JP2000155350A - 撮像機器のフラッシュライト調光方法及び装置 - Google Patents

撮像機器のフラッシュライト調光方法及び装置

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JP2000155350A
JP2000155350A JP10332509A JP33250998A JP2000155350A JP 2000155350 A JP2000155350 A JP 2000155350A JP 10332509 A JP10332509 A JP 10332509A JP 33250998 A JP33250998 A JP 33250998A JP 2000155350 A JP2000155350 A JP 2000155350A
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 本発明はディジタルスチルカメラ等のフラッ
シュライトの発光量の調整に適したフラッシュライト調
光方法及び装置を提供することを目的とする。 【解決手段】 撮影レンズを通して結像した被写体の像
を撮影するための撮像手段と被写体を照明する照明手段
とを備える撮像機器を制御し、撮影に先立って前記照明
手段を発光させるとともに、被写体からの反射光を直接
検出して得られる第1の受光量と、前記撮影レンズを通
った被写体からの光を検出して得られる第2の受光量と
を測定し、前記第1の受光量に基づいて前記照明手段の
発光量を制御し、前記第2の受光量に基づいて補正量を
決定し、前記撮像手段で被写体の像を撮影する際には、
被写体からの反射光を直接検出して得られる第3の受光
量と前記補正量とに基づいて前記照明手段の発光量を制
御する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、一般的なカメラや
ディジタルスチルカメラのような撮像機器におけるフラ
ッシュ撮影などに用いられる撮像機器のフラッシュライ
ト調光方法及び装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来より、カメラのフラッシュ撮影にお
いてはフラッシュライトの発光量を調光するためにフラ
ッシュライト点灯時の被写体からの反射光の光量を測定
している。フラッシュライトの光量を制御する技術とし
ては、外部調光方式とTTL調光方式とが知られてい
る。外部調光方式においては、SPD等の受光素子を用
いて、被写体からの反射光を直接受光してフラッシュラ
イトの光量を制御する。
【0003】また、TTL調光方式においては、撮影用
レンズを通り、さらに撮影用フィルム面で反射した被写
体からの反射光を用いて発光量を制御している。TTL
調光方式を用いてフラッシュライトの発光量を調光する
ことにより、広範囲の画角の撮影レンズのあらゆる絞り
値に対して、正確にフラッシュライトの発光量を制御で
きる。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】撮影用フィルム面で反
射した光を制御に利用するTTL調光技術をそのままデ
ィジタルスチルカメラに適用しようとする場合には、次
のような問題が生じる。ディジタルスチルカメラなどに
用いられるCCDセンサについては、その表面反射につ
いて何も考慮されていないので、CCDセンサの表面反
射光には拡散成分がほとんど含まれていない。従って、
CCDセンサからの表面反射光を用いることではCCD
センサへの入射光量を正確に測定することはできない。
【0005】また、感光フィルムを用いるカメラにおい
ても、反射率が一般的なフィルムと大きく異なる特別な
フィルムを用いる場合には、TTL調光で正確な光量を
制御することは困難である。フィルム位置に近いシャッ
タ幕面からの反射光を検出するTTL測光の技術は公知
である。しかしながら、フラッシュライトの発光量の調
整のために測光をする場合には、撮影のためにシャッタ
幕を開いておく必要があるため、シャッタ幕面からの反
射光を検出できない。
【0006】本発明は、ディジタルスチルカメラなどの
撮像機器のフラッシュライトの発光量の調整に適したフ
ラッシュライト調光方法及び装置を提供することを目的
とする。
【0007】
【課題を解決するための手段】請求項1の撮像機器のフ
ラッシュライト調光方法は、撮影レンズを通して結像し
た被写体の像を撮影するための撮像手段と被写体を照明
する照明手段とを備える撮像機器を制御し、撮影に先立
って前記照明手段を発光させるとともに、被写体からの
反射光を直接検出する第1センサで得られる第1の受光
量と、前記撮影レンズを通った被写体からの光を検出す
る第2のセンサで得られる第2の受光量とを測定し、前
記第1の受光量に基づいて撮影時の前記照明手段の発光
量を演算し、前記第2の受光量に基づいて演算された撮
影時の発光量の補正量を決定し、前記撮像手段で被写体
の像を撮影する際には、演算された受光量と前記補正量
とに基づいて前記第1センサの受光量レベルを制御する
ことによって前記照明手段の発光量を制御することを特
徴とする。
【0008】請求項2の撮像機器のフラッシュライト調
光装置は、撮影レンズを通して結像した被写体の像を撮
影するための撮像手段と、被写体を照明する照明手段
と、被写体からの照明光の反射光を直接受光する第1の
光電変換手段と、前記撮像手段の前面に配置され、撮影
時には退避可能な拡散反射板と、前記第1の光電変換手
段が受光した直接受光光量に従って、前記照明手段の発
光量を制御する照明制御手段と、撮影に先立って前記照
明手段の予備発光を前記照明制御手段の制御のもとに行
い、前記撮影レンズ及び前記拡散反射板を介して予備発
光の受光量を検出する第2の光電変換手段と、前記撮像
手段で被写体の像を撮影する際には、前記照明制御手段
が制御する前記照明手段の発光量を、前記第2の光電変
換手段が検出した予備発光の受光量に基づいて補正する
発光量補正手段とを設けたことを特徴とする。
【0009】請求項3は、請求項2記載の撮像機器のフ
ラッシュライト調光装置において、予備発光の際には、
前記照明制御手段が前記第1の光電変換手段の直接受光
光量に対する検出感度を予め定めた係数に従って高く定
め、前記撮像手段で被写体の像を撮影する際には、前記
発光量補正手段が前記係数を考慮して前記照明手段の発
光量を補正することを特徴とする。
【0010】請求項4は、請求項2記載の撮像機器のフ
ラッシュライト調光装置において、前記第2の光電変換
手段の受光量の光量蓄積に要した受光時間と同じ期間に
渡り、前記照明手段が消灯している間の前記第2の光電
変換手段の受光量を定常光受光量として検出する定常光
の受光量検出手段を設けるとともに、前記発光量補正手
段が予備発光時の前記第2の光電変換手段の受光量と前
記定常光受光量との差分に基づいて前記照明手段の発光
量を補正することを特徴とする。
【0011】請求項5は、請求項2記載の撮像機器のフ
ラッシュライト調光装置において、前記撮像手段の受光
面の受光及び遮光を制御するシャッター膜を前記拡散反
射板として設けたことを特徴とする。請求項6の撮像機
器のフラッシュライト調光方法は、撮影レンズを通して
結像した被写体の像を撮影するための撮像手段と被写体
を照明する照明手段とを備える撮像機器を制御し、撮影
に先立って前記照明手段を発光させるとともに、第1セ
ンサで被写体からの反射光を直接検出して得られる第1
の受光量と、第2センサで前記撮影レンズを通った被写
体からの光を検出して得られる第2の受光量とを測定
し、前記第1の受光量に基づいて前記照明手段の発光量
を制御し、前記第2の受光量に基づいて補正量を決定
し、前記撮像手段で被写体の像を撮影する際には、前記
第1センサで被写体からの反射光を直接検出して得られ
る受光量と前記補正量とに基づいて前記照明手段の発光
量を制御することを特徴とする。
【0012】(作用)請求項1の方法においては、撮影
に先立って照明手段の予備発光を行うとともに、第1セ
ンサによって被写体からの反射光を直接検出して得られ
る第1の受光量を測定し、第2センサによって撮影レン
ズを通った被写体からの光を第2の受光量として測定す
る。第2センサは、例えば撮影レンズと撮像手段との間
に配置される。
【0013】予備発光時に測定された前記第1の受光量
を演算することにより、撮影時に必要とされる前記照明
手段の発光量を推定できる。しかし、前記照明手段の発
光量が一定であっても、実際に撮像手段に入射する光量
は絞りなどによって変化する。そこで、第2センサで測
定した第2の受光量に基づいて、撮影時に必要とされる
発光量の補正量を決定する。
【0014】そして、撮像手段で被写体の像を撮影する
際には、演算された受光量と前記補正量とに基づいて、
前記第1センサの受光量レベルが適正になるように前記
照明手段の発光量を制御する。予備発光を行う時には、
シャッタ幕は閉じておきシャッタ幕からの反射光を検出
すれば良い。また、予め定めた光反射特性になるように
予めシャッタ幕を加工しておけば、予備発光時に検出さ
れる第2の受光量から、撮影時に撮像手段に入射する光
量の補正量を求めることができる。勿論、シャッタ幕以
外の反射部材を利用しても良い。
【0015】撮影時には、第2の受光量に基づいて予め
決定された補正量に従って照明手段の発光量が補正され
る。撮影時に撮像手段に入射する光量の補正レベルを第
2の受光量に基づいて求めることが可能なので、撮影時
には第2センサで受光量を検出する必要はない。従っ
て、撮像手段として個体撮像素子などを用いる場合であ
っても、撮影時には前記補正量に基づいてフラッシュラ
イトなどの照明を適切に調光できる。
【0016】請求項2の装置は次のように動作する。撮
像手段は、撮影レンズを通して結像した被写体の像を撮
影する。照明手段は被写体を照明する。第1の光電変換
手段は、照明手段で照明された被写体からの反射光を直
接受光する。撮像手段の前面に配置された拡散反射板は
撮影時には退避する。第2の光電変換手段は、撮影に先
立って前記照明手段の予備発光を前記照明制御手段の制
御のもとに行い、前記撮影レンズ及び前記拡散反射板を
介して予備発光の受光量を検出する。
【0017】発光量補正手段は、前記撮像手段で被写体
の像を撮影する際には、前記照明制御手段が制御する前
記照明手段の発光量を、前記第2の光電変換手段が検出
した予備発光の受光量に基づいて補正する。予備発光を
行う時には、シャッタ幕は閉じておきシャッタ幕からの
反射光を検出する。従って、予め定めた光反射率になる
ように予めシャッタ幕を加工しておけば、撮影時に撮像
手段に入射する光量の補正レベルを、予備発光時に検出
される予備発光時の受光量から求めることができる。勿
論、シャッタ幕以外の反射部材を利用しても良い。
【0018】撮影時には、予備発光時の受光量に基づい
て予め決定された補正量に従って照明手段の発光量が制
御される。撮影時に撮像手段に入射する光量の補正レベ
ルを予備発光時の第2の光電変換手段の受光量に基づい
て予測できるため、撮像手段として個体撮像素子などを
用いる場合であっても、撮影時には直接受光光量と補正
量とに基づいてフラッシュライトなどの照明を適切に調
光できる。
【0019】請求項3の装置においては、予備発光の際
に照明制御手段が第1の光電変換手段の直接受光光量に
対する検出感度を高くするので、予備発光の光量が撮影
時に比べて抑制される。従って、予備発光による電力消
費が抑制される。このため、電源の再充電を要すること
なく予備発光から本発光に移行できる。撮像手段で被写
体の像を撮影する際には、発光量補正手段が予備発光時
の係数を考慮して照明手段の発光量を補正するので、撮
影に必要な照明の光量が得られる。
【0020】請求項4の装置においては、定常受光量検
出手段が、予備発光時の第2の光電変換手段の受光量の
光量蓄積に要した受光時間と同じ期間に渡り、照明手段
が消灯している間の第2の光電変換手段の受光量を定常
光受光量として検出する。また、発光量補正手段は、予
備発光時の第2の光電変換手段の受光量と前記定常光受
光量との差分に基づいて照明手段の発光量を補正する。
【0021】予備発光時の第2の光電変換手段の受光量
は、被写体からの定常光の成分と照明手段の発光による
成分とを含んでいる。従って、予備発光時の第2の光電
変換手段の受光量だけに基づいて照明手段の発光量を補
正する場合には、定常光の成分の大小に応じて撮影時の
照明手段の発光量にばらつきが生じる。請求項4によれ
ば、予備発光時の受光量と定常光受光量との差分に基づ
いて照明手段の発光量を補正するので、撮影時の照明手
段の発光量のばらつきが抑制される。
【0022】請求項5においては、シャッター膜が撮像
手段の受光面の受光及び遮光を制御するので、撮像手段
に入射する光量の制御が容易になる。また、シャッター
膜と拡散反射板とを共用するので、撮像機器の構造の簡
略化に役立つ。請求項6の方法においては、撮影に先立
って照明手段の予備発光を行うとともに、第1センサに
より被写体からの反射光を直接検出して得られる第1の
受光量と、第2センサにより前記撮影レンズを通った被
写体からの光を検出して得られる第2の受光量とを測定
する。
【0023】そして、予備発光時の前記照明手段の発光
量を検出された前記第1の受光量により制御する。第2
の受光量を検出する第2センサは、例えば撮影レンズと
撮像手段との間に配置される。従って、前記照明手段が
所定の発光量になるときに撮像手段に入射する光量と対
応する値が第2の受光量として検出される。そこで、検
出された第2の受光量に基づいて補正量を決定する。
【0024】撮像手段によって被写体の像を撮影する際
には、前記第1センサにより被写体からの反射光を直接
検出して得られる受光量と前記補正量とに基づいて照明
手段の発光量を制御する。撮影時に撮像手段に入射する
光量の補正レベルを第2の受光量に基づいて求めること
が可能なので、撮像手段として個体撮像素子などを用い
る場合であっても、撮影時には前記第2センサを用いる
必要はなく、第1センサが検出した受光量と前記補正量
とに基づいてフラッシュライトなどの照明を適切に調光
できる。
【0025】
【発明の実施の形態】(第1の実施の形態)本発明の撮
像機器のフラッシュライト調光方法及び装置をディジタ
ルスチルカメラに適用する場合の形態について、図1〜
図3を参照して説明する。この形態は全ての請求項に対
応する。
【0026】図1は、この形態のディジタルスチルカメ
ラの主要部の構成を示すブロック図である。図2は、図
1のディジタルスチルカメラの電装系主要部の構成を示
すブロック図である。図3は、図1のディジタルスチル
カメラの制御系の動作の一部分を示すフローチャートで
ある。この形態では、請求項2の撮像手段,照明手段,
第1の光電変換手段,拡散反射板,第2の光電変換手
段,照明制御手段及び発光量補正手段は、それぞれCC
Dセンサ54,フラッシュランプ15,第1受光素子1
0,シャッタ膜53,第2受光素子20,調光制御ユニ
ット40及び主制御ユニット30に対応する。
【0027】また、請求項4の定常光受光量検出手段
は、主制御ユニット30(S18〜S21)に対応す
る。図1に示すディジタルスチルカメラは、カメラボデ
ィ100と外付けフラッシュ200とで構成されてい
る。勿論、カメラボディ100と外付けフラッシュ20
0とを一体に構成する場合でも本発明は実施できる。
【0028】カメラボディ100の内部には、撮影レン
ズ51,絞り52,シャッタ膜53,CCDセンサ5
4,クイックリターンミラー55,スクリーン56,ペ
ンタプリズム57,接眼レンズ58,第2受光素子20
及び主制御ユニット30が備わっている。CCDセンサ
54は二次元固体撮像素子である。外付けフラッシュ2
00の内部には、フラッシュランプ15,第1受光素子
10及び調光制御ユニット40が備わっている。第1受
光素子10及び第2受光素子20は、入射光量に応じた
電荷を生成する。
【0029】通常はクイックリターンミラー55は図1
に仮想線で示すように45度傾いた位置に配置される。
この場合、撮影レンズ51及び絞り52を介してカメラ
ボディ100に入射する被写体からの光は、クイックリ
ターンミラー55で反射する。すなわち、入射光はクイ
ックリターンミラー55,スクリーン56,ペンタプリ
ズム57及び接眼レンズ58を通って結像される。従っ
て、ユーザはファインダーを覗くことにより、撮影対象
の被写体の像を観察できる。
【0030】撮影シーケンスに入ると、クイックリター
ンミラー55は実線で示す位置に待避する。この場合、
被写体からの光は撮影レンズ51及び絞り52を介して
シャッタ膜53に向かう。また、シャッタ膜53が閉じ
ている場合には被写体からの入射光はシャッタ膜53の
表面で反射する。この反射光の一部分が第2受光素子2
0に入射する。シャッタ膜53が開いている場合には、
入射光はCCDセンサ54に入射する。
【0031】CCDセンサ54は、それの入射面に結像
される二次元画像を撮影するためのエリアセンサであ
る。CCDセンサ54はCCDなどの半導体集積回路で
構成されている。調光制御ユニット40は、フラッシュ
ランプ15の発光開始/発行停止を制御する。第1受光
素子10は、撮影レンズ51を通らずに被写体から直接
入射する光を検出する。第1受光素子10が検出した光
量に応じた電気信号を調光制御ユニット40が入力す
る。
【0032】第2受光素子20は、撮影レンズ51を通
って被写体から入射する光を検出する。第2受光素子2
0が検出した光量に応じた電気信号を主制御ユニット3
0が入力する。主制御ユニット30は、フラッシュラン
プ15の光量の補正値の決定や点灯の指示等を行い調光
制御ユニット40を制御する。
【0033】図2に示すように、主制御ユニット30に
は増幅器21,積分器22,A/D変換器23,D/A
変換器25及びマイクロコンピュータ24で構成されて
いる。第2受光素子20に入射した光は、第2受光素子
20で電流に変換されて増幅器21に入力される。電流
増幅器21の出力が、積分器22で積分される。積分器
22はアナログ積分器である。マイクロコンピュータ2
4は、積分器22に対して積分動作の開始,停止,積分
値のクリアなどの制御を実施する。
【0034】積分器22の積分値に相当する電圧が、A
/D変換器23に印加される。マイクロコンピュータ2
4は、A/D変換器23を介して、積分器22の積分
値、すなわち第2受光素子20の受光光量を検出する。
図2に示すように、調光制御ユニット40は増幅器1
1,積分器12,比較器13及びフラッシュライト制御
回路14で構成されている。第1受光素子10に入射し
た光は第1受光素子10で電流に変換され増幅器11に
入力される。増幅器11の出力が積分器12で積分され
る。
【0035】増幅器11の増幅度は可変になっている。
マイクロコンピュータ24は、D/A変換器25を介し
て増幅器11のゲイン制御を行う。積分器12はアナロ
グ積分器である。主制御ユニット30のマイクロコンピ
ュータ24は、積分器12に対して積分動作の開始,停
止,積分値のクリアなどの制御を実施する。
【0036】積分器12は積分値に相当する電圧を出力
する。この電圧が、比較器13の一方の入力端子に印加
される。比較器13の他方の入力端子には予め定めた閾
値電圧Vrefが常時印加される。比較器13はアナログ
比較器である。比較器13は積分器12から入力される
積分電圧と閾値電圧Vrefとを比較して、それらの大小
関係を示す二値信号を発光停止信号として出力する。こ
の発行停止信号が発光停止制御のためにフラッシュライ
ト制御回路14に印加される。
【0037】フラッシュライト制御回路14は、マイク
ロコンピュータ24からの制御信号と比較器13からの
信号とに従って、フラッシュランプ15の発光の開始と
停止を制御する。図3に示す動作フローを参照して制御
系の動作を説明する。図3は、ディジタルスチルカメラ
のレリーズボタン(図示せず)が押されたときの動作フ
ローを示している。図3の各ステップは図2に示すマイ
クロコンピュータ24によって制御される。
【0038】図3の各ステップの動作について、以下に
説明する。ステップS11では、クイックリターンミラ
ー55を図1に実線で示す位置に位置決めするととも
に、予め決定された絞り値に従って絞り52の状態を調
整する。ステップS12では、増幅器11のゲイン(増
幅度)Gを決定する。ここでは、予め定めた基準ゲイン
G0に定数Kを掛けた結果をゲインGに定める。また、
ゲインGに対応する制御信号を、マイクロコンピュータ
24から増幅器11に印加する。
【0039】第1受光素子10が検出する受光強度に対
する調光制御ユニット40の検出感度を調整するため
に、増幅器11のゲインGを調整する。定数Kは、撮影
時の基準ゲインG0に対して、予備発光時の感度を上げ
るために大きな値に定めてある。
【0040】フラッシュランプ15の発光期間は、発光
を開始してから積分器12の出力する積分電圧が閾値電
圧Vrefと等しくなるまでの期間なので、電流増幅器1
1のゲインGを大きくすると、フラッシュランプ15の
点灯期間が短くなる。つまり、発光光量及び消費電力が
抑制される。フラッシュ回路に充電された電荷を予備発
光時に大量に消費すると、撮影時に発光ができなくなる
ので、予備発光時の消費電力をできるだけ抑制する必要
がある。そこで、フラッシュランプ15の予備発光時の
発光量は撮影時よりも小さくしてある。
【0041】ステップS13では、マイクロコンピュー
タ24から積分器22に制御信号を印加して、積分器2
2の積分値をクリアした後、積分器22の積分動作を再
開する。ステップS14では、マイクロコンピュータ2
4から積分器12に制御信号を印加して、積分器12の
積分値をクリアした後、積分器12の積分動作を再開す
る。また、マイクロコンピュータ24からフラッシュラ
イト制御回路14に印加する制御信号により、フラッシ
ュランプ15の予備発光を開始する。
【0042】ステップS15では、フラッシュランプ1
5の発光開始時からの経過時間を予め定めた時間T1と
比較する。時間T1は定数である。この時間T1は、撮
影時の発光に必要な電力を確保するためにフラッシュラ
ンプ15の最長点灯時間よりも小さな値に定めてある。
フラッシュランプ15を発光開始してから時間T1が経
過するまでの間に、受光量が所定量に達して積分器12
の出力電圧が閾値電圧Vrefを超えれば、発光の停止を
指示する信号が比較器13からフラッシュライト制御回
路14に印加されるので、フラッシュランプ15の発光
が停止する。
【0043】被写体が近距離に存在する場合には、ステ
ップS15で時間T1が経過するのを待つ間に、フラッ
シュランプ15の発光は終了する。時間T1が経過する
と、ステップS15からS16に進む。ステップS16
では、マイクロコンピュータ24から積分器22に制御
信号を印加して、積分器22の積分動作を停止する。な
お、被写体が遠距離で受光量が所定量に達しない場合に
は強制的に発光を停止する。
【0044】ステップS17では、マイクロコンピュー
タ24からA/D変換器23を制御して、積分器22の
出力している積分値を測光値Ixとして読み取る。測光
値Ixは、ステップS13〜S16の間に第2受光素子
20が受光した光量に相当する。測光値Ixは時間T1
の間のフラッシュランプ15の予備発光による光量成分
と定常光の成分とを含んでいる。定常光のみの成分を検
出するために、続くステップS18〜S21を実行す
る。
【0045】ステップS18では、マイクロコンピュー
タ24から積分器22に制御信号を印加して、積分器2
2の積分値をクリアした後、積分器22の積分動作を再
開する。ステップS19では、積分器22の積分動作を
再開してからの経過時間を時間T1と比較する。時間T
1が経過すると、次のステップS20に進む。
【0046】ステップS20では、マイクロコンピュー
タ24から積分器22に制御信号を印加して、積分器2
2の積分動作を停止する。ステップS21では、マイク
ロコンピュータ24からA/D変換器23を制御して、
積分器22の出力している積分電圧を測光値Ixnとし
て読み取る。測光値Ixnは、時間T1の間に第2受光
素子20が検出した定常光の光量に相当する。
【0047】ステップS22では、次式に基づいて調光
補正量Hを決定する。 H=Io/(K・(Ix−Ixn)) ・・・・(1) Io:標準反射率の被写体を想定して決定された基準レ
ベル上記第(1)式においては、予備発光時に検出した測
光値Ixから照明のない環境で検出した測光値Ixnを
差し引くことで、定常光の成分を除去し、フラッシュラ
ンプ15の発光による受光光量成分だけを抽出してい
る。
【0048】ステップS23では、ステップS22で求
めた調光補正量Hを用いて、電流増幅器11のゲインG
を決定する。予め定めた基準ゲインG0に調光補正量H
を掛けた結果をゲインGとして増幅器11に与える。ま
た、ゲインGに対応する制御信号をマイクロコンピュー
タ24から増幅器11に印加する。ステップS24で
は、マイクロコンピュータ24から図示しないシャッタ
制御回路を制御して、シャッタ膜53を開放する。これ
により、撮影レンズ51及び絞り52を通った被写体か
らの入射光がCCDセンサ54に入射するので、CCD
センサ54を動作させて被写体の撮影を実行する。
【0049】ステップS25では、マイクロコンピュー
タ24から積分器12に制御信号を印加して、積分器1
2の積分値をクリアした後、積分器12の積分動作を再
開する。ステップS26では、マイクロコンピュータ2
4からフラッシュライト制御回路14に印加する制御信
号により、フラッシュランプ15の発光を指示する。そ
して、フラッシュランプ15での発光量が適正値になる
と、積分器12の出力がVrefと等しくなり、発光の停
止を指示する信号が比較器13からフラッシュライト制
御回路14に入力されるので、フラッシュランプ15の
発光が停止する。
【0050】ステップS27ではシャッタ膜53を閉
じ、CCDセンサ54に入射する光を遮光する。これに
よりフラッシュライト撮影動作が終了する。 (第2の実施の形態)この形態は、第1の実施の形態の
変形例である。主制御ユニット30及び調光制御ユニッ
ト40の構成が図4のように変更され、マイクロコンピ
ュータ24の動作が多少変更された他は第1の実施の形
態と同一である。変更された部分について説明する。
【0051】この形態では、第1の実施の形態における
増幅器11のゲイン制御の代わりに、比較器13に印加
する閾値電圧Vrefを制御してフラッシュランプ15の
発光光量を調整する。閾値電圧Vrefを制御するため
に、主制御ユニット30にD/A変換器25を設けてあ
る。D/A変換器25が出力する電圧が比較器13に印
加される。従って、マイクロコンピュータ24の制御に
より閾値電圧Vrefを変えることができる。
【0052】この形態では、マイクロコンピュータ24
は、図3に示すステップS12,S23のゲイン制御の
代わりにD/A変換器25が出力する閾値電圧Vrefを
制御する。この制御により、第1の実施の形態と同様に
フラッシュランプ15の発光光量が制御される。 (第3の実施の形態)この形態は、第1の実施の形態の
変形例である。主制御ユニット30及び調光制御ユニッ
ト40の構成が図5のように変更され、マイクロコンピ
ュータ24の動作が図6のように変更された他は第1の
実施の形態と同一である。変更された部分について説明
する。
【0053】この形態では、図5に示すように比較器1
3の出力端子がマイクロコンピュータ24と接続されて
いる。従って、マイクロコンピュータ24は比較器13
の出力する二値信号を監視してフラッシュランプ15の
発光が停止したタイミングを認識できる。図6を参照し
てこの形態の動作フローを説明する。
【0054】図6に示すステップS15Bでは、マイク
ロコンピュータ24は比較器13の出力する信号を監視
してフラッシュランプ15の発光が停止するまで待機す
る。ステップS16Bでは、積分器22の積分動作を停
止すると同時に、ステップS14を実行したときの時刻
とステップS16Bを実行したときの時刻との差を予備
発光時間T2として検出する。
【0055】また、予備発光と同じ時間の定常光の成分
を検出するために、ステップS19Bでは時間T2が経
過するまで待機する。この形態では、予備発光時に第2
受光素子20の受光光量を検出するための積分時間が短
縮される。従って、レリーズボタンが押されてから実際
に撮影動作を行うまでの待ち時間を短くすることが可能
である。
【0056】(第4の実施の形態)この形態は、第1の
実施の形態の変形例である。この形態では、図7に示す
ように光学的なファインダーの構成要素は廃止されてい
る。その代わりに、撮影対象の像を電子的に観察するた
めの液晶モニタ60を搭載している。マイクロコンピュ
ータ24の動作は、図8のように変更されている。
【0057】液晶モニタ60には、CCDセンサ54で
検出した二次元画像が表示される。また、CCDセンサ
54を電子ファインダーの構成要素として利用するため
に、シャッタ膜53の開閉のタイミングが変更されてい
る。すなわち、図8に示すように、電源が投入されると
ステップS08でシャッタ膜53が開放される。また、
レリーズボタンの全押しにより撮影を実施する際には、
ステップS10でシャッタ膜53が閉じる。それから撮
影直前にステップS24でシャッタ膜53が開くまでの
間だけシャッタ膜53が閉じている。
【0058】シャッタ膜53が閉じている間は、液晶モ
ニタ60で撮影対象の像をモニタできない。従って、こ
の形態のように、第2受光素子20で受光光量の検出を
行うときだけシャッタ膜53を閉じるのが望ましい。 (第5の実施の形態)この形態は、第1の実施の形態の
変形例である。この形態のディジタルスチルカメラは、
図9に示すように第1の実施の形態の光学的なファイン
ダー及び第4の実施の形態の電子ファインダーを共に搭
載している。それ以外の構成及び動作は第1の実施の形
態と同一である。
【0059】この形態では、光学的なファインダーと電
子ファインダーとをユーザが必要に応じて使い分けるこ
とができる。なお、上記各実施の形態においては、第2
受光素子20がシャッタ膜53からの反射光を検出する
場合について説明した。しかし、シャッタ膜53以外の
反射部材からの光を第2受光素子20で受光しても良
い。例えば、透明な状態と入射光を拡散反射する状態と
に電気的な制御で切り替わる拡散型液晶装置をシャッタ
膜53の代わりに用いることができる。
【0060】また、上記各実施の形態においては、本発
明をディジタルスチルカメラに適用する場合について説
明しているが、感光フィルムを用いるカメラや、カメラ
とディジタルスチルカメラとを一体化した複合撮像機器
に本発明を適用することも可能である。また、上記いず
れの実施の形態においても、カメラボディ100と外付
けフラッシュ200とを一体に構成しても同様に本発明
を実施できる。
【0061】
【発明の効果】(請求項1)予備発光時に検出した第2
の受光量に基づいて撮影時に撮像手段に入射する光量の
レベルを予測できるため、撮像手段として個体撮像素子
などを用いる場合であっても、撮影時には第1の受光量
と補正量とに基づいてフラッシュライトなどの照明を適
切に調光できる。
【0062】(請求項2)予備発光時に検出した第2の
受光量に基づいて撮影時に撮像手段に入射する光量のレ
ベルを予測できるため、撮像手段として個体撮像素子な
どを用いる場合であっても、撮影時には第1の受光量と
補正量とに基づいてフラッシュライトなどの照明を適切
に調光できる。
【0063】(請求項3)予備発光の光量が撮影時に比
べて抑制されるため、予備発光による電力消費が抑制さ
れる。従って、電源の再充電を要することなく予備発光
から本発光に移行できる。 (請求項4)TTL予備受光量とTTL定常受光量との
差分に基づいて照明手段の発光量を補正するので、撮影
時の照明手段の発光量のばらつきが抑制される。
【0064】(請求項5)撮像手段に入射する光量の制
御が容易になる。また、シャッター膜と拡散反射板とを
共用するので、撮像機器の構造の簡略化に役立つ。 (請求項6)予備発光時に検出した第2の受光量に基づ
いて撮影時に撮像手段に入射する光量のレベルを予測で
きるため、撮像手段として個体撮像素子などを用いる場
合であっても、撮影時には第1の受光量と補正量とに基
づいてフラッシュライトなどの照明を適切に調光でき
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】第1の実施の形態のディジタルスチルカメラの
主要部の構成を示すブロック図である。
【図2】図1のディジタルスチルカメラの電装系主要部
の構成を示すブロック図である。
【図3】図1のディジタルスチルカメラの制御系の動作
の一部分を示すフローチャートである。
【図4】第2の実施の形態における主制御ユニット及び
調光制御ユニットの構成を示すブロック図である。
【図5】第3の実施の形態における主制御ユニット及び
調光制御ユニットの構成を示すブロック図である。
【図6】第3の実施の形態におけるディジタルスチルカ
メラの制御系の動作の一部分を示すフローチャートであ
る。
【図7】第4の実施の形態のディジタルスチルカメラの
主要部の構成を示すブロック図である。
【図8】第4の実施の形態におけるディジタルスチルカ
メラの制御系の動作の一部分を示すフローチャートであ
る。
【図9】第5の実施の形態のディジタルスチルカメラの
主要部の構成を示すブロック図である。
【符号の説明】
10 第1受光素子 11 増幅器 12 積分器 13 比較器 14 フラッシュライト制御回路 15 フラッシュランプ 20 第2受光素子 21 増幅器 22 積分器 23 A/D変換器 24 マイクロコンピュータ 25 D/A変換器 30 主制御ユニット 40 調光制御ユニット 51 撮影レンズ 52 絞り 53 シャッタ膜 54 CCDセンサ 55 クイックリターンミラー 56 スクリーン 57 ペンタプリズム 58 接眼レンズ 60 液晶モニタ 100 カメラボディ 200 外付けフラッシュ

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 撮影レンズを通して結像した被写体の像
    を撮影するための撮像手段と被写体を照明する照明手段
    とを備える撮像機器を制御し、 撮影に先立って前記照明手段を発光させるとともに、被
    写体からの反射光を直接検出する第1センサで得られる
    第1の受光量と、前記撮影レンズを通った被写体からの
    光を検出する第2のセンサで得られる第2の受光量とを
    測定し、 前記第1の受光量に基づいて撮影時の前記照明手段の発
    光量を演算し、前記第2の受光量に基づいて演算された
    撮影時の発光量の補正量を決定し、 前記撮像手段で被写体の像を撮影する際には、演算され
    た受光量と前記補正量とに基づいて前記第1センサの受
    光量レベルを制御することによって前記照明手段の発光
    量を制御することを特徴とする撮像機器のフラッシュラ
    イト調光方法。
  2. 【請求項2】 撮影レンズを通して結像した被写体の像
    を撮影するための撮像手段と、 被写体を照明する照明手段と、 被写体からの照明光の反射光を直接受光する第1の光電
    変換手段と、 前記撮像手段の前面に配置され、撮影時には退避可能な
    拡散反射板と、 前記第1の光電変換手段が受光した直接受光光量に従っ
    て、前記照明手段の発光量を制御する照明制御手段と、 撮影に先立って前記照明手段の予備発光を前記照明制御
    手段の制御のもとに行い、前記撮影レンズ及び前記拡散
    反射板を介して予備発光の受光量を検出する第2の光電
    変換手段と、 前記撮像手段で被写体の像を撮影する際には、前記照明
    制御手段が制御する前記照明手段の発光量を、前記第2
    の光電変換手段が検出した予備発光の受光量に基づいて
    補正する発光量補正手段とを設けたことを特徴とする撮
    像機器のフラッシュライト調光装置。
  3. 【請求項3】 請求項2記載の撮像機器のフラッシュラ
    イト調光装置において、予備発光の際には、前記照明制
    御手段が前記第1の光電変換手段の直接受光光量に対す
    る検出感度を予め定めた係数に従って高く定め、前記撮
    像手段で被写体の像を撮影する際には、前記発光量補正
    手段が前記係数を考慮して前記照明手段の発光量を補正
    することを特徴とする撮像機器のフラッシュライト調光
    装置。
  4. 【請求項4】 請求項2記載の撮像機器のフラッシュラ
    イト調光装置において、前記第2の光電変換手段の受光
    量の光量蓄積に要した受光時間と同じ期間に渡り、前記
    照明手段が消灯している間の前記第2の光電変換手段の
    受光量を定常光受光量として検出する定常光の受光量検
    出手段を設けるとともに、前記発光量補正手段が予備発
    光時の前記第2の光電変換手段の受光量と前記定常光受
    光量との差分に基づいて前記照明手段の発光量を補正す
    ることを特徴とする撮像機器のフラッシュライト調光装
    置。
  5. 【請求項5】 請求項2記載の撮像機器のフラッシュラ
    イト調光装置において、前記撮像手段の受光面の受光及
    び遮光を制御するシャッター膜を前記拡散反射板として
    設けたことを特徴とする撮像機器のフラッシュライト調
    光装置。
  6. 【請求項6】 撮影レンズを通して結像した被写体の像
    を撮影するための撮像手段と被写体を照明する照明手段
    とを備える撮像機器を制御し、 撮影に先立って前記照明手段を発光させるとともに、第
    1センサで被写体からの反射光を直接検出して得られる
    第1の受光量と、第2センサで前記撮影レンズを通った
    被写体からの光を検出して得られる第2の受光量とを測
    定し、前記第1の受光量に基づいて前記照明手段の発光
    量を制御し、前記第2の受光量に基づいて補正量を決定
    し、 前記撮像手段で被写体の像を撮影する際には、前記第1
    センサで被写体からの反射光を直接検出して得られる受
    光量と前記補正量とに基づいて前記照明手段の発光量を
    制御することを特徴とする撮像機器のフラッシュライト
    調光方法。
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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2005114988A1 (ja) * 2004-05-24 2005-12-01 Alps Electric Co., Ltd. 光路切換機能付き電子機器
JP2007020125A (ja) * 2005-07-11 2007-01-25 Canon Inc 撮像装置
US8736710B2 (en) 2012-05-24 2014-05-27 International Business Machines Corporation Automatic exposure control for flash photography

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