JP2000136082A - エレベーターのカゴドア - Google Patents
エレベーターのカゴドアInfo
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- JP2000136082A JP2000136082A JP10310876A JP31087698A JP2000136082A JP 2000136082 A JP2000136082 A JP 2000136082A JP 10310876 A JP10310876 A JP 10310876A JP 31087698 A JP31087698 A JP 31087698A JP 2000136082 A JP2000136082 A JP 2000136082A
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- Types And Forms Of Lifts (AREA)
- Elevator Door Apparatuses (AREA)
Abstract
エレベーター設置スペースを増大させたり、昇降カゴ内
のスペースや出入り口の幅を狭めたりすることがなく、
狭い設置スペースでエレベーターを設置可能としたこと
を課題とする。 【解決手段】 エレベーターの昇降カゴの出入り口を開
閉するカゴドアを、鉛直軸と平行に屈曲するドア体で構
成し、該ドア体を昇降カゴの側面に沿ってスライドさせ
て出入り口を開閉するようにしたことを特徴とする。ド
ア体は、昇降カゴの外側面に沿ってスライドさせ、昇降
カゴの外側面に収納するようにするのが好ましい。又、
ドア体は、出入り口の中央部で接合される二枚のドア体
で構成し、昇降カゴの対向する両外側面にスライドさせ
るようにする。
Description
設置スペースが制約される家庭用のエレベーターのカゴ
ドアに関する。
エレベーターの設置を要望する顧客が増加している。か
かる家庭用のエレベーターは、設置スペースが制約され
ており、一人或いは二人の少人数が乗り込める程度のサ
イズが許容されるに過ぎない。このため、多人数が乗用
可能な大型のエレベーターで採用されているような引き
違い式のカゴドアを採用すると、昇降路の側方にカゴド
アを受け入れるための戸袋状の収納スペースを設けなけ
ればならず、エレベーターの設置スペースが大きくなっ
てしまい、家屋の大きさや構造によっては設置が不可能
となるおそれがあった。そこで、カゴドアを昇降カゴ内
に収納する構造も提案されているが、これでは昇降カゴ
内のスペースや出入り口の幅が狭くなってしまう欠点が
あった。
の出入り口を開閉するカゴドアが、エレベーター設置ス
ペースを増大させたり、昇降カゴ内のスペースや出入り
口の幅を狭めたりすることがなく、狭い設置スペースで
エレベーターを設置可能としたことを課題とする。
にこの発明が採った手段は、エレベーターの昇降カゴの
出入り口を開閉するカゴドアを、鉛直軸と平行に屈曲す
るドア体で構成し、該ドア体を昇降カゴの側面に沿って
スライドさせて出入り口を開閉するようにしたことを特
徴とする。ドア体は、昇降カゴの外側面に沿ってスライ
ドさせ、昇降カゴの外側面に収納するようにするのが好
ましい。又、ドア体は、出入り口の中央部で接合される
二枚のドア体で構成し、昇降カゴの対向する両外側面に
スライドさせるようにする。
側縁で相互に回動自在に接合して鉛直軸と平行に屈曲自
在なシャッター構造としたことを特徴とする。各板材の
上部に、スライドローラを回動自在に取り付け、該スラ
イドローラと噛合する凹部を外周面に複数形成した駆動
盤を昇降カゴに回動自在に軸支し、該駆動盤を駆動回転
するようにする。又、各板材の上下に案内ローラを回動
自在に軸支し、該案内ローラを案内する案内レールを昇
降かごの出入り口の上下端に沿って配置する。
を、以下に詳細に説明する。図面はこの発明にかかるカ
ゴドアを適用したエレベーターを示し、図において(1)
は、家屋内に形成された昇降路であり、該昇降路(1)内
を昇降カゴ(2)が上下に昇降する。昇降路(1)は、好ま
しくはその各胴差部の四面をC型鋼等の鋼材で補強す
る。昇降カゴ(2)は、一人若しくは二人程度の少人数の
乗員を収納できる小さなスペースを有し、正面の出入り
口に、この発明にかかるカゴドア(3)が設置される。
(4)は、各階に形成されたエレベーター乗り込み口を開
閉する乗り場扉であり、図示の実施例においては片開き
戸とされているが、両開き戸或いは引き違い戸であって
も良いことは勿論である。又、図示の実施例において昇
降カゴ(2)は、約0.7m×0.6mの幅と奥行きを有
するサイズに形成されているが、これに限られないこと
は勿論である。図2,3に示すように乗り場扉(4)とカ
ゴドア(3)を順次開いて昇降カゴ(2)内に乗り込む。乗
り場扉(4)とカゴドア(3)は、昇降カゴの駆動装置と連
動しており、両者が閉止されていない限り、昇降カゴは
駆動されない。
ることの出来る屈曲自在なドア体(5)から成り、好まし
くはカゴドア(3)の出入り口の中央部で接合する二枚の
ドア体で構成される。ドア体(5)は、昇降カゴ(2)の外
側面に沿って折り畳まれることなくスライドし、昇降カ
ゴ(2)の外側面に収納される。かくして、ドア体(5)を
収納するスペースは、ドア体(5)の厚み分だけ昇降カゴ
(2)の外側面に確保すれば充分となり、ドア体(5)を収
納するためのスペースはきわめて小さく済ませることが
可能となる。又、カゴドア(3)を開放したとき、ドア体
(5)が昇降カゴ(2)内に入り込んでくることがないた
め、昇降カゴ(2)内がドア体(5)の収納により減少され
るおそれがなくなると共に、昇降カゴ(2)の出入り口の
幅が小さくなることもない。なお、ドア体(5)は、中央
部で接合される二枚とする必要はない。昇降カゴ(2)の
奥行き寸法が、一枚のドア体(5)を受け入れるだけの寸
法があれば、ドア体(5)は一枚としても良いであろう。
(5)は複数の縦長の短冊状の板材(6)を縦方向側縁で相
互に回動自在に連結して、鉛直の軸と平行に屈曲自在と
したシャッター構造を有し、カゴドア(3)の出入り口の
中央部で接合する二枚のドア体(6)を両側にスライドさ
せて開閉するようになっている。スライドしたドア体
(6)は、昇降カゴ(2)の外側面に沿って折り畳まれるこ
となくスライドし、昇降カゴ(2)の外側面に形成された
戸袋状の収納ケース(7)内に収納される。図6に示すよ
うに、ドア体(5)の各板材(6)の上下には、案内レール
(8)(9)に沿って転動する案内ローラ(10)(11)が取り付
けられており、該案内レール(8)(9)に沿った案内ロー
ラ(10)(11)の転動によりドア体(5)はスムースに且つ下
部が振れることなく支持され、案内される。案内レール
(8)(9)は、昇降カゴ(2)の出入り口の上下端に沿って
配置される。
2)が回動自在に取り付けられ、該スライドローラ(12)
は、外周面に複数の円弧状の凹部(14)を形成した駆動盤
(13)と噛合するようになっており、駆動板(13)の回転に
より凹部にスライドローラ(12)が順次入り込んで開放若
しくは閉止方向に送られ、ドア体(5)がスライドさせら
れる。かかる外周面に凹部を形成した駆動盤とスライド
ロールとの組合せにより、ドア体(5)を可能な限り小さ
なアールで鉛直軸と平行に屈曲させることが可能とな
り、昇降カゴ(2)のサイズを増大させることなく、所要
の収納面積を確保することが可能となる。駆動盤(13)の
回動軸と同軸上において、スプロケットホイール(15)が
昇降カゴ(2)の天井に設置され、同様に昇降カゴ(2)の
天井に設置されたモータ(16)の駆動軸に固着されたスプ
ロケット(17)とチェーン(18)で連結されている。モータ
(16)を駆動しスプロケット(17)、チェーン(18)を介して
スプロケットホイール(15)を回動するとき、ドア体(5)
が開放又は閉止方向にスライドさせられる。図示の実施
形態において、ドア体(5)をスライドさせるモータ(16)
はドア体毎に設けられているが、単一のモータ(16)によ
り二枚のドア体を駆動するようにしても良いことは勿論
である。
ケットとチェーンの構造に限られないことは勿論であ
り、ベルトや歯車機構とすることも可能である。又、案
内ローラ(10)(11)やスライドローラ(12)には、耐久性と
転動時の騒音を少なくする材質、例えばジュラコン、ポ
リウレタン、テフロン等の合成樹脂製とするのが好まし
い。ドア体(5)は、複数の短冊状の板材(6)を連結した
シャッター構造のものに限られないことは勿論である。
網体や棒材を連結したシャッター構造のものであっても
良く、又所要の強度と可撓性を有するシート状のもので
あっても良い。シート状のものを採用した場合、昇降カ
ゴ(2)の外側面に巻き込んで収納する構造とすることも
出来るであろう。
メインレール(19)が配設され、該メインレール(19)の上
端にエレベータ駆動用モータ(20)が設置される。該エレ
ベータ駆動用モータ(20)はメインレール(19)に沿って張
設された昇降用チェーン(21)を駆動することが出来る。
(22)は昇降カゴ(2)に固着されたスライダーであり、前
記昇降用チェーン(21)の端部が結合された連結金具(23)
がスクリューボルト(24)により連結される。エレベータ
駆動用のモータを制御するコントロールボックス(25)が
最上階の天井裏に配置される。
平行に屈曲する構造としてあるので、カゴドアを昇降カ
ゴの側面に沿ってスライドさせて開閉することが出来、
ドア体を収納するためのスペースはきわめて小さく済ま
せることが可能となる。又、カゴドアを開放したとき、
ドア体が昇降カゴ内に入り込んでくることがないため、
昇降カゴ内がドア体の収納により減少されるおそれがな
くなると共に、昇降カゴの出入り口の幅が小さくなるこ
ともない。
に示す図
した状態を示す図
図
面図
面図
Claims (6)
- 【請求項1】エレベーターの昇降カゴの出入り口を開閉
するカゴドアを、鉛直軸と平行に屈曲するドア体で構成
し、該ドア体を昇降カゴの側面に沿ってスライドさせて
出入り口を開閉するようにしたことを特徴とするエレベ
ータのカゴドア。 - 【請求項2】ドア体を、昇降カゴの外側面に沿ってスラ
イドさせ、昇降カゴの外側面に収納するようにしたこと
を特徴とする請求項1記載のエレベーターのカゴドア。 - 【請求項3】ドア体を、出入り口の中央部で接合される
二枚のドア体で構成し、昇降カゴの対向する両外側面に
スライドさせるようにしたことを特徴とする請求項1又
は2記載のエレベーターのカゴドア。 - 【請求項4】ドア体を、短冊状の板材をその縦方向側縁
で相互に回動自在に接合して鉛直軸と平行に屈曲自在な
シャッター構造としたことを特徴とする請求項1乃至3
のいずれかに記載のエレベーターのカゴドア。 - 【請求項5】各板材の上部にスライドローラを回動自在
に取り付け、該スライドローラと噛合する凹部を外周面
に複数形成した駆動盤を昇降カゴに回動自在に軸支し、
該駆動盤を駆動回転するようにしたことを特徴とする請
求項4記載のエレベーターのカゴドア。 - 【請求項6】各板材の上下に案内ローラを回動自在に軸
支し、該案内ローラを案内する案内レールを昇降かごの
出入り口の上下端に沿って配置したことを特徴とする請
求項4又は5記載のエレベーターのカゴドア。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP10310876A JP2000136082A (ja) | 1998-10-30 | 1998-10-30 | エレベーターのカゴドア |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP10310876A JP2000136082A (ja) | 1998-10-30 | 1998-10-30 | エレベーターのカゴドア |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2000136082A true JP2000136082A (ja) | 2000-05-16 |
JP2000136082A5 JP2000136082A5 (ja) | 2005-08-25 |
Family
ID=18010457
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP10310876A Pending JP2000136082A (ja) | 1998-10-30 | 1998-10-30 | エレベーターのカゴドア |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2000136082A (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
CN114014134A (zh) * | 2021-12-10 | 2022-02-08 | 上海建工五建集团有限公司 | 施工电梯的自动翻板门及其使用方法 |
-
1998
- 1998-10-30 JP JP10310876A patent/JP2000136082A/ja active Pending
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
CN114014134A (zh) * | 2021-12-10 | 2022-02-08 | 上海建工五建集团有限公司 | 施工电梯的自动翻板门及其使用方法 |
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A02 | Decision of refusal |
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