JP2000164128A - 陰極線管螢光面の形成方法 - Google Patents

陰極線管螢光面の形成方法

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JP2000164128A
JP2000164128A JP11242447A JP24244799A JP2000164128A JP 2000164128 A JP2000164128 A JP 2000164128A JP 11242447 A JP11242447 A JP 11242447A JP 24244799 A JP24244799 A JP 24244799A JP 2000164128 A JP2000164128 A JP 2000164128A
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light
photosensitive resin
resin film
transmission mask
light passing
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Takumi Adachi
巧 安達
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Sony Corp
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    • H01J9/00Apparatus or processes specially adapted for the manufacture, installation, removal, maintenance of electric discharge tubes, discharge lamps, or parts thereof; Recovery of material from discharge tubes or lamps
    • H01J9/20Manufacture of screens on or from which an image or pattern is formed, picked up, converted or stored; Applying coatings to the vessel
    • H01J9/22Applying luminescent coatings
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    • H01J9/2278Application of light absorbing material, e.g. between the luminescent areas
    • HELECTRICITY
    • H01ELECTRIC ELEMENTS
    • H01JELECTRIC DISCHARGE TUBES OR DISCHARGE LAMPS
    • H01J29/00Details of cathode-ray tubes or of electron-beam tubes of the types covered by group H01J31/00
    • H01J29/02Electrodes; Screens; Mounting, supporting, spacing or insulating thereof
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    • H01J29/30Luminescent screens with luminescent material discontinuously arranged, e.g. in dots, in lines
    • HELECTRICITY
    • H01ELECTRIC ELEMENTS
    • H01JELECTRIC DISCHARGE TUBES OR DISCHARGE LAMPS
    • H01J2329/00Electron emission display panels, e.g. field emission display panels
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  • Formation Of Various Coating Films On Cathode Ray Tubes And Lamps (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】所定の色光を発する螢光体部が、幅が比較的小
であって直線性に優れた側縁部を有する黒色物質によっ
て挟まれて配されて成り、均一性に優れた陰極線管螢光
面を得ることができるものとする。 【解決手段】ガラスパネル11上に形成した感光性樹脂
膜12に3工程に亙る露光を施し、その3工程の夫々に
おける露光を、互いに異なる少なくとも2方向の夫々か
らアパーチャグリル13を通じる光を感光性樹脂膜12
に照射することにより行うこととし、露光後の感光性樹
脂膜12に現像処理を施し、感光性樹脂膜12における
露光量が所定の値に達していない部分を除去して樹脂層
部12’を形成した後、樹脂層部12’が形成されたガ
ラスパネル11上に黒色物質16を塗布するとともに、
樹脂層部12’をその上に塗布された黒色物質16と共
に除去して、残留黒色物質による黒色部16’を形成
し、ガラスパネル11上の黒色部16’間に所定の色光
を発する螢光体部を形成する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明が属する技術分野】本願の特許請求の範囲に記載
された発明は、陰極線管の螢光面の形成方法に関し、特
に、螢光部と螢光部との間に黒色部が設けられている螢
光面の形成方法に関する。
【0002】
【従来の技術】カラー陰極線管の螢光面は、赤, 緑, 青
に発光する3種の螢光体がストライプ状あるいはドット
状等に配されて形成される。また、各螢光体ストライプ
あるいは各螢光体ドット間に黒色部、即ち、カーボンス
トライプあるいはブラックマトリックスを配したものが
提案されている。
【0003】黒色部を設けることにより、陰極線管に表
示される画像のコントラストの改善を図ることができ
る。また、陰極線管の電子銃より発射される電子ビーム
の位置ズレにより生ずる色ズレ、即ち、ランディング誤
差を低減することができる。
【0004】黒色部を有する螢光面を形成するには、先
ず、カラー陰極線管のフロントフェース部を形成するガ
ラスパネル上に黒色部が形成され、その後、ガラスパネ
ル上の黒色部が形成されていない部分に各色螢光体部が
形成される。例えば、ストライプ状螢光体部を有する螢
光面の場合には、先ず、ガラスパネル上に多数の所定幅
の細条黒色部、即ち、カーボンストライプが形成され、
その後、カーボンストライプ間に各色光を発する螢光体
ストライプが順次形成される。
【0005】多数のカーボンストライプ及び螢光体スト
ライプを有する螢光面に関し、従来の形成方法について
説明する。図5は、ガラスパネル上に形成されるカーボ
ンストライプの作成工程を説明するもので、カーボンス
トライプと直交する面での断面図である。
【0006】先ず、図5のAに示すように、ガラスパネ
ル1上にポリ・ビニル・アルコール等の感光性樹脂を塗
布して一様な感光性樹脂膜2を形成する。次に、透過マ
スク、即ち、アパーチャグリルをガラスパネル1に取り
付ける。このアパーチャグリルを通った光をこの感光性
樹脂膜2に当てて露光する。
【0007】露光について図6を用いて説明する。図6
は、画面の上下方向に張られるアパーチャグリルと感光
性樹脂膜の関係を示したもので、陰極線管のパネルの長
手方向、即ち、水平方向に切断した場合の断面を示す。
先ず、所定の位置に設置された光源から光5Rを感光性
樹脂膜2に照射する。次に、所定の位置に設置された光
源から光5Gを感光性樹脂膜2に照射し、さらに、所定
の位置に設置された光源から光5Bを感光性樹脂膜2に
照射する。
【0008】なお、光5R,5G,5Bは、陰極線管の
電子ビームの軌道と同じ軌道を通るよう予め設定されて
いる。具体的には、光源とパネルとの間に適当な光学レ
ンズを設置し光の軌道を設定する。
【0009】次に、感光性樹脂膜2に現像処理を施す。
さらに、感光性樹脂膜2における所定光量以上の光が当
たらなかった部分を除去する。具体的には、感光性樹脂
膜2を洗浄して、それにおける露光量が所定の値に達し
ていない部分を除去する。
【0010】感光性樹脂膜2の除去量は、感光性樹脂膜
2に対する洗浄の条件、例えば、洗浄の時間によって調
整できる。従って、洗浄の条件を最適化することによ
り、感光性樹脂膜2から露光量が所定の値に達していな
い部分だけを除去することができる。
【0011】その後、ガラスパネル表面を乾燥させる。
この結果、図5のBに示すように、感光性樹脂膜2はス
トライプ状に残留し、樹脂層部2’が形成される。
【0012】続いて、図5のCに示すように、ガラスパ
ネル1の露出部及び樹脂層部2’上に黒色物質6、例え
ば、カーボンと水ガラスの混合液を塗布し、乾燥させ
る。
【0013】次に、黒色物質6ガ塗布されたガラスパネ
ル1の露出部及び樹脂層部2’に過沃素酸(HIO4
等による処理を施して、樹脂層部2’を除去すると、樹
脂層部2’の上の黒色物質6も同時に除去される。従っ
て、図5のDに示すように、ガラスパネル1上に残留す
る黒色物質6によりカーボンストライプ6’が形成され
る。その後、ガラスパネル1上の各カーボンストライプ
6’間に螢光体ストライプを配して、螢光面を完成させ
る。
【0014】なお、残留する黒色物質6によりカーボン
ストライプ6’の幅が決まるので、カーボンストライプ
6’の幅を小さくするには樹脂層部2’の幅を広くする
必要がある。また、カーボンストライプ6’の側縁部
は、樹脂層部2’の側縁部に応じて形成される。従っ
て、樹脂層部2’の側縁部が直線性に優れていれば、カ
ーボンストライプ6’の側縁部も直線性が優れたものと
なる。
【0015】
【発明が解決しようとする課題】上述のように、螢光面
のカーボンストライプの特性、例えば、幅,側縁部の直
線性,螢光面全面で均一か否か、等は樹脂層部の形成状
況で決まる。より、具体的には、感光性樹脂膜の露光の
光量分布特性,現像条件,乾燥条件等とで決まる。上記
条件の一つである光量分布特性は、光源の形状や位置等
の組み合わせで調整を行うことが一般的に行われる。
【0016】ここで、位置を固定した光源を用いて感光
性樹脂膜を露光する場合の光量分布について説明する。
アパーチャグリル3を通る光、例えば、図6のスリット
4を通る光5Gの光量分布は、図7の曲線A1のように
なる。露光に用いる光源は完全な線光源ではなく、一定
の太さを有する。このため、スリットを通る光の光量分
布は中央部が一番強く、裾にいくにしたがって弱くな
る。また、その裾の部分は、図6のスリット4の幅を超
えて分布する。図6の光5R,5Bの光量分布も同様で
ある。
【0017】従って、隣り合う光、例えば、図6の光5
Rと5Gにおいて、または、光5Gと5Bとにおいて、
光量分布の裾の部分が重なることになる。この場合、裾
が重なる部分の光量が過大となると、それに対応する部
分の感光性樹脂膜2は、所定の値以上の露光量をもって
露光されてしまう。このため、感光性樹脂膜2の洗浄工
程で本来除去されるべき部分がパネル上に樹脂層部とし
て残ってしまう。
【0018】このような不具合を回避するには、図7に
示す光量分布をあらわす曲線A1について、裾部の光量
を十分小さくする必要がある。言い換えれば、図7の曲
線A1について、光量分布における光量の大きい部分の
幅は狭くせざるを得ないことを意味する。
【0019】ここで、アパーチャグリルのスリットのピ
ッチが、例えば、0.3mm程度と小さい場合には、各
カーボンストライプの幅も50μm以下程度と小さい幅
であることが要求される。カーボンストライプの幅を小
さくするには、図5のBの樹脂層部2’の幅を広くしな
ければならない。
【0020】しかしながら、上述のように、図7の曲線
A1に示すように、光量分布における光量の大きい部分
の幅は狭くされる。従って、露光される樹脂層部の幅を
広くするには、図7に示される幅D1の部分の両端を、
曲線A1の勾配の緩やかな部分を用いて露光することに
なる。
【0021】この場合、ガラスパネル1の全面で感光性
樹脂膜2の厚み及び光量分布等が均一であればよいが、
通常は不均一であるため問題が発生する。例えば、ガラ
スパネルの中央部と角部とで光量分布に差がある場合に
は、光量分布の裾の部分を用いて露光がなされるため、
光量が多少変動しただけで露光の幅D1に大きな差が生
ずる。また、感光性樹脂膜2に不均一があっても露光の
幅に差が生ずる。
【0022】上述の理由により、図5のBの樹脂層部
2’の幅はガラスパネル1全面で不均一となる。言い換
えれば、樹脂層部2’の側縁部の直線性は極めて悪化す
る。カーボンストライプは、樹脂層部2’のない部分に
形成されるので、結局、カーボンストライプの側縁部の
直線性が極めて悪化することになる。
【0023】上述の問題は、図7における幅D1の部分
の両端で光量分布が急激に変化するようにすれば解決す
る。しかし、上述のように、隣り合う光との関係で光量
分布の裾の部分を小さくしなければならない。従って、
この二つは両立しない。それゆえ、小さい幅のカーボン
ストライプを、その側縁部が直線性に優れた状態で形成
することは、困難とされる。
【0024】上述の問題点に鑑み、本願の特許請求の範
囲に記載された発明は、多数のカーボンストライプをガ
ラスパネル上に形成するにあたり、各カーボンストライ
プを、その幅が小さい場合にも、直線性に優れた側縁部
を有するものにできる方法を提供する。
【0025】
【課題を解決するための手段】本願の特許請求の範囲に
おける請求項1から請求項5のいずれかに記載された発
明に係る陰極線管螢光面の形成方法は、ガラスパネル上
に感光性樹脂膜を形成する工程と、感光性樹脂膜に、第
1の方向から透過マスクを通じる光を照射した後、第1
の方向とは異なる第2の方向から透過マスクを通じる光
を照射して、感光性樹脂膜についての露光を行う工程
と、感光性樹脂膜に、第3の方向から透過マスクを通じ
る光を照射した後、第3の方向とは異なる第4の方向か
ら透過マスクを通じる光を照射して、感光性樹脂膜につ
いての露光を行う第3の工程と、感光性樹脂膜に、第5
の方向から透過マスクを通じる光を照射した後、第5の
方向とは異なる第6の方向から透過マスクを通じる光を
照射して、感光性樹脂膜についての露光を行う工程と、
露光が行われた感光性樹脂膜に現像処理を施した後、感
光性樹脂膜における露光量が所定の値に達していない部
分を除去して樹脂層部を形成する工程と、樹脂層部が形
成されたガラスパネル上に黒色物質を塗布する工程と、
樹脂層部をその上に塗布された黒色物質と共に除去し、
ガラスパネル上に残留する黒色物質によって黒色部を形
成する工程と、ガラスパネル上の黒色部間に所定の色光
を発する螢光体部を形成する工程と、を含むものとされ
る。
【0026】上述の如くの本願の特許請求の範囲におけ
る請求項1から請求項5のいずれかに記載された発明に
係る陰極線管螢光面の形成方法にあっては、ガラスパネ
ル上に形成された感光性樹脂膜について、その第1の位
置についての露光を、少なくとも2種類の光、即ち、第
1の方向から透過マスクを通じる光と第1の方向とは異
なる第2の方向から透過マスクを通じる光とを用いて行
い、また、その第2の位置についての露光を、少なくと
も2種類の光、即ち、第3の方向から透過マスクを通じ
る光と第3の方向とは異なる第4の方向から透過マスク
を通じる光とを用いて行い、さらに、その第3の位置に
ついての露光を、少なくとも2種類の光、即ち、第5の
方向から透過マスクを通じる光と第5の方向とは異なる
第6の方向から透過マスクを通じる光とを用いて行う。
【0027】感光性樹脂膜に上述のような露光を行うこ
とにより、樹脂層部の両側縁部を、実質的に光量分布の
変化が急峻な部分を使って露光できる。従って、側縁部
の直線性に優れたものとなる。その結果、樹脂層部の側
縁部に応じて形成される各カーボンストライプが、直線
性に優れた側縁部を有することになる。
【0028】従って、本願の特許請求の範囲における請
求項1から請求項5のいずれかに記載された発明に係る
陰極線管螢光面の形成方法によれば、直線性に優れた側
縁部を有するカーボンストライプを得ることができる。
【0029】
【発明の実施の形態】以下、本願の特許請求の範囲にお
ける請求項1から請求項5のいずれかに記載された発明
に係る陰極線管螢光面の形成方法の一例を、図1〜図4
を参照して説明する。
【0030】先ず、図1のAに示すように、陰極線管の
フェースパネル部を形成するガラスパネル11上に、ポ
リ・ビニル・アルコール等の感光性樹脂を塗布して一様
な感光性樹脂膜12を形成する。
【0031】次に、感光性樹脂膜12に対向させて、多
数のスリットを有する透過マスク、即ち、アパーチャグ
リルを取り付ける。なお、図1では、アパーチャグリル
は省略されている。
【0032】次に、陰極線管の電子ビームに対応する光
を利用し、感光性樹脂膜12を露光する。
【0033】先ず、赤螢光体用電子ビームに対応する光
を用いて露光を行う。最初に、光源の位置を第1の位置
に設定する。それにより、図2のAにおいて15Rで示
す、第1の方向からアパーチャグリル13を通じた光を
感光性樹脂膜12に照射することになり、それによって
第1回目の露光を行う。この第1回目の露光により、図
1のBに示すように、感光性樹脂膜12の位置PRに露
光部分ER1 が形成される。位置PRは、陰極線管の赤
螢光体用電子ビームの到達位置に対応する。
【0034】次に、光源を第1の位置から第2の位置へ
と移動する。それにより、図2のBにおいて15R’で
示す、第2の方向からアパーチャグリル13を通じた光
を感光性樹脂膜12に照射することになり、それによっ
て第2回目の露光を行う。つまり、光源は、図2のA及
び図2のBにおける水平方向、即ち、陰極線管のパネル
の長手方向に移動可能となっており、第2回目の露光
は、前述の第1の方向とは異なる第2の方向からの光1
5R’によって行われる。
【0035】その結果、図1のCに示すように、感光性
樹脂膜12の位置PRに、露光部分ER2 が形成され
る。光の入射角、即ち、感光性樹脂膜12に照射される
光と感光性樹脂膜12とがなす角は、光15R’と15
Rとで多少の差を有する。従って、露光部分ER2は、
最初の露光部分ER1と一部が重なるように形成され
る。
【0036】続いて、緑螢光体用電子ビームに対応する
光を用いて露光を行う。最初に、光源の位置を第3の位
置に設定する。それにより、図2のAにおいて15Gで
示す、第3の方向からアパーチャグリル13を通じた光
を感光性樹脂膜12に照射することになり、それによっ
て第1回目の露光を行う。この第1回目の露光により、
図1のBに示すように、感光性樹脂膜12の位置PGに
露光部分EG1 が形成される。位置PGは、陰極線管の
緑螢光体用電子ビームの到達位置に対応する。
【0037】次に、光源を第3の位置から第4の位置へ
と移動する。それにより、図2のBにおいて15G’で
示す、第4の方向からアパーチャグリル13を通じた光
を感光性樹脂膜12に照射することになり、それによっ
て第2回目の露光を行う。つまり、光源は、図2のA及
び図2のBにおける水平方向、即ち、陰極線管のパネル
の長手方向に移動可能となっており、第2回目の露光
は、前述の第3の方向とは異なる第4の方向からの光1
5G’によって行われる。
【0038】その結果、図1のCに示すように、感光性
樹脂膜12の位置PGに、露光部分EG2 が形成され
る。光の入射角、即ち、感光性樹脂膜12に照射される
光と感光性樹脂膜12とがなす角は、光15G’と15
Gとで多少の差を有する。従って、露光部分EG2は、
最初の露光部分EG1と一部が重なるように形成され
る。
【0039】続いて、青螢光体用電子ビームに対応する
光を用いて露光を行う。最初に、光源の位置を第5の位
置に設定する。それにより、図2のAにおいて15Bで
示す、第5の方向からアパーチャグリル13を通じた光
を感光性樹脂膜12に照射することになり、それによっ
て第1回目の露光を行う。この第1回目の露光により、
図1のBに示すように、感光性樹脂膜12の位置PBに
露光部分EB1 が形成される。位置PBは、陰極線管の
青螢光体用電子ビームの到達位置に対応する。
【0040】次に、光源を第5の位置から第6の位置へ
と移動する。それにより、図2のBにおいて15B’で
示す、第6の方向からアパーチャグリル13を通じた光
を感光性樹脂膜12に照射することになり、それによっ
て第2回目の露光を行う。つまり、光源は、図2のA及
び図2のBにおける水平方向、即ち、陰極線管のパネル
の長手方向に移動可能となっており、第2回目の露光
は、前述の第5の方向とは異なる第6の方向からの光1
5B’によって行われる。
【0041】その結果、図1のCに示すように、感光性
樹脂膜12の位置PBに、露光部分EB2 が形成され
る。光の入射角、即ち、感光性樹脂膜12に照射される
光と感光性樹脂膜12とがなす角は、光15B’と15
Bとで多少の差を有する。従って、露光部分EB2は、
最初の露光部分EB1と一部が重なるように形成され
る。
【0042】なお、上述の説明にあっては、感光性樹脂
膜12の露光が、赤螢光体用電子ビームに対応する光か
ら始められているが、実際は、赤螢光体用電子ビームに
対応する光による露光,緑螢光体用電子ビームに対応す
る光による露光、及び、青螢光体用電子ビームに対応す
る光による露光が、いかなる順序で行われても何等問題
はない。
【0043】感光性樹脂膜12における位置PR,位置
PG及び位置PBの各々について、第1回目及び第2回
目の露光に用いられる光は、所定の光量分布を有するも
のに設定される。所定の光量分布は、例えば、最初に必
要な露光量の約半分が1回の露光で行われるような光量
分布とされる。
【0044】例えば、感光性樹脂膜12の位置PGの場
合、第1回目の露光に用いる光、即ち、第3の位置に配
した光源から到達する光15Gが、図3において曲線A
2に示される光量分布を有するものとされる。そして、
第2回目の露光に用いる光、即ち、第4の位置に配した
光源から到達する光15G’が、図3において曲線A3
により示される光量分布を有するものとされる。
【0045】その結果、感光性樹脂膜12の位置PGで
は、第1回目の露光と第2回目の露光とが重畳される。
実質的に、位置PGは図3において曲線A4により示さ
れる光量分布、即ち、A2とA3とを加えた光量分布を
有した光によって露光されることになる。従って、位置
PGの露光部分EG1及びEG2は、光量分布A4に応
じた露光部分として形成される。
【0046】感光性樹脂膜12における位置PR及び位
置PBについても、露光については位置PGの場合と同
様である。即ち、1回目の露光に用いる光が図3におけ
る曲線A2に示される光量分布を有したものとされ、2
回目の露光に用いる光が図3における曲線A3に示され
る光量分布を有したものとされる。その結果、感光性樹
脂膜12における位置PR及び位置PBの夫々も、実質
的に、図3における曲線A4に示される光量分布を有し
た光によって露光されることになる。従って、位置PR
の露光部分ER1 及びER2 、位置PBの露光部分EB
1 及びEB2 も、光量分布A4に応じた露光部分として
形成される。
【0047】次に、露光部分ER1 ,ER2 ,EG1 ,
EG2 及びEB1 ,EB2 が形成された感光性樹脂膜1
2に現像処理を施す。さらに、感光性樹脂膜12につい
て、露光量が所定の値に達していない部分、即ち、図3
における曲線A4により示す光量分布における光量Lx
以下の光による露光が行われた部分を除去する。
【0048】樹脂層の除去量は、感光性樹脂膜12に対
する洗浄の条件、例えば、洗浄の時間によって調整する
ことができる。従って、洗浄の条件を最適化することに
より、感光性樹脂膜12における光量Lx以下の光によ
る露光が行われた部分だけを除去することができる。結
局、感光性樹脂膜12における露光量が所定の値以上と
された部分だけが樹脂層部として残る。残った部分に乾
燥処理を施して、図1のDに示すように、ガラスパネル
11上に多数のストライプ状の樹脂層部12’を形成す
る。
【0049】樹脂層部12’として残される部分は、図
3における曲線A4により示す光量分布における光量L
x以上の光が当たった部分である。具体的には、感光性
樹脂膜12の位置PGでは、露光部分EG1 と露光部分
EG2 とが重なる部分のうち、幅が図3のDXとなる領
域である。位置PRについては、露光部分ER1と露光
部分ER2とが重なる部分のうち、幅が図3のDXとな
る領域であり、さらに、位置PBについては、露光部分
EB1と露光部分EB2とが重なる部分のうち、幅が図
3のDXとなる領域である。
【0050】ここで、図3における曲線A4では、光量
Lxの点は光量分布の変化が極めて急峻な部分にある。
従って、ガラスパネル11上に形成されるストライプ状
の樹脂層部12’は、幅DXを有し、かつ、その両側縁
部が、感光性樹脂膜12の露光量の変化が極めて急峻な
部分によって形成される。また、入射角を変えて2回露
光するので、1回の露光よりも幅DXは広くなる。即
ち、露光の幅を広くできる。その結果、ガラスパネル1
1上に形成される各樹脂層部12’は、幅が広いものと
なり、また、その両側縁部は、直線性に優れたものとな
る。
【0051】なお、露光に用いられる光が図3における
曲線A2もしくはA3に示す光量分布とは異なる光量分
布を有するものの場合、例えば、図4における曲線A5
に示す肩部を持つ光量分布を有するものである場合にあ
っても、1回目の露光と2回目の露光とを光源の位置を
異ならせて行うことにより、上述と同様な作用効果を得
ることができる。
【0052】続いて、図1のEに示すように、ガラスパ
ネル11の露出部及びガラスパネル11上の樹脂層部1
2’上に、黒色物質16、例えば、カーボンと水ガラス
の混合液を全面的に塗布し、乾燥させる。そして、これ
に過沃素酸(HIO4 )等による処理を施して樹脂層部
12’を除去すると、樹脂層部12’の上の黒色物質1
6も同時に除去される。従って、図1のFに示すよう
に、ガラスパネル11上に残留する黒色物質16による
多数のカーボンストライプ16’が形成される。
【0053】残留する黒色物質16によリカーボンスト
ライプ16’の幅が決まるので、カーボンストライプ1
6’は小さい幅となる。また、カーボンストライプ1
6’の側縁部は、樹脂層部12’の側縁部に応じて形成
されるので、カーボンストライプ16’の側縁部も直線
性に優れたものとなる。
【0054】その後、ガラスパネル11上に、各カーボ
ンストライプ16’間に赤色光を発する螢光体部,緑色
光を発する螢光体部、及び、青色光を発する螢光体部を
順次配して、螢光面を完成させる。
【0055】上述の工程を経ることにより、ストライプ
状の螢光体部は、直線性に優れた側縁部を有するカーボ
ンストライプ16’によって挟まれた状態となる。従っ
て、優れたコントラストかつ鮮明な画像が表示できる陰
極線管螢光面が得られる。
【0056】なお、上述の例にあっては、感光性樹脂膜
12の位置PRにおいて、第1の方向及び第2の方向か
らアパーチャグリル13のスリット14を通じる光15
R及び15R’を用いた第1回目及び第2回目の露光を
行っている。位置PG,位置PBにおいても同様であ
る。
【0057】しかしながら、本願の特許請求の範囲にお
ける請求項3から請求項5のいずれかに記載された発明
に係る陰極線管螢光面の形成方法のように、露光の回数
を2回以上とすることも可能である。例えば、感光性樹
脂膜12の位置PRについて、第1の方向及び第2の方
向からアパーチャグリル13のスリット14を通じる光
15R及び15R’を照射して露光した後に、さらに、
第1の方向及び第2の方向とは異なる方向からアパーチ
ャグリル13のスリット14を通じて位置PRに到達す
る光を照射して露光してもよい。位置PG,位置PBに
ついても同様である。
【0058】また、上述の例にあっては、アパーチャグ
リルを用いた場合について説明した。しかしながら、本
願の特許請求の範囲に記載された発明にあっては、透過
マスクが、所謂、シャドウマスクまたはテンションマス
クと呼ばれるものである場合にも適用することができ
る。
【0059】
【発明の効果】以上の説明から明らかな如く、本願の特
許請求の範囲における請求項1から請求項5までのいず
れかに記載された発明に係る陰極線管螢光面の形成方法
によれば、光源を移動して露光するという簡単な方法に
より、樹脂層部を、それが比較的大きい幅を有する場合
にあっても、その両側縁部を実質的に光量分布の変化が
急峻なものとされる光をもって露光でき、その結果、両
側縁部の直線性に優れたものとして得ることができる。
【0060】従って、樹脂層部の側縁部に応じた側縁部
を有するものとして形成されるカーボンストライプは、
その幅が小で、かつ、直線性に優れた側縁部を有するこ
とになる。それにより、アパーチャグリルのピッチが小
さい陰極線管についても、均一性に優れた螢光面を作成
することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本願の特許請求の範囲における請求項1から
請求項5までのいずれかに記載された発明に係る陰極線
管螢光面の形成方法の一例におけるカーボンストライプ
形成工程を示す断面図である。
【図2】 本願の特許請求の範囲における請求項1から
請求項5までのいずれかに記載された発明に係る陰極線
管螢光面の形成方法の一例における感光性樹脂膜に対す
る露光の説明に供される断面図である。
【図3】 本願の特許請求の範囲における請求項1から
請求項5までのいずれかに記載された発明に係る陰極線
管螢光面の形成方法の一例における感光性樹脂膜に対す
る露光に用いられる光の光量分布の例の説明に供される
図である。
【図4】 本願の特許請求の範囲における請求項1から
請求項5までのいずれかに記載された発明に係る陰極線
管螢光面の形成方法の一例における感光性樹脂膜に対す
る露光に用いられる光の光量分布の他の例の説明に供さ
れる図である。
【図5】 従来のカーボンストライプ形成工程を示す断
面図である。
【図6】 従来の感光性樹脂膜の露光において、陰極線
管の画面の上下方向に張られるアパーチャグリルと感光
性樹脂膜の関係を示す断面図である。
【図7】 従来の感光性樹脂膜の露光に用いられる光の
光量分布を示す図である。
【符号の説明】
11・・・ガラスパネル, 12・・・感光性樹脂膜,
12’・・・樹脂層部, 13・・・アパーチャグリ
ル, 14・・・スリット, 15R,15R’,15
G,15G’,15B,15B’・・・光, 16・・
・黒色物質,16’・・・カーボンストライプ

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】ガラスパネル上に感光性樹脂膜を形成する
    第1の工程と、 上記感光性樹脂膜に、第1の方向から透過マスクを通じ
    る光を照射した後、該第1の方向とは異なる第2の方向
    から透過マスクを通じる光を照射して、上記感光性樹脂
    膜についての露光を行う第2の工程と、 上記感光性樹脂膜に、第3の方向から透過マスクを通じ
    る光を照射した後、該第3の方向とは異なる第4の方向
    から透過マスクを通じる光を照射して、上記感光性樹脂
    膜についての露光を行う第3の工程と、 上記感光性樹脂膜に、第5の方向から透過マスクを通じ
    る光を照射した後、該第5の方向とは異なる第6の方向
    から透過マスクを通じる光を照射して、上記感光性樹脂
    膜についての露光を行う第4の工程と、 露光が行われた上記感光性樹脂膜に現像処理を施した
    後、該感光性樹脂膜における露光量が所定の値に達して
    いない部分を除去して樹脂層部を形成する第5の工程
    と、 上記樹脂層部が形成された上記ガラスパネル上に黒色物
    質を塗布する第6の工程と、 上記樹脂層部をその上に塗布された上記黒色物質と共に
    除去し、上記ガラスパネル上に残留する上記黒色物質に
    よって黒色部を形成する第7の工程と、 上記ガラスパネル上の上記黒色部間に所定の色光を発す
    る螢光体部を形成する第8の工程と、を含んで成る陰極
    線管螢光面の形成方法。
  2. 【請求項2】第2の工程において、第1の方向から透過
    マスクを通じる光を、第1の位置に置かれた第1の移動
    可能光源によって得るとともに、第2の方向から透過マ
    スクを通じる光を、上記第1の位置から第2の位置に移
    動した上記第1の移動可能光源によって得、第3の工程
    において、第3の方向から透過マスクを通じる光を、第
    3の位置に置かれた第2の移動可能光源によって得ると
    ともに、第4の方向から透過マスクを通じる光を、上記
    第3の位置から第4の位置に移動した上記第2の移動可
    能光源によって得、第4の工程において、第5の方向か
    ら透過マスクを通じる光を、第5の位置に置かれた第3
    の移動可能光源によって得るとともに、第6の方向から
    透過マスクを通じる光を、上記第5の位置から第6の位
    置に移動した上記第3の移動可能光源によって得ること
    を特徴とする請求項1記載の陰極線管螢光面の形成方
    法。
  3. 【請求項3】第2の工程において、第1の方向から透過
    マスクを通じる光及び第2の方向から透過マスクを通じ
    る光に加えて、上記第1の方向及び第2の方向とは異な
    る方向から透過マスクを通じる光を感光性樹脂膜に照射
    することを特徴とする請求項1記載の陰極線管螢光面の
    形成方法。
  4. 【請求項4】第2の工程において、第1の方向から透過
    マスクを通じる光及び第2の方向から透過マスクを通じ
    る光に加えて、上記第1の方向及び第2の方向とは異な
    る方向から透過マスクを通じる光を感光性樹脂膜に照射
    し、第3の工程において、第3の方向から透過マスクを
    通じる光及び第4の方向から透過マスクを通じる光に加
    えて、上記第3の方向及び第4の方向とは異なる方向か
    ら透過マスクを通じる光を感光性樹脂膜に照射すること
    を特徴とする請求項1記載の陰極線管螢光面の形成方
    法。
  5. 【請求項5】第2の工程において、第1の方向から透過
    マスクを通じる光及び第2の方向から透過マスクを通じ
    る光に加えて、上記第1の方向及び第2の方向とは異な
    る方向から透過マスクを通じる光を感光性樹脂膜に照射
    し、第3の工程において、第3の方向から透過マスクを
    通じる光及び第4の方向から透過マスクを通じる光に加
    えて、上記第3の方向及び第4の方向とは異なる方向か
    ら透過マスクを通じる光を感光性樹脂膜に照射し、第4
    の工程において、第5の方向から透過マスクを通じる光
    及び第6の方向から透過マスクを通じる光に加えて、上
    記第5の方向及び第6の方向とは異なる方向から透過マ
    スクを通じる光を感光性樹脂膜に照射することを特徴と
    する請求項1記載の陰極線管螢光面の形成方法。
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