JP2000146664A - 電子計量スプーン及び電子計量装置 - Google Patents

電子計量スプーン及び電子計量装置

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JP2000146664A
JP2000146664A JP10325326A JP32532698A JP2000146664A JP 2000146664 A JP2000146664 A JP 2000146664A JP 10325326 A JP10325326 A JP 10325326A JP 32532698 A JP32532698 A JP 32532698A JP 2000146664 A JP2000146664 A JP 2000146664A
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weighing
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electronic measuring
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Shinichiro Izumi
信一郎 泉
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 被計量対象物の重量、容量等を容易かつ正確
に計量することができるようにした電子計量スプーン及
び電子計量装置を提供する。 【解決手段】 計量センサ11を埋め込んだ計量部10
と、計量センサ11の出力を処理して計量結果を報知す
る回路部22および表示部21を埋め込んだ柄部20と
を具備する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、電子計量スプー
ン及び電子計量装置に関し、詳しくは、被計量対象物の
重量、容量等を容易かつ正確に計量することができるよ
うにした電子計量スプーン及び電子計量装置に関する。
【0002】
【従来の技術】最近、学校給食センター、飲食店、病院
等においては、健康上の目的等のために調理に使用する
調味料等の重量、容量等を正確に計量することが求めら
れている。
【0003】ところで、従来、調味料等の容量を計量す
る場合は、計量カップ、計量スプーン等が用いられてお
り、また、重量を計量する場合は調理用秤等が用いられ
ている。また、塩分濃度を計量するものとしては塩分濃
度計等が知られている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかし、従来の計量カ
ップ、計量スプーン等においては以下の問題点があっ
た。
【0005】(1)容量の計量はできてもその重量を計
量することはできない。また、重量を知る必要がある場
合は、予め知得した被計量対象物である各種調味料等の
単位当たりの重量を用い、計量した容量値から換算す
る。このため、煩わしい計算が必要であった。
【0006】(2)また、近年、例えばパン工場等で
は、1グラム単位で食材の計量をする場合があり、その
場合は調理用秤を使用する。しかし調理用秤は、1グラ
ム単位の計量にはその操作性等から不向きであり、精度
のよい計量ができなかった。
【0007】(3)また、計量スプーンにおいては所望
の計量容量に対応した複数の計量スプーンを選択使用す
る必要があり非常に面倒である。
【0008】(4)また、塩分濃度を計量するものとし
ては塩分濃度計等が知られているが、被計量対象物の重
量や容量は検出できない。
【0009】そこで、この発明は、被計量対象物の重
量、容量等を容易かつ正確に計量することができるよう
にした電子計量スプーン及び電子計量装置を提供するこ
とを目的とする。
【0010】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するた
め、請求項1記載の発明は、計量センサを埋め込んだ計
量部と、上記計量センサの出力を処理して計量結果を報
知する報知部を埋め込んだ柄部と、を具備することを特
徴とする。
【0011】また、請求項2記載の発明は、請求項1記
載の発明において、上記計量部は、その底部に薄膜を介
して計量センサを内蔵することを特徴とする。
【0012】また、請求項3記載の発明は、請求項1記
載の発明において、上記計量センサは、重量検知センサ
からなることを特徴とする。
【0013】また、請求項4記載の発明は、請求項1記
載の発明において、上記報知部は、上記計量センサの出
力に基づき被計量対象物の重量を報知することを特徴と
する。
【0014】また、請求項5記載の発明は、請求項1記
載の発明において、上記報知部は、上記計量センサの出
力に基づき被計量対象物の容量を報知することを特徴と
する。
【0015】また、請求項6記載の発明は、請求項5記
載の発明において、上記報知部は、上記計量センサの重
量出力と被計量対象物の単位重量の容量に基づき被計量
対象物の容量を報知することを特徴とする。
【0016】また、請求項7記載の発明は、請求項1記
載の発明において、上記報知部は、水平検知センサを有
し、上記水平検知センサによって装置の水平状態が確認
された場合のみ上記計量センサの出力を処理して計量結
果を報知することを特徴とする。
【0017】また、請求項8記載の発明は、請求項1記
載の発明において、上記報知部は、上記計量センサの出
力をデジタル数値表示するデジタル数値表示手段を具備
することを特徴とする。
【0018】また、請求項9記載の発明は、請求項1記
載の発明において、上記報知部は、上記計量センサの出
力に対応して所定の報知音を発生する報知音発生手段を
具備することを特徴とする。
【0019】また、請求項10記載の発明は、請求項1
記載の発明において、上記報知部は、上記計量センサの
出力が予め設定した所定の値に達しない場合は第1の報
知音を発生し、上記予め設定した所定の値を越えた場合
は第2の報知音を発生し、上記予め設定した所定の値と
一致した場合は第3の報知音を発生することを特徴とす
る。
【0020】また、請求項11記載の発明は、請求項1
記載の発明において、上記報知部は、上記計量センサの
出力が予め設定した所定の値に達しない場合は設定値ま
での不足分を表示し、上記予め設定した所定の値を越え
た場合は設定値からの超過分を表示し、上記予め設定し
た所定の値と一致した場合は一致している旨表示するこ
とを特徴とする。
【0021】また、請求項12記載の発明は、計量セン
サを埋め込んだ計量部と、上記計量センサの出力を処理
して計量結果を報知する報知部を埋め込んだ柄部と、を
具備する電子計量スプーンであって、上記計量センサの
出力をその都度累積して表示する計測値累積表示手段
と、上記計測値累積表示手段をリセットするリセット手
段と、を有することを特徴とする。
【0022】また、請求項13記載の発明は、計量セン
サを埋め込んだ計量部と、上記計量部が着脱自在に接続
されるとともに上記計量センサの出力を処理して計量結
果を報知する報知部を埋め込んだ柄部と、を有する電子
計量スプーンであって、上記計量センサの埋め込まれた
計量部は大きさの異なる複数の計量部よりなり、それぞ
れ上記柄部に接続可能とされていることを特徴とする。
【0023】また、請求項14記載の発明は、計量セン
サを埋め込んだ計量部と、上記計量部と無線接続されて
上記計量センサの出力を処理して計量結果を出力する出
力手段と、を有することを特徴とする。
【0024】
【発明の実施の形態】以下、この発明に係わる電子計量
スプーン及び電子計量装置の実施の形態を添付図面を参
照して詳細に説明する。
【0025】図1は、この発明に係わる電子計量スプー
ンの実施の形態を示す斜視図である。
【0026】また、図2は、図1に示した電子計量スプ
ーンの要部断面図である。
【0027】図1および図2において、この電子計量ス
プーン100は、被計量対象物の計量を行う計量部10
と、この計量部10を支持する柄部20とから構成され
る。
【0028】計量部10は、略円筒形の上部が開放され
た有底容器を形成しており、その底部には、薄い底板1
2を介してこの開放された有底容器に収容される被計量
対象物40の計量を行うための計量センサ11が設けら
れている。
【0029】ここで、計量センサ11としては、重量セ
ンサ、例えば半導体圧力センサ等を用いて構成すること
ができる。また、計量部10の材質としては、例えばプ
ラスチック等から構成することができ、また、底板12
は、計量センサ11の検出感度を確保するために十分薄
く成形されている。
【0030】なお、この計量部10の形状としては任意
の形状をとることができ、例えば、有底角柱形状、円錐
若しくは角錐形状、半球形状等の形状が可能である。
【0031】柄部20は、例えば、計量部10との一体
成形により作られ、内部には、計量センサ11の出力を
処理するための回路部22および回路部22で処理され
た被計量対象物の計量に係わる情報を表示する表示部2
1および電源部23が内蔵されている。
【0032】ここで、回路部22は、計量センサ11の
出力を処理して計量センサ11の出力に対応する計量値
を求めるとともに、この求めた計量値を表示部21に表
示する処理等を行い、例えば、半導体集積回路から構成
されている。
【0033】また、表示部21は、例えば、計量値をデ
ィジタル数値表示可能な液晶表示装置(LCD)、LE
D等から構成され、その表示内容は、回路部22により
駆動制御される。
【0034】また、電源部23は、回路部22および表
示部23に対して給電を行うもので、例えば小型電池や
ソーラー電池から構成される。
【0035】計量センサ11と回路部22との間は信号
線31を介して接続され、回路部22と表示部21との
間は信号線32を介して接続される。また、電源部23
と回路部22との間および電源部23と表示部21との
間は、図示しない電源線を介して接続されている。
【0036】上述したように、この実施の形態の電子計
量スプーン100によれば、計量センサ11を埋め込ん
だ計量部10と、計量センサ11の出力を処理して計量
結果を報知する回路部22および表示部21を埋め込ん
だ柄部20とを具備するように構成される。
【0037】上記構成において、計量センサ11として
重量センサを用いた場合は、計量センサ11の出力か
ら、計量部10に収容された被計量対象物40の重量に
関する情報を得ることができ、この被計量対象物40の
重量に関する情報は、回路部22で、増幅、校正処理さ
れて、計量部10に収容された被計量対象物40の重量
に対応する数値情報に変換され、この計量部10に収容
された被計量対象物40の重量に対応する数値情報が表
示部21にディジタル数値表示されることになる。
【0038】また、被計量対象物40の単位重量当たり
の容量が予め分かっている場合は、この値を用いて、計
量センサ11の出力から計量部10に収容された被計量
対象物40の容量を求め、この計量部10に収容された
被計量対象物40の容量を表示部21にディジタル数値
表示することができる。
【0039】また、この電子計量スプーンは、被計量対
象物40の重量に対応する情報と容量に対応する情報を
選択的にまたは同時に表示するようにすることもでき
る。
【0040】この場合は、例えば、 (1)重量のみ表示 (2)容量のみ表示 (3)重量と容量を同時に表示 の選択スイッチを設けて対処できる。
【0041】なお、上記実施の形態においては、例え
ば、回路部22内に水平検知センサを設け、この水平検
知センサによりこの電子計量スプーン100が略水平に
保持された状態になったことが検出されると、この状態
を計量状態と判断して計量センサ11の出力に基づく被
計量対象物40の計量動作を自動開始し、これにより計
量センサ11の出力に基づく計量値を表示部21に自動
的にディジタル数値表示するように構成されている。
【0042】また、上記構成においては、計量センサ1
1の出力に基づく計量値を表示部21に視覚的にディジ
タル数値表示して報知するように構成したが、計量セン
サ11の出力に基づく被計量対象物40の計量値を音等
により聴覚的に報知するように構成してもよい。
【0043】以下、この電子計量スプーン100による
計量値の報知制御の詳細およびその処理の具体例につい
て説明する。
【0044】図3は、図1および図2に示した電子計量
スプーンの制御回路の一例を示すブロック図である。
【0045】図3において、制御部220は、計量セン
サ11の出力および水平検知センサ221の出力を入力
し、水平検知センサ221の出力をトリガとして計量セ
ンサ11の出力に基づく被計量対象物の計量値を表示す
る。
【0046】ここで、制御部220および水平検知セン
サ221は、例えば、図2に示した回路部22内に形成
されるものである。
【0047】制御部220は、計量センサ11の出力に
対する増幅、校正、変換処理、表示部21の表示制御処
理等を行う。
【0048】また、制御部220は、水平検知センサ2
21の出力に基づき、電子計量スプーン100が略水平
に保持されたことを検出すると、計量センサ11の出力
に対応する計量値を表示部21へ出力し、これにより表
示部21に計量センサ11の出力に基づく計量値が表示
部21にディジタル数値表示される。
【0049】このような構成によると、この電子計量ス
プーン100の使用者は、この電子計量スプーン100
の計量部10によって調味料等の被計量対象物40を掬
って電子計量スプーン100を略水平に保持するだけで
容易に調味料等の被計量対象物の計量を行うことができ
る。
【0050】図4は、図3に示した電子計量スプーンの
制御回路における制御部220の処理の一例を示すフロ
ーチャートである。
【0051】図4において、この処理が開始されると、
まず、水平検知センサ221の出力に基づき、この電子
計量スプーン100が略水平状態、すなわち計量状態に
あるかを調べる(ステップ101)。ここで、この電子
計量スプーン100が水平状態にない場合は(ステップ
101でNO)、ステップ101に戻り、この電子計量
スプーン100が略水平状態になるのを待つ。
【0052】ステップ101で、この電子計量スプーン
100が略水平状態にあると判断されると(ステップ1
01でYES)、計量センサ11の出力に基づき計量値
の計量動作を開始する(ステップ102)。次に、一定
時間経過したか、すなわち、電子計量スプーン100を
略水平状態に保持した状態を一定時間継続したかを調べ
(ステップ103)、ここで、一定時間継続しない場合
は(ステップ103でNO)、計量状態にないとして、
ステップ101に戻るが、一定時間継続した場合は(ス
テップ103でYES)、計量センサ11の出力に基づ
く計量値に対する所定の処理を行った後(ステップ10
4)、この計量値を表示部21にディジタル数値表示し
て(ステップ105)この処理を終了する。
【0053】なお、ステップ104における所定の処理
とは、計量センサ11の出力に対する増幅処理、校正処
理、数値変換処理等を含み、表示部21に表示される情
報として容量が要求される場合は、被計量対象物40の
単位重量当たりの容量値を用いて計量センサ11で計量
された重量値を容量値に変換する重量−容量変換処理も
含む。
【0054】図5は、この発明の電子計量スプーンの制
御回路の他の実施形態を示すブロック図である。
【0055】図5に示す構成においては、図1および図
2に示した表示部21を報知音発生部24に代えること
により構成される。すなわち、この構成においては、計
量センサ11の出力に基づく被計量対象物40の計量値
を報知音発生部24から発生される報知音により聴覚的
に報知するように構成されている。
【0056】図5において、制御部220は、計量セン
サ11の出力および水平検知センサ221の出力を入力
し、水平検知センサ221の出力をトリガとして計量セ
ンサ11の出力に基づく被計量対象物の計量状態、すな
わち、 1)計量値が所定の値より少ない 2)計量値が所定の値を越えている 3)計量値が所定の値と一致している の3つの状態のいずれであるかを報知音発生部24から
発生される報知音の回数で報知する。
【0057】ここで、制御部220および水平検知セン
サ221は、例えば、図2に示した回路部22内に形成
されるものである。
【0058】制御部220は、計量センサ11の出力に
対する増幅、校正、変換処理、報知音発生部24の制御
処理等を行う。
【0059】また、制御部220は、水平検知センサ2
21の出力に基づき、電子計量スプーン100が略水平
に保持されたことを検出すると、計量センサ11の出力
に対応する計量値の計量を開始し、その計量状態を報知
音発生部24から発生される報知音の回数で報知する。
【0060】このような構成によると、この電子計量ス
プーン100の使用者は、この電子計量スプーン100
の計量部10によって調味料等の被計量対象物40を掬
って電子計量スプーン100を略水平に保持し、そのと
き報知音発生部24から発生される報知音の回数から容
易に調味料等の被計量対象物の計量状態、すなわち所定
の値に一致しているか否かを知ることができる。
【0061】図6は、図5に示した電子計量スプーンの
制御回路における制御部の処理の一例を示すフローチャ
ートである。
【0062】図6において、この処理が開始されると、
まず、水平検知センサ221の出力に基づき、この電子
計量スプーン100が略水平状態、すなわち計量状態に
あるかを調べる(ステップ111)。ここで、この電子
計量スプーン100が水平状態にない場合は(ステップ
111でNO)、ステップ111に戻り、この電子計量
スプーン100が略水平状態になるのを待つ。
【0063】ステップ111で、この電子計量スプーン
100が略水平状態にあると判断されると(ステップ1
11でYES)、計量センサ11の出力に基づき計量値
の計量動作を開始する(ステップ112)。次に、一定
時間経過したか、すなわち、電子計量スプーン100を
略水平状態に保持した状態を一定時間継続したかを調べ
(ステップ113)、ここで、一定時間継続しない場合
は(ステップ113でNO)、計量状態にないとして、
ステップ111に戻る。
【0064】ステップ113で、電子計量スプーン10
0を略水平状態に保持した状態を一定時間継続したと判
断した場合は(ステップ113でYES)、まず、計量
センサ11の出力に基づく計量値が予め設定した所定値
より小さいかを調べる(ステップ114)。ここで、計
量センサ11の出力に基づく計量値が予め設定した所定
値より小さいと判断された場合は(ステップ114でY
ES)、報知音発生部24から警報音を一回、例えば
「ピッ」と発生して(ステップ115)、電子計量スプ
ーン100の計量部10によって掬った調味料等の被計
量対象物40の量が設定値より少ないことを報知してス
テップ111に戻る。
【0065】この場合、この電子計量スプーン100の
使用者は、電子計量スプーン100の計量部10による
掬い量を増加させるように掬い直しを行うことになる。
【0066】また、ステップ114で、計量センサ11
の出力に基づく計量値が予め設定した所定値より小さく
ないと判断された場合は(ステップ114でNO)、次
に、計量センサ11の出力に基づく計量値が予め設定し
た所定値より大きいかを調べる(ステップ116)。こ
こで、計量センサ11の出力に基づく計量値が予め設定
した所定値より大きいと判断された場合は(ステップ1
16でYES)、報知音発生部24から警報音を3回、
例えば「ピッ、ピッ、ピッ」と発生して(ステップ11
7)、電子計量スプーン100の計量部10によって掬
った調味料等の被計量対象物40の量が設定値より多い
ことを報知してステップ111に戻る。
【0067】この場合、この電子計量スプーン100の
使用者は、電子計量スプーン100の計量部10による
掬い量を減少させるように掬い直しを行うことになる。
【0068】また、ステップ116で、計量センサ11
の出力に基づく計量値が予め設定した所定値より大きく
ないと判断された場合は(ステップ116でNO)、計
量センサ11の出力に基づく計量値が予め設定した所定
値に一致したと判断して、報知音発生部24から警報音
を2回、例えば「ピッ、ピッ」と発生して(ステップ1
18)、電子計量スプーン100の計量部10によって
掬った調味料等の被計量対象物40の量が設定値に一致
したことを報知して、この処理を終了する。
【0069】なお、上記実施の形態では、警報音の回数
で、被計量対象物の計量状態を報知するようにしたが、
その他音声等で報知してもよい。例えば、 1)計量値が所定の値より少ない場合は、「足りませ
ん」 2)計量値が所定の値を越えている場合は「多すぎま
す」 3)計量値が所定の値と一致している場合は「設定値で
す」 を報知音発生部24から音声出力する。
【0070】ところで、図5及び図6に示した実施形態
では、計量値が設定値より少ない場合、多い場合、一致
する場合、それぞれの状態を聴覚的に報知するようにし
たが、次に、それぞれの状態を視覚的に報知するように
した実施形態を図7及び図8を参照して説明する。
【0071】なお、この実施形態の制御回路は表示部2
1を有する図3に示した制御回路と同一である。
【0072】この場合、表示部21には、以下の表示が
行われる。
【0073】1)計量値が所定の値より少ない場合、例
えば2g少ない場合は「−2g」 2)計量値が所定の値を越えている場合、例えば3g超
えている場合は「+3g」 3)計量値が所定の値と一致している場合、「0」
【0074】このような構成によると、この電子計量ス
プーン100の使用者は、この電子計量スプーン100
の計量部10によって調味料等の被計量対象物40を掬
って電子計量スプーン100を略水平に保持し、そのと
き表示部21に表示される表示情報から容易に調味料等
の被計量対象物の計量状態、すなわち所定の値に一致し
ているか否かを知ることができ、しかも所定の値に一致
していない場合はどれくらい少ないか、またはどれくら
い多いかを知ることができる。
【0075】図7は、この場合の図3に示した電子計量
スプーンの制御回路における制御部の処理の一例を示す
フローチャートである。
【0076】図7において、この処理が開始されると、
まず、水平検知センサ221の出力に基づき、この電子
計量スプーン100が略水平状態、すなわち計量状態に
あるかを調べる(ステップ121)。ここで、この電子
計量スプーン100が水平状態にない場合は(ステップ
121でNO)、ステップ121に戻り、この電子計量
スプーン100が略水平状態になるのを待つ。
【0077】ステップ121で、この電子計量スプーン
100が略水平状態にあると判断されると(ステップ1
21でYES)、計量センサ11の出力に基づき計量値
の計量動作を開始する(ステップ122)。次に、一定
時間経過したか、すなわち、電子計量スプーン100を
略水平状態に保持した状態を一定時間継続したかを調べ
(ステップ123)、ここで、一定時間継続しない場合
は(ステップ123でNO)、計量状態にないとして、
ステップ121に戻る。
【0078】ステップ123で、電子計量スプーン10
0を略水平状態に保持した状態を一定時間継続したと判
断した場合は(ステップ123でYES)、まず、計量
センサ11の出力に基づく計量値が予め設定した所定値
より小さいかを調べる(ステップ124)。ここで、計
量センサ11の出力に基づく計量値が予め設定した所定
値より小さいと判断された場合は(ステップ124でY
ES)、表示部21に差分をマイナス表示して(ステッ
プ125)、電子計量スプーン100の計量部10によ
って掬った調味料等の被計量対象物40の量がどれくら
い設定値より少ないかを報知してステップ121に戻
る。この場合の表示例を図8(a)に示す。
【0079】この場合、この電子計量スプーン100の
使用者は、電子計量スプーン100の計量部10による
掬い量を増加させるように掬い直しを行うことになる
が、どれだけ少ないかの不足分が表示されるので、掬い
直しの参考になる。
【0080】また、ステップ124で、計量センサ11
の出力に基づく計量値が予め設定した所定値より小さく
ないと判断された場合は(ステップ124でNO)、次
に、計量センサ11の出力に基づく計量値が予め設定し
た所定値より大きいかを調べる(ステップ126)。こ
こで、計量センサ11の出力に基づく計量値が予め設定
した所定値より大きいと判断された場合は(ステップ1
26でYES)、表示部21に差分をプラス表示して
(ステップ117)、電子計量スプーン100の計量部
10によって掬った調味料等の被計量対象物40の量が
設定値よりどれくらい多いかを報知してステップ111
に戻る。この場合の表示例を図8(b)に示す。
【0081】この場合、この電子計量スプーン100の
使用者は、電子計量スプーン100の計量部10による
掬い量を減少させるように掬い直しを行うことになる
が、どれだけ多いかの超過分が表示されるので、掬い直
しの参考になる。
【0082】また、ステップ126で、計量センサ11
の出力に基づく計量値が予め設定した所定値より大きく
ないと判断された場合は(ステップ126でNO)、計
量センサ11の出力に基づく計量値が予め設定した所定
値に一致したと判断して、表示部21に一致を表示して
(ステップ128)、電子計量スプーン100の計量部
10によって掬った調味料等の被計量対象物40の量が
設定値に一致したことを報知して、この処理を終了す
る。この場合の表示例を図8(c)に示す。
【0083】ところで、上記実施形態では、計量値が設
定値より少ない場合、多い場合、一致する場合、それぞ
れの状態を視覚的に報知するようにしたが、それはスプ
ーンで1回掬った量に関してであった。
【0084】しかし、スプーンの利用方法としては、あ
る目標値があって、数回掬うことによって、目標値を達
成する場合がある。例えばある容器に10gの食材を投
入したい場合、第1回目に5gぐらい掬って投入し、次
に3gぐらい掬って投入し、次に2gぐらい掬って投入
することによって目標値を達成する場合がある。
【0085】このような場合、2回目、3回目の投入時
には、それまでにいくらの食材を投入したかが正確に分
かっていれば次にいくら入れればよいかの判断がしやす
い。
【0086】そこで、次にそれまでの投入量を累積して
表示できるようにした実施形態を図9及び図10を参照
して説明する。
【0087】なお、この実施形態の制御回路は表示部2
1を有する図3に示した制御回路と同一である。
【0088】図9は、この場合の図3に示した電子計量
スプーンの制御回路における制御部の処理の一例を示す
フローチャートである。
【0089】図9において、この処理が開始されると、
まず、水平検知センサ221の出力に基づき、この電子
計量スプーン100が略水平状態、すなわち計量状態に
あるかを調べる(ステップ131)。ここで、この電子
計量スプーン100が水平状態にない場合は(ステップ
131でNO)、ステップ131に戻り、この電子計量
スプーン100が略水平状態になるのを待つ。
【0090】ステップ131で、この電子計量スプーン
100が略水平状態にあると判断されると(ステップ1
31でYES)、計量センサ11の出力に基づき計量値
の計量動作を開始する(ステップ132)。次に、一定
時間経過したか、すなわち、電子計量スプーン100を
略水平状態に保持した状態を一定時間継続したかを調べ
(ステップ133)、ここで、一定時間継続しない場合
は(ステップ133でNO)、計量状態にないとして、
ステップ131に戻る。
【0091】ステップ133で、電子計量スプーン10
0を略水平状態に保持した状態を一定時間継続したと判
断した場合は(ステップ133でYES)、計測値の累
積表示を行う(ステップ134)。これは、後述するス
テップ136の処理でそれまでの累積計測値が記憶され
ているので、この記憶された累積計測値にステップ13
1〜ステップ133の処理で計測された今回の計測値を
加算して表示する処理である。なお、累積計測値がリセ
ットされた後の初回はステップ131〜ステップ133
の処理で計測された計測値がそのまま表示される。
【0092】次に、計測値の累積演算をリセットする処
理が行われたか否かが調べられる(ステップ135)。
リセット処理は、ステップ134の処理で表示された累
積計測値が目標値近傍に達した場合に行われるもので、
例えばリセットボタンの押下によって行う。
【0093】従って、ステップ134の処理で表示され
た累積計測値が目標値近傍に達してリセット処理が行わ
れた場合は(ステップ135でYES)、当処理を終了
する。
【0094】また、ステップ134の処理で表示された
累積計測値が目標値近傍に達せずリセット処理が行われ
ない場合は(ステップ135でNO)、ステップ134
の処理で表示されたそれまでの累積計測値を記憶し(ス
テップ136)、ステップ131の処理に戻る。
【0095】図10は本実施形態の表示例を示すもの
で、例えばある容器に10gの食材を投入したい場合
に、第1回目に5g掬って投入し、次に4g掬って投入
した場合の表示例である。この場合、第1回目の投入後
には、同図(a)に示すごとく、表示部21には「5
g」が表示され、第2回目の投入後には、同図(b)に
示すごとく、表示部21には「9g」が表示される。従
って、スプーン使用者は、次回あと1g投入すればよい
ことが分かる。
【0096】このように、本実施形態では、複数回に分
けて目標値を達成したい場合、それまでにいくら投入し
たかが正確に分かるので、次にいくら入れればよいかの
判断がしやすく、精度の良い計量を簡単に行うことがで
きるという効果を奏する。
【0097】なお、以上の各実施形態では水平検知セン
サ221を内蔵して、電子計量スプーン100が略水平
状態にあると判断されると計量値の計量動作を開始する
ようにしたが、この水平検知センサ221を省略するこ
ともできる。この場合、使用者は電子計量スプーン10
0が略水平状態にあると自分で判断する必要があるが、
装置の低コスト化、軽量化等を図ることができる。
【0098】ところで、上記各実施形態では、図1及び
図2に示すごとく、計量部10と柄部20を一体的に構
成したが、次に計量部を着脱自在として、被計量対象物
の量や性質によって最適な計量部を選択できるようにし
た実施形態を図11及び図12に基づいて説明する。な
お、図1及び図2の説明で使用したものと同一構成部分
には同一符号を付して重複した説明は省略する。
【0099】図11はこの実施形態に係わる電子計量ス
プーンの斜視図であり、図12は図11に示した電子計
量スプーンが接続されたときの断面図である。
【0100】図11及び図12において、電子計量スプ
ーン300は、柄部320と、大きさの異なる複数の計
量部50−1,50−2,50−3を具備して構成さ
れ、複数の計量部50−1,50−2,50−3は柄部
320に対して着脱自在とされている。
【0101】すなわち、柄部320の先端には柄部本体
部322から突出した雄型コネクタ321が設けられる
とともに、各計量部50−1,50−2,50−3には
各計量部本体部52−1,52−2,52−3から突出
した雌型コネクタ51−1,51−2,51−3が設け
られ、柄部320の雄型コネクタ321が計量部50−
1,50−2,50−3の雌型コネクタ51−1,51
−2,51−3に挿入されることによって、複数の計量
部50−1,50−2,50−3は柄部320に対して
着脱自在とされている。
【0102】そして、計量部50の雌型コネクタ51
(雌型コネクタ51−1,51−2,51−3を雌型コ
ネクタ51で代表する)に柄部320の雄型コネクタ3
21が挿入されると、計量センサ11と回路部22との
間は計量部側の信号線310−1と柄部側の信号線31
0−2が接点323を介して接続される。
【0103】これによって、本実施形態に係わる電子計
量スプーンによっても、図1や図2に示したものと同
様、調味料等の被計量対象物の重量、容量等を容易かつ
迅速に、しかも精度よく計量することが可能になり、調
理等の省力化、正確さの実現および健康管理等に資する
ことができるという効果を奏する。
【0104】また、本実施形態では、上記のごとく、計
量部50を柄部320に対して着脱自在として、大きさ
の異なる複数の計量部50を用意したので、被計量対象
物の量や性質によって最適な計量部50を選択できると
いう効果を奏する。
【0105】なお、計量部50は大きさを異ならせるだ
けでなく、その材質も異ならせることができる。このよ
うにすると、計量部50の選択の自由度がさらに向上す
る。
【0106】ところで、上記各実施形態では、スプーン
内の被計量対象物の量を計量する電子計量スプーンにつ
いて説明したが、次にカップ等に入れられた被計量対象
物の量を計量して表示する電子計量装置について説明す
る。
【0107】図13は本実施形態に係わる電子計量装置
の斜視図であり、図14は図13に示した電子計量装置
の電気的な構成を示すブロック図である。
【0108】図13および図14において、この電子計
量装置400は、被計量対象物40の計量を行う計量装
置60と、この計量装置60での計量結果を無線通信で
受信して表示する表示装置70とから構成される。
【0109】ここで、計量装置60は、略円筒形の上部
が開放された有底容器を形成しており、その底部には、
薄い底板12を介してこの開放された有底容器に収容さ
れる被計量対象物40の計量を行うための計量センサ1
1が設けられている。
【0110】ここで、計量センサ11としては、重量セ
ンサ、例えば半導体圧力センサ等を用いて構成すること
ができる。また、計量部10の材質としては、例えばプ
ラスチック等から構成することができ、また、底板12
は、計量センサ11の検出感度を確保するために十分薄
く成形されている。
【0111】なお、この計量装置60の形状としては任
意の形状をとることができ、例えば、有底角柱形状、円
錐若しくは角錐形状、半球形状等の形状が可能である。
【0112】また、表示装置70は、例えば、計量値を
ディジタル数値表示可能な液晶表示装置(LCD)、L
ED等から構成される表示部73と、表示部73を制御
する制御部72より構成されている。
【0113】また、計量センサ11と制御部72との間
はアンテナ61,71を介して無線接続されている。
【0114】上記構成において、計量センサ11として
重量センサを用いた場合は、計量センサ11の出力か
ら、計量装置60に収容された被計量対象物40の重量
に関する情報を得ることができ、この被計量対象物40
の重量に関する情報は、アンテナ61,71を介して表
示装置70の制御部72に送信され、計量装置60に収
容された被計量対象物40の重量に対応する数値情報に
変換され、この計量装置60に収容された被計量対象物
40の重量に対応する数値情報が表示部73にディジタ
ル数値表示されることになる。
【0115】また、被計量対象物40の単位重量当たり
の容量が予め分かっている場合は、この値を用いて、計
量センサ11の出力から計量装置60に収容された被計
量対象物40の容量を求め、この計量装置60に収容さ
れた被計量対象物40の容量を表示部73にディジタル
数値表示することができる。
【0116】また、この電子計量装置は、被計量対象物
40の重量に対応する情報と容量に対応する情報を選択
的にまたは同時に表示するようにすることもできる。
【0117】この場合は、例えば、 (1)重量のみ表示 (2)容量のみ表示 (3)重量と容量を同時に表示 の選択スイッチを設けて対処できる。
【0118】また、上記構成においては、計量センサ1
1の出力に基づく計量値を表示部73に視覚的にディジ
タル数値表示して報知するように構成したが、計量セン
サ11の出力に基づく被計量対象物40の計量値を音等
により聴覚的に報知するように構成してもよい。
【0119】このような構成によると、この電子計量装
置400の使用者は、この電子計量装置400の計量装
置60に調味料等の被計量対象物40を入れるだけで、
容易に調味料等の被計量対象物の計量を行うことができ
る。
【0120】
【発明の効果】以上説明したようにこの発明の電子計量
スプーンによれば、計量センサを埋め込んだ計量部と、
上記計量センサの出力を処理して計量結果を報知する報
知部を埋め込んだ柄部と、を具備して構成したので、調
味料等の被計量対象物の重量、容量等を容易かつ迅速
に、しかも精度よく計量することが可能になり、調理等
の省力化、正確さの実現および健康管理等に資すること
ができるという効果を奏する。
【0121】また、この発明の電子計量装置によれば、
計量センサを埋め込んだ計量部と、上記計量部と無線接
続されて上記計量センサの出力を処理して計量結果を出
力する出力手段と、を具備して構成したので、同じく調
理等の省力化、正確さの実現および健康管理等に資する
ことができるという効果を奏する。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明に係わる電子計量スプーンの実施の形
態を示す斜視図である。
【図2】図1に示した電子計量スプーンの要部断面図で
ある。
【図3】図1および図2に示した電子計量スプーンの制
御回路の一例を示すブロック図である。
【図4】図4に示した電子計量スプーンの制御回路にお
ける制御部の処理の一例を示すフローチャートである。
【図5】この発明の電子計量スプーンの制御回路の他の
例を示すブロック図である。
【図6】図5に示した電子計量スプーンの制御回路にお
ける制御部の処理の一例を示すフローチャートである。
【図7】図3に示した電子計量スプーンの制御回路にお
ける制御部の他の処理の一例を示すフローチャートであ
る。
【図8】図7に示した電子計量スプーンの表示例を示す
図である。
【図9】図3に示した電子計量スプーンの制御回路にお
ける制御部のさらに他の処理の一例を示すフローチャー
トである。
【図10】図9に示した電子計量スプーンの表示例を示
す図である。
【図11】この発明に係わる電子計量スプーンの他の実
施の形態を示す斜視図である。
【図12】図11に示した電子計量スプーンの要部断面
図である。
【図13】この発明に係わる電子計量装置の実施の形態
を示す斜視図である。
【図14】図13に示した電子計量装置の電気的な構成
を示すブロック図である。
【符号の説明】
10 計量部 11 計量センサ 12 底板 20 柄部 21 表示部 22 回路部 24 報知音発生部 31 信号線 32 信号線 40 被計量対象物 60 計量装置 61 アンテナ 70 表示装置 71 アンテナ 72 制御部 73 表示部 100 電子計量スプーン 220 制御部 221 水平検知センサ 400 電子計量装置

Claims (14)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 計量センサを埋め込んだ計量部と、 上記計量センサの出力を処理して計量結果を報知する報
    知部を埋め込んだ柄部と、 を具備することを特徴とする電子計量スプーン。
  2. 【請求項2】 上記計量部は、 その底部に薄膜を介して計量センサを内蔵することを特
    徴とする請求項1記載の電子計量スプーン。
  3. 【請求項3】 上記計量センサは、 重量検知センサからなることを特徴とする請求項1記載
    の電子計量スプーン。
  4. 【請求項4】 上記報知部は、 上記計量センサの出力に基づき被計量対象物の重量を報
    知することを特徴とする請求項1記載の電子計量スプー
    ン。
  5. 【請求項5】 上記報知部は、 上記計量センサの出力に基づき被計量対象物の容量を報
    知することを特徴とする請求項1記載の電子計量スプー
    ン。
  6. 【請求項6】 上記報知部は、 上記計量センサの重量出力と被計量対象物の単位重量の
    容量に基づき被計量対象物の容量を報知することを特徴
    とする請求項5記載の電子計量スプーン。
  7. 【請求項7】 上記報知部は、 水平検知センサを有し、 上記水平検知センサによって装置の水平状態が確認され
    た場合のみ上記計量センサの出力を処理して計量結果を
    報知することを特徴とする請求項1記載の電子計量スプ
    ーン。
  8. 【請求項8】 上記報知部は、 上記計量センサの出力をデジタル数値表示するデジタル
    数値表示手段を具備することを特徴とする請求項1記載
    の電子計量スプーン。
  9. 【請求項9】 上記報知部は、 上記計量センサの出力に対応して所定の報知音を発生す
    る報知音発生手段を具備することを特徴とする請求項1
    記載の電子計量スプーン。
  10. 【請求項10】 上記報知部は、 上記計量センサの出力が予め設定した所定の値に達しな
    い場合は第1の報知音を発生し、上記予め設定した所定
    の値を越えた場合は第2の報知音を発生し、上記予め設
    定した所定の値と一致した場合は第3の報知音を発生す
    ることを特徴とする請求項1記載の電子計量スプーン。
  11. 【請求項11】 上記報知部は、 上記計量センサの出力が予め設定した所定の値に達しな
    い場合は設定値までの不足分を表示し、上記予め設定し
    た所定の値を越えた場合は設定値からの超過分を表示
    し、上記予め設定した所定の値と一致した場合は一致し
    ている旨表示することを特徴とする請求項1記載の電子
    計量スプーン。
  12. 【請求項12】 計量センサを埋め込んだ計量部と、 上記計量センサの出力を処理して計量結果を報知する報
    知部を埋め込んだ柄部と、 を具備する電子計量スプーンであって、 上記計量センサの出力をその都度累積して表示する計測
    値累積表示手段と、 上記計測値累積表示手段をリセットするリセット手段
    と、 を有することを特徴とする電子計量スプーン。
  13. 【請求項13】 計量センサを埋め込んだ計量部と、 上記計量部が着脱自在に接続されるとともに上記計量セ
    ンサの出力を処理して計量結果を報知する報知部を埋め
    込んだ柄部と、 を有する電子計量スプーンであって、 上記計量センサの埋め込まれた計量部は大きさの異なる
    複数の計量部よりなり、それぞれ上記柄部に接続可能と
    されていることを特徴とする電子計量スプーン。
  14. 【請求項14】 計量センサを埋め込んだ計量部と、 上記計量部と無線接続されて上記計量センサの出力を処
    理して計量結果を出力する出力手段と、 を有することを特徴とする電子計量装置。
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Cited By (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
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