JP2000158560A - 靴 - Google Patents

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JP2000158560A
JP2000158560A JP10340190A JP34019098A JP2000158560A JP 2000158560 A JP2000158560 A JP 2000158560A JP 10340190 A JP10340190 A JP 10340190A JP 34019098 A JP34019098 A JP 34019098A JP 2000158560 A JP2000158560 A JP 2000158560A
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JP
Japan
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shoe
shoe sole
color
shape
sole
Prior art date
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Pending
Application number
JP10340190A
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English (en)
Inventor
Saburo Tsubushi
三郎 津布子
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Okamoto Industries Inc
Original Assignee
Okamoto Industries Inc
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Publication date
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  • Footwear And Its Accessory, Manufacturing Method And Apparatuses (AREA)
  • Injection Moulding Of Plastics Or The Like (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 甲皮の底面に合成樹脂製の靴底を射出成形
する靴に関し、靴底のデザインを、製造手間の増大を招
くことなく向上せしめる構造を提供すると共に、靴底と
甲皮の底面との接着状態を外部から確認し得る機能を具
備せしめる。 【解決手段】 甲皮1の底面開口部に中底2を定置
し、この甲皮1の靴底3側周縁に沿って形成した吊り込
み部分1aを上記中底2の底面外周に沿って吊り込んで
止着すると共に、この甲皮1底面に目止めシート4を貼
着して中底2底面と吊り込み部分1a周縁との接合部を
被覆し、上記甲皮1底面部に着色接着剤5,色彩模様部
5aを施し、該甲皮1底面部に透明若しくは半透明な合
成樹脂製の靴底3を射出成形し、上記靴底3を介して着
色接着剤5,色彩模様部5aが見えるようにする。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、靴に関し、詳し
くは、甲皮の底面に合成樹脂製の靴底を射出成形して成
る靴に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、サッカーシューズやゴルフシュー
ズ等は、図11乃至図13にて示すように、縫製した皮
製の甲皮101に合成樹脂製の靴底103を設けて構成
してある。上記した靴100は、皮等からなる甲皮部材
を縫製して甲皮101を構成した後、この甲皮101を
目的とする靴形に癖付けして成形する。そして、上記甲
皮101の底面開口部に中底102を定着させ、この中
底102の底面外周部に対して、上記甲皮101の靴底
皮周縁部に略一定の幅で形成した吊り込み部分105を
吊り込んで接着する(図11)。
【0003】その後、上記甲皮101の底面、即ち中底
102下面の露出部分と吊り込み部分105に対して、
甲皮101底面よりも一回り小さく裁断した目止めシー
ト104を貼設する(図11)。そして、上記甲皮10
1底面に成形型107を装着し、合成樹脂製の靴底10
3を射出成形することにより構成してある(図12)。
【0004】甲皮101底面に貼着する目止めシート1
04は、比較的薄手の合成繊維布からなり、甲皮101
の吊り込み部分105を吊り込んだ甲皮101底面に接
着剤を使用して貼着し、目止めシート104の外周部分
にて吊り込み部分105の周縁部を密封状に覆い隠して
いる。
【0005】上記目止めシート104は、吊り込みによ
り生じた甲皮101底面の凹凸を被覆して滑らかに整え
ること、及び、皮底面に合成樹脂製の靴底103を射出
成形する際に、上記吊り込み部分105周縁と中底10
2底面との接合部に生じる細かな間隙を覆い隠すること
により、上記間隙から射出樹脂が圧入するのを防止せし
めることを目的として設けてある。
【0006】上記した如く目止めシート104を貼着し
た甲皮101の底面には、分割可能な成形型107を装
着し、該成形型107内にウレタン樹脂等の合成樹脂を
射出成形することによりスパイク106付きの靴底10
3を構成する(図12)。尚、上記した如く射出成形し
た靴底103は甲皮101との色調を考慮して乳白色で
ある場合が多い。即ち、乳白色の靴底はどのような配色
の甲皮とも良く合うからである。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】上記した如く構成した
靴100は、甲皮101の底面に射出成形する靴底10
3を単色(乳白色)の合成樹脂により成形してあるこ
と、及び、数本のスパイク106を適宜間隔を置いて突
出せしめてあるため、靴底103のデザインは機能本位
で地味なものが多かった(図13)。また、上記した如
く、靴底103には、数本のスパイク106が突出せし
めてあるため、靴底に何らかの意匠を施すには十分な面
積が確保出来ない等の理由もあり、従来のサッカーシュ
ーズ等では、靴底にカラフルなデザインを施しているも
のは少なかった。
【0008】一方、従来のサッカーシューズの中にも、
上記靴底を射出成形の多色打ちを実施することにより、
靴底面におけるスパイクの周囲に色の異なる樹脂で意匠
的なアクセントを入れているものもあるが、多色打ちの
射出成形を行うには、必要なダミーモールドの数が増え
て、製造工程が複雑となり、製造手間の増大と、コスト
の高騰を招く結果となる。
【0009】また、当然のことながら、上記した如く構
成した靴は、靴底を構成する樹脂が白色等に着色されて
いるため、その外観からは、甲皮101の底面と靴底1
03との接着面がどのような状態となっているか全く分
からない。一方、多数の靴を製造する場合には、甲皮1
01の底面と射出成形した靴底103との間に気泡が入
り込むことや、靴底103と甲皮101の底面との接着
が確実に行われいてないことが希に生じる。しかし、上
記したような不具合が発生しても、着色された靴底10
3からは、気泡の浸入や接着の状態を確認することは殆
ど不可能であり、製造後の検査にてこれを発見できず
に、そのまま市場に流れる可能性もある。
【0010】また、正常に製造された靴の中にも、長期
にわたって使用している間に靴底103の一部に剥離を
生じることもある。上記したように剥離を生じた部分が
靴底103の周縁部分であれば、これを発見することは
容易である。しかし、接着面の中ほどで剥離が生じた場
合などは、これを発見することは無理であり、さらにそ
の剥離の範囲が徐々に拡大する過程を確認することも難
しい。そのため、場合によっては使用中において靴底が
突然大きく剥がれる可能性もあり、改善が求められてい
た。
【0011】本発明の目的は、上記したように甲皮の底
面に合成樹脂製の靴底を射出成形する靴に関し、この靴
の靴底のデザインを、製造手間の増大やコストの高騰を
招くことなく向上せしめる構造を提供すると共に、上記
靴底と甲皮の底面との接着状態を外部から確認すること
のできる機能を合理的に具備せしめることにある。
【0012】
【課題を解決するための手段】上記した課題を達成する
ために、本発明は、略靴形に形成した甲皮の底面開口部
に中底を定置し、この甲皮の靴底側周縁に所定の幅をも
って形成した吊り込み部分を上記中底の底面外周に沿っ
て吊り込んで止着すると共に、この甲皮底面に接着剤を
用いて目止めシートを貼着して中底底面と吊り込み部分
周縁との接合部を被覆し、上記甲皮底面部における吊り
込み部分と目止めシートを所定の色に着色し、該甲皮底
面部に透明若しくは半透明な合成樹脂製の靴底を射出成
形して成るものである。
【0013】上記した手段によれば、略靴形に形成した
甲皮の底面側周縁部は、該甲皮の底面開口部に定置した
中底の周縁部に沿って吊り込んで止着される。上記甲皮
の底面には目止めシートを接着剤を用いて貼着し、中底
底面と吊り込み部分周縁との接合部を被覆してある。
尚、上記目止めシートを張る前に、同靴底の踏み付け部
分にクッション材等を貼設しておいてもよい。上記甲皮
底面における吊り込み部分周囲と目止めシートは、所定
の色に着色してある。尚、上記した吊り込み部分の周囲
と目止めシート色は個々にどのような色彩に着色しても
よいが、甲皮表面の色と同じ色に着色するのが自然であ
る。また、上記した甲皮の吊り込み部及び目止めシート
に着色する色は任意に変更してもよい。上記目止めシー
トを着色するには、予め所定の色に着色されているシー
トを用いてもよいし、また、通常の無着色(白色)の目
止めシートを甲皮の底面に貼着した後に、着色した接着
剤を塗布することにより着色もよい。さらに、上記した
無着色(白色)の目止めシートは、通常の接着剤により
接着した後に、着色剤(塗料)を塗布して着色してもよ
い。また、上記したように、予め任意の色に着色されて
いる目止めシートを使用する際には、目止めシートを透
明な接着剤を使用して接着することにより、目止めシー
トの色彩が変色するのを防止することができる。さら
に、その目止めシートの上に塗布する接着剤も透明なも
のを用いることにより、目止めシートの色彩の変色をよ
り効果的に防止することができる。また、甲皮底面にお
ける目止めシートの周囲縁より外側の甲皮の吊り込み部
分の着色は、着色した接着剤、若しくは着色剤(塗料)
を塗布することにより着色するのが好ましい。さらに、
上記した着色した接着剤若しくは着色剤(塗料)の塗布
は、目止めシートの表面を含めた甲皮底面を全面的に塗
装してもよい。また、上記接着剤の塗布による着色は、
単色であっても複数色に色分けしてもよい。尚、所定の
色に着色した接着剤の塗布部分は、その一部に、任意の
絵柄や文字列,メーカーのロゴやマーク等をデザインし
た色彩模様部を含んでいてもよい。
【0014】上記した如く所定の色に着色した接着剤を
塗布した甲皮底面には透明若しくは半透明な合成樹脂製
の靴底を射出成形する。この靴底は目止めシート及び甲
皮吊り込み部に対して接着されることになる。また、上
記靴底は、透明若しくは半透明の合成樹脂から構成して
あるため、任意の色に着色した甲皮底面の吊り込み部分
及び目止めシートの色彩が透明若しくは半透明の樹脂を
介して靴底の表面に現れると共に、靴底と甲皮底面との
接着面の状態を靴底の表側から明瞭に見ることができ
る。
【0015】請求項2記載の靴は、所定の色に着色した
甲皮底面部に色彩模様部を設けると共に、上記甲皮底面
部に射出成形した靴底の表面における上記色彩模様部に
対応する位置に、該色彩模様部と合致する意匠形状を凹
凸形成して成るものである。
【0016】この場合、所定の色に着色した吊り込み部
及び目止めシートから成る甲皮の底面部には色彩模様部
が設けられる。そして、上記色彩模様部と、透明若しく
は半透明の靴底の表面に凹凸形成された意匠形状とが、
靴底を構成する透明若しくは半透明の合成樹脂層を介し
て合致した状態となる。尚、上記した色彩模様部とは、
任意の絵柄や文字列,メーカーのロゴやマーク等をデザ
インしたものであり、単色若しくは複数色の色彩にて構
成するものである。また、上記した如く靴底の表面に構
成する凹凸形成とは、凸状に成形した形状、凹状に成形
した形状、及び凹と凸とを組み合わせて構成した形状を
含むものである。即ち、上記靴底の表面を視ると、凹凸
形成された意匠形状の直ぐ裏の部分に設けた色彩模様部
が透けて見える状態となる。その結果、上記靴底の表面
に凹凸形成される意匠形状は、該意匠形状に合わせて構
成した色彩模様部の色彩に着色されたように見える。
【0017】請求項3記載の靴は、上記靴底底面の土踏
まず部と、該土踏まず部と爪先部との間の踏み付け部と
に各々意匠形状を形成し、上記土踏まず部の意匠形状を
凸状に形成すると共に、踏み付け部の意匠形状を凹状に
形成して成るものである。
【0018】上記した手段によれば、靴底底面の土踏ま
ず部には、凸状の意匠形状が形成され、且つ、同靴底底
面における踏み付け部には、凹状の意匠形状が形成され
る。上記した凸状の意匠形状は、土踏まず部分における
靴底の肉厚を部分的に厚くして同部分における弾性的な
反発力を増大せしめ、シャンクとして機能する。一方、
凹状に形成した踏み付け部の意匠形状は、同踏み付け部
における靴底の肉厚を部分的に薄く成し、同部分におけ
る屈曲性を向上せしめる。また、上記した凹凸両意匠形
状は、前記した請求項2記載の靴と同様に、甲皮底面の
色彩模様部と合致した状態にて構成される。
【0019】
【発明の実施の形態】以下、本発明の一実施例を図面に
基づいて説明する。図1及び図2にて示す靴a1は、本
発明を実施したサッカーシューズである。このサッカー
シューズは皮製の甲皮1を成形し、該甲皮1の底面開口
を中底2により塞ぐと共に、この中底2の下面に目止め
シート4を貼着し、該甲皮1底面に透明又は着色接着剤
5を塗布した後、同甲皮1の底面に透明な合成樹脂から
成るスパイク3a付きの靴底3を射出成形することによ
り構成してある。尚、上記した甲皮1の底面部の踏み付
け部付近には、絵柄51と文字模様52を組み合わせて
成る色彩模様部5aを設けてある。
【0020】甲皮1は、牛若しくはカンガルー等の皮材
を靴各部の形状に合わせて裁断し、これら各部分の皮を
裏地等と共に縫製することにより、靴底部分が開口する
甲皮1として構成する。尚、本実施例の場合、上記甲皮
1を構成する皮材は表面を黒色に染色してある。上記し
た甲皮1の靴底側の周縁部は、所定の幅にて内側に折り
込んで中底2の底面外周部に対して吊り込んで止着する
吊り込み部分1aを形成している。上記した如く縫製し
た甲皮1は、中底2の底面周縁部に沿って吊り込み部分
1aを内側に吊り込んで接着し、略靴形の形状に成形す
る。
【0021】上記した吊り込み作業を説明すると、製造
時においては、上記した如く構成した甲皮1を、ラスト
cに被せ(図3)、上記ラストcの底面には中底2を密
着させた状態で定置し、この中底2を上記甲皮1の底面
開口部内に嵌め込んだ状態とする。
【0022】上記したようにラストcに対して被せた甲
皮1の吊り込み部分1aは、接着剤を塗布して中底2の
底側面の外周部に沿って吊り込みながら接着し、踵部は
必要に応じてさらに釘等(図示せず)を使用して止着し
てもよい。
【0023】次いで、吊り込み部分1aと露呈する中底
2底面部に目止めシート4を接着する(図3)。目止め
シート4は合成繊維布からなり、甲皮1底面における吊
り込み部分1aの内側に露呈する中底2の外形よりも若
干大きな靴底形に裁断してある。尚、本実施例の場合、
上記目止めシート4は、甲皮1の皮の色と同じ黒色に着
色したものを用いている。上記した如く、着色した目止
めシート4を使用する場合には、該目止めシート4を吊
り込み部分1aと中底2に接着する際に、透明な接着剤
を使用し、上記目止めシート4の色彩が変色しないよう
にする。ちなみに、上記したように着色した目止めシー
トを使用する場合、その色彩は、単色であっても、若し
くは複数色に色分けして模様化してあってもよい。尚、
上記した目止めシートには、従来から用いられている白
色若しくは薄い色の合成繊維布を使用してもよい。この
場合、同目止めシートを吊り込み部分1aと中底2に接
着した後に使用する接着剤として、任意の色に着色した
接着剤、この場合、黒色に着色した接着剤を用いる。こ
れにより、靴底は、上記したように黒色に着色した目止
めシート4を透明な接着剤を用いて接着した場合と同様
な外観を得ることができる。上記目止めシート4の表面
には、絵柄51と文字模様52とを組み合わせて成る色
彩模様部5aを、印刷若しくは塗装を施すことにより描
いてある。また、上記色彩模様部5aは、色彩を印刷し
た布や紙,フィルム,シール等を貼着することにより構
成してもよい。色彩模様部として色彩を印刷した布や紙
フィルム等を接着剤を使用して貼着する場合には、透明
な接着剤を使用して上記色彩模様部の色彩が変色するの
を防止する。尚、上記色彩模様部のデザインや位置は任
意に変更してもよい。
【0024】上記目止めシート4は、表裏両面に接着剤
を塗布して上記状態の甲皮1底面、即ち、中底2の露出
部分及び甲皮1吊り込み部分1aに接着する。上記した
如く目止めシート4を接着することにより、甲皮1底面
の凹凸を整えると共に、中底2底面と吊り込み部分1a
周縁との接合部分を全周にわたって被覆し、これにより
同部分bに生じる接着隙間を密閉する。
【0025】これにより、甲皮1の底面は、目止めシー
ト4により被覆されない部分、即ち、底面外周部分に沿
って、吊り込み部分1aが皮革表面を露出したままの状
態となる。また、上記した吊り込み部分1aにはバフが
けを行い、靴底3が接着される素材の表面を細かく粗ら
しておく。
【0026】上記した如くバフがけした甲皮1の吊り込
み部分1aには、ハケ等を用いて所定の色に着色した着
色接着剤5を塗布する(図4)。尚、上記した着色接着
剤5は、所定の色に着色したウレタン系接着剤から成
る。上記した着色接着剤5は、甲皮1の底面に吊り込ん
だ吊り込み部分1aの表面を、甲皮1表面及び目止めシ
ート4と同系な黒色に着色するためのものであり、目止
めシート4の外周縁部及び、甲皮1吊り込み部分1aに
おける靴底3が接着される範囲を黒色に着色する。これ
により、甲皮1の底面は、目止めシート4と上記着色接
着剤5により均一な黒色となり、踏み付け部分近傍に色
彩模様部5aが描かれた状態と成る(図4)。尚、上記
したように着色した着色接着剤5は、甲皮及び目止めシ
ート4の色に合わせて塗布するものであり、上記したも
ののように黒色に限定するものではない。
【0027】上記着色接着剤5は、ハケ以外のものと用
いて塗布してもよい。例えば塗装用ローラや塗装用スポ
ンジ、スプレー等を用いて塗布してもよい。尚、上記着
色接着剤5は、目止めシート4の表面を含む甲皮1の底
面に全面的に行うことも可能である。この場合、上記色
彩模様部5aは、着色接着剤を行った後にプリント,塗
装,若しくは色彩を印刷した布や紙等を貼着して構成す
ることになる。しかし、前記したように、上記目止めシ
ートとして、甲皮と異なる色に着色したものを使用する
場合や、複数の色に着色したものを使用する場合におい
ては、上記目止めシートを貼着した範囲はそのままにし
ておく。
【0028】上記した如く着色接着剤5の塗布を行った
甲皮1底面には部分毎に分離可能な射出成形用の型eを
密着させて接合し、溶融状態の透明樹脂を射出成形す
る。これにより、甲皮1の底面に透明な合成樹脂から成
る靴底3を一体的に成形する(図5)。
【0029】上記した如く構成した靴a1は、着色接着
剤5の塗布部分及び色彩模様部5aを施した甲皮1の底
面部に、透明な合成樹脂からなる靴底3が密着した状態
で成形されることになる(図1,図6)。よって、上記
靴底3は、甲皮1底面の着色部分及び色彩模様部5a
が、上記靴底3を構成する透明な合成樹脂を介して明瞭
に現れることになる(図2)。また、上記靴a1は、靴
底3の表面側から、同靴底3と甲皮1の底面との接着状
態や気泡浸入の有無を目で見て確認することができるよ
うになり、その結果、製造後に行われる製品検査におい
て、甲皮1の底面と靴底3との接着状態の検査を行うこ
とが可能となる。尚、上記した靴a1の靴底3は、透明
樹脂の他に、比較的透明に近い半透明な樹脂を用いても
よい。また、半透明の樹脂は例えば黄色や黄緑、青色、
オレンジ色等任意の色素を少量混入して半透明状として
もよい。この場合、靴底の半透明層を介して甲皮1底面
の色彩模様部5aが現れることになり、透明樹脂の場合
と幾分異なった印象となる。
【0030】次ぎに、図7及び図8にて示す靴a2につ
いて説明する。上記した靴a2は、前記した靴a1と略
同様に構成されるが、着色接着剤5の塗布及び色彩模様
部5aを施した甲皮1の底面部に、透明若しくは半透明
の合成樹脂を用いて靴底3を射出成形して成る。また、
上記した甲皮1底面における踏み付け部と、土踏まず部
とには、前記した靴a1と同様に絵柄55と文字模様5
6とから成る色彩模様部5a’設けると共に、上記靴底
3の表面における上記絵柄55及び文字模様56と対応
する位置に、意匠形状65及び66を凹凸形成してある
(図7)。尚、上記した如く絵柄55及び文字模様56
とから成る色彩模様部5a’は目止めシート4に印刷若
しくは塗装を施すことにより構成してある。しかし、上
記した色彩模様部は前記したものと同様に、色彩を印刷
した布や紙,フィルム,シール等を貼着することにより
構成してもよい。また、色彩模様部として色彩を印刷し
た布や紙,フィルム等を接着剤を使用して貼着する場合
には、透明な接着剤を使用して上記色彩模様部の色彩が
変色するのを防止する。
【0031】上記した靴底3表面における踏み付け部に
形成した意匠形状65は、甲皮1の底面に設けた色彩模
様部5a’の絵柄55の外形と合致するように形成して
ある。また、上記絵柄55部の意匠形状65は、絵柄5
5の外形に合わせて断面凹状に形成してある(図8)。
上記した如く、絵柄55の外形に合わせて断面凹状に形
成した意匠形状65は、絵柄55と合致する形で形成し
てあるため、靴底3の表面側から視ると、凹状に形成し
た意匠形状65の直ぐ裏の部分に設けた絵柄55が透け
て見える。その結果、上記靴底の表面に凹状に形成され
る意匠形状65は、該意匠形状65に合わせて構成した
絵柄55の色彩によって凹部内の最低面が着色されたよ
うに見える。
【0032】上記した靴底3表面における土踏まず部に
形成した意匠形状66は、甲皮1の底面に設けた色彩模
様部5a’の文字模様56の外形と合致するように形成
してある。また、上記文字模様56部の意匠形状66
は、文字模様56の外形に合わせて断面凸形に形成して
ある(図7,図8)。上記した如く、文字模様56の外
形に合わせて断面凸状に形成した意匠形状66は、文字
模様56と合致する形で形成してあるため、靴底3の表
面側から視ると、凸状に形成した意匠形状66の直ぐ裏
の部分に設けた文字模様56が透けて見える。その結
果、上記靴底の表面に凸状に形成される意匠形状66
は、該意匠形状66に合わせて構成した文字模様56の
色彩によって凸部の表面に着色されたように見える。
【0033】一方、靴底3表面の土踏まず部には、同土
踏まず部に沿って凸状に形成した意匠形状66は、結果
として靴底3における土踏まず部分の肉厚を部分的に厚
くするので、同部分における弾性的な反発力を増大せし
め、同意匠形状66部分にシャンクとしての機能を具備
せしめる。
【0034】尚、上記した如く構成した靴2は、靴底3
表面の土踏まず部分に凸状に形成した意匠形状66の透
明層を介して甲皮1底面の文字模様56を視ることでレ
ンズ効果を生じ、これにより、色彩模様5a’の文字模
様56が立体的に且つ浮き上がった状態で表現される。
【0035】次ぎに、図9及び図10−a,図10−b
にて示す靴a3について説明する。この靴a3は、前記
した靴a1と略同様に、着色接着剤5の塗布と色彩模様
部5a’’を施した甲皮1の底面部に、透明若しくは半
透明の合成樹脂を用いて靴底3を射出成形して成る。上
記した甲皮1底面における踏み付け部には、色彩模様部
5a’’を構成する略楕円形の絵柄53を設けると共
に、上記靴底3の表面における上記絵柄53と対応する
位置に、略楕円形の意匠形状63を凹状に形成してあ
る。 また、上記した甲皮1底面における土踏まず部に
は、色彩模様部5a’’を構成する絵柄54を設けると
共に、靴底3の表面における上記絵柄53と対応する位
置に、略シャンク形の意匠形状63を凹凸に形成してあ
る(図9,図10−a,図10−b)。尚、上記した如
く絵柄53,54から成る色彩模様部5a’’は印刷若
しくは塗装により構成してある。しかし、上記した色彩
模様部は前記したものと同様に、色彩を印刷した布や
紙,フィルム,シール等を貼着することにより構成して
もよい。また、色彩模様部として色彩を印刷した布や
紙,フィルム等を接着剤を使用して貼着する場合には、
透明な接着剤を使用して上記色彩模様部の色彩が変色す
るのを防止する。
【0036】上記した靴底3表面における踏み付け部に
形成した意匠形状63は、甲皮1の底面に設けた色彩模
様部5a’’の絵柄53の外形と合致するように、略楕
円形に形成してある。また、上記絵柄53部の意匠形状
63は、絵柄53の外形に合致するように略楕円形に形
成し、且つその断面が凹状に成るように形成してある
(図9,図10−a)。上記した如く、絵柄53の外形
に合わせて断面凹状に形成した意匠形状63は、絵柄5
3と合致する形で形成してあるため、靴底3の表面側か
ら視ると、凹状に形成した意匠形状63の直ぐ裏の部分
に設けた絵柄53が透けて見える。その結果、上記靴底
3踏み付け部の表面に凹状に形成した意匠形状63は、
該意匠形状63に合わせて構成した絵柄53の色彩によ
って、外形略楕円形に形成した凹部内の底面が着色され
たように見える。
【0037】一方、上記した靴底3表面における土踏ま
ず部に形成する意匠形状64は、甲皮1の底面に設けた
色彩模様部5aのストライプ模様54の外形と合致する
ように形成してある。また、上記ストライプ模様54の
意匠形状64は、ストライプ模様54に合わせて略縞状
に形成し、その断面を上記縞の幅に合わせて凹凸状に形
成してある(図10−b)。
【0038】上記した如く、ストライプ模様54の外形
に合わせて形成した意匠形状64は、ストライプ模様5
4の縞と合致する形で形成してある。よって、上記意匠
形状64を靴底3の表面側から視ると、断面が凹凸の縞
に見え、該意匠形状64の直ぐ裏の部分に設けたストラ
イプ模様54の色彩が上記意匠形状の縞に合わせて透け
て見えるようになる。その結果、靴底3の土踏まず部に
形成される意匠形状64は、該意匠形状64の縞と合致
するストライプ模様54の色彩によって凹部及び凸部の
表面が着色されたように見える(図10−a)。
【0039】上記した如く靴底3表面の土踏まず部に沿
って断面凹凸状に形成した意匠形状64を設けることに
より、靴底3における土踏まず部分の肉厚が実質的に厚
くなる。その結果、上記意匠形状64は、靴底3の土踏
まず部分における弾性的な反発力を増大せしめ、効果的
なシャンクとして機能する。
【0040】上記した靴a3は、甲皮1底面に設けた色
彩模様5a’’を、踏み付け部の絵柄53の表面に凹状
に形成した意匠形状63と、土踏まず部のストライプ模
様54の表面に凹凸形成した意匠形状64とから構成し
た。しかし、本発明の色彩模様とその表面に凹凸形成す
る意匠形状は、上記した靴a3、若しくは、前記した靴
a2のようなデザインに限定するものではなく、色彩模
様と意匠形状とが合致するものであればようなデザイン
であってもよい。また、上記色彩模様及びそれに対応す
る意匠形状を設ける箇所としては、靴底としての機能に
支障を来たさなければ、靴底の表面のどの部位に設けて
もよい。
【0041】
【発明の効果】本発明は、以上説明したように、甲皮の
底面開口部に中底を定置し、この甲皮の靴底側周縁に形
成した吊り込み部分を上記中底の底面外周に沿って吊り
込んで止着し、この甲皮底面に目止めシートを貼着して
中底底面と吊り込み部分周縁との接合部を被覆し、上記
甲皮底面部における吊り込み部分と目止めシートを所定
の色に着色し、該甲皮底面部に透明若しくは半透明な合
成樹脂製の靴底を射出成形したものである。よって、上
記した如く構成した靴底の外観は、任意の色に着色した
甲皮底面の吊り込み部分と目止めシートの色彩が、透明
若しくは半透明の樹脂を介して靴底の表面に鮮やかに現
れる状態となり、色彩に富むデザインの靴底を一回の射
出成形により簡単且つ低コストにて構成することができ
る。また、上記靴底の表面側からは、同靴底と甲皮底面
との接着面の状態を明瞭に見ることができるので、製造
時において、上記靴底を甲皮底面に射出成形した後で、
上記接着面の接着状態や気泡の浸入等を確認することが
できる。よって、製造後に行う製品検査において、甲皮
底面と靴底との接着状態を従来よりも精査することが可
能となる。さらに、靴の使用過程において上記甲皮底面
と靴底との接着面に剥離部分が生じた場合にも、この剥
離を早期に発見することができるので、剥離の進行を見
逃して、使用中おいて靴底が突然剥がれてしまうような
不具合を回避することができる。
【0042】請求項2記載の靴は、上記甲皮底面部にお
ける吊り込み部分と目止めシートを貼着した着色範囲に
色彩模様部を設けると共に、上記甲皮底面部に射出成形
した靴底の表面における上記色彩模様部に対応する位置
に、該色彩模様部と合致する意匠形状を凹凸形成して成
るものであるから、上記靴底を表面側から視ると、凹凸
形成した意匠形状の直ぐ裏の部分に、靴底を構成する透
明若しくは半透明な合成樹脂を介して上記吊り込み部分
と目止めシートの着色範囲に設けた色彩模様部が透けて
見える状態となる。よって、上記靴底の表面に凹凸形成
される意匠形状が、上記色彩模様部の色彩によりあたか
も着色されたように見えるようになり、その結果、製造
の手間を増大させることなく、靴底の意匠的な付加価値
を格段と向上せしめることができる。
【0043】請求項3記載の靴は、上記靴底底面の土踏
まず部と、該土踏まず部と爪先部との間の踏み付け部と
に各々意匠形状を形成し、上記土踏まず部の意匠形状を
凸状に形成すると共に、踏み付け部の意匠形状を凹状に
形成して成るものである。したがって、上記土踏まず部
と踏み付け部の両意匠形状により、靴底の意匠的な付加
価値を向上せしめることができると共に、凸状に形成し
た土踏まず部の意匠形状により、靴底における土踏まず
部分の肉厚を部分的に厚くして、同部分における弾性的
な反発力を増大せしめ、同意匠形状部分にシャンクとし
ての機能を具備せしめることができる。また、凹状に形
成した踏み付け部の意匠形状によれば、同踏み付け部に
おける靴底の肉厚を部分的に薄く成して、同踏み付け部
分に必要な屈曲性を向上せしめることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明を実施した靴を示す縦断面図。
【図2】 同靴の底面図。
【図3】 中底の周囲に吊り込み部分を吊り込んで、
目止めシートを貼着する状態を示す斜視図。
【図4】 甲皮底面の吊り込み部分に所定の色に着色
した接着剤を塗布している状態を示す斜視図。
【図5】 甲皮の底面を成形型内に装着して同甲皮の
底面に靴底を射出成形している状態を示す縦断面図。
【図6】 甲皮の底面に靴底を射出成形した靴の靴底
面を示す斜視図
【図7】 色彩模様部と意匠成形部とが合致した状態
の靴底面を示す正面図。
【図8】 同靴の爪先部分を示す縦断面図。
【図9】 靴底面に楕円形の意匠成形部と断面凹凸形
の意匠成形部とを形成した靴を示す縦断面図。
【図10】 (a)は同靴の底面図,(b)は図10
−aにおけるb−b線断面図。
【図11】 従来の靴において、中底の周囲に吊り込
み部分を吊り込んで、目止めシートを貼着する状態を示
す斜視図。
【図12】 従来の靴の甲皮の底面を成形型内に装着
して同甲皮の底面に靴底を射出成形している状態を示す
縦断面図。
【図13】 従来の靴の靴底面を示す斜視図。
【符号の説明】
a1〜a3・・・靴 1・・・甲皮 1a・・・吊り込み部分 2・・・中底 3・・・靴底 4・・・目止めシート 5・・・着色接着剤 5a,5a’,5a’’・・・色彩模様部 65〜64・・・意匠形状

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 略靴形に形成した甲皮の底面開口部に
    中底を定置し、この甲皮の靴底側周縁に所定の幅をもっ
    て形成した吊り込み部分を上記中底の底面外周に沿って
    吊り込んで止着すると共に、この甲皮底面に接着剤を用
    いて目止めシートを貼着して中底底面と吊り込み部分周
    縁との接合部を被覆し、上記甲皮底面部における吊り込
    み部分と目止めシートを所定の色に着色し、該甲皮底面
    部に透明若しくは半透明な合成樹脂製の靴底を射出成形
    して成る靴。
  2. 【請求項2】 所定の色に着色した甲皮底面部に色彩
    模様部を設けると共に、上記甲皮底面部に射出成形した
    靴底の表面における上記色彩模様部に対応する位置に、
    該色彩模様部と合致する意匠形状を凹凸形成して成る請
    求項1記載の靴。
  3. 【請求項3】 靴底底面の土踏まず部と、該土踏まず
    部と爪先部との間の踏み付け部とに各々意匠形状を形成
    し、上記土踏まず部の意匠形状を凸状に形成すると共
    に、踏み付け部の意匠形状を凹状に形成して成る請求項
    2記載の靴。
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