JP2000152873A - 電気保温ポット - Google Patents

電気保温ポット

Info

Publication number
JP2000152873A
JP2000152873A JP10330738A JP33073898A JP2000152873A JP 2000152873 A JP2000152873 A JP 2000152873A JP 10330738 A JP10330738 A JP 10330738A JP 33073898 A JP33073898 A JP 33073898A JP 2000152873 A JP2000152873 A JP 2000152873A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
water
lid
heating
pot
insertion plate
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP10330738A
Other languages
English (en)
Inventor
Minoru Toyoda
実 豊田
Shuji Kawaguchi
修司 川口
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Sharp Corp
Original Assignee
Sharp Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Sharp Corp filed Critical Sharp Corp
Priority to JP10330738A priority Critical patent/JP2000152873A/ja
Publication of JP2000152873A publication Critical patent/JP2000152873A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Cookers (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 本発明は、水を効率よく浄化することができ
る電気保温ポットであって、清潔な電気保温ポットを提
供することを目的とする。 【解決手段】 本発明は、ポット本体1内部に設けられ
た加熱容器11内の水をヒータ15で加熱して沸騰させ
保温する電気保温ポットにおいて、加熱容器11の内壁
面には光触媒物質から成る皮膜が形成されており、ポッ
ト本体1に開閉自在に取り付けられた蓋2の内部には加
熱容器11内に紫外線を照射するUVランプ26が設け
られたことを特徴とする。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、光触媒による浄水
機能を有する電気保温ポットに関するものである。
【0002】
【従来の技術】浄水機能を有する従来の電気保温ポット
としては次のようなものがある。即ち、実開平6−41
618号公報に開示された電気保温ポットでは加熱容器
の底部に浄水フィルターボックスを備えており、また特
開平8−66309号公報に開示された電気保温ポット
では加熱容器の底部に浄水フィルターが設けられてい
る。いずれも、浄水フィルターに水を通すことで水中の
不純物や臭いを除去するものである。
【0003】しかしながら、上記浄水フィルターに活性
炭を使用した場合、水中に濃度の高いカルキ成分が存在
すると活性炭の吸着能力がすぐに飽和し、浄水能力は低
下する。このように浄水能力の低下した活性炭は臭気や
カビの発生の原因になるので、浄水フィルターは一定の
期間ごとに交換する必要があった。また、浄水フィルタ
ーに中空糸膜を使用した場合も、膜への通水量が多くな
ると異物で微小孔が塞がれるので、交換して蘇生する必
要があった。
【0004】このようにフィルター交換の手間が発生す
る不便な電気保温ポットに対して、特願平9−1609
2号には光触媒を用いることで浄水効果が維持される電
気保温ポットが開示されている。図15はこの電気保温
ポットの構成概略図である。電気保温ポット本体80内
には水を貯める加熱容器81が設けられており、該加熱
容器81内の水は底部からヒータ82によって加熱され
る。また、ポット本体80に取り付けられた蓋83の内
部には、光触媒物質や吸着材の複合体84と該複合体8
4に紫外線を照射するためのUVランプ85による浄水
部86が設けられている。
【0005】ポット本体80内で加熱容器81の下部か
ら延びる循環経路87は、水をポット本体80の外部へ
送出する採湯管88、及び蓋83内の浄水部86に送出
する循環経路89に連通している。電動ポンプ90によ
って循環経路87に汲み上げられた水は、操作部91で
の操作に応じて開閉する電磁弁92,93により採湯管
88又は循環経路89へ送られる。浄水部86に送られ
た水は還流経路94より加熱容器81内に戻される。
【0006】浄水部86では複合体84に紫外線が照射
されることにより、複合体84の光触媒物質が励起され
る。このとき、光触媒物質では導電帯には電子が生じ、
価電子帯には正孔が生じる。これらの電子及び正孔が光
触媒物質の粒子内を拡散して表面に到達すると、光触媒
物質と接触している水道水のカルキ成分や水アカの原因
となる微生物との間で電子の授受を行い、カルキ成分や
微生物が分解される。
【0007】同様に、水道水の殺菌のために含まれる残
留塩素とフミン質などの有機着色物質とが反応して生成
されるトリハロメタン、及び水道水に含まれている微量
の有機塩素化合物(トリハロメタンエチレンやトリクロ
メタン)も分解除去される。光触媒物質では紫外線の照
射によって上述した浄化作用が行われており、浄化能力
は低下することがない。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記特
願平9−16092号の電気保温ポットでは、次のよう
な問題があった。まず、蓋83の内部に浄水部86を設
けていることから、加熱容器81内の水を浄水部86と
の間で循環させる経路89,94や電磁弁92,93が必
要なため、それだけポットが大型化しコストもかかって
いた。また、電動ポンプ90を駆動させなければなら
ず、消費電力の増大、騒音の発生といった不都合があっ
た。
【0009】また、浄化された水は加熱容器81内に戻
されて浄化されていない水と混ざることから、加熱容器
81内の全量の水を浄化するには結果的にそれ以上の量
の水を電動ポンプ90で汲み上げて浄水部86へ送出す
ることが必要となり、効率が悪かった。
【0010】また、蓋83の構造上、光触媒物質を有す
る複合体84の大きさに限界があるので、光触媒物質に
接触できる水の量にも限界があった。さらに、水は複合
体84を通るだけなので接触する時間も浄化に充分では
なかった。
【0011】また、ポット本体80及び蓋83の内部に
浄水機構を設けているため、使用者にしてみれば直接見
えなかったり各自で清掃できないことから、衛生上の不
安感があった。実際、浄水部86で吸着、分解できなか
った不純物が経路89,94内に残ることも有り得る構
成となっている。
【0012】本発明は上記課題をかんがみて成されたも
のであり、水を効率よく浄化することができる電気保温
ポットであって、清潔な電気保温ポットを提供すること
を目的とする。また、本発明のほかの目的は上述した浄
水作用の効率化に加えて、さらに便利な電気保温ポット
を提供することにある。
【0013】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、請求項1の電気保温ポットは、本体内部に設けられ
た加熱容器内の水をヒータで加熱して沸騰させ保温する
電気保温ポットにおいて、加熱容器の内壁面には光触媒
物質から成る皮膜が形成されており、ポット本体に開閉
自在に取り付けられた蓋の内部には加熱容器内に紫外線
を照射する照射手段が設けられたことを特徴とする。
【0014】この電気保温ポットでは、照射手段により
加熱容器内に紫外線が照射されると、加熱容器の内壁面
の光触媒皮膜により加熱容器内の水は不純物や臭いが分
解除去される。また、加熱容器内の水は加熱されて対流
を生じていることから、その循環により浄化作用は効果
的に行われる。
【0015】請求項2の電気保温ポットは、請求項1の
電気保温ポットにおいて、加熱容器内に挿入されていて
表面には光触媒皮膜が形成された挿入板を備えたことを
特徴とする。これによって、光触媒皮膜の面積は増大す
る。
【0016】請求項3の電気保温ポットは、請求項2に
記載の電気保温ポットにおいて、挿入板は複数の穴が形
成されたものであって下端縁は加熱容器の底面に達しな
いことを特徴とする。加熱容器内が挿入板によって完全
に区切られないので、対流が発生すると水は加熱容器内
全体で循環することができる。また、沸騰の際に挿入板
が振動しにくくなる。
【0017】請求項4の電気保温ポットは、請求項2又
は請求項3に記載の電気保温ポットにおいて、挿入板が
加熱容器内に挿入され蓋が閉成しているときだけ照射手
段により紫外線が照射されることを特徴とする。従っ
て、挿入板を装着し忘れた状態で浄水処理が行われるこ
とがない。また、蓋が開成しているときに紫外線は照射
されない。
【0018】請求項5の電気保温ポットは、請求項4に
記載の電気保温ポットにおいて、蓋の内面より突出して
いて押圧されると蓋の内部に埋没する突起部と、蓋を閉
成したとき蓋より突出した突起部が嵌合するようにポッ
ト本体に形成された凹部と、挿入板に設けられていて挿
入板を加熱容器内に挿入したとき凹部を塞ぐ延在部と、
突起部の突出と埋没に連動して接点が切り換わるスイッ
チとを備え、突起部が埋没しているときは照射手段が紫
外線を照射するための回路が形成されることを特徴とす
る。
【0019】上記構成によると、挿入板を加熱容器内に
装着すると、挿入板に設けられた延在部がポット本体の
凹部を塞ぐ。この状態で蓋を閉成すると、蓋より突出す
る突起部は凹部を塞いでいる延在部によって押圧され蓋
の内部に埋没する。故に、スイッチの接点が切り換わっ
て照射手段が紫外線を照射するための回路が形成され
る。
【0020】一方、挿入板が装着されていないと、蓋を
閉成しても蓋より突出する突起部は凹部に嵌合して突出
したままである。故に、スイッチの接点は切り換わらら
ず前記回路が形成されないので、照射手段からは紫外線
は照射されない。また、蓋が開成している場合も突起部
は突出しているので同様に前記回路は形成されない。
【0021】請求項6の電気保温ポットは、請求項1乃
至請求項5のいずれかに記載の電気保温ポットにおい
て、沸騰を所定時間継続させて水中のカルキを抜く処理
が終了したときと、光触媒皮膜による浄水処理が終了し
たときとに、それぞれ使用者にその終了を知らせる告知
手段を備えたことを特徴とする。
【0022】煮沸によるカルキの除去処理と光触媒皮膜
による浄水処理とでは、浄水処理の方が時間がかかる。
故に、早急に湯が必要な場合、カルキの除去処理が終了
したことが告知手段によって知らされ、この時点で使用
者はカルキ臭のないおいしい湯を得ることができる。
【0023】請求項7の電気保温ポットは、請求項1乃
至請求項6のいずれかに記載の電気保温ポットにおい
て、加熱容器内に水がない状態で照射手段により所定時
間だけ紫外線を照射することを特徴とする。このよう
に、紫外線を照射することで、光触媒皮膜の浄化作用に
より加熱容器の内壁や挿入板に付着した汚れが分解され
る。
【0024】
【発明の実施の形態】本発明に係る実施の形態について
図面を参照して説明する。尚、各実施形態とも共通する
部材には図中同一の符号を付している。
【0025】先ず、第1実施形態について説明する。図
1は本実施形態の電気保温ポットの外観図である。1は
ポット本体、2は蓋、3は蒸気口、4は蓋開閉つまみ、
5は注ぎ口、6は把手、7は水量計、8はプラグ受け
部、9は回転台、10は操作部である。
【0026】図2は本実施形態の電気保温ポットの断面
図である。1はポット本体、2は蓋、11はポット本体
1より取り外し可能な加熱容器である。加熱容器11の
下部に設けられた吸入口12からはガラスパイプ13及
び水量計パイプ(図示せず)が延びている。また、加熱容
器11内の水をガラスパイプ13からポット本体1の注
ぎ口5へ送るために電動ポンプ14が設けられている。
【0027】15は加熱容器11内の水を加熱するため
の熱板状のヒータである。また、蓋2には加熱容器内で
発生した蒸気を外部に逃がすための、蒸気口3(図1に
も図示),16と蒸気路17が設けられている。この蒸気
路17は中に蒸気用ボール18が備えられている。
【0028】加熱容器11はステンレス製である。この
ステンレス板の表面には二酸化チタンによる皮膜が形成
されている。この二酸化チタンの皮膜を形成する技術に
ついては、例えば特開平8−193218号公報で開示
されたものがある。即ち、ステンレス鋼材を水素と窒素
の混合ガス中で850℃〜1150℃にて熱処理すると
ステンレス中のチタンにより表面に二酸化チタン皮膜が
形成される。この二酸化チタンの皮膜はプレス加工を行
っても剥がれることがない。
【0029】図3は本実施形態の挿入板及び加熱容器1
1を示す説明図である。図3(a)に示すように、十字型
に組み合わされた4枚の挿入板19は、その上端に円環
状のアングル20が取り付けられている。この挿入板1
9は、加熱容器11と同様に表面に二酸化チタンによる
皮膜が形成されたステンレスから成る。尚、ガラス材に
二酸化チタンの皮膜を形成したものでもよいが、ステン
レスの方が取扱いの上で最も便利である。
【0030】この挿入板19を図3(b)に示す加熱容器
11内に装着したところを図3(c)に示す。このよう
に、挿入板19を加熱容器11内に挿入してアングル2
0を加熱容器11の縁部の上端面の上に載置する。この
アングル20によって、挿入板19を加熱容器11内で
容易に位置固定することができる。挿入板19の長さは
加熱容器11の深さよりも短かく、その下端は加熱容器
11の底面までは達していない。また、各挿入板19に
は複数の穴21が形成されている。
【0031】図4は蓋2を内面の方向から見た図であ
る。また、図5は蓋2の断面を前方から見たところを示
しており、図4中A−Aでの断面にあたる。図4におい
て、蓋2は軸受け部22でポット本体1に軸支され自在
に開閉できる。また、ラッチ部23は蓋2を閉成したと
きにポット本体1にロックするためのものである。この
蓋2の内面には、ステンレス製の内蓋24がビス25で
固定されている。
【0032】蓋2の内部には直管パイプ状のUVランプ
26が2本設けられている。図5に示すように、蓋2は
上成型部2aと下成型部2bとから成り、内部に空間が
形成されている。その空間内にあるUVランプ26は、
下成型部2b及び内蓋24の開口に設けられたガラス製
の透光板27を介して加熱容器11内に紫外線を照射す
る。
【0033】照射効率を高めるためにUVランプ26は
反射板28で囲まれている。また、透光板27は下成型
部2bにパッキン29を介して取り付けられており、反
射板28内のUVランプ26は防水されている。さら
に、ステンレス製の内蓋24及びガラス製の透光板27
の表面には、加熱容器11や挿入板19と同様に二酸化
チタンの皮膜が形成されている。
【0034】上述した本実施形態の電気保温ポットで
は、ヒータ15(図2参照)によって加熱容器11内の水
を沸騰、保温させる際に、UVランプ26を照射する。
加熱容器11及び挿入板19の表面には光触媒物質であ
る二酸化チタンの皮膜が形成されていることから、この
光触媒皮膜により加熱容器11内の水が浄化される。
【0035】このとき、水には加熱によって対流が生じ
ていることから、循環しながら光触媒皮膜に接触するの
で効果的に浄化される。特に、図2及び図3に示すよう
に、挿入板19の長さは加熱容器11の深さよりも短い
ことから水は加熱容器11の全体で対流し、また沸騰の
際に衝撃を受けても振動しにくい。さらに、穴21が形
成されていることから水の対流による振動も防止するこ
とができる。
【0036】また、加熱容器11や挿入板19、内蓋2
4、透光板27は光触媒皮膜の浄化作用により水アカな
どの汚れが付着しても分解され、常に清潔に保たれる。
また、内蓋24及び透光板27は光触媒皮膜によりその
表面が親水性となるので、水滴がつきにくい。故に、蓋
2を開閉したときに水滴が飛散するといった不都合は生
じない。さらに、加熱容器11はポット本体1より着脱
可能であることから、使用者が取り出して清掃すること
ができ、清潔さがより実感できる。
【0037】また、加熱容器11内に満水位にまで給水
した場合、水量が多いことから水が完全に浄化されるま
でに時間がかかるが、本実施形態では加熱容器11内に
挿入板19を装着することで水に接触する光触媒皮膜の
面積を大きくし、浄水処理にかかる時間がより短くなる
ようにしている。ここでは、挿入板19を4枚としたが
何枚設けてもよい。尚、挿入板19が浸漬されないほど
水量が少ない場合、挿入板19の光触媒皮膜による浄水
作用は得られないが、加熱容器11の内壁面の光触媒皮
膜で水は充分浄化される。
【0038】次に、本発明に係る第2実施形態について
説明する。図6は本実施形態の挿入板19及び加熱容器
11を示す説明図である。尚、この挿入板19以外の構
成については第1実施形態の電気保温ポットと同様であ
る。
【0039】加熱容器11は、図6(b)に示すように、
水の沸騰時の蒸気の影響やポット本体1が傾斜したとき
の安全性を考慮して、加熱容器11の容量よりも少ない
容量に達すると満水としており、加熱容器11の内壁に
は満水位11aが刻印によって示されている。本実施形
態の挿入板19は加熱容器11内に挿入板19を装着し
たとき、挿入板19の上端縁がこの満水位11aと同じ
高さになるように構成されている。
【0040】即ち、図6(a)に示すように、挿入板19
の上端縁からは延長部19aが延びてアングル20に取
り付けられている。これを図6(b)に示す加熱容器11
に装着すると、図6(c)に示すように挿入板19の上端
縁は加熱容器11の満水位11aと同じ高さになる。
【0041】これによって、使用者は挿入板19の上端
縁を目標にすることで満水位11aまでの給水を簡単に
行うことができる。また、加熱容器11の縁部よりも挿
入板19の上端縁を低くすることで、蓋2に設けたUV
ランプ26から照射される紫外線が加熱容器11の底ま
で届きやすくなる。
【0042】次に、本発明に係る第3実施形態について
説明する。尚、以下に説明する構成以外は第1実施形態
の電気保温ポットと同様である。
【0043】図7は加熱容器11及び挿入板19の外観
図である。本実施形態の加熱容器11は成型体カバー3
0と一体になっており、共にポット本体1から取り出す
ことができる。このカバー30の中にはガラスパイプ1
3、水量計パイプ、及び電動ポンプ14(図2参照)など
が設けられている。また、挿入板19のアングル20
は、周縁の一部が水平方向に延びて延在部20aを形成
している。カバー30の上面にはこの延在部20aが嵌
合する段部30aが形成されており、その低くなったと
ころに凹部30bが形成されている。
【0044】図8は蓋2を内面の方向から見た図であ
る。31は蓋2の内面で突出する突起部である。図9は
蓋2における突起部31の部分の断面を示した説明図で
ある。図9(a)において、蓋2より突出した突起部31
は押圧されると蓋2の内部に埋没するものである。
【0045】また、蓋2の内部にはマイクロスイッチ3
2が設けられている。このマイクロスイッチ32は可動
部32aが押圧されているとONになってUVランプ2
6(図8参照)を点灯させるための回路を形成する。押圧
されていなければOFFであって前記回路は形成されな
い。マイクロスイッチ32の側面に設けられた板バネ3
3は、突起部31に応じて可動部32aを連動させるた
めのものである。
【0046】蓋2が開成しているときは突起部31は突
出しており、マイクロスイッチ32はOFFとなってい
る。そして、図9(a)に示すように、加熱容器11内に
挿入板19を装着しないで蓋2が閉成された場合、突起
部31はカバー30の上面の凹部30bに嵌合するので
やはり突出したままとなる。故に、板バネ33はマイク
ロスイッチ32の可動部32aを押圧せず、マイクロス
イッチ32の接点はOFFのままである。
【0047】一方、図9(ロ)に示すように、加熱容器1
1内に挿入板19を装着してから蓋2が閉成された場
合、アングル20の延在部20aがカバー30の凹部3
0bを塞ぐことから、突起部31は延在部20aで押圧
されて蓋2の内部に埋没する。これによって、板バネ3
3はマイクロスイッチ32の可動部32aを押圧し、マ
イクロスイッチ32の接点はONとなる。
【0048】この電気保温ポットの加熱と浄水処理の動
作について説明する。まず、蓋2に設けられた操作部1
0を図10に示す。出湯キーは「少」キー41と「多」キー
42から成る。また、普段は不用意にこれらのキー4
1,42に触れても湯が出ないようにロックされている
が、ロック解除キー43を押圧するとそのロックが解除
される。
【0049】保温キー44は押圧するごとに保温温度の
設定が98℃、85℃、及び65℃に切り替えられる。
また、再沸騰/浄水ボタン45を押圧すると浄水処理を
伴う加熱、又は保温していた湯の再加熱が行われる。ま
た、46は加熱容器11及び挿入板19を掃除するため
のクリーナーキーである。
【0050】さらに、この操作部10にはLEDによる
沸騰表示ランプ51、カルキ抜き表示ランプ52、浄水
表示ランプ53、保温設定温度に対応する保温表示ラン
プ54,55,56、及びクリーナー表示ランプ57が設
けられている。これらのランプは電気保温ポットの動作
に応じて点灯、点滅、消灯する。
【0051】また、図11は本実施形態のブロック図で
ある。制御マイコン61は後述する各回路の制御を行う
ものである。電源回路62にはAC100V用の電流ヒ
ューズを経て電源トランスの一次側に電力が供給されて
いる。リセット回路63では、2次側直流安定化電圧が
規定電圧に達しているかを制御マイコン61によって判
定されている。また、クロック回路64ではクロック信
号が制御マイコン61に出力される。
【0052】キー及びLED駆動回路65では、操作部
10(図10参照)における各キーの押圧に応じて制御マ
イコン61に信号を出力する。また、制御マイコン61
の出力信号に応じてLED(図10参照)の点灯、点滅、
消灯などを制御する。ブザー回路66では制御マイコン
61の出力信号に応じてブザーを鳴らす。
【0053】温度検知回路67では、サーミスタと抵抗
により分圧した電圧を制御マイコン61が読み取ること
で沸騰検知や温度検知がなされる。ヒータリレー駆動回
路68では、制御マイコン61の出力信号に応じてヒー
タ15(図2参照)をON/OFFさせる。
【0054】保温温度検知回路69では制御マイコン6
1から出力される保温設定温度情報に応じて保温トライ
アック駆動回路70を制御する。保温トライアック駆動
回路70では、制御マイコン61から出力される温度検
出回路67で検知された温度に応じてヒータ15をON
/OFFさせる。
【0055】モータ駆動回路71はモータを駆動するこ
とにより電動ポンプ14(図2参照)を作動させて出湯さ
せるものである。このモータ駆動回路71はAC100
Vからヒータ15にてドロップされた電圧により動作し
ている。また、モータリレー駆動回路72は制御マイコ
ン61から出力される駆動電圧情報に応じてモータ駆動
回路71を制御する。この駆動電圧はキー及びLED駆
動回路65より出力された出湯量情報に対応したもので
ある。
【0056】水量判定回路73では、予め定められた水
量と温度勾配範囲との関係に基づいて、温度検知回路6
7により得られた温度勾配から加熱容器11内の水量を
判定する。また、UVランプ制御回路74はUVランプ
26(図8参照)のON/OFFと点灯時間の制御とを行
う。特に、このUVランプ制御回路74では、図9に示
すマイクロスイッチ32がONであるとUVランプ26
は点灯可能状態となり、マイクロスイッチ32がOFF
であるとUVランプ26は点灯不可状態となる。
【0057】図12は本実施形態の電気保温ポットの加
熱及び浄水の動作を示したフローチャートである。図1
0及び図11と共にこのフローチャートについて説明す
る。電気保温ポットは予め加熱容器11に給水し、挿入
板19を装着してから蓋2を閉じておく。そして、電源
コードの器具用プラグをポット本体1のプラグ受け部8
に接続する。
【0058】これによって、電気保温ポットは商用電源
に接続されるので、制御マイコン61などの各回路に電
源回路62及びリセット回路63を介して電力が投入さ
れる。(スタート/ステップS5)。そして、ステップS
10でクリーナーキー46が押圧されたか否かを判断
し、押圧されていないと加熱モードとなる(ステップS
15)。また、押圧されていると後述するクリーナーモ
ード(ステップS20)となる。
【0059】加熱モードでは、先ずステップS25でヒ
ータリレー駆動回路68を介してヒータ15をONし加
熱を開始する。そして、ステップS30ではキー及びL
ED駆動回路65とブザー回路66を介して沸騰表示ラ
ンプ51を点灯させブザーを鳴らす。ステップS35で
は再沸騰/浄水キー45が押圧されたか否かを判断し、
押圧されていないと通常モードとなる(ステップS4
0)。また、押圧されていると後述する浄水モードとな
る(ステップS45)。
【0060】通常モードでは、ステップS50で温度検
知回路67による温度測定が開始されそれに基づいて加
熱容器11内の水が沸騰したか否かを判断する。沸騰す
ると、キー及びLED駆動回路65とブザー回路66を
介して沸騰表示ランプ51を消灯させブザーを鳴らす
(ステップS55)。そして、ステップS60で保温制御
を行う。
【0061】保温制御では、保温キー44により保温温
度検知回路69で保温温度が設定されており、保温トラ
イアック駆動回路70ではこの保温設定温度に応じてヒ
ータ15のON/OFFを繰り返す。これによって、加
熱容器11内の水は設定温度に保たれる。また、キー及
びLED駆動回路65を介して保温温度に対応した保温
表示ランプ54,55,56が点灯する。
【0062】そして、使用者が電源コードを抜いて電力
を遮断するとフローチャートは終了する(エンド/ステ
ップS65)。尚、上記フローチャートの途中で電力が
遮断されてもフローチャートは終了する。
【0063】次に、ステップS45の浄水モードについ
て説明する。図13は浄水モードのフローチャートであ
る。先ず、ステップS105ではUVランプ制御回路7
4よりマイクロスイッチ32(図9参照)がONであると
いう信号が出力されたか否かが判断される。マイクロス
イッチ32がONであれば挿入板19が加熱容器11内
に装着されている。
【0064】また、OFFであれば挿入板19は装着さ
れていないことから、キー及びLED駆動回路65とブ
ザー回路66を介して浄水表示ランプ53を点滅させブ
ザーを鳴らす(ステップS110)。これによって、使用
者は挿入板19の装着し忘れを知ることができる。
【0065】ステップS105でマイクロスイッチ32
がONであると判断されると、UVランプ制御回路74
を介してUVランプ26を点灯させる(ステップS11
5)。これによって、光触媒皮膜による浄水処理が開始
する。そして、キー及びLED駆動回路65を介してカ
ルキ抜き表示ランプ52と浄水表示ランプ53とを点灯
させる(ステップS120)。また、この浄水処理の途中
で蓋2を開成すると、マイクロスイッチ32がOFFと
なるのでUVランプ26は消灯する。故に、使用者が紫
外線を浴びる不都合が生じない。
【0066】ステップS125では温度検知回路67で
の計測を開始し、水量判定回路73によりその温度勾配
に基づき加熱容器11内の水量が求められる。そして、
ステップS130では温度検知回路67に基づいて加熱
容器11内の水が沸騰しているか否かを検知する。沸騰
すると、キー及びLED駆動回路65を介して沸騰表示
ランプ51を消灯する(ステップ135)。
【0067】次に、カルキを抜くために沸騰を継続さ
せ、ステップS140で水量に応じた沸騰時間が経過し
たか否かを判断する。所定時間経過すると、ステップS
145ではヒータリレー駆動回路68を介してヒータ1
5をOFFし加熱を終了させる。また、キー及びLED
駆動回路65とブザー回路66を介してカルキ抜き表示
ランプ52を消灯しブザーを鳴らす(ステップS15
0)。
【0068】そして、ステップS155では通常モード
のステップS60(図12参照)と同様に保温制御を行
う。使用者が早急に湯を必要としている場合、ステップ
S150でカルキ除去処理が終了したことが知らされる
ので、使用者はこれに応じて湯を取り出すとよい。この
時点での湯は、カルキが除去されていることから充分に
おいしいものである。
【0069】ステップS155の保温制御のときUVラ
ンプ26は点灯したままであり、ステップS160では
沸騰後、所定時間が経過したか否かが判断される。経過
していれば光触媒による浄水処理は終了し、ステップS
165でUVランプ26は断続的な点灯に切り替わる。
この所定時間とは水量に応じて設定されたものである。
【0070】次のステップS170では、キー及びLE
D駆動回路65とブザー回路66を介して浄水表示ラン
プ53を消灯しブザーを鳴らす。これによって、使用者
は浄水処理が完了したことを知らされる。そして、ステ
ップS175で図12のメインチャートに戻る。尚、保
温制御(ステップS60,ステップS155)の途中で再
沸騰/浄水キー45が押圧されるとステップS15(図
12参照)へ進む。
【0071】この後は、UVランプ26が断続的に点灯
しながら保温制御がなされる。本実施形態ではヒータ1
5が熱板式であることから、保温制御によりヒータ15
がOFFのときでも余熱によって水の対流は絶えず生じ
ており、UVランプ26が点灯したときは効果的に浄水
処理が行われる。故に、常においしい湯を得ることがで
きる。
【0072】また、UVランプ26の点灯については、
UVランプ制御回路74により点灯の時間間隔や点灯の
最大時間などが水量に応じて制御される。このように、
UVランプ26の点灯時間を制御することで、消費され
る電力を最低限に抑えることができ、またランプ寿命に
も貢献することができる。
【0073】次に、クリーナーモードについて説明す
る。図14はクリーナーモードのフローチャートであ
る。このクリーナーモードの場合、加熱容器11内には
水は入っていない。先ず、ステップS205ではUVラ
ンプ制御回路74によりUVランプ26が点灯され、キ
ー及びLED駆動回路65によってクリーナー表示ラン
プ57が点灯する(ステップS210)。
【0074】UVランプ26が点灯することによって、
加熱容器11の内壁面や挿入板19、蓋2の内面に設け
られた内蓋24の光触媒皮膜によりその表面に付着した
汚れが分解される。ステップS215で所定時間が経過
したと判断すると、UVランプ26は消灯される(ステ
ップS220)。そして、ステップS230でメインチ
ャートに戻る。
【0075】
【発明の効果】以上説明したように、請求項1乃至請求
項7の電気保温ポットは、加熱容器の内壁面に光触媒皮
膜を形成し、蓋に設けられた照射手段によって紫外線が
照射されるので、加熱容器内で浄水処理が行われる。故
に、従来技術に比べて構成が簡単になることから、コス
トが安くてすみ製品寿命も長くなる。また、出湯のとき
のみ電動ポンプを作動させるので消費電力が抑えられ、
モータ音による騒音が少なくなる。さらに、浄水処理の
ための部材がいつも目で確認でき清潔さを感じられる構
成である。
【0076】また、請求項2の電気保温ポットでは、表
面に光触媒皮膜を形成した挿入板を装着しているので、
光触媒皮膜の面積は増大し、水量が多くても短い時間で
浄水処理を行うことができる。また、消費電力を抑える
ことができる。
【0077】また、請求項3の電気保温ポットでは挿入
板には複数の穴が形成されており、その下端縁は加熱容
器の底面に達しない短いものであることから、加熱容器
全体で循環する対流が生じ、また沸騰の際に挿入板が振
動しにくい。故に、浄水処理が効率よく行われ、また沸
騰しても振動が少なく静かなものとなる。
【0078】また、請求項4及び請求項5の電気保温ポ
ットでは、挿入板が加熱容器内に挿入され蓋が閉成して
いるときだけ照射手段により紫外線が照射されることを
特徴とする。従って、挿入板を装着し忘れた状態で浄水
処理が行われることがなく、常に安定した浄水処理を行
うことができる。また、蓋が開成しているときに紫外線
は照射されないので、使用者が紫外線を浴びるといった
不都合が生じず、安全に使用することができる。
【0079】また、請求項6の電気保温ポットでは、煮
沸によるカルキの除去処理が終了したときと光触媒によ
る浄水処理とが終了したときとが、それぞれ告知手段で
使用者に知らされる。故に、使用者が早急に湯を必要と
する場合であれば、カルキの除去処理が終了した時点で
カルキが除去された充分においしい湯を取り出すことが
できる。故に、浄水処理が終了するまで待つ必要がな
く、使い勝手のよい構成となる。
【0080】また、請求項7の電気保温ポットでは、加
熱容器内に水がない状態で所定時間だけ紫外線を照射す
る構成なので、光触媒皮膜の浄化作用により加熱容器の
内壁や挿入板に付着した汚れが分解される。故に、常に
清潔さが保たれる構成となっている。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明を実施した電気保温ポットの外観斜視
図。
【図2】本発明に係る第1実施形態の電気保温ポットの
断面概略図。
【図3】第1実施形態における加熱容器と挿入板を示し
た説明図。
【図4】第1実施形態における蓋を内面の方向から見た
図。
【図5】第1実施形態における蓋の断面図。
【図6】第2実施形態における加熱容器と挿入板を示し
た説明図。
【図7】第3実施形態における蓋を内面の方向から見た
図。
【図8】第3実施形態における加熱容器と挿入板を示し
た説明図。
【図9】第3実施形態におけるマイクロスイッチの動作
を示した説明図。
【図10】第3実施形態における操作部を示した図。
【図11】第3実施形態におけるブロック図。
【図12】第3実施形態における加熱及び浄水の動作を
示すフローチャート。
【図13】図12における浄水モードのフローチャー
ト。
【図14】図12におけるクリーナーモードのフローチ
ャート。
【図15】従来の電気保温ポットの断面概略図。
【符号の説明】
1 ポット本体 2 蓋 11 加熱容器 15 ヒータ 19 挿入板 26 UVランプ
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き Fターム(参考) 4B055 AA34 BA56 CA13 CA21 CC43 CD32 FB05 FB15 FC20 FD03 GA04 GA07 GA13 GB31 GB33 GC34 GC40 GD02

Claims (7)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 本体内部に設けられた加熱容器内の水を
    ヒータで加熱して沸騰させ保温する電気保温ポットにお
    いて、前記加熱容器の内壁面には光触媒物質から成る皮
    膜が形成されており、ポット本体に開閉自在に取り付け
    られた蓋の内部には前記加熱容器内に紫外線を照射する
    照射手段が設けられたことを特徴とする電気保温ポッ
    ト。
  2. 【請求項2】 前記加熱容器内に挿入されていて表面に
    は光触媒皮膜が形成された挿入板を備えたことを特徴と
    する請求項1に記載の電気保温ポット。
  3. 【請求項3】 前記挿入板は複数の穴が形成されたもの
    であって下端縁は前記加熱容器の底面に達しないことを
    特徴とする請求項2に記載の電気保温ポット。
  4. 【請求項4】 前記挿入板が前記加熱容器内に挿入され
    前記蓋が閉成しているときだけ前記照射手段により紫外
    線が照射されることを特徴とする請求項2又は請求項3
    に記載の電気保温ポット。
  5. 【請求項5】 前記蓋の内面より突出していて押圧され
    ると前記蓋の内部に埋没する突起部と、前記蓋を閉成し
    たとき前記蓋より突出した前記突起部が嵌合するように
    前記ポット本体に形成された凹部と、前記挿入板に設け
    られていて前記挿入板を前記加熱容器内に挿入したとき
    前記凹部を塞ぐ延在部と、前記突起部の突出と埋没に連
    動して接点が切り換わるスイッチとを備え、前記突起部
    が埋没しているときは前記照射手段が紫外線を照射する
    ための回路が形成されることを特徴とする請求項4に記
    載の電気保温ポット。
  6. 【請求項6】 沸騰を所定時間継続させて水中のカルキ
    を抜く処理が終了したときと前記光触媒皮膜による浄水
    処理が終了したときとに、それぞれ使用者にその終了を
    知らせる告知手段を備えたことを特徴とする請求項1乃
    至請求項5のいずれかに記載の電気保温ポット。
  7. 【請求項7】 前記加熱容器内に水がない状態で前記照
    射手段により所定時間だけ紫外線を照射することを特徴
    とする請求項1乃至請求項6のいずれかに記載の電気保
    温ポット。
JP10330738A 1998-11-20 1998-11-20 電気保温ポット Pending JP2000152873A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP10330738A JP2000152873A (ja) 1998-11-20 1998-11-20 電気保温ポット

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP10330738A JP2000152873A (ja) 1998-11-20 1998-11-20 電気保温ポット

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JP2000152873A true JP2000152873A (ja) 2000-06-06

Family

ID=18236016

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP10330738A Pending JP2000152873A (ja) 1998-11-20 1998-11-20 電気保温ポット

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP2000152873A (ja)

Cited By (6)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2001292902A (ja) * 2000-04-14 2001-10-23 Takuro Ishibashi 二酸化チタン光触媒による水質浄化ポット
WO2009111883A1 (en) * 2008-03-12 2009-09-17 Stratebrand Product Development Inc. Apparatus and method for water purification using heat, photocatalyst and ultraviolet radiation
JP2010035859A (ja) * 2008-08-06 2010-02-18 Sanyo Electric Co Ltd 電気調理器
CN108185795A (zh) * 2016-12-08 2018-06-22 广东美的生活电器制造有限公司 液体加热容器及其紫外线发生组件控制方法
CN108618628A (zh) * 2017-03-20 2018-10-09 佛山市顺德区美的电热电器制造有限公司 内锅、烹饪器具和内锅的镀膜方法
KR102204586B1 (ko) * 2020-06-24 2021-01-19 주한솔 Uv led가 결합된 전기포트

Cited By (6)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2001292902A (ja) * 2000-04-14 2001-10-23 Takuro Ishibashi 二酸化チタン光触媒による水質浄化ポット
WO2009111883A1 (en) * 2008-03-12 2009-09-17 Stratebrand Product Development Inc. Apparatus and method for water purification using heat, photocatalyst and ultraviolet radiation
JP2010035859A (ja) * 2008-08-06 2010-02-18 Sanyo Electric Co Ltd 電気調理器
CN108185795A (zh) * 2016-12-08 2018-06-22 广东美的生活电器制造有限公司 液体加热容器及其紫外线发生组件控制方法
CN108618628A (zh) * 2017-03-20 2018-10-09 佛山市顺德区美的电热电器制造有限公司 内锅、烹饪器具和内锅的镀膜方法
KR102204586B1 (ko) * 2020-06-24 2021-01-19 주한솔 Uv led가 결합된 전기포트

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US20130199377A1 (en) Semi-automatic tea maker
JP4437773B2 (ja) 加熱調理器
PT1527720E (pt) Dispositivo eléctrico para aquecimento de água
WO2016189800A1 (ja) 給水器
JP2008067958A (ja) 誘導加熱調理器
JP2017158900A (ja) 殺菌容器
JP2000152873A (ja) 電気保温ポット
JP6646828B2 (ja) 蓋付きマグ
JP2017158829A (ja) 殺菌容器
JP6604530B2 (ja) 給水器及び蓋
JP2017088220A (ja) 蓋付きマグ
JP3283749B2 (ja) 冷蔵庫の製氷装置
KR101853438B1 (ko) 살균기능을 구비한 텀블러
JP4728062B2 (ja) 浴湯保温器
JP2017159251A (ja) 殺菌容器
JPH04236918A (ja) 浄水機能付水供給装置
JP2004073916A (ja) 水殺菌装置
JPH10235361A (ja) 多孔質炭素電極再生式浄水器及びその再生方法
CN219166122U (zh) 一种紫外线杀菌过滤凉水壶
JP2017170343A (ja) 殺菌容器
CN215227040U (zh) 一种具有巡航功能的消毒刀架
JP2017159246A (ja) 殺菌容器
JP3106752B2 (ja) 給湯装置
JP3920708B2 (ja) 電解水生成装置
JP3578031B2 (ja) 電気貯湯容器