JP2000134954A - インバータ装置 - Google Patents

インバータ装置

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JP2000134954A
JP2000134954A JP10302853A JP30285398A JP2000134954A JP 2000134954 A JP2000134954 A JP 2000134954A JP 10302853 A JP10302853 A JP 10302853A JP 30285398 A JP30285398 A JP 30285398A JP 2000134954 A JP2000134954 A JP 2000134954A
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inverter
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igbt
sense
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Hirohisa Yamamura
博久 山村
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Abstract

(57)【要約】 【課題】信頼性の高いインバータ装置を提供することに
ある。 【解決手段】直流電源10の電力は、半導体スイッチン
グ素子110を有するインバータ回路100によって、
交流に変換される。制御回路40は、インバータ回路1
00によって変換された交流によって駆動される電動機
からの信号によって、インバータ回路100を制御す
る。半導体スイッチング素子110は、このスイッチン
グ素子の内部に流れる電流を検出するセンス端子112
を有し、制御回路40は、センス端子112から検出さ
れるセンス信号を補正して、半導体スイッチング素子1
10を流れる電流を検出する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、インバータ装置に
係り、特に、電気車(電気自動車)に使用するに好適な
小型のインバータ装置に関する。
【0002】
【従来の技術】電気車,特に、電気自動車では、半導体
スイッチング素子としてIGBT(Insulated Gate Bip
olar Transistor)を使用したインバータ装置が多く用
いられている。この種のインバータ装置では、小型化お
よび低コスト化のニーズが高く、そして、信頼性につい
ては15年以上の寿命を保証することが求められてい
る。
【0003】インバータ装置の信頼性は、冗長系としな
い限り概略構成部品の個々の故障率の総和となるため、
トータル故障率を低減するには部品数を削減する必要が
ある。
【0004】そこで、従来は、例えば、特開平8−14
9853号公報に記載されているように、スイッチング
素子の電流を検出することにより、従来のモータ出力端
子に接続されていた電流検出器を不要とすることによ
り、インバータ装置の部品数の削減する方式が知られて
いる。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、特開平
8−149853号公報に記載されている方式では、検
出される電流の直線性が悪いため、直線性を補正するた
めの補正回路を設ける必要があることが判明した。しか
し、補正回路を、モジュール内部に設けようとすると、
モジュール内部での補正回路が複雑化し、また、モジュ
ール内部の温度は高いため、電子部品の信頼性を低下す
るという問題があった。特に、電気自動車などのように
温度環境がきびしい条件下で15年以上の寿命を確保し
ようとすると、この信頼性の低下が特に問題となる。
【0006】本発明の目的は、信頼性の高いインバータ
装置を提供することにある。
【0007】
【課題を解決するための手段】(1)上記目的を達成す
るために、本発明は、直流電源の電力を交流に変換する
半導体スイッチング素子を有するインバータ回路と、こ
のインバータ回路によって変換された交流によって駆動
される電動機からの信号によって、上記インバータ回路
を制御する制御回路とを有するインバータ装置におい
て、上記インバータ回路の上記半導体スイッチング素子
は、このスイッチング素子の内部に流れる電流を検出す
るセンス端子を有し、上記制御回路は、上記センス端子
から検出されるセンス信号を補正する補正手段を備える
ようにしたものである。かかる構成により、直線性の補
正を、インバータ回路の内部ではなく、制御回路にて行
うようにしたため、信頼性を向上し得るものとなる。
【0008】(2)上記(1)において、好ましくは、
上記補正手段は、マップを用いて上記センス信号を補正
するようにしたものである。
【0009】(3)上記(2)において、好ましくは、
上記制御回路は、上記センス信号を、上記半導体スイッ
チング素子のゲート電圧と温度によって補正するように
したものである。
【0010】(4)上記(1)において、好ましくは、
上記制御回路は、上記インバータ回路への入力直流電流
を、上記センス信号と上記半導体スイッチング素子の通
電率により算出するようにしたものである。
【0011】(5)上記(4)において、好ましくは、
上記制御回路は、上記入力直流電流と上記インバータ回
路への入力電圧から入力電力を算出し、上記電動機への
出力電圧,出力電流及び力率から上記インバータ回路の
出力電力を算出し、さらに、上記入力電力と出力電力と
から総合効率を算出するようにしたものである。
【0012】(6)上記(1)において、好ましくは、
上記センス信号は、上記インバータ回路を構成する複数
の半導体スイッチング素子の下アームから検出し、エミ
ッタ基準に3相信号を非絶縁にて上記制御回路に取り込
むようにしたものである。
【0013】
【発明の実施の形態】以下、図1〜図5を用いて、本発
明の一実施形態によるインバータ装置の構成及び動作に
ついて説明する。最初に、図1を用いて、本実施形態に
よるインバータ装置の構成について説明する。
【0014】インバータ回路100は、直流電源10の
直流電圧を、3相交流電圧(電流)に変換して、交流電
動機20を駆動する。交流電動機20の回転数や位置情
報は、回転・位置センサ30によって検出され、制御回
路40に取り込まれる。制御回路40は、回転・位置セ
ンサ30によって検出された交流電動機20の回転数や
位置情報に基づいて、インバータ回路100の中の半導
体スイッチング素子であるIGBT110A,110
B,110C,110D,110E,110FをPWM
制御する。
【0015】インバータ回路100は、IGBT110
A,110B,110C,110D,110E,110
Fとダイオード120A,120B,120C,120
D,120E,120Fからなる6対の素子と、入力コ
ンデンサ130とにより主回路を構成している。
【0016】ここで、IGBTの構成について、IGB
T110Aを例にとって説明する。なお、他のIGBT
110B,110C,110D,110E,110Fも
同様の構成を有している。IGBT110Aは、ゲート
端子Gと、コレクタ端子Cと、エミッタ端子Eの他に、
センス端子112Aを有している。センス端子112A
には、センス抵抗114Aが接続されている。IGBT
110Aにおいては、センス抵抗114Aの他端は、エ
ミッタ端子Eに接続されている。かかる構成は、IGB
T110B,110C,110D,110E,110F
も同様である。
【0017】一方、インバータ回路100の下アームを
構成するIGBT110D,110E,110Fにおい
ては、センス抵抗114D,114E,114Fの両端
電圧が、変換回路50を介して、制御回路40に取り込
まれる。センス端子112を流れる電流は、エミッタ端
子Eを流れる電流に対して、通常1000〜6000分
の1の電流比率となる大きさに選ばれている。センス端
子112とセンス抵抗114は、主IGBT110と並
列接続となっている。センス抵抗114の両端電圧を検
出することにより、エミッタ端子Eを流れる電流を検出
することができる。
【0018】ここで、図2〜図4を用いて、変換回路5
0の構成及び検出電圧の特性について説明する。図2
は、本実施形態によるインバータ装置に用いる変換回路
の構成を示しており、図3は、コレクタ−エミッタ間飽
和電圧VCE(sat)を示しており、図4は、変換回路の出
力電圧特性を示している。
【0019】変換回路50としては、例えば、図2に示
すように、オペアンプ52を用いる。オペアンプ52
は、その出力電圧が、図1に示した制御回路40の内部
のマイコンに入力できる電圧(0〜2V)に変換する増
幅率を有している。なお、絶縁が必要なときは、フォト
カプラや、絶縁形オペアンプを用いることができる。
【0020】次に、図4に示すように、IGBT110
を流れる電流IIGBTに対して、オペアンプ52から出力
されるセンス電圧V0は、非線形な特性を有している。
しかも、IGBT110の温度に依存する特性を有して
いる。また、IGBT110のゲート電圧VGに依存す
る特性を有している。
【0021】そこで、本実施形態においては、検出電流
の非線形性や、温度・電圧依存特性を、制御回路40に
より補正するようにしている。なお、インバータ回路1
00の中に、補正回路を組み込むことも考えられるが、
そうすると、インバータ回路100の内部での補正回路
が複雑化し、また、インバータ回路100の内部の温度
は高いため、電子部品の信頼性を低下する。そこで、本
実施形態では、インバータ回路100とは、別体の制御
回路40の内部で補正するようにしている。
【0022】次に、図1に戻り、制御回路40の構成に
ついて説明する。制御回路40は、マイクロプロセッサ
(MPU)41と、RAM42と、ROM43と、A/
D変換器44と、I/Oインターフェース45とを備え
ており、これらは、バスラインで接続されている。
【0023】また、制御回路40は、例えば、5Vの電
源46と、電源46の電圧を15Vに変換してゲート電
圧を発生するゲート電圧回路47と、ゲート電圧回路4
7が出力する直流電圧をオン・オフするゲート回路48
とを備えている。
【0024】A/D変換器44は、変換回路50が出力
するセンス電圧V0と、ゲート電圧回路47が出力する
ゲート電圧VGを取り込んで、ディジタル信号に変換
し、マイクロプロセッサ(MPU)41に取り込まれ
る。また、インバータ回路100のIGBT110Fの
近傍には、サーミスタのような温度せセンサ140が設
置されており、温度センサ140によって検出されたI
GBT110Fの温度TIGBTが、A/D変換器44を介
して、マイクロプロセッサ(MPU)41に取り込まれ
る。さらに、直流電源10の直流電圧VBATは、絶縁増
幅器60及びA/D変換器44を介して、マイクロプロ
セッサ(MPU)41に取り込まれる。
【0025】マイクロプロセッサ(MPU)41は、取
り込まれたセンス電圧V0を、ゲート電圧VG及び温度T
IGBTに基づいて補正する。検出電圧V0の補正は、RO
Mに予め記憶されている補正用のマップを用いて行われ
る。
【0026】ここで、図5を用いて、本実施形態の制御
回路40によるセンス電圧V0の補正処理の内容につい
て説明する。図5は、本発明の一実施形態によるインバ
ータ装置の制御回路によるセンス電圧V0の補正処理の
内容を示すフローチャートである。
【0027】センス電圧A/D変換処理400におい
て、最初に、ステップ405において、マイクロプロセ
ッサ41は、A/D変換器50から取り込まれたゲート
電圧VGが、14V,15V,16Vのいずれであるか
を判定して、それぞれ、ステップ410,415,42
0に進む。なお、それぞれの電圧の間の値については、
後述するように、補間計算する。
【0028】ステップ410において、マイクロプロセ
ッサ41は、A/D変換器50から取り込まれた温度T
IGBTが、小であるか、中であるか、大であるかを判定
し、それぞれ、ステップ430,435,440に進
み、対応するマップa,b,cを取得する。ステップ4
15,420においても、同様に、マイクロプロセッサ
41は、A/D変換器50から取り込まれた温度TIGBT
が、小であるか、中であるか、大であるかを判定し、そ
れぞれ、ステップ445,450,455,460,4
65,470に進み、対応するマップd,e,f,g,
h,iを取得する。
【0029】ここで、図6を用いて、本実施形態に用い
るマップd,e,fの一例について説明する。図6は、
本発明の一実施形態によるインバータ装置に用いるマッ
プの一例の説明図である。
【0030】図示するように、マップd,e,fは、セ
ンス電圧V0から直線性の補正されたIGBT電流I
IGBTを求める2次元マップである。例えば、マップeに
おいて、横軸であるセンス電圧V0は、256点程度の
データとしてあるため、それより細かいセンス電圧V0
に対しては、補間計算により求める必要がある。また、
ゲート電圧が15Vで、IGBT温度が「小」と「中」
の間の場合には、マップdとマップeを用いて補間計算
により求める必要がある。同様にして、IGBT温度が
「中」で、ゲート電圧が14Vと15Vの間の場合に
は、マップbとマップeを用いて補間計算により求める
必要がある。
【0031】そこで、ステップ475において、マイク
ロプロセッサ41は、ゲート電圧VG及びIGBT温度
IGBTに基づいて、必要なマップを用いて、補間計算に
より、IGBT電流IIGBTを求める。
【0032】なお、以上の説明では、マップは、センス
電圧V0から直接、IGBT電流IIGBTを求められるも
のである。まず、IGBT電流IIGBTのコレクタ−エミ
ッタ間飽和電圧VCE(sat)は、IGBT電流IIGBTに対
して、図3に示す特性を有する。図4には、センス電圧
V0と、IGBT電流IIGBTの関連特性を示している。
IGBT電流IIGBTが0のときのセンス電圧は、0とな
り、検出されたセンス電圧V0とIGBT電流IIGBT
の間には、以下の式(1)の関係が成り立つものであ
る。 V0=f(IIGBT)×IIGBT ……(1) ここで、f(IIGBT)は、IIGBTの関数である。従っ
て、f(IIGBT)とセンス電圧V01をそれぞれマップに
格納しておくことにより、このマップを用いて、センス
電圧V0からIGBT電流IIGBTを求めることもでき
る。
【0033】なお、センス電圧信号は、高電圧を使用し
たインバータの場合、フォトカプラなどを用いた絶縁形
オペアンプを使用して高電圧との分離を行なう中間増幅
器を介して、マイコンに入力できる様、信号グランド基
準の信号としている。また、インバータの入力電圧が、
60V以下の場合には感電の危険がないため、絶縁形オ
ペアンプは不要であり、単純なオペアンプもしくは、分
圧回路を使用することができる。センス電圧信号は、イ
ンバータ素子(IGBT)の電流に比例した信号であ
り、モータ電流値とはリップル分異なるため、マイコン
内にてPWMのタイミングに同期して平均化するように
している。また、IGBTの代わりに、半導体スイッチ
ング素子としてFETとしても同様に構成することがで
きる。
【0034】以上のようにして、本実施形態において
は、マイコンを用いて、センス電圧V0をIGBTのゲ
ート電圧VG及び温度TIGBTにより、マップ補正するよ
うにしている。このように、センス電圧を用いることに
より、従来のように、外部電流センサを特別に設けるこ
となく、電流制御できるので、部品数低減でき小型化で
きる。また、インバータ回路の内部において補正するこ
となく、マイコンによりマップ補正するため、モジュー
ル内部での補正回路が複雑化することもなく、補正精度
を高めて、信頼性を向上できる。
【0035】次に、図7を用いて、本発明の他の実施形
態によるインバータ装置の構成について説明する。な
お、図1と同一符号は、同一部分を示している。図7
は、本発明の他の実施形態によるインバータ装置の構成
を示すブロック図である。
【0036】本実施形態においては、図1に示した実施
形態の原理を用いて、総合効率ηを求めるようにするも
のである。また、この際、直流電源10から流れる電流
IBを検出するための電流検出器を用いることなく、電
流IBを得るようにしている。
【0037】図1〜図4において説明したように、制御
回路40は、インバータ回路100の内部のIGBTを
流れる電流IIGBTを求めることができる。直流電源10
からインバータ回路100に流れる電流IBは、電流I
IGBTを用いて、以下の式(2)により求めることができ
る。 IB=IIGBT×(TON/T)×k ……(2) ここで、(TON/T)は、インバータ回路100を構成
するIGBTの通電率であり、図1に示したゲート回路
48から出力するIGBTのゲート端子をオンする時間
TONと、IGBTのゲート端子をPWM制御する周期T
とから求めることができる。kは、定数である。
【0038】次に、直流電源10からの入力電力Pin
は、直流電源10の出力電圧VBと、上述の式(1)に
よって求められた電流IBから、以下の式(3)によっ
て求めることができる。 Pin=VB×IB ……(3) なお、直流電源10の出力電圧VBは、図1に示した絶
縁増幅器60を介して、制御回路40に取り込まれる。
【0039】また、モータ20の出力電力Poutは、以
下の式(4)により求めることができる。 Pout=■3×V1×I1×cosφ×ηm ……(4) ここで、V1は、3相モータの相間電圧であり、マイク
ロプロセッサ41によって決定されている電圧であり、
I1は、各相毎の電流の実効値であり、力率情報cos
φは、例えば、0.85一定値であり、ηmは、モータ
20の効率であり、マップ等に記憶可能な値である。
【0040】総合効率ηは、以下の式(5)により求め
ることができるので、式(3)及び式(4)から求める
ことができる。 η=Pout/Pin ……(5) 以上のようにして、本実施形態によれば、インバータ回
路への入力電流センサも省略することができ、また、総
合効率を求めることが可能となる。
【0041】
【発明の効果】本発明によれば、インバータ装置の信頼
性を向上することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施形態によるインバータ装置の構
成を示すブロック図である。
【図2】本発明の一実施形態によるインバータ装置に用
いる変換回路の構成を示す回路図である。
【図3】コレクタ−エミッタ間飽和電圧VCE(sat)を示
している。
【図4】本発明の一実施形態によるインバータ装置に用
いる変換回路の出力電圧特性の説明図である。
【図5】本発明の一実施形態によるインバータ装置の制
御回路によるセンス電圧V0の補正処理の内容を示すフ
ローチャートである。
【図6】本発明の一実施形態によるインバータ装置に用
いるマップの一例の説明図である。
【図7】本発明の他の実施形態によるインバータ装置の
構成を示すブロック図である。
【符号の説明】
10…直流電源 20…交流電動機 30…回転センサ 40…制御回路 41…MPU 42…RAM 43…ROM 44…A/D変換回路 45…I/O回路 46…電源 47…ゲート電圧回路 48…ゲート回路 50…変換回路 110…IGBT 112…センス端子 114…センス抵抗 120…ダイオード 130…入力コンデンサ
─────────────────────────────────────────────────────
【手続補正書】
【提出日】平成10年10月27日(1998.10.
27)
【手続補正1】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0039
【補正方法】変更
【補正内容】
【0039】また、モータ20の出力電力Poutは、以
下の式(4)により求めることができる。 Pout=√(3)×V1×I1×cosφ×ηm ……(4) ここで、V1は、3相モータの相間電圧であり、マイク
ロプロセッサ41によって決定されている電圧であり、
I1は、各相毎の電流の実効値であり、力率情報cos
φは、例えば、0.85一定値であり、ηmは、モータ
20の効率であり、マップ等に記憶可能な値である。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.7 識別記号 FI テーマコート゛(参考) H02P 5/41 302 H02P 5/41 302L Fターム(参考) 5H007 AA02 BB06 CA01 CB05 CC23 DA04 DB02 DB12 DC02 DC05 EA02 FA03 FA08 5H410 BB06 BB07 CC02 DD04 DD06 EA10 EA35 EB09 EB25 EB39 FF03 FF05 FF22 FF25 LL05 LL19 5H576 AA20 BB01 BB02 CC01 DD02 EE11 GG04 HA02 LL22 LL24 LL46 MM02

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】直流電源の電力を交流に変換する半導体ス
    イッチング素子を有するインバータ回路と、このインバ
    ータ回路によって変換された交流によって駆動される電
    動機からの信号によって、上記インバータ回路を制御す
    る制御回路とを有するインバータ装置において、 上記インバータ回路の上記半導体スイッチング素子は、
    このスイッチング素子の内部に流れる電流を検出するセ
    ンス端子を有し、 上記制御回路は、上記センス端子から検出されるセンス
    信号を補正する補正手段を備えたことを特徴とするイン
    バータ装置。
  2. 【請求項2】請求項1記載のインバータ装置において、 上記補正手段は、マップを用いて上記センス信号を補正
    することを特徴とするインバータ装置。
  3. 【請求項3】請求項2記載のインバータ装置において、 上記制御回路は、上記センス信号を、上記半導体スイッ
    チング素子のゲート電圧と温度によって補正することを
    特徴とするインバータ装置。
  4. 【請求項4】請求項1記載のインバータ装置において、 上記制御回路は、上記インバータ回路への入力直流電流
    を、上記センス信号と上記半導体スイッチング素子の通
    電率により算出することを特徴とするインバータ装置。
  5. 【請求項5】請求項4記載のインバータ装置において、 上記制御回路は、上記入力直流電流と上記インバータ回
    路への入力電圧から入力電力を算出し、上記電動機への
    出力電圧,出力電流及び力率から上記インバータ回路の
    出力電力を算出し、さらに、上記入力電力と出力電力と
    から総合効率を算出することを特徴とするインバータ装
    置。
  6. 【請求項6】請求項1記載のインバータ装置において、 上記センス信号は、上記インバータ回路を構成する複数
    の半導体スイッチング素子の下アームから検出し、エミ
    ッタ基準に3相信号を非絶縁にて上記制御回路に取り込
    むことを特徴とするインバータ装置。
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Cited By (4)

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