JP2000140132A - 神経叢用カテ―テル装置 - Google Patents

神経叢用カテ―テル装置

Info

Publication number
JP2000140132A
JP2000140132A JP28262899A JP28262899A JP2000140132A JP 2000140132 A JP2000140132 A JP 2000140132A JP 28262899 A JP28262899 A JP 28262899A JP 28262899 A JP28262899 A JP 28262899A JP 2000140132 A JP2000140132 A JP 2000140132A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
catheter
plexus
stimulation
line
cannula
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP28262899A
Other languages
English (en)
Inventor
Wolfgang Pape-Werlich
ヴォルフガング・パペ−ヴェルリッヒ
Seeber Manfred
マンフレート・ゼーバー
Martin Dr Sippel
マルティン・ジッペル
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
B Braun Melsungen AG
Original Assignee
B Braun Melsungen AG
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by B Braun Melsungen AG filed Critical B Braun Melsungen AG
Publication of JP2000140132A publication Critical patent/JP2000140132A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Classifications

    • AHUMAN NECESSITIES
    • A61MEDICAL OR VETERINARY SCIENCE; HYGIENE
    • A61BDIAGNOSIS; SURGERY; IDENTIFICATION
    • A61B17/00Surgical instruments, devices or methods, e.g. tourniquets
    • A61B17/34Trocars; Puncturing needles
    • A61B17/3401Puncturing needles for the peridural or subarachnoid space or the plexus, e.g. for anaesthesia
    • AHUMAN NECESSITIES
    • A61MEDICAL OR VETERINARY SCIENCE; HYGIENE
    • A61NELECTROTHERAPY; MAGNETOTHERAPY; RADIATION THERAPY; ULTRASOUND THERAPY
    • A61N1/00Electrotherapy; Circuits therefor
    • A61N1/02Details
    • A61N1/04Electrodes
    • A61N1/05Electrodes for implantation or insertion into the body, e.g. heart electrode
    • A61N1/0551Spinal or peripheral nerve electrodes

Landscapes

  • Health & Medical Sciences (AREA)
  • Life Sciences & Earth Sciences (AREA)
  • Heart & Thoracic Surgery (AREA)
  • Animal Behavior & Ethology (AREA)
  • Surgery (AREA)
  • Veterinary Medicine (AREA)
  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Biomedical Technology (AREA)
  • Nuclear Medicine, Radiotherapy & Molecular Imaging (AREA)
  • Public Health (AREA)
  • General Health & Medical Sciences (AREA)
  • Orthopedic Medicine & Surgery (AREA)
  • Neurology (AREA)
  • Radiology & Medical Imaging (AREA)
  • Neurosurgery (AREA)
  • Anesthesiology (AREA)
  • Pathology (AREA)
  • Cardiology (AREA)
  • Medical Informatics (AREA)
  • Molecular Biology (AREA)
  • Electrotherapy Devices (AREA)
  • Measurement And Recording Of Electrical Phenomena And Electrical Characteristics Of The Living Body (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 神経叢の連続麻酔に最適の部位まで簡単にし
て非常に正確に挿入できる神経叢用カテーテル装置を提
供する。 【解決手段】 スチール製カニューレ(11)と、該スチー
ル製カニューレ(11)に挿通しうる短カテーテル(10)と、
その内部に刺激線(31)が挿通されており、前記短カテー
テル(10)に前記刺激線(31)と共に挿入されるようにした
神経叢カテーテル(30)とからなる神経叢用カテーテル装
置。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、神経の連続遮断を
行うための神経叢麻酔に適したカテーテル装置に関す
る。
【0002】
【従来の技術】米国特許第4,824,433号には、スチール
製のカニューレと、該カニューレに挿通できる短カテー
テルとからなる穿刺挿入用カテーテル装置が開示されて
いる。このスチール製カニューレは導電性であって、そ
の先端が周辺の神経を刺激する電極として利用できるよ
うに、その後端に電気接続用コネクタが備わっている。
併せて、神経を刺激するのに、電気刺激パルスを発生す
る刺激装置も使われていて、スチール製カニューレの先
端を介してその近傍の生体組織に印加されるようにして
いる。
【0003】この従来のカテーテル装置にあっては、ス
チール製カニューレを遮断すべき神経路から所定距離を
置いて生体組織に刺激パルスを印加すると、印加した刺
激パルスに神経路が反応する。麻酔医者はそれに伴う筋
肉の収縮作用を観察することで、目標部位に達したかど
うかを知ることができる。この用の目標部位に達したと
判断されると、神経叢カテーテルを挿入した上でそのカ
テーテルを介して麻酔薬を注入する。このような神経叢
麻酔を連続して行うことは術後無痛法や長時間にわたる
手術の際に必要となることがある。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】この従来のカテーテル
を利用する場合、挿入しているスチール製カニューレが
目標部位に到達したかどうかは、神経を刺激することに
よってその判断を行っている。目標部位に到達させた後
では、短カテーテルを介して、或いは、刺激線を介して
神経叢用カテーテルを目標部位まで挿入するようになっ
ている。神経に沿って神経叢用カテーテルを更に深く挿
入することも可能である。
【0005】スチール製カニューレは筋膜壁を穿刺貫通
するところまで押し込むのではあるが、カテーテルの先
端が沢山の神経が集中している神経叢の麻酔に適した部
位に届くように、これで形成された門口を介してそのカ
テーテルを更に深く挿入するようなことがある。ところ
が、従来の方法では、神経叢用カテーテルの挿入は手探
りの状態で、即ち、神経の刺激反応を観察することなく
行われている。
【0006】本発明は、従来のカテーテル挿入法に付随
する問題点を解消すべくなされたものであって、神経叢
の連続麻酔に最適の部位まで簡単にして非常に正確に挿
入できる神経叢用カテーテル装置を提供するのを目的と
している。
【0007】
【課題を解決するための手段】本発明による第1実施の
形態におけるカテーテル装置は、ブラウネール法(Braun
uele-Technik)に基づくものであり、また、本発明によ
る第2実施の形態におけるカテーテル装置はセルジンガ
ー法(Seldinger-Technik)に、更に、本発明による第3
実施の形態におけるカテーテル装置はモールマン法(Moe
llmann-Technik)に基づくものである。
【0008】ブラウネール法では、スチール製カニュー
レを利用して短カテーテルを挿入した後に、この短カテ
ーテルを介して神経叢カテーテルを押し込んでいる。そ
の後神経叢カテーテルを介して短カテーテルを抜き取っ
ている。セルジンガー法を利用する場合では、スチール
製カニューレを利用して短カテーテルを挿入するもの
の、その後ではこの短カテーテルを介して刺激線を挿通
させ、この刺激線を介して神経叢カテーテルを挿入して
いる。
【0009】本発明においては、どの実施の形態におい
ても刺激線を利用しているが、この刺激線は、その遠位
端が刺激用電極として作用するようになっていると共
に、近位端には必要な電気接続部が備わっている。しか
しながら、ブラウネール法を実施する場合、この刺激線
は神経叢カテーテルと一緒に挿入するが、この刺激線は
神経叢カテーテルの一部分を構成するものであってもよ
い。従って、神経叢カテーテルを穿刺深度(puncture de
pth)を越えて挿入させることが可能であり、その場合、
刺激線に刺激パルスを印加することで神経を刺激するこ
とができる。このようにすることで、カテーテルの先端
を精密に位置決めすることができる一方で神経を刺激す
ることがでる。従って、カテーテルを簡単にして非常に
正確に、カテーテルを介して注入すべき薬剤が最適効能
を発揮できる部位まで挿入することができるのである。
【0010】また、ブラウネール法を利用する場合、短
カテーテルを介して神経叢カテーテルを挿入するが、導
電素子としての刺激線は神経叢カテーテルと一体構成に
なっていてもよい。この刺激線は、神経叢カテーテルの
閉塞先端から僅かの距離だけ内側に留まっている。神経
叢カテーテルの遠位端の直前には側方開口が形成されて
いて、これらの側方開口が電流線が放射する放射口を形
成している。尚、カテーテルが神経とに沿って平行に挿
入されることから、刺激を与えるに際して電流線を放射
させることは効果的である。
【0011】神経叢カテーテルの近位端にはプラグ・ソ
ケット型コネクタないし接続部が設けられている。神経
叢カテーテルの遠位端は閉塞されているから、当該神経
叢カテーテル内での刺激線の位置決めが正確に行え、刺
激線が神経叢カテーテルから飛び出すような虞はない。
もう一つの利点としては、神経叢カテーテルのいける一
つか複数の孔で、刺激線の大きさが自ずから定まる点が
上げられる。刺激線としては比較的堅いものであっても
よく、その場合カテーテルを安定した状態で、しかも、
捻らせることなく前進させることができる。
【0012】本発明の第3実施の形態によるカテーテル
装置は前述したようにモルマン法に基づくものである
が、これば米国特許第5,630,802号に開示されているも
のの、この特許にあっては刺激線は神経叢カテーテル内
を延在するものではなく、また、それと一体化されてい
るものでもない。
【0013】
【発明の実施の形態】以後、添付図面を参照しながら本
発明の好ましい実施の形態を詳述する。先ず、本発明の
第1実施の形態を示す図1と図2とにおいて、短カテー
テル10と、該短カテーテル10に被せることのできる
穿刺カニューレ11とがカテーテル装置を構成してい
る。この短カテーテル10は前述したブラウネール法の
仕様に従って形成されていて、その先端13がテーパー
した半硬質プラスチック製チューブ12からなる。チュ
ーブ12の近位端には硬質プラスチック製のスタッドな
いし鐶柱14が取り付けられていている。このスタッド
14は内部コア(図示せず)と、注射器ないしチューブ連
結具と接続するルアーロック式接続具15からなる。
【0014】他方、穿刺カニューレ11はスチール製
で、その遠位端が非対称形斜尖端17となっているカニ
ューレ管16からなる。カニューレ管16には、斜尖端
17だけが裸出した状態で絶縁性プラスチック皮膜が施
されていてもよい。このカニューレ管16の近位端に
は、プラスチック製もしくは金属製のスタッドないし鐶
柱19が設けられている。
【0015】カニューレ管16の鐶柱19には可撓管2
0が接続されているが、この可撓管20はカニューレ管
16内のルーメンと連通していて穿刺操作時に当該ルー
メンに液体を注入できるようになっていると共に、カニ
ューレ管16とは反対側の端部にルアーロック式連結具
21が備わっている。カニューレ管16の長さとして
は、短カテーテル10の内部に挿入するのに充分なもの
である。そこで、短カテーテル10のスタッド14がカ
ニューレ管16の鐶柱19と当接するまで短カテーテル
10を穿刺カニューレ11に被せると、斜尖端17だけ
が短カテーテル10のチューブ12から外方に裸出す
る。
【0016】カニューレ管16は、絶縁ケーブル22と
して鐶柱19から延出している線と接続されている。こ
の絶縁ケーブル22の自由端には、プラグ・ソケット型
コネクタ23からなる電気接続器具が備わっている。こ
のコネクタ23は、電圧パルスの形での刺激パルスを発
生する刺激装置26から延在する一方のケーブル24に
接続するようになっている。そのために、刺激装置26
とは反対側のケーブル24の自由端には、前記コネクタ
23に対応するコネクタ28が備わっている。刺激装置
26から延在するもう一本のケーブル25は、穿刺部位
近傍に定置させる皮膚電極(図示せず)に取り付けるEC
Gクランプ27に接続されている。
【0017】穿刺操作を行うに当たっては、穿刺カニュ
ーレ11のコネクタ23を刺激装置26のコネクタ28
に接続して、穿刺カニューレ11の斜尖端17に電気刺
激パルスが送られるようにする。斜尖端17が神経路近
傍に臨んでおれば、神経が刺激されることになり、それ
により反射運動が発生する。麻酔医師はこの反射運動を
観察することで、神経の遮断に適した部位にカニューレ
が到達したかどうかを知ることができるのである。一般
に、この神経を取り巻く筋膜を穿刺することになるが、
神経が損傷を受けることがないように注意を払う必要が
あるのは言うまでもない。
【0018】前述の穿刺操作を行った後、穿刺カニュー
レ11を短カテーテル10から抜き取り、コネクタ23
と28との接続を離す。そして神経叢カテーテル30
と、該神経カテーテル30内を延在する刺激線31とを
スタッド14を介して短カテーテル10に挿入する。神
経叢カテーテル30は可撓性チューブであり、その外径
は約1ミリほどである。この神経叢カテーテル30に
は、挿入深度を表す目盛りなどのマークが設けられてい
るので、麻酔医師はそれを見ることでどこまで挿入して
いるかが判断できる。
【0019】神経叢カテーテル30の内部を延在する刺
激線31の先端は、当該カテーテル30の閉塞端32の
内部側で終端している。この閉塞端32は神経叢カテー
テル30の遠位端であって、丸みを帯びている。そして
刺激線31の先端はこの閉塞端32の内壁面と当接して
いる。
【0020】図2に示したように、刺激線31と神経叢
カテーテル30の内壁との間に環状隙間33が形成され
ている。つまり、神経叢カテーテル30は内径が0.7
ミリであり、他方、刺激線31は直径が0.5ミリとな
っており、その差に相当する部分が環状隙間33となっ
ている。この環状隙間33は、刺激線31が神経叢カテ
ーテル30の内部で長手方向にいくらか変位できるよう
にするためにも、また、液状麻酔薬の注入ができるため
にも必要なものである。
【0021】また、閉塞端32近傍における神経叢カテ
ーテル30の部分には長手方向に対して側方に開口する
孔34が形成されている。これらの孔34はカテーテル
30の円周方向に等間隔おきに形成されていると共に、
当該カテーテル30の長手方向に沿って千鳥足状に配置
されているのが望ましい。図示の実施の形態では、三個
の孔34を用い、カテーテル30の長手方向に沿って千
鳥足状にして、当該カテーテル30の円周方向に120
°間隔置きに配置されているものとしている。
【0022】各孔34を介して神経叢カテーテル30か
ら外方に露現する刺激線31の部分は電極35となって
いる。図2には、刺激線31のこの部分、即ち、電極3
5から対応する孔34を介して生体組織にかけて電流線
36が走っている状態が図示されている。生体組織には
神経37が走っており、その神経37が電流線36によ
り覆われていると共に、刺激されるようになっている。
【0023】神経叢カテーテル30から外方に延出する
刺激線31の近位端には、絶縁ケーブル22に設けたプ
ラグ・ソケット型コネクタ23と同一構成のプラグ・ソケ
ット型コネクタ38が備わっており、刺激装置26のコ
ネクタ28と接続できるようになっている。
【0024】前述のように短カテーテル10を挿入し、
穿刺カニューレ11を抜き取った後、刺激線31の入っ
た神経叢カテーテル30をそのまま留置されている短カ
テーテル10に挿入する。その時、刺激線31に連なる
コネクタ38を刺激装置26に連なるコネクタ28と接
続する。その後に神経刺激を行うが、その際、神経叢カ
テーテル30を刺激線31と共に、カテーテル先端32
に注入した薬剤が最適効能を発揮する部位が見つかるま
で前進させる。その間、刺激作用を連続モニターしてお
く。神経叢カテーテル30をこのように挿入した後、刺
激線31を抜き取り、注入すべき液体を含んだ先端を接
続するためのルアーロック式コネクタ41からなるコネ
クタ40をカテーテル30の近位端39に取り付ける。
【0025】前述の第1実施の形態では、神経叢カテー
テル30は、その内部を延在する刺激線31と共に短カ
テーテル10内を押し込まれるようになっている。しか
し、図3に示した実施の形態におけるカテーテル装置で
は、神経叢カテーテル30aはセルジンガー法に従い挿
入されるようになっている。即ち、短カテーテル10と
スチール製の穿刺カニューレ11とは第1実施の形態に
おけるのと同様に用いられているが、刺激線31aは前
述の実施の形態における刺激線31よりも太く、刺激電
極35aと接続部とを省く当該刺激線31aの部分に絶縁
被覆45が設けられている。また、図3に示した神経叢
カテーテル30aの近位端には鐶柱46が永久固定され
ている。
【0026】図3に示した実施の形態によるカテーテル
装置を用いる場合、先ず穿刺カニューレ11で穿刺を行
った後に短カテーテル10を挿入するが、その際、刺激
作用をモニターしながらこれを行う。短カテーテル10
の挿入後、穿刺カニューレ11を抜き取る一方で短カテ
ーテル10を留置しておく。そして、その接続部48を
接点端子47に接続した状態で刺激線31aを留置した
短カテーテル10に挿入する。短カテーテル10の先端
から刺激線31aが露現するまでの押し込みも、刺激作
用をモニターしながらこれを行うことができる。
【0027】刺激電極35aが所望部位に達したら、接
点端子47を外し、神経叢カテーテル30aを、刺激線
31aの近位端側から当該刺激線31aに被せる。この刺
激線31aには当該カテーテル30aの先端32aが刺激
線31aの先端に達したことを示すマークが設けられて
いる。その後、刺激線31aを神経叢カテーテル30aか
ら抜き出し、注射器を鐶柱46に取り付ける。
【0028】図4に示した実施の形態によるカテーテル
装置は、米国特許第5,630,802号に開示されているカテ
ーテル装置と類似ではあるが、下記の点で異なってい
る。即ち、図4に示した穿刺カニューレ10bは、神経
叢カテーテル30bが当該カニューレ10bに差し込まれ
たまま穿刺に利用されるようになっている。神経叢カテ
ーテル30bの内部には針50が、当該針50の先鋭端
51がカテーテル30bの先端32bから外方に突出した
状態で臨んでいる。
【0029】カテーテル30bの内部に臨む針50の後
端は神経叢カテーテル30bから外方へと延在する線材
52と連結されている。針50の助けを借りて神経叢カ
テーテル30bを挿入した後に神経叢カテーテル30bに
沿って穿刺カニューレ10bを後方へ引き抜く。その
後、線材52をひくことにより神経叢カテーテル30b
から針50を抜き取ることで、神経叢カテーテル30b
を留置する。この状態で、刺激線31bの遠位端がなす
刺激電極35bが神経叢カテーテル30bの先端32bか
ら外方に突出するまで、当該刺激線31bを神経叢カテ
ーテル30bに挿入する。
【0030】その後、刺激線31bと共に神経叢カテー
テル30bを深く前進させる。神経叢カテーテル30bの
先端32bから突出する刺激電極35bは丸みのある亀頭
端を形成しているから、神経を損傷することはない。こ
のように前進操作しているときに、端子47を接続部4
8と接続して、刺激作用をモニターしながら前述の前進
操作が行えるようにする。神経叢カテーテル30bが最
終位置に達すると、刺激線31をその神経叢カテーテル
30bから抜き取る。
【図面の簡単な説明】
【図1】 神経叢カテーテルを挿入したときに一緒に利
用する刺激装置と共に示す、ブラウネール法によるカテ
ーテル装置の第1実施の形態を示す図。
【図2】 図1においてIIで示した部分の拡大図。
【図3】 セルジンガー法によるカテーテル装置を示す
図。
【図4】 モールマン法によるカテーテル装置を示す
図。
【符号の説明】
10…短カテーテル 10b…穿刺カニューレ 1
1…穿刺カニューレ 12…チューブ 13…先端 1
4…スタッド 15…接続具 16…カニューレ管 1
7…斜尖端 19…鐶柱 20…可撓管 2
1…接続具 22…絶縁ケーブル 23…コネクタ 2
4…ケーブル 25…ケーブル 26…刺激装置 2
7…ECGクランプ 28…コネクタ 30…神経叢カテーテル 3
0a…神経叢カテーテル 30b…神経叢カテーテル 31…刺激線 3
1a…刺激線 31b…刺激線 32…閉塞端 3
2a…先端 32b…先端 33…環状隙間
34…孔 35…電極 35a…刺激電極
36…電流線 37…神経 38…コネクタ
40…コネクタ 45…絶縁被覆 46…鐶柱
47…接点端子 48…接続部 50…針
51…先鋭端 52…線材
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 マンフレート・ゼーバー ドイツ連邦共和国34587フェルスベルク /ゲンズンゲン、アム・シュペッケンバッ ハ17番 (72)発明者 マルティン・ジッペル ドイツ連邦共和国34212メルズンゲン、ウ プラントヴェーク1番

Claims (8)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 スチール製カニューレ(11)と、 該スチール製カニューレ(11)に挿通しうる短カテーテル
    (10)と、 その内部に刺激線(31)が挿通されており、前記短カテー
    テル(10)に前記刺激線(31)と共に挿入されるようにした
    神経叢カテーテル(30)とからなり、 前記刺激線(31)の遠位端が、少なくとも一つの裸出した
    刺激電極(35)からなり、また、その近位端が電気接続素
    子(38)からなることを特徴とする神経叢用カテーテル装
    置。
  2. 【請求項2】 請求項1に記載のものであって、前記ス
    チール製カニューレ(11)が電気接続装置(23)を備えてな
    ることを特徴とする神経叢用カテーテル装置。
  3. 【請求項3】 請求項1に記載のものであって、前記神
    経叢カテーテル(30)に取外し自在コネクタ(40)を設けて
    なることを特徴とする神経叢用カテーテル装置。
  4. 【請求項4】 請求項1に記載のものであって、前記神
    経叢カテーテル(30)の遠位端(32)は閉塞しており、ま
    た、その遠位端(32)近傍における前記神経叢カテーテル
    (30)の部分に、前記刺激電極(35)を裸出させる少なくと
    も一つの側方開口孔(34)が形成されていることを特徴と
    する神経叢用カテーテル装置。
  5. 【請求項5】 神経叢麻酔用の神経叢カテーテルを挿入
    する神経叢用カテーテル装置であって、 スチール製カニューレ(11)と、 該スチール製カニューレ(11)に挿通しうる短カテーテル
    (10)と、 前記スチール製カニューレ(11)を取り外したら前記短カ
    テーテル(10)に挿入し得るものにして、その遠位端が刺
    激電極(35a)を、また、その近位端が電気接続部(48)を
    構成している刺激線(31a)と、 前記短カテーテル(10)を抜いた後に前記刺激線(31a)に
    被せられる神経叢カテーテル(30a)とからなることを特
    徴とする神経叢用カテーテル装置。
  6. 【請求項6】 請求項5に記載のものであって、前記刺
    激線(31a)が、刺激電極(32)と接続素子(33)との間の前
    記刺激線(31a)の部分に絶縁被覆(45)が設けられてなる
    ことを特徴とする神経叢用カテーテル装置。
  7. 【請求項7】 請求項5に記載のものであって、前記神
    経叢カテーテル(30a)が固定鐶柱(46)を備えてなること
    を特徴とする神経叢用カテーテル装置。
  8. 【請求項8】 神経叢麻酔用の神経叢カテーテルを挿入
    する神経叢用カテーテル装置であって、 スチール製カニューレ(10b)と、 該スチール製カニューレ(10b)に挿通しうる神経叢カテ
    ーテル(30b)と、 その先端(51)がカテーテル先端(32b)から外方に突出す
    るように前記神経叢カテーテル(30b)に配置した針(50)
    と、 該針(50)を前記神経叢カテーテル(30b)から取り外した
    後に前記神経叢カテーテル(30b)に挿入し得るものにし
    て、その遠位端が刺激電極(35b)を、また、その近位端
    が電気接続部(33)を構成している刺激線(31b)とからな
    ることを特徴とする神経叢用カテーテル装置。
JP28262899A 1998-11-17 1999-10-04 神経叢用カテ―テル装置 Pending JP2000140132A (ja)

Applications Claiming Priority (2)

Application Number Priority Date Filing Date Title
DE29820525-4 1998-11-17
DE29820525U DE29820525U1 (de) 1998-11-17 1998-11-17 Katheterset für die Plexusanästhesie

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JP2000140132A true JP2000140132A (ja) 2000-05-23

Family

ID=8065437

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP28262899A Pending JP2000140132A (ja) 1998-11-17 1999-10-04 神経叢用カテ―テル装置

Country Status (3)

Country Link
EP (1) EP1002500A1 (ja)
JP (1) JP2000140132A (ja)
DE (1) DE29820525U1 (ja)

Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2012033246A1 (ko) * 2010-09-10 2012-03-15 주식회사 세운메디칼 가이드 와이어가 구비된 카테터 세트
KR101185944B1 (ko) * 2009-03-13 2012-09-25 최상식 가이드 와이어가 구비된 카테터 세트
KR20210143498A (ko) * 2020-05-20 2021-11-29 인제대학교 산학협력단 신경차단술용 터널기구
KR20220067644A (ko) * 2020-11-17 2022-05-25 가톨릭관동대학교산학협력단 길이에 따른 신호 보정이 가능한 카테터 장치

Families Citing this family (25)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP4854900B2 (ja) 1999-11-24 2012-01-18 ヌバシブ, インコーポレイテッド 筋電計測法
US7805188B2 (en) * 2000-03-24 2010-09-28 Micor, Inc. Anesthesia conduction catheter for delivery of electrical stimulus
DE10100976C2 (de) * 2001-01-11 2003-10-02 Horst Pajunk Katheter für die Nervenblockade
WO2003005887A2 (en) 2001-07-11 2003-01-23 Nuvasive, Inc. System and methods for determining nerve proximity, direction, and pathology during surgery
WO2003026482A2 (en) 2001-09-25 2003-04-03 Nuvasive, Inc. System and methods for performing surgical procedures and assessments
US7582058B1 (en) 2002-06-26 2009-09-01 Nuvasive, Inc. Surgical access system and related methods
US8137284B2 (en) 2002-10-08 2012-03-20 Nuvasive, Inc. Surgical access system and related methods
US7691057B2 (en) 2003-01-16 2010-04-06 Nuvasive, Inc. Surgical access system and related methods
US7819801B2 (en) 2003-02-27 2010-10-26 Nuvasive, Inc. Surgical access system and related methods
US7291173B2 (en) 2003-05-06 2007-11-06 Aesculap Ii, Inc. Artificial intervertebral disc
US7105024B2 (en) 2003-05-06 2006-09-12 Aesculap Ii, Inc. Artificial intervertebral disc
AU2004275877B2 (en) 2003-09-25 2008-09-04 Nuvasive, Inc. Surgical access system and related methods
US7905840B2 (en) 2003-10-17 2011-03-15 Nuvasive, Inc. Surgical access system and related methods
WO2006042241A2 (en) 2004-10-08 2006-04-20 Nuvasive, Inc. Surgical access system and related methods
US8185205B2 (en) 2007-10-22 2012-05-22 B. Braun Medical Inc. Catheter switch and method of using a catheter switch in administering a nerve or plexus block
US20120035730A1 (en) 2008-12-26 2012-02-09 Scott Spann Minimally-invasive retroperitoneal lateral approach for spinal surgery
US8685052B2 (en) 2010-06-30 2014-04-01 Laurimed, Llc Devices and methods for cutting tissue
US8790406B1 (en) 2011-04-01 2014-07-29 William D. Smith Systems and methods for performing spine surgery
US9198765B1 (en) 2011-10-31 2015-12-01 Nuvasive, Inc. Expandable spinal fusion implants and related methods
US9937317B2 (en) 2012-01-30 2018-04-10 Ipsumpro, S.L. Modified medical syringe with a flow regulator for the administration of local anaesthetic
WO2013119336A1 (en) 2012-02-10 2013-08-15 Laurimed, Llc Vacuum powered rotary devices and methods
DE102013101538C5 (de) 2013-02-15 2019-03-28 Pajunk GmbH Medizintechnologie Set für die periphere Nervenblockade
DE102016110379A1 (de) 2016-06-06 2017-12-07 Pajunk GmbH Medizintechnologie Unipolar-Kanüle
DE102018121733A1 (de) 2018-09-06 2020-03-12 Pajunk GmbH Medizintechnologie Kanüle
DE102022205129A1 (de) * 2022-05-23 2023-11-23 B. Braun Melsungen Aktiengesellschaft Katheterset zum Ausbilden unterschiedlicher Katheteranordnungen für eine periphere Regionalanästhesie

Family Cites Families (11)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
DE8106577U1 (de) * 1981-03-07 1981-08-13 Zenz, Michael, Dr., 3000 Hannover Injektionsvorrichtung zur blockade peripherer nerven, z.b. zur plexusanaesthesie
DE8222222U1 (de) * 1982-08-06 1982-11-25 Mehler, Doron, Dr., 3000 Hannover Katheterset
DE3229466A1 (de) * 1982-08-06 1984-02-09 Sterimed Gesellschaft für medizinischen Bedarf mbH, 6600 Saarbrücken Punktier- und katheterisiervorrichtung fuer menschliche oder tierische koerper
DE3508013A1 (de) * 1984-07-28 1986-02-06 Peter 7730 Villingen-Schwenningen Krebs Kombinationsnadel fuer die axillaere plexus-brachialis-anaesthesie
DE8510201U1 (de) * 1985-04-04 1985-05-30 Mehler, Doron, Dr., 3000 Hannover Katheterset
DE8629969U1 (de) * 1986-11-08 1987-01-02 Dotterweich, Hans, 79268 Bötzingen Kanüle für die Regional-Anästhesie
DE8712603U1 (de) * 1987-09-18 1987-11-05 B. Braun Melsungen Ag, 34212 Melsungen Plexuskanüle für die Plexusanästhesie
DE8715740U1 (de) * 1987-11-27 1988-01-14 Krebs, Peter, Dr., 7730 Villingen-Schwenningen Kombinationsnadel für die axilläre Plexus-Brachialis-Anästhesie
DE8803153U1 (de) * 1988-03-09 1988-06-23 B. Braun Melsungen Ag, 3508 Melsungen Kathetervorrichtung für die Plexusanästhesie
DE4443672C2 (de) * 1994-04-25 1997-07-03 Braun Melsungen Ag Vorrichtung zum Einführen eines Katheters in einen Körperhohlraum
AU6258498A (en) * 1997-01-30 1998-08-25 Mayo Foundation For Medical Education And Research Peripheral nerve site anesthesia

Cited By (10)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR101185944B1 (ko) * 2009-03-13 2012-09-25 최상식 가이드 와이어가 구비된 카테터 세트
WO2012033246A1 (ko) * 2010-09-10 2012-03-15 주식회사 세운메디칼 가이드 와이어가 구비된 카테터 세트
CN103096965A (zh) * 2010-09-10 2013-05-08 世运医药株式会社 包括引导线的导管组件
JP2013538091A (ja) * 2010-09-10 2013-10-10 セウン メディカル カンパニー リミテッド ガイドワイヤが備えられたカテーテルセット
US9216269B2 (en) 2010-09-10 2015-12-22 Sewoon Medical Co., Ltd. Catheter set comprising guide wire
US9504803B2 (en) 2010-09-10 2016-11-29 Sewoon Medical Co., Ltd. Catheter set comprising guide wire
KR20210143498A (ko) * 2020-05-20 2021-11-29 인제대학교 산학협력단 신경차단술용 터널기구
KR102384707B1 (ko) 2020-05-20 2022-04-08 인제대학교 산학협력단 신경차단술용 터널기구
KR20220067644A (ko) * 2020-11-17 2022-05-25 가톨릭관동대학교산학협력단 길이에 따른 신호 보정이 가능한 카테터 장치
KR102633526B1 (ko) 2020-11-17 2024-02-06 가톨릭관동대학교산학협력단 길이에 따른 신호 보정이 가능한 카테터 장치

Also Published As

Publication number Publication date
EP1002500A1 (de) 2000-05-24
DE29820525U1 (de) 2000-04-06

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP2000140132A (ja) 神経叢用カテ―テル装置
US6298256B1 (en) Device and method for the location and catheterization of the surroundings of a nerve
US7715925B2 (en) Instrument and method for delivery of anaesthetic drugs
CA2403197C (en) Instrument and method for delivery of anaesthetic drug
US5007902A (en) Catheter set for plexus anesthesia
US7282033B2 (en) Positioning system for a nerve stimulator needle
EP1858583B1 (en) Pre-loaded lockable stimulating catheter for delivery of anaesthetic drugs
US20090157091A1 (en) Apparatus for Implanting Neural Stimulation Leads
DE4402058C1 (de) Implantierbares, passageres Elektrodenkabel
EP2744561B1 (de) Vorrichtung zur applikation einer gepulsten radiofrequenztherapie im gefässsystem oder anderen körperhohlräumen des menschlichen oder tierischen körpers
US20150367103A1 (en) Set For Peripheral Nerve Blocking
US7672735B2 (en) Two-part implantable cardiac lead
US10029091B2 (en) Apparatus for baroreceptor stimulation therapy
CN103096965A (zh) 包括引导线的导管组件
EP1917064B1 (de) Medizinisches elektrodensystem
JP4711703B2 (ja) 経皮電極プローブ
EP1557196B1 (de) Medizinisches Elektrodensystem
KR20080093473A (ko) 전극을 이용하는 신경자극블록세트