JP2000165153A - 入れ子式フィ―ドフォワ―ド歪み低減システム - Google Patents

入れ子式フィ―ドフォワ―ド歪み低減システム

Info

Publication number
JP2000165153A
JP2000165153A JP11327767A JP32776799A JP2000165153A JP 2000165153 A JP2000165153 A JP 2000165153A JP 11327767 A JP11327767 A JP 11327767A JP 32776799 A JP32776799 A JP 32776799A JP 2000165153 A JP2000165153 A JP 2000165153A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
distortion
path
signal
feedforward
nested
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Granted
Application number
JP11327767A
Other languages
English (en)
Other versions
JP3936108B2 (ja
Inventor
Robert Evan Myer
エイヴァン マイヤー ロバート
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Nokia of America Corp
Original Assignee
Lucent Technologies Inc
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Lucent Technologies Inc filed Critical Lucent Technologies Inc
Publication of JP2000165153A publication Critical patent/JP2000165153A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP3936108B2 publication Critical patent/JP3936108B2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Fee Related legal-status Critical Current

Links

Classifications

    • HELECTRICITY
    • H03ELECTRONIC CIRCUITRY
    • H03FAMPLIFIERS
    • H03F1/00Details of amplifiers with only discharge tubes, only semiconductor devices or only unspecified devices as amplifying elements
    • H03F1/32Modifications of amplifiers to reduce non-linear distortion
    • HELECTRICITY
    • H03ELECTRONIC CIRCUITRY
    • H03FAMPLIFIERS
    • H03F1/00Details of amplifiers with only discharge tubes, only semiconductor devices or only unspecified devices as amplifying elements
    • H03F1/32Modifications of amplifiers to reduce non-linear distortion
    • H03F1/3223Modifications of amplifiers to reduce non-linear distortion using feed-forward
    • H03F1/3229Modifications of amplifiers to reduce non-linear distortion using feed-forward using a loop for error extraction and another loop for error subtraction
    • H03F1/3235Modifications of amplifiers to reduce non-linear distortion using feed-forward using a loop for error extraction and another loop for error subtraction using a pilot signal

Landscapes

  • Physics & Mathematics (AREA)
  • Nonlinear Science (AREA)
  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Power Engineering (AREA)
  • Amplifiers (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 本発明は、増幅器に関する。 【解決手段】 主信号経路上の主増幅器からの歪みを低
減する入れ子式フィードフォワード低減システムは、補
正増幅器用の入れ子式フィードフォワード装置を使用
し、補正増幅器から発生する歪みを低減する。補正増幅
器からの歪みを低減し徐々に高品質の補正増幅器を使用
する際、入れ子式フィードフォワード装置は主増幅器か
らの歪みの改善されたより安定な表示を発生し、それに
より、低減された歪みを伴う増幅信号を発生する際、可
変利得および/または位相制御の必要を軽減する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、増幅器に関し、特
に増幅器用入れ子式フィードフォワード歪み低減システ
ムに関する。
【0002】
【従来の技術、及び、発明が解決しようとする課題】増
幅器は望ましくない歪みを信号に追加し、歪みまたは非
直線成分と入力信号成分とを含む出力信号を生成するこ
とが多い。歪みには信号に追加されるか、または信号に
悪影響を及ぼす何らかの望ましくない信号が含まれる。
従って、増幅器によって発生する歪みを事実上除去する
か、または大きく低減できる技術を考案する必要があ
る。
【0003】フィードフォワード補正は、今日の増幅器
に普通に配置され、様々な入力パターンを有する増幅器
の直線性を改善する。フィードフォワード補正の本質
は、相互変調(IMD)成分といった、増幅器によって
生じる歪みを操作し、最終加算点で歪みが相殺されるよ
うにすることである。入力信号パターンと、結果として
生じる歪み位置が予測できないため、フィードフォワー
ド・スキームの中には、主信号経路中で増幅過程で生じ
る歪みに随伴する周知の信号、すなわち、パイロット信
号を注入するものがある。パイロット信号を検出し低減
するフィードフォワード歪み低減回路を設計すること
で、歪みも低減される。
【0004】図1は、パイロット信号を使用して無線周
波増幅器12が発生する歪みを低減するフィードフォワ
ード補正回路10を開示する。搬送波信号等の信号がス
プリッタ14に印加される。スプリッタ14は主信号経
路16とフィードフォワード経路18に信号のアナログ
表示を複製または発生する。スプリッタ14はループ#
1と呼ばれるフィードフォワード・ループの一部である
が、これはスプリッタ14に加えて、利得および位相回
路20、カプラ22、無線周波増幅器12、遅延回路2
4およびカプラ26および28を備えている。主信号経
路16の信号は利得および位相回路20に印加される。
利得および位相回路20の出力とパイロット信号はカプ
ラ22に印加される。通常、パイロット信号の振幅は信
号の振幅よりはるかに小さい(例えば、30dB小さ
い)ので、増幅器12の動作に干渉しない。カプラ22
の出力は増幅器12に印加されるが、その出力は増幅信
号、増幅パイロット信号および増幅器12によって発生
した歪み信号を含んでいる。増幅器12の出力の一部は
カプラ26から得られ、結合経路30を通じてカプラ2
8で信号(経路18上の信号)の遅延バージョンと結合
される。経路18上の信号が、経路30を通じてカプラ
28に現れる信号と同じ遅延となるよう、遅延回路24
によって十分に遅延されている。
【0005】利得および位相回路20は制御経路32を
通じて制御信号によって制御され、信号の利得と位相を
調整するので、経路30を通じてカプラ28に現れる信
号はカプラ28の遅延信号のほぼ逆(振幅は等しいが1
80°位相がずれている)である。利得および位相回路
20の制御経路32に現れる制御信号は、検出回路の使
用といった周知の方法で点Aで信号から導出される。検
出回路は信号の振幅、位相および周波数といった周知の
電気信号特性を検出する。従って、カプラ28に印加さ
れた信号は互いにほぼ相殺し合い、点Aにパイロット信
号と増幅器12によって発生した歪みを残す。すなわち
ループ#1はフィードフォワード・ループであり、点A
でパイロット信号と増幅器12によって発生した歪み信
号を分離する役目を果たす。
【0006】点Aに現れる信号(パイロット信号と歪み
信号)は利得および位相回路34に供給され、その出力
が主補正増幅器36に供給され、その出力がカプラ38
に供給される。増幅器12の出力信号(信号、パイロッ
ト信号および歪み信号)の一部は遅延回路40に供給さ
れ、その出力がカプラ38に供給される。遅延回路40
は、カプラ38に印加される増幅器12の出力からの信
号がカプラ38に印加される増幅器36の出力からの信
号とほぼ同じ遅延となるように設計されている。
【0007】パイロット信号は主信号経路16からどの
程度歪みが相殺されたかに関する情報を得るために使用
される。この情報は、パイロット信号の振幅、スペクト
ル成分、位相応答といったパイロット信号の周知の電気
信号特性を検出することで得られる。例えば、カプラ3
8での相殺後のパイロット信号の振幅によって、歪みが
どの程度相殺されたかが示される。カプラ38の後でパ
イロット信号の振幅が小さければ、歪みの振幅も小さ
い。対数検出器(または他の周知の検出回路)に接続さ
れたミキサのような検出回路42はパイロット信号を検
出し、この情報を使用して経路46上に制御信号を発生
するので、利得および位相回路34は点Aでパイロット
信号を修正して、カプラ38の主経路16のパイロット
信号がカプラ38のフィードフォワード経路18のパイ
ロット信号のほぼ逆(振幅は等しいが位相が180°ず
れている)になるようにする。カプラ38の対応するパ
イロット信号と歪み信号はカプラ38で互いにほぼ相殺
し合い、システムの出力に信号(または信号の増幅バー
ジョン)を残す。従って、ループ#2は、カプラ26、
カプラ28、利得および位相回路34、増幅器36、カ
プラ38および遅延回路40を備えているが、フィード
フォワード・ループであり、パイロット信号から得られ
た情報を使用して増幅器12によって発生した歪みをほ
ぼ相殺する。
【0008】しかし、実際のシステムでは、歪みとパイ
ロット信号の完全な相殺はまれにしか存在しない。フィ
ードフォワード歪み低減システムは、例えば、IMDの
30dB低減を達成するためには、厳格な動作許容範囲
を要求し、通常のフィードフォワード補正システムは±
1dBの周波数平坦特性(動作周波数帯全体にわたる振
幅の偏差)と±1度の位相直線性(動作周波数帯での直
線からの位相偏差)を必要とする。この精度を得ること
は困難である。パイロット信号を使用するフィードフォ
ワード歪み低減信号では、パイロットの相殺と出力信号
の振幅に対するパイロット信号の相対振幅のために、パ
イロット信号の振幅はフィードフォワード歪み低減シス
テムの出力では通常比較的小さい。従って、システムの
出力でパイロット信号を検出することは困難となる。歪
み低減システムの出力でのパイロット信号の検出を改善
するために、適当な位置でパイロット信号を発生し検出
と制御を改善するスキームが開発されている。こうした
スキームは、通常、システムに余分な費用がかかる。
【0009】パイロット信号を除去し、ひいてはパイロ
ット発生と、カプラ22およびパイロット検出回路42
といった検出および制御回路の必要を除去するパイロッ
トレス・フィードフォワード歪み低減スキームが開発さ
れた。しかし、パイロットレス・フィードフォワード低
減システムは、動作条件の変化を補償するためにフィー
ドフォワード歪み低減システムの出力で検出される周知
のパイロット信号を有しない。パイロット信号を検出し
てカプラ38での相殺を改善する代わりに、パイロット
レス・フィードフォワード・システムはカプラ56およ
び58からの入力に応答する利得および位相制御回路5
4を使用して利得および位相回路34への利得および位
相制御信号を発生する。それに応答して、利得および位
相回路34は可変位相および/または利得調整を提供
し、フィードフォワード経路18上の歪みについて適当
な利得および/または位相を維持し、結合器38で主信
号経路16の歪みの低減を改善する。利得および位相制
御回路は費用と複雑さを追加し、歪みの十分な低減を達
成することは困難である。例えば、補正増幅器36は主
信号経路16に注入される第2歪みを伴う増幅された歪
みを発生する。十分な歪み低減を提供しつつ他の歪み低
減システムに関連する問題を減少させる歪み低減システ
ムの必要が存在している。
【0010】
【課題を解決するための手段】本発明は、入れ子式フィ
ードフォワード歪み低減システムを含むが、これは主信
号経路上で主増幅器からの歪みを低減する際に、補正増
幅器用の入れ子式フィードフォワード装置を使用し、補
正増幅器から発生する歪みを低減する。補正増幅器から
の歪みを低減し徐々に高品質の補正増幅器を使用する
際、入れ子式フィードフォワード装置は主増幅器からの
歪みの改善された、より安定な表示を発生し、それによ
って低減された歪みを伴う増幅信号を発生する際可変利
得および/または位相制御の必要を軽減する。
【0011】例えば、フィードフォワード歪み低減シス
テムは主信号経路上で増幅すべき信号を受信し、主信号
経路とフィードフォワード経路上に信号のアナログ表示
を発生する。主信号経路上の信号は主増幅器に印加され
るが、その出力は増幅信号と、主増幅器によって発生し
た歪み信号を含んでいる。主増幅器の出力の一部は結合
経路に向けられ、フィードフォワード経路上の信号の遅
延バージョンと結合されて主増幅器からフィードフォワ
ード経路上に発生した歪みを分離する。フィードフォワ
ード経路上の歪みは入れ子式フィードフォワード装置に
供給される。入れ子式フィードフォワード装置は歪みを
主補正増幅器に提供し、そこで主増幅器からの歪みが増
幅され第2歪みが発生する。入れ子式フィードフォワー
ド装置はより小さく高品質の第2補正増幅器を使用して
補正増幅器からの第2歪みを低減し、主増幅器からの歪
みの改善されより安定した表示を発生する。主増幅器か
らの歪みの改善されより安定した表示を使用して主信号
経路上の歪みを低減することで、入れ子式フィードフォ
ワード歪み低減システムは改善された歪み低減を提供
し、位相および/または利得制御の必要を軽減する。連
続して入れ子式フィードフォワード装置を使用すること
で、主増幅器からの歪みのますます安定でより正確な表
示が提供される。
【0012】例示としての入れ子式フィードフォワード
装置では、フィードフォワード経路上の歪みは主補正経
路と入れ子式フィードフォワード経路に分割される。主
補正経路上の歪み信号は主補正増幅器に供給され、そこ
で主補正増幅器から発生する第2歪みを伴う増幅歪み信
号を発生する。主補正増幅器の出力の一部は結合経路に
向けられて第2フィードフォワード経路上の歪みの遅延
バージョンと結合され、主補正増幅器から発生する第2
歪みを第2フィードフォワード経路に分離する。第2フ
ィードフォワード経路上の第2歪みは第2補正増幅器を
通じてフィードフォワードされ、主補正経路上の主補正
増幅器からの第2歪みを低減する。低減された第2歪み
を伴う増幅歪み信号が使用され、主信号経路上の主増幅
器からの歪みの改善された低減を提供する。第2補正増
幅器の品質が、入れ子式フィードフォワード歪み低減シ
ステムによるフィードフォワード歪み低減システムの歪
み低減の量を支配する。
【0013】主補正増幅器よりも高品質の第2補正増幅
器によるこの入れ子式フィードフォワード装置を使用す
ることで、第2補正経路と入れ子式フィードフォワード
経路上の歪み間および/または主信号経路とフィードフ
ォワード経路上の信号間で相対可変利得および/または
位相制御を使用する必要を減少させる。固定フィードフ
ォワード歪み低減システムの動作が入れ子式高品質補正
増幅器の動作によって支配されるため、固定利得および
/または位相制御を使用することができる。補正増幅器
はより小さな電力レベルを扱うため、補正増幅器が入力
信号のより直線的な表示を発生し、より温度に対して安
定であるという点で高品質である。すなわち、入れ子式
フィードフォワード装置は主増幅器からの歪みの安定で
より歪みの少ない表示を発生し、歪みのより歪みの少な
い表示を使用して主信号経路上の歪みを低減することが
できる。連続する入れ子式フィードフォワード装置を使
用してさらに入れ子式フィードフォワード歪み低減シス
テムの性能を改善し、および/または、さらに可変利得
および/または位相制御を使用する必要を低減する。第
2補正増幅器用の第2入れ子式フィードフォワード装置
を第1入れ子式フィードフォワード装置の中に入れ子式
に収容することができる。第2入れ子式フィードフォワ
ード装置は第3補正増幅器を使用するが、これは第2補
正増幅器よりさらに小さく高品質であり、第2補正増幅
器からの第2歪みを低減する。すなわち、第3補正増幅
器は歪み低減システムの歪み低減性能を支配する。第3
補正増幅器はさらに小さいので、システムの全体的な効
率は影響されない。第3補正増幅器はより高品質で安定
なので、フォワード歪み低減システムを固定式にするこ
とができ、可変利得および/または位相制御は必要な
い。本発明の他の態様および利点は、以下の詳細な説明
を読み図面を参照する際により明らかになるだろう。
【0014】
【発明の実施の形態】本発明の原理による入れ子式フィ
ードフォワード歪み低減システムの例示としての実施形
態が以下説明される。図2は、入れ子式フィードフォワ
ード歪み低減システム60の一般ブロック図を示すが、
これは固定式であり、可変位相および/または利得制御
を必要とせず無線周波増幅器62の出力から歪みを低減
する。フィードフォワード歪み低減システム60は多段
パイロットレス・フィードフォワード低減システムの第
1段として示されるが、この多段パイロットレス・フィ
ードフォワード低減システムには、この開示の利益と共
に当業技術分野に普通に熟練した者には理解されるよう
に、点線内の第2フィードフォワード低減段66が含ま
れる。入れ子式フィードフォワード歪み低減システムは
固定式として説明されるが、実施形態によっては、相殺
を改善する信号の利得および位相の変化が、第2段6
6、システム60と段66の間、またはシステム60で
行われることもある。
【0015】フィードフォワード歪み低減システム60
はスプリッタ68から増幅すべき信号Sを受信し、主信
号経路72とフィードフォワード経路74上に信号Sの
アナログ表示を発生する。主信号経路72上の信号Sは
利得および位相回路75に印加される。利得および位相
回路75の出力は増幅器62に印加されるが、その出力
は増幅器62によって発生した歪みDを伴う増幅信号S
を含む。増幅器62の出力SとDの一部はカプラ78に
よって結合経路76に向けられ、カプラ80で経路74
上の信号Sの遅延バージョンと結合され、増幅器62か
ら発生した歪みDを分離する。
【0016】この実施形態では、利得および位相回路7
5は一定の量だけ、主経路72上の信号の振幅と位相を
調整する。他の実施形態では位相および利得制御装置8
2によって位相および利得回路を制御することもある。
利得および位相回路75の制御経路84上に現れる制御
信号は、結合経路76上の増幅信号SおよびDの一部と
経路74上の信号Sの遅延バージョンとから、および/
またはカプラ80の出力から導出される。位相および利
得回路75は、カプラ80の増幅信号SおよびDが経路
74上の遅延信号Sのほぼ逆(振幅は等しいが位相が1
80°ずれている)になるように、増幅器62の前の主
信号経路72上の信号Sの振幅と位相を調整する。すな
わち、結合信号は相殺により歪みDを分離する。結合信
号Sの相殺が改善されると、フィードフォワード歪み低
減はカプラ80の出力で第2経路74上の歪みDの分離
を改善する。フィードフォワード歪みシステム60は入
れ子式フィードフォワード装置82を通じて経路74上
の分離された歪みDをフィードフォワードし、経路72
上の歪みDを入れ子式フィードフォワード装置82(こ
れは歪みDの表示に最小の歪みを追加する)からの歪み
Dの表示と結合することで主信号経路72上の歪みDを
低減する。
【0017】この実施形態では、カプラ80の出力は主
補正増幅器86用の入れ子式フィードフォワード装置8
2に印加される。フィードフォワード経路74上の歪み
Dはスプリッタ88によって補正経路90と第2フィー
ドフォワード経路92に分割される。補正経路90で
は、歪みDは利得および位相調整器94に印加され、そ
こで信号Dの振幅と位相が調整される。移動および利得
調整器94はこの実施形態では固定式であるが、これは
入れ子式フィードフォワード装置82が補正経路90上
の信号Dの安定で直線的な動作に帰結する第2補正装置
95を使用しているからである。他の実施形態では、上
記で位相および利得回路75について説明されたよう
に、位相および利得回路94の利得と位相を調整する制
御信号が提供されることもある。
【0018】利得および位相調整器94の出力は主補正
増幅器86に印加されるが、その出力は増幅信号Dと、
主補正増幅器86によって発生した歪み信号d1を含ん
でいる。補正増幅器86の出力Dおよびd1の一部はカ
プラ98によって入れ子式結合経路96に配置され、カ
プラ100で第2フィードフォワード経路92上の信号
Dの遅延バージョンと結合され、主補正増幅器86から
発生した歪みd1を分離する。
【0019】フィードフォワード装置82は、第2フィ
ードフォワード経路92上の分離された歪みd1を第2
補正増幅器装置95を通じてカプラ104にフィードフ
ォワードする。第2補正増幅器装置95は単なる第2補
正増幅器でもよい。また、装置95は第2入れ子式フィ
ードフォワード装置であり、第2補正増幅器と第2補正
増幅器から発生する歪みを低減する第3補正増幅器を含
むこともある。入れ子式フィードフォワード装置を使用
することで、フィードフォワード歪み低減システム60
の性能を支配する入れ子式補正増幅器としてより小さく
安定でおよび/またはより直線的な増幅器を使用するこ
とができる。すなわち、固定式相対位相および/または
利得調整が結合信号間でなされるが、それはシステム6
0の動作がより安定で高品質な入れ子式補正増幅器によ
っているからである。主増幅器および/または主補正増
幅器が温度、信号強度または信号周波数といった動作条
件の変化によって多くの歪みを発生する場合、入れ子式
フィードフォワード装置は、歪みの正確な表示を発生し
続けることにより歪みの連続低減を可能にする。カプラ
104では、第2フィードフォワード経路上の第2歪み
d1が補正経路90上のd1を伴う歪みDの遅延バージ
ョンと結合し、補正経路90上の歪みd1を低減する。
装置82は、カプラ104に印加された信号d1の対応
する部分が弱め合うように結合し、カプラ104の出力
に低減された歪みd1’を伴う増幅された歪みDが発生
するように設計される。低減された歪みd1’を伴う歪
みDはカプラ106にフィードフォワードされ、そこで
d1’を伴う歪みDは歪みDを伴う信号Sの遅延バージ
ョンと結合されて、主信号経路72上の主増幅器62か
らの歪みを低減する。補正増幅器86からの歪みd1’
は低減されているので、主信号経路72からの歪みDの
低減が改善される。
【0020】ある実施形態では、入れ子式フィードフォ
ワード歪み低減システム60が多数のフィードフォワー
ド低減段を有する歪み低減システムで使用され、前の段
の出力からの歪みを累積的に低減する。例えば、入れ子
式フィードフォワード歪み低減システム60は低減され
た歪みD’とd1’を伴う信号Sを発生する第1段の役
目を果たす。第2フィードフォワード低減段66は入力
信号として、結合経路110を通じて入れ子式フィード
フォワード低減段64から低減された歪みD’とd1’
を受信する。カプラ112は低減された歪みD’とd
1’を伴う信号Sの一部を主信号経路72から結合経路
110に結合する。カプラ114は結合経路110から
歪みD’とd1’を伴う信号Sを受信し、結合経路11
0からの信号Sと歪みD’とd1’をスプリッタ118
から得られた経路116上の遅延信号Sと結合する。こ
の実施形態では、スプリッタ118は、入れ子式フィー
ドフォワード・システム60のスプリッタ68と経路1
16の前に信号Sを受信し、信号Sのバージョンを位相
および利得調整器120に提供する。経路116上の信
号Sは遅延122によって遅延される。経路116上の
信号Sは、その信号Sが経路110を通じてカプラ11
4に現れる信号Sと同じ遅延となるように、遅延回路1
22によって十分に遅延される。カプラ114は第2結
合経路102からの信号Sと経路116からの信号Sを
弱め合うように結合し、入れ子式フィードフォワード・
システム60からの残りの歪みD’とd1’を分離し、
経路116上を第2フィードフォワード段66に導く。
【0021】この実施形態では、利得および位相調整器
120は固定式であるが、実施形態によっては、位相お
よび利得制御装置を使用して、カプラ114の増幅信号
S、D’およびd1’が、経路116上の遅延信号Sの
ほぼ逆(振幅は等しいが180°位相がずれている)に
なるように、増幅器62の前に利得および位相回路12
0によって信号Sに提供される利得と位相を調整するこ
ともある。実施形態の中には、利得および位相制御回路
が、結合経路110上の増幅信号S、D’およびd1’
と経路116上の信号Sの遅延バージョンから導出され
た制御信号を利得および位相回路120に提供するもの
がある。望ましい振幅と位相の関係(例えば、結合信号
が同じ振幅を有し、180度位相がずれている)が結合
信号間で維持されるので、結合信号Sは十分に相殺さ
れ、カプラ114で歪みD’とd1’を分離する。他の
実施形態では、利得および位相制御回路は対数検出器と
ナリング回路(nulling circuit)であ
る。こうした実施形態では、カプラは、信号の振幅を示
す信号を発生する対数検出器へのカプラ114への出力
の後信号のサンプルを発生する。ナリング回路は対数検
出器からの信号を低減し、カプラ114の後で制御信号
を位相および利得調整器120に提供することで信号の
相殺を改善し歪みD’とd1’を分離しようとする。
【0022】この実施形態では、第2フィードフォワー
ド装置66と任意の追加フィードフォワード段(図示せ
ず)は上記で説明されたように入れ子式フィードフォワ
ード・システム60用に動作するよう構成されるか、ま
たは単なる増幅器である。すなわち、第2フィードフォ
ワード段66は低減された歪みD’とd1’のバージョ
ンを発生する。歪みD’とd1’は(第2フィードフォ
ワード段66の増幅器(図示せず)によって導入される
小さな歪み信号と共に)フィードフォワードされ、カプ
ラ126で増幅信号Sからさらに歪みD’とd1’を低
減する。カプラ126は、第2フィードフォワード段6
6からの歪み信号D’およびd1’を、主信号経路72
上の歪みD’とd1’を伴う信号Sの遅延バージョンと
結合し、入れ子式フィードフォワード・システム60か
ら発生する歪みD’とd1’をさらに低減する。歪みD
とd1’を伴う信号Sは、カプラ126に印加されるカ
プラ112の出力からの信号がほぼ同じ遅延となるよう
に設計されている遅延回路128に供給される。
【0023】図3は、連続する入れ子式フィードフォワ
ード装置142および144を使用する入れ子式フィー
ドフォワード歪み低減システム140の詳細な実現例を
示す。主増幅器146によって増幅される信号Sは入れ
子式フィードフォワードシステム140によって受信さ
れ、スプリッタ148は信号Sのアナログ表示を複製ま
たは発生して主増幅器146に至る主信号経路150と
入れ子式フィードフォワード装置142および144に
至るフィードフォワード経路152に向ける。この実施
形態の主経路150上では、信号は利得および位相調整
器156に印加され、そこで主経路72上の信号Sの位
相および利得が調整される。この実施形態では、入れ子
式フィードフォワード・システムは位相および利得回路
を制御して可変利得および位相を提供する必要はない。
その代わり、利得および位相回路156は主経路150
上の信号Sに固定利得および位相調整を提供する。
【0024】利得および位相調整器156の出力は増幅
器146に印加されるが、増幅器146の出力は増幅信
号Sと、増幅器146によって発生する第3次IMDの
ような歪み信号Dを含んでいる。増幅器146の出力の
一部はカプラ158から得られ結合経路160に向けら
れる。結合経路160上のDを伴う信号Sは、カプラ1
62でフィードフォワード経路152上の信号Sの遅延
バージョンと結合される。経路152上の信号Sは、そ
の信号Sが経路160を通じてカプラ162に現れる信
号Sと同じ遅延となるように、遅延回路164によって
十分に遅延される。利得および位相回路156は、経路
160を通じてカプラ162に現れる信号Sがカプラ1
62の遅延信号Sのほぼ逆(振幅は等しいが位相が18
0°ずれている)になるように、主経路150上の信号
Sの振幅および/または位相を調整する固定利得および
位相調整を提供する。一般に、結合信号間に179〜1
81度の位相差と±1dBの振幅差がある場合30dB
の相殺を達成することができ、175〜185度の位相
差と2dBの振幅差の場合ほぼ20dBの相殺を達成す
ることができる。
【0025】この実施形態では、残りの信号Sが(歪み
Dと共に)カプラ162の出力に現れ、残りの信号S
(漏れ信号S)と経路170からの信号Sの改善された
結合がカプラ166でなされる。例えば、一部の漏れ信
号Sがカプラ162の後経路152上に残ることがあ
る。すなわち、カプラ168は経路152からの信号S
の一部をカプラ162の前に結合経路170に結合す
る。位相および利得回路172はカプラ162の出力か
らの歪みDを伴う残りの信号Sの位相と振幅を調整し、
位相および利得回路174は結合経路170上の信号S
の位相と振幅を調整する。位相および利得回路172お
よび174はそれぞれ、カプラ162からの信号Sと、
結合経路170上の信号Sの位相および振幅を調整し、
カプラ162の出力からの残りの信号Sの低減を改善す
る。位相および利得回路172から出力された残りの信
号Sは結合経路170上の信号Sと弱め合うように結合
される。カプラ166での結合は、残りの信号Sが結合
経路160からの信号Sではなく経路152からの信号
Sであるようになされる。すなわち、カプラ166は経
路152上の顕著な信号として歪みDを提供し、残りの
信号Sは歪み信号Dと共にフィードフォワードされ、主
信号経路150上の増幅信号Sと強め合うように結合さ
れる。
【0026】カプラ166の出力は入れ子式フィードフ
ォワード装置142に印加される。入れ子式フィードフ
ォワード装置142には、歪みDを受信し、補正経路1
80と入れ子式フィードフォワード経路182上に歪み
Dのアナログ表示を発生するスプリッタ178が含まれ
る。補正経路180上の歪みDの位相と振幅は位相およ
び利得回路184によって調整される。この実施形態で
は、位相および利得回路184は補正経路180上の歪
みDに固定利得および位相調整を提供する。利得および
位相調整器184の出力は補正増幅器188に印加され
るが、補正増幅器188の出力は増幅信号Dと補正増幅
器188によって発生した歪み信号d1を含んでいる。
【0027】補正増幅器188の出力の一部はカプラ1
90から得られ、入れ子式結合経路192に向けられ
る。結合経路192上のd1を伴う信号Dはカプラ19
4で入れ子式フィードフォワード経路182上の信号D
の遅延バージョンと結合される。経路182上の信号D
は、その信号Dが経路192を通じてカプラ194に現
れる信号Dと同じ遅延となるように、遅延回路196に
よって十分に遅延されている。利得および位相回路18
4は、補正経路180上の信号Dの振幅および/または
位相を調整する固定利得および位相調整を提供するの
で、経路192を通じてカプラ194に現れる信号D
は、カプラ194で経路182上の遅延信号Dのほぼ逆
(振幅は等しいが180°位相がずれている)である。
すなわち、補正増幅器188からの歪みd1はカプラ1
94の出力で分離される。一般に、結合信号間の位相差
が179〜181度で振幅差が±1dBの場合30dB
の相殺を達成することができ、175〜185度の位相
差と2dBの振幅差の場合ほぼ20dBの相殺を提供す
ることができる。
【0028】この実施形態では、残りの信号Dは(歪み
d1と共に)カプラ194の出力に現れ、残りの信号D
(漏れ信号D)と入れ子式フィードフォワード経路18
2からの信号Dの改善された結合は、位相および利得回
路206および208、カプラ202および経路204
を使用してカプラ198で形成される。カプラ166に
ついて上記で説明されたように、カプラ198での結合
は、残りの信号Dが結合経路192からの歪みDではな
く経路182からの信号Dに由来するものであるように
なされる。すなわち、カプラ198は経路182上の顕
著な信号として歪みd1を提供し、残りの信号Dは歪み
信号Dと共にフィードフォワードされ、主補正経路18
0上の増幅信号Dと強め合うように結合される。
【0029】カプラ198の出力は第2入れ子式フィー
ドフォワード装置144に印加される。第2入れ子式フ
ィードフォワード装置44には、歪みd1を受信し、第
2補正経路212と第2入れ子式フィードフォワード経
路214上の歪みd1のアナログ表示を発生するスプリ
ッタ210が含まれる。第2補正経路212上の歪みd
1の位相および振幅は位相および利得回路216によっ
て調整される。この実施形態では、位相および利得回路
216は、第2補正経路212上の歪みd1に固定利得
および位相調整を提供する。利得および位相調整器21
6の出力は第2補正増幅器218に提供されるが、第2
補正増幅器218の出力は増幅信号d1と、第2補正増
幅器218によって発生する歪み信号d2を含んでい
る。
【0030】第2補正増幅器218の出力の一部はカプ
ラ220から得られ、第2入れ子式結合経路222上に
向けられる。第2入れ子式結合経路222上の歪みd1
およびd2はカプラ224で第2入れ子式フィードフォ
ワード経路214上の信号d1の遅延バージョンと結合
され、それによりカプラ224の出力に第2補正増幅器
218からの歪みd2を残す。経路214上の信号d1
は、その信号d1が経路222を通じてカプラ224に
現れるd2を伴う信号d1と同じ遅延となるように、遅
延回路226によって十分に遅延されている。利得およ
び位相回路216は、第2補正経路212上の信号d1
の振幅および/または位相を調整する固定利得および位
相調整を提供し、経路222を通じてカプラ224に現
れる信号d1はカプラ224での遅延信号d1のほぼ逆
(振幅は等しいが180°位相がずれている)となる。
【0031】この実施形態では、残りの信号d1は(歪
みd2と共に)カプラ224の出力に現れ、残りの信号
d1(漏れ信号d1)と経路214からの信号d1の改
善された結合が、位相および利得回路236および23
8、カプラ232および経路234を使用してカプラ2
30でなされる。カプラ166での結合について上記で
説明されたように、カプラ230での結合は、残りの信
号d1が経路222からの信号d1でなく経路214か
らの信号d1に由来するものであるようになされる。す
なわち、カプラ230は経路214上の顕著な信号とし
て歪みd2を提供し、残りの信号d1は歪みd2と共に
フィードフォワードされ、第2補正経路212上の第2
補正増幅器218からのd2を伴うd1と強め合うよう
に結合される。
【0032】カプラ230の出力は補正増幅器装置24
0に印加されるが、これは第3補正増幅器240として
示され、実施形態によっては第3入れ子式フィードフォ
ワード装置であることもある。第3補正増幅器240は
歪みd2を増幅し、歪みd2をカプラ242に提供す
る。カプラ242は、第3補正増幅器240からの増幅
された歪みd2を第2補正経路212上の第2補正増幅
器218からのd2を伴う歪みd1の遅延バージョンと
結合し、第2補正経路212上の第2補正増幅器218
から発生した歪みd2を低減する。カプラ220からの
d2を伴う歪みd1は、カプラ220の出力からのd2
を伴う信号d1がカプラ242に入る信号d2とほぼ同
じ遅延となるように設計されている遅延回路244に供
給される。遅延差がピコ秒台である場合、信号の適切な
結合を提供することができる。カプラ242はカプラ2
20からのd2を伴う歪みd1を歪みd2と弱め合うよ
うに結合し、低減された歪みd2’を伴う信号d1を発
生する。
【0033】低減された歪みd2’を伴う信号d1はカ
プラ242からカプラ248に出力される。カプラ24
8はカプラ242からのd2’を伴う歪みd1をカプラ
190からのd1を伴う歪みDの遅延バージョンと結合
し、補正経路180上の補正増幅器188から発生した
歪みd1を低減する。カプラ190からのd1を伴う歪
みDは、カプラ190の出力からのd1を伴う信号Dが
カプラ248に入るd2’を伴う信号d1とほぼ同じ遅
延となるように設計されている遅延回路252に供給さ
れる。カプラ248はカプラ242からのd2’を伴う
歪みd1をd1を伴う歪みDと弱め合うように結合し、
低減された歪みd1’およびd2’を伴う信号Dを発生
する。
【0034】主信号経路150上のカプラ158の出力
では、主増幅器146からの信号(歪みDを伴う増幅信
号S)が遅延回路258に供給され、その出力がカプラ
260に供給される。遅延回路258は、カプラ260
に印加される増幅器146の出力からのDを伴う信号S
がカプラ260に印加されるd1’とd2’を伴う信号
Dとほぼ同じ遅延となるように設計されている。カプラ
260は、カプラ248からのd1’とd2’を伴う歪
みDと主増幅器146からのDを伴う信号Sを弱め合う
ように結合し、低減された歪みD’、d1’およびd
2’を伴う信号Sを発生する。
【0035】すなわち、入れ子式フィードフォワード・
システムは望ましい信号Sを発生する際に改善された歪
み低減を提供するが、これは主増幅器からの歪みDが低
減される前に補正増幅器188および218からの歪み
d1およびd2が低減されるからである。すなわち、カ
プラ248の出力からの歪みD、d1’およびd2’
は、歪みの追加が最小な主増幅器146からの歪みDを
表す。歪みd1およびd2は徐々に小さくなるが、これ
は各入れ子式フィードフォワード装置に対して、補正増
幅器を徐々に小さく高品質にすることができ、発生する
歪みが小さくなるからである。例えば、主増幅器146
は100ワットAB級増幅器であるが、これは常に直線
動作領域では動作しないので、歪みに帰結する。補正増
幅器188は定格10ワットのAB級増幅器であり、第
2補正増幅器218は定格1ワットのAB級増幅器であ
る。第3補正増幅器240は定格0.1ワットのA級温
度安定増幅器であるが、これは常に直線領域で動作する
のでほとんど歪みを発生しない。この連続入れ子式フィ
ードフォワード装置によって、第3補正増幅器240の
動作特性が入れ子式フィードフォワード歪み低減システ
ムの動作を支配する。第3補正増幅器240は比較的歪
みを発生しないので、第2補正増幅器218からの少量
の歪みd2に由来する歪みも低減され、それによって補
正増幅器188からの歪みd1の低減を改善し、入れ子
式フィードフォワード装置142の出力に歪みDの改善
された表示を残す。主信号経路150上の歪みDをカプ
ラ260の歪みDの改善された表示と結合することが改
善された歪み低減に帰結する。
【0036】さらに、安定で高品質な第3補正増幅器2
40が入れ子式フィードフォワード歪み低減システム全
体の動作特性を支配するため、システムを固定式にする
ことができる。すなわち、パイロット信号と、対応する
パイロット検出回路およびパイロット制御は必要ない。
さらに、位相および利得回路の位相および利得調整を制
御してフィードフォワード経路上の歪み信号の分離を改
善し、また主または補正経路からの歪みを低減する必要
はない。その代わり、テストポイント(TP)262が
使用され、入れ子式フィードフォワード・システム14
0の様々な点を監視し、利得および位相回路を初期設定
する。一度確立されると、利得および位相回路によって
提供される利得および位相調整は固定される。変化する
動作条件下でも、やはり安定な第3補正増幅器がシステ
ム140の動作特性を支配するので、システム140を
固定式にすることができる。例えば、温度変化によって
補正増幅器188および218が発生する歪みd1およ
びd2が多くなる場合でも、第3補正増幅器240は依
然として直線的であり、歪みd2を低減させるので、歪
みd1はやはり低減され、歪みDも低減される。
【0037】上記で説明された実施形態に加えて、説明
されたシステムの構成要素を省略および/または追加
し、および/またはその変形または一部を使用する、本
発明の原理による入れ子式フィードフォワード歪み低減
システムの代替構成が可能である。例えば、図3は結合
経路170、204および234を使用し、それぞれカ
プラ166、198および230で弱め合う漏れ信号を
除去する改善された結合を提供する。用途によっては、
こうした結合経路、追加結合経路および/または結合経
路装置は使用されない。さらに、本システムはカプラを
使用するものとして説明されたが、3dBスプリッタ、
方向性カプラ、ハイブリッド・カプラおよび他の結合、
信号分割またはサンプリング装置といった、1つの入力
から2つまたはそれ以上の信号を発生することのできる
他の装置を使用することもできる。加算器のような、2
つまたはそれ以上の入力から1つの出力を発生する他の
結合装置が使用されることもある。
【0038】入れ子式フィードフォワード歪み低減シス
テムは固定式利得および位相調整器と共に説明された
が、実施形態によっては、利得および/または位相調整
器は固定式および/または可変式であり、フィードフォ
ワード装置におけるそれらの位置が変化する。例えば、
利得および位相回路156、184または216の位置
はそれぞれ経路152、182または214に配置替え
されることがある。すなわち、対応する遅延164、1
96または226が変更され、および/または遅延16
4、196または226の遅延がそれぞれ補償され、遅
延164、196または226の位置がそれぞれ経路1
50、180または212に配置替えされる。遅延は、
受動フィルタ、伝送線路(同軸、マイクロストリップま
たはストリップ線路)といった受動素子または、増幅
器、能動フィルタ、デジタル遅延またはファイバといっ
た能動素子を使用して実現されるが、能動素子は歪みを
導入する。
【0039】さらに、フィードフォワード・システムは
様々な構成の個別構成部品を使用するものとして説明さ
れたが、フィードフォワード・システムとその一部は、
この開示の利益と共に、当業技術分野に普通に熟練した
者によって理解されるような、特定用途向け集積回路、
ソフトウェア駆動型処理回路、ファームウェアまたは他
の装置の個別構成部品において実現することができる。
さらに、議論の目的で、入れ子式フィードフォワード歪
み低減システムは、信号S、増幅信号S、歪みD、d1
およびd2、対応する増幅歪みD、d1およびd2、お
よび低減された歪みD’、d1’およびd2’に関連し
て説明された。異なった表記法、参照番号および特性の
様々な信号が使用できることを理解されたい。上記の指
定は説明を単純化するために選択されたものである。以
上説明されたことは本発明の原理の適用の例示に過ぎな
い。当業技術分野に熟練した者には、本明細書で例示さ
れ説明された適用の例を厳密に遵守することなく、かつ
本発明の精神および範囲から逸脱することなく、これら
および他の様々な修正、配置および方法が本発明になさ
れることを容易に理解することができるだろう。
【図面の簡単な説明】
【図1】無線周波増幅器用に使用される従来技術のフィ
ードフォワード歪み低減スキームのブロック図である。
【図2】本発明の原理による入れ子式フィードフォワー
ド装置を使用するフィードフォワード歪み低減システム
の一般ブロック図である。
【図3】本発明の原理による入れ子式フィードフォワー
ド装置を使用するフィードフォワード歪み低減システム
の特定の実施形態を示す図である。

Claims (10)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 増幅信号中の歪みを低減する方法であっ
    て、 信号を主信号経路とフィードフォワード経路に分割する
    ステップと、 前記主信号経路上に歪みを伴う前記増幅信号を発生する
    ために、前記主信号経路からの前記信号を増幅するステ
    ップと、 前記歪みを伴う前記増幅信号の一部を獲得するステップ
    と、 前記フィードフォワード経路上に前記歪みを提供するた
    めに、前記歪みを伴う前記増幅信号の前記一部を前記フ
    ィードフォワード経路からの前記信号と結合するステッ
    プと、 前記フィードフォワード経路上の前記歪みを補正経路と
    入れ子式フィードフォワード経路に分割するステップ
    と、 前記補正経路上に第2歪みを伴う増幅歪みを発生するた
    めに、前記補正経路上の前記歪みを増幅するステップ
    と、 前記第2歪みを伴う前記増幅歪みの一部を獲得するステ
    ップと、 前記入れ子式フィードフォワード経路上に前記第2歪み
    を提供するために、前記第2歪みを伴う前記増幅歪みの
    前記一部を前記入れ子式フィードフォワード経路からの
    前記歪みと結合するステップと、 前記補正経路上の第2歪みを低減するために、前記入れ
    子式フィードフォワード経路上の前記第2歪みを使用す
    るステップと、 前記補正経路からの低減された第2歪みを伴う前期歪み
    を前記主信号経路上の前記歪みと結合するステップとを
    特徴とする方法。
  2. 【請求項2】 請求項1に記載の方法において、前記第
    2歪みを使用する前記ステップが、さらに、 前記第2歪みを第2補正経路と第2入れ子式フィードフ
    ォワード経路に分割するステップと、 前記第2補正経路上の第3歪みを伴う前記増幅第2歪み
    を発生するために、前記第2補正経路上の前記第2歪み
    を増幅するステップと、 前記第3歪みを伴う前記増幅第2歪みの一部を獲得する
    ステップと、 前記第2入れ子式フィードフォワード経路上に前記第3
    歪みを提供するために、前記第3歪みを伴う前記増幅第
    2歪みの前記一部を前記第2入れ子式フィードフォワー
    ド経路上の前記第2歪みと結合するステップと、 前記第2補正経路上の前記第3歪みと結合し、前記第2
    補正経路上の前記第3歪みを低減するために、前記第3
    歪みをフィードフォワードするステップと、 前記補正経路上の前記第2歪みを低減するために、前記
    第2補正経路上の前記増幅第2歪みを前記補正経路上の
    前記増幅第2歪みと結合するステップとを含むことを特
    徴とする方法。
  3. 【請求項3】 請求項1に記載の方法において、 前記第2歪みを伴う前記歪みの前記一部と、固定された
    位相および振幅調整を伴う前記入れ子式フィードフォワ
    ード経路上の前記歪みとの間の相対位相および振幅を調
    整するステップを特徴とする方法。
  4. 【請求項4】 請求項3に記載の方法において、 前記歪みを伴う前記増幅信号の前記一部と、固定された
    位相および振幅調整を伴う前記フィードフォワード経路
    上の前記信号との間の相対位相および振幅を調整するス
    テップを特徴とする方法。
  5. 【請求項5】 請求項2に記載の方法において、 前記第3歪みを伴う前記増幅第2歪みの前記一部と、固
    定された位相および振幅調整を伴う前記第2入れ子式フ
    ィードフォワード経路上の前記第2歪み信号との間の相
    対位相および振幅を調整するステップを特徴とする方
    法。
  6. 【請求項6】 請求項2に記載の方法において、フィー
    ドフォワードする前記ステップが、さらに、 前記第2入れ子式フィードフォワード経路上の前記第3
    歪みを増幅するステップを含むことを特徴とする方法。
  7. 【請求項7】 歪み低減システムであって、 信号を受信し前記信号を主信号経路とフィードフォワー
    ド経路に提供するよう構成された第1分割装置と、 前記主信号経路上に歪みを伴う前記増幅信号を発生する
    ために、前記主信号経路からの前記信号を増幅する前記
    主信号経路上の主増幅器と、 第1結合経路に前記歪みを伴う前記増幅信号の一部を提
    供する前記主信号経路上の結合装置と、 前記フィードフォワード経路上の前記歪みを提供するた
    めに、前記歪みを伴う前記増幅信号の前記一部を前記フ
    ィードフォワード経路からの前記信号と結合するよう構
    成された前記フィードフォワード経路上の結合装置と、 前記フィードフォワード経路上の前記歪みを受信し前記
    歪みを補正経路と入れ子式フィードフォワード経路に提
    供するよう構成された第2分割装置と、 前記補正経路上に第2歪みを伴う増幅歪みを発生するた
    めに前記補正経路上の前記歪みを増幅する前記補正経路
    上の補正増幅器と、 前記第2歪みを伴う前記増幅歪みを入れ子式結合経路に
    提供する前記補正経路上の結合装置と、 前記入れ子式フィードフォワード経路上に前記第2歪み
    を提供するために、前記第2歪みを伴う前記増幅歪みの
    前記一部を前記入れ子式フィードフォワード経路からの
    前記歪みと結合するよう構成された前記入れ子式フィー
    ドフォワード経路上の第2結合装置と、 前記補正経路からの前記第2歪みを低減するために、前
    記入れ子式フィードフォワード経路上の前記第2歪みを
    使用するよう構成された前記入れ子式フィードフォワー
    ド経路を含む入れ子式フィードフォワード・ループと、 前記主信号経路上に前記低減された歪みを提供するため
    に、前記補正経路からの前記増幅された歪みを前記主信
    号経路上の前記歪みと結合するよう構成された前記主信
    号経路上の第3結合装置とを特徴とするシステム。
  8. 【請求項8】 請求項7に記載のシステムにおいて、前
    記入れ子式フィードフォワード・ループが、さらに、 前記入れ子式フィードフォワード経路上の前記第2歪み
    を受信し、前記第2歪みを第2補正経路と第2入れ子式
    フィードフォワード経路に提供するよう構成された第3
    分割装置と、 前記補正経路上に第3歪みを伴う増幅第2歪みを発生す
    るために、前記第2補正経路上の前記第2歪みを増幅す
    る前記第2補正経路上の第2補正増幅器と、 前記第3歪みを伴う前記増幅第2歪みの一部を第2入れ
    子式結合経路に提供する前記第2補正経路上の結合装置
    と、 前記第2入れ子式フィードフォワード経路上の前記第3
    歪みを提供するために、前記第2入れ子式結合経路から
    の前記第3歪みを伴う前記増幅第2歪みの前記一部を前
    記第2入れ子式フィードフォワード経路からの前記第2
    歪みと結合するよう構成された前記第2入れ子式フィー
    ドフォワード経路上の結合装置と、 前記第3歪みを増幅する前記第2入れ子式フィードフォ
    ワード経路上の第3補正増幅器と、 前記第2補正経路からの前記第3歪みを低減するため
    に、前記第2補正経路上の前記第3歪みを伴う前記増幅
    第2歪みを前記第2入れ子式フィードフォワード経路上
    の前記第3歪みと結合する前記第2補正経路上の第4結
    合装置と、 前記補正経路上の前記第2歪みを低減するために、前記
    補正経路上の第2歪みを伴う前記増幅歪みを前記第2補
    正経路上の前記結合装置からの前記第2歪みと結合する
    前記補正経路上の第5結合装置とを特徴とするシステ
    ム。
  9. 【請求項9】 請求項8に記載のシステムにおいて、 前記主信号経路上の歪みを伴う前記増幅信号と前記フィ
    ードフォワード経路上の前記信号の間の固定相対位相お
    よび利得調整を提供するよう構成された利得および位相
    調整器を特徴とするシステム。
  10. 【請求項10】 請求項9に記載のシステムにおいて、 前記補正経路上の第2歪みを伴う前記増幅歪みと前記入
    れ子式フィードフォワード経路上の前記歪みの間の固定
    相対位相および利得調整を提供するよう構成された第2
    利得および位相調整器を特徴とするシステム。
JP32776799A 1998-11-18 1999-11-18 入れ子式フィードフォワード歪み低減システム Expired - Fee Related JP3936108B2 (ja)

Applications Claiming Priority (2)

Application Number Priority Date Filing Date Title
US09/195,754 US6127889A (en) 1998-11-18 1998-11-18 Nested feed forward distortion reduction system
US09/195754 1998-11-18

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2000165153A true JP2000165153A (ja) 2000-06-16
JP3936108B2 JP3936108B2 (ja) 2007-06-27

Family

ID=22722658

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP32776799A Expired - Fee Related JP3936108B2 (ja) 1998-11-18 1999-11-18 入れ子式フィードフォワード歪み低減システム

Country Status (9)

Country Link
US (1) US6127889A (ja)
EP (1) EP1003278B1 (ja)
JP (1) JP3936108B2 (ja)
KR (1) KR100425385B1 (ja)
CN (1) CN1154227C (ja)
AU (1) AU5936899A (ja)
BR (1) BR9907406A (ja)
CA (1) CA2284333C (ja)
DE (1) DE69938488T2 (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR20020023007A (ko) * 2000-09-22 2002-03-28 박종섭 피드포워드 선형화 회로를 이용한 선형증폭회로

Families Citing this family (13)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US6411644B1 (en) * 1998-09-29 2002-06-25 Lucent Technologies Inc. Frequency hop pilot technique for a control system that reduces distortion produced by electrical circuits
US7115535B1 (en) * 1999-08-02 2006-10-03 The Procter & Gamble Company Personal care articles comprising batting
US6326840B1 (en) * 1999-08-27 2001-12-04 Kokusai Electric Co., Ltd. Feed-forward distortion compensation amplifier and method of amplifying signal with feed-forward distortion compensation
KR100548763B1 (ko) * 2000-07-20 2006-02-06 엘지전자 주식회사 피드포워드 방식의 선형화기를 갖는 기지국 송신장치
US6710652B2 (en) * 2000-09-22 2004-03-23 Matsushita Electric Industrial Co., Ltd. Feedforward amplifier
CN1215727C (zh) 2001-11-06 2005-08-17 株式会社Ntt都科摩 具有双重环路的前馈放大器
US6573793B1 (en) * 2002-04-10 2003-06-03 Romulo Gutierrez Reflect forward adaptive linearizer amplifier
US6700439B2 (en) 2002-04-11 2004-03-02 Andrew Corporation Zero-bias bypass switch
US6812786B2 (en) 2002-04-11 2004-11-02 Andrew Corporation Zero-bias bypass switching circuit using mismatched 90 degrees hybrid
US7385447B1 (en) * 2004-06-28 2008-06-10 Anadigics, Inc. Power amplifier having curve-fitting predistorter
US7224244B2 (en) * 2004-08-06 2007-05-29 Chelton, Inc. Line-doubler delay circuit
US7639001B2 (en) * 2006-01-17 2009-12-29 The Boeing Company Built-in test for high speed electrical networks
RU2770642C1 (ru) * 2021-09-06 2022-04-19 Вадим Георгиевич Прокопенко Генератор хаотических колебаний

Family Cites Families (14)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US3471798A (en) * 1967-12-26 1969-10-07 Bell Telephone Labor Inc Feed-forward amplifier
US4583049A (en) * 1984-06-15 1986-04-15 Trw Inc. Feed-forward circuit
US4580105A (en) * 1985-01-25 1986-04-01 At&T Bell Laboratories Automatic reduction of intermodulation products in high power linear amplifiers
GB2190557B (en) * 1986-05-16 1989-12-13 Marconi Co Ltd Amplifying circuit arrangement
US4885551A (en) * 1988-10-31 1989-12-05 American Telephone And Telegraph Company At&T Bell Laboratories Feed forward linear amplifier
US4926134A (en) * 1988-12-29 1990-05-15 Westinghouse Electric Corp. Gain monitoring of distortion cancellation amplifiers in a feedforward linear amplifier
US4926136A (en) * 1988-12-29 1990-05-15 Westinghouse Electric Corp. Power amplifier combiner for improving linearity of an output
US5012490A (en) * 1989-12-26 1991-04-30 At&T Bell Laboratories Varying bandwidth digital signal detector
US5117197A (en) * 1990-11-09 1992-05-26 Hughes Aircraft Company High-power feed-forward microwave amplifier apparatus with out-of-band intermodulation product suppression
US5304945A (en) * 1993-04-19 1994-04-19 At&T Bell Laboratories Low-distortion feed-forward amplifier
US5430893A (en) * 1993-08-11 1995-07-04 At&T Corp. Radio receiver with increased dynamic range
US5619168A (en) * 1995-08-07 1997-04-08 Lucent Technologies Inc. Distortion creation and reduction circuit
US5847603A (en) * 1997-07-31 1998-12-08 Lucent Technologies Inc. Automatic control system for reducing distortion produced by electrical circuits
US5977826A (en) * 1998-03-13 1999-11-02 Behan; Scott T. Cascaded error correction in a feed forward amplifier

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR20020023007A (ko) * 2000-09-22 2002-03-28 박종섭 피드포워드 선형화 회로를 이용한 선형증폭회로

Also Published As

Publication number Publication date
DE69938488T2 (de) 2009-06-04
KR20000035437A (ko) 2000-06-26
CA2284333C (en) 2002-04-02
EP1003278A3 (en) 2001-10-10
CA2284333A1 (en) 2000-05-18
KR100425385B1 (ko) 2004-03-30
EP1003278B1 (en) 2008-04-09
CN1154227C (zh) 2004-06-16
BR9907406A (pt) 2000-09-12
AU5936899A (en) 2000-05-25
EP1003278A2 (en) 2000-05-24
DE69938488D1 (de) 2008-05-21
CN1254218A (zh) 2000-05-24
US6127889A (en) 2000-10-03
JP3936108B2 (ja) 2007-06-27

Similar Documents

Publication Publication Date Title
KR100273481B1 (ko) 무선 주파수 시스템에서 에러 보정 증폭을 수행하기 위한 장치 및 방법
US5155448A (en) Feed-forward amplifier having increased compression point
US5619168A (en) Distortion creation and reduction circuit
JP4896424B2 (ja) 歪補償増幅器
JP3936108B2 (ja) 入れ子式フィードフォワード歪み低減システム
US6275105B1 (en) Adaptive linearization of a feedforward amplifier by complex gain stabilization of the error amplifier
KR20000052514A (ko) 파일럿신호의 감소방법 및 왜곡 감소시스템
JP3540212B2 (ja) フィード・フォワード歪み低減システムのための較正システム
US6268768B1 (en) Amplifier having linear characteristics
US6166600A (en) Automatic gain and phase controlled feedforward amplifier without pilot signal
US6531918B1 (en) Low cost, pilotless, feed forward compensation for a power amplifier
US6400223B1 (en) Double carrier cancellation in wide band multi-carrier feed forward linearized power amplifier
US6094096A (en) Pilot detection for a control system that reduces distortion produced by electrical circuits
US20030117217A1 (en) Distortion-compensated amplifying circuit
JPH06224650A (ja) 歪補償増幅器
JP2006186838A (ja) 歪生成器及び低歪増幅器
CA2203551C (en) Apparatus and method for performing error corrected amplification in a radio frequency system
JPH06244647A (ja) 増幅器の非線形歪補償制御回路
JP4477163B2 (ja) フィードフォワード歪補償回路
JP2007006436A (ja) 歪補償増幅器
JPH11154829A (ja) 共通増幅装置
JP2000349565A (ja) 電力増幅装置
JP2000261253A (ja) フィードフォワード歪補償回路
JPH01276807A (ja) 直線性補償増幅回路

Legal Events

Date Code Title Description
A601 Written request for extension of time

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A601

Effective date: 20060117

A602 Written permission of extension of time

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A602

Effective date: 20060120

A521 Written amendment

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20060210

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20070322

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20110330

Year of fee payment: 4

LAPS Cancellation because of no payment of annual fees