JP2000131595A - カメラ及び焦点調節装置 - Google Patents

カメラ及び焦点調節装置

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JP2000131595A
JP2000131595A JP30100698A JP30100698A JP2000131595A JP 2000131595 A JP2000131595 A JP 2000131595A JP 30100698 A JP30100698 A JP 30100698A JP 30100698 A JP30100698 A JP 30100698A JP 2000131595 A JP2000131595 A JP 2000131595A
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focus
lens
interchangeable lens
area
focus detection
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JP30100698A
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Masataka Ide
昌孝 井出
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Olympus Optical Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】より広い範囲にわたって測距可能とし、タイム
ラグを抑えて操作性を損なうことがないようにするこ
と。 【解決手段】カメラボディ1に、自動焦点調節に利用可
能なボディ情報を交換レンズ4に出力するボディ情報出
力部2を持たせる。また、交換レンズ4側には、エリア
センサ3Aと焦点検出光学系3Bでなり、焦点状態を検
出する焦点情報検出部3と、該焦点情報検出部3の検出
結果と上記ボディ情報出力部2から出力されたボディ情
報とを利用して、交換レンズ4を合焦位置に駆動する駆
動部5とを設ける。而して、カメラボディ1内のボディ
情報出力部2はボディ情報を交換レンズ4側に送り、交
換レンズ4側では、駆動部5は上記ボディ情報を受信
し、焦点情報検出部3の焦点検出出力と上記ボディ情報
とに基づいて焦点調節動作を行う。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、レンズ交換可能な
カメラ、及びそのようなカメラに用いられる焦点調節装
置に関し、特に、広い視野範囲に対して焦点調節するこ
とが可能な焦点調節装置に関する。
【0002】
【従来の技術】例えば、特開平10−104502号公
報には、カメラボディ内に焦点検出装置を有するレンズ
交換可能なカメラシステムが開示されている。
【0003】上記従来技術においては、撮影レンズを通
過した光束をカメラボディ内のサブミラーによりボディ
下部に反射してエリア位相差検出装置に導き、広範囲な
領域で焦点検出を行なうことが可能である。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかし、上記従来の一
眼レフタイプのカメラでカメラボディ内で焦点検出を行
なう方式では、焦点検出エリアを大きくするためには、
それに応じてサブミラーを大きくしなければならない。
ところがサブミラーを大きくすると、フォーカルプレー
ンシャッタに当たってしまうので、その大きさは制限さ
れる。
【0005】さらに、サブミラーを大きくすると、撮影
時のミラーのアップダウンの負荷が大きくなり、レリー
ズタイムラグが大きくなったり、連写速度が低下してし
まう。
【0006】また、焦点検出エリアを大きくすると、画
面周辺にいくほど収差が大きくなるので、交換レンズ内
のメモリから膨大な収差補正データをボディ側の焦点調
節部に通信する必要があり、通信時間等が大きくなる。
【0007】本発明は、上記の点に鑑みてなされたもの
で、より広い範囲にわたって測距可能とし、タイムラグ
を抑えて操作性を損なうことがない自動焦点調節装置及
びそれを用いたカメラを提供することを目的とする。
【0008】
【課題を解決するための手段】上記の目的を達成するた
めに、請求項1に記載の発明によるカメラは、ボディと
交換レンズを有する自動焦点調節可能なカメラであっ
て、ボディに設けられた、上記自動焦点調節に利用可能
なボディ情報を交換レンズに出力するボディ情報出力手
段と、交換レンズに設けられた、焦点状態を検出する焦
点情報検出手段と、交換レンズに設けられた、上記焦点
情報検出手段の検出結果と上記ボディ情報出力手段から
出力されたボディ情報とを利用して、交換レンズを合焦
位置に駆動する駆動手段と、を備えることを特徴とす
る。
【0009】即ち、図1の(A)の概念図に示すよう
に、カメラボディ1に自動焦点調節に利用可能なボディ
情報を交換レンズ4に出力するボディ情報発生手段とし
てのボディ情報出力部2を持たせ、また、交換レンズ4
側に、焦点状態を検出する焦点情報検出手段としてのエ
リアセンサ3Aと焦点検出光学系3Bでなる焦点情報検
出部3と、上記焦点情報検出部3の検出結果と上記ボデ
ィ情報出力部2から出力されたボディ情報とを利用し
て、交換レンズ4を合焦位置に駆動する駆動手段として
の駆動部5とを備えるようにしている。
【0010】而して、このようなカメラでは、カメラボ
ディ1内のボディ情報出力部2はボディ情報を交換レン
ズ4側に送り、交換レンズ4側では、駆動部5は上記ボ
ディ情報を受信し、焦点情報検出部3の焦点検出出力と
上記ボディ情報とに基づいて焦点調節動作を行う。従っ
て、交換レンズ4側で焦点検出するので、焦点検出エリ
アを広くすることかできる。また、ボディ情報も用いて
高精度に且つ当該交換レンズが装着されるカメラボディ
に即した自動焦点調節を行うことが可能となる。
【0011】なおここで、ボディ情報とは、例えば、フ
ランジバックずれデータ、CCD面積、AFモード、ボ
ディ側の焦点情報、銀塩ボディかCCDボディかの区
別、等々である。
【0012】また、請求項2に記載の発明による焦点調
節装置は、ボディと交換レンズを有するカメラに用いら
れる自動焦点調節装置であって、ボディに設けられた、
上記自動焦点調節に利用可能なボディ情報を交換レンズ
に出力するボディ情報出力手段と、交換レンズに設けら
れた、焦点状態を検出する焦点情報検出手段と、交換レ
ンズに設けられた、上記焦点情報検出手段の検出結果と
上記ボディ情報出力手段から出力されたボディ情報とを
利用して、交換レンズを合焦位置に駆動する駆動手段
と、を備えることを特徴とする。
【0013】即ち、図1の(A)の概念図に示すよう
に、カメラボディ1に自動焦点調節に利用可能なボディ
情報を交換レンズ4に出力するボディ情報発生手段とし
てのボディ情報出力部を持たせ、また、交換レンズ4側
に、焦点状態を検出する焦点情報検出手段としてのエリ
アセンサ3Aと焦点検出光学系3Bでなる焦点情報検出
部3と、上記焦点情報検出部3の検出結果と上記ボディ
情報出力部2から出力されたボディ情報とを利用して、
交換レンズ4を合焦位置に駆動する駆動手段としての駆
動部6とを備えるようにしている。
【0014】而して、このような焦点調節装置では、カ
メラボディ1内のボディ情報出力部2はボディ情報を交
換レンズ4側に送り、交換レンズ4側では、駆動部5は
上記ボディ情報を受信し、焦点情報検出部3の焦点検出
出力と上記ボディ情報とに基づいて焦点調節動作を行
う。従って、交換レンズ4側で焦点検出するので、焦点
検出エリアを広くすることかできる。また、ボディ情報
も用いて高精度に且つ当該交換レンズが装着されるカメ
ラボディに即した自動焦点調節を行うことが可能とな
る。
【0015】そして、請求項3に記載の発明による焦点
調節装置は、ボディと交換レンズを有するカメラに用い
られる自動焦点調節装置であって、ボディに設けられ
た、上記自動焦点調節に利用可能なボディ情報を交換レ
ンズに出力するボディ情報出力手段と、交換レンズに設
けられた、焦点状態を検出する焦点情報検出手段と、上
記ボディ情報に基づいて、上記焦点情報検出手段の画像
上の焦点検出対象エリアを決定する焦点検出対象エリア
決定手段と、交換レンズに設けられた、少なくとも上記
焦点情報検出手段の検出結果を利用して、交換レンズを
合焦位置に駆動する駆動手段と、を備えることを特徴と
する。
【0016】即ち、図1の(B)の概念図に示すよう
に、カメラボディ1に自動焦点調節に利用可能なボディ
情報を交換レンズ4に出力するボディ情報発生手段とし
てのボディ情報出力部を持たせ、また、交換レンズ4側
に、焦点状態を検出する焦点情報検出手段としてのエリ
アセンサ3Aと焦点検出光学系3Bでなる焦点情報検出
部3と、上記ボディ情報に基づいて、上記焦点情報検出
部3の画像上の焦点検出対象エリアを決定する焦点検出
対象エリア決定手段としての焦点検出対象エリア決定部
6と、少なくとも上記焦点情報検出部3の検出結果を利
用して、交換レンズを合焦位置に駆動する駆動手段とし
ての駆動部5とを備えるようにしている。
【0017】而して、このような焦点調節装置では、カ
メラボディ1内のボディ情報出力部2はボディ情報を交
換レンズ4側に送り、交換レンズ4側では、焦点検出対
象エリア決定部6は上記ボディ情報を受信し、それに基
づいて焦点情報検出部3の画像上の焦点検出対象エリア
を決定する。そして、駆動部5は、少なくとも焦点情報
検出部3の焦点検出出力を利用して焦点調節動作を行
う。従って、交換レンズ4側で焦点検出するので、焦点
検出エリアを広くすることかできる。また、ボディ情報
も用いて高精度に且つ当該交換レンズが装着されるカメ
ラボディに即した自動焦点調節を行うことが可能とな
る。
【0018】なおここで、ボディの事情で焦点検出対象
エリアの変更や、有効受光面に対応するエリアのみにし
て処理の無駄をはぶくことも可能である。また、高速が
必要な事情がボディ情報から分かれば、焦点検出対象エ
リアを絞って処理速度を上げるようにしても良い。
【0019】
【発明の実施の形態】以下、本発明の一実施の形態を図
面を参照して説明する。
【0020】図2は、本発明の一実施の形態にかかる焦
点調節装置が適用されたカメラの光路図を示したもので
ある。この図は、カメラボディの種類がCCDボディの
場合を示している。
【0021】同図において、交換レンズ4は、焦点調節
用レンズ11a等を含む撮影光学系11,絞り12,ビ
ームスプリッタ13,第1焦点検出部15等から構成さ
れている。被写体からの光束は、撮影光学系11を通過
し、ビームスプリッタ13により上記光束の一部をCC
Dボディであるカメラボディ1aへ、またその一部をミ
ラー14を介して第1焦点検出部15にそれぞれ導かれ
る。
【0022】第1焦点検出部15は、位相差検出方式を
採用しており、広範囲に焦点検出領域を有する位相差光
学系ユニット及びエリアAFセンサを有している(図示
せず)。
【0023】絞り12は、シャッタ機能を有しており、
所定の絞り開口を保持することが可能であると共に、完
全に遮光する機能も有している。
【0024】一方、撮影光学系11を通過しカメラボデ
ィ1a内へ導かれた被写体光束は、さらにビームスプリ
ッタ21によりその光束の一部は赤外光成分をカットす
る赤外カットフィルタ22及びモアレを低減させる光学
的LPF(ローパスフィルタ)23を介して撮像素子
(CCD)24に導かれる。他方の一部の光束は、ミラ
ー25で反射された後、ファインダ光学系26に導かれ
る。
【0025】なお、CCDボディには、バージョン(タ
イプ)によって、赤外カットフィルタ22及び光学的L
PF23を備えていないものも存在する。このようなバ
ージョンのCCDボディにおいては、組み立て時に、当
該CCDボディに内蔵された後述するボディマイクロコ
ンピュータ(以下、ボディマイコンと略称する)内のE
EPROMにデータが書き込まれ記憶され、焦点検出時
にそのデータが読み出されピント補正に使用される。
【0026】図3の(A)及び(B)は、上記第1焦点
検出部15内のエリアセンサ32の光電変換素子P上に
被写体からの光束を導く焦点検出光学系(位相差検出光
学系)の構成を示す側面図及び斜視図である。
【0027】これらの図において、Lは撮影レンズ(撮
影光学系11)、Sは視野マスク、Cはコンデンサレン
ズ、Kは撮影レンズLの光軸に対して略対称に配置され
た開口部K1,K2を有するセパレータ絞り、H1,H
2はセパレータ絞りK1,K2に対応してその後方に配
置されたセパレータレンズである。なお、これらの図で
は、前述のビームスプリッタ13及び全反射ミラー14
は省略している。
【0028】撮影レンズLの射出瞳の領域L1,L2を
通過して入射した被写体光束は、視野マスクS、コンデ
ンサレンズC、セパレータ絞りKの開口部K1,K2及
びセパレータレンズH1,H2を通りエリアセンサ32
の光電変換素子P上に再結像される。
【0029】撮影レンズLが合焦即ち結像面G上に被写
体像Iが形成される場合、その被写体像Iはコンデンサ
レンズC及びセパレータレンズH1,H2によって光軸
Oに対して垂直な2次結像面P(エリアセンサ32の光
電変換素子P上)に再結像されて第1像I1 ,第2像I
2 となる。
【0030】これに対して、撮影レンズLが前ピン即ち
結像面Gの前方に被写体像Fが形成される場合、その被
写体像Fはお互いにより光軸Oに近づいた形で光軸Oに
対して垂直に再結像されて第1像F1 ,第2像F2 とな
る。
【0031】また、撮影レンズLが後ピン即ち結像面G
の後方に被写体像Rが形成される場合には、その被写体
像Rはお互いにより光軸Oから離れた形で、光軸Oに対
して垂直に再結像されて第1像R1 ,第2像R2 とな
る。
【0032】従って、これら第1像と第2像の間隔を検
出することにより、撮影レンズLの合焦状態を前ピン、
後ピンを含めて検出することができる。具体的には、第
1像と第2像の光強度分布をエリアセンサ32の被写体
像データ出力により求めて、両像の間隔を測定する。
【0033】図4は、図2のカメラボディ1a及び交換
レンズ4内の電気的構成を示すブロック図である。
【0034】ここで、交換レンズ4内のレンズマイクロ
コンピュータ(以下、レンズマイコンと略称する)31
は、当該交換レンズ4の制御装置であり、例えば内部に
CPU(中央処理装置)31a,ROM31b,RAM
31c,A/Dコンバータ(ADC)31eを有するコ
ントローラである。レンズマイコン31の内部のROM
31bに格納されたシーケンスプログラムに従って、該
レンズマイコン31内のCPU31aが後述するような
一連の動作を行う。また、レンズマイコン31は、その
内部にEEPROM31dを有しており、焦点調節制御
等に関する補正データをボディ毎に記憶することができ
る。
【0035】上記第1焦点検出部15の一部であるエリ
アセンサ32は、レンズマイコン31によりその動作を
制御され、エリアセンサ32の出力するセンサデータ
(被写体像データ)は、レンズマイコン31内のADC
31eでA/D変換されて、該レンズマイコン31内の
RAM31cに格納される。
【0036】レンズマイコン31は、上記センサデータ
に基づいて焦点検出演算を行い、さらにCCDボディ1
a内のボディマイコン41から送信される補正データに
基づいて補正演算を行って、焦点調節用レンズ11aの
駆動量,駆動方向,駆動速度等を算出する。
【0037】ここで、第1焦点検出部15は、交換レン
ズ4の種類に応じて最適化された焦点検出精度、デフォ
ーカス検出範囲等の特性を有するように設定されてい
る。
【0038】レンズ駆動部34は、レンズマイコン31
からの司令に基づいて、焦点調節用レンズ11aを駆動
する。また、絞り駆動部33は、レンズマイコン31か
らの司令に基づいて、絞り12を駆動する。
【0039】交換レンズ4とCCDボディ1aとを接続
する部分には、交換レンズ4側とCCDボディ1a側と
の通信を行うための複数の電気的接点7が設けられてい
る。また、該交換レンズ4には、エリア選択スイッチ3
5〜37が設けられており、それらのスイッチ35〜3
7の操作信号がレンズマイコン31に供給されるように
なっている。
【0040】ここで、エリア選択スイッチ35〜37
は、図5の(A)に示すように、十字型のキーとして構
成され、それらを操作することにより、図5の(B)に
示すように、選択エリアを電子式ビューファインダ(E
VF)の画像上で上下左右に移動できる。さらにこの様
子は、例えば後述するようなCCDボディでは、液晶画
面上で確認できる。またここで、上記十字型のキーの中
央部を押圧すると、選択エリアが拡大され、所定の大き
さまで拡大すると最小の大きさに戻り、再び拡大する。
【0041】図6は、エリアセンサ32の内部構成を示
す図である。
【0042】該エリアセンサ32の画素部300(光電
変換素子P)は、2次元的に配列された複数の画素ユニ
ット301により構成されている。
【0043】積分制御部313は、レンズマイコン31
の制御信号に応じて画素部300の積分を制御する。
【0044】各画素ユニット301の出力V0 は、垂直
シフトレジスタ308と水平シフトレジスタ309とに
より選択されてバッファ310に入力される。このバッ
ファ310の出力は、レンズマイコン31内のADC3
1dに入力され、A/D変換される。
【0045】また、各画素ユニット301の出力VM
は、所定の複数(例えば、同図に311で示すようなn
×3個)の画素ユニット301の出力VM を接続して、
それぞれスイッチMSEL1〜MSELnを介してバッ
ファ312に入力される。複数の画素ユニット301の
出力VM を接続した点Mの電位は、311内の複数のV
M のピーク値に相当する電位が発生するピーク検出回路
を構成する。
【0046】従って、スイッチMSEL1〜MSELn
を順にオンさせると、各311内のピーク値に相当する
電位をバッファ312を介してモニタすることができ
る。
【0047】バッファ312の出力VP は、レンズマイ
コン31内のADC31dに入力されてA/D変換され
る。
【0048】次に、画素ユニット301の構成につい
て、図5の(C)を参照して説明する。
【0049】光電変換素子であるフォトダイオード30
2は、該フォトダイオード302で発生する電荷を蓄積
する蓄積容量303と増幅器304に接続されている。
【0050】増幅器304の出力は、それぞれ水平シフ
トレジスタ309及び垂直シフトレジスタ308からの
信号Xn及びYnにより選択されオンされるスイッチ3
05及びスイッチ306を介して、出力V0 に接続され
る。また、増幅器304の出力は、ドレインをGNDに
接続されたPMOSトランジスタ307のゲートに接続
され、該PMOSトランジスタ307のソースは、モニ
タ出力VM に接続される。
【0051】図5の(D)は、撮影画面内のエリア1〜
nの配置を示している。各エリア1〜nは、スイッチM
SL1〜nに対応しており、これらスイッチMSL1〜
nの内の1個のスイッチMSLmをオンすると、それに
応じたエリアm内のピーク出力を観測することができ
る。また、スイッチMSL1〜nの内の複数のスイッチ
をオンすると、それら複数スイッチに対応する複数エリ
ア内のピーク値をモニタすることができ、例えば全スイ
ッチMSL1〜nをオンすると、全エリア内のピーク値
をモニタすることができる。
【0052】ここで、図4に戻り、CCDボディである
カメラボディ1aの電気的な構成について説明する。
【0053】即ち、ボディマイコン41は、当該カメラ
ボディ1aの制御装置であり、例えば内部にCPU(中
央処理装置)41a,ROM41b,RAM41c,A
/Dコンバータ(ADC)41eを有するコントローラ
である。ボディマイコン41内のCPU41aは、ボデ
ィマイコン41の内部のROM41bに格納されたシー
ケンスプログラムに従って一連の動作を行っている。ま
た、このボディマイコン41は、その内部にEEPRO
Mを有しており、焦点調節、測光、AWB(オートホワ
イトバランス)、ストロボ制御等に関する補正データを
ボディ毎に記憶することができる。
【0054】撮像素子(CCD)24は、撮影光学系1
1により形成される被写体像を撮像して電気信号に変換
する。映像信号処理部42は、上記CCD24からの電
気信号に応じて映像信号を作成する。この映像信号は、
撮影時の画像データとして所定の処理を行った後、記録
部44に記録される。
【0055】また、第2焦点検出部43は、上記映像信
号処理部42の出力する映像信号に基づいて焦点検出を
行う。
【0056】測光部45は、上記映像信号に基づいて、
被写体の輝度に応じた測光出力、露出時のシャッタスピ
ードや絞り値を算出する。
【0057】ボディマイコン41は、上記シャツタスピ
ードに基づいて撮影時のCCD24の電子シャッタを制
御する。また、該ボディマイコン41は、上記絞り値デ
ータをレンズマイコン31に送信する。撮影時は、レン
ズマイコン31によって撮影光学系11内の絞り12の
制御が行われる。
【0058】表示部46は、CCD24により撮像され
た映像やカメラ内部の情報をEVFや外部LCD,LE
D等により表示するもので、ボディマイコン41により
制御される。
【0059】1RSW(ファーストレリーズスイッチ)
47及び2RSW(セカンドレリーズスイッチ)48
は、レリーズボタンに連動したスイッチで、レリーズボ
タンの第1段階の押し下げにより1RSW47がオン
し、引き続いて第2段階の押し下げで2RSW48がオ
ンする。ボディマイコン41は、1RSW47のオンで
測光並びにAFを行い、2RSW48のオンで露出動作
と画像記録動作を行う。
【0060】そして、交換レンズ4を装着するマウント
部には、該カメラボディ1a側と交換レンズ4側との通
信を行うための複数の電気的接点8が設けられている。
【0061】ところで、このようなCCD24により撮
像するCCDボディと、銀塩フィルムに画像を撮影する
銀塩ボディとでは、もともと構造的な理由で、フランジ
バック(レンズマウント〜撮像面の距離)を等しくでき
ない場合がある。そのために、フランジバックのずれに
相当するデータを、交換レンズ4内の焦点検出結果に加
味して、合焦か否かを判定する必要がある。そこで、ボ
ディ種類毎のフランジバックずれデータをボディマイコ
ン41内のEEPROM41dに記憶しておく。そし
て、このフランジバックずれ量データは、交換レンズ4
内のレンズマイコン31に送信されて、焦点検出時に補
正値として用いられる。
【0062】また、ボディ個々の固有のずれ量について
は、当該ボディの製造時にボディ毎に調整されるが、上
記ずれ量データに加算してまたは別個にEEPROM4
1dに書き込まれ、焦点検出時に補正値として使用され
る。
【0063】次に、カメラボディの種類が銀塩ボディの
場合を説明する。
【0064】図7は、上記のような交換レンズ4と銀塩
ボディであるカメラボディ1bとの光路図である。ここ
で、交換レンズ4については、図2と同一であるので、
その説明を省略する。
【0065】図7において、被写体からの光束は、交換
レンズ4内の撮影光学系11を通過し、メインミラー5
1に入射する。
【0066】このメインミラー51は、ハーフミラーに
なっており、入射光量の70%がファインダ光学系54
に向けて反射される。一方、入射光量の残りの30%
は、メインミラー51を透過し、サブミラー52で反射
された後、第3焦点検出部53に導かれる。この第3焦
点検出部53は、公知の位相差検出方式を採用してい
る。
【0067】上記ファインダ光学系54は、スクリーン
55、ペンタプリズム56、接眼レンズ57により構成
され、撮影者により被写体像が観察される。
【0068】フィルム露光時には、メインミラー51及
びサブミラー52は、図中の点線の位置に退避する。そ
して、撮影光学系11を通過した被写体光束が、シャッ
タ58の開いている間に、フィルム59に露光される。
【0069】なお、銀塩ボディのバージョンによって
は、第3焦点検出部53を備えていないものも存在す
る。そのようなバージョンの銀塩ボディの場合には、上
記メインミラー51は全反射ミラーになっており、入射
光量の100%がファインダ光学系54に向けて反射さ
れる。この銀塩ボディには、後述するボディマイコンの
ROMやEEPROMに第3焦点検出部が無いことを記
憶されており、必要に応じて交換レンズ4内のレンズマ
イコン31に送信される。
【0070】図8は、交換レンズ4及び図7に示した銀
塩ボディの電気的な構成を示すブロック図である。ここ
で、交換レンズ4については、図4と同一であるので、
その説明を省略する。
【0071】図8において、ボディマイコン61は、該
銀塩ボディであるカメラボディ1bの制御装置であり、
例えば内部にCPU(中央処理装置)61a,ROM6
1b,RAM61c,A/Dコンバータ(ADC)61
dを有するコントローラである。このボディマイコン6
1内のCPU61aは、該ボディマイコン61内部のR
OM61bに格納されたカメラのシーケンスプログラム
に従って、当該カメラの一連の動作を行っている。ま
た、ボディマイコン61は、その内部にEEPROM6
1dを有しており、AF制御、測光等に関する補正デー
タをボディ毎に記憶することができる。
【0072】AFセンサ62は、第3焦点検出部53の
一部であり、一対のセンサアレイ(図示せず)を有して
いる。このAFセンサ62の出力するセンサデータ(被
写体像データ)は、ボディマイコン61内のADC61
eによりA/D変換されて、ボディマイコン61内のR
AM61cに格納される。ボディマイコン61は、上記
センサデータに基づいて焦点検出演算を行い、第3焦点
検出値であるデフォーカス量をレンズマイコン31に送
信する。
【0073】また、測光部66は、被写体の輝度に応じ
た出力を発生し、ボディマイコン61はその測光出力を
ADCによりA/D変換して、測光値としてRAM61
cに格納する。
【0074】さらに、このカメラボディ1b内には、フ
ィルム59の巻き上げ及び巻き戻し駆動を行うフィルム
駆動部65、フィルム59に露光を行う時にシャッタ5
8の駆動を行うシャッタ駆動部64、撮影光学系11を
通過した光束をフィルム側とファインダ側とに切替える
ためにミラー51を駆動するミラー駆動部63、カメラ
内部の情報をLCDやLED等により表示する表示部6
7があり、これらは全てボディマイコン61により制御
される。
【0075】1RSW(ファーストレリーズスイッチ)
68及び2RSW(セカンドレリーズスイッチ)69
は、レリーズボタンに連動したスイッチで、レリーズボ
タンの第1段階の押し下げにより1RSW68がオン
し、引き続いて第2段階の押し下げで2RSW69がオ
ンする。ボディマイコン61は、1RSW68オンで測
光並びにAF動作を行い、2RSW69オンで露出動作
とフィルム巻き上げ動作を行う。
【0076】図9の(A)は第1焦点検出部15、同図
の(B)及び(C)は第2焦点検出部43、同図の
(D)は第3焦点検出部53それぞれの撮影画面内の焦
点検出領域を示す図である。ここで、CCDボディで
は、搭載されるCCD24のサイズにより撮影画面の大
きさが異なり、図9の(B)及び(C)で、代表して2
種類のCCDボディについてのみ示している。
【0077】次に、以上のように構成された交換レンズ
4とカメラボディ1a,1bの組み合わせでの動作につ
いて説明する。
【0078】まず、図10の“レンズメインルーチン”
のフローチャートを用いて、レンズマイコン31による
制御動作について説明する。
【0079】なお、レンズマイコン31は、複数のバー
ジョンのAF制御に対応しており、カメラボディのバー
ジョンとして、バージョン1,2,3があるものとして
いる。ここで、バージョン1は焦点検出部を内蔵してい
ない銀塩ボディ、バージョン2は撮像素子をCCDとす
るCCDボディ(第2焦点検出部内蔵)、バージョン3
は第3焦点検出部を内蔵している銀塩ボディであるもの
とする。
【0080】まず、ステップS1として、当該交換レン
ズ4内の各部の初期化動作を行うと共に、カメラ側のボ
ディマイコンと相互通信を行い、カメラボディバージョ
ン信号を受信して、カメラボディの種別及びカメラボデ
ィより送信される焦点検出値の種別を判別する。また、
焦点検出時に使用される種々の補正データを受信する。
補正データとしては、フランジバックずれデータ、撮影
媒体(銀塩フィルム、CCD)によるピントずれデー
タ、CCDボディの赤外カットフィルタの有無によるピ
ントずれデータ、撮影媒体に応じた合焦許容範囲に関す
るデータ、撮影媒体のサイズに応じた焦点検出領域の規
定データ等がある。またこの時、カメラボディ側の撮影
モード(例えば連写、単写モード等)、AFモード(シ
ングルAF、コンティニュアスAF等)の設定を判別す
る。
【0081】そして、次のステップS2において、ボデ
ィマイコンより送信されてきたコマンドについて、AF
コマンドか他のコマンドかを判別する。AFコマンドの
場合には次のステップS3に進み、他のコマンドの場合
には後述するステップS16に進む。
【0082】AFコマンドを受信したときには、ステッ
プS3にて、カメラボディのAFモードがコンティニュ
アスAFモードか否かを判別する。コンティニュアスA
Fモードの場合には後述するステップS11に進み、コ
ンティニュアスAFモードでない即ちシングルAFモー
ドの場合には、次のステップS4に進む。
【0083】シングルAFモードの場合には、次にステ
ップS4において、撮影モードが連写モードであるかど
うか判別する。連写モードであれば後述するステップS
11に進み、連写モードでない場合には、次のステップ
S5に進む。
【0084】ステップS5では、動体モードか判別す
る。この動体モードは、交換レンズ4内の第1焦点検出
部15にて被写体が動体と判別された時にレンズマイコ
ン31で設定される。動体モードの場合には後述するス
テップS11に進み、動体モードでない場合には、次の
ステップS6に進む。
【0085】即ち、動体モードではない場合には、次の
ステップS6にて、カメラボディがバージョン1か否か
を判別する。そして、バージョン1でないと判別された
ときにはステップS7に進み、バージョン1であると判
別された場合には、ステップS8にて、カメラボディ内
に焦点検出部がない場合のAFシーケンスであるサブル
ーチン“AF1”を実行し、レンズ内第1焦点検出部1
5(位相差検出方式)の焦点検出値であるデフォーカス
量に基づくレンズ駆動制御を行う。
【0086】また、バージョン1でないと判別されたと
きには、さらにステップS7にて、カメラボディがバー
ジョン2であるか否かを判別する。そして、バージョン
2であると判別されたならば、ステップS9のサブルー
チン“AF2”を実行し、レンズ内第1焦点検出部(位
相差検出方式)15のデフォーカス量に基づくレンズ駆
動制御と、カメラボディ内の第2焦点検出部43の焦点
評価値を用いた山登り制御とを併用したAF制御を行
う。
【0087】なおここで、山登り制御について簡単に説
明しておく。
【0088】即ち、CCDボディ(カメラボディ1a)
内の映像信号処理部42は、撮影光学系11により撮像
素子CCD24上に形成された像を映像信号に変換す
る。そして、焦点検出領域(図9の(B)及び(C)参
照)内の映像信号より所定の高周波成分を抽出して積算
することにより第2焦点検出値を作成する。映像信号の
高周波成分のレベルである第2焦点検出値は、CCD2
4上に形成された像が鮮鋭度が増すほど、即ち焦点調節
用レンズ11aが合焦に近づくほど急激に上昇し、CC
D24上の像が合焦しているときにピークに到達する。
従って、焦点調節用レンズ11aを移動しながら第2焦
点検出値を参照し、上昇しているときは、焦点調節用レ
ンズ11aが合焦に近づく方向に移動しているものと判
定し、また逆に、選択した周波数成分のレベルが下降し
ているときは、焦点調節用レンズ11aが合焦から遠ざ
かる方向に移動しているものと判定することができる。
そして、第2焦点検出値の変化量により山の頂上の判断
を行い、ピーク値となる点で焦点調節用レンズ11aを
停止させる。あるいはピーク値から所定の範囲内にある
ときに撮像素子CCD24上の像が合焦しているものと
判定する。
【0089】つまり、画像はピントが合うほど、その画
像中に細かなディーテールが現れ、これは、画像のピン
トが合うほど画像の高周波成分が多いことを示す。山登
り制御は、これを利用して、画像の高周波成分を抽出し
て積分した値を評価することにより、合焦の評価をする
というものである。
【0090】また、バージョン2でないと判別された場
合、即ち、バージョン3であれば、ステップS10にて
サブルーチン“AF3”を実行し、レンズ内第1焦点検
出部15のデフォーカス量に基づくレンズ駆動制御と、
カメラボディ内第3焦点検出部(位相差検出方式)53
のデフォーカス量に基づくレンズ駆動制御とを併用した
AF制御を行う。
【0091】一方、コンティニュアスAFモード、連写
モード、あるいは動体モードの場合には、ステップS1
1にて、カメラボディがバージョン1か否かを判別し、
バージョン1の場合は、ステップS12のサブルーチン
“AF6”を実行する。また、バージョン1でないと判
別されたときには、更にステップS13で、バージョン
2か否かを判別する。そして、バージョン2の場合はス
テップS14にてサブルーチン“AF4”を実行し、ま
たバージョン2でない即ちバージョン3であれば、ステ
ップS15でサブルーチン“AF5”を実行する。
【0092】一方、上記ステップS2にてAFコマンド
ではないと判断された場合には、絞り制御コマンドであ
るので、ステップS16に移行して、絞り制御を行う。
【0093】そして、上記サブルーチン“AF1”〜
“AF6”又は絞り制御が行われた後、ステップS17
に進み、ボディマイコンとの通信を行い、ボディマイコ
ンからのコマンドの取得、合焦信号等の送信を行なった
後、上記ステップS2に戻り、同様の動作を繰り返し行
なう。
【0094】但し、上記ステップS2に戻る前に、ステ
ップS18で、エリア選択スイッチ35〜37を参照
し、それらの何れかが操作されたかどうかをチェックす
る。そして、それらが操作された場合は、ステップS1
9にて、その選択されたエリア情報をボディマイコンへ
送信する。
【0095】次に、上記ステップS8でコールされるサ
ブルーチン“AF1”について、図11のフローチャー
トを参照して説明する。
【0096】即ち、このAF1では、まず、ステップS
101で、第1焦点検出部15のエリアセンサ32に対
して制御信号を出力して積分動作を実行させる。
【0097】この積分動作の制御は、図12のタイムチ
ャートのように行われる。まず、積分開始信号INTS
をエリアセンサ32に送り、積分を開始させる。その
後、前述のスイッチMSL1〜nを制御して各積分レベ
ルを順にモニタする。ここで、モニタする順序は種々の
パターンがあるが、同図では、エリア5,6,7(図5
の(D)参照)をモニタし、これらのエリアについて適
正な積分レベル(センサーデータ)を得るものとする。
また中央を優先して、最初はエリア6,7,5の順にモ
ニタする。高輝度時は積分レベルの上昇速度が大きいの
で、飽和させないようにするためである。その後は、最
も積分レベルの大きい(高輝度)ものについてモニタ
し、所定の積分レベルとなると、その積分を終了させ
る。
【0098】次のステップS102,103,104で
は、エリアセンサ32のセンサデータを読み出すが、撮
影者により予め検出エリアが指定されている場合や、選
択アルゴリズムにより検出エリアが選択されている場合
は(ステップS102)、そのエリアのセンサデータの
み読み出す(ステップS103)。このようにしてタイ
ムラグの短縮をはかることができる。また、特にエリア
が指定がされていない場合は、全センサデータを読み出
す(ステップS104)。
【0099】次に、ステップS105では、エリア毎に
焦点検出演算を行ない、デフォーカス量を算出する。そ
して、ステップS106では、検出可能なエリアがある
かどうかを判別し、検出可能の場合は次のステップS1
07に移行する。このステップS107では、デフォー
カス量DFを、カメラボディとの通信により既にレンズ
マイコン31内のRAM31bに格納されている補正デ
ータHd(フランジバックずれ量データ等のピントずれ
補正データ)に基づいて補正する。即ち、 DF’=DF+Hd …(1) により、補正したデフォーカス量DF’を演算する。
【0100】そして、次のステップS108で、最至近
を示すエリアのデータを採用する(指定エリアが一個の
場合はそのエリアを採用する)。その後、ステップS1
09で、カメラボディから送信されレンズマイコン31
内のRAM31cに格納されている合焦許容範囲に関連
するデータDより、第1焦点検出部15による焦点検出
時のデフォーカス量換算の合焦許容範囲Gdを、例えば
次の式(2)により算出する。即ち、 Gd=FNO×D …(2) (ただし、FNOは、撮影光学系の開放FNo.であ
る) そして、上記補正デフォーカス量DF’を、こうして算
出した許容範囲Gdと比較して、それがこの許容範囲G
d内か否か判定する。上記許容範囲Gdは、カメラボデ
ィの種類に固有のデータである。
【0101】許容範囲Gd外の場合、即ち、非合焦時に
は、ステップS110にて、上記補正デフォーカス量D
F’より合焦となる焦点調節用レンズ11aの駆動量を
算出して、焦点調節用レンズ11aを駆動する。そし
て、上記ステップS101に戻り、検出した補正デフォ
ーカス量DF’が許容範囲Gd内となるまで前述の動作
を繰り返す。
【0102】而して、上記補正デフォーカス量DF’が
許容範囲Gd内となった場合は、リターンする。
【0103】一方、上記ステップS106にて全エリア
で検出不能であると判断された場合には、ステップS1
11で検出不能フラグをセットして、リターンする。
【0104】次に、図13を参照して、上記ステップS
9でコールされるサブルーチン“AF2”について説明
する。
【0105】まず、ステップS201で、レンズマイコ
ン31は、第1焦点検出部15に対して制御信号を出力
して、焦点検出を実行させる(図11のステップS10
1〜S105と同一処理)。
【0106】そして、この第1焦点検出部15(位相差
方式)の出力からデフォーカス量DFを算出し、このデ
フォーカス量DFを、ボディマイコン41からの補正デ
ータHdにより、上記式(1)に基づいて各エリア毎に
補正する(ステップS202)。ここでの補正データH
dは、CCDボディ(カメラボディ1a)のフランジバ
ックに関する補正値の他に、銀塩フィルムとCCDの分
光感度の違いによるピント位置ずれ、CCDの赤外カッ
トフィルタの有無によるピント位置ずれ等の補正値等も
含んでいる。
【0107】次に、ステップS203にて、ボディマイ
コン41と通信を行い、第2焦点検出値を受信する。
【0108】そして、ステップS204で、上記ボディ
マイコン41から送信されてきた、CCD24のサイズ
の違いによる撮影領域の限定があるか判別する。即ち、
交換レンズ4内の第1焦点検出部15での使用可能な焦
点検出領域データを参照する。これにより、図9の
(B)に示すような撮影画面を有するCCDボディの場
合は、交換レンズ4内の第1焦点検出領域の一部は撮影
画面からはずれて使用できないことを認識し、ステップ
S205で、採用可能な第1焦点検出エリアを限定する
(図9の(A)参照)。
【0109】一方、図9の(C)に示すような撮影画面
を有するCCDボディの場合は、交換レンズ4内の第1
焦点検出領域を全て使用できるので、ステップS206
に移行する。
【0110】即ち、このステップS206では、第1焦
点検出部15の最至近データを選択する。そして、次の
ステップS207では、その選択結果が中央エリアか否
かを判別し、中央エリアの場合は後述するステップS2
10に進む。
【0111】中央以外のエリアが選択された場合は、ス
テップS208で、選択エリアのデータが許容合焦範囲
Gd内にあり合焦か否かを判定し、合焦の場合は、リタ
ーンする。
【0112】ここで、CCDボディの場合、必要な焦点
調節精度はCCD24の画素ピッチにより決定される。
従って、位相差検出方式によりデフォーカス量を検出し
て合焦判定する場合は、CCDボディに搭載されている
CCD24の画素ピッチに応じた、合焦許容範囲を設定
しなければならない。CCDボディ(カメラボディ1
a)のボディマイコン41内のEEPROM41dに
は、CCD24の画素ピッチpに応じたデータが記憶さ
れており、レンズマイコン31との通信時にレンズマイ
コン31に送信される。
【0113】レンズマイコン31では、上記画素ピッチ
データpと撮影光学系のFNo.とにより、例えば次の
式(3)により合焦許容範囲Gdを算出する。即ち、 Gd=FNO×2・p …(3) 一方、非合焦の場合には、ステップS209で、選択エ
リアのデータより合焦となる焦点調節用レンズ11aの
駆動量を算出して、焦点調節用レンズ11aを駆動す
る。そして、上記ステップS201に戻り、合焦となる
まで前述の動作を繰り返す。
【0114】また、上記ステップS207で中央エリア
が選択された場合は、ステップS210に進み、第2焦
点検出値が合焦を示すか否かを判定する。そして、合焦
の場合はリターンする。これに対して、非合焦の場合
は、ステップS211で、第1焦点検出値の中央エリア
が所定のデフォーカス量範囲内か否か判別する。
【0115】所定の範囲内であれば、第2焦点検出値に
基づく山登り制御を行なう(ステップS212,S21
3)。その後は、第2焦点検出値が合焦となるまで(ス
テップS210)、上記動作を繰り返す。
【0116】一方、上記ステップS211で所定範囲外
と判別された場合は、第1焦点検出値の中央エリアデー
タを採用し、このデータに基づくレンズ駆動量を算出し
て、焦点調節用レンズ11aのレンズ駆動を行なう(ス
テップS214,S215)。その後は、第2焦点検出
値が合焦となるまで(ステップS211)、上記動作を
繰り返す。
【0117】このように、カメラボディによって撮影媒
体のサイズが異なり、交換レンズ4内の焦点検出手段の
使用可能な焦点検出領域が異なる場合でも、カメラボデ
ィからのボディ情報に応じてこれを判別し焦点検出領域
を限定して使用するので、高精度な焦点調節を行なうこ
とができる。
【0118】なお、上記3領域の選択方法は、最至近選
択とて説明したが、前回の検出結果に最も近いものを選
択するようにしても良いことは勿論である。
【0119】次に、上記ステップS10でコールされる
サブルーチン“AF3”について、図14を参照して説
明する。
【0120】まず、ステップS301において、レンズ
マイコン31は、第1焦点検出部15に対して制御信号
を出力して焦点検出を実行させる。
【0121】そして、次のステップS302で、第1焦
点検出部(位相差方式)15の出力から検出エリア毎に
デフォーカス量を算出し、このデフォーカス量DFをカ
メラボディからの補正データHdにより上記式(1)に
基づいて各エリア毎に補正する。
【0122】次に、ステップS303にて、ボディマイ
コン61と通信を行い、第3焦点検出値を受信する。こ
こで、第3焦点検出値は、カメラボディ内の第3焦点検
出部(位相差方式)62による焦点検出結果であるデフ
ォーカス量を示すものである。
【0123】前述のように、レンズ内第1焦点検出部1
5は、当該交換レンズ4の種類に応じた特性を有するよ
うに設定されているので、ボディ内の第3焦点検出部5
3よりも高精度な焦点検出が可能になっている。その一
方、銀塩ボディ内の第3焦点検出部53は、この銀塩ボ
ディに装着可能なすべての交換レンズにおいてAFが可
能となるように設定されているので、焦点検出精度等の
特性は第1焦点検出部15に比較して劣っている。しか
し、第1焦点検出部15は高精度な焦点検出を行なうの
で、第3焦点検出部53の方が焦点検出に要する時間が
短いという点で有利である。
【0124】このような長所、短所を考慮して、本AF
3では、所定の合焦近傍領域外ではより高速な第3焦点
検出部53の出力を選択し、所定の合焦近傍領域ではよ
り高精度な第1焦点検出部15の出力を選択して焦点調
節を行なう。
【0125】即ち、ステップS304では、第1焦点検
出値より最至近データを選択する。そして、ステップS
305で、上記選択された第1焦点検出値が中央エリア
であるか否かを判別し、中央エリアの場合は後述するス
テップS308に移行する。一方、中央エリア以外の時
は、次のステップS306に進み、選択エリアの補正デ
フォーカス量を、カメラボディより送信されたデータに
基づく合焦許容判定値Gdと比較して合焦か否かを判定
する。ここで、合焦と判定した場合は、リターンする。
【0126】これに対して、非合焦と判定した場合に
は、次のステップS307に移行して、選択エリアの補
正デフォーカス量に基づいてレンズ駆動量を算出し、焦
点調節用レンズ11aを駆動する。そして、上記ステッ
プS301に戻り、上記ステップS306にて合焦とな
るまで上記動作を繰り返す。
【0127】また、上記ステップS305において、選
択された第1焦点検出値が中央エリアであると判別され
たときには、ステップS308で、その第1焦点検出値
の中央エリアデータが合焦か否かを判定する。そして、
合焦の場合はリターンし、非合焦の場合は次のステップ
S309に進む。
【0128】ステップS309では、第3焦点検出値が
既にカメラボディより送信された所定の判定値Sd内で
あるか否かを判定する。そして、第3焦点検出値が所定
の範囲Sdの範囲内である場合には、ステップS310
にて第1焦点検出値を選択した後、上記ステップS30
7に進んで、その第1焦点検出値に基づく焦点調節用レ
ンズ11aの駆動制御を行う。
【0129】また、上記ステップS309において第3
焦点検出値が所定の範囲Sd内でないと判定された場合
には、ステップS311において、第3焦点検出値を選
択し、その後、上記ステップS307に進んで、その第
3焦点検出値に基づき焦点調節用レンズ11aを駆動す
る。
【0130】このように、銀塩ボディでは検出できない
撮影画面の周辺エリアに主被写体が存在するような場合
でも、交換レンズ4内のより広範囲な検出エリアを有す
る第1焦点検出部15により検出し、ピントを合わせる
ことができる。
【0131】また、合焦近傍領域(Sd内)にない場合
は、より高速な第3焦点検出部53の出力を選択し、所
定の合焦近傍領域(Sd内)では、より高精度な第1焦
点検出部15の出力を選択するので、高速性と高精度を
両立させたAFを行なうことができる。
【0132】次に、図15を参照して、上記ステップS
14でコールされるサブルーチン“AF4”を説明す
る。このサブルーチン“AF4”は、カメラボディのA
FモードがコンティニュアスAFモードであるか、また
は撮影モードが連写モードもしくは被写体の移動を検出
した動体モードの場合にコールされるサブルーチンであ
り、焦点調節処理の高速化を目的としている。
【0133】即ち、ステップS401では、レンズマイ
コン31は、第1焦点検出部15に対して制御信号を出
力して、積分制御を行なうエリアを限定する。これは、
図16の(A)に示すように、現在設定されている第1
焦点検出エリアの中央の周辺部を削除して面積を限定
し、焦点検出演算時間の短縮を図るためである。次に、
ステップS402で、上記積分制御エリアのセンサデー
タに基づく焦点検出を実行させる(図11のステップS
101〜S105と同一処理)。
【0134】そして、ステップS403で、各エリア毎
にデフォーカス量を算出し、このデフォーカス量DF
を、ボディマイコン41からの補正データHdにより上
記式(1)に基づいて各エリア毎に補正する。この場合
の補正データHdは、前述のサブルーチン“AF2”と
同一である。
【0135】次に、ステップS404では、ボディマイ
コン41から送信された、CCDのサイズの違いによる
撮影領域の限定があるか否かを判別する。これは、図9
の(B)と(C)のCCDボディの撮影領域(イメージ
サークル)の違いの判別であり、前述のサブルーチン
“AF2”と同一である。そして、限定ありの場合は、
次のステップS405で、図16の(B)に示すよう
に、焦点検出を行なった第1検出エリアをさらに限定
し、また限定なしの場合はそのままステップS406に
移行する。
【0136】ステップS406では、上記限定された第
1焦点検出エリアから最至近データを選択する。そし
て、ステップS407では、選択エリアデータが許容合
焦範囲Gd内にあるか否か、つまりり合焦か否かを判定
し、合焦の場合はリターンする。
【0137】これに対して、非合焦の場合は、ステップ
S408で、選択データに基づきレンズ駆動量を算出
し、焦点調節用レンズ11aのレンズ駆動を行なう。そ
の後は、限定された第1焦点検出エリアの選択データが
合焦となるまで、上記動作を繰り返す。
【0138】このようにカメラモードが連写モード、コ
ンティニュアスAFモード、又は動体モードのように、
高速性が要求されるモードの場合は、焦点検出速度が遅
い第2焦点検出部による山登り制御を行なわないように
したので、高速な焦点調節を行なうことが可能となる。
【0139】なお、上記エリア選択方法は、最至近選択
としているが、前回の検出結果に最も近いものを選択す
るようにしても良い。
【0140】次に、図17のフローチャートを参照し
て、上記ステップS15でコールされるサブルーチン
“AF5”を説明する。このサブルーチン“AF5”
は、カメラボディのAFモードがコンティニュアスAF
モードであるか、または撮影モードが連写モードもしく
は被写体の移動を検出した動体モードの場合にコールさ
れるサブルーチンであり、焦点調節処理の高速化を目的
としている。
【0141】即ち、まず、ステップS501では、レン
ズマイコン31は、第1焦点検出部15に対して制御信
号を出力して、積分制御を行なうエリアを限定する。こ
れは、図16の(A)に示すように、現在設定されてい
る第1焦点検出エリアの中央の周辺部を削除して面積を
限定し、焦点検出演算時間の短縮を図るためである。
【0142】次に、ステップS502で、上記積分制御
エリアのセンサデータに基づく焦点検出を実行させる
(図11のステップS101〜S105と同一処理)。
【0143】そして、ステップS503で、各エリア毎
にデフォーカス量を算出し、このデフォーカス量DF
を、ボディマイコン61からの補正データHdにより上
記式(1)に基づいて各エリア毎に補正する。この場合
の補正データHdは、前述のサブルーチン“AF3”と
同一である。
【0144】次に、ステップS504では、ボディマイ
コン61から第3焦点検出値を受信し、ステップS50
5では、上記限定された第1焦点検出エリアから最至近
データを選択する。そして、ステップS506で、上記
選択エリアが中央か否かを判別し、中央エリアの場合
は、後述するステップS509に進む。一方、中央エリ
ア以外の場合は、次のステップS507で、選択エリア
データが許容合焦範囲Gd内にあるか否か、即ち合焦か
否かを判定し、合焦の場合は、リターンする。
【0145】これに対して、非合焦の場合は、ステップ
S508で、選択データに基づきレンズ駆動量を算出
し、焦点調節用レンズ11aのレンズ駆動を行なう。そ
の後は、上記ステップS501に戻り、限定された第1
焦点検出エリアの選択データが合焦となるまで上記動作
を繰り返す。
【0146】また、上記ステップS506において選択
エリアが中央エリアであると判別した場合は、ステップ
S509で、第3焦点検出値が合焦か否かを判別する。
合焦の場合はリターンし、非合焦の場合は上記ステップ
S508に進んで、第3焦点検出値に基づいてレンズ駆
動量を算出し、焦点調節用レンズ11aを駆動する。そ
して、上記ステップS501に戻り、ステップS509
にて合焦するまで、上記動作を繰り返す。
【0147】このようにカメラモードが連写モード、コ
ンティニュアスAFモード、又は動体モードのように、
高速性が要求されるモードの場合は、焦点検出エリアを
より狭く限定するので、焦点検出演算時間が短縮でき
る。また、選択エリアが中央エリアの場合は、焦点検出
速度がより速い第3焦点検出部による焦点調節を行なう
ようにしたので、より高速な焦点調節を行なうことが可
能となる。
【0148】なお、上記エリア選択方法は、最至近選択
としているが、前回の検出結果に最も近いものを選択す
るようにしても良い。
【0149】次に、図16の(C)のフローチャートを
参照して、上記ステップS12でコールされるサブルー
チン“AF6”について説明する。このサブルーチン
“AF6”は、カメラボディのAFモードがコンティニ
ュアスAFモードであるか、または撮影モードが連写モ
ードもしくは被写体の移動を検出した動体モードの場合
にコールされるサブルーチンであり、焦点調節処理の高
速化を目的としているものである。
【0150】まず、ステップS601では、レンズマイ
コン31は、第1焦点検出部15に対して制御信号を出
力して、積分制御を行なうエリアを限定する。これは、
図16の(A)に示すように、現在設定されている第1
焦点検出エリアの中央の周辺部を削除して面積を限定
し、焦点検出演算時間の短縮を図るためである。
【0151】次に、ステップS602で、上記積分制御
エリアのセンサデータに基づく焦点検出を実行させる
(図11のステップS101〜S105と同一処理)。
【0152】そして、ステップS603で、各エリア毎
にデフォーカス量を算出し、このデフォーカス量DF
を、ボディマイコン61からの補正データHdにより上
記式(1)に基づいて各エリア毎に補正する。この場合
の補正データHdは、前述のサブルーチン“AF3”と
同一である。
【0153】次に、ステップS604では、上記限定さ
れた第1焦点検出エリアから最至近データを選択する。
そして、ステップS605で、選択エリアデータが許容
合焦範囲Gd内にある即ち合焦か否かを判定し、合焦の
場合はリターンする。
【0154】これに対して、非合焦の場合は、次のステ
ップS606で、選択データに基づきレンズ駆動量を算
出し、焦点調節用レンズ11aのレンズ駆動を行なう。
その後、上記ステップS601に戻り、限定された第1
焦点検出エリアの選択データが合焦となるまで、上記動
作を繰り返す。
【0155】このように、カメラモードが連写モード、
コンティニュアスAFモード、又は動体モードのよう
に、高速性が要求されるモードの場合は、焦点検出エリ
アをより狭く限定するので焦点検出演算時間が短縮でき
る。
【0156】次に、CCDボディ(カメラボディ1a)
の動作を、図18に示すボディマイコン41のメインル
ーチンのフローチャートを参照して説明する。
【0157】即ち、不図示の電源スイッチがオンされる
か電池が挿入されると、ボディマイコン41は動作を開
始して、内部のROM41bに格納された、このフロー
チャートに示すようなシーケンスプログラムを実行す
る。
【0158】まず、ステップS41では、当該CCDボ
ディ内の各部の初期化を行う。
【0159】その後、次のステップS42で、レンズマ
イコン31との相互通信を行う。この通信では、当該カ
メラボディの種別及びカメラボディより送信される焦点
検出値の種別、及び焦点検出パラメータを、レンズマイ
コン31に送信する。ここで、焦点検出パラメータとし
ては、レンズ内第1焦点検出部15によりAF動作を行
なう場合の合焦許容範囲に関するデータ、CCDボディ
のフランジバックずれデータ等がある。また、レンズマ
イコン31にAFコマンドを送信する。
【0160】そして、ステップS43では、レリーズボ
タンの第1段階の押し下げによりオンとなるスイッチで
ある1RSW47の状態が検知され、1RSW47のオ
ンを待つ。1RSW47がオフの場合は、ステップS4
4で測光部45により測光動作を行い、その測光値に基
づいて絞り12の絞り制御値、CCD24の電子シャッ
タスピードを計算する。
【0161】そして1RSW47がオンされると、ステ
ップS45では、AFモードとしてコンティニュアスA
Fモードが設定されたか否かを判別し、コンティニュア
スAFモードが設定されている場合には、後述するステ
ップS56に移行する。
【0162】これに対してコンティニュアスAFモード
に設定されていないと判別された場合には、次に、ステ
ップS46で、撮影モードとして連写モードが設定され
たかどうかを判別し、連写モードが設定されている場合
には、後述するステップS56に進む。
【0163】連写モードでもない場合には、更に、ステ
ップS47で、レンズマイコン31から被写体が動体か
否かの情報に基づき、動体モードに設定するか否かを判
別する。被写体が動体であるときには、動体モードに設
定し、後述するステップS56に進む。
【0164】一方、動体モードに設定しない場合には、
次のステップS48に進み、垂直同期信号VDの発生を
待機する。そして、この垂直同期信号VDが発生された
ならば、その垂直同期信号VDの期間中に、ステップS
49にて、レンズマイコン31に対してAFコマンドを
送信する。
【0165】この場合、交換レンズ4内のレンズマイコ
ン31は、上記AFコマンドを受信すると、前述のよう
に図13のサブルーチン“AF2”を実行する。
【0166】そして、ステップS50では、CCDボデ
ィ内の第2焦点検出部43において映像信号の高周波成
分のレベルを所定のサンプリング間隔で検出し、検出レ
ベルの変化を観察することによって作成した第2焦点検
出値をレンズマイコン31に送信する。
【0167】その後、ステップS51では、レンズマイ
コン31から送信されてくる合焦信号を判別し、合焦の
場合は、次のステップS52で、2RSW48がオンさ
れたか否かを判別する。
【0168】2RSW48がオフまたは非合焦の場合
は、ステップS53にて、EVFや外部LCDの表示を
行なう。ここでは、合焦,非合焦を含め、選択されたエ
リアの情報も表示される(図5の(B))。そして、上
記ステップS43に戻り、レンズマイコン31に対して
AFコマンド及び第2焦点検出値を繰り返し送信する。
【0169】一方、2RSW48がオンされたときに
は、ステップS54で、露出動作を行なう。この露出動
作は、映像信号処理部42より出力される映像信号に基
づいて測光部45が測光演算により算出した電子シャッ
タ速度に基づいてCCD24を駆動することにより行わ
れる。そして、CCD24のスミアを防止するために、
レンズマイコン31に対して絞りコマンドを送信して、
絞り12を完全に閉じさせ、CCD24を遮光する。
【0170】次に、ステップS55にて、CCD24を
遮光状態にしたままで映像信号を読み出して、A/D変
換、圧縮等の処理を行った後、記録部44のメモリに格
納する。そして、レンズマイコン31に対して絞り開放
のコマンドを送信して、絞り12を開放にする。
【0171】以上で一連の撮影動作を終了し、上記ステ
ップS42に戻り、同様に動作を繰り返す。
【0172】一方、コンティニュアスAFモード、連写
モード、又は動体モードの場合は、ステップS56に
て、垂直同期信号VDの発生を待機し、それが発生され
たならば、その垂直同期信号VDの期間中に、ステップ
S57にて、レンズマイコン31に対してAFコマンド
及びボディのモードを送信する。
【0173】この場合、交換レンズ4内のレンズマイコ
ン31は、上記AFコマンドを受信すると、前述のよう
に図15のサブルーチン“AF4”を実行する。
【0174】その後、上記ステップS51に移行し、合
焦となるまで繰り返し上記を実行し、合焦するとステッ
プS52以降に進む。
【0175】次に、銀塩ボディ(カメラボディ1b)の
動作を、図19に示すボディマイコン61のメインルー
チンのフローチャートを参照して説明する。このメイン
ルーチンは、電池の挿入や電源スイッチのオンによりボ
ディマイコン61が動作を開始したときに実行されるも
のである。
【0176】即ち、まず最初に、ステップS61で、銀
塩ボディ内各部を初期化し、EEPROM61dに予め
記憶されている各種補正データを読み込んでRAM61
cに展開する等の処理を行なう。また、第3焦点検出部
53を起動させ、焦点検出動作を開始させる。
【0177】そしてその後、ステップS62で、レンズ
マイコン31と通信を行い、ボディマイコン61内EE
PROM61dに記憶している補正データ(ピント補正
データ、合焦許容範囲データ等)をレンズマイコン31
に送信する。さらに、AFコマンドを送信する。
【0178】銀塩ボディには、フィルム59として13
5mmフォーマットフィルムを使用する135フイルム
ボディと、IX240フォーマットフィルムを使用する
APSフィルムボディとがあり、フィルムサイズが異な
るので必要なAF精度が異なる。従って、ボディマイコ
ン61は、フィルム59の種類に応じた合焦許容範囲デ
ータDをEEPROM61d等に記憶しており、レンズ
マイコン31との通信時に、それをレンズマイコン31
に送信する。
【0179】続くステップS63では、1RSW68の
オンを待機し、それがオフの場合は、ステップS64に
て測光部66による測光動作及び露出演算を行い、シャ
ッタスピード値と露出絞り値を算出する。
【0180】1RSW68がオンであれば、ステップS
65で、AFモードとしてコンティニュアスAFモード
が設定されたか否かを判別する。そして、コンティニュ
アスAFモードが設定されている場合には、後述するス
テップS75に移行する。
【0181】コンティニュアスAFモードでない場合に
は、次に、ステップS66で、撮影モードとして連写モ
ードが設定されたか否かを判別する。そして、連写モー
ドが設定されている場合には、後述するステップS75
に進む。
【0182】連写モードでもない場合には、更に、ステ
ップS67で、レンズマイコン31からの被写体が動体
か否かの情報に基づき、動体モードに設定するか否かを
判別する。被写体が動体の場合は動体モードを設定し、
後述するステップS75に進む。
【0183】これに対して、動体モードに設定しない場
合には、ステップS68に進み、レンズマイコン31に
対してAFコマンドを送信する。レンズマイコン31で
は、このAFコマンドを受信すると、前述のように図1
4のサブルーチン“AF3”を実行する。
【0184】そして、ステップS69では、第3焦点検
出部53の出力に基づいて焦点検出演算を行い、この第
3焦点検出値をレンズマイコン31に送信する。レンズ
マイコン31では、この第3焦点検出値を受信すると、
図14に示すようにAF動作を行う。
【0185】その後、ステップS70で、このAF動作
の結果、合焦したか否かをレンズマイコン31から送信
される合焦信号を参照して判断する。そして、合焦して
いなければ、上記ステップS63に戻り、合焦するまで
AF動作を繰り返す。一方、合焦している場合は、ステ
ップS71で、2RSW69がオンされているか否かを
判別する。この2RSW69がオンされていなければ、
上記ステップS63に戻る。
【0186】一方、2RSW69がオンされている場合
は、ステップS72で、露出を行なう。より詳しくは、
上記ステップS64で求めた測光値に基づいて決定され
た絞り値に応じて、レンズマイコン31に対して絞りデ
ータ及び絞りコマンドを送信する。レンズマイコン31
では、図14を参照して詳述したように、この絞りデー
タに基づいて、絞り12を所定の絞り値に駆動し設定す
る。そして、ミラー駆動部63によりメインミラー51
を撮影光路から退避させ、シャッタ制御を行う。
【0187】而して、露出終了後は、ステップS73に
移行し、フィルム駆動部65により撮影したフィルム5
9を巻き上げて、次のコマの位置に給送し、一連の撮影
動作を終了する。そして、ステップS74に進み、表示
部67のLCD,LED等の表示動作を制御した後、上
記ステップS62に戻る。
【0188】一方、コンティニュアスAFモード、連写
モード、又は動体モードの場合は、ステップS75に
て、レンズマイコン31にAFコマンドとモードデータ
を送信する。これにより、レンズマイコン31では、サ
ブルーチン“AF5”を実行し、上記ステップS69に
移行する。そして、ステップS70で合焦するまで、上
記動作を繰り返し実行する。
【0189】以上述べたように本実施の形態において
は、カメラボディ内の焦点検出エリアが狭い場合であっ
ても、交換レンズ内の高範囲な焦点検出エリアを有する
焦点検出部により検出しピントをあわせることができ
る。
【0190】以上実施の形態に基づいて本発明を説明し
たが、本発明は上述した実施の形態に限定されるもので
はなく、本発明の要旨の範囲内で種々の変形や応用が可
能である。ここで、本発明の要旨をまとめると以下のよ
うになる。
【0191】(1) 複数のモードで自動焦点調節可能
なカメラであり、上記複数のモードより所望のモードを
選択可能なモード選択手段と、上記モード選択手段に選
択されたモードに応じて、撮影画像上におけるエリアを
設定するエリア設定手段と、上記エリア設定手段によっ
て設定されたエリアにおいて、撮像レンズによる被写体
の焦点状態を検出する焦点情報検出手段と、上記焦点情
報検出手段の検出結果に応じて、撮影レンズを合焦位置
に駆動する駆動手段と、を具備することを特徴とするカ
メラ。
【0192】即ち、各自動焦点モードに応じた、処理時
間が得られる。
【0193】なお、高速が必要な自動焦点モードでは、
検出エリアを限定して処理時間の短縮を図っている。こ
の場合は、検出エリアを中央に絞ったがこれに限定され
るものではない。例えば、ランダムに選択した複数の部
分領域のみで焦点を検出しても良い。
【0194】(2) 上記エリア選択手段は、高速処理
が要求される場合は、それ以外の場合に比較して小さな
面積のエリアを設定することを特徴とする(1)に記載
のカメラ。
【0195】(3) 自動焦点調節可能な電子カメラで
あり、電子式ファインダと、上記電子式ファインダの画
像上においてエリアを設定するエリア設定手段と、上記
設定したエリアを上記電子式ファインダの画像上に表示
するエリア表示手段と、上記エリア設定手段によって設
定されたエリアにおいて、撮影レンズによる被写体の焦
点状態を検出する焦点情報検出手段と、上記焦点情報検
出手段の検出結果に応じて、撮影レンズを合焦位置に駆
動する駆動手段と、を具備することを特徴とする電子カ
メラ。
【0196】即ち、焦点検出エリアが自在かつ容易に設
定できる。
【0197】(4) ボディと交換レンズを有する自動
焦点調節可能なカメラであり、交換レンズに設けられ
た、焦点状態を検出する第1の焦点情報検出手段と、ボ
ディに設けられた、焦点状態を検出する第2の焦点状態
検出手段と、交換レンズに設けられた、上記第1の焦点
情報検出手段の検出結果と上記第2の焦点状態検出手段
の検出結果を利用して、交換レンズを合焦位置に駆動す
る駆動手段と、を具備することを特徴とするカメラ。
【0198】即ち、処理速度の異なる焦点情報検出手段
を用いて、各検出手段の特性の応じて使用することによ
り、高速・高精度の合焦が可能になる。
【0199】(5) ボディと交換レンズを有する自動
焦点調節可能なカメラであり、交換レンズに設けられ
た、焦点状態を検出する第1の焦点情報検出手段と、ボ
ディに設けられた、焦点状態を検出する上記第1の焦点
情報検出手段と処理速度の異なる第2の焦点状態検出手
段と、交換レンズに設けられた、上記第1の焦点情報検
出手段の検出結果と上記第2の焦点状態検出手段の検出
結果を利用して、処理速度の速い一方を粗動に用い、他
方を微動に用いて、交換レンズを合焦位置に駆動する駆
動手段と、を具備することを特徴とするカメラ。
【0200】即ち、処理速度の異なる焦点情報検出手段
を用いて、一方を粗動に用い、他方を微動に用いて、高
速・高精度の合焦が可能になる。
【0201】(6) ボディと交換レンズを有する自動
焦点調節可能な電子カメラであり、ボディに設けられ
た、撮像素子の受光面積情報を含む情報を交換レンズに
出力するボディ情報出力手段と、交換レンズに設けられ
た、焦点状態を検出する焦点情報検出手段と、上記ボデ
ィ情報に基づいて、上記焦点情報検出手段の画像上の焦
点検出対象エリアを決定する焦点検出対象エリア決定手
段と、交換レンズに設けられた、少なくとも上記焦点情
報検出手段の検出結果を利用して、交換レンズを合焦位
置に駆動する駆動手段と、を具備することを特徴とする
電子カメラ。
【0202】即ち、ボディの受光素子(CCD等)の有
効面積に対応した領域以外では焦点を検出しないので、
無駄な処理がない。
【0203】(7) 撮像レンズの内部あるいは後方に
配設された光線分割手段と、上記光線分割手段で分割さ
れた光線を用いて、撮像レンズによる被写体の焦点状態
を検出する焦点状態検出手段と、上記焦点状態検出手段
の検出結果に基づいて、上記撮像レンズを合焦位置まで
駆動する駆動手段と、を具備することを特徴とする交換
レンズ。
【0204】即ち、交換レンズ内で焦点を検出するの
で、広い検出範囲が実現可能である。 (8) 上記交換レンズは、ボディ側より所定の情報を
受信するボディ情報受信手段をさらに具備し、上記駆動
手段は、この情報と上記焦点状態検出手段の検出結果に
基づいて、上記撮像レンズを合焦位置まで駆動すること
を特徴とする(7)に記載の交換レンズ。
【0205】(9) ボディと交換レンズを有する、複
数のモードで自動焦点調節可能なカメラであり、上記複
数のモードより所望のモードを選択可能なモード選択手
段と、交換レンズに設けられた、焦点状態を検出する第
1の焦点情報検出手段と、ボディに設けられた、焦点状
態を検出する第2の焦点状態検出手段と、上記モード選
択手段の選択したモードに応じて、上記第1の焦点情報
検出手段の検出結果と上記第2の焦点状態検出手段の検
出結果の何れか一方あるいは両方を利用するか決定し、
この決定された焦点情報検出手段を用いて交換レンズを
合焦位置に駆動する駆動手段と、を具備することを特徴
とするカメラ。
【0206】
【発明の効果】以上詳述したように、本発明によれば、
より広い範囲にわたって測距可能とし、タイムラグを抑
えて操作性を損なうことがない自動焦点調節装置及びそ
れを用いたカメラを提供することができる。
【0207】即ち、本発明によれば、撮影画面内におい
て従来より広い範囲にわたって焦点検出を行うことがで
き、画面周辺に位置する被写体に対してもピント調節を
行なうことが可能となる。
【図面の簡単な説明】
【図1】(A)及び(B)はそれぞれ本発明の概念図で
ある。
【図2】本発明の一実施の形態にかかる焦点調節装置が
適用された交換レンズ及びCCDボディの光路図であ
る。
【図3】(A)及び(B)はそれぞれ第1焦点検出部内
のエリアセンサの光電変換素子上に被写体からの光束を
導く焦点検出光学系(位相差検出光学系)の構成を示す
側面図及び斜視図である。
【図4】図2のCCDボディ及び交換レンズ内の電気的
構成を示すブロック図である。
【図5】(A)はエリア選択スイッチを構成する十字型
キーを示す図、(B)はEVFの画像上の選択エリアを
示す図、(C)は画素ユニットの構成を示す回路図であ
り、(D)は撮影画面内のエリア1〜nの配置を示す図
である。
【図6】エリアセンサ32の内部構成を示すブロック図
である。
【図7】本発明の一実施の形態にかかる焦点調節装置が
適用された交換レンズ及び銀塩ボディの光路図である。
【図8】図7の銀塩ボディ及び交換レンズ内の電気的構
成を示すブロック図である。
【図9】(A)は第1焦点検出部、(B)及び(C)は
何れも第2焦点検出部、(D)は第3焦点検出部それぞ
れの撮影画面内の焦点検出領域を示す図である。
【図10】交換レンズのレンズマイコン31による制御
動作を説明するための“レンズメインルーチン”のフロ
ーチャートである。
【図11】図10中のサブルーチン“AF1”のフロー
チャートである。
【図12】図11中の積分動作を説明するためのタイム
チャートである。
【図13】図10中のサブルーチン“AF2”のフロー
チャートである。
【図14】図10中のサブルーチン“AF3”のフロー
チャートである。
【図15】図10中のサブルーチン“AF4”のフロー
チャートである。
【図16】(A)及び(B)はそれぞれ図15中の積分
制御エリア限定処理及び第1検出選択エリア限定処理を
説明するための限定されたエリアを示す図であり、
(C)は図10中のサブルーチン“AF6”のフローチ
ャートである。
【図17】図10中のサブルーチン“AF5”のフロー
チャートである。
【図18】CCDボディの動作を説明するためのCCD
ボディ内のボディマイコンで実行されるメインルーチン
のフローチャートである。
【図19】銀塩ボディの動作を説明するための銀塩ボデ
ィ内のボディマイコンで実行されるメインルーチンのフ
ローチャートである。
【符号の説明】
1,1a,1b カメラボディ 2 ボディ情報出力部 3 焦点情報検出部 3A エリアセンサ 3B 焦点検出光学系 4 交換レンズ 5 駆動部 6 焦点検出対象エリア決定部 11a 焦点調節用レンズ 15 第1焦点検出部 24 撮像素子(CCD) 31 レンズマイコン 31a,41a,61a CPU 31d,41d,61d EEPROM 32 エリアセンサ 33 絞り駆動部 34 レンズ駆動部 35〜37 エリア選択スイッチ 41,61 ボディマイコン 42 映像信号処理部 43 第2焦点検出部 44 記録部 45,66 測光部 46,67 表示部 47,68 1RSW 48,69 2RSW 53 第3焦点検出部 59 フィルム 62 AFセンサ 63 ミラー駆動部 64 シャッタ駆動部 65 フィルム駆動部

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ボディと交換レンズを有する自動焦点調
    節可能なカメラであり、 ボディに設けられた、上記自動焦点調節に利用可能なボ
    ディ情報を交換レンズに出力するボディ情報出力手段
    と、 交換レンズに設けられた、焦点状態を検出する焦点情報
    検出手段と、 交換レンズに設けられた、上記焦点情報検出手段の検出
    結果と上記ボディ情報出力手段から出力されたボディ情
    報とを利用して、交換レンズを合焦位置に駆動する駆動
    手段と、 を具備することを特徴とするカメラ。
  2. 【請求項2】 ボディと交換レンズを有するカメラに用
    いられる自動焦点調節装置であり、 ボディに設けられた、上記自動焦点調節に利用可能な情
    報を交換レンズに出力するボディ情報出力手段と、 交換レンズに設けられた、焦点状態を検出する焦点情報
    検出手段と、 交換レンズに設けられた、上記焦点情報検出手段の検出
    結果と上記ボディ情報出力手段の出力を利用して、交換
    レンズを合焦位置に駆動する駆動手段と、 を具備することを特徴とする焦点調節装置。
  3. 【請求項3】 ボディと交換レンズを有するカメラに用
    いられる自動焦点調節装置であり、 ボディに設けられた、上記自動焦点調節に利用可能な情
    報を交換レンズに出力するボディ情報出力手段と、 交換レンズに設けられた、焦点状態を検出する焦点情報
    検出手段と、 上記ボディ情報に基づいて、上記焦点情報検出手段の画
    像上の焦点検出対象エリアを決定する焦点検出対象エリ
    ア決定手段と、 交換レンズに設けられた、少なくとも上記焦点情報検出
    手段の検出結果を利用して、交換レンズを合焦位置に駆
    動する駆動手段と、 を具備することを特徴とする焦点調節装置。
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