JP2000136285A - 樹脂組成物、それを成形してなる導電性ローラ、及び電子写真用カートリッジ - Google Patents

樹脂組成物、それを成形してなる導電性ローラ、及び電子写真用カートリッジ

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JP2000136285A
JP2000136285A JP10310136A JP31013698A JP2000136285A JP 2000136285 A JP2000136285 A JP 2000136285A JP 10310136 A JP10310136 A JP 10310136A JP 31013698 A JP31013698 A JP 31013698A JP 2000136285 A JP2000136285 A JP 2000136285A
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resin composition
component
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conductive roller
hardness
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JP10310136A
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English (en)
Inventor
Kouichi Sakogawa
佐子川  広一
Manabu Nishikawa
西川  学
Akira Watanabe
渡邉  朗
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Mitsubishi Chemical Corp
Original Assignee
Mitsubishi Chemical Corp
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 圧縮永久歪値が小さく、硬度、成形性などの
性能が総合的にバランスした樹脂組成物及び導電性樹脂
組成物を得る。従来の加硫ゴム組成物を使用した導電性
ローラと同等以上の性能を有する導電性ローラ、さらに
はかかる導電性ローラを帯電ローラとして内蔵する電子
写真カートリッジを工業的有利に得る。 【解決手段】 下記の成分(a)、成分(b)、成分
(c)及び成分(d)を含有することを特徴とする樹脂
組成物。 成分(a); JISA硬度10〜30,圧縮永久歪30〜
50%のスチレン系エラストマー 成分(b); JISA硬度35〜50,圧縮永久歪15〜
25%のスチレン系エラストマー及び/又はオレフィン
系エラストマー 成分(c); 導電性フィラー 成分(d); オイル

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、樹脂組成物、それ
を成形してなる導電性ローラ及び電子写真用カートリッ
ジに関するものである。さらに詳しくは物性の異なる2
種類以上のスチレン系エラストマー組成物、導電性フィ
ラー、及びオイルを含有し、特定の範囲の圧縮永久歪み
値、特定の範囲の硬度、特定の範囲の抵抗値を有する樹
脂組成物、それを成形してなる、OA機器部品、自動
車、家電部品、医療、食品用機器部品、電線、及び雑貨
等に利用できる導電性ローラ、及び当該導電性ローラを
帯電ローラとして内蔵する電子写真用カートリッジに関
するものである。
【0002】
【従来の技術】これまで、OA機器部品の帯電ローラ、
転写ローラなどとして導電性ローラが幅広く用いられて
きた。このような軟質導電材料には現在、加硫ゴムにカ
ーボンブラックなどの導電性付与剤を配合したゴム組成
物が広く使用されている。しかし、加硫ゴムは製造時に
加硫工程などの煩雑な工程が必要なため、これらの不要
な材料が望まれる。成形品の状態で加硫ゴムと同等の機
械物性を有するものとして、熱可塑性エラストマーが考
えられるが、通常の熱可塑性エラストマーでは成形性に
問題があったり、圧縮永久歪みや硬度、抵抗値などの物
性のバランスの点で、加硫ゴムに至らないなどの問題点
があった。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】本発明の目的は、導電
性ローラに好適な、圧縮永久歪み、硬度及び抵抗値の物
性のバランスのとれた樹脂組成物を提供することであ
る。
【0004】
【課題を解決するための手段】本発明者らは、上記課題
を解決すべく、鋭意検討した結果、特定の物性値を有す
るスチレン系エラストマー、特定の物性値を有するスチ
レン系エラストマー及び/又はオレフィン系エラストマ
ー、導電性フィラー並びにオイルを含有する熱可塑性樹
脂組成物が、導電性ローラに好適な物性を示すことを見
出し、本発明に到達した。
【0005】即ち、本発明の要旨は、下記の成分
(a)、成分(b)、成分(c)及び成分(d)を含有
することを特徴とする樹脂組成物に存する。 成分(a); JISA硬度10〜30,圧縮永久歪30〜
50%のスチレン系エラストマー 成分(b); JISA硬度35〜50,圧縮永久歪15〜
25%のスチレン系エラストマー及び/又はオレフィン
系エラストマー 成分(c); 導電性フィラー 成分(d); オイル 本発明の別の要旨は、下記の物性(い)、物性(ろ)及
び物性(は)を満足することを特徴とする樹脂組成物に
存する。
【0006】 物性(い);JISA硬度 10〜30 物性(ろ);圧縮永久歪 20〜35% 物性(は);体積固有抵抗率 1×102〜1×1012Ω・cm 本発明の別の要旨は、上記樹脂組成物を成形してなるこ
とを特徴とする導電性ローラに存する。
【0007】本発明の別の要旨は、ベース層として熱可
塑性樹脂層を有し、下記物性(ア)、物性(イ)及び物
性(ウ)を満足することを特徴とする導電性ローラに存
する。 物性(ア);アスカーC硬度 25〜65(ローラ本体
に硬度計を圧接させた状態で読みとった数値) 物性(イ);ローラを1.5kgf/cm長の荷重で、平滑
なアルミ板の上に50℃/95%Rh/1週間圧接し、放
冷してた後測定した変形量がもとの真円に対し、5〜2
6μmであること 物性(ウ);抵抗値 1×102〜1×1012Ω 本発明の別の要旨は、上記導電性ローラを帯電ローラと
して内蔵することを特徴とする電子写真カートリッジに
存する。
【0008】
【発明の実施の形態】以下、本発明につき詳細に説明す
る。 ○成分(a) 本発明に用いられる成分(a)としては、JISA硬度10
〜30,圧縮永久歪30〜50%の物性を有するスチレ
ン系エラストマーを主成分とする組成物であれば特に制
限はない。
【0009】好適なものとしては、スチレン・ブタジエ
ンブロック共重合体の水素添加物又はスチレン・イソプ
レンブロック共重合体の水素添加物又はをそれらの混合
物から選ばれたスチレン・共役ジエンブロック共重合体
の水素添加物を基本成分としたものが挙げられる。上記
スチレン・共役ジエンブロック共重合体の水素添加物と
しては、その共役ジエンがブタジエン単独、イソプレン
単独、或いは、イソプレンとブタジエンの混合物からな
る重合体ブロックであり、具体的には、スチレン・ブタ
ジエン・スチレンブロック共重合体の水素添加物(以下
単に「水添S−B−S」と略記することがある。)、ス
チレン・イソプレン・スチレンブロック共重合体の水素
添加物(以下単に「水添S−I−S」と略記することが
ある。)、或いは、スチレン・イソプレン・ブタジエン
・スチレンブロック共重合体の水素添加物(以下単に
「水添S−BI−S」と略記することがある)を挙げる
ことができる。
【0010】これらスチレン・共役ジエンブロック共重
合体の水素添加物は、重量平均分子量が50, 000〜
500, 000、好ましくは120, 000〜450,
000、特に好ましくは150, 000〜400, 00
0、スチレン含有量が5〜50重量%、好ましくは8〜
45重量%、特に好ましくは10〜40重量%、1,2
−ミクロ構造が50%未満、好ましくは45%未満、水
素添加率が95%以上、好ましくは97%以上のブロッ
ク共重合体が用いられる。
【0011】ここで「重量平均分子量」は、ゲル浸透ク
ロマトグラフィー(GPC)により次の条件で測定した
ポリスチレン換算の重量平均分子量である。 (条件)機器 ;150C ALC/GPC(MILL
IPORE社製) カラム:ポリスチレンミックスゲルカラム 溶媒 :o−ジクロロベンゼン 温度 :140℃ 濃度 :2mg/ml(酸化防止剤2,6−ジ−t−ブ
チル−4−メチル−フェノールを0.2重量%添加。濃
度検出は赤外分光光度計により波長3.42μmで測
定。) 上記スチレン・共役ジエンブロック共重合体の水素添加
物の重量平均分子量が50, 000未満のものはゴム弾
性、機械的強度に劣り、500, 000を越え留ものは
成形性に劣る傾向となる。
【0012】これらスチレン・共役ジエンブロック共重
合体の水素添加物の製造方法としては、例えば、特公昭
40−23798号公報に記載された方法により、リチ
ウム触媒を用いて不活性溶媒中でスチレン・共役ジエン
ブロック共重合体を合成し、次いで、例えば、特公昭4
2−8704号、特公昭43−6636号、特開昭59
−133203号、特開昭60−79005号の各公報
に記載された方法により、不活性溶媒中で水素添加触媒
の存在下に水素添加する方法などを挙げることができ
る。
【0013】また、水添S−I−S並びに水添S−BI
−Sは、特開平2−102212号並びに特開平3−1
88114号に記載された方法、即ちスチレンとイソプ
レン又はイソプレン−ブタジエンとを全モノマー100
重量部に対し、0.01〜0.2重量部の開始剤として
アルキルリチウム化合物及び0.04〜0.8重量部の
カップリング剤と、開始剤100重量部に対して0.1
〜400重量部のルイス塩基との存在下、不活性触媒
中、−20〜80℃で1〜50時間逐次重合させ、次い
でイソプレン又はイソプレン−ブタジエンブロックを水
素添加して得られる。
【0014】あるいは上記スチレン系エラストマーと他
の必要成分を混合したコンパウンド品であっても良い。
本条件を満たすスチレン系エラストマーとして市販品と
しては、例えば、三菱化学(株)製「ラバロンT320
C,ラバロンT331C」等が挙げられる。 ○成分(b) 成分(b)としては、JISA硬度35〜50,圧縮永久歪
15〜25%物性を有するスチレン系エラストマー及び
/又はオレフィン系エラストマーを主成分とする組成物
であれば特に制限はない。
【0015】スチレン系エラストマーとして好適なもの
としては、成分(a)と同様に、スチレン・ブタジエン
ブロック共重合体の水素添加物又はスチレン・イソプレ
ンブロック共重合体の水素添加物又はをそれらの混合物
から選ばれたスチレン・共役ジエンブロック共重合体の
水素添加物を基本成分としたものが挙げられる。オレフ
ィン系熱可塑性エラストマーの好適なものとしては、オ
レフィン系共重合体ゴム、例えば、エチレン・プロピレ
ン共重合ゴム(EPM)、エチレン・プロピレン・非共
役ジエン共重合ゴム(EPDM)などの、オレフィンを
主成分とする無定形ランダム共重合体の弾性体、又は、
それらを有機パーオキサイドの存在下に加熱処理し、主
としてラジカルによって架橋した弾性体を基本成分とし
て含有したものを挙げることができる。
【0016】オレフィン系共重合体ゴムの具体例として
は上述のエチレン・プロピレン共重合ゴム(EPM)、
エチレン・1−ブテン共重合ゴム(EPM)、エチレン
・プロピレン・ブテン共重合ゴム、エチレン・ヘキセン
共重合体、エチレン・ヘプテン共重合体、エチレン・オ
クテン共重合体、エチレン・4−メチルペンテン−1共
重合体や、非共役ジエンとして、ブテン−1、1,4−
ヘキサジエン等の脂肪族ジエン、5−エチリデンノルボ
ルネン、5−メチルノルボルネン、5−ビニルノルボル
ネン、ジシクロペンタジエン、ジシクロオクタジエン等
を用いたエチレン・プロピレン・非共役ジエン共重合ゴ
ムを挙げることができる。
【0017】これら共重合体又は共重合体ゴムは、ラン
ダム共重合体、ブロック共重合体、グラフト共重合体、
交互共重合体いずれでもよく、その製造法や形状はとく
に限定されない。また、これらのオレフィン系共重合体
ゴムは単独成分ばかりでなく、複数成分の併用であって
も良い。これらオレフィン系共重合体ゴムは、重量平均
分子量が50,000〜1,000,000、好ましくは
60,000〜800,000、特に好ましくは80,0
00〜500,000、エチレン含有量が30〜90重
量%、好ましくは40〜80重量%、ムーニー粘度ML
1+4 (100℃)が5〜400、好ましくは10〜35
0の共重合体ゴムを用いることが好ましい。
【0018】上記エチレン・プロピレン系共重合体ゴム
の重量平均分子量が上記範囲未満の場合は、ゴム弾性、
機械的強度に劣る傾向にあり、また重量平均分子量が上
記範囲を越えるものは、成形性に劣る傾向にある。ここ
での「重量平均分子量」は、ゲル浸透クロマトグラフィ
ー(GPC)により次の条件で測定したポリスチレン換
算の重量平均分子量である。 (条件)機器 ;150C ALC/GPC(MILL
IPORE社製) カラム:ポリスチレンミックスゲルカラム 溶媒 :o−ジクロロベンゼン 温度 :140℃ 濃度 :2mg/ml(酸化防止剤2,6−ジ−t−ブ
チル−4−メチル−フェノールを0.2重量%添加。濃
度検出は赤外分光光度計により波長3.42μmで測
定。) また、成分(b)においても、必要物性を満足するため
に、他の必要成分を混合したコンパウンド品であっても
良い。
【0019】本条件を満たすスチレン系エラストマーの
市販品としては、例えば、旭化成(株)製「タフテック
S2244,タフテック2254」等が挙げられる。本
条件を満たすオレフィン系熱可塑性エラストマーの市販
品としては、例えば、三菱化学(株)製のアドバンスト
エラストマーシステムズ社製の「サントプレーン111
−35」等として市場より求めることができる。 ○導電性フィラー 本発明に用いられる導電性フィラーは、本発明の樹脂組
成物が好適な導電性を発揮するために用いられるもの
で、特に制限はなく、例えば、カーボンブラック、黒
鉛、炭素繊維等の炭素材料、アルミニウム、マグネシウ
ム等金属粉、金属繊維等の金属材料、表面処理された金
属酸化物粉等が挙げられるが、これらのうちカーボンブ
ラックが好ましい。
【0020】カーボンブラックの物性としては、カーボ
ンブラックの1次粒子の平均粒径5〜300nmが好ま
しく、平均粒径10〜100nmであればさらに好まし
い。これは、粒径が著しく大きいと比表面積が小さくな
り、導電性が悪くなる傾向にある、粒径が著しく小さい
とマトリックス樹脂への分散性が悪くなる傾向にある。
また、DBP給油量は10〜1000mL/100gが
好ましく、50〜300mL/100gであればさらに
好ましい。DBP給油量が著しく小さいと、十分な導電
性が得られない傾向にある。これらの好適な条件を満た
すカーボンブラックとしてファーネスブラック、アセチ
レンブラックがあげられ、具体的には電気化学(株)製
「デンカブラック顆粒」、三菱化学(株)製「三菱導電
性カーボンブラック#3600」などとして、市場より
求めることができる。 ○オイル スチレン系エラストマーの軟化を目的として配合。
【0021】オイルの種類としては特に制限はないが、
平均分子量が一般に300〜2,000、好ましくは5
00〜1,500のもののものが用いられる。スチレン
・共役ジエンブロック共重合体の水素添加物100重量
部に対して、1〜250重量部、特に20〜200重量
部配合することが好ましい。オイルの種類としては、芳
香族環、ナフテン環及びパラフィンの三者を組み合わせ
た混合物が好適に用いることができ、パラフィン鎖炭素
数が全炭素中の50%以上を占めるものがパラフィン系
オイルと呼ばれ、ナフテン環炭素数が30〜45%のも
のがナフテン系オイルと呼ばれ、芳香族炭素数が30%
より多いものが芳香族系オイルと呼ばれて区分されてい
る。これらの中ではパラフィン系オイルを用いることが
特に好ましい。 ○成分(a)〜(d)の配合比 本発明に用いる各成分の配合比に特に制限はないが、樹
脂組成物中の成分(a)〜(d)の重量の合計に対する
各成分の重量%をa、b、c及びdとするとき、a〜d
が下記式(1)〜(3)を満足することが好ましい。
【0022】 a/b=9/1〜3/7 ・・・(1) c=3〜25 ・・・(2) d=5〜50 ・・・(3) 即ち、成分(a)と成分(b)の比に於いて、成分
(a)が多すぎると、十分に低い圧縮永久歪み値を得ら
れないことがあり、また、成分(b)の比が多すぎると
硬度が高くなりすぎたり、溶融成形性が悪くなりすぎる
ことがあるので、重量比でa/b=9/1〜3/7が好
ましく、a/b=8/2〜4/6であればさらに好まし
い。
【0023】成分cの配合比率としては、多すぎると硬
度増などの不具合を招くことがあり、小さすぎると安定
した充分な抵抗値を発現しないことがあるので重量%で
c=3〜25が好ましく、5〜20であればさらに好ま
しい。成分dの配合比率としては、少なすぎると十分に
硬度が下げられない場合があり、多すぎると混合した樹
脂組成物がオイルを吸収しきれず、ベタついた樹脂組成
物になってしまうことがあるので、重量%で、d=5〜
50が好ましく、8〜35であればさらに好ましい。 ○付加的成分 本発明の樹脂組成物には、各種目的に応じて任意の配合
成分を配合することができる。
【0024】具体的には、各種可塑剤、 酸化防止剤、
熱安定剤、光安定剤、紫外線吸収剤、中和剤、滑剤、防
曇剤、アンチブロッキング剤、スリップ剤、架橋剤、架
橋助剤、着色剤、難燃剤、分散剤、帯電防止剤等の各種
添加物を添加することができる。更に、本発明の効果を
著しく損なわない範囲内で、各種熱可塑性樹脂、各種エ
ラストマー等の配合材を配合することができる。
【0025】また、上記付加的配合材成分中の熱可塑性
樹脂としては、ポリプロピレン、エチレン系樹脂、ポリ
ブテン−1樹脂等のポリオレフィン樹脂、ポリスチレ
ン、アクリロニトリル・スチレン共重合体、アクリロニ
トリル・ブタジエン・スチレン共重合体等のポリスチレ
ン系樹脂、ポリフェニレンエーテル系樹脂、ナイロン
6、ナイロン66などのポリアミド系樹脂、ポリエチレ
ンテレフタレート、ポリブチレンテレフタレート等のポ
リエステル系樹脂、ポリオキシメチレンホモポリマー、
ポリオキシメチレンコポリマー等のポリオキシメチレン
系樹脂、ポリメチルメタクリレート系樹脂等を用いるこ
とができる。
【0026】エチレン系樹脂としては、ポリエチレン、
エチレン・α−オレフィン共重合体、エチレン・酢酸ビ
ニル共重合体、エチレン・(メタ)アクリル酸共重合
体、エチレン・(メタ)アクリル酸エステル共重合体等
を挙げることができる。上記ポリエチレンとしては、低
密度ポリエチレン(分岐状エチレン重合体)や中密度、
高密度ポリエチレン(直鎖状エチレン共重合体)等を挙
げることができる。
【0027】上述のエチレン・α−オレフィン共重合体
としては、エチレン・ブテン−1共重合体、エチレン・
ヘキセン共重合体、エチレン・ヘプテン共重合体、エチ
レン・オクテン共重合体、エチレン・4−メチルペンテ
ン−1共重合体等が代表的なものとして挙げることがで
きる。また、上記付加的配合材成分中のエラストマーと
しては、ポリエステル系エラストマー、ポリウレタン系
エラストマー、ポリアミド系エラストマー、オレフィン
系エラストマーなどを用いることができる。 ○熱可塑性樹脂の混合方法 本発明の導電性樹脂組成物の混合方法に特に制限はな
く、一軸押出機、二軸混練押出機、バンバリーミキサ
ー、ロール、ブラベンダー、プラストグラフ、ニーダー
などにより製造することが出来る。
【0028】中でも二軸混練押出機により混合し、ペレ
ット化した後に成形に用いることが特に好ましく用いら
れる。また、特殊な場合は各成分を直接成形機に供給
し、成形機にて本組成物を混練しながら成形することも
できる。 ○導電性ローラ材料に好ましい熱可塑性樹脂組成物の物
性 熱可塑性樹脂組成物の物性が下記の条件を満足すれば、
導電性ローラ、特に帯電ローラの材料に好適に用いるこ
とができるので好ましい。 ・物性(い);JISA硬度 硬度が高いと、帯電ローラを感光体と接触させた状態で
のニップが充分にとれないことがあるので、材料の熱可
塑性樹脂組成物のJISA硬度が10〜30であることが好
ましい。 ・物性(ろ);圧縮永久歪み 帯電ローラを感光体と接触させた状態で長時間保管する
と、圧接された面に変形跡が残り、電子写真として画像
を形成した場合に、変形跡が帯電ムラになって画像不良
が起こることがある。
【0029】材料となる熱可塑性樹脂組成物の圧縮永久
歪みが小さければ、変形跡の回復が容易なので好まし
く、20〜35%程度であれば、変形跡の画像への影響
が無いか、極めて小さくなるので好ましく、20〜33
%であればさらに好ましい。 ・物性(は);堆積固有抵抗値 抵抗値が、高いと感光体を充分に帯電できず、低いと感
光体を破壊することがあるので、材料となる熱可塑性樹
脂組成物の体積固有抵抗率が、1×102Ω・cm以上、1×10
12Ω・cm以下、より好ましくは1×1010Ω・cm以下である
ことが好ましい。 ・物性(に);真比重と見かけ比重の比 さらに、発泡体でないことが好ましく、そのために真比
重/見かけ比重が1.005以下であることが好まし
い。 ○導電性ローラの構成及び製造方法 本発明の導電性ローラの構成に特に制限はないが、芯金
には導電性の高いものが好ましく、金属製であればなお
好ましい。金属の種類としてはアルミニウム、ニッケ
ル、ステンレス等が好ましく、中でもさびにくく、剛性
の大きいステンレスが特に好ましい。層構造にも特に制
限はなく、単層でも抵抗値の異なる数層の重ねあわせで
あっても良い。また、必要に応じ、外層に汚染防止抵抗
調節などを目的とし、保護層を設けても良い。多層構造
にする場合は、いずれか一層を本発明の導電性樹脂組成
物により構成すればよい。
【0030】本発明の導電性ローラの製造方法にも特に
制限はないが、本発明の電導性樹脂組成物は通常熱可塑
性であるので、射出成形、押出成形などいずれの方法に
よっても成形することが出来る。例えば、クロスヘッド
ダイを用いた押出機を用い、一方から芯金を挿入し、一
方から溶融させた該組成物を押し出し、一体化して成形
させることが出来る。また、多層構造を成形する場合、
中心層から順次成形しても良く、複数の押出機とクロス
ヘッドダイを用いる共押出により同時に成形しても良
い。また、最外層は成分を溶解した溶液を用い、ディッ
プコートにより成形しても良く、熱収縮チューブを用い
てコートしても良い。 ○導電性ローラに求められる物性 導電性ローラの物性が下記の条件を満足すれば、特に帯
電ローラの材料に好適に用いることができるので好まし
い。
【0031】また、上記熱可塑性樹脂組成物をベース層
とし、最終的に保護層など別な層を設けて帯電ローラな
どとして用いる場合は、最終的な構成の導電性ローラが
下記物性満足することが好ましいが、ベース層のみの導
電性ローラが下記物性を満足していれば実用上好適に使
用できる。 ・物性(ア);アスカーC硬度 硬度が高いと、帯電ローラを感光体と接触させた状態で
のニップが充分にとれないことがあるので、低い方が好
ましい。
【0032】また、実際のローラ形状では、JISA硬度計
で評価すると、必要に応じて形成した保護層などが破け
るなどして、適切な評価値が得られないことがあるの
で、低硬度部材測定用のアスカーC硬度計で測定値を比
較することが好ましく、ローラ本体に硬度計を圧接させ
た状態で読みとった数値で25〜65であることが好ま
しい。 ・物性(イ);応力による変形量 帯電ローラを感光体と接触させた状態で長時間保管する
と、圧接された面に変形跡が残り、電子写真として画像
を形成した場合に、変形跡が帯電ムラになって画像不良
が起こることがある。
【0033】評価方法としては図1(a)のように、導
電性ローラを1.5kgfの荷重で、平滑なアルミ板の上
に50℃/95%Rh/1週間圧接し、放冷してた後測定
した変形量(図1(b))がもとの真円に対し5〜26
μmであれば、変形跡の画像への影響が無いか、極めて
小さくなるので好ましい。 ・物性(ウ);抵抗値 導電性ローラの抵抗値は実用に近い図2の方式、即ち、
導電性ローラの両端に荷重をかけつつ平滑板の上に圧接
し、平滑板のローラ中央付近に設けた約1cm幅の帯状
電極を用いて抵抗を測定することが好ましい。
【0034】抵抗値が、高いと感光体を充分に帯電でき
ず、低いと感光体を破壊することがあるので、この方式
で抵抗値が1×102Ω・cm以上、1×1012Ω・cm以下、より
好ましくは1×1010Ω・cm以下であることが好ましい。 ○導電性ローラの用途 また、本発明の導電性ローラの用途に特に制限はない
が、例えば、電子写真の帯電ローラ、転写ローラ、搬送
ローラなどに好適に用いることができる。
【0035】特に好ましい用途として、レーザービーム
プリンター等に使用される電子写真用カートリッジが挙
げられる。該電子写真用カートリッジとは、本発明の導
電性ローラを帯電ローラとして、電子写真感光体、トナ
ー等とともにカートリッジに内蔵し、レーザービームプ
リンターのメンテナンス・交換を容易にした交換用ユニ
ットを意味する。
【0036】
【実施例】○原料 実施例、及び比較例に使用するエラストマー組成物の組
成比を表に示した。表中の各成分の詳細は次の通りであ
る。 ・成分a スチレン系熱可塑性エラストマー: 三菱化学(株)製 ラバロンT320C ・成分b スチレン系熱可塑性エラストマー: 旭化成(株)製 タフテックS2244 ・成分c カーボンブラック: 電気化学(株)製 デンカブラック 顆粒 ・成分d オイル 出光興産(株)製 プロセスオイル PW90 ○混合 各材料は表に示した比率でプリブレンドし、二軸混練押
出機を用いて混練、造粒した。 ○射出成形 次にこのペレットをインラインスクリュータイプ射出成
型機を用いて成形温度190〜240℃、金型温度50
℃の条件で、試験片(100mm×100mm×2mm)を成形し、
評価に用いた。 ○射出成形品の評価 射出成形品にて、熱可塑性樹脂組成物の物性を評価した ・硬度 JIS K6301 Aタイプ ・圧縮永久歪み JIS K6301 (70℃、22時間) ・体積固有抵抗率 JIS K6911に従い、主電極φ50mm、ガード電極
内径70mm,外径80mm、裏面電極φ83mmとした測定器は
(株)アドバンテスト製 R8340Aを用いた ○ローラ成形方法 上記ペレットを、下記条件で、クロスヘッドダイを有す
るφ40mm押出機を用いて導電性ローラを製造した。
【0037】 成形温度 ;190℃ 使用芯金形状 ;φ8mm、全長340mm(SU
S) ローラ形状 ;芯金上に3mm厚で形成(全体の直径1
4mm) ○導電性ローラの評価 ・硬度 高分子計器(株)製 硬度計 アスカーC型をローラ表
面に直接端子を当てて測定 ・応力による変形 導電性ローラを図1(a)に示す通りに平滑アルミ板に
のせ、両側に荷重をのせ、荷重が1.5kgfとなるよう調節
して、50℃,95%Rh,1週間放置。
【0038】一週間後、取り出して放冷し、レーザ変位
計にて図1(b)に示す変形量を真円に対しての差異と
して測定 ・抵抗値 図2に示す通りの方法で、平滑板に1cm幅の帯状電極を
形成し、抵抗値を測定した測定結果を表1に示す。 (実施例1) 成分a,成分b,成分c,成分dからなる熱可塑性樹脂
組成物 射出成形品の圧縮永久歪み35%,硬度27Aと、導電
性ローラの材料として好ましい物性を示した。
【0039】導電性ローラの物性も硬度(アスカーC)
56,変形25μ,抵抗値8E+06Ωと帯電ローラに用い
る導電性ローラとして好ましい物性を示した。 (実施例2) 成分a,成分b,成分c,成分dからなる熱可塑性樹脂
組成物 成分aに対する成分bの比率を大きくしたことで、射出
成形品の物性として、少し硬度が高くなり、圧縮永久歪
みは小さくなったが、導電性ローラの材料として好まし
い物性を示した。
【0040】導電性ローラの物性も帯電ローラに用いる
導電性ローラとして好ましい物性を示した。 (比較例1) 成分(a)のみからなる熱可塑性樹脂組成物 射出成形品の圧縮永久歪みは37%,硬度は14Aを示
し、成分aであるための条件を満足したが、導電性フィ
ラーを含有しないため導電性は発現しなかった。 (比較例2) 成分(b)のみからなる熱可塑性樹脂組成物 射出成形品の圧縮永久歪みは21%,硬度は41Aを示
し、成分bであるための条件を満足したが、導電性フィ
ラーを含有しないため導電性は発現しなかった。 (比較例3) 成分(a)及び成分(c)からなる熱可塑性樹脂組成物 射出成形品の硬度は29Aと良好な低さを示したが、圧
縮永久歪みが40%と高い値を示した。 (比較例4) 成分(b)及び成分(c)からなる熱可塑性樹脂組成物 射出成形品の圧縮永久歪みは25%と良好な低さを示し
たが、硬度が60Aと高い値を示した。 (比較例5) 成分(b),成分(c)及び成分(d)からなる熱可塑
性樹脂組成物 圧縮永久歪みの小さいが、硬度の高い成分(b)と、軟
化効果を有する成分(d)及び導電性を発現させる成分
(c)の組合せで、圧縮永久歪みも硬度も小さい熱可塑
性樹脂組成物を得ようとしたが、オイルを吸収しきれ
ず、ベタついたペレットしか得られなかった。
【0041】射出成形やローラ成形をすることはできな
かった
【0042】
【表1】
【0043】
【発明の効果】本発明によれば、圧縮永久歪値が小さ
く、硬度、成形性などの性能が総合的にバランスした樹
脂組成物及び導電性樹脂組成物を得ることができる。更
に本発明の導電性樹脂組成物を用いて成形することによ
り、従来の加硫ゴム組成物を使用した導電性ローラと同
等以上の性能を有する導電性ローラ、さらにはかかる導
電性ローラを帯電ローラとして内蔵する電子写真カート
リッジを極めて容易に得ることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明導電性ローラの応力による変形量の測
定方法を説明する図面である。
【図2】 本発明導電性ローラの抵抗値の測定方法を説
明する図面である。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 渡邉 朗 茨城県稲敷郡阿見町中央8丁目3−1 三 菱化学株式会社筑波研究所内 Fターム(参考) 2H003 CC05 4J002 AE05Y BB05X BB15X BP01W BP01X DA016 DA026 DA036 DA046 DA096 FA046 FD116 GC00 GM00 GN00 5G301 DA18 DA42 DA43 DD08

Claims (8)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 下記の成分(a)、成分(b)、成分
    (c)及び成分(d)を含有することを特徴とする樹脂
    組成物。 成分(a); JISA硬度10〜30,圧縮永久歪30〜
    50%のスチレン系エラストマー 成分(b); JISA硬度35〜50,圧縮永久歪15〜
    25%のスチレン系エラストマー及び/又はオレフィン
    系エラストマー 成分(c); 導電性フィラー 成分(d); オイル
  2. 【請求項2】 前記樹脂組成物中の成分(a)〜(d)
    の重量の合計に対する各成分の重量%をa、b、c及び
    dとするとき、a〜dが下記式(1)〜(3)を満足す
    ることを特徴とする請求項1記載の樹脂組成物。 a/b=9/1〜3/7 ・・・(1) c=3〜25 ・・・(2) d=5〜50 ・・・(3)
  3. 【請求項3】 前記成分(C)の導電性フィラーがカー
    ボンブラックであることを特徴とする請求項1又は2に
    記載の樹脂組成物。
  4. 【請求項4】 下記の物性(い)、物性(ろ)及び物性
    (は)を満足することを特徴とする樹脂組成物。 物性(い);JISA硬度 10〜30 物性(ろ);圧縮永久歪 20〜35% 物性(は);体積固有抵抗率 1×102〜1×1012Ω・cm
  5. 【請求項5】 請求項1〜4のいずれかに記載の樹脂組
    成物を成形してなることを特徴とする導電性ローラ。
  6. 【請求項6】 ベース層として熱可塑性樹脂層を有
    し、下記の物性(ア)、物性(イ)及び物性(ウ)を満
    足することを特徴とする導電性ローラ。 物性(ア);アスカーC硬度 25〜65 物性(イ);応力による変形量 もとの真円に対し5〜
    26μm 物性(ウ);抵抗値 1×102〜1×1012Ω
  7. 【請求項7】 電子写真装置の帯電ローラ用であること
    を特徴とする請求項1〜6のいずれかに記載の導電性ロ
    ーラ。
  8. 【請求項8】 請求項1〜7のいずれかに記載の導電性
    ローラを帯電ローラとして内蔵することを特徴とする電
    子写真用カートリッジ。
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