JP2000132697A - グラフ表示装置及び記憶媒体 - Google Patents

グラフ表示装置及び記憶媒体

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JP2000132697A
JP2000132697A JP30757298A JP30757298A JP2000132697A JP 2000132697 A JP2000132697 A JP 2000132697A JP 30757298 A JP30757298 A JP 30757298A JP 30757298 A JP30757298 A JP 30757298A JP 2000132697 A JP2000132697 A JP 2000132697A
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Japan
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display
graph
graph display
program
parameter
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JP30757298A
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Mitsuru Okano
満 岡野
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Casio Computer Co Ltd
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Casio Computer Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 本発明の課題は、グラフ表示コマンドの引数
の設定を容易にし、また、グラフ表示プログラム入力と
グラフ表示とを随時切り換え可能として、ユーザによる
グラフ表示プログラム入力作業の負担を軽減することが
可能なグラフ表示装置及び記憶媒体を提供することであ
る。 【解決手段】 CPU2は、グラフ表示コマンド入力処
理において、グラフ表示コマンド入力画面4bを、表示
駆動回路5を介して表示部4に表示させ、パラメータ値
設定処理を行う。このパラメータ設定処理では、“Gr
aph Type”に設定されるパラメータ値に対応し
て、グラフ表示コマンドの引数として必要となるパラメ
ータ項目が表示される。そして、パラメータ値設定処理
が終了すると、CPU2は、統計グラフ表示プログラム
作成用画面4aのカーソル4cの位置に前記設定された
内容を書き込む。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、グラフ表示のプロ
グラム作成処理に係り、詳細には、ユーザフレンドリー
なグラフ表示プログラム作成方法を提供するグラフ表示
装置及び記憶媒体に関する。
【0002】
【従来の技術】従来より、コンピュータによって実行さ
れるソフトウェアには、グラフ表示可能なものが存在す
る。また、グラフ作成表示機能を備えたグラフ関数電卓
が、教育の現場や、エンジニアの技術計算用に利用され
ている。グラフ関数電卓は、様々な関数演算プログラム
を内蔵しており、入力された数式に基づくグラフ作成表
示、入力された数表に基づくグラフ作成表示等が可能で
ある。
【0003】更に、グラフ表示可能なソフトウェアやグ
ラフ関数電卓の中には、ユーザが記述したグラフ表示プ
ログラムに基づくグラフ表示を行うことができるものも
ある。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、従来の
グラフ関数電卓等においては、ユーザは、グラフ表示プ
ログラムを記述する際には、あらかじめ定められたコマ
ンドを1文字ずつ順次入力して記述していたため、表示
するグラフの種類によって引数の種類や数が異なる様々
なグラフ表示コマンドを入力する作業は、大変効率の悪
いものであった。また、グラフ表示プログラムを作成す
る作業と、グラフ表示処理とは完全に分離されていたた
め、グラフの表示状態を確認しながらグラフ表示コマン
ドを修正したり、新たに入力するということができなか
った。そのため、例えば、表示されるグラフの一部分を
拡大するようなコマンドを入力する際には、グラフ表示
プログラムの入力作業と、グラフ表示処理とを何度も切
り換えて、修正を繰り返して最適な値を探すというよう
な、試行錯誤的な作業となってしまい大変煩雑であっ
た。
【0005】そこで本発明の課題は、グラフ表示コマン
ドの引数の設定を容易にし、また、グラフ表示プログラ
ム入力とグラフ表示とを随時切り換え可能として、ユー
ザによるグラフ表示プログラム入力作業の負担を軽減す
ることが可能なグラフ表示装置及び記憶媒体を提供する
ことである。
【0006】
【課題を解決するための手段】請求項1記載の発明は、
グラフの表示に関する命令として予め用意された各種グ
ラフ表示命令の中から所望のグラフ表示命令を選択する
グラフ表示命令選択手段と、このグラフ表示命令選択手
段によって選択されたグラフ表示命令の引数として対応
づけられたパラメータ項目を抽出する抽出手段と、この
抽出手段によって抽出されたパラメータ項目毎に予め用
意された複数のパラメータ値の中から所望のパラメータ
値を選択するパラメータ値選択手段と、前記パラメータ
値選択手段によって選択された前記パラメータ項目毎の
パラメータ値を、前記グラフ表示命令選択手段によって
選択されたグラフ表示命令の引数として前記グラフ表示
命令を完成させて、所定の規則に従ったグラフ表示プロ
グラムの作成を行うプログラム作成手段と、このプログ
ラム作成手段によって作成されるグラフ表示プログラム
に基づいて生成されるグラフを表示する表示手段と、を
備えたことを特徴としている。
【0007】請求項1記載の発明のグラフ表示装置によ
れば、グラフ表示命令選択手段によって、グラフの表示
に関する命令として予め用意された各種グラフ表示命令
の中から所望のグラフ表示命令が選択されると、抽出手
段によって、当該選択されたグラフ表示命令の引数とし
て対応づけられたパラメータ項目が抽出され、更にパラ
メータ値選択手段によって、当該抽出されたパラメータ
項目毎に予め用意された複数のパラメータ値の中から所
望のパラメータ値が選択され、プログラム作成手段によ
って、当該選択された前記パラメータ項目毎のパラメー
タ値を、前記グラフ表示命令選択手段によって選択され
たグラフ表示命令の引数として前記グラフ表示命令を完
成させて、所定の規則に従ったグラフ表示プログラムの
作成が行われ、表示手段によって、当該作成されたグラ
フ表示プログラムに基づいて生成されるグラフが表示さ
れる。
【0008】したがって、グラフ表示コマンドを構成す
る文字列を順次入力する場合と比較して、入力操作が容
易であるばかりでなく、ユーザは、グラフの種類によっ
て異なる、グラフ表示命令の引数となるパラメータ項目
の数やその順序、更に各パラメータ項目毎に設定可能な
全てのパラメータ値等の、グラフ表示コマンドを記述す
る際の各種規則を全て覚えておいたりマニュアルから探
し出す必要がないため、グラフ表示プログラムを作成す
るユーザの負担を軽減することができる。
【0009】また、請求項2記載の発明のように、請求
項1記載のグラフ表示装置において、前記表示手段は、
前記プログラム作成手段によって随時作成編集される前
記グラフ表示プログラムの現在編集位置を識別表示し、
前記プログラム作成手段によって前記グラフ表示命令が
完成された際には、前記現在編集位置の識別表示位置
に、当該完成されたグラフ表示命令を挿入して表示する
ことが有効である。
【0010】この請求項2記載の発明のグラフ表示装置
によれば、請求項1記載の発明の効果に加えて、グラフ
表示プログラムを作成する画面において、編集中の箇所
に表示されるカーソルの位置等に、完成されたグラフ表
示命令を順次挿入して表示することができるため、従来
のようなグラフ表示プログラムの記述方法を踏襲しつ
つ、グラフ表示プログラムを作成するユーザの負担を軽
減することができる。
【0011】請求項3記載の発明は、所定の規則に従っ
たグラフ表示プログラムを作成するプログラム作成手段
と、このプログラム作成手段によって作成されるグラフ
表示プログラム及び当該グラフ表示プログラムに基づい
て生成されるグラフを表示する表示手段と、この表示手
段によって表示される内容を、前記グラフ表示プログラ
ムまたは前記グラフのいずれか一方に適宜切り換える切
換手段と、を備え、前記表示手段は、前記プログラム作
成手段によって随時作成編集される前記グラフ表示プロ
グラムの現在編集位置を識別表示し、前記切換手段によ
って前記グラフ表示プログラムの表示からグラフの表示
へと切り換えられた際には、前記グラフ表示プログラム
の開始位置から前記識別表示位置までのプログラムに基
づくグラフを順次表示することを特徴としている。
【0012】請求項3記載の発明のグラフ表示装置によ
れば、表示手段によって、前記プログラム作成手段によ
って所定の規則に従って作成されるグラフ表示プログラ
ム及び当該グラフ表示プログラムに基づいて生成される
グラフを表示し、切換手段によって、前記表示手段によ
って表示される内容を、前記グラフ表示プログラムまた
は前記グラフのいずれか一方に適宜切り換える。そし
て、前記表示手段は、前記プログラム作成手段によって
随時作成編集される前記グラフ表示プログラムの現在編
集位置を識別表示し、前記切換手段によって前記グラフ
表示プログラムの表示からグラフの表示へと切り換えら
れた際には、前記グラフ表示プログラムの開始位置から
前記識別表示位置までのプログラムに基づくグラフを順
次表示する。
【0013】したがって、グラフ表示プログラムを作成
している途中の段階で、作成済の部分のグラフ表示プロ
グラムに基づくグラフ表示を確認することができるた
め、ユーザは、自身の作成したグラフ表示プログラムが
適当であるかどうかを随時確認することができ、グラフ
表示プログラムの作成作業の効率化を図ることができ
る。
【0014】請求項4記載の発明は、請求項3記載のグ
ラフ表示装置において、グラフの表示に関する命令とし
て予め用意された各種グラフ表示命令の中から所望のグ
ラフ表示命令を選択するグラフ表示命令選択手段と、こ
のグラフ表示命令選択手段によって選択されたグラフ表
示命令の引数として対応づけられたパラメータ項目を抽
出する抽出手段と、この抽出手段によって抽出されたパ
ラメータ項目毎に所望のパラメータ値を設定するパラメ
ータ値設定手段と、を備え、前記表示手段は、前記グラ
フ表示プログラムの表示内または前記グラフの表示内の
所定位置に、前記抽出手段によって抽出されたパラメー
タ項目毎に所望のパラメータ値を設定するための表示を
行い、前記プログラム作成手段は、前記表示手段の前記
パラメータ設定表示に対して、前記パラメータ値設定手
段によって設定された前記パラメータ項目毎のパラメー
タ値を、前記グラフ表示命令選択手段によって選択され
たグラフ表示命令の引数として前記グラフ表示命令を完
成させて、前記グラフ表示プログラムの現在編集位置
に、当該完成されたグラフ表示命令を挿入することを特
徴としている。
【0015】請求項4記載の発明のグラフ表示装置によ
れば、グラフ表示命令選択手段によって、グラフの表示
に関する命令として予め用意された各種グラフ表示命令
の中から所望のグラフ表示命令が選択されると、抽出手
段によって、当該選択されたグラフ表示命令の引数とし
て対応づけられたパラメータ項目が抽出され、パラメー
タ値設定手段によって、当該抽出されたパラメータ項目
毎に所望のパラメータ値が設定される。そして、前記表
示手段は、前記グラフ表示プログラムの表示内または前
記グラフの表示内の所定位置に、前記抽出手段によって
抽出されたパラメータ項目毎に所望のパラメータ値を設
定するための表示を行い、前記プログラム作成手段は、
前記表示手段の前記パラメータ設定表示に対して、前記
パラメータ値設定手段によって設定された前記パラメー
タ項目毎のパラメータ値を、前記グラフ表示命令選択手
段によって選択されたグラフ表示命令の引数として前記
グラフ表示命令を完成させて、前記グラフ表示プログラ
ムの現在編集位置に、当該完成されたグラフ表示命令を
挿入することによりグラフ表示プログラムが作成され
る。
【0016】したがって、請求項3記載の発明の効果に
加えて、グラフ表示コマンドを構成する文字列を順次入
力する場合と比較して、入力操作が容易であるばかりで
なく、ユーザは、グラフの種類によって異なる、グラフ
表示命令の引数となるパラメータ項目の数やその順序等
の、グラフ表示コマンドを記述する際の各種規則を全て
覚えておいたりマニュアルから探し出す必要がないた
め、グラフ表示プログラムを作成するユーザの負担を軽
減することができる。また、グラフ表示プログラムを作
成する画面において、編集中の箇所に表示されるカーソ
ルの位置等に、完成されたグラフ表示命令を順次挿入し
て表示することができるため、従来のようなグラフ表示
プログラムの記述方法を踏襲しつつ、グラフ表示プログ
ラムを作成するユーザの負担を軽減することができる。
【0017】請求項5記載の発明は、コンピュータが実
行可能なプログラムを格納した記憶媒体であって、グラ
フの表示に関する命令として予め用意された各種グラフ
表示命令の中から所望のグラフ表示命令を選択するため
のコンピュータが実行可能なプログラムコードと、前記
選択されたグラフ表示命令の引数として対応づけられた
パラメータ項目を抽出するためのコンピュータが実行可
能なプログラムコードと、前記抽出されたパラメータ項
目毎に予め用意された複数のパラメータ値の中から所望
のパラメータ値を選択するためのコンピュータが実行可
能なプログラムコードと、前記選択された前記パラメー
タ項目毎のパラメータ値を、前記選択されたグラフ表示
命令の引数として前記グラフ表示命令を完成させて、所
定の規則に従ったグラフ表示プログラムの作成を行うた
めのコンピュータが実行可能なプログラムコードと、前
記作成されるグラフ表示プログラムに基づいて生成され
るグラフを表示手段に表示させるためのコンピュータが
実行可能なプログラムコードと、を含むプログラムを格
納したことを特徴としている。
【0018】請求項5記載の発明の記憶媒体によれば、
グラフの表示に関する命令として予め用意された各種グ
ラフ表示命令の中から所望のグラフ表示命令を選択し、
前記選択されたグラフ表示命令の引数として対応づけら
れたパラメータ項目を抽出し、前記抽出されたパラメー
タ項目毎に予め用意された複数のパラメータ値の中から
所望のパラメータ値を選択し、前記選択された前記パラ
メータ項目毎のパラメータ値を、前記選択されたグラフ
表示命令の引数として前記グラフ表示命令を完成させ
て、所定の規則に従ったグラフ表示プログラムの作成を
行い、前記作成されるグラフ表示プログラムに基づいて
生成されるグラフを表示手段に表示させる各プログラム
コードによってコンピュータを制御することにより、グ
ラフ表示プログラムやグラフが表示される。
【0019】したがって、グラフ表示コマンドを構成す
る文字列を順次入力する場合と比較して、入力操作が容
易であるばかりでなく、グラフの種類によって異なる、
グラフ表示命令の引数となるパラメータ項目の数やその
順序、更に各パラメータ項目毎に設定可能な全てのパラ
メータ値等の、グラフ表示コマンドを記述する際の各種
規則をユーザが全て覚えておいたりマニュアルから探し
出す必要がなく、グラフ表示プログラムを作成するユー
ザの負担を軽減するプログラムをコンピュータによって
実行する記憶媒体を提供することが可能となる。
【0020】請求項6記載の発明は、コンピュータが実
行可能なプログラムを格納した記憶媒体であって、所定
の規則に従ったグラフ表示プログラムを作成するための
コンピュータが実行可能なプログラムコードと、前記作
成されるグラフ表示プログラム及び当該グラフ表示プロ
グラムに基づいて生成されるグラフを表示手段に表示さ
せるためのコンピュータが実行可能なプログラムコード
と、前記表示手段によって表示される内容を、前記グラ
フ表示プログラムまたは前記グラフのいずれか一方に適
宜切り換えるためのコンピュータが実行可能なプログラ
ムコードと、随時作成編集される前記グラフ表示プログ
ラムの現在編集位置を前記表示手段に識別表示させ、前
記グラフ表示プログラムの表示からグラフの表示へと切
り換えられた際には、前記グラフ表示プログラムの開始
位置から前記識別表示位置までのプログラムに基づくグ
ラフを前記表示手段に順次表示させるためのコンピュー
タが実行可能なプログラムコードと、を含むプログラム
を格納したことを特徴としている。
【0021】請求項6記載の発明の記憶媒体によれば、
所定の規則に従ったグラフ表示プログラムを作成し、前
記作成されるグラフ表示プログラム及び当該グラフ表示
プログラムに基づいて生成されるグラフを表示手段に表
示させ、前記表示手段によって表示される内容を、前記
グラフ表示プログラムまたは前記グラフのいずれか一方
に適宜切り換え、随時作成編集される前記グラフ表示プ
ログラムの現在編集位置を前記表示手段に識別表示さ
せ、前記グラフ表示プログラムの表示からグラフの表示
へと切り換えられた際には、前記グラフ表示プログラム
の開始位置から前記識別表示位置までのプログラムに基
づくグラフを前記表示手段に順次表示させる各プログラ
ムコードによってコンピュータを制御することにより、
グラフ表示プログラムやグラフが表示される。
【0022】したがって、グラフ表示プログラムを作成
している途中の段階で、作成済の部分のグラフ表示プロ
グラムに基づくグラフ表示を確認することができ、ユー
ザが自身の作成したグラフ表示プログラムが適当である
かどうかを随時確認することができ、グラフ表示プログ
ラムの作成作業の効率化を図るプログラムをコンピュー
タによって実行する記憶媒体を提供することが可能とな
る。
【0023】
【発明の実施の形態】以下、図1〜図10を参照して本
発明に係るグラフ表示装置の実施の形態を詳細に説明す
る。なお、以下の説明において、グラフ表示コマンドと
称する命令には、表示するグラフの種類毎に定められた
所定の引数を設定してグラフを表示させる命令の他、グ
ラフ表示に関するその他の各種命令を含むものとする。
また、グラフ表示プログラムとは、前述のような定義に
よるグラフ表示コマンドを用いて、所定の規則に則って
記述され、一連のグラフ表示処理を実現するプログラム
を意味するものとする。また、統計グラフ表示プログラ
ムは、統計グラフを表示させるためのグラフ表示プログ
ラムである。
【0024】(第1の実施の形態)図1〜図5を参照し
て、本発明の第1の実施の形態におけるグラフ表示装置
1について説明する。
【0025】まず構成を説明する。図1は、本発明の第
1の実施の形態におけるグラフ表示装置1の構成を示す
ブロック図である。この図1において、グラフ表示装置
1は、CPU(Central Processing Unit)2、入力部
3、表示部4、表示駆動回路5、RAM(Random Acces
s Memory)6、ROM(Read Only Memory)7、記憶装
置8、及び記憶媒体9によって構成されている。
【0026】CPU2は、入力部3を介して入力される
指示に基づいて、ROM7または記憶装置8から所定の
プログラムを読み出してRAM6に一時格納し、当該プ
ログラムに基づく各種処理を実行してグラフ表示装置1
の各部を集中制御する。すなわち、CPU2は、前記読
み出した所定プログラムに基づいて各種処理を実行し、
その処理結果をRAM6内のワークエリアに格納すると
もに、表示駆動回路5を介して表示部4に表示させる。
また、入力部3を介して入力される指示に基づいて、前
記処理結果を記憶装置8を介して記憶媒体9に保存させ
る。
【0027】また、CPU2は、後述するグラフ表示コ
マンド入力処理(図2参照)において、[MENU]→
[STAT]→[GRPH]に対応する入力部3のファ
ンクションキーが操作されたと判別された場合には、図
3(b)に示すようなグラフ表示コマンド入力画面4b
を、表示駆動回路5を介して表示部4に表示させ、パラ
メータ値設定処理を行う。そして、入力部3の[EXI
T]キーが押圧操作されることにより、パラメータ値設
定処理が終了すると、CPU2は、図3(c)に示すよ
うに、統計グラフ表示プログラム作成用画面4aのカー
ソル4cの位置に前記設定された内容を書き込む。
【0028】入力部3は、数字入力キー、上下左右移動
キー、作業中のモードを終了するための[EXIT]キ
ー等の各種機能キーの他、各種入力モードに対応して処
理内容を切り換えて使用するファンクションキーF1、
F2、F3、F4等によって構成されるキーボードを備
え、押下されたキーの押下信号をCPU2に出力する。
【0029】表示部4は、LCD等により構成され、表
示駆動回路5から入力される駆動信号に基づく各種表示
を行う。また、この表示部4には、入力部3のファンク
ションキーF1〜F4に対応するF1対応コマンド表示
4d、F2対応コマンド表示4e、F3対応コマンド表
示4f及びF4対応コマンド表示4g、左右移動キーに
対応する左右移動キー対応表示4h等の、作業中のモー
ドにおいて使用可能なキーに対応づけられている処理内
容が表示される。表示駆動回路5は、CPU2から入力
される表示データに基づく駆動信号を生成して、表示部
4の表示制御を行う。
【0030】RAM6は、指定されたアプリケーション
プログラム、入力指示、入力データ及び処理結果等を一
時格納するワークエリアを有する。
【0031】ROM7は、グラフ表示装置1に対応する
基本プログラムを格納している。すなわち、グラフ表示
装置1の電源がON状態にされた際に実行する初期表示
メニュープログラム、各種関数演算プログラム、後述す
るグラフ表示コマンド入力処理プログラム等の書き換え
不要な基本プログラムを格納している。
【0032】記憶装置8は、プログラムやデータ等を記
憶する記憶媒体9を有しており、この記憶媒体9は磁気
的、光学的記憶媒体、若しくは半導体メモリで構成され
ている。この記憶媒体9は記憶装置8に固定的に設けた
もの、若しくは着脱自在に装着するものであり、この記
憶媒体9には当該グラフ表示装置1に対応する各種処理
プログラム及び各処理プログラムで処理されたデータ等
を記憶する。
【0033】また、この記憶媒体9に記憶するプログラ
ム、データ等は、通信回線等を介して接続された他の機
器から受信して記憶する構成にしてもよく、更に、通信
回線等を介して接続された他の機器側に前記記憶媒体9
を備えた記憶装置を設け、この記憶媒体9に記憶されて
いるプログラム、データ等を通信回線を介して使用する
構成にしてもよい。
【0034】次に動作を説明する。図2は、本実施の形
態におけるグラフ表示装置1によって実行されるグラフ
表示コマンド入力処理を示すフローチャートであり、図
3は、図2に示すグラフ表示コマンド入力処理によって
統計グラフ表示プログラムが生成される手順を示す図で
あり、図4は、パラメータ項目“Graph Typ
e”に設定するパラメータ値を切り換える様子を示す図
である。
【0035】グラフ表示装置1は、入力部3を介して各
種メニュー選択を行うことができるプログラムをROM
7内に格納しており、入力部3のキー操作により統計グ
ラフ表示プログラム作成メニューが選択されると、CP
U2は、ROM7から統計グラフ表示プログラムを読み
出して、表示駆動回路5を介して表示部4に統計グラフ
表示プログラム作成用画面4aを表示させる。
【0036】この統計グラフ表示プログラム作成用画面
4a上で、ユーザは、所定のプログラム作成ルールに基
づいて、入力部3を介して統計グラフ表示プログラムの
入力を行う。図3(a)は、統計グラフ表示プログラム
作成用画面4a上に、List1及びList2に対し
て統計データを設定する入力を行った状態を示す図であ
る。図3(a)に示すように、画面最上部の“====
==STATGRPH======”の表示が、統計グ
ラフ表示プログラム作成用画面4aであることを示して
おり、その下段以降に、統計グラフ表示プログラムとし
て、ユーザによってList1及びList2に統計デ
ータが入力されている。また、画面最下部の[TO
P],[BTM],[SRC]及び[MENU]の表示
は、それぞれ入力部3のファンクションキーF1〜F4
の各キーに対応づけられたコマンドの内容を示す、F1
対応コマンド表示4d、F2対応コマンド表示4e、F
3対応コマンド表示4f、及びF4対応コマンド表示4
gである。
【0037】List1及びList2に入力された統
計データを、どのようなグラフで表現するかについて
は、図3(a)最下部に表示されたF4対応コマンド表
示4gの[MENU]に対応する入力部3のファンクシ
ョンキーF4を押圧操作し、これに応じて表示されるメ
ニューの中から更に統計データの演算を行うことを示す
[STAT]、そして更に、統計データをグラフ表示す
ることを示す[GRPH]に対応する入力部3のファン
クションキーを順次押圧操作することによって、グラフ
表示コマンド入力画面を呼び出すことになる。
【0038】そこで、CPU2は、ユーザによって入力
部3を介してキー入力がなされたか否かを判別し(ステ
ップS101)、キー入力がなされていないと判別され
た場合には(ステップS101;NO)、再度ステップ
S101に移行し、キー入力の監視を継続する。また、
キー入力がなされたと判別された場合には(ステップS
101;YES)、該当するキー、すなわち、上述した
ような[MENU]→[STAT]→[GRPH]に対
応する入力部3のファンクションキーが操作されたか否
かを判別し(ステップS102)、そうでないと判別さ
れた場合には、グラフ表示コマンド入力処理以外のその
他の処理へ移行する(ステップS103)。そして、該
当するキーが入力されたと判別された場合には(ステッ
プS102;YES)、CPU2は、図3(b)に示す
ようなグラフ表示コマンド入力画面4bを、表示駆動回
路5を介して表示部4に表示させ、パラメータ値設定処
理を行う(ステップS104)。
【0039】このパラメータ値設定処理は、図3(b)
に示すようなグラフ表示コマンド入力画面4bに対して
行われる。図3(b)において、グラフ表示コマンド入
力画面4b面は、最上部に“StatGraph1”が
表示され、中段に“Graph Type”をはじめと
する各種パラメータ項目(“:”表示の左側)と、各種
パラメータ項目に対応するパラメータ値の内容(“:”
表示の右側)が表示され、そして、最下部には選択中の
項目に対応して入力可能なコマンドや設定可能なパラメ
ータ値に対応する、F1対応コマンド表示4d、F2対
応コマンド表示4e、及びF3対応コマンド表示4fに
よって、各ファンクションキー毎に割り当てられるコマ
ンドの内容が表示されて構成される。
【0040】図3(b)において、選択反転表示4sを
施されている“StatGraph1”が選択中であ
り、最下部の「GPH1],[GPH2]及び[GPH
3]は、この状態において入力可能なファンクションキ
ーF1〜F3の表示としてのF1対応コマンド表示4
d、F2対応コマンド表示4e、及びF3対応コマンド
表示4fである。例えば、[GPH2]に対応するF2
キーを押圧操作すると、“StatGraph1”の表
示が“StatGraph2”に切り替わるとともに、
“StatGraph2”に対応するグラフ表示コマン
ド入力画面に切り替わる。
【0041】図3(b)に示す状態で、入力部3の下移
動キーが押圧操作されると、図4(a)に示すような表
示状態に切り替わる。すなわち、選択中であった“St
atGraph1”の選択反転表示4sは通常表示に変
更されるとともに、“StatGraph1”の1段下
に表示されている“Graph Type”の行が選択
反転表示4sに変更されて選択中であることが示され
る。そして、図3(b)においては、“Graph T
ype”のパラメータ値として「散布図」を示す“Sc
atter”が設定されている。このパラメータ値の設
定は、選択中のパラメータ項目毎に行われる。すなわ
ち、パラメータ項目“Graph Type”に対して
設定可能なパラメータ値として、最下部にはファンクシ
ョンキーF1及びF2に対応して、F1対応コマンド表
示4d[Scat]及びF2対応コマンド表示4e[X
y]が表示されている。
【0042】また、最下部の右端には、左右移動キー対
応表示4hの左方向を指す三角形の表示により、左移動
キーによる操作が可能であることが示されている。そし
て、左移動キーを操作するとグラフ表示コマンド入力画
面の最下部は、図4(b)に示すように、ファンクショ
ンキーF1〜F4に対応するF1対応コマンド表示4d
[Hist],F2対応コマンド表示4e[Box],
F3対応コマンド表示4f[N−Dis]及びF4対応
コマンド表示4g[Brkn]と、左右移動キー対応表
示4hとしての、右移動キーに対応する右方向を指す三
角形の表示に切り換えられる。この状態で、F1対応コ
マンド表示4d[Hist]に対応する入力部3のファ
ンクションキーF1を押圧操作すると、選択中のパラメ
ータ項目“Graph Type”に設定されるパラメ
ータ値が“Hist”に切り換えられる。また、この際
“Graph Type”以下の行に表示されるパラメ
ータ項目は、パラメータ値“Hist”に対応するパラ
メータ項目に変更されている。
【0043】すなわち、“Graph Type”に設
定されるパラメータ値が「散布図」を示す“Scatt
er”である場合には、散布図のX座標に対応するパラ
メータ項目としての“XList”、Y座標に対応する
“YList”、表示部4の1ドットに対していくつの
プロットデータが重なったときに実際にプロット位置に
マークを表示するかを指定する“Frequenc
y”、プロット位置のマーク種類を指定する“Mark
Type”及び生成されるグラフの色を指定する“G
raph color”が表示されているが、“Gra
ph Type”に設定されるパラメータ値が「ヒスト
グラム」を示す“Hist”である場合には、ヒストグ
ラムの表示に必要のないパラメータ項目である“YLi
st”及び“Mark Type”が表示されていな
い。
【0044】このことにより、ユーザは、各パラメータ
項目毎に設定可能な全てのパラメータ値を覚えておく必
要がなく、入力部3の左右移動キーの操作によって切り
替わり、グラフ表示コマンド入力画面最下部に表示され
る複数のパラメータ値の中から所望のパラメータ値を選
択すればよいこととなり、ユーザの負担を軽減すること
ができる。
【0045】同様の操作により、図3(b)に示すよう
に各パラメータ項目毎にパラメータ値が設定され、入力
部3の[EXIT]キーが押圧操作されることにより、
パラメータ値設定処理が終了すると、CPU2は、次い
で、図3(c)に示すように、統計グラフ表示プログラ
ム作成用画面4aのカーソル4cの位置にステップS1
04において設定された内容を書き込み(ステップS1
05)、一連のグラフ表示コマンド入力処理を終了す
る。なお、図3(c)のように入力された統計グラフ表
示プログラムを実行すると、図5に示すように、X軸4
j及びY軸4kによって形成されるデカルト座標内に、
List1及びList2に入力されたデータがプロッ
トされて、グラフ表示画面4iに表示される。
【0046】図3(c)に示すような、“S−Gph1
DrawOn,Scatter,List1,Lis
t2,1,Dot,Blue”というグラフ表示コマン
ドをユーザが入力する際に、上記グラフ表示コマンド入
力処理によれば、入力部3の文字キーを使用して入力す
る場合と比較して入力操作が容易であるばかりでなく、
ユーザは、グラフの種類によって異なる、設定すべきパ
ラメータ値の数やその順序を、全て覚えておいたりマニ
ュアルから探し出す必要がないため、ユーザの負担が軽
減される。
【0047】以上説明したように、本実施の形態におけ
るグラフ表示装置1によれば、CPU2は、グラフ表示
コマンド入力処理(図2参照)において、[MENU]
→[STAT]→[GRPH]に対応する入力部3のフ
ァンクションキーが操作されたと判別された場合には、
図3(b)に示すようなグラフ表示コマンド入力画面4
bを、表示駆動回路5を介して表示部4に表示させ、パ
ラメータ値設定処理を行う。このパラメータ設定処理で
は、“Graph Type”に設定されるパラメータ
値に対応して、グラフ表示コマンドの引数として必要と
なるパラメータ項目が表示される。そして、入力部3の
[EXIT]キーが押圧操作されることにより、パラメ
ータ値設定処理が終了すると、CPU2は、図3(c)
に示すように、統計グラフ表示プログラム作成用画面4
aのカーソル4cの位置に前記設定された内容を書き込
む。
【0048】したがって、グラフ表示コマンドを入力部
3の文字キー等を使用して入力する場合と比較して、入
力操作が容易であるばかりでなく、ユーザは、グラフの
種類によって異なる、設定すべきパラメータ項目の数や
その順序、更に各パラメータ項目毎に設定可能な全ての
パラメータ値等の、グラフ表示コマンドを記述する際の
各種規則を全て覚えておいたりマニュアルから探し出す
必要がないため、グラフ表示プログラムを作成するユー
ザの負担を軽減することができる。
【0049】(第2の実施の形態)図6〜図10を参照
して、本発明の第2の実施の形態におけるグラフ表示装
置1について説明する。まず、構成を説明するが、本第
2の実施の形態におけるグラフ表示装置1の構成は、前
記第1の実施の形態におけるグラフ表示装置1と同様で
あるので、その詳細な説明を省略し、相違点についての
み説明することとする。
【0050】CPU2は、後述するグラフ表示プログラ
ム入力処理(図6参照)において、入力部3を介してな
されたキー入力が[Window]キーによるものであ
ると判別された場合には、表示駆動回路5を介して表示
部4の表示画面にWindowコマンド設定画面4qを
表示させ、ユーザによって入力部3を介して入力される
パラメータ値を受け付けてパラメータ値入力処理を行
う。更に、[EXE]キーが押圧操作されたと判別され
た場合には、CPU2は、パラメータ値入力処理におい
て入力されたパラメータ値に基づくWindowコマン
ドを、グラフ表示プログラム作成用画面4mのカーソル
4cの位置挿入する。
【0051】また、CPU2は、入力部3を介してなさ
れたキー入力が[G←→T]キーによるものであると判
別され、更に、現在の表示状態がグラフ表示プログラム
作成用画面4mであると判別された場合には、当該グラ
フ表示プログラム作成用画面4mに入力されているプロ
グラムの先頭からカーソル4cの位置までのプログラム
の内容を実行し、当該プログラムの内容に基いてグラフ
表示画面4nに対してグラフ表示を行う。一方、入力部
3を介してなされたキー入力が[G←→T]キーによる
ものであると判別され、更に、現在の表示状態がグラフ
表示プログラム作成用画面4mでないと判別された場合
には、表示画面をグラフ表示プログラム作成用画面4m
に切り換える。
【0052】入力部3は、数字入力キー、上下左右移動
キー、[Window]キー、[EXE]キー、[G←
→T]キー等の各種機能キーよって構成されるキーボー
ドを備え、押下されたキーの押下信号をCPU2に出力
する。[Window]キーは、グラフ表示の際のグラ
フ表示画面4nの表示範囲について、X軸の表示範囲の
最小値Xmin 、最大値Xmax 、Y軸の表示範囲の最小値
Ymin 、最大値Ymaxのそれぞれの値によって、デカル
ト座標を設定するWindowコマンドを実行するため
のキーである。[EXE]キーは、グラフ表示プログラ
ム作成用画面4mにおいて作成されたグラフ表示プログ
ラムを実行して、表示部4の表示をグラフ表示画面4n
に切り換えてグラフ表示を行う処理等の各種処理の実行
を指示するためのキーである。[G←→T]キーは、グ
ラフ表示されるグラフ表示画面4nと、テキスト(T)
表示されるグラフ表示プログラム作成用画面4mとを切
り換えるためのキーである。
【0053】次に動作を説明する。図6は、本実施の形
態におけるグラフ表示装置1によって実行されるグラフ
表示プログラム入力処理を示すフローチャートであり、
図7及び図8は、図6に示すグラフ表示プログラム入力
処理によって、グラフ表示プログラムがグラフ表示を確
認しながら生成される手順を示す図であり、図9及び図
10は、生成されたグラフ表示プログラムを実行した際
の表示の流れを示す図である。
【0054】グラフ表示装置1は、入力部3を介して各
種メニュー選択を行うことができるプログラムをROM
7内に格納しており、入力部3のキー操作によりグラフ
表示プログラム作成メニューが選択されると、CPU2
は、ROM7からグラフ表示プログラムを読み出して、
表示駆動回路5を介して表示部4にグラフ表示プログラ
ム作成用画面4mを表示させる。
【0055】このグラフ表示プログラム作成用画面4m
上で、ユーザは、所定のプログラム作成ルールに基づい
て、入力部3を介してプログラムの入力を行う(図7
(a)参照)。そして、CPU2は、ユーザによって入
力部3を介してキー入力がなされたか否かを判別し(ス
テップS201)、キー入力がなされていないと判別さ
れた場合には(ステップS201;NO)、再度ステッ
プS201に移行し、キー入力の監視を継続する。ま
た、キー入力がなされたと判別された場合には(ステッ
プS201;YES)、当該キー入力が[Windo
w]キーによるものであるか否かを判別し(ステップS
202)、[Window]キーによるものであると判
別された場合には(ステップS202;YES)、CP
U2は、表示駆動回路5を介して表示部4の表示画面に
Windowコマンド設定画面4qを表示させる(ステ
ップS203;図8(c)参照)。
【0056】次いで、CPU2は、Windowコマン
ド設定画面4qに対してユーザによって入力部3を介し
て入力されるパラメータ値を受け付けてパラメータ値入
力処理を行う(ステップS204)。更に、CPU2
は、ユーザによって入力部3の[EXE]キーの押圧操
作がなされたか否かを判別し(ステップS205)、入
力されていないと判別された場合には(ステップS20
5;NO)、再度ステップS204に移行してデータ入
力処理を継続する。
【0057】また、[EXE]キーが押圧操作されたと
判別された場合には(ステップS205;YES)、ス
テップS204のパラメータ値入力処理において入力さ
れたパラメータ値に基づくWindowコマンドをグラ
フ表示プログラム作成用画面4mのカーソル4cの位置
に前記Windowコマンドを挿入する(ステップS2
06;図8(b)参照)。そして、CPU2は、現在の
表示状態がグラフ表示プログラム作成用画面4mである
か否かを判別し(ステップS207)、そうであると判
別された場合には(ステップS207;YES)、カー
ソル4cの位置に前記Windowコマンドが挿入され
た状態のプログラムを表示した後(ステップS20
8)、再度ステップS201に移行し、キー入力の監視
を継続する。また、現在の表示状態がグラフ表示プログ
ラム作成用画面4mでないと判別された場合には(ステ
ップS207;NO)、現在の表示状態がグラフ表示画
面4nであると判断して後述するステップS211に移
行する。
【0058】ステップS202において、キー入力が
[Window]キーによるものでないと判別された場
合には(ステップS202;NO)、CPU2は、続い
て、当該キー入力が[G←→T]キーによるものである
か否かを判別し(ステップS209)、そうでないと判
別された場合には(ステップS209;NO)、グラフ
表示(G)とテキスト表示(T)の切換以外の他の処理
を行う(ステップS213)。
【0059】また、[G←→T]キーによるものである
と判別された場合には(ステップS209;YES)、
CPU2は、次いで、現在の表示状態がグラフ表示プロ
グラム作成用画面4mであるか否かを判別し(ステップ
S210)、そうであると判別された場合には(ステッ
プS210;YES)、当該グラフ表示プログラム作成
用画面4mに入力されているプログラムの先頭からカー
ソル4cの位置までのプログラムの内容を実行し(ステ
ップS211)、当該プログラムの内容に基いてグラフ
表示画面4nに対してグラフ表示を行い(ステップS2
12)、再度ステップS201に移行し、キー入力の監
視を継続する。
【0060】また、ステップS210において、現在の
表示状態がグラフ表示プログラム作成用画面4mでない
と判別された場合には(ステップS210;NO)、表
示画面をグラフ表示プログラム作成用画面4mに切り換
え(ステップS214)、再度ステップS201に移行
し、キー入力の監視を継続する。
【0061】以下、図7〜図10を参照して、上述した
グラフ表示プログラム入力処理によってグラフ表示画面
4nに対してグラフ表示が行われる様子の一例につい
て、前述の図6に示すフローチャートの各ステップを参
照しながら説明する。
【0062】図7(a)は、表示部4にグラフ表示プロ
グラム作成用画面4mが表示され、ユーザによって、入
力部3を介してグラフ表示プログラムが入力された様子
を示す図である。この図7(a)において、第1行のコ
マンド“Init”は、ウィンドウ初期化コマンドであ
り、その実行内容は、グラフ表示の際のグラフ表示画面
4nの表示範囲について、X軸の表示範囲の最小値Xmi
n =−4、X軸の表示範囲の最大値Xmax =4、Y軸の
表示範囲の最小値Ymin =−4、Y軸の表示範囲の最大
値Ymax =4としてデカルト座標を設定するウィンドウ
設定コマンド、及びグラフ表示画面4nに描画された全
てのグラフを消去するクリアスクリーンコマンドを含む
一連のウィンドウ初期化処理である。また、第2行のコ
マンド“Graph Y=X2 ”は、グラフ表示画面4
nに関数「Y=X2 」のグラフを表示させるコマンドで
ある。以下、第3行、第5行及び第6行は、グラフ表示
画面4nにそれぞれ指定されたグラフを表示させるコマ
ンドであり、第4行は、ウィンドウ初期化コマンドであ
る。更に、カーソル4cの表示により、ユーザが現在編
集中である位置が示されている。
【0063】図7(a)に示すような表示状態におい
て、入力部3の[G←→T]キーが押圧操作されると、
ステップS209による判別の結果、ステップS210
に移行し、更にステップS210の判別の結果、ステッ
プS211に移行して図7(a)に示すグラフ表示プロ
グラムの先頭(“Init”)から、カーソル4cの位
置(“Graph Y=X+2”)までのプログラムが
実行される。その結果表示画面の内容は、図7(b)の
ように切り換えられる。
【0064】図7(b)は、図7(a)に示すような状
態のグラフ表示プログラム作成用画面4mにおいて[G
←→T]キーが押圧操作された場合のグラフ表示結果を
示す図である。この図7(b)においては、Initコ
マンドによって、デカルト座標が設定された後、全ての
グラフが消去され、更に、Y=X2 のグラフ及びY=X
+2のグラフが順次表示されている。
【0065】図7(b)に示すような表示状態におい
て、入力部3の[Window]キーが押圧操作される
と、ステップS202による判別の結果、ステップS2
03に移行し、図7(c)に示すように、例えば、表示
部4の表示画面の下半分にWindowコマンド設定画
面4qが表示される。そして、このWindowコマン
ド設定画面4qに対して、ステップS204のパラメー
タ入力処理として、入力部3を介してXmin ,Xmax ,
Ymin ,Ymax の各パラメータが入力される。図7
(c)は、Y=X2 のグラフとY=X+2のグラフとの
2つの交点の内、第2象限に属する交点の付近を拡大表
示するために、Windowコマンド設定画面4qの各
パラメータに対して、「Xmin :−2,Xmax :0,Y
min :0,Ymax :2」をそれぞれ設定した様子を示す
図である。
【0066】図7(c)に示すような表示状態におい
て、ステップS205の判別の結果、[EXE]キーが
押圧操作されたと判別されると、ステップS206に移
行して「Xmin :−2,Xmax :0,Ymin :0,Yma
x :2」のパラメータに基づくWindowコマンドを
実行し、この時点での表示は行われないが、バックグラ
ウンドでは、グラフ表示プログラム作成用画面4m中の
カーソル4cの位置に対応する位置に、設定されたパラ
メータを引数とするWindowコマンド“Windo
w −2,0,0,2”を挿入する。その後、ステップ
S207の判別の結果、現在の表示状態がグラフ表示画
面4nであると判別されるとステップS211に移行し
て、プログラムの先頭からカーソル4cの位置までのプ
ログラムの内容を実行して、グラフ表示画面4nの表示
領域を図8(a)のように切り換える。図8(a)は、
Windowコマンド設定画面4qにおいて設定された
パラメータに基づくWindowコマンド“Windo
w −2,0,0,2”によって、Y=X2 のグラフと
Y=X+2のグラフとの2つの交点の内、第2象限に属
する交点の付近が拡大表示された様子を示す図である。
Windowコマンド設定画面4qにおいてパラメータ
を設定した後、図8(a)に示すようなグラフ表示画面
4nを一度表示させることで、ユーザは、自身の設定し
たパラメータが適当な値であったかどうかを確認するこ
とができる。
【0067】図8(a)に示すような表示状態におい
て、入力部3の[G←→T]キーが押圧操作されると、
ステップS209による判別の結果、ステップS210
に移行し、更にステップS210の判別の結果、ステッ
プS214に移行して、図8(b)に示すようなグラフ
表示プログラム作成用画面4mに切り換えられる。図8
(b)は、Windowコマンド設定画面4qにおいて
設定されたパラメータに基づくWindowコマンド
“Window −2,0,0,2”が、グラフ表示プ
ログラム作成用画面4mのカーソル4cの位置に挿入さ
れた様子を示す図である。このように、Windowコ
マンド設定画面4qにおいて設定されたパラメータを引
数として、Windowコマンドが自動的に生成され
て、図8(b)に示すようにカーソル4cの位置に挿入
されるので、ユーザのグラフ表示プログラムのコード記
述の負担は大幅に軽減される。
【0068】図8(b)に示すような表示状態におい
て、入力部3の[Window]キーが押圧操作される
と、ステップS202による判別の結果、ステップS2
03に移行し、図8(c)に示すように、例えば、表示
部4の表示画面の下半分にWindowコマンド設定画
面4qが表示される。そして、このWindowコマン
ド設定画面4qに対して、ステップS204のパラメー
タ入力処理として、入力部3を介してXmin ,Xmax ,
Ymin ,Ymax の各パラメータが入力される。図8
(c)は、Y=X2 のグラフとY=X+2のグラフとの
2つの交点の内、第1象限に属する交点の付近を拡大表
示するために、Windowコマンド設定画面4qの各
パラメータに対して、「Xmin :1,Xmax :3,Ymi
n :3,Ymax:5」をそれぞれ設定した様子を示す図
である。
【0069】図8(c)に示すような表示状態におい
て、ステップS205の判別の結果、[EXE]キーが
押圧操作されたと判別されると、ステップS206に移
行して、グラフ表示プログラム作成用画面4mのカーソ
ル4cの位置に、「Xmin :1,Xmax :3,Ymin :
3,Ymax :5」のパラメータに基づくWindowコ
マンド“Window 1,3,3,5”を挿入する。
その後、ステップS207の判別の結果、現在の表示状
態がグラフ表示プログラム作成用画面4mであると判別
されるとステップS208に移行して、前記Windo
wコマンドが挿入された状態のプログラムが表示され
る。図9(a)は、Windowコマンド設定画面4q
において設定されたパラメータに基づくWindowコ
マンド“Window 1,3,3,5”が、グラフ表
示プログラム作成用画面4mのカーソル4cの位置に挿
入された様子を示す図である。
【0070】図9(a)に示すような表示状態におい
て、入力部3の[G←→T]キーが押圧操作されると、
ステップS209による判別の結果、ステップS210
に移行し、更にステップS210の判別の結果、ステッ
プS211に移行して図9(a)に示すグラフ表示プロ
グラムの先頭(“Init”)から、カーソル4cの位
置(“Window 1,3,3,5”)までのプログ
ラムが実行される。その結果表示画面の内容は、図7
(b)に示すような表示状態→図8(a)に示すような
表示状態→図9(b)に示すような表示状態というよう
に切り換えられる。図9(b)は、Windowコマン
ド設定画面4qにおいて設定されたパラメータに基づく
Windowコマンド“Window 1,3,3,
5”によって、Y=X2 のグラフとY=X+2のグラフ
との2つの交点の内、第1象限に属する交点の付近が拡
大表示された様子を示す図である。
【0071】以上のようにしてグラフ表示プログラムが
作成された後、ユーザによって入力部3を介してグラフ
表示プログラムの実行指示が入力されると、図9(a)
に示すようなグラフ表示プログラムの第1行のInit
コマンドによって、デカルト座標が設定された後、全て
のグラフが消去されてグラフ表示画面4nの初期化がな
され、次いで、第2行及び第3行のGraphコマンド
によって、Y=X2 のグラフ及びY=X+2のグラフが
順次表示され、図9(c)のような表示がなされる。更
に、第4行のWindowコマンド“Window −
2,0,0,2”によって、図10(a)に示すような
第2象限の拡大表示がなされ、次いで、第5行のWin
dowコマンド“Window 1,3,3,5”によ
って、図10(b)に示すような第1象限の拡大表示が
なされる。そして、第6行のInitコマンドによっ
て、再びデカルト座標が設定された後、全てのグラフが
消去されてグラフ表示画面4nの初期化がなされ、第7
行及び第8行のGraphコマンドによって、Y=√X
のグラフ及びY=Xのグラフが順次表示され、図10
(c)のような表示がなされる。
【0072】以上説明したように、本実施の形態におけ
るグラフ表示装置1によれば、CPU2は、グラフ表示
プログラム入力処理(図6参照)において、入力部3を
介してなされたキー入力が[Window]キーによる
ものであると判別された場合には、表示駆動回路5を介
して表示部4の表示画面にWindowコマンド設定画
面4qを表示させ、ユーザによって入力部3を介して入
力されるパラメータ値を受け付けてパラメータ値入力処
理を行う。更に、[EXE]キーが押圧操作されたと判
別された場合には、CPU2は、パラメータ値入力処理
において入力されたパラメータ値に基づくWindow
コマンドを、グラフ表示プログラム作成用画面4mのカ
ーソル4cの位置挿入する。
【0073】また、CPU2は、入力部3を介してなさ
れたキー入力が[G←→T]キーによるものであると判
別され、更に、現在の表示状態がグラフ表示プログラム
作成用画面4mであると判別された場合には、当該グラ
フ表示プログラム作成用画面4mに入力されているプロ
グラムの先頭からカーソル4cの位置までのプログラム
の内容を実行し、当該プログラムの内容に基いてグラフ
表示画面4nに対してグラフ表示を行う。一方、入力部
3を介してなされたキー入力が[G←→T]キーによる
ものであると判別され、更に、現在の表示状態がグラフ
表示プログラム作成用画面4mでないと判別された場合
には、表示画面をグラフ表示プログラム作成用画面4m
に切り換える。
【0074】したがって、Windowコマンド設定画
面4qにおいて設定されたパラメータを引数として、W
indowコマンドが自動的に生成されて、図8(b)
に示すようにカーソル4cの位置に挿入されるので、ユ
ーザのグラフ表示プログラムのコード記述の負担は大幅
に軽減される。また、グラフ表示画面4nにおいて、W
indowコマンド設定画面4qに対してパラメータを
設定した場合、図8(a)に示すようなグラフ表示画面
4nを即時的に表示させることができるため、ユーザ
は、自身の設定したパラメータが適当な値であったかど
うかを確認することができ、グラフ表示プログラムの作
成作業の効率化を図ることができる。
【0075】なお、上述した第1及び第2の実施の形態
の説明によって示される内容は、本発明の一具体例であ
り、統計グラフ表示プログラム作成用画面4aやグラフ
表示プログラム作成用画面4mの表示形態や、入力され
るグラフ表示コマンド、グラフ表示コマンドの引数とな
るパラメータ項目、各パラメータ項目に致して設定可能
なパラメータ値等の詳細な部分に関しては、上述の内容
に限定されるものではない。例えば、グラフ表示プログ
ラム作成用画面4mにおいて、各グラフの表示色を指定
するコマンドを記述することができることとして、Wi
ndowコマンド設定画面4qと同様のコマンド設定画
面を表示させることとしてもよく、この場合、複数のグ
ラフの表示色を設定するとともに、[G←→T]キーの
押圧操作によってグラフ表示を行い、設定した表示色に
よるグラフ表示が見やすいものとなっているか否かを確
認することができる。
【0076】
【発明の効果】請求項1記載の発明によれば、グラフ表
示コマンドを構成する文字列を順次入力する場合と比較
して、入力操作が容易であるばかりでなく、ユーザは、
グラフの種類によって異なる、グラフ表示命令の引数と
なるパラメータ項目の数やその順序、更に各パラメータ
項目毎に設定可能な全てのパラメータ値等の、グラフ表
示コマンドを記述する際の各種規則を全て覚えておいた
りマニュアルから探し出す必要がないため、グラフ表示
プログラムを作成するユーザの負担を軽減することがで
きる。
【0077】請求項2記載の発明によれば、請求項1記
載の発明の効果に加えて、グラフ表示プログラムを作成
する画面において、編集中の箇所に表示されるカーソル
の位置等に、完成されたグラフ表示命令を順次挿入して
表示することができるため、従来のようなグラフ表示プ
ログラムの記述方法を踏襲しつつ、グラフ表示プログラ
ムを作成するユーザの負担を軽減することができる。
【0078】請求項3記載の発明によれば、グラフ表示
プログラムを作成している途中の段階で、作成済の部分
のグラフ表示プログラムに基づくグラフ表示を確認する
ことができるため、ユーザは、自身の作成したグラフ表
示プログラムが適当であるかどうかを随時確認すること
ができ、グラフ表示プログラムの作成作業の効率化を図
ることができる。
【0079】請求項4記載の発明によれば、請求項3記
載の発明の効果に加えて、グラフ表示コマンドを構成す
る文字列を順次入力する場合と比較して、入力操作が容
易であるばかりでなく、ユーザは、グラフの種類によっ
て異なる、グラフ表示命令の引数となるパラメータ項目
の数やその順序等の、グラフ表示コマンドを記述する際
の各種規則を全て覚えておいたりマニュアルから探し出
す必要がないため、グラフ表示プログラムを作成するユ
ーザの負担を軽減することができる。また、グラフ表示
プログラムを作成する画面において、編集中の箇所に表
示されるカーソルの位置等に、完成されたグラフ表示命
令を順次挿入して表示することができるため、従来のよ
うなグラフ表示プログラムの記述方法を踏襲しつつ、グ
ラフ表示プログラムを作成するユーザの負担を軽減する
ことができる。
【0080】請求項5記載の発明によれば、グラフ表示
コマンドを構成する文字列を順次入力する場合と比較し
て、入力操作が容易であるばかりでなく、グラフの種類
によって異なる、グラフ表示命令の引数となるパラメー
タ項目の数やその順序、更に各パラメータ項目毎に設定
可能な全てのパラメータ値等の、グラフ表示コマンドを
記述する際の各種規則をユーザが全て覚えておいたりマ
ニュアルから探し出す必要がなく、グラフ表示プログラ
ムを作成するユーザの負担を軽減するプログラムをコン
ピュータによって実行する記憶媒体を提供することが可
能となる。
【0081】請求項6記載の発明によれば、グラフ表示
プログラムを作成している途中の段階で、作成済の部分
のグラフ表示プログラムに基づくグラフ表示を確認する
ことができ、ユーザが自身の作成したグラフ表示プログ
ラムが適当であるかどうかを随時確認することができ、
グラフ表示プログラムの作成作業の効率化を図るプログ
ラムをコンピュータによって実行する記憶媒体を提供す
ることが可能となる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1の実施の形態におけるグラフ表示
装置1の構成を示すブロック図である。
【図2】本発明の第1の実施の形態におけるグラフ表示
装置1によって実行されるグラフ表示コマンド入力処理
を示すフローチャートである。
【図3】図2に示すグラフ表示コマンド入力処理によっ
て統計グラフ表示プログラムが生成される手順を示す図
であり、図3(a)は、統計グラフ描画プログラム作成
用画面4a上に、List1及びList2に対して統
計データを設定する入力を行った状態を示す図、図3
(b)は、グラフ表示コマンド入力画面4b上でパラメ
ータ値設定処理を行っている状態を示す図、図3(c)
は、図3(b)に示すグラフ表示コマンド入力画面4b
において設定された内容に基づいてグラフ表示コマンド
が統計グラフ表示プログラム作成用画面4aのカーソル
4cの位置に書き込まれた状態を示す図である。
【図4】パラメータ項目“Graph Type”に設
定するパラメータ値を切り換える様子を示す図であり、
図4(a)は、「散布図」を示す“Scatter”が
設定されるとともに、散布図を表示する際に必要とされ
るパラメータ項目が表示されている状態を示す図、図4
(b)は、「ヒストグラム」を示す“Hist”が設定
されるとともに、ヒストグラムを表示する際に必要とさ
れるパラメータ項目が表示されている状態を示す図であ
る。
【図5】図3(c)に示すような統計グラフ表示プログ
ラムを実行した際に表示部4に表示されるグラフを示す
図である。
【図6】本発明の第2の実施の形態におけるグラフ表示
装置1によって実行されるグラフ表示プログラム入力処
理を示すフローチャートである。
【図7】図6に示すグラフ表示プログラム入力処理によ
って、グラフ表示プログラムがグラフ表示を確認しなが
ら生成される手順を示す図であり、図7(a)は、グラ
フ表示プログラム作成用画面4mに対してグラフ表示プ
ログラムが入力された様子を示す図、図7(b)は、図
7(a)に示すような状態のグラフ表示プログラム作成
用画面4mにおいて[G←→T]キーが押圧操作された
場合のグラフ表示結果を示す図、図7(c)は、図7
(b)に示すような状態のグラフ表示画面4nにおいて
[Window]キーが押圧操作され、Windowコ
マンド設定画面4qが表示されている様子を示す図であ
る。
【図8】図7(c)以降に続く図であり、図8(a)
は、図7(c)に示すWindowコマンド設定画面4
qにおいて設定されたパラメータに基いてグラフ表示画
面4nの第2象限に属する交点の付近が拡大表示された
様子を示す図、図8(b)は、Windowコマンド
“Window −2,0,0,2”が、グラフ表示プ
ログラム作成用画面4mのカーソル4cの位置に挿入さ
れた様子を示す図、図8(c)は、図8(b)に示すよ
うな状態のグラフ表示プログラム作成用画面4mにおい
て[Window]キーが押圧操作され、Window
コマンド設定画面4qが表示されている様子を示す図で
ある。
【図9】図8(c)以降に続く図であり、図9(a)
は、Windowコマンド“Window 1,3,
3,5”が、グラフ表示プログラム作成用画面4mのカ
ーソル4cの位置に挿入された様子を示す図、図9
(b)は、Windowコマンド“Window 1,
3,3,5”によって、グラフ表示画面4nの第1象限
に属する交点の付近が拡大表示された様子を示す図、図
9(c)は、図9(a)に示すようなグラフ表示プログ
ラムの第3行目までが実行された状態を示す図である。
【図10】図9(c)以降に続く図であり、図10
(a)は、図9(a)に示すようなグラフ表示プログラ
ムの第4行目までが実行された状態を示す図、図10
(b)は、第5行目までが実行された状態を示す図、図
10(c)は、第8行目までが実行された状態を示す図
である。
【符号の説明】
1 グラフ表示装置 2 CPU 3 入力部 4 表示部 5 表示駆動回路 6 RAM 7 ROM 8 記憶装置 9 記憶媒体

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】グラフの表示に関する命令として予め用意
    された各種グラフ表示命令の中から所望のグラフ表示命
    令を選択するグラフ表示命令選択手段と、 このグラフ表示命令選択手段によって選択されたグラフ
    表示命令の引数として対応づけられたパラメータ項目を
    抽出する抽出手段と、 この抽出手段によって抽出されたパラメータ項目毎に予
    め用意された複数のパラメータ値の中から所望のパラメ
    ータ値を選択するパラメータ値選択手段と、 前記パラメータ値選択手段によって選択された前記パラ
    メータ項目毎のパラメータ値を、前記グラフ表示命令選
    択手段によって選択されたグラフ表示命令の引数として
    前記グラフ表示命令を完成させて、所定の規則に従った
    グラフ表示プログラムの作成を行うプログラム作成手段
    と、 このプログラム作成手段によって作成されるグラフ表示
    プログラムに基づいて生成されるグラフを表示する表示
    手段と、 を備えたことを特徴とするグラフ表示装置。
  2. 【請求項2】前記表示手段は、前記プログラム作成手段
    によって随時作成編集される前記グラフ表示プログラム
    の現在編集位置を識別表示し、前記プログラム作成手段
    によって前記グラフ表示命令が完成された際には、前記
    現在編集位置の識別表示位置に、当該完成されたグラフ
    表示命令を挿入して表示することを特徴とする請求項1
    記載のグラフ表示装置。
  3. 【請求項3】所定の規則に従ったグラフ表示プログラム
    を作成するプログラム作成手段と、 このプログラム作成手段によって作成されるグラフ表示
    プログラム及び当該グラフ表示プログラムに基づいて生
    成されるグラフを表示する表示手段と、 この表示手段によって表示される内容を、前記グラフ表
    示プログラムまたは前記グラフのいずれか一方に適宜切
    り換える切換手段と、 を備え、 前記表示手段は、前記プログラム作成手段によって随時
    作成編集される前記グラフ表示プログラムの現在編集位
    置を識別表示し、前記切換手段によって前記グラフ表示
    プログラムの表示からグラフの表示へと切り換えられた
    際には、前記グラフ表示プログラムの開始位置から前記
    識別表示位置までのプログラムに基づくグラフを順次表
    示することを特徴とするグラフ表示装置。
  4. 【請求項4】グラフの表示に関する命令として予め用意
    された各種グラフ表示命令の中から所望のグラフ表示命
    令を選択するグラフ表示命令選択手段と、 このグラフ表示命令選択手段によって選択されたグラフ
    表示命令の引数として対応づけられたパラメータ項目を
    抽出する抽出手段と、 この抽出手段によって抽出されたパラメータ項目毎所望
    のパラメータ値を設定するパラメータ値設定手段と、 を備え、 前記表示手段は、前記グラフ表示プログラムの表示内ま
    たは前記グラフの表示内の所定位置に、前記抽出手段に
    よって抽出されたパラメータ項目毎に所望のパラメータ
    値を設定するための表示を行い、 前記プログラム作成手段は、前記表示手段の前記パラメ
    ータ設定表示に対して、前記パラメータ値設定手段によ
    って設定された前記パラメータ項目毎のパラメータ値
    を、前記グラフ表示命令選択手段によって選択されたグ
    ラフ表示命令の引数として前記グラフ表示命令を完成さ
    せて、前記グラフ表示プログラムの現在編集位置に、当
    該完成されたグラフ表示命令を挿入することを特徴とす
    る請求項3記載のグラフ表示装置。
  5. 【請求項5】コンピュータが実行可能なプログラムを格
    納した記憶媒体であって、 グラフの表示に関する命令として予め用意された各種グ
    ラフ表示命令の中から所望のグラフ表示命令を選択する
    ためのコンピュータが実行可能なプログラムコードと、 前記選択されたグラフ表示命令の引数として対応づけら
    れたパラメータ項目を抽出するためのコンピュータが実
    行可能なプログラムコードと、 前記抽出されたパラメータ項目毎に予め用意された複数
    のパラメータ値の中から所望のパラメータ値を選択する
    ためのコンピュータが実行可能なプログラムコードと、 前記選択された前記パラメータ項目毎のパラメータ値
    を、前記選択されたグラフ表示命令の引数として前記グ
    ラフ表示命令を完成させて、所定の規則に従ったグラフ
    表示プログラムの作成を行うためのコンピュータが実行
    可能なプログラムコードと、 前記作成されるグラフ表示プログラムに基づいて生成さ
    れるグラフを表示手段に表示させるためのコンピュータ
    が実行可能なプログラムコードと、 を含むプログラムを格納したことを特徴とする記憶媒
    体。
  6. 【請求項6】コンピュータが実行可能なプログラムを格
    納した記憶媒体であって、 所定の規則に従ったグラフ表示プログラムを作成するた
    めのコンピュータが実行可能なプログラムコードと、 前記作成されるグラフ表示プログラム及び当該グラフ表
    示プログラムに基づいて生成されるグラフを表示手段に
    表示させるためのコンピュータが実行可能なプログラム
    コードと、 前記表示手段によって表示される内容を、前記グラフ表
    示プログラムまたは前記グラフのいずれか一方に適宜切
    り換えるためのコンピュータが実行可能なプログラムコ
    ードと、 随時作成編集される前記グラフ表示プログラムの現在編
    集位置を前記表示手段に識別表示させ、前記グラフ表示
    プログラムの表示からグラフの表示へと切り換えられた
    際には、前記グラフ表示プログラムの開始位置から前記
    識別表示位置までのプログラムに基づくグラフを前記表
    示手段に順次表示させるためのコンピュータが実行可能
    なプログラムコードと、 を含むプログラムを格納したことを特徴とする記憶媒
    体。
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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2011248779A (ja) * 2010-05-28 2011-12-08 Casio Comput Co Ltd グラフ表示装置およびプログラム
JP2012048738A (ja) * 2011-11-10 2012-03-08 Casio Comput Co Ltd グラフ表示装置およびプログラム
US9007376B2 (en) 2010-03-29 2015-04-14 Casio Computer Co., Ltd. Graph display apparatus and graph display method

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