JP2000149758A - 漏電検出装置 - Google Patents

漏電検出装置

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JP2000149758A
JP2000149758A JP10326349A JP32634998A JP2000149758A JP 2000149758 A JP2000149758 A JP 2000149758A JP 10326349 A JP10326349 A JP 10326349A JP 32634998 A JP32634998 A JP 32634998A JP 2000149758 A JP2000149758 A JP 2000149758A
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Japan
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current transformer
leakage
leakage detection
zero
circuit breaker
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JP10326349A
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English (en)
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Kazuhiro Nagahata
和宏 長畑
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Mitsubishi Electric Corp
Original Assignee
Mitsubishi Electric Corp
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 電源トランスやバックアップ発電機とこれに
接続する配線用遮断器の近接設置の利を生かし、安価で
しかも設置スペースを問題にしない漏電検出保護回路が
を得る。 【解決手段】 配線用遮断器4の側面に装着可能な筐体
10bに零相変流器11及び漏電検出回路14を収容し
て、外部の電源トランスまたは発電機巻線1の中性接地
線3を零相変流器11の一次導体12に接続し、零相変
流器11の検出出力が所定レベルで引き外し信号を出力
する漏電検出回路14の引き外し信号により配線用遮断
器4をトリップ動作させる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、変圧器および発
電機の負荷側の漏洩電流検出装置を近傍に設置されるメ
インの配線用遮断器または開閉器に付設するものに関す
る。
【0002】
【従来の技術】図4は、従来のトランスまたは発電機に
よる配電線の漏電検出保護回路を示す図である。図にお
いて、1はトランスまたは発電機の出力巻線、2は出力
巻線1から負荷への配電線路、3はY接続された出力巻
線1の中性点を接地する中性接地線、4は配線用遮断器
または開閉器、5は配線用遮断器4に内設された外部引
外し装置、6は中性接地線3の電流を検出する漏電検出
器であり一般に変流器が用いられる。7は漏電検出回路
が組み込まれた漏電検出装置であり、漏電検出器6の検
出出力が所定レベルを越えると外部引外し装置5に引外
し信号を出力する。8は漏電検出装置7の制御電源であ
り、図4では外部の別電源としているが、配電回路から
給電される場合もある。
【0003】このような配電線の漏電検出保護回路は、
配電線路2に漏電あるいは地絡が発生したときに中性接
地線3に流れる漏洩電流を漏電検出器6により検出し、
その検出出力レベルが所定レベル以上に達すると漏電検
出装置7は外部引外し装置5に引外し信号を出力し、配
線用遮断器4を遮断動作させて配電線路2を保護する。
【0004】または、配線用遮断器4のところに零相変
流器および漏電検出回路等を内蔵した漏電遮断器を設置
する場合もある。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】従来の漏電検出保護回
路を構成するには、それぞれが独立した漏電検出器6で
ある変流器6および漏電検出装置7の別設置が必要とな
り、特に既設の配電盤内の配線用遮断器に漏電保護機能
を追加する場合に設置スペースが問題となっていた。ま
た、漏電遮断器を設置する場合は、電源トランスやバッ
クアップ発電機の全電流を通ずる容量の大きい漏電遮断
器が必要であり、価格的に高価になっていた。
【0006】近年、ビル内の配電は電源トランスやバッ
クアップ発電機が各階に分散配置されるようになり、ト
ランスまたは発電機とこれを保護する配線用遮断器が近
接して設置されるようになってきた。この発明は、かか
る課題を解決するためになされたものであり、トランス
または発電機と配線用遮断器の近接設置の利を生かし、
安価でしかも設置スペースを問題にしない漏電検出保護
回路を得ることを目的としている。
【0007】
【課題を解決するための手段】この発明に係わる漏電検
出装置は、外部の電源トランスまたは発電機巻線の中性
接地線を零相変流器の一次導体に接続する端子と、零相
変流器の検出出力が所定レベルで引き外し信号を出力す
る漏電検出回路と、零相変流器、漏電検出回路及び端子
が組み込まれた筐体が電源トランスまたは発電機に接続
される配線用遮断器の側面に装着可能であり、漏電検出
回路の引き外し信号により配線用遮断器をトリップ動作
させるようにしたものである。
【0008】また、零相変流器を巻回した中性接地線が
接続される一対の端子を筐体の両端に固着して、一次導
体の両端を端子にそれぞれ固着して零相変流器を保持さ
せたものである。
【0009】
【発明の実施の形態】実施の形態1.図1はこの発明の
実施の形態1を示す漏電検出保護回路の構成図である。
図2は配線用遮断器側面へ取り付けた漏電検出装置の外
観を示す正面図である。図において、1〜5、8は上記
従来例での説明と同様のものである。10は配線用遮断
器4の側面に装着可能に構成された漏電検出装置、11
は漏電検出装置10に内蔵された零相変流器、12は零
相変流器11を巻回する一次導体であり、漏電検出装置
10に設けられた端子13に中性接地線3が接続され漏
洩電流を検出する。14は漏電検出装置10に内蔵され
た漏電検出回路であり、零相変流器11の出力が所定レ
ベル以上になると外部引外し装置5に引外し信号を出力
する。
【0010】漏電検出装置10の配線用遮断器4への装
着は双方の側面にそれぞれ嵌合可能に形成されたアリ溝
4aとアリ臍10aを嵌め合わせることでなされる。ア
リ溝4aは配線用遮断器4側面に、そしてアリ臍10a
は筐体10bの側面に設けられている。漏電検出装置1
0内の漏電検出回路14と配線用遮断器4内の外部引外
し装置5の接続は図示していない双方の側面に設けられ
た開口を通じて接続線により接続される。漏電検出回路
14の制御電源の電源端子15は零相変流器11の端子
13とは別に漏電検出装置10に設けられている。
【0011】上記説明では漏電検出回路14と配線用遮
断器4内の外部引外し装置5の接続を双方側面の開口を
通じて接続したが、漏電検出装置10と外部引外し装置
5が離れた側に配置される場合は、漏電検出回路14の
接続端子(図示なし)を筐体10bに設け、他方、配線
用遮断器4に外部引外し装置5用の接続端子を(図示な
し)を設けて、それぞれを接続線により接続してもよ
い。
【0012】図3はこの発明の漏電検出装置の側断面図
である。図において、10〜15は上記の説明と同一で
ある。10bは漏電検出装置10の筐体であり、零相変
流器11、プリント基板に構築された漏電検出回路14
等を収納する。そして端子13及び電源端子15が外部
との接続を可能にして筐体10bに固着されている。一
次導体12は零相変流器11を巻回して、両端はその端
子13に固着接続される。一次導体12を剛性のある導
電線、例えば線径が1.6mm以上の単線電線で構成すれ
ば零相変流器11を巻回力で固定でき、零相変流器11
の特別な固定手段を必要とせず簡素な固定ができる。
【0013】配電線路2に漏電あるいは地絡が発生した
ときに中性接地線3に流れる漏洩電流を漏電検出器6に
より検出し、その検出出力レベルが所定レベル以上に達
すると漏電検出装置7は外部引外し装置5に引外し信号
を出力し、配線用遮断器4を遮断動作させて配電線路2
を保護する動作は上記従来例と同様であり、説明を省略
する。
【0014】上記の漏電検出保護回路はビル内に分散配
置される電源トランスやバックアップ発電機の近傍に設
置されたメインの配線用遮断器4に漏電検出装置10を
装着して内蔵された零相変流器11に、電源トランスや
バックアップ発電機の中性接地線3を接続することで、
配電盤内に少ないスペースで漏電検出保護回路が構成で
きる。
【0015】従って、既設の配線用遮断器を漏電警報付
配線用遮断器または漏電遮断器に容易に改造することが
可能となり、漏電遮断器の代用が安価に可能となる。ま
た、既設の配線用遮断器を漏電警報付配線用遮断器また
は漏電検出機能を持つ配線用遮断器に容易に改造するこ
とが可能である。
【0016】ところで上記説明では、この発明を配線用
遮断器に利用する場合について述べたが、その他の開閉
器に装着適用できることは言うまでもない。
【図面の簡単な説明】
【図1】 この発明の実施の形態1を示す漏電検出保護
回路の構成図である。
【図2】 この発明の実施の形態1の漏電検出装置を配
線用遮断器側面へ装着した外観正面図である。
【図3】 この発明の漏電検出装置の側断面図である。
【図4】 従来のトランスまたは発電機による配電線の
漏電検出保護回路を示す図である。
【符号の説明】
3 中性接地線、 4 配線用遮断器、 5 外部
引外し装置 、10 漏電検出装置、 10b 筐
体、 11 零相変流器 、一次導体、13 端
子、 14 漏電検出回路 、15 電源端子

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 一次導体が巻回された零相変流器と、外
    部の電源トランスまたは発電機巻線の中性接地線を上記
    一次導体と接続する端子と、上記零相変流器の検出出力
    が所定レベルで引き外し信号を出力する漏電検出回路
    と、この漏電検出回路、上記零相変流器及び上記端子が
    組み込まれる筐体とを具備し、この筐体は上記電源トラ
    ンスまたは発電機に接続される配線用遮断器の側面に装
    着可能にして、上記漏電検出回路の引き外し信号により
    この配線用遮断器をトリップ動作させることを特徴とす
    る漏電検出装置。
  2. 【請求項2】 中性接地線が接続される一対の端子を筐
    体の両端に固着して、零相変流器を巻回した一次導体を
    上記端子にそれぞれ固着して上記零相変流器を保持させ
    たことを特徴とする請求項1記載の漏電検出装置。
JP10326349A 1998-11-17 1998-11-17 漏電検出装置 Pending JP2000149758A (ja)

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Cited By (4)

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Effective date: 20040525