JP2000156361A - 半導体ウェハの洗浄方法 - Google Patents

半導体ウェハの洗浄方法

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JP2000156361A
JP2000156361A JP10330404A JP33040498A JP2000156361A JP 2000156361 A JP2000156361 A JP 2000156361A JP 10330404 A JP10330404 A JP 10330404A JP 33040498 A JP33040498 A JP 33040498A JP 2000156361 A JP2000156361 A JP 2000156361A
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semiconductor wafer
pure water
cleaning
hole
chamber
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JP10330404A
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Hiroshi Yamamoto
浩史 山本
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Rohm Co Ltd
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Rohm Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【構成】 半導体ウェハ10の表面に純水24をスピン
コートによってむらなく塗布し、高圧力を付与すること
によって純水24を活性化させる。すると、ホール12
内の空気が純水24中に積極的に溶け込むようになり、
その結果、ホール12の奥部にまで純水24が注入さ
れ、そこに付着したパーティクルが溶融されて除去され
る。 【効果】 高アスペクト比のホール12の内部を簡単な
工程で十分に洗浄できる。したがって、作業性を向上で
きる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は半導体ウェハの洗浄方
法に関し、特にたとえば高アスペクト比のホールを有す
る半導体ウェハの洗浄方法に関する。
【0002】
【従来の技術】この種の半導体ウェハの洗浄方法の一例
が特開平3−94428号〔H01L21/304〕に
開示されている。この従来技術は、半導体ウェハが浸漬
された洗浄液中に気泡を発生させ、この気泡の移動に伴
う対流を利用して半導体ウェハを洗浄するようにしたも
のである。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】従来技術では、洗浄液
中に気体または媒溶液を溶かし込む工程や、気泡を発生
させるために洗浄槽内を減圧する工程を必要とするた
め、工程が煩雑であり、作業性が悪いという問題点があ
った。それゆえに、この発明の主たる目的は、作業性を
向上できる、半導体ウェハの洗浄方法を提供することで
ある。
【0004】
【課題を解決するための手段】第1の発明は、高アスペ
クト比のホールを有する半導体ウェハの洗浄方法におい
て、半導体ウェハの表面にホールを覆うようにして純水
をスピンコートする工程、チャンバ内において純水に高
圧力を付与する工程、および半導体ウェハの表面に付着
した純水を除去する工程を備えることを特徴とする、半
導体ウェハの洗浄方法である。
【0005】第2の発明は、高アスペクト比のホールを
有する半導体ウェハの洗浄方法において、半導体ウェハ
を純水中に浸漬する工程、純水に高圧力を付与するとと
もに超音波を付与する工程、および半導体ウェハに付着
した純水を除去する工程を備えることを特徴とする、半
導体ウェハの洗浄方法である。
【0006】
【作用】第1の発明では、スピンコートによって半導体
ウェハの表面に純水をむらなく塗布し、高圧力を付与す
ることによって純水を活性化させる。すると、ホール内
の空気が純水中に積極的に溶け込むようになる。その結
果、ホールの奥部にまで純水が注入され、そこに付着し
たパーティクルが溶融されて除去される。
【0007】第2の発明では、半導体ウェハを純水中に
浸漬し、高圧力を付与するとともに超音波を付与するこ
とによって、純水を活性化させる。
【0008】
【発明の効果】この発明によれば、従来のような気体ま
たは媒溶液を加える工程や気泡を発生させるために洗浄
槽内を減圧する工程は不要であり、ホールの奥部を簡単
に洗浄できる。この発明の上述の目的,その他の目的,
特徴および利点は、図面を参照して行う以下の実施例の
詳細な説明から一層明らかとなろう。
【0009】
【実施例】図1に示すこの実施例の半導体ウェハの洗浄
方法は、LSIまたはVLSI等のような半導体装置の
製造工程において、図2に示すような半導体ウェハ10
を洗浄するためのものである。半導体ウェハ10は、シ
リコン基板の上に積層された絶縁層および配線層等を含
み、半導体ウェハ10の表面には、図2(B)に示すよ
うに、高アスペクト比のホール12が形成されている。
そのため、この実施例の洗浄方法では、ホール12の奥
部に付着したパーティクル(異物)14を効率よく除去
することを主たる目的とする。以下には、図1に従っ
て、この実施例の洗浄方法を説明する。
【0010】この実施例の洗浄方法では、図1(A)に
示すようなスピン塗布装置16と、図1(B)および
(C)に示すような洗浄装置18とが用いられる。スピ
ン塗布装置16は、半導体ウェハ10を支持するターン
テーブル20およびこれを回転するためのモータ22を
含み、ターンテーブル20の上方には、半導体ウェハ1
0の表面に純水24を滴下するためのノズル26が配置
される。一方、洗浄装置18は、密封されたチャンバ2
8を含み、チャンバ28にはガスを供給するための供給
口30および排出するための排出口32が形成され、供
給口30には供給管34が接続され、排出口32には排
出管36が接続される。そして、供給管34には加圧装
置38が設けられ、排出管36には減圧装置40が設け
られる。
【0011】スピン塗布装置16および洗浄装置18を
用いて半導体ウェハ10を洗浄する際には、まず、図1
(A)に示すように、スピン塗布装置16のターンテー
ブル20上に半導体ウェハ10をホール12が形成され
た面が上になるようにして載置する。そして、モータ2
2を駆動してターンテーブル20を所定の回転数で回転
させるとともにノズル26から純水24を滴下させる。
このスピン塗布工程(図1(A))では、主として半導
体ウェハ10の上面に付着したパーティクル14が除去
され、かつ、次工程の準備として、半導体ウェハ10の
表面全体に純水24が満遍なく塗布される。なお、モー
タ22の回転数,純水24の滴下量,ノズル26と半導
体ウェハ10との距離および洗浄時間等は、半導体ウェ
ハ10に作り込まれた素子が破壊されないように配慮し
て設定され、たとえば、モータ22の回転数1000rp
m 、純水24の滴下量10cc、ノズル26と半導体ウェ
ハ10との距離10mm、洗浄時間1min 程度に設定され
る。
【0012】続く図1(B)に示す工程では、純水24
が塗布された半導体ウェハ10をチャンバ28内に収容
し、開閉部を完全に封止する。そして、加圧装置38に
よってチャンバ28内にガス(Ar等)を供給して内部
圧力を上昇させる。すると、半導体ウェハ10の表面に
塗布された純水24が活性化され、この純水24がホー
ル12の内部に溜まった空気を積極的に溶かし込む。そ
の結果として、純水24がホール12の奥部にまで入り
込み、ホール12の奥部に付着したパーティクル14が
溶融されて除去される。なお、この工程におけるチャン
バ28内の圧力は、純水24の表面張力に打ち勝つ程度
の大きさであることが望ましく、具体的には、10atm
程度に設定される。また、加圧時間は1min 程度、加圧
温度は室温程度に設定される。
【0013】次の図1(C)に示す工程では、減圧装置
40によってチャンバ28内を減圧(50torr程度)
し、半導体ウェハ10の表面に付着した純水24を蒸発
させて除去する。そして、純水24を完全に除去するの
に十分な時間が経過した後、チャンバ28から半導体ウ
ェハ10を取り出す。この実施例によれば、スピン塗布
工程と加圧洗浄工程とによって、半導体ウェハ10の表
面(ホール12の内面を含む。)に付着したパーティク
ル14を簡単に除去できる。また、スピン塗布工程にお
いては、半導体ウェハ10の表面に純水24を満遍なく
塗布することができ、塗布むらが生じないので、半導体
ウェハ10の全面を均質に洗浄できる。
【0014】図3に示す他の実施例の半導体ウェハの洗
浄方法では、図3(A)に示すような洗浄装置42と、
図3(B)に示すような乾燥装置44とが用いられる。
洗浄装置42は、密封されたチャンバ46を含み、チャ
ンバ46の上部にはガスを供給するための供給口48が
形成され、供給口48には供給管50が接続され、供給
管50には加圧装置52が設けられる。また、チャンバ
46の底部には超音波発生装置54が設けられる。一
方、乾燥装置44は、密封されたチャンバ56を含み、
チャンバ56にはガスを排出するための排気口58が形
成される。そして、排気口58には排気管60が接続さ
れ、排気管60には減圧装置62が設けられる。
【0015】洗浄装置42および乾燥装置44を用いて
半導体ウェハ10を洗浄する際には、まず、図3(A)
に示すように、洗浄装置42のチャンバ46内に純水2
4を満たし、この純水24に半導体ウェハ10を浸漬す
る。そして、開閉部分を完全に封止した後、加圧装置5
2によってチャンバ46内にガス(Ar等)を供給し、
チャンバ46の内部圧力を上昇させる。また、超音波発
生装置54を駆動してチャンバ46内の純水24に振動
を与える。すると、半導体ウェハ10の表面にある純水
24が活性化され、この純水24がホール12の内部に
溜まった空気を積極的に溶かし込む。その結果として、
純水24がホール12の奥部にまで入り込み、ホール1
2の奥部に付着したパーティクル14が溶融されて除去
される。なお、この工程におけるチャンバ46内の圧力
は、純水24の表面張力に打ち勝つ程度の大きさである
ことが望ましく、具体的には、10atm 程度に設定され
る。また、加圧時間は1min 程度、加圧温度は室温程度
に設定される。
【0016】洗浄装置42によって半導体ウェハ10を
洗浄した後は、図3(B)に示す工程において、半導体
ウェハ10に付着した純水24を除去する。すなわち、
チャンバ56内に純水24が付着した半導体ウェハ10
を収容し、減圧装置62によってチャンバ56内を減圧
(50torr程度)し、それによって、半導体ウェハ10
に付着した純水24を蒸発させて除去する。
【0017】この実施例によれば、洗浄工程と乾燥工程
とによって、半導体ウェハ10の表面(ホール12の内
面を含む。)に付着したパーティクル14を簡単に除去
できる。また、半導体ウェハ10の全体をチャンバ46
に満たされた純水24に浸漬するようにしているので、
複数の半導体ウェハ10を同時に洗浄することができ
る。
【0018】なお、上述のそれぞれの実施例では、チャ
ンバ28または56の内部を減圧することによって半導
体ウェハ10に付着した純水24を除去するようにして
いるが、これに代えて、またはこれと併せて、チャンバ
28または56の内部をヒータで加熱してもよい。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明の一実施例を示す工程図である。
【図2】半導体ウェハを示す図解図である。
【図3】他の実施例を示す工程図である。
【符号の説明】 10 …半導体ウェハ 12 …ホール 14 …パーティクル 16 …スピンコート装置 18,42 …洗浄装置 20 …ターンテーブル 24 …純水 26 …ノズル 28,46,56 …チャンバ 44 …乾燥装置 54 …超音波発生装置

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】高アスペクト比のホールを有する半導体ウ
    ェハの洗浄方法において、 前記半導体ウェハの表面に前記ホールを覆うようにして
    純水をスピンコートする工程、 チャンバ内において前記純水に高圧力を付与する工程、
    および前記半導体ウェハの表面に付着した前記純水を除
    去する工程を備えることを特徴とする、半導体ウェハの
    洗浄方法。
  2. 【請求項2】高アスペクト比のホールを有する半導体ウ
    ェハの洗浄方法において、 前記半導体ウェハを純水中に浸漬する工程、 前記純水に高圧力を付与するとともに超音波を付与する
    工程、および前記半導体ウェハに付着した前記純水を除
    去する工程を備えることを特徴とする、半導体ウェハの
    洗浄方法。
  3. 【請求項3】前記純水を除去する工程は減圧する工程を
    含む、請求項1または2記載の半導体ウェハの洗浄方
    法。
  4. 【請求項4】前記純水を除去する工程は加熱する工程を
    含む、請求項1または2記載の半導体ウェハの洗浄方
    法。
  5. 【請求項5】前記高圧力は前記純水の表面張力に打ち勝
    つ圧力である、請求項1ないし4のいずれかに記載の半
    導体ウェハの洗浄方法。
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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR100501782B1 (ko) * 2000-02-25 2005-07-18 엔이씨 엘씨디 테크놀로지스, 엘티디. 코팅막 제거장치
KR101430691B1 (ko) * 2012-06-22 2014-08-18 에스브이에스 주식회사 반도체 비아홀의 기포제거장치 및 방법
KR101520048B1 (ko) * 2012-06-28 2015-05-13 에스브이에스 주식회사 반도체 웨이퍼 제조장치

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Effective date: 20060207