JP2000142690A - 容 器 - Google Patents

容 器

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JP2000142690A
JP2000142690A JP10318999A JP31899998A JP2000142690A JP 2000142690 A JP2000142690 A JP 2000142690A JP 10318999 A JP10318999 A JP 10318999A JP 31899998 A JP31899998 A JP 31899998A JP 2000142690 A JP2000142690 A JP 2000142690A
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JP
Japan
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container
bulging
fitting
segment
folded
Prior art date
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JP10318999A
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Inventor
Tadahiro Kaminari
忠宏 神成
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HIRANO DESIGN SEKKEI KK
Idemitsu Petrochemical Co Ltd
Original Assignee
HIRANO DESIGN SEKKEI KK
Idemitsu Petrochemical Co Ltd
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  • Rigid Containers With Two Or More Constituent Elements (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 充分な縮小化状態を確保できる容器を提供す
る。 【解決手段】 容器11は、容器本体12の底部16に内側へ
の折込み部17が形成され、この折込み部17に沿って折り
畳まれた際に対向することになる前記底部16の一辺部18
と他辺部19とに両辺部18,19の係合手段21を設ける。こ
の係合手段21は、一辺部18に設けられた嵌合部22と、他
辺部19に設けられた被嵌合部23とを備えて構成されてい
る。嵌合部22は、軸部24の両端側にそれぞれ膨出部25A,
25Bが形成された部材よりなり、一方の膨出部25Aが一辺
部18に形成された孔部27から他辺部19側に挿入されると
共に、他方の膨出部25Bにより抜け止めとされている。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、プラスチックボト
ル等の容器に関する。
【0002】
【背景技術】従来、シャンプー、リンス、ボディソープ
等の容器として、また洗濯用、住宅・台所等の液体洗剤
の容器として、更には各種飲料等の容器として、ブロー
成形で製造されたプラスチックボトルが広く使用されて
いる。これらの容器は、その内容物がなくなった後、通
常廃棄されている。しかし、元の容器の形状のままでは
容積が大きいため、ごみ収集が効率的に行われないとい
う問題があり、廃棄に際してのごみの容積の縮小化が大
きな課題となっていた。
【0003】このような問題点を解決するため、従来種
々の提案がなされている。例えば、筒状銅部の所定位置
に折り曲げ線を設け、この折り曲げ線に沿って胴部を平
板状に折り畳むことができるように構成された合成樹脂
製容器が提案されている(実開平6-6215号公報参照)。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】上記折り畳み式の合成
樹脂製容器によれば、折り曲げ線に沿って胴部を平板状
に折り畳むことはできるが、折り畳んだ後、その折り畳
んだ状態がそのまま保持されることはなく、自然に広が
ってしまう。従って、折り畳まない状態よりは小さな容
積とできるが、必ずしも充分な縮小化を図ることができ
なかった。
【0005】そこで、本発明は、充分な縮小化状態を確
保できる容器を提供することを目的とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】本発明の第1発明に係る
容器は、容器本体の底部に内側への折込み部が形成さ
れ、この折込み部に沿って折り畳まれた際に対向するこ
とになる前記底部の一辺部と他辺部とに両辺部の係合手
段を設けたことを特徴とする。
【0007】前記容器は、ポリオレフィン(例えば、ポ
リプロピレン)等の合成樹脂よりなる。本発明によれ
ば、容器本体を折込み部に沿って折り畳んだ際、前記底
部の一辺部と他辺部とを前記係合手段で係合させること
によりこの容器本体の開きを防止することができるよう
になる。これにより、容器本体を折り畳んだ後、その折
畳み状態がそのまま保持されるため、充分な縮小化状態
を確保できる。
【0008】本発明の第2発明に係る容器は、第1発明
において、前記係合手段は、前記一辺部に設けられた嵌
合部と、前記他辺部に設けられた被嵌合部とを備えて構
成されていることを特徴とする。本発明によれば、前記
一辺部の嵌合部と、前記他辺部の被嵌合部との嵌合によ
り、両辺部の離合のない確実な係合状態が得られるよう
になる。
【0009】本発明の第3発明に係る容器は、第2発明
において、前記一辺部の嵌合部は、膨出部を有し、前記
他辺部の被嵌合部は、この膨出部が挿入されて、この膨
出部が係止される孔部を有することを特徴とする。前記
膨出部は、前記一辺部に一体に形成されていても、別体
として有していて良い。本発明によれば、前記膨出部が
前記孔部に挿入されて両辺部が係合される構造としたた
め、構造が簡単になる。
【0010】本発明の第4発明に係る容器は、第3発明
において、前記嵌合部は、軸部の両端側にそれぞれ膨出
部が形成された部材よりなり、一方の膨出部が前記一辺
部に形成された孔部から前記他辺部側に挿入されると共
に、他方の膨出部により抜け止めとされていることを特
徴とする。本発明によれば、前記嵌合部を前記一辺部と
は別の部材としたことにより、容器本体の前記一辺部と
他辺部にはそれぞれ孔部を形成しておけばよいため、容
器の構造が簡単となり、作製も容易である。
【0011】本発明の第5発明に係る容器は、第1〜第
4発明のいずれかにおいて、ブロー成形体であることを
特徴とする。本発明によれば、ブロー成形体とすること
により、軽量で剛性に優れた容器を効率良く製造するこ
とができる。
【0012】
【発明の実施の形態】図1〜4を参照して本発明の一実
施形態に係る容器11を説明する。この容器11は、容器本
体12と、この容器本体12の上部13に形成された口部14と
を備えている。この容器11は、ポリオレフィンであるポ
リプロピレンのブロー成形体である。前記容器本体12
は、円筒状の筒部15と、上部13と、底部16とを有する。
前記上部13は、漏斗状の傾斜面を有し、この中央に円筒
状の口部14が一体に形成されている。
【0013】前記底部16には、内側に漏斗状に絞られた
折込み部17が形成されている。そして、容器本体12がこ
の折込み部17に沿って平らに折り畳まれた際に、対向す
ることになる前記底部16の一辺部18と他辺部19は、容器
本体12を自立させるに足る固さを有している。この両辺
部18,19は、2枚のフィルムを溶着させて形成してもよ
いが、図8、9に示すように、容器11をブロー成形法で
成形する場合には、ボトムに折込み部17用の余裕を設け
ておき、金型41の下部から入れ子42を上昇させてピンチ
オフ部を上昇させることにより、両辺部18,19は、それ
以外の容器本体12を構成するパリソン43の2倍の厚さに
なるため、容器本体12を自立させるに足る充分な固さを
有することになる。
【0014】図2に示すように、前記一辺部18と他辺部
19には、両辺部18,19の係合手段21を構成する嵌合部22
と、被嵌合部23とが設けられている。前記嵌合部22は、
軸部24の一方と他方の端部側にそれぞれ膨出部25A,25B
が形成された単独の嵌合部材よりなる。これらの膨出部
25A,25Bは、曲面が外側を向いた傘形状を有し、一方の
膨出部25Aの方が他方の膨出部25Bより径が小さめとなっ
ている。
【0015】前記一辺部18の両端から中間の位置におけ
る略中央には、円形の孔部27が形成されている。この孔
部27は、この孔部27を通して嵌合部22の一方の膨出部25
Aが挿入された際、他方の膨出部25Bによって嵌合部22が
抜け止めされる大きさである。一方、他辺部19には、両
端から中間の位置における略中央に前記被嵌合部23とな
る円形の孔部28が形成されている。この孔部28は、一方
の膨出部25Aが挿入されて、この傘形膨出部25Aが係止さ
れる大きさである。
【0016】この容器11は、次のようにして使用する。
先ず、容器11として、容器本体12の一辺部18と他辺部19
に前記孔部27,28が形成されたものを用意する。また、
嵌合部22として、軸部24の一方と他方の端部側にそれぞ
れ傘形の膨出部25A,25Bが形成されたものを用意する。
図3に示すように、この容器11に口部14から内容物を充
填した後、口部14の上端部を融着(プレス)すると共
に、中央部を圧着(融着)してツイストオフ・タイプの
口部を形成する。この中央部の融着された部分35は、食
切り刃でカットしておく。
【0017】そして、この容器11を開封する際、口部14
のヒートシール部29をひねって開封する。図4に示すよ
うに、容器11の内容物を空けた後、底部16に形成された
折込み部17に沿って容器本体12を折り畳み、この状態で
底部16の一辺部18に形成された孔部27から嵌合部22の一
方の膨出部25Aを挿入し、引き続きこの一方の膨出部25A
を他辺部19の孔部28に挿入する。これにより、容器11
は、折り畳み状態が保持されている。
【0018】本実施形態に係る容器11によれば、容器本
体12を折込み部17に沿って折り畳んだ際、底部16の一辺
部18と他辺部19とが前記係合手段21で係合されているた
め、この容器本体12の開きを防止することができる。こ
れにより、容器本体12を折り畳んだ後、その折畳み状態
がそのまま保持されるため、充分な縮小化状態を確保で
きる。また、係合手段21を嵌合部22と、被嵌合部23とで
構成したため、嵌合部22と、被嵌合部23との嵌合によ
り、両辺部18,19の離合のない確実な係合状態が得られ
る。
【0019】また、嵌合部22を嵌合部材として一辺部18
とは独立の部材としたため、嵌合部22は別個に製造する
ことができ、容器11自体の構造が簡単となり、作製も容
易である。更に、嵌合部22は、軸部24の両端側にそれぞ
れ傘形の膨出部25A,25Bが形成された部材であり、一方
容器本体12の一辺部18と他辺部19にはそれぞれ孔部27,2
8を形成しておけばよいため、係合手段21の構造が簡単
である。
【0020】なお、本実施形態の容器11では、上部13に
漏斗状の傾斜面が設けられているため、図5に示すよう
に、この上部13を内側に押し込んで傾斜面を逆さにする
ことにより、容器11を逆さにしても自立させることがで
きる。
【0021】また、図6、7に示すように、容器本体12
の口部14にねじ山31を形成しておけば、ここにポンプ32
を装着することもできる。そして、このポンプ32の場
合、装着した際、下部のノズル33は、縦方向に剛性を付
与するため、その下端が底部16と当接する長さを有する
ものとする。吸上げ口34は、ノズル33の側面側に形成し
ておく。
【0022】
【発明の効果】本発明に係る容器によれば、容器本体を
折り畳んだ後、その折畳み状態がそのまま保持されるた
め、充分な縮小化状態を確保できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施形態に係る容器の斜視図であ
る。
【図2】同実施形態に係る容器の要部断面図である。
【図3】同実施形態に係る容器の要部斜視図である。
【図4】同実施形態に係る容器の要部断面図である。
【図5】同実施形態に係る容器の使用方法を示す要部斜
視図である。
【図6】同実施形態に係る容器の他の使用方法を示す要
部斜視図である。
【図7】同使用方法を示す容器の斜視図である。
【図8】同実施形態に係る容器の製造方法を示す断面図
である。
【図9】同実施形態に係る容器の製造方法を示す断面図
である。
【符号の説明】
11 容器 12 容器本体 13 上部 14 口部 16 底部 17 折込み部 18 一辺部 19 他辺部 21 係合手段 22 嵌合部 23 被嵌合部 24 軸部 25A,25B 膨出部 27,28 孔部

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 容器本体の底部に内側への折込み部が形
    成され、この折込み部に沿って折り畳まれた際に対向す
    ることになる前記底部の一辺部と他辺部とに両辺部の係
    合手段を設けたことを特徴とする容器。
  2. 【請求項2】 請求項1に記載の容器において、 前記係合手段は、前記一辺部に設けられた嵌合部と、前
    記他辺部に設けられた被嵌合部とを備えて構成されてい
    ることを特徴とする容器。
  3. 【請求項3】 請求項2に記載の容器において、 前記一辺部の嵌合部は、膨出部を有し、前記他辺部の被
    嵌合部は、この膨出部が挿入されて、この膨出部が係止
    される孔部を有することを特徴とする容器。
  4. 【請求項4】 請求項3に記載の容器において、 前記嵌合部は、軸部の両端側にそれぞれ膨出部が形成さ
    れた部材よりなり、一方の膨出部が前記一辺部に形成さ
    れた孔部から前記他辺部側に挿入されると共に、他方の
    膨出部により抜け止めとされていることを特徴とする容
    器。
  5. 【請求項5】 請求項1〜4のいずれかに記載の容器に
    おいて、 ブロー成形体であることを特徴とする容器。
JP10318999A 1998-11-10 1998-11-10 容 器 Withdrawn JP2000142690A (ja)

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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2002193239A (ja) * 2000-12-25 2002-07-10 Tanakaya Inc 折線入り紙コップ
DE10006248B4 (de) * 1999-02-27 2006-12-28 Fritz Eichenauer Gmbh & Co. Kg Flüssigkeitsgefäß
JP2020172312A (ja) * 2019-04-12 2020-10-22 藤森工業株式会社 筒状容器

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DE10006248B4 (de) * 1999-02-27 2006-12-28 Fritz Eichenauer Gmbh & Co. Kg Flüssigkeitsgefäß
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