JP2000161765A - 空気調和機の室内ユニット - Google Patents

空気調和機の室内ユニット

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JP2000161765A
JP2000161765A JP10333920A JP33392098A JP2000161765A JP 2000161765 A JP2000161765 A JP 2000161765A JP 10333920 A JP10333920 A JP 10333920A JP 33392098 A JP33392098 A JP 33392098A JP 2000161765 A JP2000161765 A JP 2000161765A
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JP
Japan
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flow fan
cross flow
distance
indoor unit
heat exchanger
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JP10333920A
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English (en)
Inventor
Hideshi Tanaka
英志 田中
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Daikin Industries Ltd
Original Assignee
Daikin Industries Ltd
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Publication date
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  • Air Filters, Heat-Exchange Apparatuses, And Housings Of Air-Conditioning Units (AREA)
  • Devices For Blowing Cold Air, Devices For Blowing Warm Air, And Means For Preventing Water Condensation In Air Conditioning Units (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 本体の高さを低くできると共に、騒音を低減
できる空気調和機の室内ユニットを提供する。 【解決手段】 クロスフローファン3の中心O1を通る
水平線上におけるクロスフローファン3の外縁と熱交換
器4との間の第1距離L1よりも、クロスフローファン
3の中心O1を通る垂直線上におけるクロスフローファ
ン3の外縁と熱交換器4との間の第2距離L2を短くし
て、空気調和機の室内ユニット1本体の高さを低くす
る。流れの乱れた空気が、垂直方向の第2距離L2より
長い水平方向の第1距離L1を通る間に整流されて、舌
部5a近くのクロスフローファン3に流入するので、ク
ロスフローファン3からの騒音が減少する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、クロスフローファ
ンと熱交換器とを有する空気調和機の室内ユニットに関
する。
【0002】
【従来の技術】従来、空気調和機の室内ユニットとして
は、図3に示すように、ケーシング32と、上記ケーシ
ング32内の略中央に配置されたクロスフローファン3
3と、上記ケーシング32内にクロスフローファン33
の上方かつ前方に配置され、くの字形状に屈曲した熱交
換器34と、その熱交換器34の下側に配置されたドレ
ンパン35とを備えたものがある。上記室内ユニット3
1のドレンパン35は、クロスフローファン33側の端
で屈曲して、熱交換器34とクロスフローファン33と
の間を上方に向かって延びる舌部35aを有している。
そして、上記クロスフローファン33の中心O2を通る
水平線上におけるクロスフローファン33の外縁と熱交
換器34との間の距離L11よりも、クロスフローファ
ン33の中心O2を通る垂直線上におけるクロスフロー
ファン33の外縁と熱交換器34との間の距離L12を
長く(L12>L11)している。
【0003】上記構成の空気調和機の室内ユニット31
において、運転時、クロスフローファン33によってケ
ーシング32の前面側および上面側から熱交換器34を
介して吸い込まれた室内空気は、クロスフローファン3
3内を通過した後、ドレンパン35の下側の吹出通路3
6に案内されて、ケーシング32の前面の下部に設けら
れた吹出口37から室内に吹き出される。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】ところが、上記空気調
和機の室内ユニット31において、クロスフローファン
33の中心O2を通る水平線上におけるクロスフローフ
ァン33の外縁と熱交換器34との間の距離L11より
も、クロスフローファン33の中心O2を通る垂直線上
におけるクロスフローファン33の外縁と熱交換器34
との間の距離L12を長く(L12>L11)しているた
め、室内ユニット31本体が高くなり、狭いスペースに
室内ユニット31を設置できないという問題がある。ま
た、図4に示すように、上記ドレンパン35の舌部35
a近傍の空気の流れが速く、熱交換器34の放熱フィン
38を貫く冷媒管39の後方にカルマン渦が発生して、
流れの乱れた空気とクロスフローファン33の外縁に設
けられた複数の羽根33aとの干渉によって騒音が増大
するという問題がある。
【0005】そこで、本発明の目的は、本体の高さを低
くできると共に、騒音を低減できる空気調和機の室内ユ
ニットを提供することにある。
【0006】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するた
め、請求項1の発明の空気調和機の室内ユニットは、ケ
ーシング内に配置されたクロスフローファンと、上記ケ
ーシング内に上記クロスフローファンの上方かつ前方に
配置された熱交換器とを備える空気調和機の室内ユニッ
トにおいて、上記クロスフローファンの中心を通る水平
線上における上記クロスフローファンの外縁と上記熱交
換器との間の第1距離よりも、上記クロスフローファン
の中心を通る垂直線上における上記クロスフローファン
の外縁と上記熱交換器との間の第2距離を短くしたこと
を特徴としている。
【0007】上記請求項1の空気調和機の室内ユニット
よれば、上記クロスフローファンの中心を通る水平線上
におけるクロスフローファンの外縁と熱交換器との間の
第1距離よりも、クロスフローファンの中心を通る垂直
線上におけるクロスフローファンの外縁と熱交換器との
間の第2距離を短くしているので、本体の高さを低くで
き、室内ユニットを狭いスペースに配置できる。また、
運転時、上記クロスフローファンによって熱交換器を介
して吸い込まれた室内空気は、クロスフローファンの前
方の熱交換器を通過した後、カルマン渦が発生して乱れ
る。しかし、舌部に近い水平方向の第1距離が垂直方向
の第2距離よりも長くなっているから、この長い水平方
向の第1距離を空気流が通る間にカルマン渦が消滅し
て、空気流は整流された状態でクロスフローファンに流
入する。したがって、騒音の発生が少なくなる。
【0008】
【発明の実施の形態】以下、本発明を図示の実施の形態
により詳細に説明する。
【0009】図1は本発明の実施の一形態の空気調和機
の室内ユニットの要部の断面図を示している。なお、図
1において、上記空気調和機の室内ユニット1のケーシ
ング2およびドレンパン5の一部を省略している。
【0010】図1に示すように、上記空気調和機の室内
ユニット1は、ケーシング2と、ケーシング2内の後側
に配置されたクロスフローファン3と、上記ケーシング
2内にクロスフローファン3の上方かつ前方に配置さ
れ、くの字形状に屈曲した熱交換器4と、上記ケーシン
グ2の熱交換器4の下側に配置されたドレンパン5と、
上記ケーシング2のドレンパン5の下側に設けられ、ク
ロスフローファン3からの吹き出し空気を案内する吹出
通路6とを備えている。上記室内ユニット1のドレンパ
ン5は、クロスフローファン3側の端から屈曲して、熱
交換器4とクロスフローファン3との間を上方に向かっ
て延びる舌部5aを有し、その舌部5aの先端は、クロ
スフローファン3の中心O1を通る水平線近傍まで達す
る。なお、上記クロスフローファン3の中心O1を通る
水平線上におけるクロスフローファン3の外縁と熱交換
器4との間の第1距離L1よりも、クロスフローファン
3の中心O1を通る垂直線上におけるクロスフローファ
ン3の外縁と熱交換器4との間の第2距離L2を短くし
ている(L1>L2)。
【0011】このように、上記第1距離L1よりも第2
距離L2を短くしているので、本体の高さを低くでき、
この室内ユニット1を狭いスペースに配置できる。
【0012】また、運転時、図1中の矢印R方向にクロ
スフローファン3を回転させると、クロスフローファン
3によってケーシング2の前面側および上面側から熱交
換器4を介して吸い込まれた室内空気は、クロスフロー
ファン3内に流入する。そして、上記クロスフローファ
ン3内を通過した空気は、吹出通路6に案内されて、ケ
ーシング2の前面の下部に設けられた吹出口7から室内
に吹き出される。このとき、上記クロスフローファン3
の中心O1を通る水平線上かつ熱交換器4付近におい
て、図2に示すように、熱交換器4のフィン8を貫く冷
媒管9の後方でカルマン渦が発生して、空気の流れが乱
れる。しかし、上記ドレンパン5の舌部5aに近い水平
方向の第1距離L1が垂直方向の第2距離L2よりも長
くなっているから、この長い水平方向の第1距離L1を
空気流が流れる間にカルマン渦が消滅して、空気流は整
流された状態でクロスフローファン3に流入する。した
がって、上記クロスフローファン3からの騒音、特に、
舌部5a近傍からのいわゆるMZ音を低減することがで
きる。
【0013】上記実施の形態では、くの字形状に屈曲し
た熱交換器4を用いたが、円弧状に湾曲した熱交換器で
もよい。
【0014】
【発明の効果】以上より明らかなように、本発明の空気
調和機の室内ユニットは、クロスフローファンの中心を
通る水平線上のクロスフローファンの外縁と熱交換器と
の間の第1距離よりも、クロスフローファンの中心を通
る垂直線上のクロスフローファンの外縁と熱交換器との
間の第2距離を短くしているので、室内ユニット本体の
高さを低くできる。
【0015】また、上記垂直方向の第2距離よりも上記
水平方向の第1距離を長くしているので、上記クロスフ
ローファンの前方の熱交換器の後方のカルマン渦が生じ
た乱れた空気流が、上記長い第1距離を通る間に整流さ
れて、舌部近くの流れが整流されることになって、騒音
の発生が少なくなる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 図1は本発明の空気調和機の室内ユニットの
要部の断面図である。
【図2】 図2は図1の要部の拡大断面図である。
【図3】 図3は従来の空気調和機の室内ユニットの断
面図である。
【図4】 図4は図3の室内ユニットの要部の拡大断面
図である。
【符号の説明】
1…室内ユニット、2…ケーシング、3…クロスフロー
ファン、4…熱交換器、5…ドレンパン、5a…舌部、
6…吹出通路、7…吹出口、8…フィン、9…冷媒管、
L1…第1距離、L2…第2距離、O1…中心。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ケーシング(2)内に配置されたクロスフ
    ローファン(3)と、上記ケーシング(2)内に上記クロス
    フローファン(3)の上方かつ前方に配置された熱交換器
    (4)とを備える空気調和機の室内ユニットにおいて、 上記クロスフローファン(3)の中心(O1)を通る水平線
    上における上記クロスフローファン(3)の外縁と上記熱
    交換器(4)との間の第1距離(L1)よりも、上記クロス
    フローファン(3)の中心(O1)を通る垂直線上における
    上記クロスフローファン(3)の外縁と上記熱交換器(4)
    との間の第2距離(L2)を短くしたことを特徴とする空
    気調和機の室内ユニット。
JP10333920A 1998-11-25 1998-11-25 空気調和機の室内ユニット Pending JP2000161765A (ja)

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