JP2000155919A - 磁気ヘッドの支持機構 - Google Patents

磁気ヘッドの支持機構

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JP2000155919A
JP2000155919A JP10327012A JP32701298A JP2000155919A JP 2000155919 A JP2000155919 A JP 2000155919A JP 10327012 A JP10327012 A JP 10327012A JP 32701298 A JP32701298 A JP 32701298A JP 2000155919 A JP2000155919 A JP 2000155919A
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Japan
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head
magnetic head
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magnetic
adjusting
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Jun Ishikawa
純 石川
Masao Matsumoto
正夫 松本
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Sony Corp
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Sony Corp
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  • Adjustment Of The Magnetic Head Position Track Following On Tapes (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 磁気ヘッドの角度(アジマス)調整を確実に
行うと共にメカデッキの薄型化にも充分対応できる支持
機構を得る。 【解決手段】 磁気ヘッド11のヘッド本体12を取付
ける取付台座部13とテープガイド部14と調整ねじ2
1に押圧力を付与する調整ばね部15とを所要の弾性と
所要の滑性を保有する樹脂材により一体に成形するもの
で、調整ばね部15は取付台座部13のヘッド本体取付
面側に形成して取付台座部13とシャーシ18の間には
ばね部材を介在させないように構成する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、磁気記録再生装置
に備える磁気ヘッドの支持機構に関する。
【0002】
【従来の技術】テープレコーダー等の磁気記録再生装置
に備える磁気ヘッドは、電気的、或は機械的に前進させ
て走行駆動される磁気テープに対して接触させて情報信
号を記録し、また、記録された信号を再生する。このよ
うに動作する磁気ヘッドにおいては、再生周波数特性上
の出力損失を抑えるために磁気ヘッドの支持機構におい
て、磁気テープに対する各種調整を行うが、特に、再生
時の磁気テープ走行方向とヘッドの磁気ギャップの垂直
度に誤差が生じると位相ずれが発生して出力が低下する
ため角度(アジマス)損失を調整する必要がある。
【0003】この磁気ヘッドの角度(アジマス)調整
は、メカデッキに磁気ヘッドが固定される接点で行われ
るため、メカデッキの部品精度も要求され、一般的には
メカデッキが磁気記録再生装置全体に組み込まれ、生産
の最終段階の工程にて再生出力レベルを観察しながら行
われる。そしてこの調整後には磁気テープ走行に対する
ヘッドの磁気ギャップ姿勢の変化があってはならないた
め、支持機構に備えられている角度調整ねじには緩み防
止および微調整時のがたつき誤差を抑えるためのばね部
材が取付けられている。さらに、調整後には恒久性な緩
み防止として接着剤を塗布することが多い。
【0004】この一般的な磁気ヘッドとしては、図6及
び図7に示すように、磁気ヘッド1の金属ケースを外装
とするヘッド本体2に板金製の取付台座3と板金製のテ
ープガイド4を各々スポット溶接により固定してある。
そして、この磁気ヘッド1のメカデッキへの取付けは、
ヘッド本体2の下面側に固定された取付台座3の一端側
をメカデッキのシャーシ5に立上げ形成した固定部材6
に固定ねじ7により固定し、一方、取付台座3の他端側
に調整ねじ8を搖動可能に挿通して、この調整ねじ8に
取付台座3の下面側において金属材料製の圧縮コイルば
ねからなる調整ばね9を嵌挿し、この調整ねじ8の先端
部をシャーシ5に形成したねじ孔10に螺挿することに
よりヘッド本体2が取付台座3を介してシャーシ5に対
して取付けられて磁気ヘッド1はメカデッキに取付けら
れるように構成されている。
【0005】このように、メカデッキに対する磁気ヘッ
ド1の取付け、すなわち、シャーシ5に対するヘッド本
体2の取付けにおいて取付台座3の一端側の固定ねじ7
はシャーシ5側の固定部材6に対して取付台座3の一端
側をほぼ完全に締め付け固定するもので、一方、取付台
座3の他端側の調整ねじ8は、ヘッド本体2の磁気ギャ
ップgと磁気テープTの走行方向の垂直度の狂い、すな
わち、ヘッドの角度(アジマス)ずれによって信号の位
相ずれが発生し、出力の低下を抑えるためにヘッド本体
2の角度調整するもので、この調整ねじ8をシャーシ5
側のねじ孔10に対して送り・戻し操作することにより
取付台座3の他端側における締め付け押圧力が可変され
て、取付台座3は一端側固定部を支点として傾斜可変
し、ヘッド本体2の角度調整が行われるようになってい
る。
【0006】また、調整ねじ8に嵌挿され、取付台座3
の他端側とシャーシ5との間に介在される調整ばね9
は、調整ねじ8の締め付け操作によってヘッド本体2の
角度の微調整時に取付台座3の調整ねじ8に対する緩み
および調整ねじ8の送り・戻し操作時のがたつきを抑え
るためのもので、ヘッド本体2は、取付台座3が調整ね
じ8によって調整ばね9の負荷を常に受けながら姿勢角
度が変化されて最適な出力状態に調整されるようになっ
ている。
【0007】このように、磁気ヘッドの支持機構が、取
付台座3、固定部材6、固定ねじ7、調整ねじ8および
調整ばね9の各単体部品により構成されている。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】ところで、テープレコ
ーダー等の磁気記録再生装置全体の小型化、薄型化の要
求に対応する場合、当然、メカデッキ自体の薄型化が必
要である。この場合、走行される磁気テープからシャー
シまでの距離を抑えることが一つの大きな薄型化の要素
になる。すなわち、図6に示すように磁気テープTの走
行方向の中心線aとシャーシ5との間隔寸法Hを抑える
ことに他ならない。
【0009】しかし、このように磁気テープTの中心線
aとシャーシ5との間隔寸法Hを抑えることは、ヘッド
本体2の取付台座3とシャーシ5との間隔寸法hも小さ
くなり、このため調整ばね9の取付け長さが短くなる。
これは調整ばね9の巻き数の減少によるばね定数の増大
化となり、ヘッド本体2の調整時において、調整ねじ8
を締め込む方向に螺進させる場合は、調整ばね9が密着
状態になり、このばねの設計条件によっては、ばね材料
の応力限界を超え、いわゆるへたりによる弾性の欠如を
まねくおそれがある。これは、ヘッド本体2の角度(ア
ジマス)の調整後の調整ねじ8の緩みによる姿勢変化を
発生するおそれがあり、品質に問題が生じる。
【0010】以上のように、従来の磁気記録再生装置に
備える磁気ヘッドにおいては、磁気ヘッド1の支持機構
は、最低限、前述した取付台座3、固定部材6、固定ね
じ7、調整ねじ8および調整ばね9の部品構成が必要で
あり、メカデッキの薄型化に伴いヘッド本体2の角度調
整時に調整ばね9の弾性力の低下を注意する等の条件が
発生し、調整工数の増加、品質安定性の低下につながっ
ていた。また、基本設計時の条件も限定され、しかも調
整ばね9のばね単品の力量管理等に高い精度が要求さ
れ、コスト高の要素となっていた。
【0011】本発明は、かかる点に鑑みてなされたもの
で、構成が簡単で、メカデッキの薄型化にも充分対応で
きると共に、調整ばねの弾性力の低下による調整ねじの
緩み発生等の不安定要素を除去した磁気ヘッドの支持機
構を提供することを目的とする。
【0012】
【課題を解決するための手段】前述した目的を達成する
ために本発明は、磁気記録再生装置に備えられる磁気ヘ
ッドを支持し、調整ねじにより磁気ヘッドの磁気テープ
に対する角度を調整するようにした磁気ヘッドの支持機
構であって、ヘッド本体を取付ける取付台座部とテープ
ガイド部と調整ねじに押圧力を付与する調整ばね部とを
一体的構造として構成したものである。
【0013】前記構成においては、調整ばね部を取付台
座部のヘッド本体取付け面側に形成することが好まし
い。
【0014】また、前記構成において、取付台座部にヘ
ッド本体を嵌合保持する枠状保持部を形成し、この枠状
保持部にテープガイドを形成することが好ましい。
【0015】そして、前記支持機構は全体を所要の弾性
と所要の滑性を保有する樹脂材により一体成形すること
が好ましい。
【0016】以上のように構成される磁気ヘッドの支持
機構は構成が簡単でコストが低減化されると共に、メカ
デッキの薄型化にも充分対応でき、また調整ねじの緩み
も確実に防止できる。
【0017】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態を図1
〜図5を参照して説明する。
【0018】この実施の形態は、磁気記録媒体としてテ
ープカセットを用い、このテープカセットの磁気テープ
より情報信号を再生する磁気ヘッドの支持機構として構
成したものである。
【0019】図1〜図5において、符記号11は磁気ヘ
ッドを示し、前述した図6および図7に示す磁気ヘッド
1と同様に金属ケースを外装とするヘッド本体12を有
し、このヘッド本体12の表面側に磁気ギャップgが表
出されている。この磁気ヘッド11のヘッド本体12
は、取付台座部13、テープガイド部14および調整ば
ね部15が一体に樹脂成形されたヘッドホルダー16に
固定保持されている。
【0020】すなわち、ヘッドホルダー16は、所要の
弾性および滑性を保有する樹脂、例えば、ポリアミド
(ナイロン)系樹脂により成形されるもので、取付台座
部13の主板部13aにはヘッド本体12が嵌合保持さ
れる枠状保持部13bが立上げ成形され、この枠状保持
部13bの一側部を前方へ延長してテープガイド部14
が成形されており、また、調整ばね部15は、取付台座
部13の一端部側に肉薄で枠状保持部13bと同方向に
略逆U字状に立上げて横方向弾性動作可能に成形されて
いる。この調整ばね部15の外側辺部15aは取付台座
部13の主板部13aの延長面より所要長さ突出され、
この外側辺部15aの先端部に前記主板部13aと平行
に固定側端部13cが成形され、一方取付台座部13の
他端部は主板部13aと同一平面上に延長されて調整側
端部13dが形成されている。
【0021】このヘッドホルダー16の取付台座部13
の固定側端部13cには真円通孔17aが形成され、ま
た、調整側端部13dには、調整ばね部15方向に長い
長円通孔17bが形成されており、そして、主板部13
aの枠状保持部13bの成形面と相反する面には、前記
真円通孔17aと前記長円孔17bを結ぶ線と直交する
方向に略V字溝状の支点部13eが形成されている。
【0022】このように形成されるヘッドホルダー16
はヘッド本体12を、取付台座13の枠状保持部13b
に嵌合して接着剤、例えば紫外線硬化接着剤等により接
着することにより固定保持する。
【0023】このようにヘッドホルダー16に固定保持
されたヘッド本体12が取付けられるメカデッキのシャ
ーシ18側には、ヘッドホルダー16の取付台座部13
の固定側端部13cに形成された真円通孔17aと調整
側端部13dに形成された長円通孔17bとに各々対応
してねじ孔19aと19bを形成し、この両ねじ孔19
aと19bとの間に位置して、取付台座部13の主板部
13aに形成された略V字溝状の支点部13eに対応し
て頂部に丸みをつけた所要高さで所要長さの***突上の
支点部19cが形成されている。
【0024】このように形成されるメカデッキのシャー
シ18に、対して磁気ヘッド11が取り付けられるが、
この取り付けは、ヘッドホルダー16側の支点部13e
とシャーシ18側の支点部19cを互いに嵌合状に付き
当てた状態で、ヘッドホルダー16側の固定側端部13
cをシャーシ18の表面に当接させて真円通孔17aを
シャーシ18側の一方のねじ孔19aに重ね合せて対応
させると共に調整側端部13dの長円通孔17bを他方
のねじ孔19bに対応させる。この状態では、調整側端
部13dはシャーシ18の表面側からシャーシ18側の
支点部19cの高さとほぼ等しい間隔で対向される。
【0025】そして、ヘッドホルダー16側の固定側端
部13cの真円通孔17aに固定ねじ20を挿通してこ
の真円通孔17aと重ね合せて対応されるねじ孔19a
に螺挿して締付けて固定側端部13cをシャーシ18に
固定する。この状態で、ヘッドホルダー16側の調整側
端部13dの長円通孔17bに固定ねじ20より長い調
整ねじ21を挿通してこの長円通孔17bと間隔を置い
て対向するねじ孔19bに螺挿する。このようにして、
ヘッドホルダー16は両端部、すなわち、取付台座部1
3の固定側端部13cと調整側端部13dにおいてシャ
ーシ18に固定されて磁気ヘッド11はシャーシ18に
取付けられる。
【0026】このように、磁気ヘッド11は、シャーシ
18に取付けられることにより、ヘッド本体12の磁気
ギャップgが磁気テープTの走行位置に対応されること
になる。この磁気ヘッド11の取付け状態で調整ねじ2
1をシャーシ18側のねじ孔17bに対して送り・戻し
回動操作することにより、ヘッドホルダー16が、この
取付台座部13の支点部13eとシャーシ18側の支点
部19cとの嵌合当接部を中心として調整ばね部15の
弾性変形により回転運動されて、磁気ヘッド11は、姿
勢が変化、すなわち、角度(アジマス)調整が行われ
る。
【0027】この磁気ヘッド11の角度(アジマス)調
整において、ヘッドホルダー16の取付台座部13は調
整ばね部15の弾性力により、前述した支点部13eと
19cの嵌合当接部を中心として調整ねじ21が挿通さ
れる調整側端部13d側がシャーシ18から離れる方向
に弾性的に回転偏倚される。これにより調整側端部13
dは調整ねじ21の頭部の内側に強く当接されて、ホル
ダー16、すなわち、磁気ヘッド11全体は調整ねじ2
1との間にがたつきが生じることなく、角度(アジマ
ス)調整が可能になる。
【0028】以上のように構成される本発明の実施の形
態によれば、図4に示すようにメカデッキの薄型化に伴
い、シャーシ18の表面と磁気テープTの走行方向の中
心線aとの間隔寸法Hと、ヘッドホルダー16側の調整
側端部13dとの間隔寸法hが小さく制限されても、調
整ばね部15は、調整ねじ21とシャーシ18に挟まれ
た位置の構成ではなく、ヘッドホルダー16のヘッド本
体12が取付けられる側に位置する構成であるため、こ
の調整ばね部15に影響されることなく前述した間隔寸
法Hおよびhを任意に設定できる。
【0029】従って、調整ばね部15は、メカデッキに
テープカセットを装着した状態でカセットハーフ面より
突出することのない程度の高さ、すなわち、ヘッド本体
12の高さとほぼ等しい高さに抑えておけばよく、メカ
デッキの厚みに関係なく、常に同条件で磁気ヘッド11
の角度(アジマス)調整が可能となり、調整ばね部15
の弾性力低下のおそれもなく、調整時の注意もほとんど
必要なく、調整を行うことができる。
【0030】そして、この実施の形態においては、ヘッ
ド本体12を取付ける取付台座部13、テープガイド部
14および調整ばね部15はヘッドホルダー16として
樹脂、例えば、ポリアミド(ナイロン)系樹脂により一
体成形されるので、製作上の工数の削減および品質を向
上させた上での構成部品の削減が達成されてコストの低
減化が可能になる。
【0031】なお、この実施の形態において、ヘッドホ
ルダー16とシャーシ18の支点部13eと19cは互
いに逆の構成とすることができる。すなわち、ヘッドホ
ルダー16側の支点部13eとしては、前述した略V字
溝状支点部に変えて、シャーシ18側の前述した***突
状支点部と同様の***突状に形成し、一方、シャーシ1
8側の支点部19cとしては、前述した***突状支点部
に変えて、ヘッドホルダー16側の前述した略V字溝状
支点部と同様の略V字溝状に形成することができる。
【0032】また、ヘッドホルダー16側の調整ばね部
15は、板ばねより形成し、この板ばねをヘッドホルダ
ー16の成形において、調整ばね部15の成形部分に位
置してインサート成形し、取付台座部13、テープガイ
ド部14と一体化した構成とすることができる。
【0033】また、ホルダー側の調整ばね部15の形状
は、図示のように略逆U字状に限ることなく、調整側端
部13dが調整ねじ21の頭部の内側に強く当接される
ように、取付台座部13側に弾性偏倚力を付与できるば
ね形状であればよい。
【0034】以上、本発明の実施の形態を説明したが、
本発明は、この実施の形態に限定されるものではなく、
本発明の趣旨を逸脱しない範囲で種々変更できるもので
ある。例えば、ヘッドホルダー全体、すなわち、ヘッド
本体を取付ける取付台座部、テープガイド部および調整
ばね部を金属材により一体的に形成してもよく、この場
合、調整ばね部は取付台座部、テープガイド部とは別の
板ばね等のばね材により形成し、取付台座部側に接続し
た構成とすることができる。
【0035】なお、本発明は、コンパクトテープカセッ
トを記録媒体として用いるテープレコーダーに限ること
なく、マイクロテープカセットを用いるテープレコーダ
ー、オープンリールテープを用いるテープデッキ等、各
種の磁気記録再生装置に適用できるものである。
【0036】
【発明の効果】以上のように本発明による磁気ヘッドの
支持機構は、ヘッド本体を取付ける取付台座部とテープ
ガイド部と調整ばね部とを一体的構造としたことによ
り、構成部品が削減されてコストの低減化が可能にな
る。
【0037】また、この支持機構の調整ばね部を取付台
座部のヘッド本体取付け面側に形成することにより、メ
カデッキの薄型化に伴い支持機構とシャーシの間隔が狭
められる場合においても、調整ばね部は充分な弾力を保
有する構成とすることができて、調整ねじの緩みを確実
に防止することができ品質が向上される。
【0038】また、前述の支持機構は、所要の弾性と所
要の滑性を保有する樹脂材により一体成形することによ
り、構成部品が削減されると共に製作工程数も削減され
てコストの低減化が可能になる。
【0039】そして、ヘッド本体の取付台座部と調整ば
ね部とが一体であることにより、角度調整時の注意およ
び確認必要事項も無くすことができて、調整工数を削減
することができると共に従来の調整ばねでは必要であっ
た部品管理費用を削減することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係る磁気ヘッドの支持機構の一例の分
解斜視図である。
【図2】図1に示す支持機構にヘッド本体を取付けた状
態の平面図である。
【図3】図1に示す支持機構の組立て固定した状態の正
面図である。
【図4】図3に示す支持機構の磁気テープとの関係を示
す正面図である。
【図5】図3に示す支持機構の調整状態を説明する正面
図である。
【図6】従来の磁気ヘッドの支持機構の磁気テープとの
関係を示す正面図である。
【図7】図6に示す支持機構の調整状態を説明する正面
図である。
【符号の説明】
11‥‥磁気ヘッド、12‥‥ヘッド本体、13‥‥取
付台座部、13a‥‥主板部、13b‥‥保持部、13
c‥‥固定側端部、13d‥‥調整側端部、13e‥‥
支点部、14テープガイド部、15‥‥調整ねじ部、1
6‥‥ヘッドホルダー、18‥‥シャーシ、20‥‥固
定ねじ、21‥‥調整ねじ

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 磁気記録再生装置に備えられる磁気ヘッ
    ドを支持し、調整ねじにより磁気ヘッドの磁気テープに
    対する角度を調整するようにした磁気ヘッドの支持機構
    であって、 ヘッド本体を取付ける取付台座部とテープガイド部と前
    記調整ねじに押圧力を付与する調整ばね部とを一体的構
    造としたことを特徴とする磁気ヘッドの支持機構。
  2. 【請求項2】 請求項1に記載の磁気ヘッドの支持機構
    において、 前記調整ばね部を前記取付台座部のヘッド本体取付け面
    側に形成したことを特徴とする磁気ヘッドの支持機構。
  3. 【請求項3】 請求項1に記載の磁気ヘッドの支持機構
    において、 前記取付台座部に前記ヘッド本体を嵌合保持する枠状保
    持部を形成し、この枠状保持部に前記テープガイドを形
    成したことを特徴とする磁気ヘッド支持機構。
  4. 【請求項4】 請求項1に記載の磁気ヘッドの支持機構
    において、 前記支持機構の全体を所要の弾性と所要の滑性を保有す
    る樹脂材により一体成形により構成することを特徴とす
    る磁気ヘッドの支持機構。
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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US6885524B2 (en) * 2001-09-18 2005-04-26 Lg Electronics Inc. Audio/control head assembly of magnetic recording and reproducing device
JP2009059410A (ja) * 2007-08-31 2009-03-19 Nippon Densan Corp チャッキング装置、および、このチャッキング装置を搭載したブラシレスモータおよびディスク駆動装置

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