JP2000130574A - 自動変速機の油圧制御装置及びベルト式無段変速装置 - Google Patents

自動変速機の油圧制御装置及びベルト式無段変速装置

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JP2000130574A
JP2000130574A JP10311265A JP31126598A JP2000130574A JP 2000130574 A JP2000130574 A JP 2000130574A JP 10311265 A JP10311265 A JP 10311265A JP 31126598 A JP31126598 A JP 31126598A JP 2000130574 A JP2000130574 A JP 2000130574A
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 信号圧の変化に対応して増幅率(ゲイン)を
切り換えて、出力圧の高精度の制御と、高出力圧の出力
とを両立させるようにした自動変速機の油圧制御装置の
提供。 【解決手段】 信号圧CPを発生させるソレノイドバル
ブSLT、信号圧CPが入力されると共に、信号圧に応
じたライン圧PLを調圧するレギュレータバルブ72、
出力圧PLに対応したフィードバック圧をレギュレータ
バルブ72にフィードバックする、オリフィス102及
び油室n、ライン圧PLをレギュレータバルブ72にゲ
イン調整圧PGとしてフィードバックするモジュレータ
バルブ76および油室Pを有し、モジュレータバルブ
は、ライン圧が所定の圧力まではゲイン調整圧PGをラ
イン圧に対応した値とし、ライン圧が所定の圧力を越え
るとゲイン調整圧PGを一定の設定圧VPに固定し、信
号圧CPの変化に対するライン圧PLの変化の比をゲイ
ンとすると、信号圧の変動範囲内でゲインを低ゲインと
高ゲインとに変更する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、自動変速機の油圧
制御装置に関し、詳しくは、信号圧に応じて異なる増幅
率で出力圧を制御するようにした自動変速機の油圧制御
装置及びベルト式無段変速装置に係る。
【0002】
【従来の技術】従来、自動変速機の油圧制御装置におい
ては、一般的に、リニアソレノイドバルブにより信号圧
を発生し、この信号圧をプライマリレギュレータバルブ
に入力することにより、ライン圧を適宜な出力圧に調圧
し、この調圧された出力圧によって種々の制御を行って
いる。このときの、リニアソレノイドバルブが発生する
信号圧の変化に対する、プライマリレギュレータバルブ
の出力圧の変化の比を増幅率(以下「ゲイン」という)
とすると、このゲインは、リニアソレノイドバルブが発
生する信号圧の範囲内で、ライン圧を必要なすべての出
力圧に調圧できるように設定されている。つまり、出力
圧の変動幅が、信号圧の変動幅内で実現できるように、
ゲインが設定されている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】ところで、例えば、ベ
ルトが掛け渡された2個のプーリのプーリ比を変更する
ことで無段階の変速を行ういわゆる無段変速機において
は、非常に高い出力圧が必要となる。すなわち、このよ
うな無段変速機にあっては、各プーリを構成する固定シ
ーブと可動シーブとによるベルトの挟持圧を増減するこ
とでプーリ比を変更しているが、このベルトの挟持圧は
広範囲で変更することが必要であり、したがって、この
ような広範囲の挟持圧を発生させるためのプライマリレ
ギュレータバルブの出力圧を、その変動幅が大きくなる
ようにしなければならない。出力圧の変動幅を大きくと
る方法として、リニアソレノイドバルブの信号圧の変動
幅を大きくすることが考えられる。しかし、信号圧の変
動幅を大きくするためには、リニアソレノイドバルブを
大きくすることが必要となり、スペース面、コスト面で
不利になる。
【0004】これらの不利を伴うことなく、出力圧の変
動幅を大きくとる方法として、上述したゲインを大きく
する方法が考えられる。しかし、ゲインを大きくすると
いうことは、信号圧の変動に対する出力圧の変動が大き
くなることを意味し、これによると、信号圧のばらつき
による出力圧のばらつきが大きくなり、出力圧の精度の
高い制御が難しくなるという問題がある。すなわち、信
号圧の変動幅が一定の場合、ゲインを大きく設定する
と、出力圧の変動幅が大きくなり高い出力圧が得られる
反面、出力圧の精度の高い制御が困難となる。反対に、
ゲインを小さく設定すると、出力圧の精度の高い制御が
可能である反面、出力圧の変動幅が小さくなり高い出力
圧が得られない。
【0005】実際、上述の無段変速機を搭載した自動車
においては、無段変速機は、発進時等、プーリ比が大き
くかつ高トルクの場合、大きな出力圧が必要とされる反
面、定速走行時等、プーリ比が小さくかつ低トルクの場
合、小さな出力圧の領域が使用され、しかも燃費低減の
目的で精度の高い出力圧の制御が要求される。つまり、
上述の無段変速機の例では、低出力側では低ゲインが、
また高出力側では高ゲインが適しているということにな
る。
【0006】そこで、本発明は、信号圧の変化に対応し
て増幅率(ゲイン)を切り換えて、出力圧の高精度の制
御と、高出力圧の出力とを両立させるようにした自動変
速機の油圧制御装置を提供することを目的とするもので
ある。
【0007】
【課題を解決するための手段】請求項1に係る発明は、
信号圧(CP)を発生させる信号圧発生手段(SLT)
と、前記信号圧(CP)が入力されると共に、前記信号
圧に応じた出力圧(PL)を調圧する調圧手段(72)
と、前記出力圧(PL)に対応したフィードバック圧を
前記調圧手段(72)にフィードバックする第1フィー
ドバック手段(油室n)と、前記出力圧(PL)を前記
調圧手段(72)にゲイン調整圧(PG)としてフィー
ドバックする第2フィードバック手段(76、油室P)
と、を備え、前記第2フィードバック手段は、前記出力
圧(PL)が所定の圧力までは前記ゲイン調整圧(P
G)を出力圧に対応した値とし、前記出力圧が所定の圧
力を超えると前記ゲイン調整圧(PG)を一定の設定圧
(VP)に固定するとともに、前記信号圧(CP)の変
化に対する前記出力圧(PL)の変化の比をゲインとし
たときに、前記信号圧の変動範囲内で前記ゲインを低ゲ
イン(G1)と高ゲイン(G2)とに変更する、ことを
特徴とする自動変速機の油圧制御装置にある。
【0008】請求項2に係る発明は、請求項1の発明に
おいて、前記第2のフィードバック手段(76、油室
P)は、入力圧が前記調圧手段(72)からの出力圧
(PL)であり、出力圧が前記ゲイン調整圧(GP)で
あり、前記出力圧が所定の圧力までは前記ゲイン調整圧
を前記出力圧に対応した値とし、前記出力圧が所定の圧
力を超えると前記ゲイン調整圧を一定の設定圧(VP)
に固定する、モジュレータバルブ(76)を有すること
を特徴とする。
【0009】請求項3に係る発明は、請求項1又は2の
発明において、前記調圧手段(72)は前記信号圧(C
P)を入力する複数の油室(l1、l2)を有し、前記
信号圧(CP)のそれら油室(l1、l2)に対する供
給を切り替える切り替えバルブ(95)を有することを
特徴とする。
【0010】請求項4に係る発明は、請求項3の発明に
おいて、前記切り替えバルブ(95)は、トルクコンバ
ータ(6)のロックアップのオン/オフ状態に対応して
前記信号圧(CP)の前記油室(l1、l2)に対する
供給を切り替える、ことを特徴とする。
【0011】請求項5に係るベルト式無段変速装置
(2)は、固定シーブ(23)と可動シーブ(25)と
を有する駆動側プーリ(26)と、固定シーブ(29)
と可動シーブ(30)とを有する従動側プーリ(31)
と、これら駆動側プーリ(26)と従動側プーリ(3
1)とに巻き掛けられたベルト(32)と、前記可動シ
ーブ(25、30)を移動させて前記ベルト(32)の
挟持圧を変更し前記駆動側プーリ(26)と前記従動側
プーリ(31)とのプーリ比を変更する油圧制御装置
と、を備え、該油圧制御装置が、請求項1、2、3、又
は4記載の自動変速機の油圧制御装置である、ことを特
徴とする。
【0012】[作用]上記した構成により、本発明は、
第1フィードバック手段(油室n)からのフィードバッ
ク圧と第2フィードバック手段(76、油室P)からの
ゲイン調整圧(PG)が、信号圧発生手段(SLT)か
らの信号圧とバランスし、出力圧(PL)が所定の圧力
まではゲイン調整圧(PG)を出力圧に対応した値とし
て出力圧(PL)のゲインを低くし、出力圧(PL)が
所定の圧力を超えるとゲイン調整圧(PG)を一定の設
定圧(VP)に固定して出力圧のゲインを高くするよう
に作用する。
【0013】なお、上記カッコ内の符号は、図面と対照
するためのものであるが、特許請求の範囲に何等影響を
与えるものではない。
【0014】
【発明の効果】請求項1に係る発明によると、第2フィ
ードバック手段(79、76)により、出力圧(PL)
のゲインを低ゲインと高ゲインとに切り替えることがで
き、低ゲインの領域では高精度の出力圧の制御が、そし
て高ゲインの領域では高出力圧の出力が可能となる。
【0015】請求項2に係る発明によると、モジュレー
タバルブにより簡単な構成で上述したゲイン切り替えが
可能となる。
【0016】請求項3に係る発明によると、切り替えバ
ルブにより、出力圧のゲイン切り替えをよりキメ細かく
行なうことが可能となる。
【0017】請求項4に係る発明によると、トルクコン
バータのロックアップのオン/オフ状態に対応して出力
圧のゲインを切り替えることが出来、トルクコンバータ
によるトルク増幅状態に応じたゲイン切り替えが可能と
なる。
【0018】請求項5に係る発明によると、ベルト式無
段変速装置(2)において、例えば、プーリ比の大きい
発進時等には高ゲインとして高出力を得ることができ、
一方、プーリ比の小さい定速走行時等には低ゲインとし
て精度の高い出力圧の制御を行うことができる。
【0019】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施例を図面に基
づき説明する。
【0020】以下、図面に沿って、本発明に係る実施の
形態について説明する。
【0021】同図に示す無段変速機1は、CVT(ベル
ト式無段変速装置)2、前後進切換え装置3、ロックア
ップクラッチ5を内蔵したトルクコンバータ6、カウン
タシャフト7、及びディファレンシャル装置9を備えて
おり、これらの装置や部材が分割ケース(不図示)に収
納されている。
【0022】トルクコンバータ6は、エンジン出力軸1
0にフロントカバー17を介して連結されているポンプ
インペラ11、入力軸12に連結されているタービンラ
ンナ13、及びワンウェイクラッチ15を介して支持さ
れているステータ16を有する。そして、ロックアップ
クラッチ5は、入力軸12とフロントカバー17との間
に介装されている。なお、図中20は、ロックアップク
ラッチプレートと入力軸12との間に介装されたダンパ
スプリングであり、また、21は、ポンプインペラ11
に連結されて駆動されるオイルポンプである。
【0023】CVT2は、プライマリシャフト22に固
定された固定シーブ23、及びこのプライマリシャフト
22に軸方向の摺動のみ自在に支持されている可動シー
ブ25からなるプライマリプーリ(駆動側プーリ)26
と、セカンダリシャフト27に固定されている固定シー
ブ29、及びこのセカンダリシャフト27に軸方向の摺
動のみ自在に支持されている可動シーブ30からなるセ
カンダリプーリ(従動側プーリ)31と、これらプライ
マリプーリ26とセカングリプーリ31とに巻き掛けら
れた金属製のベルト32とを備えている。
【0024】さらに、プライマリ側可動シーブ25の背
面にはダブルピストンからなる油圧アクチュエータ33
が配置されており、またセカンダリ側可動シーブ30の
背面にはシングルピストンからなる油圧アクチュエータ
35が配置されている。上記プライマリ側油圧アクチュ
エータ33は、プライマリシャフト22に固定されたシ
リンダ部材36及び反力支持部材37と、可動シーブ2
5に固定された筒状部材39及びピストン部材40を有
しており、筒状部材39、反力支持部材37及び可動シ
ーブ25の背面にて第1の油圧室41を構成するととも
に、シリンダ部材36及びピストン部材40にて第2の
油圧室42を構成する。そして、これら第1の油圧室4
1と第2の油圧室42とは、連通孔37aにて互いに連
通されているため、全体として、同一油圧によりセカン
ダリ側油圧アクチュエータ35に発生する軸力に比して
ほば2倍の軸力を発生する。一方、セカンダリ側油圧ア
クチュエータ35は、セカンダリシャフト27に固定さ
れている反力支持部材43及び可動シーブ30の背面に
固定されている筒状部材45を有しており、これら反力
支持郡材43と筒状部材45とにより1個の油圧室46
を構成するとともに、可動シーブ30と反力支持部材4
3との問にプリロード用のスプリング47が縮設されて
いる。
【0025】前後進切換え装置3は、ダブルピニオンプ
ラネタリギヤ50、リバースブレーキBl、及びダイレ
クトクラッチClを有している。上述のダブルピニオン
プラネタリギヤ50は、そのサンギヤSが入力軸12に
連結されており、第1のピニオンPl及び第2のピニオ
ンP2を支持するキャリヤCRがプライマリ側固定シー
ブ23に連結されており、そしてリングギヤRが上述の
リバースブレーキBlに連結されており、またキャリヤ
CRとリングギヤRとの問に上述のダイレクトクラッチ
Clが介装されている。
【0026】カウンタシャフト7には、大ギヤ51及び
小ギヤ52が固定されており、大ギヤ51はセカンダリ
シャフト27に固定されたギヤ53に噛合し、かつ小ギ
ヤ52はディファレンシャル装置9のギヤ55に噛合し
ている。ディファレンシャル装置9においては、このギ
ヤ55を有するデフケース66に支持されたデフギヤ5
6の回転が左右サイドギヤ57、59を介して左右車軸
60、61に伝達される。
【0027】また、プライマリ側固定シーブ23の外周
部には多数個の凹凸部23aが歯切りにより等間隔に形
成されており、またこれら凹凸部23aに臨むようにケ
ース(不図示)に固定されて電磁ピックアップ62が配
置されている。同様に、セカンダリ側固定シーブ29の
外周郡にも多数個の凹凸部29aが歯切りにより等間隔
に形成されており、またこれら凹凸部29aに臨むよう
にケースに固定されて電磁ピックアップ63が配置され
ている。これら電磁ピックアップ62、63は、それぞ
れその検知面が上述の凹凸部23a、29aに近接して
配置され、凹凸部23a、29aを検出するそれぞれプ
ライマリ(入力)回転数センサ、セカンダリ(出力)回
転数センサ(車速センサ)を構成している。また、フロ
ントカバー17に近接して電磁ピックアップ65が配置
されており、電磁ピックアップ65はエンジン回転数セ
ンサを構成している。そして、入力トルクは、マップに
よりスロットル開度とエンジン回転数に基づきエンジン
トルクを求め、さらにトルクコンバータ6の入出力回転
数から速度比を計算し、この速度比によりマップにてト
ルク比を求め、エンジントルクにこのトルク比を乗じて
求められる。
【0028】つづいて、図2を参照して、本発明の無段
変速機1の油圧回路についてその概略を説明する。図2
において、21は上述のオイルポンプ、72はプライマ
リレギュレータバルブ、73はセカンダリレギュレータ
バルブ、76はゲイン切り替え用を兼ねたソレノイド用
モジュレータバルブ、SLTはライン圧制御用リニアソ
レノイドバルブ、SLUはロックアップ制御用リニアソ
レノイドバルブである。77はマニュアルバルブであっ
て、マニュアル操作により、クラッチモジュレータバル
ブ79によって調圧されるモジュレート圧(ポート1の
油圧)が図中左右の複数のポートに切り換えられる。8
0はClコントロールバルブ、81はニュートラルリレ
ーバルブ、82はリバースインヒビットバルブ、Slは
前後進制御用ソレノイドバルブである。また、Clは前
述のダイレクトクラッチCl用の油圧サーボ、Blは前
述のリバースブレーキBl用油圧サーボ、90、91は
それぞれBl用アキュムレータ、Cl用アキュムレータ
である。
【0029】92はレシオコントロールバルブ、33及
び35は前述のプライマリ側油圧アクチュエータ及びセ
カングリ側油圧アクチュエータである。95はロックア
ップリレーバルブ、96はロックアップコントロールバ
ルブ、S3はロックアップ切換え用ソレノイドバルブで
ある。なお、図中、EXはドレーンポート、100はク
ーラーである。
【0030】つづいて、上述構成の無段変速機1及び油
圧回路の動作について説明する。エンジン回転に基づく
オイルポンプ21の起動により、所定油圧が発生し、こ
の油圧は、プーリ比及び入力トルクに基づき演算される
制御部からの信号により制御されるリニアソレノイドバ
ルブSLTに基づきプライマリレギュレータバルブ72
により、ライン圧PLに調圧され、さらに後述するセカ
ングリレギュレータバルブ73により、セカンダリ圧P
sが調圧される。
【0031】マニュアルバルブ77のD(ドライブ)レ
ンジ及びL(エル)レンジにあっては、ポート1からの
油圧が図2右方のポートDを介してダイレクトクラッチ
用油圧サーボClに供給され、ダイレクトクラッチCl
が接続する。この状態では、エンジン出力軸10の回転
は、トルクコンバータ6、入力軸12及びダイレクトク
ラッチClにより直結状態となっているプラネタリギヤ
50を介してプライマリプーリ26に伝達され、さらに
適宜変速されるCVT2を介してセカンダリシャフト2
7に伝達され、そしてカウンタシャフト7、ディファレ
ンシャル装置9を介して左右車軸60、61に伝達され
る。
【0032】また、マニュアルバルブ77をR(リバー
ス)レンジに操作すると、ポート1からの油圧は図2左
方のポートRを介してブレーキ用油圧サーボBlに供給
される。この状態では、プラネタリギヤ50のリングギ
ヤRが係止され、入力軸12からのサンギヤSの回転
は、キャリヤCRに逆回転として取り出され、この逆回
転がプライマリプーリ26に伝達される。
【0033】前述のCVT2は、セカングリプーリ31
の油圧アクチュエータ35にプライマリレギュレータバ
ルブ72からのライン圧PLが供給されており、入力ト
ルク及び変速比に応じたベルト挟持力を作用する。一
方、制御部からの変速信号に基づきレシオコントロール
用デューティソレノイドバルブSLRが制御され、この
レシオコントロール用デューティソレノイドバルブSL
Rからの(信号圧)によりレシオコントロールバルブ9
2が制御されて、その出力ポートからの油圧がプライマ
リプーリ26のダブルピストンからなる油圧アクチュエ
ータ33に供給され、これによりCVT2の変速比が適
宜制御される。
【0034】そして、エンジン出力軸10のトルクは、
トルクコンバータ6を介して入力軸12に伝達され、特
に発進時にあっては、このトルクコンバータ6によりト
ルク比が高くなるように変速されて入力軸12に伝達さ
れ、滑らかに発進する。また、トルクコンバータ6は、
ロックアップクラッチ5を有しており、高速安定走行時
にあっては、このロックアップクラッチ5が係合して、
エンジン出力軸10と入力軸12とが直結状態となっ
て、トルクコンバータ6の油流による動力損失を減少さ
せている。
【0035】次に、上述の図2の一部拡大図である図3
を参照して、ライン圧PLの調圧について述べる。
【0036】プライマリレギュレータバルブ72の一端
室lにスプリング72bが縮設されているとともにリニ
アソレノイドバルブSLTの出力ポートmからの制御圧
CPがオリフイス101を介して作用し、また該バルブ
72の他端室nにはオリフイス102を介してライン圧
PLが作用し、更に、油室pにはゲイン切り替え用を兼
ねたモジュレータバルブ76からのゲイン調整圧PGが
作用する。したがって、スプール72aは一端室1に作
用する制御圧CPと他端室nに作用するフイードバック
圧及び油室pに作用するゲイン調整圧PGとによりバラ
ンスして、オイルポンプ21からプライマリレギュレー
タバルブ72のポート0に供給される圧は、該ポート0
がドレーンポートEX及びセカンダリポートqに所定割
合にて連通することにより調圧され、これにより入力ト
ルク及びCVT2の変速比に基づき算出されるライン圧
PLが油路hに導かれる。
【0037】したがって、ライン圧制御用リニアソレノ
イドバルブSLTは、制御部からの入力トルク及びCV
T2の変速比に基づく制御信号によりソレノイド用モジ
ュレータバルブ79からのモジュレータ圧PMを出力ポ
ートmに所定制御圧として出力し、該制御圧CPが制御
油室lに作用することに基づき、プライマリレギュレー
タバルブ72は、CVT2のU/D(アンダードライ
ブ)及び0/D(オーバドライブ)の間で入力トルクに
比例するライン圧PLを出力する。
【0038】ところで、プライマリレギュレータバルブ
72の油室pに作用するゲイン調整圧PGは、プライマ
リレギュレータバルブ72の出力圧V1、即ち、ライン
圧PLがモジュレータバルブ79、76を介して入力さ
れるが、ライン圧PLが低い状態で、モジュレータバル
ブ79で調圧後のモジュレータ圧PMがモジュレータバ
ルブ76の設定圧VPに達しない場合には、モジュレー
タバルブ79のスプール79aはスプリング79bの作
用により、図3上方に押し上げられ、ポートsから入力
されるモジュレータ圧PMはそのままポートrに出力さ
れ、ゲイン調整圧PGとして、プライマリレギュレータ
バルブ72の油室pに供給される。
【0039】すると、制御油室lに作用するライン圧制
御用リニアソレノイドバルブSLTからの制御圧CP
は、他端室nに作用するライン圧PLのフイードバック
圧及び油室pに作用するゲイン調整圧PGの両方の圧力
とバランスするする必要があることから、制御油室lに
入力される制御圧CPによるスプール72の図中上下方
向の移動量はゲイン調整圧PGに相当する分だけ抑制さ
れたものとなり、プライマリレギュレータバルブ72の
出力圧V1(ライン圧PL)の変動も小さくなり、制御
圧CPの変化に対するプライマリレギュレータバルブ7
2の出力圧(ライン圧PL)の変化の比であるゲインG
(図4の線図の傾き)は、小さくなり、低ゲインの出力
となる。
【0040】この状態は、プライマリレギュレータバル
ブ72の出力圧V1が、リニアソレノイドバルブSLT
による制御圧CPの上昇制御により上昇し、対応するモ
ジュレータバルブ79からのモジュレータ圧PMが上昇
し、モジュレータバルブ76の設定圧力VPに達するま
で継続する。それまでの間は、モジュレータバルブ76
のポートsに作用するモジュレータ圧PMは、徐々にス
プール79bを図中下方に移動させる形で作用し、それ
に対応する形でポートrから出力されるゲイン調整圧P
Gも上昇し(図3グラフ参照)、プライマリレギュレー
タバルブ72の油室pにライン圧PLのフィードバック
圧の形で作用し、出力圧V1は図4の実線G1に示すよ
うな関係を示す。
【0041】こうして、プライマリレギュレータバルブ
72の出力圧V1が、リニアソレノイドバルブSLTに
よる制御油圧CPの上昇制御により上昇し、対応するモ
ジュレータバルブ79からのモジュレータ圧PMが上昇
し、モジュレータバルブ76の設定圧力VPに達する
と、モジュレータバルブ76のスプール79bは、図中
右半位置になり、以後、ポートrから出力されるゲイン
調整圧PGは、ライン圧PLの値にかかわらず、設定圧
力VPに固定され、プライマリレギュレータバルブ72
の油室pにライン圧PLのフィードバック圧の形で作用
するゲイン調整圧PGは設定圧力VPに固定される。
【0042】すると、制御油室lに作用するライン圧制
御用リニアソレノイドバルブSLTからの制御圧CP
は、他端室nに作用するライン圧PLのフイードバック
圧及び油室pに作用する設定圧力VPに固定されたゲイ
ン調整圧PGとバランスすることから、それまで、ライ
ン圧PLの大きさに対応して油室pに入力されたゲイン
調整圧PGは一定のバイアス圧力としてのみ作用し、以
後、制御室lに入力される制御圧CPが更に増大して
も、対応して増大することはなくなる。従って、スプー
ル72の図中上下方向の移動量はゲイン調整圧PGによ
るフィードバックから解放され、プライマリレギュレー
タバルブ72の出力圧V1(ライン圧PL)の変動も、
それまでのゲイン調整圧PGの影響から解放され、制御
圧CPの変化に対するプライマリレギュレータバルブ7
2の出力圧(ライン圧PL)の変化の比であるゲインG
(図4の線図の傾き)は、モジュレータバルブ76の設
定圧VPよりも高い範囲で、大きくなり、高ゲインの出
力となる。
【0043】この際の、ゲイン調整圧PGがモジュレー
タバルブ76の設定圧力VPに達し、プライマリレギュ
レータバルブ72の出力状態がそれまでの低ゲイン状態
G1から高ゲイン状態G2に変化する点を図4に示すよ
うに、ゲイン切り替え点TPとする。このゲイン切り替
え点TPは、モジュレータバルブ76の設定圧VPを調
整することにより調整が可能である。なお、低ゲイン、
高ゲインにおける「低」、「高」とは、ゲインGの絶対
値の高低をいうのではなく、他方に対する相対的な「高
低」をいうものである。なお、図4のグラフにおいて
は、グラフの傾きがゲインGを示し、傾きが小さいとき
が低ゲインGl、傾きが大きいときが高ゲインG2とな
る。
【0044】上述のように、本発明における本実施の形
態においては、リニアソレノイドバルブSLTが出力す
る制御圧CPの変動幅内で、必要なライン圧PLの変動
幅を実現しようとするものである。
【0045】ところが、前述したように、例えば、無段
変速機1(図1参照)においては、制御圧CPに基づ
く、ライン圧PLの高精度の制御と高いライン圧PLと
を実現することが要求されるが、前者の高精度の制御に
は低ゲインGlが必要となり、後者の高いライン圧PL
には高ゲインG2が必要となるため、従来のように、ゲ
インGを一種に固定した場合には、高精度の制御と高い
ライン圧PLとの双方を両立させることが困難であっ
た。
【0046】すなわち、制御圧CPの変動幅を一定とす
ると、ライン圧PLの高精度の制御を実現すべく、低ゲ
インGlに設定した場合、制御圧CPを最大にしても、
必要なライン圧PLの最大値を得ることができない。一
方、これとは逆に、高いライン圧PLを実現すべく、高
ゲインに設定した場合、ライン圧PLの高精度の制御が
困難となる。
【0047】そこで、本発明においては、制御圧CPの
変動幅内の切換点TPを境として、ライン圧PLの高精
度の制御が必要な、制御圧CPの低い領域では、低ゲイ
ンGlとする一方、高いライン圧PLが必要な、制御圧
CPの高い領域では、高ゲインG2とすることにより、
ライン圧PLの高精度の制御と、高いライン圧PLとを
両立させるようにしている。
【0048】また、図5に示すように、リニアソレノイ
ドバルブSLTが出力する制御圧CPをプライマリレギ
ュレータバルブ72の油室l1の他に、ロックアップリ
レーバルブ95を介して油室l2に接続させ、トルク増
幅が行われないトルクコンバータ6のロックアップオン
時には、ロックアップリレーバルブ95のスプール95
aを左半位置にして、ポートtとuの間を遮断し、制御
圧CPを油室l1のみに作用させる、図3と同様な制御
を行い、トルク増幅が行われて高いライン圧PLが必要
とされるトルクコンバータ6のロックアップオフ時に
は、ロックアップリレーバルブ95のスプール95aを
右半位置にして、ポートtとuの間を連通させて、制御
圧CPを油室l1とl2に共に作用させ、制御圧CPの
スプール72aへの受圧面積を増大させ、プライマリレ
ギュレータバルブ72の出力圧を早期に増加させゲイン
切り替え点TPをロックアップオン状態よりも図6左
方、即ち低制御圧CP側に移行させてより高いライン圧
PLを得られるようにすることも出来る。この場合、ゲ
インは、低ゲイン側で2段階、高ゲイン側で2段階の合
計4段階に切り替えることができ、必要な出力圧に応じ
たよりキメの細かい制御が可能となる。
【0049】なお、図7に、図1に示す無段変速機1に
おけるプーリ比とライン圧PLとの関係を参考までに示
す。これらの関係は、同図に示すように、下方に凸の曲
線状となるため、発進時等においてプーリ比を大きくし
ようとする(U/D側に移動させる)と、大きなライン
圧PLが必要となる。
【0050】上述の実施の形態で説明した本発明による
と、プーリ比のU/D側での大きなライン圧PLの発生
と、プーリ比の0/D側での、精度の高いライン圧PL
の制御とが可能となるものである。
【図面の簡単な説明】
【図1】ベルト式無段変速機の一例を示す概略図。
【図2】本発明が適用される油圧回路を示す図。
【図3】図2の要部を示す油圧回路図。
【図4】図2の油圧回路の制御圧とバルブ出力圧との関
係を示す図。
【図5】本発明の別の実施の形態を示す図。
【図6】図5の油圧回路の制御圧とバルブ出力圧との関
係を示す図。
【図7】無段変速機におけるプーリ比とライン圧との関
係を示す図。
【符号の説明】
2 ベルト式無段変速装置(CVT) 6 トルクコンバータ 23、29 固定シーブ 25、30 可動シーブ 26 駆動側プーリ(プライマリプーリ) 31 従動側プーリ(セカンダリプーリ) 32 ベルト 72 調圧手段(プライマリレギュレータバル
ブ) 76、79 第2フィードバック手段(モジュレータ
バルブ) 95 切り換えバルブ(ロックアップリレーバ
ルブ) 102 第1フィードバック手段(オリフィス) l、l1、l2 油室 n 第2フィードバック手段(油室) CP 信号圧(制御圧) G1 低ゲイン G2 高ゲイン PG ゲイン調整圧 PL 出力圧(ライン圧) SLT 信号圧発生手段(リニアソレノイドバル
ブ) VP 設定圧
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.7 識別記号 FI テーマコート゛(参考) F16H 63:06 (72)発明者 田中 裕士 愛知県安城市藤井町高根10番地 アイシ ン・エィ・ダブリュ株式会社内 Fターム(参考) 3J050 AA02 AB04 BA03 BB13 CC02 3J052 AA04 CA21 CA31 FA01 FB01 FB05 FB23 FB35 GC73 HA02 HA11

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 信号圧を発生させる信号圧発生手段と、 前記信号圧が入力されると共に、前記信号圧に応じた出
    力圧を調圧する調圧手段と、 前記出力圧に対応したフィードバック圧を前記調圧手段
    にフィードバックする第1フィードバック手段と、 前記出力圧を前記調圧手段にゲイン調整圧としてフィー
    ドバックする第2フィードバック手段と、を備え、 前記第2フィードバック手段は、前記出力圧が所定の圧
    力までは前記ゲイン調整圧を出力圧に対応した値とする
    一方、前記出力圧が所定の圧力を超えると前記ゲイン調
    整圧を一定の設定圧に固定するとともに、前記信号圧の
    変化に対する前記出力圧の変化の比をゲインとしたとき
    に、前記信号圧の変動範囲内で前記ゲインを低ゲインと
    高ゲインとに変更する、 ことを特徴とする自動変速機の油圧制御装置。
  2. 【請求項2】 前記第2のフィードバック手段は、入力
    圧が前記調圧手段からの出力圧であり、出力圧が前記ゲ
    イン調整圧であり、前記出力圧が所定の圧力までは前記
    ゲイン調整圧を前記出力圧に対応した値とし、前記出力
    圧が所定の圧力を超えると前記ゲイン調整圧を一定の設
    定圧に固定する、モジュレータバルブを有する、 ことを特徴とする請求項1記載の自動変速機の油圧制御
    装置。
  3. 【請求項3】 前記調圧手段は前記信号圧を入力する複
    数の油室を有し、 前記信号圧のそれら油室に対する供給を切り替える切り
    替えバルブを有する、 ことを特徴とする請求項1又は2記載の自動変速機の油
    圧制御装置。
  4. 【請求項4】 前記切り替えバルブは、トルクコンバー
    タのロックアップのオン/オフ状態に対応して前記信号
    圧の前記油室に対する供給を切り替える、 ことを特徴とする請求項3記載の自動変速機の油圧制御
    装置。
  5. 【請求項5】 固定シーブと可動シーブとを有する駆動
    側プーリと、 固定シーブと可動シーブとを有する従動側プーリと、 これら駆動側プーリと従動側プーリとに巻き掛けられた
    ベルトと、 前記可動シーブを移動させて前記ベルトの挟持圧を変更
    し前記駆動側プーリと前記従動側プーリとのプーリ比を
    変更する油圧制御装置と、を備え、 該油圧制御装置が、請求項1、2、3、又は4記載の自
    動変速機の油圧制御装置である、 ことを特徴とするベルト式無段変速装置。
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