JP2000144076A - シート状ラベル材及びラベル及びシート状包装部材並びにシート状箔押し材 - Google Patents

シート状ラベル材及びラベル及びシート状包装部材並びにシート状箔押し材

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JP2000144076A
JP2000144076A JP10322252A JP32225298A JP2000144076A JP 2000144076 A JP2000144076 A JP 2000144076A JP 10322252 A JP10322252 A JP 10322252A JP 32225298 A JP32225298 A JP 32225298A JP 2000144076 A JP2000144076 A JP 2000144076A
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Sakae Ito
栄 伊藤
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Abstract

(57)【要約】 【課題】擦り傷や引っ掻き傷或いは酸・アルカリに冒さ
れないシート状ラベル材の開示 【解決手段】透明なラベル基材2の一面3に、光の透過
性を有する透明接着剤層4が形成され、この透明接着剤
層4の上に着色インク層5が形成され、着色インク層5
の上に金属蒸着層6が形成され、この金属蒸着層6の上
に剥離層7があり、剥離層7の上に被着体に接着する被
着体用接着剤層8が形成されている。ラベル基材2の上
には逆刷り印刷のインク9が印刷されていることを特徴
とするシート状ラベル材。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、シート状箔押し材
及びこれを用いたシート状ラベル材及びラベル並びにシ
ート状包装部材に関する。
【0002】
【従来の技術】従来から、物体表面に金属色の箔を接着
するために、シート状箔押し材が知られている。このシ
ート状箔押し材は、ポリエチレンテレフタレート等のフ
ィルムの一面に離型層を形成し、この離型層の上に保護
層を形成し、この保護層の上に金属蒸着層を形成し、こ
の金属蒸着層の上にホットメルト接着剤層を形成したも
のが知られている。
【0003】また、金属箔を用いたラベルとして通常用
いられているものは、ラベルの基材となるラベル紙の一
面にガラス容器やプラスチックボトル等の物体の表面に
接着する粘着剤層を形成し、ラベル紙の他面に金属蒸着
層からなる金属箔を形成し、金属箔の上に保護層を形成
し、保護層の上にシート状箔押し材から離型した際の離
型層が形成されている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしならが、箔を載
せたラベルは、美麗ではあるが、ひっかき傷や擦り傷或
いは酸・アルカリに冒されやすい。従って、ラベルを貼
り付ける商品が梱包時の衝突や摩擦のために擦り傷やひ
っかき傷がつかないように十分に気をつける必要がある
と共に、洗浄処理工程を有する場合には、洗浄液中の酸
やアルカリなどに冒されやすいという問題がある。
【0005】このような問題を解消するために、ラベル
表面の箔の上に保護層をコーティングすることもある
が、この保護層も薄いものであるので、洗浄時のボトル
同士の擦れや衝突或いは洗浄液などにより擦り傷やひっ
かき傷が生じたり、縁部などがめくれることも生じてい
る。
【0006】また、ラベル表面の箔の上に、ラミネート
することもあるが、ラベル基材が厚くなるため、例えば
ボトルなどにラミネートラベルを接着すると、ボトルへ
の液体充填時のボトル同士の衝突などにより、ラベルの
エッジが引っ掛かってエッジが剥離する不具合が生じる
ことがある。
【0007】この発明は、このような問題に着目してな
されたものであり、容器同士の接触により箔に傷がつい
たり、洗浄液などにより箔が冒されたり、ラベルのエッ
ジの剥離するといったことが起こらないラベルを提供す
ることを目的とする。
【0008】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決するため
に、本発明の請求項1のシート状ラベル材は、被着体に
貼り付けるためのラベル基材が透明なシート状プラスチ
ックにより構成され、このラベル基材の上に反射光を透
過可能な光の透過性を有する透明接着剤層が形成され、
この透明接着剤層の上に金属蒸着層が形成され、この金
属蒸着層の上に前記被着体に接着する被着体用接着剤層
が形成されていることを特徴とする。
【0009】本発明の請求項2のシート状ラベル材は、
請求項1のシート状ラベル材において、前記透明接着剤
層と前記金属蒸着層との間に前記金属蒸着層の反射光に
着色する着色層が形成されていることを特徴とする。
【0010】本発明の請求項3のラベルは、被着体に貼
り付けるためのラベル基材が透明なシート状プラスチッ
クにより構成され、このラベル基材の上に反射光を透過
可能な光の透過性を有する透明接着剤層が形成され、こ
の透明接着剤層の上に金属蒸着層が形成され、この金属
蒸着層の上に前記被着体に接着する被着体用接着剤層が
形成されていることを特徴とする。
【0011】本発明の請求項4のラベルは、請求項3の
ラベルにおいて、前記透明接着剤層と前記金属蒸着層と
の間に前記金属蒸着層の反射光に着色する着色層が形成
されていることを特徴とする。
【0012】本発明の請求項5のシート状包装部材は、
被着体に貼り付けるためのラベル基材が透明なシート状
プラスチックにより構成され、このラベル基材の上に反
射光を透過可能な光の透過性を有する透明接着剤層が形
成され、この透明接着剤層の上に金属蒸着層が形成され
ていることを特徴とする。
【0013】本発明の請求項6のシート状包装部材は、
請求項5のシート状包装部材において、前記透明接着剤
層と前記金属蒸着層との間に前記金属蒸着層の反射光に
着色する着色層が形成されていることを特徴とする。
【0014】本発明の請求項7にかかるシート状箔押し
材は、箔押し用基材の一面に、剥離層が形成され、この
剥離層の上に金属蒸着層が形成され、この金属蒸着層の
上にこの金属蒸着層の反射光を透過可能な光の透過性を
有する透明接着剤層が形成されていることを特徴とす
る。
【0015】本発明の請求項8のシート状箔押し材は、
請求項7のシート状箔押し材において、前記透明接着剤
層と前記金属蒸着層との間に前記金属蒸着層の反射光に
着色する着色層が形成されていることを特徴とする。
【0016】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態にかか
るシート状ラベル材、ラベル、及びシート状包装材、シ
ート状箔押し材について順次説明する。この発明におい
てはシート状という文言は、シートとフィルムと含む薄
い部材をいうものとする。また、シート状ラベル材に
は、ラベルを打ち抜く前のものと、打ち抜かれたラベル
がセパレータに貼り合わせられてロール状に巻かれたも
のとを含む。
【0017】図1はシート状ラベル材1を示す。このシ
ート状ラベル材1は、透明なラベル基材2の一面3に、
光の透過性を有する透明接着剤層4が形成され、この透
明接着剤層4の上にアクリルウレタン系の着色インク層
5が形成され、着色インク層5の上に金属蒸着層6が形
成され、この金属蒸着層6の上にメラミン系の剥離層7
があり、剥離層7の上に被着体に接着する被着体用接着
剤層8が形成されている。ラベル基材2の上には逆刷り
印刷のインク9が印刷されている。
【0018】透明なラベル基材2は、例えば、例えばポ
リエチレンテレフタレートやポリエチレン(PE)、ポ
リプロピレン(PP)、ポリアミド、ポリイミドなどの
透明なプラスチックフィルムからなるが、より厚みのあ
るプラスチックシートであっても良い。
【0019】金属蒸着層6は、例えばアルミニュウム
(Al)からなるが、そのほかの金属でも良い。透明イ
ンク層19は金属蒸着層18の反射光に着色する透明な
層である。
【0020】透明接着剤層4としては、エチレン−酢酸
ビニル共重合体、エチレン−エチルアクリレート共重合
体、そのほかの変性ポリオレフィンを主成分とするホッ
トメルト接着剤、エポキシ系などの熱硬化型接着剤等に
より透明且つ吸湿性の少ないものが用いられている。こ
の透明接着剤層20は、加熱加圧や紫外線照射によりP
ETフィルムなどのラベル基材に固定される。ここでは
加熱加圧型の接着剤を用いているが、紫外線照射により
接着するUV硬化型接着剤を用いても良い。
【0021】シート状ラベル材1は、剥離紙であるセパ
レータ10に貼り合わされた状態で半打ちプレス装置に
よりラベル状に半打ちされ、セパレータ10の上にラベ
ル11が多数に貼り合わせられている。
【0022】図2はこのラベル11の層構成を示す。こ
のラベル11の構成は、図1に示すシート状ラベル材1
と同様な構成であるので、その説明を援用する。
【0023】このラベル11は、図3に示すように、被
着体である例えばボトル12の表面にラベラーなどによ
り接着される。このラベル11はラベル基材2、透明接
着剤層4及び着色インク層5を介して金属蒸着層6を見
ることが出来る。ラベル11は、金属蒸着層6が逆版で
箔押しされ、インク9は逆刷り印刷されているので、肉
眼13で見ると正規な印刷及び箔の絵柄を見ることが出
来る。ラベル基材2は耐水性及び耐擦過性があるポリエ
チレンテレフタレートなどから出来ているので、金属蒸
着層6は梱包や洗浄などを行っても金属箔の輝きが失わ
れないと共に、剥離などが生じない。
【0024】図4はシート状ラベル材1から被着体用接
着剤8が形成されていないシート状包装部材14を示
す。このシート状包装部材14は、例えば、例えばポリ
エチレンテレフタレートやポリエチレン(PE)、ポリ
プロピレン(PP)、ポリアミド、ポリイミドなどの透
明なラベル基材2に、光の透過性を有する透明接着剤層
7が形成され、この透明接着剤層7の上に着色インク層
5が形成され、着色インク層5の上に金属蒸着層6が形
成され、この金属蒸着層6の上に剥離層7が僅かに残っ
ている。尚、ラベル基材2はより厚みのあるシート材で
も良い。
【0025】シート状包装部材14の上には逆刷り印刷
のインク9が印刷されている。このシート状包装部材1
4は、例えば、ボトルや食品・電気製品・電気部品・機
械装置・機械部品・生活用品その他の物体をシュリンク
加工することにより、例えば、リターナブルボトル等の
ように、貼り付けないでボトルの胴部を包み込むことが
可能である。また、インモールド成型加工を行う場合に
は、シート状ラベル材1に被着体接着用の接着剤を設け
なくても良い。
【0026】次に、上述のシート状ラベル材1及びシー
ト状包装材14を作成するために用いられるシート状箔
押し材15について説明する。
【0027】シート状箔押し材15は、図5に示すよう
に、プラスチック材料からなる基材フィルム16と、金
属を蒸着形成した後に基材フィルム16から剥離するた
めの剥離層17と、金属蒸着層18と、染料を含んで光
の透過性を有しつつ着色された着色層としての透明イン
ク層19と、金属蒸着層18の反射光を透過する透明接
着剤層20とからなる。
【0028】基材フィルム16は、例えば、ポリエチレ
ンテレフタレート(PET)等のプラスチックフィルム
からなる。
【0029】金属蒸着層18は、例えばアルミニュウム
(Al)からなるが、そのほかの金属でも良い。透明イ
ンク層19は金属蒸着層18の反射光に着色する透明な
層である。
【0030】透明接着剤層20としては、エチレン−酢
酸ビニル共重合体、エチレン−エチルアクリレート共重
合体、そのほかの変性ポリオレフィンを主成分とするホ
ットメルト接着剤、エポキシ系などの熱硬化型接着剤等
により透明且つ吸湿性の少ないものが用いられている。
この透明接着剤層20は、加熱加圧や紫外線照射により
PETフィルムなどのラベル基材に固定される。ここで
は加熱加圧型の接着剤を用いているが、紫外線照射によ
り接着するUV硬化型接着剤を用いても良い。
【0031】シート状箔押し材15によりシート状ラベ
ル材1を作成するには、ラベル基材2の一面3に、シー
ト状箔押し材15の透明接着剤層20を載せ、シート状
ラベル材1を平滑な面で支持した後に加熱した凸版から
なる逆版21により加圧すると、図6に示すように、透
明接着剤層20がラベル基材2の一面3に貼り付き、剥
離層17が分離して剥離層17の一部からラベル基材2
側に逆刷り印刷状態で転移する。この箔押しの後に逆刷
り印刷を行って印刷インク9を乾燥すると、シート状ラ
ベル材1が形成される。
【0032】このシート状ラベル材1にセパレータ10
の被着体用接着剤8を載せると、ラベル12の打ち抜き
前の状態となる。被着体用接着剤8はセパレータ10へ
の接着力より、ラベル基材2への接着力が大きく設定さ
れていることは言うまでもない。
【0033】次に、シート状ラベル材1の製造方法につ
いて説明する。図7は、インライン方式のシート状ラベ
ル材1の製造装置の主要構成の概略を示す。
【0034】ラベル基材2は、未だ印刷や箔押しが行わ
れていない状態でロール状巻かれており、ガイドロール
21を介して箔押し印刷装置22に導入され、印刷箔押
し処理が行われる。印刷箔押し処理の後に、セパレータ
10との貼り合わせ処理、ラベルの型抜き処理、カス上
げ処理、巻き取り処理が行われる。ここで、オフライン
により、ラベル基材2に予め印刷と箔押し処理が行われ
てシート状ラベル材1が形成されていれば、印刷箔押し
処理工程は不要である。
【0035】箔押し印刷装置22には、シート状箔押し
材15の巻出しロール23と巻き取りロール24、ガイ
ドロール25、26、箔押し用の版胴27と圧胴28
と、例えば、活版印刷、スクリーン印刷、オフセット印
刷等の版胴29と圧胴30が配置されている。シート状
箔押し材15は、透明接着剤層20がラベル基材2の面
3に接するようにセットされる。箔押し用の版胴27に
は逆刷り印刷に対応した逆版が形成されている。版胴2
9には逆刷り印刷用のインクが載せられる。版胴29へ
のインク供給機構は、周知の例えばオフセット印刷やグ
ラビア印刷などの印刷機構で構成され、印刷後に乾燥さ
れるように乾燥機構を備えている。版胴29は逆刷り印
刷のインクが乾燥した後に、箔押し印刷装置22から搬
出される。
【0036】セパレータ10は、巻出しロール31から
巻出され、被着体用接着剤8の塗工機32にて接着剤8
を塗工された後に、ガイドロール33,34においてシ
ート状ラベル材1の箔押し面に貼り合わせられる。セパ
レータ10の貼り合わせられたシート状ラベル材1は、
半打ちプレス用のロール35,36により、シート状ラ
ベル材1のみがラベル状に打ち抜かれる。ラベル11が
打ち抜かれて穴のあいたシート状ラベル材1はロール3
7において分離され、穴あきフィルム38となってロー
ル39に巻き取られる。ラベル11の貼り付けられたセ
パレータ11は、ロール40を経てラベルロール41と
して巻き取られる。
【0037】なお、上記の実施形態の他にも、例えば、
箔押しの処理工程において、ラベル基材2或いは金属蒸
着層6若しくは着色層5(着色層5がある場合)の少な
くともいずれかに、逆版により透明接着剤層4を塗工
し、次にラベル基材2と金属蒸着層6とを透明接着剤層
4にて接着することにより、ラベル基材2に金属蒸着層
5を逆版状に接着しても良い。この透明接着剤層4はU
V硬化型接着剤或いは透明な粘着剤でも良い。
【0038】
【発明の効果】本発明の請求項1のシート状ラベル材に
よれば、ラベルを被着体に貼り付ければ、ラベル基材及
び透明接着剤層を通して金属蒸着層の絵柄を見ることが
出来る。金属蒸着層はラベル基材により被覆されている
ので、金属蒸着層が擦り傷やひっかき傷などの損傷や洗
浄液中の酸又はアルカリにより冒されることがない。容
器の接触等によるラベルのエッジが剥離することがな
い。
【0039】本発明の請求項2のシート状ラベル材によ
れば、請求項1の効果に加えて、金属蒸着層が例えばア
ルミニュウムの銀色反射光を呈しても、例えば、黄色・
赤・青・緑などの色彩による着色を行うことにより、金
色或いは赤・青・緑などの色彩を帯びた反射光を表すこ
とが出来る。なお、透明接着剤層或いは着色層に艶消し
模様や凹凸模様などを形成するようにしても良い。
【0040】本発明の請求項3のラベルによれば、被着
体にラベルを貼り付けると、透明フィルム及び透明接着
剤を介して金属蒸着層の絵柄を見ることが出来ると共
に、金属蒸着層が透明フィルムで覆われているので、被
着体に貼り付けられたラベルの金属蒸着層に擦り傷やひ
っかき傷などが生じないのみならず、洗浄液により洗浄
した場合でも、洗浄液中の酸やアルカリなどにより金属
蒸着層が冒されることがなく、容器の接触等によるラベ
ルのエッジが剥離することがない。
【0041】本発明の請求項4のラベルによれば、被着
体にラベルを貼り付けると、金属蒸着層の反射光に着色
がされ、ラベルの意匠的構成を多様化することが出来
る。
【0042】本発明の請求項5のシート状包装部材によ
れば、このシート状包装部材によって物体を覆うことに
より、透明なフィルム及び透明接着剤層を通して金属蒸
着層を見ることが出来ると共に、金属蒸着層が透明なフ
ィルムにより覆われるので、金属蒸着層の擦り傷やひっ
かき傷或いは洗浄液に冒されることが防止される。
【0043】本発明の請求項6のシート状包装部材によ
れば、着色層により、物体をシート状包装部材により包
装したときに、金属蒸着層の地色に色彩を付与すること
が出来る。
【0044】本発明の請求項7のシート状箔押し材によ
れば、透明なフィルムにこのシート状箔押し材を載せ
て、透明フィルムを支えながらシート状箔押し材の上か
ら逆刷り用の凸版を押圧すると、透明接着剤層及び透明
フィルムを通して逆版状態の金属蒸着層を見ると、左右
の反転していない正規の絵柄・文字を見ることができ
る。この金属蒸着層は透明フィルムにより覆われている
ので、被着体と剥離層とを接着する接着剤により、被着
体に透明フィルムを貼り付けると、金属蒸着層の損傷が
顕著に防止されると共に、洗浄しても水に溶けたり、酸
やアルカリなどに金属が冒されることがない。
【0045】本発明の請求項8のシート状箔押し材によ
れば、金属蒸着層と透明接着剤層との間に着色層が形成
されることにより、金属蒸着層が例えばアルミニュウム
の銀色反射光を呈しても、例えば、黄色・赤・青・緑な
どの色彩による着色を行うことにより、金色或いは赤・
青・緑などの色彩を帯びた反射光を表すことが出来る。
なお、透明接着剤層或いは着色層に艶消し模様や凹凸模
様などを形成するようにしても良い。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施の形態にかかるシート状ラベル材
の層構成を示す拡大断面図
【図2】ラベルの層構成を示す概念図
【図3】ラベルを被着体に貼り付けた状態の概念図
【図4】シート状包装部材の層構成を示す概念図
【図5】シート状箔押し材の層構成を示す概念図
【図6】箔押しにより箔が転移する状態の概念図
【図7】シート状ラベル材からラベルロールを形成する
行程を示す行程図
【符号の説明】
1 シート状ラベル材 2 ラベル基材 4 透明接着剤層 5 着色層 6 金属蒸着層 7 剥離層 8 被着体用接着剤層 9 印刷インク 10 セパレータ 11 ラベル 14 シート状包装部材 15 シート状箔押し材
フロントページの続き Fターム(参考) 4F100 AB01C AB10 AB33C AK01A AK04 AK07 AK25G AK36 AK41 AK46 AK49 AK51G AK53G AK68G AK71G BA03 BA04 BA07 BA10A BA10B BA10C DG10 GB90 HB00B JB01 JK14 JL10B JL11 JL11B JL14D JN01A JN01B JN06B 4J004 AA07 AA09 AA10 AA13 AB01 AB03 AB05 AB07 CA04 CA06 CC02 CE01 DB02 FA01 FA06

Claims (8)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】被着体に貼り付けるためのラベル基材が透
    明なシート状プラスチックにより構成され、このラベル
    基材の上に反射光を透過可能な光の透過性を有する透明
    接着剤層が形成され、この透明接着剤層の上に金属蒸着
    層が形成され、この金属蒸着層の上に前記被着体に接着
    する被着体用接着剤層が形成されていることを特徴とす
    るシート状ラベル材。
  2. 【請求項2】請求項1のシート状ラベル材において、前
    記透明接着剤層と前記金属蒸着層との間に前記金属蒸着
    層の反射光に着色する着色層が形成されていることを特
    徴とするシート状ラベル材。
  3. 【請求項3】被着体に貼り付けるためのラベル基材が透
    明なシート状プラスチックにより構成され、このラベル
    基材の上に反射光を透過可能な光の透過性を有する透明
    接着剤層が形成され、この透明接着剤層の上に金属蒸着
    層が形成され、この金属蒸着層の上に前記被着体に接着
    する被着体用接着剤層が形成されていることを特徴とす
    るラベル。
  4. 【請求項4】請求項3のラベルにおいて、前記透明接着
    剤層と前記金属蒸着層との間に前記金属蒸着層の反射光
    に着色する着色層が形成されていることを特徴とするラ
    ベル。
  5. 【請求項5】被着体に貼り付けるためのラベル基材が透
    明なシート状プラスチックにより構成され、このラベル
    基材の上に反射光を透過可能な光の透過性を有する透明
    接着剤層が形成され、この透明接着剤層の上に金属蒸着
    層が形成されていることを特徴とするシート状包装部
    材。
  6. 【請求項6】請求項5のシート状包装部材において、前
    記透明接着剤層と前記金属蒸着層との間に前記金属蒸着
    層の反射光に着色する着色層が形成されていることを特
    徴とするシート状包装部材。
  7. 【請求項7】箔押し用基材の一面に、剥離層が形成さ
    れ、この剥離層の上に金属蒸着層が形成され、この金属
    蒸着層の上にこの金属蒸着層の反射光を透過可能な光の
    透過性を有する透明接着剤層が形成されていることを特
    徴とするシート状箔押し材。
  8. 【請求項8】請求項7のシート状箔押し材において、前
    記透明接着剤層と前記金属蒸着層との間に前記金属蒸着
    層の反射光に着色する着色層が形成されていることを特
    徴とするシート状箔押し材。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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