JP2000134886A - リラクタンスモータ - Google Patents
リラクタンスモータInfo
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- JP2000134886A JP2000134886A JP10304890A JP30489098A JP2000134886A JP 2000134886 A JP2000134886 A JP 2000134886A JP 10304890 A JP10304890 A JP 10304890A JP 30489098 A JP30489098 A JP 30489098A JP 2000134886 A JP2000134886 A JP 2000134886A
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Abstract
コストの低減を図り、またモータ性能の向上、モータ効
率向上を図る。 【解決手段】 リラクタンスモータにおいて、回転磁界
を発生する固定子1内に回転子10を有し、この回転子
10の機構部(スケルトン)10aは、固定子1からの
磁路に対応する部分の孔10bおよびフラックスバリア
13について鋼板を自動プレスによって打ち抜き、かつ
機構部10aの外周を凹凸状に打ち抜いて金型内で自動
積層して形成する。磁性鋼板を所定断面形状にプレス加
工し、このプレス時に突起部12を形成した磁性鋼板を
用いて複数枚の磁性鋼板11aを密着させずに空気層a
を介在させて重ねて前記孔機構部10aの孔10bに埋
め込んで回転子10とする。
Description
車等に用いる電動機のリラクタンスモータに係り、特に
詳しくは、回転子の機構に特徴を有するリラクタンスモ
ータに関するものである。
および図8に示す構成のものがある。
する固定子1内には、リラクタンストルクを発生するた
めに、断面バスタブ曲線状に折り曲げた磁性鋼板を複数
枚積層した磁性鋼板部2を当該極数分だけ多角形柱のボ
ス部3にネジ4で固定してなる回転子5が配置される。
この磁性鋼板2は、バスタブ断面形状の底部を中心孔
(シャフト用)6に向けて形成されており、固定子1の
回転磁界による磁気を回転子5内で変え、つまりリラク
タンス不均一化として突極部を形成する。
d,Xqの比(Xd/Xq;突極比)に応じてリラクタ
ンストルクが発生し、いわゆる回転子5に回転力が発生
する。この場合、固定子1によって発生する回転磁界に
よる一方(q軸)の磁気の通路に磁性鋼板部2がほぼ直
角に介在し、他方(d軸)の磁気の通路に磁性鋼板部2
が沿って介在する。このd軸の磁気が磁性鋼板部2を通
って突極部を形成し、リラクタンスの比(Xd/Xq)
が大きくなる。
ラクタンスの比(突極比)が大きく、つまり発生トルク
が大きい方がよい。そのため、種々構成の回転子が提案
されているが、図7および図8に示すアキシャルラミネ
ート形が突極比を大きくとれるということが知られてお
り、現状においては、このアキシャルラミネート形の回
転子が極めて現実的であるということができる。
に4層構造の磁性鋼板部2を形成した場合について説明
しているが、2層以上の多層構造の場合であっても同様
である。
ラクタンスモータにおいては、磁性鋼板を折り曲げて積
層し、この積層した磁性鋼板部2を多角形柱のボス部3
にネジ4で止めるが、そのボス部3の加工に手間がかか
り、つまり加工コストが高価になってしまうという欠点
がある。
径寸法にバラツキが生じ、特に突極部となる磁性鋼板部
2の両端部が不揃いとなるためモータの性能にバラツク
が生じることになる。したがって、モータ製造の歩留ま
りが悪く、製造コストが高くなってしまうという欠点が
ある。
あり、その目的は、回転子の加工コストの低減、製造コ
ストの低減を図るとともに、モータ性能の向上を図り、
しかも突極比を大きくしてモータの効率向上を図るよう
にしたリラクタンスモータを提供することにある。
に、この発明は、回転磁界を発生する固定子内に回転子
を有するリラクタンスモータにおいて、前記回転子は、
前記固定子からの磁路となる部分と同部分を当該極数分
埋め込む機構部とを有しており、該機構部は鋼板を複数
枚積層し、前記磁路となる部分は所定断面形状とした磁
性鋼板を複数枚密着させずに空気層を介在させて重ねて
磁性鋼板部とし、該磁性鋼板部を前記機構部の磁路とな
る部分に埋め込んでなることを特徴している。
定子からの磁路となる部分に対応する孔について鋼板を
自動プレスによって打ち抜くともとに、前記機構部の外
周を凹凸状に打ち抜いて金型内で自動積層して形成し、
磁性鋼板を所定断面形状に自動プレスした後複数枚密着
させずに空気層を介在させて重ねた磁性鋼板を前記孔に
埋め込むとよい。
鋼板をプレス加工で得る際に同時に突起部が形成され、
該磁性鋼板を重ねて前記磁性鋼板部とした際には前記突
起部により隣接する磁性鋼板の間に空気層が存在するよ
うにするとよい。
5以上にするとよい。
線接触あるいは面接触もしくは点接触になるようにし、
かつ、前記突起部の形成は、突出しあるいは半抜きによ
るとよい。
を複数枚重ねて断面扇状として同断面円弧状の頂点を当
該中心孔に向け、かつ、当該極数分だけ円周方向に等間
隔の位置とし、前記回転子の外周は、前記断面扇状の内
側に対応する部分を凹部に、前記断面扇状の端部側に対
応する部分を凸部にしてなるとよい。
でd軸部にはインナーフラックスバリアを形成し、前記
回転子の外周の凹部(q軸近傍)をフラックスバリアと
してなるとよい。
性鋼板は、方向性電磁鋼板あるいは無方向性電磁鋼板も
しくは冷間圧延鋼板であり、前記機構部は、無方向性電
磁鋼板あるいは冷間圧延鋼板であるとよい。
なる回転子を組み込むと好ましい。
1ないし図6を参照して詳しく説明する。なお、図中、
図7と同一部分には同一符号を付して重複説明を省略す
る。
凹凸状にした鋼板を自動プレスで打ち抜き、同時に、磁
路に合わせた断面形状の磁性鋼板を複数枚重ねてなる磁
性鋼板部の形状の孔を極数分打ち抜いて自動積層し、こ
れら孔にその磁性鋼板部を埋め込んで磁性鋼板の隣接す
る磁性鋼板の間に空気層を介在させれば、磁性鋼板部を
固定するボス部の加工コストを安価に済ませられるとと
もに、磁性鋼板部の寸法のバラツキを解消させることで
モータの性能にバラツキを生じさせず、しかも、空気層
の存在によって突極比がより大きくなることから、モー
タの効率向上が図れることに着目したものである。
タンスモータの回転子10は、断面円孤状とした磁性鋼
板11aを複数枚密着させずに空気層aを介在させて重
ねた断面扇状の磁性鋼板部11を当該極数分だけ円周方
向に、かつ、その扇の頂点を中心孔6に向けて固定子1
からの磁路となる部分に等間隔に埋め込んで形成されて
いる。
の磁性鋼板部11の内側に沿った形状(つまり円弧の内
側面凹部およびその両端面凸部の形状)とし、磁性鋼板
部11の両端部に突極部を形成する。
aの片面には、同磁性鋼板11aの1/5以上(好まし
くは1/2程度)の高さの突起部12が複数個形成され
ており、磁性鋼板11aを重ねた際には、その突起部1
2により隣接する磁性鋼板11aの間に空気層aが存在
する。
うち、中心孔6に最も近い磁性鋼板11aには突起部1
2を形成しない。すなわち、磁性鋼板部11を回転子1
0の機構部(スケルトン)10aに埋め込んだ際に、そ
の磁性鋼板部11を安定に固定させることができるから
である。
部は、回転子10の外周に沿って円弧状である。
1との間の領域で極間のd軸部には、磁束の短絡、漏洩
を防止するためのインナーフラックスバリア13を形成
するとともに、コア外周のq軸付近にアウターフラック
スバリア14を形成し、インナーフラックスバリア13
の端部側(回転子10の外周側端部)で、かつd軸上に
は、後述する自動積層時に形成するかしめ部15を設け
ている。
ロットの固定子1に三相(U相、V相およびW相)の電
機子巻線を有し、例えば、外径側の巻線をU相、内径側
の巻線をW相、その中間の巻線をV相としていている
が、スロット数や電機子巻線数が異なっていてもよい。
ると、回転子10の製造においては、金型を用いて自動
プレスで鋼板を打ち抜き、金型内でかしめてロータのス
ケルトン10aを一体的に形成する自動積層方式を採用
する。
ように、中心孔6、扇状の磁性鋼板部11を埋め込むた
めの孔10bおよびインナーフラックスバリア13を打
ち抜くとともに、アウターフラックスバリア14を形成
するために回転子10の外周を凹凸状に打ち抜き(自動
的にプレスし)、磁性鋼板部11を固定するための機構
部(スケルトン;従来のボス部に相当)10aを形成す
る。
を金型内で積層するが、この積層時にはかしめ部15を
形成し、機構部10aをかしめる。
に示すように、断面円弧状の磁性鋼板を所定寸法にプレ
ス加工して積み重ねて形成する。この磁性鋼板部11を
機構部10aであるスケルトンの孔10bに埋め込め
ば、当該回転子10が完成する。
路)となる磁性鋼板部11の各磁性鋼板11aの間、つ
まり隣接する磁性鋼板11aの間には、空気層aが介在
するので、各磁性鋼板11a密着させた場合より突極比
が大きくなり、つまりリラクタンストルクが大きくな
り、ひいてはモータ効率の向上が図れる。
は、従来の自動積層方式で製造することができ、つまり
プレスワークでよいことからボス部の加工コストが安価
に済む。
10bに埋め込むことから、その磁性鋼鉄板部11の外
形寸法は孔10bの範囲内に納まることになる。したが
って、外形寸法のバラツキを解消され、特に両端部の面
が揃うため(つまり突極部となる端部の精度が向上
し)、モータの性能にバラツキを生じない。
クスバリア13およびq軸近傍のアウターフラックスバ
リア14により、d軸とq軸のリラクタンス比(突極
比)を大きくすることができる。
なっているが、これに限らず2層(2枚)以上であれば
よく、好ましくは4層以上にするとよい。
ば図4ないし図6に示す形状の突起部20,21,22
が考えられる。図4に示す突起部20は、断面V字形状
であり、かつ、紙面に垂直方向に長くなっている。した
がって、突起部12の先端は、隣接する磁性鋼板11a
の面に線接触することになる。なお、突起部20は、隣
接する磁性鋼板11aで異なる位置に形成する。
aをプレスで得る際、磁性鋼板11aにその断面V字の
突起部20を形成するため、プレスの治具(パンチ)2
0aの面にその断面V字に合わせた形状のものを設けて
V字突出しプレスとする。
断面長方形(あるいは正方形))である。したがって、
突起部21の先端は隣接する磁性鋼板11aの面に面接
触することになる。なお、突起部20は、隣接する磁性
鋼板11aで異なる位置に形成する。
1aをプレスで得る際、磁性鋼板11aにその円柱形の
突起部21を形成するため。プレスの治具(パンチ)2
1aの面をその円柱形に合わせた形状のものを設け、円
形半抜きプレスとする。
る。したがって、突起部22の先端は隣接する磁性鋼板
11aの面に点接触することになる。なお、突起部20
は、隣接する磁性鋼板11aで異なる位置に形成する。
1aをプレスで得る際、磁性鋼板11aにその円錐形の
突起部22を形成するため、プレスの加工治具(パン
チ)22aの面にその円錐形に合わせた形状のものを設
け、円錐形突出しプレスとする。
成にあっては、プレスの加工治具(パンチ)20a,2
1a,22aを異ならせるだけよく、製造上のコストア
ップにならずに済む。
11aとしては、方向性磁性鋼板あるいは無方向性電磁
鋼板もしくは冷間圧延鋼板等を用いるとよく、この磁性
鋼板部11を埋め込むためのロータのスケルトンの機構
部10aとしては無方向性電磁鋼板あるいは冷間圧延鋼
板等を用いるとよい。これにより、リラクタンストルク
の大きさやコストを踏まえ、それぞれの用途に適した材
料を選択することができ、つまり適応的なモータを実現
することができる。
み込み、例えば空気調和機のモータ等として利用すれ
ば、コストをアップすることなく、空気調和機の性能ア
ップ(運転効率の上昇、振動や騒音の低下)を図ること
ができる。
モータの請求項1記載の発明によると、回転磁界を発生
する固定子内に回転子を有するリラクタンスモータにお
いて、前記回転子は、前記固定子からの磁路となる部分
と同部分を当該極数分埋め込む機構部とを有しており、
この機構部は、鋼板を複数枚積層し、前記磁路となる部
分は所定断面形状とした磁性鋼板を複数枚密着させずに
空気層を介在させて重ねて磁性鋼板部とし、この磁性鋼
板部を前記機構部の磁路となる部分に埋め込んでなるの
で、突極部を形成する磁性鋼板部を構造部に埋め込むこ
とから、磁性鋼板部の外形寸法にバラツキによるモータ
の性能にバラツキが生じることがないため、モータ性能
の向上を図ることができる。さらに、磁性鋼板部の隣接
する磁性鋼板の間には空気層が存在することから、突極
比が大きくなり、リラクタンストルクをより大きなもの
としてモータ効率の向上を図ることができるという効果
がある。
おいて、回転子の機構部は、少なくとも前記固定子から
の磁路となる部分に対応する孔について鋼板を自動プレ
スによって打ち抜くともとに、前記機構部の外周を凹凸
状に打ち抜いて金型内で自動積層して形成し、磁性鋼板
を所定断面形状に自動プレスした後複数枚密着させずに
空気層を介在させて重ねた磁性鋼板を前記孔に埋め込ん
でなるので、請求項1の効果に加え、自動プレスが従来
の方式で済むことから、回転子の低加工コスト化を実現
することができるため、モータのコストアップにならず
に済むという効果がある。
たは2において、前記所定断面形状の磁性鋼板には、同
磁性鋼板をプレスで得る際に同時に突起部が形成され、
この磁性鋼板を重ねて前記磁性鋼板部とした際には前記
突起部により隣接する磁性鋼板の間に空気層が存在する
ようにしたので、請求項1または2記載の効果に加え、
突起部という簡単な構造で突極比を大きくすることがで
き、しかもその突起部は磁性鋼板部の磁性鋼板をプレス
して得る際に同時に形成することができることから、製
造コストのアップにならずに済むという効果がある。
おける突起部の高さは、前記磁性鋼板の1/5以上とし
たので、請求項3の効果に加え、d軸とq軸リラクタン
スXd,Xqの比が大きくなり(最も突極比を大きくす
ることができ)、モータの効率を最も大きくすることが
できる。
たは4における突起部の形状は、隣接する磁性鋼板と線
接触あるいは面接触もしくは点接触になるようにし、か
つ前記突起部の形成は突出しあるいは半抜きによるの
で、請求項3または4の効果に加え、隣接する磁性鋼板
の間に十分な空気層を存在させることができることから
突極比を確実に大きくすることができる。
2または3における磁性鋼板部は、断面円弧状の磁性鋼
板を複数枚重ねて断面扇状として同断面円弧状の頂点を
当該中心孔に向け、かつ当該極数分だけ円周方向に等間
隔の位置とし、前記回転子の外周は、前記断面扇状の内
側に対応する部分を凹部に、前記断面扇状の端部側に対
応する部分を凸部にしてなるので、請求項1,2または
3の効果に加え、磁性鋼板部が固定子からの磁路に沿っ
た形状となり、その凹部がアウターフラックスバリアと
なることから、d軸とq軸リラクタンスXd,Xqの比
を大きなものとして突極比を大きくすることができると
いう効果がある。
おいて、前記磁性鋼板部と当該中心孔との間の領域でd
軸部にはインナーフラックスバリアを形成し、前記回転
子の外周の凹部(q軸近傍)をフラックスバリアとして
なるので、請求項6の効果に加え、d軸とq軸リラクタ
ンスXd,Xqの比がより大きく、つまり突極比をより
大きくすることができるという効果がある。
2,3,4,5,6または7において、前記磁性鋼板部
を構成する鋼板あるいは磁性鋼板は、方向性電磁鋼板あ
るいは無方向性電磁鋼板もしくは冷間圧延鋼板であり、
前記機構部は無方向性電磁鋼板あるいは冷間圧延鋼板で
あるので、請求項1,2,3,4,5,6または7の効
果に加え、例えば、磁性鋼板部に方向性電磁鋼板を選択
すればモータ性能のよいものを得ることができ、また、
機構部に冷間圧延鋼板を選択すればモータのコストダウ
ンが図れ、つまり用途やコストを勘案して回転子を構成
する機構部と磁性鋼板部の材質を適応的選択することが
できるという効果がある。
2,3,4,5,6,7または8前記磁性鋼板部を前記
機構部に埋め込んでなる回転子を組み込んだので、請求
項1,2,3,4,5,6,7または8の効果に加え、
例えば空気調和機のモータ等として利用すれば、コスト
をアップすることなく、空気調和機の性能アップ(運転
効率の上昇、振動や騒音の低下)を図ることができる。
ータの概略的平面図。
ルトン(機構部)を説明するための概略的平面図。
込む磁性鋼板部を説明するための概略的平面図。
する概略的側断面図。
説明する概略的側断面図。
説明する概略的側断面図。
する概略的側面図。
Claims (9)
- 【請求項1】 回転磁界を発生する固定子内に回転子を
有するリラクタンスモータにおいて、前記回転子は、前
記固定子からの磁路となる部分と同部分を当該極数分埋
め込む機構部とを有しており、該機構部は、鋼板を複数
枚積層し、前記磁路となる部分は所定断面形状とした磁
性鋼板を複数枚密着させずに空気層を介在させて重ねて
磁性鋼板部とし、該磁性鋼板部を前記機構部の磁路とな
る部分に埋め込んでなることを特徴とするリラクタンス
モータ。 - 【請求項2】 前記回転子の機構部は、少なくとも前記
固定子からの磁路となる部分に対応する孔について鋼板
を自動プレスによって打ち抜くともとに、前記機構部の
外周を凹凸状に打ち抜いて金型内で自動積層して形成
し、磁性鋼板を所定断面形状に自動プレスした後複数枚
密着させずに空気層を介在させて重ねた磁性鋼板を前記
孔に埋め込んでなる請求項1記載のリラクタンスモー
タ。 - 【請求項3】 前記所定断面形状の磁性鋼板には、同磁
性鋼板をプレス加工で得る際に同時に突起部が形成さ
れ、該磁性鋼板を重ねて前記磁性鋼板部とした際には前
記突起部により隣接する磁性鋼板の間に空気層が存在す
るようにした請求項1または2記載のリラクタンスモー
タ。 - 【請求項4】 前記突起部の高さは、前記磁性鋼板の1
/5以上とした請求項3記載のリラクタンスモータ。 - 【請求項5】 前記突起部の形状は、隣接する磁性鋼板
と線接触あるいは面接触もしくは点接触になるように
し、かつ、前記突起部の形成は、突出しあるいは半抜き
による請求項3または4記載のリラクタンスモータ。 - 【請求項6】 前記磁性鋼板部は、断面円弧状の磁性鋼
板を複数枚重ねて断面扇状として同断面円弧状の頂点を
当該中心孔に向け、かつ、当該極数分だけ円周方向に等
間隔の位置とし、前記回転子の外周は、前記断面扇状の
内側に対応する部分を凹部に、前記断面扇状の端部側に
対応する部分を凸部にしてなる請求項1,2または3記
載のリラクタンスモータ。 - 【請求項7】 前記磁性鋼板部と当該中心孔との間の領
域でd軸部にはインナーフラックスバリアを形成し、前
記回転子の外周の凹部(q軸近傍)をフラックスバリア
としてなる請求項6記載のリラクタンスモータ。 - 【請求項8】 前記磁性鋼板部を構成する鋼板あるいは
磁性鋼板は、方向性電磁鋼板あるいは無方向性電磁鋼板
もしくは冷間圧延鋼板であり、前記機構部は、無方向性
電磁鋼板あるいは冷間圧延鋼板である請求項1,2,
3,4,5,6または7記載のリラクタンスモータ。 - 【請求項9】 前記磁性鋼板部を前記機構部に埋め込ん
でなる回転子を組み込んだ請求項1,2,3,4,5,
6,7または8記載のリラクタンスモータ。
Priority Applications (1)
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---|---|---|---|
JP30489098A JP4006555B2 (ja) | 1998-10-27 | 1998-10-27 | リラクタンスモータ |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP30489098A JP4006555B2 (ja) | 1998-10-27 | 1998-10-27 | リラクタンスモータ |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
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JP2000134886A true JP2000134886A (ja) | 2000-05-12 |
JP4006555B2 JP4006555B2 (ja) | 2007-11-14 |
Family
ID=17938524
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP30489098A Expired - Fee Related JP4006555B2 (ja) | 1998-10-27 | 1998-10-27 | リラクタンスモータ |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP4006555B2 (ja) |
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2008187867A (ja) * | 2007-01-31 | 2008-08-14 | Toyota Motor Corp | 回転子およびこの回転子を備えた回転電機 |
JP2009060721A (ja) * | 2007-08-31 | 2009-03-19 | Mitsui High Tec Inc | リラクタンスモータ用回転子積層鉄心 |
CN102986123A (zh) * | 2010-07-02 | 2013-03-20 | Abb研究有限公司 | 具有轮辐开口的转子盘 |
-
1998
- 1998-10-27 JP JP30489098A patent/JP4006555B2/ja not_active Expired - Fee Related
Cited By (4)
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CN102986123A (zh) * | 2010-07-02 | 2013-03-20 | Abb研究有限公司 | 具有轮辐开口的转子盘 |
JP2013529887A (ja) * | 2010-07-02 | 2013-07-22 | エー ビー ビー リサーチ リミテッド | スポーク開口部を備える回転子ディスク |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JP4006555B2 (ja) | 2007-11-14 |
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