JP2000133403A - 端子圧着機用スライドカッタ - Google Patents

端子圧着機用スライドカッタ

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JP2000133403A
JP2000133403A JP10300503A JP30050398A JP2000133403A JP 2000133403 A JP2000133403 A JP 2000133403A JP 10300503 A JP10300503 A JP 10300503A JP 30050398 A JP30050398 A JP 30050398A JP 2000133403 A JP2000133403 A JP 2000133403A
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JP
Japan
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wire
terminal
coated
crimping
slide cutter
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Pending
Application number
JP10300503A
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English (en)
Inventor
Junichi Shirakawa
純一 白川
Yoshinobu Ota
好信 太田
Haruhito Kobayashi
治仁 小林
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Sumitomo Wiring Systems Ltd
Original Assignee
Sumitomo Wiring Systems Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】小径の芯線W1を圧着する際にも、座屈するこ
となく精緻に位置決めすること。 【解決手段】圧着端子Tが圧着される被覆電線Wの被覆
端部W4(W3)に当接して、該被覆電線Wを位置決め
するストッパ12をスライドカッタ10に一体形成す
る。 【効果】芯線W1自身には座屈の原因となる荷重がかか
らなくなる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は端子圧着機用スライ
ドカッタに関する。
【0002】
【従来の技術】一般に被覆電線の端部に圧着端子を連続
的に圧着する装置として、端子圧着機が知られている。
この端子圧着機は、プレス装置に着脱可能に取り付けら
れるもので、リール状に巻回された長尺の端子送給を繰
り出して搬送する端子送給搬送部と、搬送された端子送
給から圧着端子を切り離して、被覆電線に圧着するプレ
ス部とを含んでおり、これらを連動して、自動的に圧着
工程を連続的に行っている。
【0003】図4は一般的な端子圧着機の要部を示す断
面略図である。同図に示すように、一般的な端子圧着機
によって供給される圧着端子Tは、キャリア1と呼ばれ
る帯材に、繋ぎ部2を介して接続され、等間隔を隔てて
並設されている。この圧着端子Tを被覆電線Wに圧着す
るために、端子圧着機には、アンビル3とクリンパ4と
が設けられ、両者間に圧着端子TのバレルT1を挟み込
むことにより、バレルT1をかしめ、被覆電線Wに圧着
するようにしている。
【0004】ところで、圧着端子Tをキャリア1から切
り離すために、上記端子圧着機には、アンビル3と並設
されるスライドユニット6が設けられている。スライド
ユニット6は、圧着機本体5に固定される固定ガイド6
aと、固定ガイド6aによって、上下に昇降可能なスラ
イドカッタ6bとを有している。このスライドカッタ6
bは、圧着端子Tが接続されているキャリア1をガイド
するガイド溝6cを有しているとともに、このガイド溝
6cにガイドされているキャリア1の下流側部分を固定
ガイド6aの上面に、キャリア1の繋ぎ部2をアンビル
の上面に露出させた状態でコイルばね6eにより、上方
に付勢されている。他方、クリンパ4には、スライドカ
ッタ6bを押圧するパンチ7が付設されており、圧着工
程に先立って圧着端子Tを所定のタイミングで押圧する
ことができるようになっている。そして、このパンチ7
によってスライドカッタ6bが押圧されることにより、
上記繋ぎ部2とキャリア1の下流側は、それぞれアンビ
ル3および固定ガイド6aとスライドカッタ6bとによ
る剪断力によって裁断される。
【0005】ここで、圧着される圧着端子Tに対して被
覆電線Wを手動で供給する場合、被覆電線Wを圧着端子
Tに位置決めするための位置決めストッパ8が圧着機本
体11に設けられていた。そして、作業者はストッパ8
に対し被覆電線Wの端部に露出する芯線W1を突き当て
ることにより、被覆電線Wを位置決めしていた。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】ところが、上記被覆電
線Wの芯線部W1が小径の場合、ストッパ8に先端部を
突き当てる方法で被覆電線Wの位置決めを行なっていた
ので、芯線W1が座屈し、圧着不良が生じる恐れがあっ
た。特に、被覆電線Wが、シールドケーブル等の場合に
は、圧着端子Tに圧着される芯線W1が非常に小径であ
る上、撚り線で構成されているという場合もあり、一層
座屈が生じやすかった。
【0007】本発明は上記不具合に鑑みてなされたもの
であり、小径の芯線を圧着する際にも、座屈することな
く精緻に位置決めすることのできる端子圧着機用スライ
ドカッタを提供することを課題としている。
【0008】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決するため
に、本発明は、圧着端子をかしめるアンビルに付設さ
れ、上記アンビルとの間で圧着端子をかしめるクリンパ
の圧着動作に連動して、圧着端子のキャリアを裁断する
端子圧着機用スライドカッタにおいて、圧着端子が圧着
される被覆電線の被覆端部に当接して、該被覆電線を位
置決めするストッパを一体に有することを特徴とする端
子圧着機用スライドカッタである。
【0009】この特定事項を含む発明では、被覆電線の
芯線にストッパを当接させるのではなく、芯線の外周を
被覆する被覆端部にストッパを当接させているので、芯
線自身には座屈の原因となる荷重がかからなくなる。こ
こで、被覆電線とは、芯線と被覆部材からなる二層のも
のばかりでなく、被覆部材の外周を導電性シースで覆
い、 さらにその外周部を絶縁性シースで被覆したシ
ールドケーブルも含む概念であり、本発明においては、
特にこのようなシールドケーブルの芯線(コア線)に圧
着端子を圧着する際に好適である。
【0010】
【発明の実施の形態】以下、添付図面を参照しながら、
本発明の好ましい実施の形態について詳述する。図1は
本発明の実施の一形態に係るスライドカッタ10を採用
した端子圧着機20の概略構成を示す斜視図であり、図
2は図1のスライドカッタを拡大して背面側から示す斜
視図であり、図3は図2のスライドカッタの要部を拡大
して示す斜視図である。
【0011】図1を参照して、同図に示す実施の形態に
係る圧着機20は、プレス装置(図示せず)に着脱可能
に取り付けられる圧着機本体21と、圧着機本体21に
設けられ、上記プレス装置によって駆動される圧着部2
2と、圧着部22と連動してキャリア1を間欠的に送給
することにより、上記キャリア1に接続された圧着端子
を一つずつ圧着部22に送る圧着端子送給部23とを備
えている。
【0012】上記圧着部22は、プレス装置と連結され
るシャンク22aと、シャンク22aに取り付けられた
クリンパ22bと、クリンパ22bの下面に対向する位
置に配置されたアンビル22c(図2参照)とを有して
おり、上記圧着端子送給部23によって送給された圧着
端子Tがアンビル22c上に載置された状態で、この圧
着端子TのバレルT1をクリンパ22bとの間でかしめ
ることにより、被覆電線Wに圧着端子Tを圧着するもの
である。上記シャンク22aには、圧着機本体21に取
り付けられたスライドユニットのスライドカッタ10を
押圧するパンチ22dが取り付けられており、スライド
カッタ10を圧着時に押圧することにより、公知の構成
と同様に、圧着端子Tをキャリア1から切り離すことが
できるようになっている。
【0013】図2を参照して、スライドカッタ10は、
公知例と同様に、圧着機本体21に固定される固定ガイ
ド11によって所定のストロークSだけ上下に昇降可能
に保持されており、図示しないばねで上方に付勢されて
いる。なお、図示の例において、上記固定ガイド11に
は、上記アンビル22cが固定されている。スライドカ
ッタ10は、上記パンチ22dを受ける受圧突起10a
と、受圧突起10aが立設された面に形成される半円形
の電線ガイド溝10bとを有しており、アンビル22c
上に載置された圧着端子Tに対し、該圧着端子Tが圧着
される被覆電線Wをガイドするためのものである。な
お、スライドカッタ10の背面には、キャリア1をガイ
ドするガイド溝10cが形成され、このガイド溝10c
によって受圧時にキャリア1の要部を裁断するようにな
っている。
【0014】以上のような構成において、上記スライド
カッタ10の電線ガイド溝10bには、当該被覆電線W
を位置決めするための略半円環状形のストッパ12が一
体に形成されている。図示の例において、被覆電線W
は、芯線W1と、芯線W1を被覆する被覆部W2と、被
覆部W2を被覆する導電性シースW3と、導電性シース
W3を被覆する絶縁性シースW4とで構成されるシール
ドケーブルである。そして、この実施の形態では、図3
によく示すように、上記被覆部W2の絶縁性シースW4
の端面部分(この例では、導電性シースW3が一部絶縁
性シースW4の端部から露出して、外周側に折り返され
ているので、その折り返しの根元部分が位置決めされて
いる)を上記ストッパ12が位置決めし、その半円形の
溝12aで被覆部W2を受けることにより、被覆電線W
を圧着端子Tに対して位置合わせしている。
【0015】以上の構成では、被覆電線Wの芯線W1を
直接ストッパに当接させるのではなく、芯線W1の外周
を被覆する被覆端部(図示の例では、導電性シースW3
の根元部分)にストッパ12を当接させているので、芯
線W1自身には座屈の原因となる荷重がかからなくな
る。従って、この構成では、小径の芯線を圧着する際に
も、座屈することなく精緻に位置決めすることができる
という顕著な効果を奏する。
【0016】上述した実施の形態は、本発明の好ましい
具体例を例示したものに過ぎず、本発明は上述した実施
の形態に限定されない。本発明の特許請求の範囲内で種
々の設計変更が可能であることは云うまでもない。
【0017】
【発明の効果】以上説明したように、本発明では、小径
の芯線を圧着する際にも、座屈することなく精緻に位置
決めすることができ、特に、シールドケーブルのコア線
に端子を圧着する際に好適に位置決めを図ることができ
るという顕著な効果を奏する。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施の一形態に係るスライドカッタを
採用した端子圧着機の概略構成を示す斜視図である。
【図2】図1のスライドカッタを拡大して背面側から示
す斜視図である。
【図3】図2のスライドカッタの要部を拡大して示す斜
視図である。
【図4】一般的な端子圧着機の要部を示す断面略図であ
る。
【符号の説明】
1 キャリア 10 スライドカッタ 10b電線ガイド溝 11 圧着機本体 12 ストッパ 20 端子圧着機 21 圧着機本体 22bクリンパ 22cアンビル 22dパンチ 22 圧着部 T 圧着端子 T1 バレル W 被覆電線 W1 芯線
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 小林 治仁 三重県四日市市西末広町1番14号 住友電 装株式会社内 Fターム(参考) 5E063 CB04 CC05

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】圧着端子をかしめるアンビルに付設され、
    上記アンビルとの間で圧着端子をかしめるクリンパの圧
    着動作に連動して、圧着端子のキャリアを裁断する端子
    圧着機用スライドカッタにおいて、 圧着端子が圧着される被覆電線の被覆端部に当接して、
    該被覆電線を位置決めするストッパを一体に有すること
    を特徴とする端子圧着機用スライドカッタ。
JP10300503A 1998-10-22 1998-10-22 端子圧着機用スライドカッタ Pending JP2000133403A (ja)

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