JP2000134562A

JP2000134562A - 録画予約装置

Info

Publication number: JP2000134562A
Application number: JP10306837A
Authority: JP
Inventors: Shingo Nagai; 慎吾永井
Original assignee: NEC Corp
Current assignee: NEC Corp
Priority date: 1998-10-28
Filing date: 1998-10-28
Publication date: 2000-05-12

Abstract

(57)【要約】【課題】テンキー、液晶表示パネルを用いて録画予約
の月日、チャンネル、時間等を設定しているので、視覚
的に設定項目が分かりにくく、操作がしずらく設定に時
間がかかる。【解決手段】録画を予約する月、日にち、チャンネ
ル、開始時間、終了時間をそれぞれ設定する専用の設定
手段を設けて、各設定項目を専用の設定手段を用いて設
定する。また、録画を予約する曜日、チャンネル、開始
時間、終了時間をそれぞれ設定する専用の設定手段を設
けて、各設定項目を専用の設定手段を用いて設定する。

Description

【発明の詳細な説明】

【０００１】

【発明の属する技術分野】本発明は、ＶＴＲの録画予約
を行う録画予約装置、特に簡単な操作で録画予約を行う
録画予約装置に関するものである。

【０００２】

【従来の技術】一般に、ＶＴＲの録画予約を行う装置と
しては、リモートコントロール操作盤にテンキーのスイ
ッチと液晶表示パネルが設けられ、テンキーを操作する
ことにより各項目の設定を行い、設定内容を液晶表示パ
ネルに表示することで設定内容を確認している。即ち、
録画を予約する月日、チャンネル、開始時間と終了時間
等をすべて同じテンキーを用いて設定し、設定した月
日、チャンネル等を液晶表示パネルに表示している。

【０００３】

【発明が解決しようとする課題】しかしながら、従来の
技術においては、同じテンキーを用いてすべての項目を
設定しているため、操作盤上において設定項目が視覚的
にとらえにくく、操作が分かりずらかった。また、テン
キーを操作することによって録画を予約する月日やチャ
ンネル等の項目を設定するには、操作が煩雑で時間がか
かるという問題点があった。

【０００４】本発明は、上記従来の問題点に鑑み、簡単
な操作で録画予約を行うことが可能な録画予約装置を提
供することを目的とする。

【０００５】

【課題を解決するための手段】本発明の録画予約装置
は、録画を予約する月、日にち、チャンネル、開始時間
及び終了時間をそれぞれ設定するための専用の設定手段
と、設定された月、日にち、チャンネル、開始時間、終
了時間をそれぞれ認識する手段と、認識した月、日に
ち、チャンネル、開始時間、終了時間を送信し、録画予
約を行う手段とを備えたことを特徴としている。

【０００６】また、本発明の録画予約装置は、録画を予
約する曜日、チャンネル、開始時間及び終了時間をそれ
ぞれ設定するための専用の設定手段と、設定された曜
日、チャンネル、開始時間、終了時間をそれぞれ認識す
る手段と、認識した曜日、チャンネル、開始時間、終了
時間を送信し、録画予約を行う手段とを備えたことを特
徴としている。

【０００７】

【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態を図面
を参照して詳細に説明する。図１は本発明による録画予
約装置の一実施形態の外観を示す平面図である。図１に
おいて、まず、１は録画を予約する番組の月を設定する
月設定部、２は録画を予約する番組の日にちを設定する
日にち設定部である。日にち設定部２は日にちの十の位
を設定する十の位設定部２ａと一の位を設定する一の位
設定部２ｂから成っている。設定部１、２は日めくり式
のカレンダーと同様の形式となっていて、視覚的に月日
を容易に認識することが可能である。また、月設定部
１、日にち設定部２にはロータリースイッチが用いら
れ、図１に示すように設定部１、２を操作することによ
り、録画を予約する所望の月日を設定することができ
る。なお、図１の例では１２月１５日が設定されてい
る。

【０００８】３は録画を予約するチャンネルを設定する
ためのチャンネル設定部である。チャンネル設定部３と
してはテレビのチャンネル数に応じた１２個の接点を有
するボタンスイッチが用いられる。ボタンスイッチの各
ボタンは図１に示すようにテレビのチャンネルと同様に
一列に配列されており、このように配列することによっ
て視覚的にチャンネルの認識を容易としている。チャン
ネル設定部３の１２個のボタンのうち所望のチャンネル
に対応するボタンを押下することにより録画を予約する
チャンネルを設定することができる。

【０００９】４は録画を予約する番組の開始時間を設定
する開始時間設定部、５は録画を予約する番組の終了時
間を設定する終了時間設定部である。設定部４、５に
は、それぞれ時計文字盤、その中心点を中心として回転
する長針と短針が設けられている。設定部４、５はこの
ようにアナログ時計盤と同様の構成となっていて、設定
部１〜３と同様に視覚的に時間を容易に認識できるよう
にしている。また、設定部４、５には、各々長針用と短
針用の２つのロータリースイッチが用いられ、それぞれ
１２個の接点が設けられている。

【００１０】設定部４、５の長針は時間の設定に、短針
は分の設定に用いられる。設定部４により所望の番組の
予約開始時間を設定する場合は、設定部４の長針を指等
により文字盤の所望の時間の位置に合わせることにより
予約開始時間の“時間”を設定でき、短針を所望の分の
位置に合わせることにより予約開始時間の“分”を設定
することができる。設定部５により終了時間を設定する
場合も全く同様に長針と短針を用いて終了時間の“時
間”と“分”を設定することができる。図１の例では、
設定部４、５において予約開始時間は“５時”終了時間
は“８時”に設定されている。

【００１１】ここで、本実施形態では、設定部４、５の
文字盤は午前と午後の区別をつけておらず、１時から１
２時までの文字盤としている。これは、極力構成を簡単
化するためで、例えば、現在の時刻を“午前１０時”と
し（月日は現在の月日とする）、予約開始時間を図１に
示すように“５時”、終了時間を“８時”に設定する
と、現在の時刻は“午前５時”を過ぎており、予約開始
時間は“午後５時”、終了時間は“午後８時”しかない
ので、ＣＰＵは自動的に予約開始時間を“午後５時”、
終了時間を“午後８時”と認識する。また、現在の時刻
が“午前５時”以前であれば、予約開始時間は“午前５
時”、終了時間は“午前８時”となる。なお、午前と午
後を区別するスイッチ等を新たに設けることにより、翌
日以降の録画の予約を行うことが可能である。

【００１２】６は送信ボタンであり、録画予約の設定終
了後に送信ボタン６を押下すると、各設定部により設定
された録画を予約する月日、チャンネル、開始時間と終
了時間が図示しないＶＴＲ（録画装置）に赤外線等の無
線信号によって送信され、録画予約を行うことができ
る。

【００１３】図２は月日を設定する設定部１、２、録画
予約の開始時間と終了時間を設定する設定部４、５の構
成を示す図である。まず、これらの設定部にはロータリ
ースイッチが用いられ、各々のロータリースイッチとし
ては接点の個数が設定すべき月、日にち、時間、分の数
に応じたものを用いるものとする。基本的な構成は、図
２に示すようにスイッチの各接点（固定接点）が抵抗器
を介して電源に接続され、可動接点がグランドに接続さ
れ、各接点と抵抗器の接続点がＣＰＵに出力されてい
る。可動接点をいずれかの接点に接続すると、その接点
のみローレベルとなるので、ＣＰＵは接続された接点の
位置を検出し、設定された月日、時間、分等を認識す
る。

【００１４】まず、月設定部１は月を設定するので、図
２に示すような１２個の接点を有するロータリースイッ
チが用いられ、スイッチの１２個の接点のうち所望の月
に対応する接点に可動接点を接続することにより、その
接点の出力のみローレベルとなるので、ＣＰＵの入力ポ
ートに“０”として認識され、目的の月を設定すること
ができる。なお、この場合、設定部１はロータリースイ
ッチを指等の操作で回転させることにより月の表示が変
わるようになっていて、例えば、図１に示すように月の
表示を“１２”の位置に設定すると録画予約の月を１２
月に設定することができる。

【００１５】また、日にち設定部２は、前述のように日
にちの十の位を設定する十の位設定部２ａ、一の位を設
定する一の位設定部２ｂから成っている。十の位設定部
２ａには０〜３までの４個の接点、一の位設定部２ｂに
は０〜９までの１０個の接点を有するロータリースイッ
チが用いられる。なお、設定部２ａ、２ｂはロータリー
スイッチの接点数が異なるだけで基本的な構成は図２と
同様である。日にちを設定する場合、十の位設定部２ａ
の４個の接点のうち所望の日にちの十の位に対応する接
点に可動接点を接続し、一の位設定部２ｂの１０個の接
点のうち所望の日にちの一の位に対応する接点に可動接
点を接続することにより、設定部１の場合と同様に日に
ち十の位、一の位が各々ＣＰＵの入力ポートに“０”と
して認識され、目的の日にちを設定することができる。
なお、設定部２ａ、２ｂの場合も設定部１の場合と同様
にロータリースイッチを指等の操作により回転させるこ
とにより、日にちの十の位、一の位の表示が変わり、例
えば、図１に示すように十の位を“１“、一の位を
“５”に合わせると日にちを“１５日”に設定すること
ができる。

【００１６】録画予約の開始時間と終了時間を設定する
設定部４、５は前述のように各々長針と短針を持ってい
るので、長針と短針について各々図２に示すような１２
個の接点を有するロータリースイッチが用いられ、“時
間”と“分”を各々１２段階で設定することができる。
予約開始時間を設定する場合、図１に示すように設定部
４の短針を指等により所望の時間の位置に合わせ、長針
を所望の分の位置に合わせる。これにより、針を合わせ
た位置の時間と分がＣＰＵにより検出され、所望の予約
開始時間を設定することができる。図１の例では、短針
が５の位置、長針が１２の位置に合わされているので、
予約開始時間は“５時００分”に設定されている。設定
部５で終了時間を設定する場合も全く同様に指等により
短針と長針を所望の位置に合わせることにより設定する
ことができる。図１では短針が８の位置、長針が１２の
位置に合わされているので、終了時間は“８時００分”
に設定されている。

【００１７】図３はチャンネルを設定するチャンネル設
定部３の構成を示す図である。チャンネル設定部には１
２個の接点を有するボタンスイッチが用いられ、所望の
チャンネルに対応するボタンを押下すると、そのボタン
の出力のみローレベルとなるので、ＣＰＵによりチャン
ネルが検出され、所望のチャンネルを設定することがで
きる。

【００１８】図４は本実施形態の電気回路の構成を示す
ブロック図である。図４において、まず、設定部１、設
定部２ａ、２ｂ、設定部４、５、送信ボタン６は各々図
１のものに対応している。ＣＰＵ７は、各設定部を操作
することより設定された録画予約の月、日にち、チャン
ネル、予約開始時間、終了時間を認識し、その後、送信
ボタン６が押下されると、設定された各項目の内容を赤
外線発信部８に出力する。赤外線発信部８では設定され
た内容を赤外線信号としてＶＴＲ９に発信し、録画予約
を完了する。

【００１９】なお、以上の実施形態では、設定部１、２
により録画予約の月日を設定すると説明したが、月日を
設定する代わりに録画予約の曜日を設定してもよい。具
体的には、操作盤上に月曜日から日曜日に対応する７個
のボタンスイッチを配列し、所望の曜日に対応するボタ
ンを押下することにより録画を予約する曜日を設定す
る。この場合、各ボタンに保持機構を設けて一度ボタン
を押下すると、押下した状態を保持するようにしてもよ
い。そうすることにより、例えば、月曜日、火曜日のボ
タンを押下してその状態を保持し、この状態で所望のチ
ャンネル、時間を設定すれば一度の操作で月曜日と火曜
日の複数の曜日で同じチャンネル、同じ時間の録画を予
約することができる。

【００２０】

【発明の効果】以上説明したように本発明は、次の効果
がある。（１）録画を予約する月、日にち、チャンネル、開始時
間、終了時間をそれぞれ専用の設定手段を用いて設定す
ることにより、録画予約の操作を簡単に行うことができ
る。（２）録画を予約する曜日、チャンネル、開始時間、終
了時間をそれぞれ専用の設定手段を用いて設定すること
により、同様に録画予約の操作を簡単に行うことができ
る。（３）月、日にちを日めくり式のカレンダーと同様の形
式によって設定することにより、視覚的に月日をとらえ
やすく、録画を予約する月日の設定を容易に行うことが
できる。（４）列状に配列された複数のボタンスイッチを用いて
チャンネルを設定することにより、やはりチャンネルを
視覚的にとらえやすく、チャンネルの設定を容易に行う
ことができる。（５）開始時間と終了時間を時計文字盤、短針、長針を
用いて設定することにより、視覚的に時間をとらえやす
くなるため、開始時間と終了時間を容易に設定すること
ができる。（６）録画を予約する曜日を複数のボタンスイッチを用
いて設定することにより同様に曜日の設定を容易に行う
ことができる。

【図面の簡単な説明】

【図１】本発明の録画予約装置の一実施形態の外観を示
す平面図である。

【図２】設定部１、２、４、５の基本構成を示す図であ
る。

【図３】設定部３の構成を示す図である。

【図４】本発明による録画予約装置の一実施形態の電気
回路の構成を示すブロック図である。

【符号の説明】

１月設定部２日にち設定部２ａ十の位設定部２ｂ一の位設定部３チャンネル設定部４開始時間設定部５終了時間設定部６送信ボタン７ＣＰＵ８赤外線発信部９ＶＴＲ

Claims

【特許請求の範囲】

【請求項１】録画を予約する月、日にち、チャンネ
ル、開始時間及び終了時間をそれぞれ設定するための専
用の設定手段と、設定された月、日にち、チャンネル、
開始時間、終了時間をそれぞれ認識する手段と、認識し
た月、日にち、チャンネル、開始時間、終了時間を送信
し、録画予約を行う手段とを備えたことを特徴とする録
画予約装置。
【請求項２】録画を予約する曜日、チャンネル、開始
時間及び終了時間をそれぞれ設定するための専用の設定
手段と、設定された曜日、チャンネル、開始時間、終了
時間をそれぞれ認識する手段と、認識した曜日、チャン
ネル、開始時間、終了時間を送信し、録画予約を行う手
段とを備えたことを特徴とする録画予約装置。
【請求項３】録画を予約する月を設定する手段は、回
転させることによって月の表示が変わる機構を含み、前
記月の表示を目的の月とすることにより所望の月を設定
するように構成されていることを特徴とする請求項１、
２に記載の録画予約装置。
【請求項４】録画を予約する日にちを設定する手段
は、回転させることによって日にちの十の位が変化する
機構、日にちの一の位が変化する機構を含み、日にちの
十の位、一の位の表示を目的の日にちとすることにより
所望の日にちを設定するように構成されていることを特
徴とする請求項１、２に記載の録画予約装置。
【請求項５】録画を予約するチャンネルを設定する手
段は、列状に配列され、チャンネルに対応する複数のボ
タンスイッチを含み、目的のチャンネルに対応するボタ
ンスイッチを押下することによりチャンネルを設定する
ように構成されていることを特徴とする請求項１、２に
記載の録画予約装置。
【請求項６】録画を予約する開始時間、終了時間を設
定する手段は、時計文字盤と、前記文字盤の中心点を中
心として回転する時間設定用の短針、分設定用の長針と
を含み、前記短針、長針を文字盤上の目的の時間と分の
位置に合わせることにより開始時間、終了時間を設定す
るように構成されていることを特徴とする請求項１、２
に記載の録画予約装置。
【請求項７】録画を予約する曜日を設定する手段は、
曜日に対応する複数のボタンスイッチを含み、目的の曜
日に対応するボタンスイッチを押下することにより曜日
を設定するように構成されていることを特徴とする請求
項２に記載の録画予約装置。
【請求項８】前記ボタンスイッチは、押下した状態を
保持する機構を有することを特徴とする請求項７に記載
の録画予約装置。