JP2000158993A - アシストグリップおよび車両用内装材 - Google Patents

アシストグリップおよび車両用内装材

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JP2000158993A
JP2000158993A JP10339613A JP33961398A JP2000158993A JP 2000158993 A JP2000158993 A JP 2000158993A JP 10339613 A JP10339613 A JP 10339613A JP 33961398 A JP33961398 A JP 33961398A JP 2000158993 A JP2000158993 A JP 2000158993A
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grip
shield
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assist grip
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Kenichi Kamio
建一 神尾
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Nihon Plast Co Ltd
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Nihon Plast Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 アシストグリップの不使用時の車室内への突
出を抑制し、外観を向上する。 【解決手段】 車室のルーフパネルを覆い、ボディサイ
ドトリム15を取り付ける。ボディサイドトリム15に、ア
シストグリップ21を一体的に組み込む。アシストグリッ
プ21は、内装体25に形成した組込部26に、グリップ本体
22と遮蔽体23とを弾性的に回動可能に組み込む。グリッ
プ本体22は、使用位置Bから不使用位置Aに向って付勢
する。遮蔽体23は、離間位置Dから遮蔽位置Cに向って
付勢する。不使用状態では、不使用位置Aにあるグリッ
プ本体22の乗員側の面と、遮蔽位置Cにある遮蔽体23と
が、取付面45と略面一にならび、車室1に突出する部分
がなく、外観が向上する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、例えば、自動車の
車室に備えられるアシストグリップおよび車両用内装材
に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、例えば、自動車の車室のドアの上
方などに位置して、体勢を保持するために乗員が把持す
るアシストグリップが設けられている。しかしながら、
軟質あるいは硬質のグリップ本体の両端部を車室の内壁
に固定した構成では、不使用時にもグリップ本体が車室
内に突出し、外観の向上が困難である問題を有してい
る。
【0003】この点、例えば、特開平10−24759
号公報に記載された構成が示されている。そして、この
アシストグリップは、車室内に突設された一対の軸支部
に、略コの字状をなすグリップ本体を回動可能に軸止
し、不使用時には、グリップ本体を上側の退避位置に退
避させている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記特
開平10−24759号公報に記載されたように、この
アシストグリップは、車室内に突設された一対の軸支部
に、略コの字状をなすグリップ本体を回動可能に軸支
し、不使用時には、グリップ本体を上側の退避位置に退
避させる構成であり、退避位置においても、グリップ本
体と内壁との間に指を入れる間隙を確保しておく必要が
ある。そこで、グリップ本体がグリップ本体の直径寸法
より大きく車室内に突出し、また、軸支部は車室内に常
時突出し、外観の向上が困難である問題を有している。
【0005】本発明は、このような点に鑑みなされたも
ので、不使用時の突出寸法が小さく、外観を向上できる
アシストグリップを提供することを目的とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】請求項1記載のアシスト
グリップは、把持可能な把持部を備え、取付面から操作
者側に離間した使用位置とこの使用位置から前記取付面
側に位置する不使用位置との間を移動可能に支持された
グリップ本体と、前記グリップ本体に隣接しかつ前記取
付面と略面一な遮蔽位置と前記グリップ本体から離間す
る離間位置との間を移動自在に支持された遮蔽体とを具
備したものである。
【0007】そして、この構成では、使用時において
は、取付面から操作者側に離間した使用位置にあるグリ
ップ本体の把持部を操作者が把持する。不使用時におい
ては、グリップ本体の把持部を操作者側から取付面側に
位置する不使用位置に移動させることにより、操作者側
への突出が抑制されるとともに、遮蔽体が、グリップ本
体に隣接しかつ取付面と略面一な遮蔽位置に位置して外
観が向上する。グリップ本体を不使用位置から使用位置
に移動させる際は、遮蔽体を離間位置に移動させること
により、グリップ本体が容易に把持され、良好な操作性
が確保される。
【0008】請求項2記載のアシストグリップは、請求
項1記載のアシストグリップにおいて、グリップ本体お
よび遮蔽体は、回動可能に軸止されたものである。
【0009】そして、この構成では、構造が簡略化さ
れ、製造コストが低減される。
【0010】請求項3記載のアシストグリップは、請求
項1または2記載のアシストグリップにおいて、グリッ
プ本体を不使用位置に向かって付勢するグリップ体付勢
手段を備えたものである。
【0011】そして、この構成では、操作者がグリップ
本体を解放すると、グリップ体付勢手段の付勢力により
グリップ本体を不使用位置に移動し、外観が向上する。
【0012】請求項4記載のアシストグリップは、請求
項1ないし3いずれか記載のアシストグリップにおい
て、遮蔽体を遮蔽位置に向かって付勢する遮蔽体付勢手
段を備えたものである。
【0013】そして、この構成では、操作者が遮蔽体を
解放すると、遮蔽体付勢手段の付勢力により遮蔽体を遮
蔽位置に移動し、外観が向上する。
【0014】請求項5記載のアシストグリップは、請求
項1ないし4いずれか記載のアシストグリップにおい
て、グリップ本体は、不使用位置において、操作者側の
面が取付面と略面一をなし、かつ、反操作者側に空間部
が確保されたものである。
【0015】そして、この構成では、グリップ本体は、
不使用位置において、操作者側の面が取付面と略面一を
なすため、グリップ本体、取付面、および遮蔽体が互い
に略面一に並び、外観が向上する。グリップ本体を不使
用位置から使用位置に移動させる際は、空間部を利用し
てグリップ本体が容易に把持され、良好な操作性が確保
される。
【0016】請求項6記載のアシストグリップは、請求
項5記載のアシストグリップにおいて、グリップ本体
は、把持部の両端に脚部を設けた略コの字状をなし、遮
蔽体は、これら把持部および脚部に囲まれた部分に配置
されたものである。
【0017】そして、この構成では、外観が向上し、良
好な操作性が確保されたアシストグリップが提供され
る。
【0018】請求項7記載のアシストグリップは、請求
項1ないし4いずれか記載のアシストグリップにおい
て、グリップ本体は、不使用位置において、遮蔽体の操
作者側の面に接するものである。
【0019】そして、この構成では、グリップ本体が最
小限の突出寸法で配置が可能となり、外観が向上する。
また、取付面側にグリップ本体を収納する空間を確保す
る必要がなく、薄い空間への配置が可能になる。
【0020】請求項8記載の車両用内装材は、請求項1
ないし7いずれか記載のアシストグリップと、グリップ
本体を支持するグリップ本体支持部と、遮蔽体を支持す
る遮蔽体支持部と、取付面を設け車体に固定される内装
体とを具備したものである。
【0021】そして、この構成では、アシストグリップ
を車両用内装材に組み込むことにより、車体への取付作
業が容易になり、車両の製造コストが低減される。
【0022】
【発明の実施の形態】以下、本発明のアシストグリップ
の一実施の形態を図面を参照して説明する。
【0023】図2において、1は車両である自動車の車
室で、この車室1は、フロアパネル3、車体を構成する
ルーフパネル4、フロントガラス5、リアガラス6、お
よび前後のドアパネル7,8などに囲まれて構成されて
いる。そして、フロントガラス5、前後のドアパネル
7,8、およびリアガラス6の間の、フロントピラー部
11、センターピラー部12、およびリアピラー部13と、前
後のドアパネル7,8の上側に沿ったルーフサイド部14
とを覆い、金属部品を覆って外観を向上する車両用内装
材としてのボディサイドトリム15が取り付けられてい
る。また、ルーフパネル4には、必要に応じて布などが
貼着されている。
【0024】そして、このボディサイドトリム15に、後
側のドアパネル8の上側に位置して、アシストグリップ
21が一体的に組み込まれている。
【0025】また、このアシストグリップ21は、図1な
いし図6に示すように、グリップ本体22と遮蔽体23とを
備え、これらの部材が、内装体25に形成した組込部26に
弾性的に回動可能に組み込まれている。
【0026】そして、グリップ本体22は、例えば合成樹
脂にて一体に形成され、操作者が把持する略四角柱状を
なす把持部27と、この把持部27の両端に形成された脚部
28とにより、略コの字状に形成されている。また、各脚
部28の内側は、背面すなわちルーフパネル4側に開口す
る中空で、グリップ本体22の回転中心O1 の位置に貫通
する軸孔28a が形成されている。
【0027】また、遮蔽体23は、別物リッドとも呼びう
るもので、例えば合成樹脂にて一体に形成され、略矩形
板状をなし車室1側すなわち乗員である操作者側に面す
るリッド部29と、このリッド部29の背面に一体に枠状に
突設された枠状部30とを備えている。さらに、この枠状
部30の両側の下部には、一対のリブを突設した軸受部31
が形成され、回転中心O2 の位置に貫通する軸孔31a が
形成されている。また、図3に示すように、枠状部30の
両側の上部には、第1の回動範囲規制部32が両側に突設
されているとともに、図1に示すように、リッド部29の
上部の背面には、背面側に向かい第2の回動範囲規制部
33が突設されている。
【0028】一方、内装体25は、例えば合成樹脂にて一
体に形成され、必要に応じて車室1に露出する部分に一
体または別体の表皮部が設けられている。そして、組込
部26には、操作者側に面する平面状あるいは曲面状の取
付面41と、この取付面41からルーフパネル4側にグリッ
プ本体22の形状にほぼ沿って凹設された凹設部42と、遮
蔽体23の形状にほぼ沿って切り欠かれた切欠部43とが形
成されている。また、切欠部43の上部両側に位置して、
それぞれグリップ本体支持部45が設けられ、ベース体4
6、グリップ軸としてのピン47、グリップ体付勢手段と
しての弾性体であるばねとしてのグリップ用スプリング
48、および1個のトーションバー50などが取り付けら
れ、グリップ本体22を弾性的に回動自在に軸支する。さ
らに、切欠部43の下部両側に位置して、それぞれ遮蔽体
支持部52が設けられ、軸受孔54が内装体25に一体に形成
されているとともに、遮蔽体軸としてのクレビスピン5
6、スナップピン57、遮蔽体付勢手段としての弾性体で
あるばねとしての遮蔽体用スプリング58などを備え、遮
蔽体23を弾性的に回動自在に軸支する。
【0029】そして、このアシストグリップ21の組み立
ての際は、まず、図5に示すように、グリップ本体22の
各脚部28にベース体46とグリップ用スプリング48をあて
がい、ベース体46に設けた通孔46a とグリップ用スプリ
ング48との内側を貫通するように、グリップ本体22の軸
孔28a にピン47を差し込む。次に、図6に示すように、
遮蔽体23を内装体25の組込部26にあてがうとともに軸受
部31に遮蔽体用スプリング58を配置し、これら軸受部31
の軸孔31a と遮蔽体用スプリング58の内側を貫通するよ
うに、軸受孔54にクレビスピン56を差し込み、スナップ
ピン57で抜け止めする。次に、グリップ本体22に組み付
けたベース体46を内装体25のグリップ本体支持部45の背
面に形成した取付孔45a に位置合わせし、例えば図示し
ないボルトなどの固定具を用いるなどして固定する。そ
して、この時、他方より長さ寸法を大きく設けた一方の
ピン47を、グリップ本体支持部45の側面に形成した通孔
45b を介して、取付面41の背面側に固定されたトーショ
ンバー50に差し込む。
【0030】また、内装体25は、固定具としてのボルト
60を、内装体25に形成した取付孔61を介してルーフパネ
ル4などに螺合し、車体に固定する。
【0031】そして、この状態で、グリップ本体22は、
ピン47すなわち回転中心O1 を中心として回動自在に軸
支されるとともに、グリップ用スプリング48の付勢力に
より、車室1の外側上方、すなわち乗員から離れる方向
に付勢される。また、このグリップ本体22の回動は、脚
部28と他の部材との当接により、図1(a)に示すよう
に、グリップ本体22の乗員側の面が取付面41と略面一に
なる不使用位置Aと、図1(c)に示すように、グリッ
プ本体22が略水平になる使用位置Bとの範囲に規制さ
れ、不使用位置Aでは、把持部27の背面側と内装体25の
凹設部42との間に、操作者の指が入る程度の空間部63が
確保されるようになっている。
【0032】また、遮蔽体23は、クレビスピン56すなわ
ち回転中心O2 を中心として回動自在に軸支されるとと
もに、遮蔽体用スプリング58の付勢力により、車体から
離れる方向すなわち車室1の内側に向かって常時付勢さ
れる。そして、この遮蔽体23の回動は、図1(a)に示
すように、第1の回動範囲規制部32が内装体25の背面側
に当接する遮蔽位置Cと、図1(b)に示すように、第
2の回動範囲規制部33が内装体25の乗員側に当接する離
間位置Dとの範囲に規制される。
【0033】そして、このアシストグリップ21は、車室
1に取り付けられた状態で、図1(a)および図4に示
すように、不使用位置Aすなわち格納位置にあるグリッ
プ本体22の乗員側の面と、遮蔽位置Cにある遮蔽体23と
が、取付面41と略面一にならび、車室1に突出する部分
がなく、また、車室1から凹陥する部分も小さくなる。
このように、アシストグリップ21をボディーサイドトリ
ム15の中に組み込むことにより、車室1内にとってつけ
た様なアシストグリップではなく、外観を良好にして、
一体感、高級感のあるアシストグリップ21を提供でき
る。
【0034】また、アシストグリップ21を使用する際
は、遮蔽体23を押動して離間位置Dまで後退させること
により、空間部63に手を入れて、把持部27を容易に把持
でき、グリップ本体22を使用位置Bに操作性良く引き出
すことができる。そして、グリップ本体22を使用位置B
に引き出した状態で、遮蔽体23は遮蔽位置Cに自動的に
復帰し、外観が良好に保たれる。
【0035】また、グリップ本体22を解放した際は、グ
リップ本体22は、グリップ用スプリング48の付勢力によ
り、不使用位置Aに自動的に復帰する。この時、トーシ
ョンバー50により、グリップ本体22は急速に回動するこ
とが防止され、高級感を演出できる。
【0036】さらに、アシストグリップ21を車両用内装
材に組み込むことにより、車体への取付作業を容易にし
て、車両の製造コストを低減できる。
【0037】なお、上記の実施の形態では、グリップ本
体22を内装体25の凹設部42に収納して取付面41から突出
しないように配置したが、グリップ本体22の一部を取付
面41から突出させることもできる。例えば、図7(a)
に示すように、不使用位置Aにおいて、グリップ本体22
の把持部27が、取付面41あるいは取付面41と面一な仮想
面上に位置する遮蔽体23上に接するように位置させるこ
ともできる。そして、この構成でも、アシストグリップ
21を使用する際は、図7(b)に示すように、遮蔽体23
を押動して離間位置Dまで後退させることにより、把持
部27の背面に手を入れて、把持部27を容易に把持でき、
天井材の表皮材として用いられるカーペットに手を引っ
かけることなく、図7(c)に示すように、グリップ本
体22を使用位置Bに操作性良く引き出すことができる。
また、この構成においては、遮蔽体23が、内装体25に形
成した開口部66を全体的に覆い、外観を向上できるとと
もに、内装体25の取付面41の背面側に大きな空間が必要
なく、アシストグリップ21を薄型化できる。
【0038】また、グリップ本体あるいは遮蔽体は、回
動自在に設けるほか、例えば、レールに沿ってスライド
自在に設けることもできる。
【0039】さらに、本発明のアシストグリップは、自
動車のボディーサイドトリム15のみならず、インスツル
メントパネル、ドアなど、あるいは、船舶など、他の移
動体などにも備えることができる。
【0040】
【発明の効果】請求項1記載のアシストグリップによれ
ば、使用時においては、取付面から操作者側に離間した
使用位置にあるグリップ本体の把持部を操作者が把持す
る。不使用時においては、グリップ本体の把持部を操作
者側から取付面側に位置する不使用位置に移動させるこ
とにより、操作者側への突出を抑制できるとともに、遮
蔽体が、グリップ本体に隣接しかつ取付面と略面一な遮
蔽位置に位置して外観を向上できる。グリップ本体を不
使用位置から使用位置に移動させる際は、遮蔽体を離間
位置に移動させることにより、グリップ本体を容易に把
持でき、良好な操作性を確保できる。
【0041】請求項2記載のアシストグリップによれ
ば、請求項1記載の効果に加え、グリップ本体および遮
蔽体を回動可能に軸止することにより、構造を簡略化
し、製造コストを低減できる。
【0042】請求項3記載のアシストグリップによれ
ば、請求項1または2記載の効果に加え、グリップ本体
を不使用位置に向かって付勢するグリップ体付勢手段を
備えたため、操作者がグリップ本体を解放すると、グリ
ップ体付勢手段の付勢力によりグリップ本体が不使用位
置に移動し、操作性良く外観を向上できる。
【0043】請求項4記載のアシストグリップによれ
ば、請求項1ないし3いずれか記載の効果に加え、遮蔽
体を遮蔽位置に向かって付勢する遮蔽体付勢手段を備え
たため、操作者が遮蔽体を解放すると、遮蔽体付勢手段
の付勢力により遮蔽体が遮蔽位置に移動し、操作性良く
外観を向上できる。
【0044】請求項5記載のアシストグリップによれ
ば、請求項1ないし4いずれか記載の効果に加え、グリ
ップ本体は、不使用位置において、操作者側の面が取付
面と略面一をなし、かつ、反操作者側に空間部が確保さ
れたものである。グリップ本体は、不使用位置におい
て、操作者側の面が取付面と略面一をなすため、グリッ
プ本体、取付面、および遮蔽体が互いに略面一に並び、
外観が向上する。グリップ本体を不使用位置から使用位
置に移動させる際は、空間部を利用してグリップ本体を
容易に把持でき、良好な操作性を確保できる。
【0045】請求項6記載のアシストグリップによれ
ば、請求項5記載の効果に加え、グリップ本体は、把持
部の両端に脚部を設けた略コの字状をなし、遮蔽体を、
これら把持部および脚部に囲まれた部分に配置すること
により、外観が向上し、良好な操作性が確保されたアシ
ストグリップを提供できる。
【0046】請求項7記載のアシストグリップによれ
ば、請求項1ないし4いずれか記載の効果に加え、グリ
ップ本体は、不使用位置において、遮蔽位置の遮蔽体の
操作者側の面に接して位置するため、グリップ本体が最
小限の突出寸法で配置でき、外観を向上できる。また、
取付面側にグリップ本体を収納する空間を確保する必要
がなく、薄い空間へ配置できる。
【0047】請求項8記載の車両用内装体によれば、請
求項1ないし7いずれか記載の効果に加え、アシストグ
リップを車両用内装材に組み込むことにより、車体への
取付作業を容易にして、車両の製造コストを低減でき
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明のアシストグリップの一実施の形態を示
す説明図である。
【図2】同上アシストグリップを備えた車室の説明図で
ある。
【図3】同上アシストグリップの分解斜視図である。
【図4】同上アシストグリップの斜視図である。
【図5】同上アシストグリップのグリップ本体に一部の
部品を取り付けた状態の一部の背面図である。
【図6】同上アシストグリップの断面図である。
【図7】本発明のアシストグリップの他の実施の形態を
示す説明図である。
【符号の説明】
4 車体を構成するルーフパネル 15 車両用内装材としてのボディサイドトリム 21 アシストグリップ 22 グリップ本体 23 遮蔽体 25 内装体 27 把持部 28 脚部 41 取付面 45 グリップ本体支持部 48 グリップ体付勢手段としてのグリップ用スプリン
グ 52 遮蔽体支持部 58 遮蔽体付勢手段としての遮蔽体用スプリング 63 空間部 A 不使用位置 B 使用位置 C 遮蔽位置 D 離間位置

Claims (8)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 把持可能な把持部を備え、取付面から操
    作者側に離間した使用位置とこの使用位置から前記取付
    面側に位置する不使用位置との間を移動可能に支持され
    たグリップ本体と、 前記グリップ本体に隣接しかつ前記取付面と略面一な遮
    蔽位置と前記グリップ本体から離間する離間位置との間
    を移動自在に支持された遮蔽体とを具備したことを特徴
    とするアシストグリップ。
  2. 【請求項2】 グリップ本体および遮蔽体は、回動可能
    に軸止されたことを特徴とする請求項1記載のアシスト
    グリップ。
  3. 【請求項3】 グリップ本体を不使用位置に向かって付
    勢するグリップ体付勢手段を備えたことを特徴とする請
    求項1または2記載のアシストグリップ。
  4. 【請求項4】 遮蔽体を遮蔽位置に向かって付勢する遮
    蔽体付勢手段を備えたことを特徴とする請求項1ないし
    3いずれか記載のアシストグリップ。
  5. 【請求項5】 グリップ本体は、不使用位置において、
    操作者側の面が取付面と略面一をなし、かつ、反操作者
    側に空間部が確保されたことを特徴とする請求項1ない
    し4いずれか記載のアシストグリップ。
  6. 【請求項6】 グリップ本体は、把持部の両端に脚部を
    設けた略コの字状をなし、遮蔽体は、これら把持部およ
    び脚部に囲まれた部分に配置されたことを特徴とする請
    求項5記載のアシストグリップ。
  7. 【請求項7】 グリップ本体は、不使用位置において、
    遮蔽位置の遮蔽体の操作者側の面に接することを特徴と
    する請求項1ないし4いずれか記載のアシストグリッ
    プ。
  8. 【請求項8】 請求項1ないし7いずれか記載のアシス
    トグリップと、 グリップ本体を支持するグリップ本体支持部と、 遮蔽体を支持する遮蔽体支持部と、 取付面を設け車体に固定される内装体とを具備したこと
    を特徴とする車両用内装材。
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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
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