた金属製のカバー２１が取付けられている。
後述するブラケット部材１４を仮止めするための爪１９
及びブラケット取付用のねじ孔２０が設けられている。
さらに樹脂製ハウジング１７の裏面には、シールドを兼
ねた金属製のカバー２１が取付けられている。
【００１４】次にユニットケース部材１３の構成につい
て述べると、このユニットケース部材１３は金属板を素
材とするプレス加工により形成されて、水平方向に位置
される底壁２２と、該底壁２２の左右両側辺縁より起立
される左右一対の側壁２３，２３とからなる正面Ｕ字形
のロアケース２４と、そのロアケース２４の上面、つま
り左右一対の両側壁２３，２３上縁間に架設位置される
金属製アッパケース２５とからなっており、上記ロアケ
ース２４内には制御回路及び電子部品等を搭載してなる
回路基板２６を取付けており、この回路基板２６と上記
機器ユニット本体部材１２とは、コネクタ４０を介して
接続されるようになっている。
て述べると、このユニットケース部材１３は金属板を素
材とするプレス加工により形成されて、水平方向に位置
される底壁２２と、該底壁２２の左右両側辺縁より起立
される左右一対の側壁２３，２３とからなる正面Ｕ字形
のロアケース２４と、そのロアケース２４の上面、つま
り左右一対の両側壁２３，２３上縁間に架設位置される
金属製アッパケース２５とからなっており、上記ロアケ
ース２４内には制御回路及び電子部品等を搭載してなる
回路基板２６を取付けており、この回路基板２６と上記
機器ユニット本体部材１２とは、コネクタ４０を介して
接続されるようになっている。
【００１５】またロアケース２４の左右一対の両側壁２
３，２３のそれぞれには、アッパケース２５をねじ着す
るためのねじ孔２７が適宜個所に設けられており、アッ
パケース２５には該アッパケース２５をロアケース２４
に螺着するための取付ねじ２８を挿通するための取付ね
じ挿通孔２９が穿設されている。
３，２３のそれぞれには、アッパケース２５をねじ着す
るためのねじ孔２７が適宜個所に設けられており、アッ
パケース２５には該アッパケース２５をロアケース２４
に螺着するための取付ねじ２８を挿通するための取付ね
じ挿通孔２９が穿設されている。
【００１６】次にブラケット部材１４について説明する
と、このブラケット部材１４は、上記ロアケース２４を
形成している左右一対の側壁２３，２３のそれぞれの外
側面に、例えばスポット溶接等による取付手段により固
定される金属製のものであって、その双方のブラケット
部材１４，１４の上記機器ユニット本体部材１２との対
向辺縁には上記横方向の位置決め片１８Ａ及び縦方向の
位置決め片１８Ｂに、それぞれが当接される横方向当接
縁３０Ａ及び縦方向当接縁３０Ｂからなる位置決め当接
縁３０が形成されている。
と、このブラケット部材１４は、上記ロアケース２４を
形成している左右一対の側壁２３，２３のそれぞれの外
側面に、例えばスポット溶接等による取付手段により固
定される金属製のものであって、その双方のブラケット
部材１４，１４の上記機器ユニット本体部材１２との対
向辺縁には上記横方向の位置決め片１８Ａ及び縦方向の
位置決め片１８Ｂに、それぞれが当接される横方向当接
縁３０Ａ及び縦方向当接縁３０Ｂからなる位置決め当接
縁３０が形成されている。
【００１７】またその位置決め当接縁３０の近傍位置に
は、上記爪１９に対応する係止孔３１と、上記のねじ孔
２０に対応するねじ挿通孔３２が穿設されている。さら
にブラケット部材１４の下縁には該ブラケット部材１４
を車体等の適宜個所に螺着するための取付ねじを挿通す
る取付孔３３が設けられている。
は、上記爪１９に対応する係止孔３１と、上記のねじ孔
２０に対応するねじ挿通孔３２が穿設されている。さら
にブラケット部材１４の下縁には該ブラケット部材１４
を車体等の適宜個所に螺着するための取付ねじを挿通す
る取付孔３３が設けられている。
【００１８】以上が各部材の構成であるが、次に上記各
部材を用いた車両情報表示機器ユニット１１の組立て手
順について説明すると、先ずは機器ユニット本体部材１
２の左右両側面に形成されている位置決めリブ１８に、
左右両側のブラケット部材１４に設けられている位置決
め当接縁３０を当接させることで、そのリブ１８の横方
向位置決め片１８Ａ及び縦方向位置決め片１８Ｂが位置
決め当接縁３０の横方向当接縁３０Ａ及び縦方向当接縁
３０Ｂに当接されるように組み付けることによって、機
器ユニット本体部材１２とブラケット部材１４の相互が
上下左右方向へ変位されることなく、所定の組付け状態
に案内される。次に、さらに押込むことによって、ユニ
ットケース部材１３と一体である左右一対のブラケット
部材１４，１４に形成されている係止孔３１内に、機器
ユニット本体部材１２の左右両側面に突設形成されてい
る爪１９が係合せしめ、機器ユニット本体部材１２とロ
アケース２４との仮位置決めを行ない、この状態を片手
で保持する。その状態のまま、他方の手を使用して取付
けねじ２８Ａを用いて仮止めする。すなわち、機器ユニ
ット本体部材１２とブラケット部材１４とが位置決めさ
れている状態を一方の手で保って、他方の手で取付ねじ
２８Ａをブラケット部材１４のねじ挿通孔３２を通して
機器ユニット本体部材１２のねじ孔２０に螺着すること
により、ユニットケース部材１３と一体のブラケット部
材１４を組付けることができる。ロアケース２４内に設
けられている制御回路と、機器ユニット本体部材１２内
に収納されている回路を、コネクタ４０を介して電気的
に接続する。
部材を用いた車両情報表示機器ユニット１１の組立て手
順について説明すると、先ずは機器ユニット本体部材１
２の左右両側面に形成されている位置決めリブ１８に、
左右両側のブラケット部材１４に設けられている位置決
め当接縁３０を当接させることで、そのリブ１８の横方
向位置決め片１８Ａ及び縦方向位置決め片１８Ｂが位置
決め当接縁３０の横方向当接縁３０Ａ及び縦方向当接縁
３０Ｂに当接されるように組み付けることによって、機
器ユニット本体部材１２とブラケット部材１４の相互が
上下左右方向へ変位されることなく、所定の組付け状態
に案内される。次に、さらに押込むことによって、ユニ
ットケース部材１３と一体である左右一対のブラケット
部材１４，１４に形成されている係止孔３１内に、機器
ユニット本体部材１２の左右両側面に突設形成されてい
る爪１９が係合せしめ、機器ユニット本体部材１２とロ
アケース２４との仮位置決めを行ない、この状態を片手
で保持する。その状態のまま、他方の手を使用して取付
けねじ２８Ａを用いて仮止めする。すなわち、機器ユニ
ット本体部材１２とブラケット部材１４とが位置決めさ
れている状態を一方の手で保って、他方の手で取付ねじ
２８Ａをブラケット部材１４のねじ挿通孔３２を通して
機器ユニット本体部材１２のねじ孔２０に螺着すること
により、ユニットケース部材１３と一体のブラケット部
材１４を組付けることができる。ロアケース２４内に設
けられている制御回路と、機器ユニット本体部材１２内
に収納されている回路を、コネクタ４０を介して電気的
に接続する。
【００１９】このようにして、電気的接続がなされてい
る状態で電源を接続し、回路及び表示面等の動作チェッ
ク及び調整等を行なう。このチェック調整等は、アッパ
ケース２５を閉塞しない状態では、容易かつ自由に行な
うことができる。
る状態で電源を接続し、回路及び表示面等の動作チェッ
ク及び調整等を行なう。このチェック調整等は、アッパ
ケース２５を閉塞しない状態では、容易かつ自由に行な
うことができる。
【００２０】機器ユニットの調整及びチェック等が完了
した後、ロアケース２４の上側開口部にアッパケース２
５を被せ、このアッパケース２５を、取付ねじ２８Ｂを
用いてロアケース２４にねじ止めし、さらに取付ねじ２
８Ｂを本止めする。
した後、ロアケース２４の上側開口部にアッパケース２
５を被せ、このアッパケース２５を、取付ねじ２８Ｂを
用いてロアケース２４にねじ止めし、さらに取付ねじ２
８Ｂを本止めする。
【００２１】このようにして組付けられる車両情報表示
機器ユニット１１は、機器ユニット本体部材１２の左右
両側面に形成した位置決めリブ１８と、ブラケット部材
１４に形成した位置決め当接縁３０とにより、機器ユニ
ット本体部材１２とブラケット部材１４相互を位置決め
した上で、その両部材１２，１４をねじ締結する取付構
造であるので、量産を行なう車両情報表示機器ユニット
１１のそれぞれの組付け寸法精度を均一化することがで
き、従って該各車両情報表示機器ユニット１１の各車体
への取付け寸法の均一化とその取付精度の向上が期待で
きる。
機器ユニット１１は、機器ユニット本体部材１２の左右
両側面に形成した位置決めリブ１８と、ブラケット部材
１４に形成した位置決め当接縁３０とにより、機器ユニ
ット本体部材１２とブラケット部材１４相互を位置決め
した上で、その両部材１２，１４をねじ締結する取付構
造であるので、量産を行なう車両情報表示機器ユニット
１１のそれぞれの組付け寸法精度を均一化することがで
き、従って該各車両情報表示機器ユニット１１の各車体
への取付け寸法の均一化とその取付精度の向上が期待で
きる。
【００２２】また上記位置決めリブ１８と位置決め当接
縁３０とからなる位置決め手段を設けていることで機器
ユニット本体部材１２とユニットケース部材１３との組
付作業性が大幅に向上される。
縁３０とからなる位置決め手段を設けていることで機器
ユニット本体部材１２とユニットケース部材１３との組
付作業性が大幅に向上される。
【００２３】さらにユニットケース部材１３は、機器ユ
ニット本体部材１２に取付けた状態を維持して、そのア
ッパケース２５を着脱することができるので、車両情報
表示機器ユニット１１の保守点検又は調整等の作業を容
易ならしめることができる。さらに電子回路等を搭載し
た回路基板２６は、金属製であるカバー２１とロアケー
ス２４とアッパケース２５とに包囲されていることか
ら、上記電子回路等のノイズ対策が万全である。
ニット本体部材１２に取付けた状態を維持して、そのア
ッパケース２５を着脱することができるので、車両情報
表示機器ユニット１１の保守点検又は調整等の作業を容
易ならしめることができる。さらに電子回路等を搭載し
た回路基板２６は、金属製であるカバー２１とロアケー
ス２４とアッパケース２５とに包囲されていることか
ら、上記電子回路等のノイズ対策が万全である。
【００２４】
【発明の効果】以上のように本発明の機器ユニットの取
付構造によれば、機器ユニット本体部材とユニットケー
ス部材に取付けられているブラケット部材とは、その機
器ユニット本体部材とブラケット部材との相互間で仮位
置決めを行なう位置決め手段及び仮止め手段を設けてい
ることから、その機器ユニット本体部材とブラケット部
材との仮位置決めが容易になり、また仮組付けでの組付
作業性が大幅に向上される。
付構造によれば、機器ユニット本体部材とユニットケー
ス部材に取付けられているブラケット部材とは、その機
器ユニット本体部材とブラケット部材との相互間で仮位
置決めを行なう位置決め手段及び仮止め手段を設けてい
ることから、その機器ユニット本体部材とブラケット部
材との仮位置決めが容易になり、また仮組付けでの組付
作業性が大幅に向上される。
【００２５】またユニットケース部材はロアケースとア
ッパケースとの組合せでなるので、機器ユニット本体部
材とユニットケース部材との組付けを維持したままで、
ロアケースに対し、アッパケースの着脱を可能ならし
め、ケースを分解しなくてもロアケース内に組込まれて
いる電子回路、電子部品等の保守点検又は調整等の作業
性が向上される。
ッパケースとの組合せでなるので、機器ユニット本体部
材とユニットケース部材との組付けを維持したままで、
ロアケースに対し、アッパケースの着脱を可能ならし
め、ケースを分解しなくてもロアケース内に組込まれて
いる電子回路、電子部品等の保守点検又は調整等の作業
性が向上される。
【図１】本発明よりなる機器ユニット取付構造の実施形
態を示した側面図。
態を示した側面図。
【図２】本発明よりなる機器ユニットの構成部材を示し
た分解側面図。
た分解側面図。
【図３】図２の斜視図。
【図４】従来の機器ユニット取付構造を示した説明図。
【図５】図４で示す機器ユニットを車体に取付けた説明
図。
図。
１１…車両情報表示機器ユニット １２…機器ユニット本体部材 １３…ユニットケース部材 １４…ブラケット部材 １５…表示部 １６…操作部 １７…樹脂製ハウジング １８…非直線状のリブ １９…爪 ２０…ねじ貫通孔 ２１…カバー ２２…底壁 ２３…側壁 ２４…ロアケース ２５…アッパケース ２６…回路基板 ２７…ねじ孔 ２８…取付ねじ ２９…取付ねじ挿通孔 ３０…位置決め当接縁 ３１…係止孔 ３２…ねじ挿通孔 ３３…取付孔 ３４…ねじ孔
Claims (3)
- 【請求項１】 表示部（１５）及び操作部（１６）を有
する機器ユニット本体部材（１２）と、制御回路等を搭
載した回路基板（２６）を収納包囲するユニットケース
部材（１３）と、該ユニットケース部材（１３）と一体
に固定されて、上記機器ユニット本体部材（１２）に結
合される左右一対のブラケット部材（１４）とを有し、
上記機器ユニット本体部材（１２）は樹脂製の外壁を有
し、該外壁の左右両側面のそれぞれにブラケットの上下
方向の位置決めを行なう位置決め用の非直線状のリブ
（１８）及びブラケット仮止め用の爪（１９）並びにブ
ラケット螺着用のねじ貫通孔（２０）を設け、螺着用の
ねじ貫通孔（２０）と同心に、カバー（２１）と一体に
ねじ切りされたねじ孔（３４）を有し、また上記ブラケ
ット部材（１４）には、上記非直線状のリブ（１８）に
係合する形状を有し、当接時に位置決めする当接縁（３
０）及び上記爪（１９）が係止される係止孔（３１）並
びに上記ねじ孔（２０）内に螺合される取付ねじ（２
８）の挿通孔（３２）をそれぞれ設けたことを特徴とす
る機器ユニットの取付構造。 - 【請求項２】 ユニットケース部材（１３）が底壁（２
２）と左右両側壁（２３）が一体である正面略Ｕ字形の
ロアケース（２４）と、該ロアケース（２４）の左右両
側壁の上縁間に架設されて着脱可能に螺着されるアッパ
ケース（２５）とからなっていることを特徴とする請求
項１記載の機器ユニットの取付構造。 - 【請求項３】 前記機器ユニット本体部材（１２）は、
裏面側が金属製蓋体（２１）によって閉塞され、前記ユ
ニットケース部材（１３）に収納される回路基板（２
６）と隔離され、該回路基板（２６）側から発生するノ
イズを遮断することを特徴とする請求項１記載の機器ユ
ニットの取付構造。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP10351643A JP2000168457A (ja) | 1998-12-10 | 1998-12-10 | 機器ユニットの取付構造 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP10351643A JP2000168457A (ja) | 1998-12-10 | 1998-12-10 | 機器ユニットの取付構造 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JP2000168457A true JP2000168457A (ja) | 2000-06-20 |
Family
ID=18418649
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP10351643A Withdrawn JP2000168457A (ja) | 1998-12-10 | 1998-12-10 | 機器ユニットの取付構造 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP2000168457A (ja) |
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| WO2014038085A1 (ja) * | 2012-09-10 | 2014-03-13 | 三菱電機株式会社 | 電子機器の仮固定構造 |
-
1998
- 1998-12-10 JP JP10351643A patent/JP2000168457A/ja not_active Withdrawn
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| WO2014038085A1 (ja) * | 2012-09-10 | 2014-03-13 | 三菱電機株式会社 | 電子機器の仮固定構造 |
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Legal Events
| Date | Code | Title | Description |
|---|---|---|---|
| A621 | Written request for application examination |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621 Effective date: 20041221 |
|
| A761 | Written withdrawal of application |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A761 Effective date: 20070322 |