JP2000162268A - 電子部品の温度印加方法および電子部品試験装置 - Google Patents

電子部品の温度印加方法および電子部品試験装置

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JP2000162268A
JP2000162268A JP10337383A JP33738398A JP2000162268A JP 2000162268 A JP2000162268 A JP 2000162268A JP 10337383 A JP10337383 A JP 10337383A JP 33738398 A JP33738398 A JP 33738398A JP 2000162268 A JP2000162268 A JP 2000162268A
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Abstract

(57)【要約】 【課題】多数の電子部品に対しても短時間かつ均一に温
度印加を行う。 【解決手段】テストトレイTSTに搭載された複数の被
試験ICに対してチャンバ102内にて温風または冷風
を供給するにあたり、供給口134から複数の被試験I
Cに対して並列的に温風または冷風を供給する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、半導体集積回路素
子などの各種電子部品(以下、単にICともいう。)を
テストするための電子部品試験装置に関し、特に電子部
品の昇降温性能を高めた電子部品の温度印加方法および
電子部品試験装置に関する。
【0002】
【従来の技術】ハンドラ(handler )と称される電子部
品試験装置では、トレイに収納された多数のICを試験
装置内に搬送し、高温や低温の熱ストレスを印加した状
態で各ICをテストヘッドに接続されたソケットの端子
(コンタクト)に押し付け、試験装置本体(テスタ、te
ster)に試験を行わせる。そして、試験を終了すると各
ICをテスト工程から搬出し、試験結果に応じたトレイ
に載せ替えることで、良品や不良品といったカテゴリへ
の仕分けが行われる。
【0003】従来のハンドラには、試験前のICを収納
したり試験済のICを収納するためのトレイ(以下、カ
スタマトレイともいう。)と、ハンドラ内を循環搬送さ
れるトレイ(以下、テストトレイともいう。)とが相違
するタイプのものがあり、この種のハンドラでは、試験
の前後においてカスタマトレイとテストトレイとの間で
ICの載せ替えが行われており、ICをソケットの端子
に接触させてテストを行うテスト工程においては、IC
はテストトレイに搭載された状態でテストヘッドに押し
付けられる。
【0004】こうしたハンドラでは、ICに対する熱ス
トレスの印加は、上述したテストトレイを恒温槽(以下
チャンバともいう。)内に搬送することにより行われる
が、高温の熱ストレスを印加する試験仕様ではヒータに
より加熱された温風がチャンバ内に送られ、低温の熱ス
トレスを印加する試験仕様では液体窒素などの低温気体
がチャンバ内に送られる。
【0005】図6は従来の電子部品試験装置のチャンバ
102内を示す断面図であり、複数のICが搭載された
テストトレイTSTはテストヘッド5の直上に搬送さ
れ、この上部に設けられたZ軸駆動装置110の押圧部
111を下降させることにより、各ICがソケットの端
子51に押し付けられることになる。なお、Z軸駆動装
置110とテストトレイTSTとの間には、テストトレ
イTSTの品種変更にともなう押圧部111の変更に対
処するためのマッチプレート120が装着されており、
ICは、当該ICの配列に応じてマッチプレート120
に設けられたプッシャ121を介してZ軸駆動装置11
0に押圧されるようになっている。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】ところで、図6に示す
タイプの電子部品試験装置においては、テストトレイT
STに搭載されたICをソケットの端子51に押し付け
るためのZ軸駆動装置110は、テストヘッド5の上部
に配置するのが適当であるため、チャンバ102内に温
風または冷風を供給するためのヒータ131、液体窒素
ノズル132および送風ファン133が収容されたユニ
ット130は、チャンバ102の隅などの余剰空間に設
けられるのが一般的である。
【0007】たとえば、このユニット130を同図に示
すようにチャンバ102の上部コーナ部に配置し、送風
ファン133によって温風または冷風を循環させること
で、テストトレイTSTに搭載されたICを所定の温度
に昇温または降温する。
【0008】しかしながら、従来の電子部品試験装置で
は、チャンバ102内における温風または冷風の流れ
が、同図に白抜き矢印で示すように一方向とされていた
ため、同図右側に位置するICは所定の温度に到達しや
すいが、左側に位置するICは昇温または降温し難いと
いった問題があった。
【0009】特にハンドラのスループットを高めるため
に一つのテストトレイに64個程度の多数のICを搭載
した場合には、そのぶん熱容量が大きくなって昇温また
は降温し難くなり、しかも一つのテストトレイ中におい
て偏温が生じる。
【0010】本発明は、このような従来技術の問題点に
鑑みてなされたものであり、多数の電子部品に対しても
短時間かつ均一に温度印加を行うことができる電子部品
の温度印加方法および電子部品試験装置を提供すること
を目的とする。
【0011】
【課題を解決するための手段】(1)上記目的を達成す
るために、本発明の第1の観点によれば、トレイに搭載
された複数の電子部品に対してチャンバ内にて温度印加
用流体を供給する電子部品の温度印加方法において、
前記温度印加用流体の供給口から前記複数の電子部品に
対して並列的に前記温度印加用流体を供給することを特
徴とする電子部品の温度印加方法が提供される。
【0012】この発明では、複数の電子部品に対して温
度印加用流体を並列的に供給するので、当該温度印加用
流体がそれぞれの電子部品に対して均等に供給されるこ
とになり、偏温の発生を防止できるとともに昇降温時間
を短縮することができる。
【0013】(2)また、上記目的を達成するために、
本発明の第2の観点によれば、トレイにほぼ面一に搭載
された複数の電子部品に対してチャンバ内にて温度印加
用流体を供給する電子部品の温度印加方法において、
前記温度印加用流体の供給口から前記複数の電子部品に
対してほぼ面直に前記温度印加用流体を供給することを
特徴とする電子部品の温度印加方法が提供される。
【0014】この発明では、ほぼ面一に搭載された複数
の電子部品に対して温度印加用流体をほぼ面直に供給す
るので、当該温度印加用流体がそれぞれの電子部品に対
して均等に供給されることになり、偏温の発生を防止で
きるとともに昇降温時間を短縮することができる。
【0015】(3−1)さらに、上記目的を達成するた
めに、本発明の第3の観点によれば、電子部品に温度を
印加するための温度印加用流体の供給口を有するチャン
バと、前記電子部品が搭載されて前記チャンバ内に搬送
されるトレイと、前記トレイに搭載された電子部品をテ
ストヘッドのコンタクトに押し当てる押圧手段と、前記
電子部品と前記押圧手段との間に介装されて前記押圧手
段からの押圧力を前記電子部品のそれぞれに伝達する介
装プレートとを備えた電子部品試験装置において、前記
駆動手段および前記介装プレートのそれぞれに、前記温
度印加用流体の供給口から供給された温度印加用流体が
通過可能な通孔が形成されていることを特徴とする電子
部品試験装置が提供される。
【0016】この発明では、駆動手段および介装プレー
トのそれぞれに温度印加用流体が通過できる通孔が形成
されているので、供給口から吹き出された温度印加用流
体は各通孔を通過してそれぞれの電子部品に吹き付けら
れることになる。したがって、温度印加用流体がそれぞ
れの電子部品に対して均等に供給されることになり、偏
温の発生を防止できるとともに昇降温時間を短縮するこ
とができる。
【0017】(3−2)本発明においては特に限定はさ
れないが、前記駆動手段に形成された第1の通孔は、前
記電子部品のそれぞれに押圧力を付与する複数の第1の
押圧部の間に均等に形成されていることがより好まし
い。
【0018】第1の通孔を駆動手段に均等に形成するこ
とにより、供給口から吹き出された温度印加用流体が、
より均等に電子部品に供給され、これにより偏温の抑制
効果および昇降温時間の短縮効果がより顕著となる。
【0019】(3−3)また、本発明においては特に限
定はされないが、前記介装プレートに形成された第2の
通孔は、前記電子部品のそれぞれを押圧する複数の第2
の押圧部の間に均等に形成されていることが好ましい。
【0020】第2の通孔を介装プレートに均等に形成す
ることにより、供給口から吹き出された温度印加用流体
が、より均等に電子部品に供給され、これにより偏温の
抑制効果および昇降温時間の短縮効果がより顕著とな
る。
【0021】(3−4)さらに、本発明においては特に
限定はされないが、前記第1の通孔と前記第2の通孔と
は、平面視において実質的に重なる位置に形成されてい
ることがより好ましい。
【0022】第1の通孔と第2の通孔とを平面視におい
て実質的に重なる位置に形成することで、供給口から吹
き出された温度印加用流体が、より並列的かつ均等に電
子部品に供給され、これにより偏温の抑制効果および昇
降温時間の短縮効果がより顕著となる。
【0023】(4)本発明の温度印加方法が適用される
電子部品試験装置および本発明の電子部品試験装置とし
ては、チャンバ(恒温槽)を備えたものであれば適用す
ることができ、高温試験を行うもの、低温試験を行うも
の若しくはこれらの両方を行うものまたはこれに常温試
験をも行うもの等々、全ての電子部品試験装置が含まれ
る。
【0024】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施形態を図面に
基づいて説明する。図1は本発明の電子部品試験装置の
実施形態を示す斜視図(便宜上その一部を破断して示
す。)、図2は同試験装置における電子部品(以下、単
にICまたは被試験ICともいう。)の取り廻し方法を
示す概念図、図3は図1に示す電子部品試験装置で用い
られるテストトレイを示す分解斜視図である。なお、図
2は本実施形態の電子部品試験装置における被試験IC
の取り廻し方法を理解するための図であって、実際には
上下方向に並んで配置されている部材を平面的に示した
部分もある。したがって、その機械的(三次元的)構造
は図1を参照して説明する。
【0025】本実施形態の電子部品試験装置は、被試験
ICを取り廻すためのハンドラ1と、被試験ICが電気
的に接触されるテストヘッド5と、このテストヘッド5
にテスト信号を送り、被試験ICのテストを実行するテ
スタ(不図示)とから構成されており、被試験ICに高
温または低温の温度ストレスを与えた状態でICが適切
に動作するかどうかを試験(検査)し、当該試験結果に
応じてICを分類する装置である。こうした温度ストレ
スを与えた状態での動作テストは、試験対象となる被試
験ICが多数搭載されたトレイ(カスタマトレイKS
T)から当該電子部品試験装置1内を搬送されるテスト
トレイTST(図3参照)に被試験ICを載せ替えて実
施される。
【0026】このため、本実施形態の電子部品試験装置
1は、図1および図2に示すように、これから試験を行
なう被試験ICを格納し、また試験済のICを分類して
格納するIC格納部200と、IC格納部200から送
られる被試験ICをチャンバ部100に送り込むローダ
部300と、テストヘッド5が装着されたチャンバ部1
00と、チャンバ部100で試験が行なわれた試験済の
ICを分類して取り出すアンローダ部400とから構成
されている。
【0027】IC格納部200 IC格納部200には、試験前の被試験ICを格納する
試験前ICストッカ201と、試験の結果に応じて分類
された被試験ICを格納する試験済ICストッカ202
とが設けられている。
【0028】これらの試験前ICストッカ201及び試
験済ICストッカ202は、図1に示すように、枠状の
トレイ支持枠203と、このトレイ支持枠203の下部
から侵入して上部に向って昇降可能とするエレベータ2
04とを具備して構成されている。トレイ支持枠203
には、カスタマトレイKSTが複数積み重ねられて支持
され、この積み重ねられたカスタマトレイKSTのみが
エレベータ204によって上下に移動される。
【0029】そして、試験前ICストッカ201には、
これから試験が行われる被試験ICが格納されたカスタ
マトレイKSTが積層されて保持される一方で、試験済
ICストッカ202には、試験を終えた被試験ICが適
宜に分類されたカスタマトレイKSTが積層されて保持
されている。
【0030】なお、これら試験前ICストッカ201と
試験済ICストッカ202とは同じ構造とされているの
で、試験前ICストッカ201と試験済ICストッカ2
02とのそれぞれの数を必要に応じて適宜数に設定する
ことができる。
【0031】図1及び図2に示す例では、試験前ストッ
カ201に2個のストッカSTK−Bを設け、またその
隣にアンローダ部400へ送られる空ストッカSTK−
Eを2個設けるとともに、試験済ICストッカ202に
8個のストッカSTK−1,STK−2,…,STK−
8を設けて試験結果に応じて最大8つの分類に仕分けし
て格納できるように構成されている。つまり、良品と不
良品の別の外に、良品の中でも動作速度が高速のもの、
中速のもの、低速のもの、あるいは不良の中でも再試験
が必要なもの等に仕分けされる。
【0032】ローダ部300 上述したカスタマトレイKSTは、IC格納部200と
装置基板105との間に設けられたトレイ移送アーム2
05によってローダ部300の窓部306に装置基板1
05の下側から運ばれる。そして、このローダ部300
において、カスタマトレイKSTに積み込まれた被試験
ICをX−Y搬送装置304によって一旦プリサイサ
(preciser;位置修正手段)305に移送し、ここで被
試験ICの相互の位置を修正したのち、さらにこのプリ
サイサ305に移送された被試験ICを再びX−Y搬送
装置304を用いて、ローダ部300に停止しているテ
ストトレイTSTに積み替える。
【0033】カスタマトレイKSTからテストトレイT
STへ被試験ICを積み替えるIC搬送装置304とし
ては、図1に示すように、装置基板105の上部に架設
された2本のレール301と、この2本のレール301
によってテストトレイTSTとカスタマトレイKSTと
の間を往復する(この方向をY方向とする)ことができ
る可動アーム302と、この可動アーム302によって
支持され、可動アーム302に沿ってX方向に移動でき
る可動ヘッド303とを備えている。
【0034】このX−Y搬送装置304の可動ヘッド3
03には、吸着ヘッドが下向に装着されており、この吸
着ヘッドが空気を吸引しながら移動することで、カスタ
マトレイKSTから被試験ICを吸着し、その被試験I
CをテストトレイTSTに積み替える。こうした吸着ヘ
ッドは、可動ヘッド303に対して例えば8本程度装着
されており、一度に8個の被試験ICをテストトレイT
STに積み替えることができる。
【0035】チャンバ部100 上述したテストトレイTSTは、ローダ部300で被試
験ICが積み込まれたのちチャンバ部100に送り込ま
れ、当該テストトレイTSTに搭載された状態で各被試
験ICがテストされる。
【0036】チャンバ部100は、テストトレイTST
に積み込まれた被試験ICに目的とする高温又は低温の
熱ストレスを予備的に与えるソークチャンバ101と、
このソークチャンバ101で予備的な熱ストレスが与え
られた状態にある被試験ICにさらに目的とする熱スト
レスを与え、この被試験ICをテストヘッドに接触させ
るテストチャンバ102と、テストチャンバ102で試
験された被試験ICから、与えられた熱ストレスを除去
するアンソークチャンバ103とで構成されている。
【0037】アンソークチャンバ103では、ソークチ
ャンバ101で高温を印加した場合は、被試験ICを送
風により冷却して室温に戻し、またソークチャンバ10
1で例えば−30℃程度の低温を印加した場合は、被試
験ICを温風またはヒータ等で加熱して結露が生じない
程度の温度まで戻す。そして、この除熱された被試験I
Cをアンローダ部400に搬出する。
【0038】図1に示すように、チャンバ部100のソ
ークチャンバ101及びアンソークチャンバ103は、
テストチャンバ102より上方に突出するように配置さ
れている。また、ソークチャンバ101には、図2に概
念的に示すように、垂直搬送装置が設けられており、テ
ストチャンバ102が空くまでの間、複数枚のテストト
レイTSTがこの垂直搬送装置に支持されながら待機す
る。この待機中において、被試験ICに高温又は低温の
熱ストレスが予備的に印加される。
【0039】一方、テストチャンバ102には、その中
央にテストヘッド5が配置され、テストヘッド5の上に
テストトレイTSTが運ばれて、被試験ICの端子をテ
ストヘッド5のコンタクトピンに電気的に接触させるこ
とによりテストが行われる。そして、試験が終了したテ
ストトレイTSTは、アンソークチャンバ103で除熱
され、ICの温度を室温に戻したのち、アンローダ部4
00に排出される。
【0040】図4は図2の IV-IV線に沿う断面図であ
り、テストチャンバ102の内部を示す図であるが、テ
ストヘッド5の直上に搬送されてきたテストトレイTS
Tは、その直上の位置であって当該テストチャンバ10
2に支持された状態で設けられたマッチプレート120
(本発明の介装プレートに相当する。)を介してテスト
ヘッド5の各コンタクト51に押し付けられる。このマ
ッチプレート120は、後述するZ軸駆動手段110に
汎用性を与えるために、被試験ICの品種に応じて適宜
交換される部品であり、詳細な図面は省略するがテスト
トレイTSTへの搭載状態や被試験ICの型式等々に応
じてプッシャ121の形状や配置が決められている。
【0041】被試験ICに押し付け力を付与するのは、
テストヘッド5の上部に設けられたZ軸駆動装置110
(本発明の駆動手段に相当する。)であり、その駆動部
を一部省略して示すが、このZ軸駆動装置110の昇降
にともなって押圧部111が昇降し、これにより被試験
ICがコンタクト51に押し付けられる。
【0042】特に本実施形態では、図5に示すようにマ
ッチプレート120のプッシャ121の間に複数の通孔
122(以下第2の通孔という。)が形成され、さらに
ちょうどその上部に相当するZ軸駆動装置110の位置
にも複数の通孔112(以下第1の通孔という。)が形
成されている。こうした第1および第2の通孔112,
122の形状、数量または設定位置は特に限定されな
い。本実施形態では、図5に示されるように、4つのプ
ッシャ121に取り囲まれるように一つの第2の通孔1
22を形成し、マッチプレート120全体としても、第
2の通孔122がほぼ均等に位置するように形成されて
いる。
【0043】また、図4に示すように、テストチャンバ
102(またはソークチャンバ101に渡っても良
い。)の上面コーナ部には温度印加ユニット130が設
けられており、このユニット130の内部には、高温印
加を行うためのヒータ131と、低温印加を行うための
液体窒素の吹出ノズル132と、これら温風または冷風
をチャンバ102内へ供給するスクロールファン133
とが設けられている。また、ユニット130には、温風
または冷風が同図の白抜き矢印にて示されるように流下
するように供給口134と吸込口135とが形成されて
いる。
【0044】なお、チャンバ部100の近傍には、図1
に示すように装置基板105が差し渡され、この装置基
板105にテストトレイ搬送装置108が設けられてい
る。この装置基板105上に設けられたテストトレイ搬
送装置108によって、アンソークチャンバ103から
排出されたテストトレイTSTは、アンローダ部400
およびローダ部300を介してソークチャンバ101へ
返送される。
【0045】図3は本実施形態で用いられるテストトレ
イTSTの構造を示す分解斜視図である。このテストト
レイTSTは、方形フレーム12に複数の桟(さん)1
3が平行かつ等間隔に設けられ、これら桟13の両側お
よび桟13と対向するフレーム12の辺12aに、それ
ぞれ複数の取付け片14が等間隔に突出して形成されて
いる。これら桟13の間および桟13と辺12aとの間
と、2つの取付け片14とによって、インサート収納部
15が構成されている。
【0046】各インサート収納部15には、それぞれ1
個のインサート16が収納されるようになっており、こ
のインサート16はファスナ17を用いて2つの取付け
片14にフローティング状態で取付けられている。この
ために、インサート16の両端部には、それぞれ取付け
片14への取付け用孔21が形成されている。こうした
インサート16は、たとえば1つのテストトレイTST
に4×16個(64個)取り付けられる。
【0047】なお、各インサート16は、同一形状、同
一寸法とされており、それぞれのインサート16に被試
験ICが収納される。インサート16のIC収容部19
は、収容する被試験ICの形状に応じて決められ、図3
に示す例では方形の凹部とされている。
【0048】ここで、テストヘッド5に対して一度に接
続される被試験ICは、図3に示すように4行×16列
に配列された被試験ICであれば、たとえば4列おきに
4列ぶんの行(16個)の被試験ICが同時に試験され
る。つまり、1回目の試験では、1列目から4列おきに
配置された16個の被試験ICをテストヘッド5のコン
タクトピンに接続して試験し、2回目の試験では、テス
トトレイTSTを1列分移動させて2列目から4列おき
に配置された16個の被試験ICを同様に試験し、これ
を4回繰り返すことで全ての被試験ICを試験する(1
6個同時測定)。この試験の結果は、テストトレイTS
Tに付された例えば識別番号と、テストトレイTSTの
内部で割り当てられた被試験ICの番号で決まるアドレ
スに記憶される。
【0049】アンローダ部400 アンローダ部400にも、ローダ部300に設けられた
X−Y搬送装置304と同一構造のX−Y搬送装置40
4,404が設けられ、このX−Y搬送装置404,4
04によって、アンローダ部400に運び出されたテス
トトレイTSTから試験済のICがカスタマトレイKS
Tに積み替えられる。
【0050】図1に示されるように、アンローダ部40
0の装置基板105には、当該アンローダ部400へ運
ばれたカスタマトレイKSTが装置基板105の上面に
臨むように配置される一対の窓部406,406が二対
開設されている。
【0051】また、図示は省略するが、それぞれの窓部
406の下側には、カスタマトレイKSTを昇降させる
ための昇降テーブルが設けられており、ここでは試験済
の被試験ICが積み替えられて満杯になったカスタマト
レイKSTを載せて下降し、この満杯トレイをトレイ移
送アーム205に受け渡す。
【0052】ちなみに、本実施形態の電子部品試験装置
1では、仕分け可能なカテゴリーの最大が8種類である
ものの、アンローダ部400の窓部406には最大4枚
のカスタマトレイKSTしか配置することができない。
したがって、リアルタイムに仕分けできるカテゴリは4
分類に制限される。一般的には、良品を高速応答素子、
中速応答素子、低速応答素子の3つのカテゴリに分類
し、これに不良品を加えて4つのカテゴリで充分ではあ
るが、たとえば再試験を必要とするものなどのように、
これらのカテゴリに属さないカテゴリが生じることもあ
る。
【0053】このように、アンローダ部400の窓部4
06に配置された4つのカスタマトレイKSTに割り当
てられたカテゴリー以外のカテゴリーに分類される被試
験ICが発生した場合には、アンローダ部400から1
枚のカスタマトレイKSTをIC格納部200に戻し、
これに代えて新たに発生したカテゴリーの被試験ICを
格納すべきカスタマトレイKSTをアンローダ部400
に転送し、その被試験ICを格納すればよい。ただし、
仕分け作業の途中でカスタマトレイKSTの入れ替えを
行うと、その間は仕分け作業を中断しなければならず、
スループットが低下するといった問題がある。このた
め、本実施形態の電子部品試験装置1では、アンローダ
部400のテストトレイTSTと窓部406との間にバ
ッファ部405を設け、このバッファ部405に希にし
か発生しないカテゴリの被試験ICを一時的に預かるよ
うにしている。
【0054】たとえば、バッファ部405に20〜30
個程度の被試験ICが格納できる容量をもたせるととも
に、バッファ部405の各IC格納位置に格納されたI
Cのカテゴリをそれぞれ記憶するメモリを設けて、バッ
ファ部405に一時的に預かった被試験ICのカテゴリ
と位置とを各被試験IC毎に記憶しておく。そして、仕
分け作業の合間またはバッファ部405が満杯になった
時点で、バッファ部405に預かっている被試験ICが
属するカテゴリのカスタマトレイKSTをIC格納部2
00から呼び出し、そのカスタマトレイKSTに収納す
る。このとき、バッファ部405に一時的に預けられる
被試験ICは複数のカテゴリにわたる場合もあるが、こ
うしたときは、カスタマトレイKSTを呼び出す際に一
度に複数のカスタマトレイKSTをアンローダ部400
の窓部406に呼び出せばよい。
【0055】次に作用を説明する。試験すべきICが搭
載されたカスタマトレイは、試験前ストッカ201から
窓部306へ送られ、X−Y搬送装置304によって、
ローダ部300に停止中のテストトレイTSTに載せ替
えられる。このテストトレイTSTは、チャンバ部10
0内へ送られ垂直搬送装置にて順送りされながらソーク
チャンバ101およびテストチャンバ102にて所定の
温度が印加される。
【0056】この温度印加に際し、本実施形態では温度
印加ユニット130から温風または冷風を供給するが、
この温風または冷風は図4に示すようにテストチャンバ
102の天井面に沿って流れる際に、その一部がZ軸駆
動装置110に形成された第1の通孔112およびマッ
チプレート120に形成された第2の通孔122を通っ
て直接被試験ICに吹き付けられる。その他の温風また
は冷風はテストチャンバ102の右側壁に沿って回り込
み、マッチプレート120とテストトレイTSTとの隙
間を通ってユニット130の吸込口135に戻る。
【0057】すなわち、本実施形態のハンドラ1では、
温度印加ユニット130の供給口134から吹き出され
た温風または冷風を、平面的に搭載された複数の被試験
ICに対して面直かつ並列的に吹き付けることができる
ので、各被試験ICに供給される熱量が均等となり、複
数の被試験ICの昇降温時間が均等になる。これによ
り、たとえば64個の被試験ICを搭載しても、偏温の
発生が防止でき、その結果、昇降温時間を短縮すること
ができる。
【0058】なお、以上説明した実施形態は、本発明の
理解を容易にするために記載されたものであって、本発
明を限定するために記載されたものではない。したがっ
て、上記の実施形態に開示された各要素は、本発明の技
術的範囲に属する全ての設計変更や均等物をも含む趣旨
である。
【0059】たとえば、上述した実施形態では一つのテ
ストトレイTSTに64個の被試験ICを搭載したが、
本発明ではこうした搭載個数は何ら限定されず、これよ
り多くてもまたはこれより少なくても本発明の範囲内で
ある。
【0060】
【発明の効果】以上述べたように本発明によれば、温度
印加用流体がそれぞれの電子部品に対して均等に供給さ
れることになり、偏温の発生を防止できるとともに昇降
温時間を短縮することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の電子部品試験装置の実施形態を示す斜
視図である。
【図2】図1に示す電子部品試験装置における電子部品
の取り廻し方法を示す概念図である。
【図3】図1に示す電子部品試験装置で用いられるテス
トトレイを示す分解斜視図である。
【図4】図2の IV-IV線に沿う断面図である。
【図5】本発明に係る介装プレートの実施形態を示す平
面図である。
【図6】従来の電子部品試験装置を示す断面図である。
【符号の説明】
1…ハンドラ(電子部品試験装置) 100…チャンバ部 110…Z軸駆動装置(駆動手段) 111…押圧部(第1の押圧部) 112…第1の通孔 120…マッチプレート(介装プレート) 121…プッシャ(第2の押圧部) 122…第2の通孔 130…温度印加ユニット 200…IC格納部 300…ローダ部 400…アンローダ部 5…テストヘッド 51…コンタクト TST…テストトレイ
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き Fターム(参考) 2G003 AA07 AB16 AC03 AD01 AD02 AD04 AH04 AH05 2G032 AB13 AE01 AE02 AJ04 AK01 AK02 AK03 AK15 5E322 BA01 BA03 BA05 BB03 CA01 EA02 EA03 EA11 FA01

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】トレイに搭載された複数の電子部品に対し
    てチャンバ内にて温度印加用流体を供給する電子部品の
    温度印加方法において、 前記温度印加用流体の供給口から前記複数の電子部品に
    対して並列的に前記温度印加用流体を供給することを特
    徴とする電子部品の温度印加方法。
  2. 【請求項2】トレイにほぼ面一に搭載された複数の電子
    部品に対してチャンバ内にて温度印加用流体を供給する
    電子部品の温度印加方法において、 前記温度印加用流体の供給口から前記複数の電子部品に
    対してほぼ面直に前記温度印加用流体を供給することを
    特徴とする電子部品の温度印加方法。
  3. 【請求項3】電子部品に温度を印加するための温度印加
    用流体の供給口を有するチャンバと、前記電子部品が搭
    載されて前記チャンバ内に搬送されるトレイと、前記ト
    レイに搭載された電子部品をテストヘッドのコンタクト
    に押し当てる押圧手段と、前記電子部品と前記押圧手段
    との間に介装されて前記押圧手段からの押圧力を前記電
    子部品のそれぞれに伝達する介装プレートとを備えた電
    子部品試験装置において、 前記駆動手段および前記介装プレートのそれぞれに、前
    記温度印加用流体の供給口から供給された温度印加用流
    体が通過可能な通孔が形成されていることを特徴とする
    電子部品試験装置。
  4. 【請求項4】前記駆動手段に形成された第1の通孔は、
    前記電子部品のそれぞれに押圧力を付与する複数の第1
    の押圧部の間に均等に形成されていることを特徴とする
    請求項3記載の電子部品試験装置。
  5. 【請求項5】前記介装プレートに形成された第2の通孔
    は、前記電子部品のそれぞれを押圧する複数の第2の押
    圧部の間に均等に形成されていることを特徴とする請求
    項3または4記載の電子部品試験装置。
  6. 【請求項6】前記第1の通孔と前記第2の通孔とは、平
    面視において実質的に重なる位置に形成されていること
    を特徴とする請求項4または5記載の電子部品試験装
    置。
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